JP2017022036A - 金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 - Google Patents
金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017022036A JP2017022036A JP2015140035A JP2015140035A JP2017022036A JP 2017022036 A JP2017022036 A JP 2017022036A JP 2015140035 A JP2015140035 A JP 2015140035A JP 2015140035 A JP2015140035 A JP 2015140035A JP 2017022036 A JP2017022036 A JP 2017022036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- air battery
- air
- aluminum
- negative electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M12/00—Hybrid cells; Manufacture thereof
- H01M12/04—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type
- H01M12/06—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/38—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/38—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
- H01M4/46—Alloys based on magnesium or aluminium
- H01M4/463—Aluminium based
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M2300/00—Electrolytes
- H01M2300/0002—Aqueous electrolytes
- H01M2300/0014—Alkaline electrolytes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/38—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of elements or alloys
- H01M4/46—Alloys based on magnesium or aluminium
- H01M4/466—Magnesium based
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Composite Materials (AREA)
Abstract
【解決手段】M2HPO4、M3PO4、M4P2O7、MH2PO2、M2H2P2O7、LHPO4、MLPO4、L2P2O7、及び、LH2P2O7からなる群より選ばれる少なくとも一種の自己放電抑制剤(ここで、MはLi、K、Na、Rb、Cs、及び、Frからなる群より選ばれるいずれか一種の金属、LはMg、Ca、Sr、Ba、及び、Raからなる群より選ばれるいずれか一種の金属である。)を含有する水溶液からなる金属空気電池用電解液。
【選択図】図2
Description
このような空気電池に関する技術として、例えば特許文献1には、正極(空気極)、電解液、アルミニウム金属を用いた負極を備えるアルミニウム空気電池が開示されている。
本発明は上記実情を鑑みて成し遂げられたものであり、本発明の目的は、金属空気電池の自己放電を抑制することができる金属空気電池用電解液、及び、当該電解液を用いた金属空気電池を提供することである。
本発明の金属空気電池用電解液において、前記自己放電抑制剤の含有量は、0.001mol/L以上、0.1mol/L以下であることが好ましい。
本発明の金属空気電池用電解液において、前記水溶液は、塩基性であることが好ましい。
本発明の金属空気電池用電解液において、前記水溶液は、電解質塩としてNaOHを含有することが好ましい。
アルミニウム又はマグネシウムから選ばれる少なくとも一種の金属を含む負極と、
前記空気極と前記負極に接触する電解液と、を備え、
前記電解液は、前記金属空気電池用電解液であることを特徴とする。
本発明の金属空気電池用電解液は、M2HPO4、M3PO4、M4P2O7、MH2PO2、M2H2P2O7、LHPO4、MLPO4、L2P2O7、及び、LH2P2O7からなる群より選ばれる少なくとも一種の自己放電抑制剤(ここで、MはLi、K、Na、Rb、Cs、及び、Frからなる群より選ばれるいずれか一種の金属、LはMg、Ca、Sr、Ba、及び、Raからなる群より選ばれるいずれか一種の金属である。)を含有する水溶液からなり、アルミニウム又はマグネシウムから選ばれる少なくとも一種の金属を含む負極を有する金属空気電池に用いられる。
金属空気電池の自己放電反応は、負極に含まれる金属(以下、負極金属と称する場合がある)の主元素(Al、Mg)と、当該金属中に含まれる鉄等の不純物元素との電位差により、局部電池を形成することにより生じる。例えば、上記金属の主元素がアルミニウムの場合、不純物元素の鉄が正極(カソード)となり、当該正極では、鉄表面での水の還元分解反応が進行し、負極では、アルミニウムの酸化反応(すなわち、イオン化による溶出反応)が進行する。
一方、負極に用いる金属として、純度の高い金属を用いると自己放電は生じにくくなるが、コストが増大し、実用化が困難になるという問題がある。
本発明者は、上記自己放電抑制剤を電解液中に添加することによって、金属空気電池の自己放電を抑制することができることを見出した。
本発明の電解液によれば、金属空気電池の放電の際に、自己放電抑制剤に含まれるアニオンが、負極金属に含まれる不純物金属である鉄等の金属の表面に優先的に吸着することで、不純物金属の電解液への直接の接触が抑制される。結果として、局部電池の形成が抑制され、金属空気電池の自己放電が抑制されると考えられる。
自己放電抑制剤に含まれるカチオンとしては、Li、K、Na、Rb、Cs、Fr、Mg、Ca、Sr、Ba、及び、Raからなる群より選ばれる少なくとも一種の金属のカチオンであることが好ましく、K+、Na+であることが特に好ましく、Na+であることがさらに好ましい。上記カチオンは、アルミニウム及びマグネシウムよりも電気化学的に卑な金属のカチオンである。そのため、上記カチオンは、電解液中で負極金属であるアルミニウム及びマグネシウムとは反応し難い。したがって、上記カチオンであれば、自己放電抑制のための、負極金属中に含まれる鉄等の不純物への上記アニオンの特異吸着を阻害し難いと考えられる。
また、自己放電抑制剤に含まれるカチオンとしては、上記金属のカチオンに加えて、1つ以上のH+を含んでいてもよい。
自己放電抑制剤の具体例としては、Na2HPO4、Na3PO4、Na4P2O7、NaH2PO2、Na2H2P2O7、MgHPO4、NaMgPO4、Mg2P2O7、MgHPO2、NaMgPO2、MgH2P2O7、NaMgHP2O7、Na2MgP2O7、KH2PO2、LiH2PO2、K3PO4、Li3PO4、K2HPO4、Li2HPO4、K4P2O7、Li4P2O7、K2H2P2O7、Li2H2P2O7、CaHPO4、及び、Ca2P2O7等が挙げられ、Na2H2P2O7が好ましい。
電解液に含まれる自己放電抑制剤の含有量は、特に限定されないが、0.001mol/L以上、0.1mol/L以下であることが好ましい。
電解質塩としては、Li、K、Na、Rb、Cs、Fr、Mg、Ca、Sr、Ba、及び、Raからなる群より選ばれる少なくとも一種の金属を含むものであることが好ましい。電解質塩の具体例としては、LiCl、NaCl、KCl、MgCl2、CaCl2、LiOH、KOH、NaOH、RbOH、CsOH、Mg(OH)2、Ca(OH)2、及び、Sr(OH)2等が挙げられ、NaOH、KOHが好ましく、特にNaOHが好ましい。
電解質塩の濃度は、特に限定されないが、下限としては、好ましくは0.01mol/L以上、特に0.1mol/L以上、さらに1mol/L以上であり、上限としては、好ましくは20mol/L以下、特に10mol/L以下、さらに8mol/L以下である。
電解質塩の濃度が0.01mol/L未満の場合は、負極金属の溶解性が低下するおそれがある。一方、電解質塩の濃度が、20mol/Lを超える場合は、金属空気電池の自己放電が加速され、電池特性が低下するおそれがある。
電解液のpHは7以上であることが好ましく、10以上であることがより好ましく、14以上であることが特に好ましい。
本発明の金属空気電池は、酸素が供給される空気極と、
アルミニウム又はマグネシウムから選ばれる少なくとも一種の金属を含む負極と、
前記空気極と前記負極に接触する電解液と、を備え、
前記電解液は、前記金属空気電池用電解液であることを特徴とする。
図1に示すように、金属空気電池10は、負極11と、負極11と離隔されて設けられている空気極12と、負極11と空気極12との間に介在する電解液13を保持するセパレータ14と、負極11に接続された負極集電体15と、空気極12に接続された空気極集電体16と、これらを収容する外装体17とを備え、外装体17の一部が撥水膜18で構成されている。金属空気電池10は、撥水膜18等を用いて、電解液13が外装体17から漏洩しないように構成されている。
セパレータの厚さは、特に限定されるものではなく、例えば、0.1〜100μmの範囲が好ましい。
セパレータの多孔度としては、30〜90%であることが好ましく、45〜70%であることがより好ましい。多孔度が低すぎるとイオン拡散を阻害する傾向があり、高すぎると強度が低下する傾向がある。
導電性材料としては、導電性を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えば炭素材料、ペロブスカイト型導電性材料、多孔質導電性ポリマー及び金属体等を挙げることができる。
炭素材料は、多孔質構造を有するものであってもよく、多孔質構造を有しないものであってもよいが、多孔質構造を有するものであることが好ましい。比表面積が大きく、多くの反応場を提供することができるからである。多孔質構造を有する炭素材料としては、具体的にはメソポーラスカーボン等を挙げることができる。一方、多孔質構造を有しない炭素材料としては、具体的にはグラファイト、アセチレンブラック、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、及び、カーボンファイバー等を挙げることができる。
金属体は、電解液に対して安定な公知の金属によって構成することができる。金属体は、具体的には、例えばNi、Cr、及び、Alからなる群より選ばれる少なくとも一種の金属を含有する金属層(被覆膜)が表面に形成されているものであっても、その全体がNi、Cr、及び、Alからなる群より選ばれる少なくとも一種の金属からなる金属材料によって、構成されているものであってもよい。金属体の形態は、例えば、金属メッシュ、穴開け加工された金属箔、又は、発泡金属体等の公知の形態にすることができる。
空気極における導電性材料の含有量としては、例えば、空気極全体の質量を100質量%としたとき、10〜99質量%、中でも50〜95質量%であることが好ましい。
触媒は、金属空気電池に使用可能な、酸素還元能を有する公知の触媒を適宜用いることができる。触媒としては、例えば、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、及び、白金からなる群より選ばれる少なくとも一種の金属;Co、Mn、又は、Fe等の遷移金属を含むペロブスカイト型酸化物;ポルフィリン骨格又はフタロシアニン骨格を有する金属配位有機化合物;二酸化マンガン(MnO2)及び酸化セリウム(CeO2)等の無機セラミックス;これらの材料を混合した複合材料等を挙げることができる。
空気極における触媒の含有量は、例えば、空気極全体の質量を100質量%としたとき、0〜90質量%、中でも1〜90質量%であることが好ましい。
結着剤としては、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)等が挙げられる。
空気極における結着剤の含有量は、特に限定されるものではないが、例えば、空気極全体の質量を100質量%としたとき、1〜40質量%であることが好ましく、10〜30質量%であることが特に好ましい。
空気極の厚さは、金属空気電池の用途等により異なるものであるが、例えば2〜500μmの範囲内、特に30〜300μmの範囲内であることが好ましい。
空気極集電体の材料としては、例えば、ステンレス、ニッケル、アルミニウム、鉄、チタン、銅、金、銀、パラジウム等の金属材料、カーボンファイバー、カーボンペーパー等のカーボン材料、窒化チタン等の高電子伝導性セラミックス材料等が挙げられる。
空気極集電体の厚さは、特に限定されないが、例えば、10〜1000μm、特に20〜400μmであることが好ましい。また、後述する外装体が空気極集電体としての機能を兼ね備えていてもよい。
空気極集電体は、外部との接続部となる端子を有していてもよい。
負極活物質としては、アルミニウム金属、マグネシウム金属、アルミニウム合金、マグネシウム合金、アルミニウム化合物、及び、マグネシウム化合物等が挙げられ、アルミニウム金属が好ましい。
アルミニウム合金としては、バナジウム、ケイ素、マグネシウム、鉄、亜鉛、及び、リチウムからなる群より選ばれる金属材料との合金等が挙げられ、アルミニウム合金を構成するアルミニウム以外の金属は1種でも2種以上でもよい。
アルミニウム化合物としては、例えば、硝酸アルミニウム(III)、アルミニウム(III)クロリドオキシド、シュウ酸アルミニウム(III)、臭化アルミニウム(III)、及びヨウ化アルミニウム(III)等を挙げることができる。
負極がアルミニウム金属の場合のアルミニウムの純度は、特に限定されない。アルミニウム金属中に含まれるアルミニウムの元素比は、下限としては、50%以上、特に80%以上、さらに95%以上、中でも99.5%以上であることが好ましい。また、アルミニウム金属中に含まれるアルミニウムの元素比は、上限としては、99.99%以下であってもよく、99.9%以下であってもよい。さらに、アルミニウム金属中には、鉄が含まれていてもよい。アルミニウム金属中に含まれる鉄の元素比は、特に限定されず、0.01%未満であってもよく、0.1%未満であってもよい。
アルミニウム合金は、合金全体の質量を100質量%としたときのアルミニウムの含有割合が50質量%以上であることが好ましい。
負極の形状は、特に限定されず、板、棒、粒子状等が挙げられ、金属空気電池の性能を高めやすい形態にする観点から、粒子状が好ましい。形状が粒子状の場合の粒子の粒径は、下限としては、1nm以上、特に10nm以上、さらに100nm以上であることが好ましく、上限としては、100mm以下、特に10mm以下、さらに1mm以下であることが好ましい。
本発明における粒子の平均粒径は、常法により算出される。粒子の平均粒径の算出方法の例は以下の通りである。まず、適切な倍率(例えば、5万〜100万倍)の透過型電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope;以下、TEMと称する。)画像又は走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope;以下、SEMと称する。)画像において、ある1つの粒子について、当該粒子を球状と見なした際の粒径を算出する。このようなTEM観察又はSEM観察による粒径の算出を、同じ種類の200〜300個の粒子について行い、これらの粒子の平均を平均粒径とする。
負極集電体は、外部との接続部となる端子を有していてもよい。
外装体の形状としては、例えば、コイン型、平板型、円筒型、ラミネート型等を挙げることができる。
外装体の材質は、電解液に安定なものであれば特に限定されないが、Ni、Cr、及び、Alからなる群より選ばれる少なくとも一種を含む金属体、並びに、ポリプロピレン、ポリエチレン、及び、アクリル樹脂等の樹脂が挙げられる。外装体が金属体の場合は、外装体の表面のみが金属体で構成されるものであっても、外装体全体が金属体で構成されるものであってもよい。
外装体は、大気開放型であっても、密閉型であってもよい。大気開放型の外装体は、外部から酸素を取り込むための孔を有し、少なくとも空気極が十分に大気と接触可能な構造を有する。酸素取り込み孔には、酸素透過膜、撥水膜等を設けてもよい。密閉型の電池ケースは、酸素(空気)の導入管及び排気管を有していてもよい。
撥水膜は電解液が漏液せず、空気を空気極へ到達させることが可能な材質であれば特に限定されない。撥水膜としては、例えば、多孔性のフッ素樹脂シート(PTFE等)、撥水処理を施した多孔性セルロース等が挙げられる。
空気極に供給される酸素含有ガスとしては、空気、乾燥空気、純酸素等が挙げられ、乾燥空気、純酸素であることが好ましく、純酸素であることが特に好ましい。
まず、1mol/LのNaOH(関東化学株式会社製)水溶液を準備した。そして、恒温槽:LU−113(エスペック株式会社製)中で、上記水溶液を25℃、8時間保持した。その後、自己放電抑制剤として、Na2HPO4・12H2O(Aldrich社製)を0.01mol/Lになるように上記水溶液に添加した。次に、上記水溶液を超音波洗浄機で15分攪拌した。そして、恒温槽中で、上記水溶液を25℃、3時間保持し、金属空気電池用電解液を得た。
Na2HPO4・12H2Oを、Na3PO4・12H2O(Aldrich社製)に変更したこと以外は、実施例1と同様に金属空気電池用電解液を製造した。
Na2HPO4・12H2Oを、Na4P2O7(Aldrich社製)に変更したこと以外は、実施例1と同様に金属空気電池用電解液を製造した。
Na2HPO4・12H2Oを、NaH2PO2・H2O(Aldrich社製)に変更したこと以外は、実施例1と同様に金属空気電池用電解液を製造した。
Na2HPO4・12H2Oを、Na2H2P2O7(Aldrich社製)に変更したこと以外は、実施例1と同様に金属空気電池用電解液を製造した。
Na2HPO4・12H2Oを添加しなかったこと以外は、実施例1と同様に金属空気電池用電解液を製造した。
Na2HPO4・12H2Oを、NaH2PO4・H2O(Aldrich社製)に変更したこと以外は、実施例1と同様に金属空気電池用電解液を製造した。
(電極の準備)
作用極として、純度99.5%のアルミニウム板(Al2N 株式会社ニラコ製)を25mm×25mm×1mmのサイズに切り出したものを準備した。そして、上記アルミニウム板の表面をアセトンで拭いた。その後、ニッケルメッシュ(20mesh 株式会社ニラコ製)を準備し、上記ニッケルメッシュで上記アルミニウム板を挟み、上記ニッケルメッシュの端部を溶接した。そして、上記ニッケルメッシュにニッケルリボン(株式会社ニラコ製)を溶接し、当該ニッケルリボンを集電配線とした。
対極として、ニッケルメッシュ(200mesh 株式会社ニラコ製)を30mm×30mm×1mmのサイズに切り出したものを準備した。そして、上記ニッケルメッシュにニッケルリボン(株式会社ニラコ製)を溶接し、当該ニッケルリボンを集電配線とした。
参照極として、Hg/HgO電極(インターケミ株式会社製)を準備した。
(評価セルの作製)
電解液として実施例1〜5、及び、比較例1〜2の電解液を55mL準備した。
セル容器(容積60mL)を用意し、上記作用極、対極、参照極を当該セル容器内に配置した。上記セル容器は実施例1〜5、及び、比較例1〜2の電解液の数(7個)を用意した。そして、上記各電解液55mLをそれぞれ別のセル容器内に投入した。さらに、上記各セル容器に揮発抑制用の蓋を取り付け、評価セルを作製した。評価セルの作製は10分以内に行った。
(開回路電位保持時間の測定)
上記実施例1〜5、及び、比較例1〜2の電解液を用いた各評価セルを用いて、作用極であるアルミニウム電極の開回路電位(OCV)保持時間を測定した。具体的に、評価用セルの作用極及び対極をポテンシオスタット/ガルバノスタット(Biologic社製、VMP3)に接続し、雰囲気温度25℃で30時間開回路とし、作用極の電位が、測定初期の約−1.3V(vs.Hg/HgO)から−0.8V(vs.Hg/HgO)になるまでの時間を測定した。
開回路電位保持時間は、自己放電反応が進行し、完全にアルミニウム電極が溶出しきるまでの時間を意味している。そのため、開回路電位保持時間が長くなるほど自己放電速度が低下し、自己放電が抑制されていると考えられる。開回路電位保持時間の測定結果を表1に示す。
図2は、比較例1に対する実施例1〜5、比較例2の開回路電位保持時間を比較した図である。
表1及び図2に示すように、比較例1に対する実施例1〜5及び比較例2の開回路電位保持時間の増加率は、実施例1が113%、実施例2が102%、実施例3が119%、実施例4が133%、実施例5が252%、比較例2が91%であった。
したがって、実施例1〜5は比較例1と比較して、アルミニウム電極の開回路電位保持時間が長くなっていることがわかる。特に、自己放電抑制剤として、Na2H2P2O7を用いた実施例5は、比較例1に対して2.52倍、開回路電位保持時間が長くなるという顕著な自己放電抑制効果があることがわかる。
なお、自己放電抑制剤に含まれるアニオン種(リン酸種)ごとに、自己放電抑制効果の度合いが異なっている原因については定かではないが、Pに配位しているOの負電荷の変化が考えられる。例えば、Pに配位したOの数が少ないほど、Oの負電荷は小さくなる。また、H+を含まない自己放電抑制剤は、電解液に自己放電抑制剤を溶解させた際にNa+が完全に解離しない場合、Oの負電荷が小さくなると推定される。以上のような、アニオンとしての負電荷の微妙な低下から、鉄へのアニオンの吸着性が変化し、自己放電抑制効果が変化したものと推定される。
実施例5の電解液を50mL準備し、容器に投入した。次に、純度99.5%のアルミニウム板(Al2N 株式会社ニラコ製)を12mm×12mm×1mmのサイズ(約0.4g)に切り出したものを準備し、当該アルミニウム板の表面をアセトンで拭いた。その後、上記アルミニウム板を、上記容器に1枚投入した。上記容器の上部に紙製のウエスを配置して、容器の蓋を緩く閉めた。これにより、容器内に水素が溜まることを防止し、且つ、電解液の自然揮発を抑制した。そして、上記容器を恒温槽に投入し、25℃で3時間保持した。その後、アルミニウム板の表面についてエネルギー分散型X線分析(EDX)を行った。結果を表2に示す。
したがって、表2に示すように、下地のアルミニウム金属表面では、Feが0.98atom%、Pは0.26atom%であるのに対し、不純物である鉄が取り込まれた放電生成物表面では、Feは42.45atom%と非常に多い。また、Pも1.78atom%であり、下地のアルミニウム金属表面の原子組成比と比較して、約7倍の存在量が確認された。したがって、Pは、下地のアルミニウム金属表面にはほとんど存在せず、放電生成物表面に多く存在していることから、自己放電抑制剤に含まれるアニオン種(リン酸種)は、アルミニウム金属表面よりも、アルミニウム金属に含まれる不純物である鉄の表面に優先的に吸着していると考えられる。
以上より、自己放電抑制剤を用いることによって、自己放電抑制剤に含まれるアニオン種がアルミニウム金属に含まれる不純物である鉄の表面に優先的に吸着し、鉄の電解液への直接の接触が抑制される。結果として、局部電池の形成が抑制され、金属空気電池の自己放電が抑制されていると考えられる。
また、負極にマグネシウム金属を用いた場合であっても、マグネシウムは、アルミニウム同様、鉄よりも電気化学的に卑な金属であるため、自己放電抑制剤に含まれるアニオンはマグネシウム金属表面よりも、マグネシウム金属に含まれる不純物である鉄の表面に優先的に吸着すると考えられる。
11 負極
12 空気極
13 電解液
14 セパレータ
15 負極集電体
16 空気極集電体
17 外装体
18 撥水膜
Claims (6)
- M2HPO4、M3PO4、M4P2O7、MH2PO2、M2H2P2O7、LHPO4、MLPO4、L2P2O7、及び、LH2P2O7からなる群より選ばれる少なくとも一種の自己放電抑制剤(ここで、MはLi、K、Na、Rb、Cs、及び、Frからなる群より選ばれるいずれか一種の金属、LはMg、Ca、Sr、Ba、及び、Raからなる群より選ばれるいずれか一種の金属である。)を含有する水溶液からなり、アルミニウム又はマグネシウムから選ばれる少なくとも一種の金属を含む負極を有する金属空気電池に用いられる金属空気電池用電解液。
- 前記自己放電抑制剤は、Na2H2P2O7である、請求項1に記載の電解液。
- 前記自己放電抑制剤の含有量は、0.001mol/L以上、0.1mol/L以下である、請求項1又は2に記載の電解液。
- 前記水溶液は、塩基性である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電解液。
- 前記水溶液は、電解質塩としてNaOHを含有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電解液。
- 酸素が供給される空気極と、
アルミニウム又はマグネシウムから選ばれる少なくとも一種の金属を含む負極と、
前記空気極と前記負極に接触する電解液と、を備え、
前記電解液は、前記請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電解液であることを特徴とする金属空気電池。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015140035A JP6281532B2 (ja) | 2015-07-13 | 2015-07-13 | 金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 |
DE102016111502.9A DE102016111502A1 (de) | 2015-07-13 | 2016-06-23 | Elektrolyt für Metall-Luft-Batterien und Metall-Luft-Batterie |
KR1020160080282A KR101847270B1 (ko) | 2015-07-13 | 2016-06-27 | 금속 공기 전지용 전해액, 및 금속 공기 전지 |
US15/195,372 US10297886B2 (en) | 2015-07-13 | 2016-06-28 | Electrolyte for metal-air batteries, and metal-air battery |
CN201610544397.XA CN106356590B (zh) | 2015-07-13 | 2016-07-12 | 金属空气电池用电解液和金属空气电池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015140035A JP6281532B2 (ja) | 2015-07-13 | 2015-07-13 | 金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017022036A true JP2017022036A (ja) | 2017-01-26 |
JP6281532B2 JP6281532B2 (ja) | 2018-02-21 |
Family
ID=57629950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015140035A Active JP6281532B2 (ja) | 2015-07-13 | 2015-07-13 | 金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10297886B2 (ja) |
JP (1) | JP6281532B2 (ja) |
KR (1) | KR101847270B1 (ja) |
CN (1) | CN106356590B (ja) |
DE (1) | DE102016111502A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018163910A1 (ja) | 2017-03-10 | 2018-09-13 | ineova株式会社 | 金属負極電池 |
CN116207374A (zh) * | 2023-05-04 | 2023-06-02 | 梅州市博富能科技有限公司 | 一种水系锂离子电池及其制作方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10213823B2 (en) | 2014-07-09 | 2019-02-26 | The Boeing Company | Autonomous flexible manufacturing system for building a fuselage |
KR20180128574A (ko) * | 2017-05-24 | 2018-12-04 | 현대자동차주식회사 | 고농도 전해질을 포함하는 나트륨 공기 전지 |
KR20200134985A (ko) * | 2019-05-24 | 2020-12-02 | 현대자동차주식회사 | 내구성이 우수한 리튬 공기 전지용 전해질막, 그 제조방법 및 이를 포함하는 리튬 공기 전지 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08148179A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ニッケル−水素蓄電池 |
JP2003303616A (ja) * | 2002-04-09 | 2003-10-24 | Toyota Motor Corp | 水素吸蔵合金を負極に用いる電池 |
JP2004063346A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Furukawa Co Ltd | 空気二次電池 |
JP2012015025A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Sumitomo Chemical Co Ltd | アルミニウム空気電池 |
JP2012234799A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-29 | Tohoku Univ | マグネシウム燃料電池 |
JP2013247064A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Sumitomo Chemical Co Ltd | アルミニウム空気電池 |
JP2014026951A (ja) * | 2011-08-23 | 2014-02-06 | Nippon Shokubai Co Ltd | 亜鉛負極合剤及び該亜鉛負極合剤を使用した電池 |
JP2014165099A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 空気二次電池 |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2800520A (en) * | 1956-02-07 | 1957-07-23 | Leslie D Mcgraw | Primary cell depolarizer |
US3682707A (en) * | 1970-01-12 | 1972-08-08 | Westinghouse Electric Corp | Stabilization of silver catalyst in an air diffusion electrode |
US4273841A (en) * | 1980-08-14 | 1981-06-16 | General Electric Company | Ternary electrolyte for secondary electrochemical cells |
US4333993A (en) * | 1980-09-22 | 1982-06-08 | Gould Inc. | Air cathode for air depolarized cells |
US5124120A (en) * | 1990-07-16 | 1992-06-23 | Cominco Ltd. | Method for making zinc electrodes for alkaline-zinc batteries |
US5372691A (en) * | 1992-06-04 | 1994-12-13 | Globe-Union Inc. | Thermocell |
US20010012586A1 (en) | 1995-10-23 | 2001-08-09 | Kuochih Hong | Method to make nickel positive electrodes and batteries using same |
US20030077512A1 (en) * | 2001-10-18 | 2003-04-24 | Allen Charkey | Electrolyte for alkaline rechargeable batteries |
US7169237B2 (en) | 2004-04-08 | 2007-01-30 | Arkema Inc. | Stabilization of alkaline hydrogen peroxide |
JPWO2006006521A1 (ja) * | 2004-07-13 | 2008-04-24 | 不二製油株式会社 | 多糖類と蛋白質との複合体並びにこれを含む乳化剤及び乳化物 |
KR20060134410A (ko) * | 2005-06-22 | 2006-12-28 | 삼성전자주식회사 | 마이크로 히트파이프를 구비한 어레이 프린트헤드 |
US7625672B2 (en) | 2005-10-28 | 2009-12-01 | The Gillette Company | Zinc/air cell |
US20080096061A1 (en) * | 2006-06-12 | 2008-04-24 | Revolt Technology Ltd | Metal-Air Battery or Fuel Cell |
US20080305389A1 (en) * | 2007-06-11 | 2008-12-11 | Pankaj Arora | Batteries with permanently wet-able fine fiber separators |
DK2467324T3 (da) * | 2009-08-19 | 2014-04-07 | Oerlikon Textile Gmbh & Co Kg | Fremgangsmåde og indretning til at lægge en fleksibel materialebane |
GB0921045D0 (en) * | 2009-12-01 | 2010-01-13 | Spruce Fuel Cells Llp | Electrode, fuel cell and battery |
JP5701627B2 (ja) * | 2010-02-25 | 2015-04-15 | 住友化学株式会社 | アルミニウム空気電池用負極及びアルミニウム空気電池 |
US8814792B2 (en) * | 2010-07-27 | 2014-08-26 | Carefusion 303, Inc. | System and method for storing and forwarding data from a vital-signs monitor |
US8922498B2 (en) * | 2010-08-06 | 2014-12-30 | Ncr Corporation | Self-service terminal and configurable screen therefor |
KR20120063163A (ko) | 2010-12-07 | 2012-06-15 | 삼성전자주식회사 | 리튬 공기 전지 |
EP2792004B1 (en) | 2011-12-14 | 2017-11-08 | Eos Energy Storage, LLC | Electrically rechargeable, metal anode cell and battery systems and methods |
WO2014110477A2 (en) | 2013-01-11 | 2014-07-17 | Zpower, Llc | Methods and systems for recharging a battery |
JP6149404B2 (ja) | 2013-01-21 | 2017-06-21 | 日産自動車株式会社 | アルミニウム−空気電池 |
KR101586403B1 (ko) | 2013-09-17 | 2016-01-19 | 한국에너지기술연구원 | 금속-공기 전지용 양극 촉매, 그의 제조방법 및 그를 포함하는 금속-공기 전지 |
JP6374650B2 (ja) * | 2013-11-07 | 2018-08-15 | 旭化成株式会社 | 非水電解質二次電池 |
KR102377944B1 (ko) | 2015-02-13 | 2022-03-23 | 에스케이이노베이션 주식회사 | 나트륨 이차전지 전해질 및 이를 채용한 나트륨 이차전지 |
-
2015
- 2015-07-13 JP JP2015140035A patent/JP6281532B2/ja active Active
-
2016
- 2016-06-23 DE DE102016111502.9A patent/DE102016111502A1/de active Pending
- 2016-06-27 KR KR1020160080282A patent/KR101847270B1/ko active IP Right Grant
- 2016-06-28 US US15/195,372 patent/US10297886B2/en active Active
- 2016-07-12 CN CN201610544397.XA patent/CN106356590B/zh active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08148179A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ニッケル−水素蓄電池 |
JP2003303616A (ja) * | 2002-04-09 | 2003-10-24 | Toyota Motor Corp | 水素吸蔵合金を負極に用いる電池 |
JP2004063346A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Furukawa Co Ltd | 空気二次電池 |
JP2012015025A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Sumitomo Chemical Co Ltd | アルミニウム空気電池 |
JP2012234799A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-29 | Tohoku Univ | マグネシウム燃料電池 |
JP2014026951A (ja) * | 2011-08-23 | 2014-02-06 | Nippon Shokubai Co Ltd | 亜鉛負極合剤及び該亜鉛負極合剤を使用した電池 |
JP2013247064A (ja) * | 2012-05-29 | 2013-12-09 | Sumitomo Chemical Co Ltd | アルミニウム空気電池 |
JP2014165099A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 空気二次電池 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018163910A1 (ja) | 2017-03-10 | 2018-09-13 | ineova株式会社 | 金属負極電池 |
KR20190122829A (ko) | 2017-03-10 | 2019-10-30 | 이네오바 가부시키가이샤 | 금속 음극전지 |
US10938073B2 (en) | 2017-03-10 | 2021-03-02 | Ineova Corp. | Metal negative electrode cell |
CN116207374A (zh) * | 2023-05-04 | 2023-06-02 | 梅州市博富能科技有限公司 | 一种水系锂离子电池及其制作方法 |
CN116207374B (zh) * | 2023-05-04 | 2023-11-24 | 梅州市博富能科技有限公司 | 一种水系锂离子电池及其制作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN106356590A (zh) | 2017-01-25 |
US20170018827A1 (en) | 2017-01-19 |
JP6281532B2 (ja) | 2018-02-21 |
CN106356590B (zh) | 2019-11-12 |
KR20170008155A (ko) | 2017-01-23 |
KR101847270B1 (ko) | 2018-04-09 |
DE102016111502A1 (de) | 2017-01-19 |
US10297886B2 (en) | 2019-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Davari et al. | Bifunctional electrocatalysts for Zn–air batteries | |
Mokhtar et al. | Recent developments in materials for aluminum–air batteries: A review | |
Li et al. | Hierarchical pore-in-pore and wire-in-wire catalysts for rechargeable Zn–and Li–air batteries with ultra-long cycle life and high cell efficiency | |
JP6311683B2 (ja) | 鉄空気電池用電解液、及び、鉄空気電池 | |
JP6281532B2 (ja) | 金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 | |
Zeng et al. | Ruthenium nanoparticles mounted on multielement co-doped graphene: an ultra-high-efficiency cathode catalyst for Li–O 2 batteries | |
JP6436444B2 (ja) | 亜鉛−空気二次電池の空気極用触媒、ブラウンミラーライト型遷移金属酸化物の亜鉛−空気二次電池の空気極用触媒としての使用、亜鉛−空気二次電池用空気極、亜鉛−空気二次電池、電解用の電極触媒、電解用電極及び電解方法 | |
Zhang et al. | Extending cycling life of lithium–oxygen batteries based on novel catalytic nanofiber membrane and controllable screen-printed method | |
US20170018828A1 (en) | Electrolyte for metal-air batteries, and metal-air battery | |
JP6281544B2 (ja) | 金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 | |
KR101738255B1 (ko) | 공기 전지 | |
JP6616565B2 (ja) | アニオン伝導性材料 | |
JP2017054738A (ja) | 金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 | |
JP2018014259A (ja) | 金属空気電池用電解液 | |
Zhang et al. | ZIF-67-derived N-doped double layer carbon cage as efficient catalyst for oxygen reduction reaction | |
JP2017054740A (ja) | 金属空気電池用電解液、及び、金属空気電池 | |
JP6601367B2 (ja) | 金属空気電池システム | |
Zhu | Exploring the Effects of Catalysts in Li-O2 Batteries | |
JP2014032914A (ja) | 金属空気電池用空気極及び金属空気電池 | |
JP5755604B2 (ja) | 金属空気電池用空気極用炭素材料、金属空気電池用空気極及び金属空気電池 | |
US20190067765A1 (en) | Lithium air battery that includes nonaqueous lithium ion conductor | |
JP5383849B2 (ja) | 二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180108 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6281532 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |