JP2016219127A - シールド電線及びこれを用いたワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】摩耗性及び気密性の双方の目標値を満足することができるシールド電線及びワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】シールド電線1は、電線2,3の周囲を覆ってシールド層を形成する金属箔材4と、これの周囲を覆うシート状部材5と、シート状部材5の周囲に螺旋状に巻き付けられた保護テープ6と、を備え、シート状部材5は、第1のシート材5aと、第2のシート材5bとからなり、それぞれのシート材5a,5bは、一面に粘着層7a,7bが形成されると共に、電線2,3の周囲に設けられる金属箔材4の半周距離Lhよりも長い幅Lwを有しており、金属箔材4に対して互いに対向する側から金属箔材4上に貼り付けられ、幅方向にそれぞれはみ出す余長部分8a,8bにおいて粘着層7a,7b同士が拝み貼りされている。
【選択図】図3

Description

本発明は、シールド電線及びこれを用いたワイヤハーネスに関する。
自動車内の電気配線において、ノイズの影響を受け易い又はノイズを発生し易い機器への配線には、信号の伝送等を行う電線の周囲にシールド層(電磁波遮蔽層)を備えたシールド電線が使用される。
このようなシールド電線には、例えば少なくとも1本の電線とドレイン線とからなる複数の電線と、これら複数の電線を覆う導電シートと、保護テープとで構成されるものがある(例えば特許文献1参照)。導電シートは、長尺帯状であって電線に縦添えされた状態で当該電線に巻き付けられており、長手方向に沿った両側の辺縁部同士が上下に重ね合わせられている。また、保護テープは、長尺状のテープであり、導電シートの外周に螺旋状に巻き付けられている。
また、このようなシールド機能を持つ部材としてはシート状の部材以外にも、電線の外周に螺旋状に巻き付けるようなテープ状のものも知られている(例えば特許文献2,3参照)。
特開2013−4354号公報 特開2007−27050号公報 特開2011−222262号公報
ここで、本件出願人は、特願2014−1341号に記載のように、シールド電線の発明を見出している。このシールド電線では、電線周囲に設けられる金属箔等のシールド層上に、気密性を確保する(水の浸入を防止する)ためにシート状部材(例えば粘着テープ)を縦添えで貼り合わせ、更にその上から保護部材(例えば粘着テープ)を螺旋状に巻き付けている。
上記に係るシールド電線において、シート状部材は、粘着面が内側に向くようにシールド層上に巻き付けられている。シールド層に巻かれたシート部材の余長部分は、粘着面同士が拝み合わされている。
ここで、上記のシールド電線において、摩耗性を確保するためには、例えば気密性を持たせるためのシート状部材に或る程度の厚みがあるものを採用する必要がある。しかし、厚みを有したシート状部材では拝み合わせて張り合わせた場合に、その曲げ応力が強く、拝み合わせ部分の付け根から剥がれてしまう可能性があった。そして、シート状部材が剥がれてしまった場合には、気密性の目標値を満足することができなかった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、摩耗性及び気密性の双方の目標値を満足することが可能なシールド電線及びワイヤハーネスを提供することにある。
本発明のシールド電線は、電線と、前記電線の周囲を覆ってシールド層を形成するシールド部材と、前記シールド部材の周囲を覆うシート状部材と、前記シート状部材の周囲に螺旋状に巻き付けられた保護部材と、を備え、前記シート状部材は、第1のシート材と、第2のシート材とからなり、それぞれの前記シート材は、一面に粘着層が形成されると共に、前記電線の周囲に設けられる前記シールド部材の半周距離よりも長い幅を有しており、前記シールド部材に対して互いに対向する側から前記シールド部材上に貼り付けられ、幅方向にそれぞれはみ出す余長部分において前記粘着層同士が拝み貼りされていることを特徴とする。
本発明のシールド電線によれば、シート状部材は、第1のシート材と、第2のシート材とからなり、電線の周囲に設けられるシールド部材の半周距離よりも長い幅を有しており、シールド部材に対して互いに対向する側からシールド部材に貼り付けられ、幅方向にそれぞれはみ出す余長部分において粘着層同士が拝み貼りされている。このため、1枚のシート材を用いて余長部分を拝み貼りする場合と比較すると、2枚のシート材を用いている分だけ、曲げ応力が弱まり、拝み合わせ部分の付け根から剥がれてしまう可能性が低減する。よって、或る程度の厚みを有したシート材を用いてもシート材が剥がれ難くなり、摩耗性及び気密性の双方の目標値を満足することが可能なシールド電線を提供することができる。
また、本発明のシールド電線において、前記それぞれの余長部分は、前記シールド部材の前記半周距離よりも長くされ、前記シート材の余長部分以外の部位となる胴部の全域が覆われるように巻き付けられていることが好ましい。
このシールド電線によれば、それぞれの余長部分は、シールド部材の半周距離よりも長くされているため、余長部分を周状に1周以上巻くことができ、一層摩耗性を向上させることができる。
また、本発明のシールド電線において、前記保護部材は、前記シート状部材の周囲にラップするように螺旋状に巻き付けられて、電線長手方向に亘り2層以上の積層状態となっていることが好ましい。
このシールド電線によれば、保護部材がラップするように巻き付けられて電線長手方向に亘り連続的に2層以上の積層状態となっているため、2層以上の保護部材によって一層摩耗性を向上させることができる。
また、本発明のシールド電線において、前記第1のシート材の余長部分と、前記第2のシート材の余長部分とは、互いにずらされた状態で拝み貼りされており、一方の余長部分においては前記第1のシート材の粘着層が前記第2のシート材の粘着層と接触しない部位を有し、他方の余長部分においては前記第2のシート材の粘着層が前記第1のシート材の粘着層と接触しない部位を有することが好ましい。
このシールド電線によれば、第1のシート材の余長部分と第2のシート材の余長部分とは、互いにずらされた状態で貼り付けられている。このため、一方のシート材の粘着層のうち他方のシート材の粘着層と接触しない部位を利用して、それぞれの余長部分を周状に巻いて接着することができる。これにより、2箇所の接着領域が追加されることとなり、一層防水性に優れたシールド電線とすることができる。
また、本発明のシールド電線において、前記電線は、導体部と被覆部とを備えた被覆電線が複数本撚り合わされてなるツイスト線と、前記ツイスト線に縦添えされたドレイン線とを有することが好ましい。
このシールド電線によれば、電線は、被覆電線が複数本撚り合わされてなるツイスト線と、ツイスト線に縦添えされたドレイン線とを有するため、ツイスト線及びドレイン線を備えるシールド電線において摩耗性及び気密性の双方の目標値を満足させることができる。
また、本発明のシールド電線において、前記ドレイン線は、導体部と被覆部とを備えた被覆電線からなり、前記シールド部材との接続部において前記被覆部が剥ぎ取られていることが好ましい。
このシールド電線によれば、ドレイン線はシールド部材との接続部において被覆部が剥ぎ取られているため、接続部以外の部分は被覆されており、当該部分によりシールド部材を傷つけ難くすることができる。
また、本発明のワイヤハーネスは、上記に記載のシールド電線を1回路以上有することを特徴とする。
本発明のワイヤハーネスによれば、上記に記載のシールド電線を1回路以上有するため、自動車のエンジンルーム等、雨水に晒され且つ振動が加わるような環境に適したシールド電線を有するワイヤハーネスを提供することができる。
本発明によれば、摩耗性及び気密性の双方の目標値を満足することができるシールド電線及びワイヤハーネスを提供することができる。
本発明の実施形態に係るシールド電線を含むワイヤハーネスである。 図1に示したシールド電線を示す斜視図である。 図2に示したシールド電線のA−A断面図である。 本実施形態に係るシールド電線の断面図である。 実施例に係るシールド電線と比較例に係るシールド電線との気密性及び摩耗性を示す図である。 本実施形態に係るシールド電線の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るシールド電線を含むワイヤハーネスである。図1に示すように、ワイヤハーネスWHは、複数の電線Wを束にしたものであり、複数の電線Wの少なくとも1本(1回路)が以下に詳細説明するシールド電線1により構成されている。このようなワイヤハーネスWHは、例えば図1に示すように電線Wの両端部にコネクタCを備えていてもよいし、複数の電線Wをまとめるためにテープ巻き(図示せず)されていてもよい。また、ワイヤハーネスWHは、コルゲートチューブ等の外装部品(図示せず)を備えていてもよい。
図2は、図1に示したシールド電線1を示す斜視図である。本実施形態に係るシールド電線1は、複数(本実施形態では3本)の被覆電線2と、ドレイン線3と、金属箔材(シールド部材)4と、シート状部材5と、保護テープ(保護部材)6とで構成されている。
被覆電線2は、芯線(導体部)の周囲を絶縁被覆(被覆部)で覆ったものであり、シールド層を有していない電線である。本実施形態において、3本の被覆電線2は、所定の撚りピッチで撚り合わされており、一つの電線束に纏められてツイスト線を構成している。
ドレイン線3は、被覆電線2の芯線と略同一断面積の裸電線であり、長さが被覆電線2と略同一に設定されている。ドレイン線3は、3つの被覆電線2からなるツイスト線に縦添えされている。
各被覆電線2の端部、及びドレイン線3の端部には、それぞれ接続端子(図示せず)が接続されている。ドレイン線3は、各被覆電線2の端部側に位置する機器等の接地部に接地接続される。
なお、本実施形態においては、ドレイン線3が裸電線である例を示しているが、これに限らず、導体部と被覆部とを有する被覆電線で構成されてもよい。また、ドレイン線3が被覆電線である場合、ドレイン線3は金属箔材4との接続部において被覆部が剥ぎ取られることとなる。
金属箔材4は、3つの被覆電線2及びドレイン線3の周囲(複数の電線の周囲)を覆ってシールド層を形成するものである。このような金属箔材4は、例えば絶縁材料であるポリエチレンフィルムの片面に金属箔層(例えばアルミニウム箔層)を設けて構成されている。当該金属箔層はシールド層として機能する。金属箔材4は、金属箔層を内側に向けて、被覆電線2及びドレイン線3の外周に巻き付けられる。巻き付けられた金属箔材4は、金属箔層がドレイン線3に接触することにより、ドレイン線3に導通状態になる。なお、3つの被覆電線2及びドレイン線3からなる電線束と、金属箔材4との間には、導電性接着剤(図示せず)が充填され、金属箔層とドレイン線3との導通状態の安定性が高められていることが好ましい。
シート状部材5は、金属箔材4の周囲を覆うものであり、磨耗性及び気密性の観点から設けられている。図3は、図2に示したシールド電線1のA−A断面図である。シート状部材5は、第1のシート材5aと第2のシート材5bとの2枚のシート材5a,5bからなっている。
それぞれのシート材5a,5bは、ポリエチレンテレフタレートフィルムの一面に接着剤が塗布されて粘着層7a,7bが形成された粘着テープ又は粘着シートであって、所定の厚さ(0.01mm以上0.19mm以下)を有したものとなっている。
また、それぞれのシート材5a,5bは、電線2,3の周囲に設けられる金属箔材4の半周距離Lhよりも長い幅Lwを有しており、金属箔材4に対して互いに対向する側から金属箔材4に対して貼り付けられる構成となっている。そして、それぞれのシート材5a,5bは、幅方向にそれぞれはみ出す余長部分8a,8bにおいて粘着層7a,7bが相手側粘着層7b,7aに拝み張りされている。
図2に示すように、保護テープ6は、長尺上のテープであり、シート状部材5の外周に螺旋状に巻き付けられている。保護テープ6としては、テープ素材の内面に粘着層を形成した粘着テープなどを利用することができる。また、保護テープ6は、シート状部材5の周囲において自己に重なるように、すなわちラップするように螺旋状に巻き付けられて、電線長手方向に亘り連続的に2層以上の積層状態となっている。例えば保護テープ6は、テープ幅方向にハーフラップするように巻きつけられ2層の積層状態となっていたり、テープ幅方向に3分の2ラップするように巻きつけられ3層の積層状態となっていたりする。
次に、本実施形態に係るシールド電線1の製造方法を説明する。まず、3本の被覆電線2と、1本のドレイン線3とを用意する。3本の被覆電線2を所定の撚りピッチで撚り合わさることで、ツイスト線を作成し、ツイスト線にドレイン線3を縦添えする。
次に、金属箔材4を用意し、金属箔層を内側に向けた状態において金属箔材4を電線2,3の外周に巻き付ける。この金属箔材4は、長手方向に沿った両側の辺縁部同士が上下に重なるように巻き付けられる。
そして、金属箔材4に対してシート状部材5を取り付ける。このとき、第1のシート材5aと第2のシート材5bとを互いに対向する側から取り付ける。各シート材5a,5bは、金属箔材4の半周距離Lhよりも長い幅Lwを有しているため、両端側においてそれぞれ余長部分8a,8bが生じる。これら余長部分8a,8bについては、粘着層7a,7b同士が引っ付くように拝み張りされる。
この状態においては、図2及び図3に示すように、余長部分8a,8bの内面同士が接着されて、余長部分8a,8bが立ち上げられた状態となっている。このため、この立ち上げ部分を電線胴部(シート状部材5の外面)9に沿うように折り曲げる(図2及び図3に示す矢印方向に折り曲げる。)。そして、余長部分8a,8bが折り曲げられた状態において、保護テープ6を螺旋状に巻きつける。これにより、図4に示すシールド電線1を得る。
図4は、本実施形態に係るシールド電線1の断面図である。図4に示すように、余長部分8a,8bが電線胴部9に沿うように折り曲げられており、余長部分8a,8bによっても内部の電線2,3及び金属箔材4が保護された状態となっている。
ここで、図3からも明らかなように、それぞれの余長部分8a,8bの長さLaは、金属箔材4の半周距離Lhよりも長くされ、シート材5a,5bの余長部分8a,8b以外の部位となる胴部9の全域が覆われるように巻き付けられていることが好ましい。これにより、双方の余長部分8a,8bを利用して、余長部分8a,8bを周状に1周以上巻くことができ、一層磨耗性を向上させることができるからである。
次に、実施例に係るシールド電線と比較例に係るシールド電線との気密性及び摩耗性について説明する。図5は、実施例に係るシールド電線1と比較例に係るシールド電線との気密性及び摩耗性を示す図である。
図5に示すように、比較例1,2に係るシールド電線は、シート状部材に1枚のシート材を用いるものであり、1枚のシート材を金属箔材上に1周巻きすると共に、余長部分の粘着層同士が重なるように拝み貼りしたものである。比較例1,2のシールド電線はシート材の厚さが異なっており、比較例1においてシート材の厚さは0.1mmであり、比較例2においてシート材の厚さは0.3mmである。一方、実施例においてシート材5a,5bは0.1mm厚のものを用いている。
このような実施例及び比較例1,2に係るシールド電線のうち、シート状部材まで作成したもの(すなわち保護部材が無いもの)と、保護部材まで作成したもの(すなわち最終製品)とに対し、気密性試験と、摩耗性試験を行った。
気密性試験については、シールド電線の一端を気密シールして密封して水で満たされた水槽内に浸し、他端から圧縮空気10kPa(0.1kgf/cm)を送り込む方法で行った。詳細には、最初に10kPa圧縮空気を30秒送り込み、漏れが無い場合(すなわち電線一端側から泡が吹き出さない場合)は、10kPa昇圧させた圧縮空気を送り込む。そして、漏れが無い限り、10kPaずつ昇圧させた圧縮空気を送り込み、空気漏れ時の圧縮空気圧を測定した。
なお、図5においては、気密性目標値100kPa以上を「○」とし、100kPa未満を「×」とした。
摩耗性試験については、ISO6722 5.12に記載の摩耗試験に準拠して行い、ニードルと金属箔材とが導通するまで往復回数を測定した。試験条件として、ニードル径は(0.45±0.01)mmであり、頻度は(55±5)往復/minである。ニードル移動は(20±1)mmであり、摩耗長さは(15.5±1)mmであり、垂直力は7Nであり、マンドレル径はφ5である。
なお、図5においては、摩耗性目標値100回以上を「○」とし、100回未満を「×」とした。
実施例に係るシールド電線では、シート状部材までの状態で気密性が58.8kPaであった。また、シート状部材上から摩耗性試験を行った結果、10回の往復でニードルが金属箔材と導通してしまった。しかし、保護部材までの状態では、気密性が200kPa以上となり、摩耗性が512回となった。
一方、比較例1に係るシールド電線では、シート状部材までの状態で気密性が58.8kPaであった。また、シート状部材上から摩耗性試験を行った結果、10回の往復でニードルが金属箔材と導通してしまった。さらに、保護部材までの状態では、気密性が200kPa以上となり、摩耗性が45回となった。
また、比較例2に係るシールド電線では、シート状部材までの状態で気密性試験を行うことができなかった。これは、シート状部材が0.3mmと厚すぎであり拝み貼り部分が剥がれてしまうからである。また、シート状部材上から摩耗性試験を行った結果、152回の往復でニードルが金属箔材と導通してしまった。保護部材までの状態では、気密性が78kPaとなり、摩耗性が1200回となった。
このように、実施例に係るシールド電線では、気密性目標値及び摩耗性目標値を達成できることがわかった。これに対して、比較例1に係るシールド電線では、摩耗性目標値を達成できなかった。実施例に係るシールド電線では余長部分が胴部に対して1周巻きされているのに対して、比較例1ではこのような構成が存在しないからである。なお、実施例に係るシールド電線では余長部分が1周巻きされているが、これに代えて、又は加えて、保護テープが2層以上となるように巻き付けられた場合においても同様に気密性目標値及び摩耗性目標値を達成できる。よって、保護テープがハーフラップ巻き以上されていれば、余長部分が1周巻きされていなくとも、気密性目標値及び摩耗性目標値を満足できる。
さらに、比較例2に係るシールド電線では、気密性目標値を達成できなかった。比較例2に係るシールド電線はシート状部材が厚く拝み貼り部分が剥がれてしまうからである。
このようにして、本実施形態に係るシールド電線1によれば、シート状部材5は、第1のシート材5aと、第2のシート材5bとからなり、電線2,3の周囲に設けられる金属箔材4の半周距離Lhよりも長い幅Lwを有しており、金属箔材4に対して互いに対向する側から金属箔材4に貼り付けられ、幅方向にそれぞれはみ出す余長部分8a,8bにおいて粘着層7a,7b同士が拝み貼りされている。このため、1枚のシート材を用いて余長部分8a,8bを拝み貼りする場合と比較すると、2枚のシート材5a,5bを用いている分だけ、曲げ応力が弱まり、拝み合わせ部分の付け根から剥がれてしまう可能性が低減する。よって、或る程度の厚みを有したシート材5a,5bを用いてもシート材5a,5bが剥がれ難くなり、摩耗性及び気密性の双方の目標値を満足することが可能なシールド電線1を提供することができる。
また、それぞれの余長部分8a,8bは、金属箔材4の半周距離Lhよりも長くされているため、この余長部分8a,8bを周状に1周以上巻くことができ、一層摩耗性を向上させることができる。
また、保護テープ6がラップするように巻き付けられて電線長手方向に亘り連続的に2層以上の積層状態となっているため、2層以上の保護テープ6によって一層摩耗性を向上させることができる。
また、電線2,3は、被覆電線2が複数本撚り合わされてなるツイスト線と、ツイスト線に縦添えされたドレイン線3とを有するため、ツイスト線及びドレイン線3を備えるシールド電線1において摩耗性及び気密性の双方の目標値を満足させることができる。
また、ドレイン線3は金属箔材4との接続部において被覆部が剥ぎ取られているため、接続部以外の部分は被覆されており、当該部分により金属箔材4を傷つけ難くすることができる。
また、本実施形態に係るワイヤハーネスWHによれば、上記に記載のシールド電線1を1回路以上有するため、自動車のエンジンルーム等、雨水に晒され且つ振動が加わるような環境に適したシールド電線を有するワイヤハーネスを提供することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態に係るシールド電線1は、上記したものに限らず、種々の変更が可能である。例えば、内部の電線2,3は、ツイスト線を備えなくともよく、単線であってもよいし、単に撚り合わされていない状態であってもよい。
さらに、本実施形態に係るシールド電線1は図6に示すようになっていてもよい。図6は、本実施形態に係るシールド電線1の変形例を示す断面図である。図6に示すように、第1のシート材5aの余長部分8aと、第2のシート材5bの余長部分8bとは、互いにずらされた状態で拝み貼りされている。このため、一方の余長部分8a,8bにおいては第1のシート材5aの粘着層7aが第2のシート材5bの粘着層7bと接触しない部位を有し、他方の余長部分8a,8bにおいては第2のシート材5bの粘着層7bが第1のシート材5aの粘着層7aと接触しない部位を有している。よって、接触しない部位(粘着層7a,7b)が内側となるように余長部分8a,8bを巻き付けることで、更に2箇所の接着領域が追加されることとなり、一層防水性に優れたシールド電線1とすることができるからである。
ここで、図6に示すシールド電線1において、シート材5a,5bが金属箔材4の半周距離Lhよりも長い幅Lwを有していることは言うまでもない。また、図6に示すシールド電線1において余長部分8a,8bの長さLaは、半周距離Lhよりも長くされていることが好ましい。これによっても余長部分8a,8bを周状に1周以上巻くことができ、一層摩耗性を向上させることができるからである。
1 :シールド電線
2 :被覆電線
3 :ドレイン線
4 :金属箔材(シールド部材)
5 :シート状部材
5a :第1のシート材
5b :第2のシート材
6 :保護テープ(保護部材)
7a,7b :粘着層
8a,8b :余長部分
9 :胴部
C :コネクタ
La :余長部分の長さ
Lh :半周距離
Lw :幅
WH :ワイヤハーネス

Claims (7)

  1. 電線と、
    前記電線の周囲を覆ってシールド層を形成するシールド部材と、
    前記シールド部材の周囲を覆うシート状部材と、
    前記シート状部材の周囲に螺旋状に巻き付けられた保護部材と、を備え、
    前記シート状部材は、第1のシート材と、第2のシート材とからなり、
    それぞれの前記シート材は、一面に粘着層が形成されると共に、前記電線の周囲に設けられる前記シールド部材の半周距離よりも長い幅を有しており、前記シールド部材に対して互いに対向する側から前記シールド部材上に貼り付けられ、幅方向にそれぞれはみ出す余長部分において前記粘着層同士が拝み貼りされている
    ことを特徴とするシールド電線。
  2. 前記それぞれの余長部分は、前記シールド部材の前記半周距離よりも長くされ、前記シート材の余長部分以外の部位となる胴部の全域が覆われるように巻き付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシールド電線。
  3. 前記保護部材は、前記シート状部材の周囲にラップするように螺旋状に巻き付けられて、電線長手方向に亘り2層以上の積層状態となっている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のシールド電線。
  4. 前記第1のシート材の余長部分と、前記第2のシート材の余長部分とは、互いにずらされた状態で拝み貼りされており、
    一方の余長部分においては前記第1のシート材の粘着層が前記第2のシート材の粘着層と接触しない部位を有し、
    他方の余長部分においては前記第2のシート材の粘着層が前記第1のシート材の粘着層と接触しない部位を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシールド電線。
  5. 前記電線は、導体部と被覆部とを備えた被覆電線が複数本撚り合わされてなるツイスト線と、前記ツイスト線に縦添えされたドレイン線とを有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシールド電線。
  6. 前記ドレイン線は、導体部と被覆部とを備えた被覆電線からなり、前記シールド部材との接続部において前記被覆部が剥ぎ取られている
    ことを特徴とする請求項5に記載のシールド電線。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のシールド電線を1回路以上有する
    ことを特徴とするワイヤハーネス。
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