JP2016210293A - 車両用スロープ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車いすとの干渉を抑制できる車両用スロープ装置を提供する。
【解決手段】 両スロープ部材1,2は、使用状態のとき互いの連結側端縁(基端1a,先端2a)が長さ方向に離間し、両連結側端縁の左右両端部には、両スロープ部材1,2同士を連結する連結部(左右ヒンジ取り付け部1b,1b,2b,2bおよび左右ヒンジ5,5)がそれぞれ設けられ、両スロープ部材1,2に支持され、使用状態のとき両スロープ部材1,2間の隙間を塞ぎ、格納状態のとき両連結側端縁よりも下方に退避する第3スロープ部材3が設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用スロープ装置に関する。
特許文献1には、互いに回動可能に連結された2つのスロープ部材により車室内と路面との間に傾斜面を形成して乗員の車いすによる乗降を可能とした車両用スロープ装置が開示されている。2つのスロープ部材は、山折りに折り畳むことにより車室内に起立状態で格納される。
特許4051582号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、車室内と路面との間の傾斜面を緩やかにする、すなわち、使用状態の長さを増すと、格納状態における高さ方向の寸法が嵩むため、車両用スロープ装置の前方に収容した車いすの手押しハンドルと干渉するおそれがある。
本発明の目的は、車いすとの干渉を抑制できる車両用スロープ装置を提供することにある。
本発明の車両用スロープ装置では、第1スロープ部材および第2スロープ部材は、使用状態のとき互いの連結側端縁が長さ方向に離間し、両連結側端縁の左右両端部には、両スロープ部材同士を連結する連結部がそれぞれ設けられ、両スロープ部材の一方に、使用状態のとき両スロープ部材間の隙間を塞ぎ、格納状態のとき両連結側端縁よりも下方に退避する第3スロープ部材が設けられている。
本発明にあっては、第3スロープ部材の長さの分だけ第1スロープ部材および第2スロープ部材を合わせた長さを使用状態のときに必要な長さよりも短くできる。よって、格納状態における高さを低くできるため、車いすとの干渉を抑制できる。
実施例1の車両用スロープ装置の使用状態を示す斜視図である。 実施例1の車両用スロープ装置の格納状態を示す斜視図である。 図2のS3-S3断面図である。 実施例1の車両用スロープ装置の中間状態を示す斜視図である。 実施例1の車両用スロープ装置の中間状態を示す側面断面図である。 実施例1の車両用スロープ装置の前倒し状態を示す斜視図である。 実施例1の車両用スロープ装置の使用状態となる直前の状態を示す側面要部断面図である。 実施例1の車両用スロープ装置の格納状態を示す背面図である。 実施例1の車両用スロープ装置の前倒し状態を示す平面図である。 実施例2の車両用スロープ装置の格納状態を示す側面図であり、(a)は連結部延長時、(b)は連結部収納時である。 図10のS11-S11断面図であり、(a)は連結部延長時、(b)は連結部収納時である。 実施例3の車両用スロープ装置を示す斜視図であり、(a)は中間状態、(b)は使用状態である。
〔実施例1〕
図1は、実施例1の車両用スロープ装置の使用状態を示す斜視図、図2は、実施例1の車両用スロープ装置の格納状態を示す斜視図、図3は図2のS3-S3断面図、図4は実施例1の車両用スロープ装置の中間状態を示す斜視図、図5は実施例1の車両用スロープ装置の中間状態を示す側面断面図である。
実施例1の車両用スロープ装置は、例えば、上下方向回動可能なバックドアで開閉される車両の後部開口に面して設けられている。図1〜3において、UPRは車両の上方、FRは車両の前方、RHは車両の右方を表す。車両用スロープ装置は、第1スロープ部材1、第2スロープ部材2および第3スロープ部材3を主要な構成とする。
第1スロープ部材1は、略矩形の平板状に形成されている。第1スロープ部材1は、車いすが乗降可能な幅を有する。第1スロープ部材1の基端1aの左右両端部には、左右ヒンジ取り付け部1b,1bが一体に設けられている。左右ヒンジ取り付け部1b,1bは、第1スロープ部材1の長さ方向に延在されている。左右ヒンジ取り付け部1b,1b間の幅は、車いすの手押しハンドルの幅よりも広く設定されている。左右ヒンジ取り付け部1b,1bを含む第1スロープ部材1の左右両端縁には、表面1c側へ向けて起立した左右フランジ部1d,1dが設けられている。左フランジ部1dの外側には、ハンドル4が取り付けられている。ハンドル4は、ユーザーが車両用スロープの使用状態と格納状態とを切り替える際に把持される。ここで、使用状態は、図1に示すように、車室内と路面(地面)との間に、車いすが乗降可能な傾斜面を形成した状態である。格納状態は、図2および3に示すように、山折りに折り畳むことにより車室内に起立状態で収容された状態である。第1スロープ部材1は、格納状態のとき車室内のフロアに対して略垂直となる。左右ヒンジ取り付け部1b,1bの先端部の内側には、左右ヒンジ5,5の左右第1ヒンジ片5a,5aが取り付けられている。左右第1ヒンジ片5a,5aは、使用状態のとき先端側が下方を向いたくの字形に形成されている。左右ヒンジ5,5の回動軸線は同一直線上に設けられている。
第2スロープ部材2は、第1スロープ部材1と同じ幅を有する略矩形の平板状に形成されている。第2スロープ部材2の先端2aの左右両端部には、左右ヒンジ取り付け部2b,2bが一体に設けられている。左右ヒンジ取り付け部2b,2bは、第2スロープ部材2の長さ方向に延在されている。左右ヒンジ取り付け部2b,2b間の隙間の幅は、第1スロープ部材1の左右ヒンジ取り付け部1b,1b間の隙間の幅と同じである。左右ヒンジ取り付け部2b,2bを含む第2スロープ部材2の左右両端縁には、表面2c側へ向けて起立した左右フランジ部2d,2dが設けられている。左右ヒンジ取り付け部2b,2bの先端部の内側には、左右ヒンジ5,5の左右第2ヒンジ片5b,5bが取り付けられている。左右第2ヒンジ片5b,5bは、使用状態のとき先端側が下方を向いたくの字状に形成されている。左右第2ヒンジ片5b,5bの先端部は、左右第1ヒンジ片5a,5aと先端部に対し上下方向回動可能に連結されている。ここで、使用状態、すなわち、第1スロープ部材1と第2スロープ部材2とが平行になったとき、左右ヒンジ取り付け部1b,1bの先端と左右ヒンジ取り付け部2b,2bの先端とが突き当て状態となる。よって、第1スロープ部材1と第2スロープ部材2とが相対回動可能な範囲は略180°に制限される。第2スロープ部材2は、格納状態のとき車室内のフロアと略垂直となる。図1および5に示すように、第2スロープ部材2の先端2aには、裏面2f側に傾斜した傾斜面2gが形成されている。
格納状態において、第2スロープ部材2の先端2aは、第1スロープ部材1の基端1aよりも高い位置に配置される。先端2aの高さは、車両用スロープ装置の前方に収容される車いすの手押しハンドルの高さよりも低くなるように設定されている。
第2スロープ部材2の基端2eは、複数の前倒し用ヒンジ6を介してスロープ支持部材7の先端7aに上下方向回動可能に支持されている。スロープ支持部材7は、車室内のフロアに対して略垂直に設けられている。前倒し用ヒンジ6により、第2スロープ部材2は、格納状態から車室内のフロア上に寝かせた前倒し状態(図6参照)との間を略90°回動する。なお、前倒し状態のとき、第1スロープ部材1の表面1cは路面と略平行である。スロープ支持部材7は、その基端7bを複数の展開用ヒンジ8を介して車両の後部開口の開口縁9に上下方向回動可能に取り付けられている。展開用ヒンジ8により、スロープ支持部材7は、格納状態から使用状態との間で回動可能である。なお、後部開口において、バックドアの下方には、図2に示すように、テールゲート10が上下方向回動可能に設けられている。後部開口は、バックドアの下端部とテールゲート10の上端部とが係合することより閉塞される。後部開口付近には、テールゲート10のロックを解除するためのロック解除レバー10aが取り付けられている。テールゲート10は、リンクバー11を介してスロープ支持部材7と連結されている。よって、テールゲート10およびスロープ支持部材7は、一方の回動動作に連動して同方向に回動する。
第1スロープ部材1および第2スロープ部材2には、第1ロック機構12が設けられている。第1ロック機構12は、第2スロープ部材2の右フランジ部2dに設けられたストライカ12aと、第1スロープ部材1の右フランジ部1dに設けられたロック部12bとを有する。第1ロック機構12は、格納状態のときロック部12bの内部に収容された係合爪がストライカ12aに係合し、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の展開方向への相対回動を規制する。係合爪は、ストライカ12aに係合する方向に付勢されている。ユーザーは、係合爪の付勢力に抗してロック部12bに設けられたストラップを引くことで第1ロック機構12のロックを解除できる。なお、係合爪はテールゲート10のロック解除レバー10aに連動しているため、ユーザーはストラップまたはロック解除レバー10aの一方を操作することにより、第1ロック機構12とテールゲート10のロックを同時に解除できる。
スロープ支持部材7および第2スロープ部材2には、左右第2ロック機構13が設けられている。左右第2ロック機構13は、第2スロープ部材2の左右フランジ部2d,2dに設けられた左右ストライカ13a,13aと、スロープ支持部材7の左右に設けられた左右ロック部13b,13bとを有する。第2ロック機構13は、格納状態のとき左右ロック部13b,13bの内部に収容された係合爪がストライカ13a,13aに係合し、スロープ支持部材7に対する第2スロープ部材2の前倒し方向への回動を規制する。係合爪は、ストライカ13aに係合する方向に付勢されている。ユーザーは、係合爪の付勢力に抗して左右ロック部13b,13bに設けられたストラップを引くことで左右第2ロック機構13のロックを解除できる。
第3スロープ部材3は、略矩形の平板上に形成されている。第3スロープ部材3の長さは、使用状態のときの第1スロープ部材1の基端1aと第2スロープ部材2の先端2aとの間に形成される隙間の長さよりも長く設定されている。また、第3スロープ部材3の幅は、第1スロープ部材1の幅よりも狭く設定されている。第3スロープ部材3の基端3aは、第1スロープ部材1の裏面1fであって基端1a付近に上下方向回動可能に支持されている。第3スロープ部材3の先端3bは、第2スロープ部材2の裏面2fにスライド可能に支持されている。第2スロープ部材2の裏面2fの左右両端には、左右スライドレール14,14が取り付けられている。
図3および図5に示すように、第3スロープ部材3の先端3bには、左右スライドレール14,14上を回転する左右ローラ3c,3c(図3および5参照)が取り付けられている。第2スロープ部材2の裏面2fにおいて、左右スライドレール14,14のスライド方向の両端には、弾性体からなる左右ストッパ15,15,16,16が設けられている。左右ストッパ15,15は、展開時に使用状態となる直前で左右ローラ3c,3cと接触し、使用状態のとき左右ローラ3c,3cと弾性接触する。左右ストッパ16,16は、折り畳み時に格納状態となる直前で左右ローラ3c,3cと接触し、格納状態のとき左右ローラ3c,3cと弾性接触する。なお、各ストッパ15,15,16,16は、折り畳み時に格納状態となる直前で第1スロープ部材1の裏面1fと接触し、格納状態のとき裏面1fと弾性接触する。
次に、実施例1の車両用スロープ装置の動作を説明する。
(使用時)
図2に示した格納状態からユーザーが第1ロック機構12のストラップを所定以上の力で引く、またはロック解除レバー10aを操作すると、テールゲート10および第1ロック機構12のロックが同時に解除され、第1スロープ部材1は、各ストッパ15,15,16,16の弾発力により展開方向に所定角度だけ回動する。続いて、ユーザーがハンドル4を把持して第1スロープ部材1を手前側(車両の後方側)に引くと、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2(スロープ支持部材7を含む)は展開方向にそれぞれ回動して展開される。なお、スロープ支持部材7とリンクバー11を介して連結されたテールゲート10も第2スロープ部材2と同方向に回動する。このとき、第3スロープ部材3は、先端3bが第2スロープ部材2の先端2aに近付く方向に左右スライドレール14,14をスライドするのに従い、基端3a側の回動中心周りに先端3bが上方へ移動する方向に回動する。
第1スロープ部材1および第2スロープ部材2が互いに平行となるまで展開されると、第1スロープ部材1と第2スロープ部材2の先端部同士が突き当て状態となることでそれ以上の回動が規制され、図1に示した使用状態が維持される。このとき、図7に示すように、使用状態となる直前に第3スロープ部材3の左右ローラ3c,3cが左右ストッパ15,15と接触する。よって、ユーザーの展開速度が高い場合であっても、第1スロープ部材1と第2スロープ部材2との突き当て時における衝撃および衝突音の発生を抑制できる。使用状態では、第3スロープ部材3は第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の裏面1f,2f側で第1スロープ部材1および第2スロープ部材2と略平行となる。第3スロープ部材3と裏面1f,2fとの間の隙間は微少であり、第3スロープ部材3は第1スロープ部材1の基端1aと第2スロープ部材2の先端2aとの間に形成された隙間を塞いだ状態となる。すなわち、使用状態では、第1スロープ部材1、第2スロープ部材2および第3スロープ部材3により車室内と路面との間に車いすが乗降可能な傾斜面が形成される。このとき、第2スロープ部材2の先端2aには傾斜面2gが設けられているため、第2スロープ部材2と第3スロープ部材3との間に段差を緩和できる。
(格納時)
展開状態からユーザーがハンドル4を把持して第1スロープ部材1を持ち上げると、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2は折り畳み方向にそれぞれ回動して折り畳まれる。このとき、第3スロープ部材3は、先端3bが第2スロープ部材2の基端2eに近付く方向に左右スライドレール14,14をスライドするのに従い、基端3a側の回動中心周りに先端3bが下方へ移動する方向に回動する。なお、スロープ支持部材7とリンクバー11を介して連結されたテールゲート10も第2スロープ部材2と同方向に回動する。第1スロープ部材1および第2スロープ部材2が車室内のフロアと略垂直になるまで折り畳まれると、第1ロック機構12のストライカ12aとロック部12bとの係合により、第1スロープ部材1と第2スロープ部材2とがロックされ、相対回動が規制される。同時に、テールゲート10が後部開口の開口縁9に固定(ロック)されるため、スロープ支持部材7の回動が規制され、格納状態が維持される。
格納状態では、左右ローラ3c,3cが左右ストッパ16,16と弾性接触しているため、ガタツキを防止できる。これにより、車両の振動により第3スロープ部材3が微小な揺動を繰り返すことに伴い、不快なバタつき音が発生するのを抑制できる。また、格納状態では、第1スロープ部材1の裏面1fと第2スロープ部材2の裏面2fとの間に各ストッパ15,15,16,16が介装された状態となるため、車両の振動により第1スロープ部材1と第2スロープ部材2とが接触を繰り返すことに伴い、不快なバタつき音が発生するのを抑制できる。ここで、格納状態のとき、第1スロープ部材1の基端1aおよび第2スロープ部材2の先端2aは、左右ヒンジ5,5および左右ヒンジ取り付け部1b,1b,2b,2bよりも低い位置となる。また、左右ヒンジ5,5および左右ヒンジ取り付け部1b,1b,2b,2bは車いすの左右外側に位置する。よって、手押しハンドルが車いすのタイヤよりも後方に張り出した車いすの収容時であって、収容スペースが前後方向に狭い場合であっても、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2と手押しハンドルとの干渉を抑制できる。
(前倒し時)
格納状態からユーザーが左右第2ロック機構13,13のストラップを所定以上の力で引くと、左右第2ロック機構13,13のロックが共に解除され、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2は前倒し用ヒンジ6により前方に回動可能な状態となる。よって、図8のような左右サードシート17,17を側方に跳ね上げた状態から、ユーザーが後方側から第1スロープ部材1を押し倒す、または、前方側から第2スロープ部材2を引き倒すことにより、図9に示すように、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2をフロア上に前倒しできる。これにより、後部開口の荷物の出し入れが容易となる。また、車両に車いすを載せていない場合には、第1スロープ部材1の表面1cを荷台として利用できるため、車両後部のラゲージスペースを広く確保できる。なお、フロア上には左右サードシート17,17の足を固定するための4つのストライカ18が設けられているが、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の基端1aおよび先端2aは、各ストライカ18が第1スロープ部材1および第2スロープ部材2に覆われることなく、露出される長さに設定されている。よって、左右サードシート17,17を使用状態に戻せば、左右サードシート17,17に乗員を乗せつつ後方をラゲッジスペースとして利用できる。
[作業の簡易化と車いすとの干渉抑制との両立]
従来、乗員の車いすによる乗降を可能とした車両用スロープ装置の展開/格納構造としては、2つ折り式、3つ折り以上の多段折り式やスライド式(2段、3段以上の多段)が公知である。このうち、2つ折り式や2段スライド式のものは、展開および格納作業は簡易であるが、起立状態で格納したときの高さが嵩むという欠点を有する。格納状態での高さが嵩むと、手押しハンドルが車いすのタイヤよりも後方に張り出した車いすを収容する場合、車いすと干渉するおそれがある。特に小型車の場合は車いすの収容スペースを前後方向に十分確保するのが難しいため、車いすを収容できない可能性がある。一方、3つ折り式や多段スライド式のものは、起立状態で格納したときの高さは低くなるものの、展開および格納作業が煩雑となる。加えて、多段スライド式のものは先細り構造となるため、特に小型車の場合は車いすの十分な乗降幅を確保できない可能性がある。
これに対し、実施例1の車両用スロープ装置では、第3スロープ部材3の分だけ第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の長さを使用状態のときに必要な長さ、すなわち、車室内と路面との間に車いすで乗降可能な傾斜面を形成するために必要な長さよりも短くできる。よって、格納状態における高さを低くできるため、車いすとの干渉を抑制できる。また、第3スロープ部材3は、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の展開および折り畳み動作に連動して動作するため、従来の2つ折り式のものと同様に、展開および格納(折り畳み)作業を簡易化できる。つまり、実施例1の車両用スロープ装置では、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2からなる2つ折り式をベースとし、使用状態のとき両スロープ部材1,2間の隙間を塞ぎ、格納状態のとき両スロープ部材1,2の頂部(基端1a,先端2a)よりも下方へ退避する第3スロープ部材3を設けたことにより、展開および格納作業の簡易化と車いすとの干渉抑制との両立を実現できる。
また、図9に示したように、前倒し状態での使用を前提とした場合、車両用スロープ装置の幅は両サイドシート17,17間のスペースで制限されるため、多段スライド式のものでは車いすの通路幅が狭くなり、搭載可能な車いすが限定される。これに対し、実施例1では、2つ折り式を採用したことにより、前倒し状態での使用を可能としつつ、車いすの通路幅を確保でき、多様な車いすを搭載できる。
実施例1にあっては、以下の効果を奏する。
(1) 車両の乗降口に設けられ、互いに回動可能に連結された第1スロープ部材1および第2スロープ部材2を展開させることにより車室内と路面との間に傾斜面を形成する使用状態となる一方、両スロープ部材1,2を山折りに折り畳むことにより車室内に起立状態で収納される格納状態となる車両用スロープ装置であって、両スロープ部材1,2は、使用状態のとき互いの連結側端縁(基端1a,先端2a)が長さ方向に離間し、両連結側端縁の左右両端部には、両スロープ部材1,2同士を連結する連結部(左右ヒンジ取り付け部1b,1b,2b,2bおよび左右ヒンジ5,5)がそれぞれ設けられ、両スロープ部材1,2に支持され、使用状態のとき両スロープ部材1,2間の隙間を塞ぎ、格納状態のとき両連結側端縁よりも下方に退避する第3スロープ部材3が設けられている。
よって、第3スロープ部材3の長さの分だけ第1スロープ部材1および第2スロープ部材2を合わせた長さを使用状態のときに必要な長さよりも短くできる。この結果、格納状態における高さを低くできるため、車いすとの干渉を抑制できる。
(2) 第3スロープ部材3は、基端3aを第1スロープ部材1に回動可能に支持され、先端3bを第2スロープ部材2にスライド可能に支持されている。
よって、第3スロープ部材3の動作が第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の展開および折り畳み動作に連動するため、展開および折り畳み作業を簡素化して作業の手間を軽減できる。
(3) 第2スロープ部材2には、第3スロープ部材3の先端3bをスライド可能に支持する左右スライドレール14,14が設けられ、左右スライドレール14,14のスライド方向の両端縁には、弾性体からなる左右ストッパ15,15,16,16が設けられている。
よって、展開時および折り畳み時に不快な衝突音の発生を抑制できる。また、格納状態でのガタツキを抑え、不快なバタつき音の発生を抑制できる。
(4) 格納状態のとき第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の展開方向への相対回動を規制する第1ロック機構12を有する。
よって、格納状態でのガタツキを抑え、不快なバタつき音の発生を抑制できる。また、不意に第1スロープ部材1および第2スロープ部材2が展開するのを防止できる。
(5) 第1ロック機構12は、乗降口に設けられたテールゲート10のロック解除に連動してロック解除される。
よって、展開時にテールゲート10のロック解除と第1ロック機構12のロック解除とを個々に行う必要がないため、展開作業の手間を軽減できる。
(6) 第1スロープ部材1および第2スロープ部材2は、格納状態から車室内のフロア上に前倒し状態となるまで回動可能である。
よって、車両に車いすを乗せていない場合には、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2を前倒し状態としておくことにより、後部開口からの荷物の出し入れが容易となる他、車両後部のラゲージスペースを広く確保できる。
(7) 格納状態のとき第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の前倒し方向への回動を規制する左右第2ロック機構13を有する。
よって、車いすを収容している場合には格納状態を保持できる。また、不意に前倒し状態となるのを防止できる。
〔実施例2〕
次に実施例2について説明する。基本的な構成は実施例1と同じであるため、異なる点についてのみ説明する。図10は実施例2の車両用スロープ装置の格納状態を示す側面図、図11は図10のS11-S11断面図である。
実施例2では、第1スロープ部材1の基端1aおよび第2スロープ部材2の先端2aの左右両端部に、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2を相対回動可能に連結する左右連結部19,19が設けられている。左右連結部19,19は、実施例1の左右ヒンジ取り付け部1b,1b,2b,2bおよび左右ヒンジ5,5の機能を有し、第1スロープ部材1および第2スロープ部材2と別体に設けられている。第1スロープ部材1および第2スロープ部材2には、2つのスロット穴20a,20bとプランジャ用穴20cがそれぞれ形成されている。両スロット穴20a,20bは、長穴であって、左右フランジ部1d,1d,2d,2dに、長さ方向に所定間隔を開けてそれぞれ配置されている。プランジャ用穴20cは、左右フランジ部1d,1d,2d,2dの両スロット穴20a,20b間にそれぞれ配置されている。
左右連結部19,19は、2つのスライドピン21a,21bをそれぞれ有すると共に、2つのプランジャ用穴21c,21dがそれぞれ形成されている。両スライドピン21a,21bは、対応するスロット穴20a,20bの内部を摺動可能に設けられている。格納状態において、両スライドピン21a,21bは、左右連結部19,19が最も上方に引き出された連結部延長時(図10(a),図11(a))、両スロット穴20a,20bの上端に当接する。連結部延長時の全体形状は、実施例1の車両用スロープ装置の全体形状と略一致する。一方、格納状態において、両スライドピン21a,21bは、左右連結部19,19が下方に引き下げられた連結部格納時(図10(b),図11(b))、両スロット穴20a,20bの下端に当接する。両プランジャ用穴21c,21dは、両スライドピン21a,21b間に配置されている。左右プランジャ用穴21c,21cは連結部延長時に左右プランジャ用穴20c,20cと上下および前後方向で重なり、左右プランジャ用穴21d,21dは連結部収納時に左右プランジャ用穴20c,20cと上下および前後方向で重なる。左右プランジャ用穴20c,20cには、左右プランジャ22,22が挿入されている。左右プランジャ22,22は、連結部延長時には左右プランジャ用穴21c,21cに挿通されるため、連結部延長状態が維持される。一方、左右プランジャ22,22は、連結部収納時には左右プランジャ用穴21d,21dに挿通されるため、連結部収納状態が維持される。
実施例2にあっては、以下の効果を奏する。
(8) 左右連結部19,19は、格納状態のとき下方へスライド可能である。
よって、格納状態における全体の高さを低減できる。
〔実施例3〕
次に実施例3について説明する。基本的な構成は実施例1と同じであるため、異なる点についてのみ説明する。図12は、実施例3の車両用スロープ装置を示す斜視図である。
実施例3では、第3スロープ部材3を猫間障子のように第2スロープ部材2に対して平行にスライドさせる例である。第3スロープ部材3は、第2スロープ部材2の裏面2fに設けられ、第2スロープ部材2に対して平行にスライド可能に支持されている。
第3スロープ部材3は、格納状態のとき、自重により第2スロープ部材2の先端2aよりも下方に位置する。格納状態から第1スロープ部材1および第2スロープ部材2を展開方向へそれぞれ回動させると、第2スロープ部材2の先端2aが基端2eよりも下がったとき、第3スロープ部材3は自重により第1スロープ部材1側へスライドする。これにより、使用状態では第1スロープ部材1の基端1aと第2スロープ部材2の先端2aとの間に形成された隙間を第3スロープ部材3により塞ぐことができる。よって、実施例1と同様に、第3スロープ部材3の動作が第1スロープ部材1および第2スロープ部材2の展開および折り畳み動作に連動するため、展開および折り畳み作業を簡素化して作業の手間を軽減できる。
〔他の実施例〕
以上、本発明の車両用スロープ装置を実施するための形態を実施例に基づき説明したが、本発明の具体的な構成は実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例1において、使用状態における第1スロープ部材1と第3スロープ部材3との間の段差を緩和または解消するために、第3スロープ部材3の先端3bを、アーム式ヒンジを介して第1スロープ部材1の裏面1fに支持する構成としてもよい。
1 第1スロープ部材
1a 基端(連結側端縁)
1b ヒンジ取り付け部(連結部)
1c 表面
1d フランジ部
1f 裏面
2 第2スロープ部材
2a 先端(連結側端縁)
2b ヒンジ取り付け部(連結部)
2c 表面
2d フランジ部
2e 基端
2f 裏面
2g 傾斜面
3 第3スロープ部材
3a 基端
3b 先端
3c ローラ
4 ハンドル
5 ヒンジ(連結部)
5a 第1ヒンジ片
5b 第2ヒンジ片
6 前倒し用ヒンジ
7 スロープ支持部材
7a 先端
7b 基端
8 展開用ヒンジ
9 開口縁
10 テールゲート
10a ロック解除レバー
11 リンクバー
12 第1ロック機構
12a ストライカ
12b ロック部
13 第2ロック機構
13a ストライカ
13b ロック部
14 左右スライドレール
15,16 ストッパ
17 サードシート
18 ストライカ
19 連結部
20a,20b スロット穴
20c プランジャ用穴
21a,21b スライドピン
21c,21d プランジャ用穴
22 プランジャ

Claims (8)

  1. 車両の乗降口に設けられ、互いに回動可能に連結された第1スロープ部材および第2スロープ部材を展開させることにより車室内と路面との間に傾斜面を形成する使用状態となる一方、両スロープ部材を山折りに折り畳むことにより車室内に起立状態で収納される格納状態となる車両用スロープ装置であって、
    前記両スロープ部材は、前記使用状態のとき互いの連結側端縁が長さ方向に離間し、
    前記両連結側端縁の左右両端部には、前記両スロープ部材同士を連結する連結部がそれぞれ設けられ、
    前記両スロープ部材の少なくとも一方に支持され、前記使用状態のとき前記両スロープ部材間の隙間を塞ぎ、前記格納状態のとき前記両連結側端縁よりも下方に退避する第3スロープ部材が設けられていることを特徴とする車両用スロープ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用スロープ装置において、
    前記第3スロープ部材は、長さ方向一端側を一方のスロープ部材に回動可能に支持され、他端側を他方のスロープ部材にスライド可能に支持されていることを特徴とする車両用スロープ装置。
  3. 請求項2に記載の車両用スロープ装置において、
    前記他方のスロープ部材には、前記第3スロープ部材の前記他端側をスライド可能に支持するスライドレールが設けられ、
    前記スライドレールのスライド方向の少なくとも一方の端縁には、弾性体からなるストッパが設けられていることを特徴とする車両用スロープ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用スロープ装置において、
    前記格納状態のとき前記第1スロープ部材および前記第2スロープ部材の展開方向への相対回動を規制する第1ロック機構を有することを特徴とする車両用スロープ装置。
  5. 請求項4に記載の車両用スロープ装置において、
    前記第1ロック機構は、前記乗降口に設けられたドアまたはテールゲートのロック解除に連動してロック解除されることを特徴とする車両用スロープ装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の車両用スロープ装置において、
    前記第1スロープ部材および前記第2スロープ部材は、前記格納状態から前記車室内のフロア上に寝かせた状態となるまで回動可能であることを特徴とする車両用スロープ装置。
  7. 請求項6に記載の車両用スロープ装置において、
    前記格納状態のとき前記第1スロープ部材および前記第2スロープ部材の寝かせ方向への回動を規制する第2ロック機構を有することを特徴とする車両用スロープ装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の車両用スロープ装置において、
    前記連結部は、前記格納状態のとき下方へスライド可能であることを特徴とする車両用スロープ装置。
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