JP2003127731A - 車両の乗降補助シート - Google Patents

車両の乗降補助シート

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JP2003127731A JP2001322734A JP2001322734A JP2003127731A JP 2003127731 A JP2003127731 A JP 2003127731A JP 2001322734 A JP2001322734 A JP 2001322734A JP 2001322734 A JP2001322734 A JP 2001322734A JP 2003127731 A JP2003127731 A JP 2003127731A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格納状態では健常者の乗降の邪魔にならず、
使用に際しては人手を要しない乗降補助シートを提供す
る。 【解決手段】 補助シートクッション11が固定された
クッション支えブラケット12がアッパリンク22とロ
アリンク24とでベースブラケット16に連結されて、
補助シートクッションを縦位置として上端をシート1の
座面より低くした格納状態から上方へ引き出して水平位
置の使用状態へ姿勢変化可能となっている。ベースブラ
ケットに回転支持されクッション支えブラケットにリン
ク連結された荷重支えロッド30が係止片39に係合し
て使用状態を保持する。運転席ドア3を閉じると補助シ
ートクッションの上端がドアの格納補助ベルト5で押さ
れて格納状態へ折りたたまれ、ドアを開くとロアリンク
に連結されたコイルスプリング40により格納状態から
使用状態方向へ自動的に展開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽度の身体障害者
等の車両への乗降の便を図るため、シートに付設して折
りたたみ格納可能とした乗降補助シートに関する。
【0002】
【従来の技術】このような乗降補助シートとして、従
来、図00に示すようなものがある。図の(a)は格納
状態、(b)は使用状態を示す。乗降補助シート50
は、格納状態では車両のシート1の側部に補助シート座
部52を立ててドアを閉じられるようにし、使用時には
補助シート座部52の下辺部をヒンジ軸として外方へ倒
し、車両のシート1と略同じ高さの座面を提供するよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の乗降補助シート50では、ヒンジ軸が車両のシート
1の座面高さに近く設定されているので、格納した状態
では、補助シート座部52が車両のシート1の座面より
高く出っ張ってしまうので、乗降補助シートが不要の者
にとっては乗降の邪魔になるという問題がある。また、
使用時に補助シート座部52を倒し、格納時に立てる作
業を何れも人手で行わなければならず、操作が面倒であ
る。さらに、使用状態では補助シート座部52が側方へ
出っ張るので、しっかりと手動で格納しないと干渉して
ドアを閉じることができない。
【0004】したがって本発明は、上記の問題点に鑑
み、乗降補助シートが不要の者にとっても格納状態では
乗降の邪魔にならず、さらには格納、および使用状態へ
のセットにほとんど人手を要しない車両の乗降補助シー
トを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の本
発明は、車両のシートの側部に設けられる固定側部材に
対してアッパリンクとロアリンクとを有するリンク機構
で連結され、シートの側部にそった縦位置から上方へ引
き出して水平位置へ姿勢変化可能とした補助シートクッ
ションと、固定側部材に一端を回転可能に支持され、他
端を水平位置の補助シートクッションと係合可能とした
保持部材とを有して、補助シートクッションが縦位置に
ある状態を格納状態、補助シートクッションが水平位置
にある状態を使用状態とし、格納状態における補助シー
トクッションの上端を車両のシートの座面と略同レベル
以下に設定してあるものとした。
【0006】請求項2の発明は、さらにリンク機構に格
納状態から使用状態方向へ付勢するスプリングが設けら
れるとともに、補助シートクッションが水平位置となる
際、保持部材の他端を補助シートクッションと係合させ
る係合手段を有するものとした。所定の規制が解除され
れば補助シートクッションが自動的に使用状態へ展開す
るとともに、保持部材で使用状態が保持され使用可能と
なる。
【0007】請求項3の発明は、固定側部材がベースブ
ラケットであり、補助シートクッションはクッション支
えブラケットに固定され、アッパリンクとロアリンクの
補助シートクッション側はクッション支えブラケットに
連結され、係合手段は、クッション支えブラケットに設
けられた係止片と、保持部材の他端近傍に設けた長穴を
有する係止ブラケットと、クッション支えブラケットに
回転可能に支持され、先端を係止ブラケットの長穴に係
合させた連結部材とから構成されるものとした。全体が
1ユニットに形成され、ベースブラケットを車両のシー
トの側部に取り付けるだけで設置できる。
【0008】請求項4の発明は、さらにクッション支え
ブラケットにキーロックが取り付けられ、対応するアッ
パリンクまたはロアリンクに形成したキー穴にキーロッ
クのキーを差し込むことにより、格納状態を保持するも
のとした。
【0009】請求項5の発明は、格納状態から使用状態
までの姿勢変化の間補助シートクッションの上端部に当
接可能の格納補助部材が、車両のドアの内壁に設けられ
ているものとした。スプリングによりリンク機構が格納
状態から使用状態方向へ付勢されているので、ドアの開
閉に伴って使用状態に展開し、また格納状態へ折りたた
まれる。
【0010】請求項6の発明は、格納補助部材をドアの
アームレストから下方へ延びる格納補助ベルトとしたも
のである。ドアを閉じる際、ベルトの撓みによって補助
シートクッションの上端部への押圧力が当該上端部の軌
跡に近くなるので、格納がより滑らかとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、右ハンドル車の運転席シートに適
用した実施の形態を示す後面図で、ドアを閉じた状態を
示す。図2は、乗降補助シートの斜視図である。図1、
図2はいずれも乗降補助シートの格納状態を示してい
る。乗降補助シート10は、運転席シート1の側部にユ
ニットとして設置されている。
【0012】補助シートクッション11がクッション支
えブラケット12に図示省略のボルトで取り付けられ、
クッション支えブラケット12はその幅方向(車両前後
方向)の両端でベースブラケット16(16a、16
b)にリンク機構20(20a、20b)で連結されて
いる。リンク機構20はアッパリンク22とロアリンク
24を備える。ベースブラケット16a、16bはそれ
ぞれ運転席シート1の側部に図示しないボルトで取り付
けられる取り付け面17と、取り付け面17から直角に
曲げられたリンク取り付け壁18を有している。
【0013】クッション支えブラケット12も、それぞ
れ両端の上側に補助シートクッション取り付け面13か
ら直角に曲げられたアッパリンク取り付け壁14と、両
端の下側にロアリンク取り付け壁15を有している。前
後のアッパリンク22は、各端をベースブラケット16
のリンク取り付け壁18の上部とクッション支えブラケ
ット12のアッパリンク取り付け壁14に回転可能に連
結されている。また、前後のロアリンク24は、各端を
リンク取り付け壁18のアッパリンク22の連結部より
下方位置とクッション支えブラケット12のロアリンク
取り付け壁15に回転可能に連結されている。
【0014】なお、アッパリンク22はリンク取り付け
壁18の前後方向外側に配置され、ロアリンク24はリ
ンク取り付け壁18の内側に配置され、これに対応して
クッション支えブラケット12のアッパリンク取り付け
壁14とロアリンク取り付け壁15とは前後方向におい
て互いにずらせてある。
【0015】ベースブラケット16a、16bのリンク
取り付け壁18の下部にはロッド支持ブラケット33が
設けられ、荷重支えロッド30を回転可能に支持してい
る。荷重支えロッド30は、前後方向に延びてロッド支
持ブラケット33に支持される基部31、31と、両基
部から立ち上がり部32aでクランク状に折れてオフセ
ットしたオフセット部32を有している。クッション支
えブラケット12の上辺には、折り曲げ形成された係止
片39が荷重支えロッドのオフセット部32と平行に設
けられている。
【0016】前後のロアリンク24の中間部とリンク取
り付け壁18のアッパリンク22連結部近傍にはそれぞ
れ前後方向外方へ向けてピン41、42が設けられ、両
ピンの間にコイルスプリング40が張り渡されている。
ベースブラケット16のリンク取り付け壁18には、コ
イルスプリング40の上端を係止するピン42近傍から
ロアリンク24のピン41を含む所定領域に穴19が形
成され、後述する補助シートクッション11の格納位置
から使用位置にわたるロアリンク24の回動中、ピン4
1がリンク取り付け壁18と干渉しないようになってい
る。
【0017】アッパリンク22にはキー穴26が形成さ
れている。クッション支えブラケット12には、一方の
アッパリンク取り付け壁14の内側にキーロック45が
取り付けられ、アッパリンク取り付け壁14に形成した
穴からキー46を突出可能となっている。図1および図
2の格納状態においてキー46をアッパリンク22のキ
ー穴26に差し込むことができる。
【0018】また、荷重支えロッド30のオフセット部
32には長穴35を有する係止ブラケット34が取り付
けられるとともに、その近傍のクッション支えブラケッ
ト12にリンクロッド37を回転可能に支持するブラケ
ット36が設けられている。リンクロッド37の先端の
フック部38が係止ブラケット34の長穴35に係合し
ている。
【0019】運転席ドア3の内壁には、図2および図3
に示すように、上端がアームレスト4に取り付けられる
とともに下方へ延びる格納補助ベルト5が設けられ、そ
の下端が取り付けブラケット6によりドアの内壁に固定
されている。格納補助ベルト5は、運転席ドア3が閉じ
られた状態で前後方向オフセット部32の立ち上がり部
32aに対応する位置に設けてある。格納補助ベルト5
の下端は、後に示す使用状態における補助シートクッシ
ョン11の高さより若干低い位置に設定される。
【0020】つぎに上記構成における作動について説明
する。まず、図1の格納状態では、補助シートクッショ
ン11の上端部まわり(ここでは荷重支えロッド30の
オフセット部32)が閉状態の運転席ドア3の格納補助
ベルト5によって押され、補助シートクッション11が
上下に立った縦姿勢となっている。運転席ドア3を開く
と、ロアリンク24がコイルスプリング40の引張力に
よって回動し、図4に仮想線で示すように、補助シート
クッション11はオフセット部の立ち上がり部32aが
格納補助ベルト5上を滑りながら当初上方へ移動し、そ
の後補助シートクッション11自体の上端部が格納補助
ベルト5上を滑りながら外方へ倒れる軌跡を描いて水平
位置へ達する。
【0021】この間、荷重支えロッド30はロッド支持
ブラケット33を支点として回転するが、オフセット部
32が係止ブラケット34を介してリンクロッド37に
よりクッション支えブラケット12に連結されて回転範
囲が規制される。これにより、補助シートクッション1
1が水平となったとき荷重支えロッド30のオフセット
部32はクッション支えブラケット12の係止片39に
係合する。したがって、運転席ドア3がさらに開いて補
助シートクッション11から離れても、補助シートクッ
ション11は図5に示すように水平状態を保持して使用
状態となる。
【0022】つぎに、この使用状態から運転席ドア3を
閉じていくと、補助シートクッション11の上端部(使
用状態における外方端)が格納補助ベルト5に押され
る。これにより、格納補助ベルト5が撓んでその押圧力
の向きが斜め上向きとなることも手伝って、補助シート
クッション11は図4に示したと同じ軌跡を逆方向へ付
勢され、運転席ドア3を完全に閉じたとき図1の格納状
態となる。
【0023】なお、運転席ドア3を開いたままでも、補
助シートクッション11の上端部を持ち上げ気味に室内
側へ手で引張る(あるいは車外から押す)ことによって
ももちろん格納することができる。こうして手動で格納
した状態において、キーロック45を操作してキー46
をアッパリンク22のキー穴26に差し込めば、運転席
ドア3の格納補助ベルト5で押さえなくても格納状態が
保持される。
【0024】この場合、運転席ドア3を開く都度補助シ
ートクッション11が使用状態へ展開することはない。
格納状態においては補助シートクッション11の上端が
運転席シート1の座面2より低いので、補助シートクッ
ション11の使用を必要としない健常者にとってこの補
助シートクッション11が邪魔になることがない。
【0025】実施の形態は以上のように構成されている
ので、運転席ドア3の開閉に伴って自動的に補助シート
クッション11が使用状態となり、また格納されるの
で、面倒な操作の手間を要しないで乗降が容易となる。
また、格納状態にロックすることにより、補助シートク
ッション11は運転席シート1の座面2より低い位置に
保持されるので、補助シートクッション11を必要とし
ない場合に邪魔になることもない。
【0026】なお、実施の形態では補助シートクッショ
ン11を運転席シート1に設けた例について説明した
が、これに限定されず、任意のシートに設置することが
できる。さらに、格納状態においては補助シートクッシ
ョン11の上端は運転席シート1の座面2より低く設定
したが、補助シートクッション11の上端の高さは運転
席シート1の座面2と略同レベルであれば座面2よりわ
ずかに突出しても実質邪魔になることはない。
【0027】また、リンク機構20を付勢するコイルス
プリング40をベースブラケット16とロアリンク24
間に張り渡したが、配置スペースが得られればベースブ
ラケット16とアッパリンク22間、あるいはアッパリ
ンク22とロアリンク24間に張り渡すものとしてもよ
い。また、荷重支えロッド30のオフセット部32はリ
ンクロッド37を介してクッション支えブラケット12
に連結したが、リンクロッド37の代わりに例えばチェ
ーンを用いてもよい。
【0028】さらに、実施の形態では、格納状態の近く
では荷重支えロッド30のオフセット部の立ち上がり部
32aが格納補助ベルト5上を滑り、使用状態に近づく
につれて補助シートクッション11自体の上端部が格納
補助ベルト5上を滑るものとなっているが、補助シート
クッション11の使用状態での高さとオフセット部32
の高さの設定によって、格納状態から使用状態まで終始
格納補助ベルト5が補助シートクッション11の上端部
と当接するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の乗降補助シート
は、補助シートクッションを固定側部材にアッパリンク
とロアリンクとを有するリンク機構で連結して、シート
の側部にそった縦位置の格納状態から上方へ引き出して
水平位置の使用状態へ姿勢変化可能とし、固定側部材に
支持されて回転可能の保持部材を補助シートクッション
と係合させて使用状態を保持する一方、格納状態におけ
る補助シートクッションの上端を車両のシートの座面と
略同レベル以下に設定したので、格納状態の補助シート
クッションは車両のシート座面より高々と突出せず、乗
降補助シートの使用が不要の健常者の乗降の場合に邪魔
にならない。
【0030】そして、リンク機構に格納状態から使用状
態方向へ付勢するスプリングを設け、また補助シートク
ッションが水平位置となる際、保持部材を補助シートク
ッションと係合させる係合手段を設けることにより、補
助シートクッションが自動的に使用状態へ展開するとと
もに、保持部材で使用状態が保持され使用可能となるの
で、使用にあたって面倒な操作を要しない。
【0031】上記の固定側部材をベースブラケットと
し、補助シートクッションはクッション支えブラケット
に固定し、アッパリンクとロアリンクの補助シートクッ
ション側はクッション支えブラケットに連結し、係合手
段は、クッション支えブラケットに設けられた係止片
と、保持部材の他端近傍に設けた長穴を有する係止ブラ
ケットと、クッション支えブラケットに回転可能に支持
されて先端を係止ブラケットの長穴に係合させたロッド
とから構成することにより、全体が1ユニットに形成さ
れるから、ベースブラケットを車両のシートの側部に取
り付けるだけで任意の車両シートに簡単に設置できる。
【0032】さらにクッション支えブラケットにキーロ
ックを取り付け、アッパリンクまたはロアリンクに形成
したキー穴にキーロックのキーを差し込むよう構成する
ことにより、必要時には簡単な操作で格納状態を保持で
きる。
【0033】また、リンク機構にスプリングを備えた場
合には、車両のドア内壁に、格納状態から使用状態まで
の姿勢変化の間補助シートクッションの上端部まわりに
当接可能の格納補助部材を設けることにより、ドアが開
くと自動的に使用状態に展開し、ドアを閉じるに伴って
格納状態へ折りたたまれるので終始人手を要しない。こ
の際、格納補助部材をドアのアームレストから下方へ延
びる格納補助ベルトとすれば、ベルトの撓みによって補
助シートクッションの上端部への押圧力が当該上端部の
軌跡に近くなるので、ドア閉じに伴う格納がより滑らか
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す後面図である。
【図2】乗降補助シートを示す斜視図である。
【図3】格納補助ベルトの設置状態を示す図である。
【図4】格納状態から使用状態への補助シートクッショ
ンの移動軌跡を示す図である。
【図5】使用状態を示す図である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 運転席シート 3 運転席ドア 4 アームレスト 5 格納補助ベルト 6 取り付けブラケット 10 乗降補助シート 11 補助シートクッション 12 クッション支えブラケット 13 補助シートクッション取り付け面 14 アッパリンク取り付け壁 15 ロアリンク取り付け壁 16a、16b ベースブラケット 17 取り付け面 18 リンク取り付け壁 19 穴 20a、20b リンク機構 22 アッパリンク 24 ロアリンク 26 キー穴 30 荷重支えロッド 31 基部 32 オフセット部 32a 立ち上がり部 33 ロッド支持ブラケット 34 係止ブラケット 35 長穴 36 ブラケット 37 リンクロッド 38 フック部 39 係止片 40 コイルスプリング 41、42 ピン 45 キーロック 46 キー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のシートの側部に設けられる固定側
    部材に対してアッパリンクとロアリンクとを有するリン
    ク機構で連結され、シートの側部にそった縦位置から上
    方へ引き出して水平位置へ姿勢変化可能とした補助シー
    トクッションと、固定側部材に一端を回転可能に支持さ
    れ、他端を水平位置の補助シートクッションと係合可能
    とした保持部材とを有して、補助シートクッションが前
    記縦位置にある状態を格納状態、補助シートクッション
    が前記水平位置にある状態を使用状態とし、前記格納状
    態における補助シートクッションの上端を前記車両のシ
    ートの座面と略同レベル以下に設定してあることを特徴
    とする車両の乗降補助シート。
  2. 【請求項2】 前記リンク機構には前記格納状態から使
    用状態方向へ付勢するスプリングが設けられるととも
    に、前記補助シートクッションが水平位置となる際、前
    記保持部材の他端を補助シートクッションと係合させる
    係合手段を有することを特徴とする請求項1記載の車両
    の乗降補助シート。
  3. 【請求項3】 前記固定側部材がベースブラケットであ
    り、前記補助シートクッションはクッション支えブラケ
    ットに固定され、前記アッパリンクとロアリンクの補助
    シートクッション側はクッション支えブラケットに連結
    され、前記係合手段は、クッション支えブラケットに設
    けられた係止片と、保持部材の前記他端近傍に設けた長
    穴を有する係止ブラケットと、クッション支えブラケッ
    トに回転可能に支持され、先端を係止ブラケットの長穴
    に係合させた連結部材とから構成されることを特徴とす
    る請求項2記載の車両の乗降補助シート。
  4. 【請求項4】 前記クッション支えブラケットにはキー
    ロックが取り付けられ、対応するアッパリンクまたはロ
    アリンクに形成したキー穴にキーロックのキーを差し込
    むことにより、格納状態を保持するようにしたことを特
    徴とする請求項2または3記載の車両の乗降補助シー
    ト。
  5. 【請求項5】 前記格納状態から使用状態までの姿勢変
    化の間補助シートクッションの上端部に当接可能の格納
    補助部材が、車両のドアの内壁に設けられていることを
    特徴とする請求項1、2、3または4記載の車両の乗降
    補助シート。
  6. 【請求項6】 前記格納補助部材が、ドアのアームレス
    トから下方へ延びる格納補助ベルトであることを特徴と
    する請求項5記載の車両の乗降補助シート。
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