JP3162303B2 - 自動車用スペースアップシートのインナーレッグカバー構造 - Google Patents

自動車用スペースアップシートのインナーレッグカバー構造

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JP3162303B2
JP3162303B2 JP27177996A JP27177996A JP3162303B2 JP 3162303 B2 JP3162303 B2 JP 3162303B2 JP 27177996 A JP27177996 A JP 27177996A JP 27177996 A JP27177996 A JP 27177996A JP 3162303 B2 JP3162303 B2 JP 3162303B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワゴン車や
バン型車のようなワンボックス系車両のサードシートと
して好適なスペースアップシート、特にそのインナーレ
ッグ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平8−142725号公報に
記載のように、シートクッションの外側部に、このシー
トクッションを車体前後方向にスライド可能にガイドす
るスライドレールと、このシートクッションの内側部を
跳ね上げ可能に回動支持するヒンジ機構とを設けるとと
もに、シートクッションの内側部にインナーレッグを設
けたスペースアップシートが知られている。このインナ
ーレッグには車体フロアに固定されたストライカに係合
可能なインターロック機構(ラッチ機構)を有するレッ
グアームが前後に揺動可能に設けられている。
【0003】このシートの場合、インターロック機構が
ストライカに係合したまま、インナーレッグが前後の2
位置に移動可能となっているため、シートを前後に移動
させる際、インナーレッグを一旦ストライカから外す必
要がなく、移動操作が簡単である。さらにシートクッシ
ョンを使用しない場合には、インナーレッグをストライ
カから外し、ヒンジ機構を中心としてシートを車室内壁
側へ跳ね上げ回転させることにより、車室内壁に沿って
コンパクトに格納でき、車内スペースを大きくできる。
【0004】ところが、上記のスペースアップシートの
場合、インナーレッグは車体フロアに固定された1本の
ストライカに対して係合するに過ぎないので、言わば3
本脚構造でシートを支持していることになる。そのた
め、例えばシートバックに後方への倒れモーメントが作
用した場合、シートの前端部に上下方向のガタが発生す
る可能性があった。
【0005】そこで、インナーレッグの後端部にインタ
ーロック機構を設けるだけでなく、前端部にもインター
ロック機構を設け、このインターロック機構を車体フロ
アに固定された前側ストライカに係合させることによ
り、シートの前端部のガタを解消することが考えられ
る。
【0006】しかし、インターロック機構はロック強度
は大きいものの、機構が大型で重量も大きい。そのた
め、インナーレッグの前後両端部にインターロック機構
を設けることは、インナーレッグの大型化と重量増加を
招く欠点がある。しかも、シートの後端部にはシートベ
ルトアンカなどを連結する関係で、大きなロック強度が
要求されるのに対し、前端部には後端部ほどのロック強
度は必要でない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、インナーレッ
グの前端部にフックを設け、このフックを車体フロアに
固定された前側ストライカに係合させることにより、シ
ートの前端部のガタを解消することが考えられる。
【0008】このようなインナーレッグ構造を持つシー
トを後端位置から前方へ移動させると、フックおよびイ
ンターロック機構がそれぞれ前側ストライカおよび後側
ストライカを支点として円弧を描きながら揺動し、イン
ナーレッグ自体も同様の円弧を描きながら揺動する。こ
のとき、インナーレッグの前端部がフロア面から一度持
ち上がり、その後、降下する動きをするため、降下位置
に物体などがあると、インナーレッグとフロア面との間
に物体が挟まれる可能性がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、シートを前後に
移動させた際に、インナーレッグとフロア面との間に物
体が挟まれるのを防止できる自動車用スペースアップシ
ートのインナーレッグカバー構造を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、シートクッションの外側部に、このシー
トクッションを車体前後方向にスライド可能にガイドす
るスライドレールと、このシートクッションの内側部を
跳ね上げ可能に回動支持するヒンジ機構とを設けるとと
もに、シートクッションの内側部にインナーレッグを設
けたスペースアップシートにおいて、車体フロアに前後
に一定間隔を開けて固定された前側および後側ストライ
カと、インナーレッグの後端部に前後に揺動可能に軸支
され、後側ストライカに係合可能なインターロック機構
を有するレッグアームと、インナーレッグの前端部に前
後に揺動可能に配置され、前側ストライカに係合可能な
フックと、インナーレッグの外側面を覆い、後端部がイ
ンナーレッグに揺動自在に軸支されたレッグカバーとを
備え、インナーレッグの前後移動に伴い、レッグカバー
の前端部が車体フロアからの高さがほぼ一定のまま前後
移動するように、レッグカバーに上記フックの揺動支軸
を摺動自在にガイドするガイド溝を形成したものであ
る。
【0011】シートを後端位置から前方へ押すと、シー
トの外側部はスライドレールによってガイドされ、内側
部はフックおよびインターロック機構がそれぞれ前側ス
トライカおよび後側ストライカを支点として円弧を描き
ながら揺動し、インナーレッグ自体も同様の円弧を描き
ながら揺動する。つまり、インナーレッグの前端部がフ
ロア面から一度持ち上がり、その後、降下する動きをす
る。一方、レッグカバーは、その後端部がインナーレッ
グに揺動自在に軸支され、かつフックの支軸を摺動自在
にガイドするガイド溝が形成されているので、レッグカ
バーの前端部は車体フロアからの高さがほぼ一定のまま
前後移動する。そのため、インナーレッグの前方に物体
などがあっても、レッグカバーによって前方へ押され、
インナーレッグとフロア面との間に挟まれる恐れがな
い。
【0012】シートを前後に移動させた際、フックとレ
ッグアームの回転半径が同一であれば、シートの内側部
は平行を保ったまま円弧状に揺動するが、フックの回転
半径がレッグアームより短いと、シートに捩れが生じ、
円滑に前後移動ができなくなる。そこで、フックとレッ
グアームとを前後方向に延びる主リンクによって連結
し、プレート状のインナーレッグにフックと主リンクと
を軸支した揺動支軸を摺動自在にガイドする下に凸の円
弧状ガイド穴を形成するのが望ましい。この場合には、
ガイド穴によってフックとレッグアームとの回転半径差
が吸収され、シートの捩れを防止できるので、シートは
円滑に前後移動することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図面は本発明にかかるスペースア
ップシートSをワンボックス系車両のサードシートとし
て用いた例を示し、図1は使用状態、図2は格納状態で
ある。なお、図1には右側のシートのみが記載されてい
るが、実際にはこれと対称な左側シートも設けられてい
る。
【0014】スペースアップシートSは、シートクッシ
ョン1とシートバック2とを備えており、1.5人分の
シート幅を有している。シートバック2は周知のリクラ
イニング機構(図示せず)によってその起立角度を自在
に調整できるようになっており、最大限後方へ倒せば、
シートクッション1とフラットな位置まで後傾可能とな
っている。
【0015】シートクッション1の内部にはフレーム1
aが組み込まれており、このフレーム1aの外側部の前
後に一対のヒンジ用ブラケット3が固定されている。ブ
ラケット3は、スライドレール4にヒンジ機構5を介し
て回動可能に連結されている。スライドレール4は互い
にスライド自在なロアレール4aとアッパレール4bと
を備えており、ヒンジ機構5はアッパレール4b上に固
定されている。ロアレール4aの前後両端部は、ブラケ
ット6を介して例えばホイールハウスHの上面に水平に
固定されている。このように、シートクッション1の外
側部はヒンジ機構5を介してスライドレール4に連結さ
れているので、シートクッション1の外側部は前後にス
ライド可能であるとともに、シートクッション1の外側
部側を支点として車室内側壁に沿って跳ね上げ回動(図
2参照)させることができる。
【0016】スライドレール4には、前後2位置で位置
決めできるように、公知のスライドロック機構7が設け
られている。このスライドロック機構7のレバー7aを
操作することによって、スライドレール4側のスライド
ロックを解除できると同時に、ケーブル8を介して後述
するインナーレッグ10側のロックも解除できるように
なっている。
【0017】シートクッション1の内側部には、図3〜
図5に示すように、シートクッション1の裏面に沿う位
置へ折り畳み可能なインナーレッグ10が設けられてい
る。インナーレッグ10は金属板よりなるプレート状の
レッグベース11を備えており、レッグベース11の上
端の前後両端部には軸受穴11aが形成され、これら軸
受穴11aをシートクッションフレーム1aに固定され
たブラケット12にピン13を介して軸支することによ
り、レッグベース11は折り畳み可能となっている。
【0018】インナーレッグ10の前後端部には、車体
フロアFに固定された前側ストライカT1と後側ストラ
イカT2にそれぞれ係合可能なフック31とインターロ
ック機構20とが設けられている。インターロック機構
20は、前後に揺動可能なレッグアーム14の先端部に
固定されている。そのため、インナーレッグ10は、フ
ック31とインターロック機構20とがストライカT
1,T2に係合したまま、前後に揺動できるようになっ
ている。
【0019】前側ストライカT1は門形に形成されてお
り、その両脚部がフロアFに固定されたブラケットBに
支持されている。ブラケットBの前端部には起立片B1
が一体に形成されており、この起立片B1にレッグベー
ス11の下面を支えるクッションゴムCが嵌合保持され
ている。なお、クッションゴムCの前端部には、フロア
Fの凹ビードに嵌合する突片C1が一体に形成されてい
る。後側ストライカT2は、フロアFに形成された凹所
Dの上に左右に架け渡した状態で、その両端部がボルト
EによってフロアFに固定されている。上記凹所Dは、
インターロック機構20とフロアFとの干渉を防止する
ためのものである。
【0020】インナーレッグ10には、フック31とイ
ンターロック機構20とを前後ストライカT1,T2に
対して一動作で解除するためのロック解除機構30が設
けられている。ロック解除機構30は、図6に示すよう
に、フック31、レッグアーム14、フック31とレッ
グアーム14とを連結する主リンク33、前端部がフッ
ク31と連結された副リンク34、主リンク33の後端
部と副リンク34の後端部とを連結する操作リンク40
などを備えている。
【0021】レッグアーム14は、レッグベース11の
後端部に軸15によって前後に揺動可能に取り付けられ
ている。レッグアーム14の中央部内面には断面コ字形
のアンカブラケット16(図7参照)の一端側が溶接固
定されており、アンカブラケット16の自由端側に、中
央席用および外席用のシートベルト18のアンカプレー
ト19と、インターロック機構20の上端部とが、段付
ボルト17aによって共締めされている。なお、インタ
ーロック機構20の上端部には、ボルト17aと螺合す
るプロジェクションナット17bが予め固定されてい
る。このようにアンカプレート19をアンカブラケット
16の自由端側に固定したのは、アンカプレート19に
シートベルト18から過大な荷重が加わった時、インタ
ーロック機構20には後側ストライカT2中心に図4の
左回り方向のモーメントが作用するが、この時にアンカ
ブラケット16の自由端側が塑性変形し、溶接部やボル
ト17aなどの破断を防止するためである。シートベル
ト18は、レッグベース11の裏側を通り、シートクッ
ション1に設けた穴を貫通して上方へ引き出されてい
る。
【0022】インターロック機構20は、図8,図9の
ように2枚のプレート21,22の間にラッチ23とポ
ール24とをそれぞれ軸25,26を介して回動可能に
取り付け、アッセンブリ化したものである。ラッチ23
とポール24はその間に張架したスプリング27によっ
て開放方向(図9の矢印方向)に付勢されており、プレ
ート21に形成されたストッパ21a,21bによって
ラッチ23とポール24を開放位置で回動規制できるよ
うになっている。ポール24と一体回転する軸26はプ
レート22の表面側へ突出しており、この突出端部に解
除レバー28が固定されている。解除レバー28は後述
する操作リンク40の爪42と係合可能である。ラッチ
23を回転自在に支持する軸(ボルト)25もプレート
22の表面側に突出しており、この軸25の突出端部は
レッグアーム14に締結されている。このように、イン
ターロック機構20の上端部はボルト17aによってレ
ッグアーム14に溶接固定されたアンカブラケット16
に、下端部は軸25によってレッグアーム14にそれぞ
れ安定に固定される。
【0023】インターロック機構20の動作は周知の通
りである。すなわち、シートクッション1を車体フロア
F側へ回動させると、車体フロアFに固定された後側ス
トライカT2がインターロック機構20の開口部22a
に嵌合すると同時に、ラッチ23の嵌合溝23aにも係
合し、ラッチ23を閉鎖方向に回動させる。やがて、ポ
ール24がラッチ23に係合してラッチ23を閉鎖位置
で保持することにより、ロックする。一方、ロックを解
除するには、解除レバー28を矢印方向に操作すること
により、ポール24を回動させてラッチ23との係合を
外す。これにより、ラッチ23はスプリング27によっ
て開放方向に回動し、ラッチ23の嵌合溝23aがプレ
ート21,22に形成された開口部22aに対応して、
ロックが解除される。
【0024】レッグベース11の前部には、下に凸の円
弧状ガイド穴37が形成されており、このガイド穴37
にフック31の支軸32が前後に摺動可能に挿通されて
いる。フック31の下端部には、車体フロアFに固定さ
れた前側ストライカT1に係合する前向きのロック溝3
1aが形成されている。このようにフック31を前向き
に形成することで、ベルトアンカ荷重によりシートS全
体が前方へ引っ張られた場合でも、フック31がストラ
イカT1から外れることがない。フック31は支軸32
を介して主リンク33の前端部に揺動自在に連結されて
おり、主リンク33の後端部は軸39(図6参照)を介
してレッグアーム14に枢着されている。なお、フック
31の上端と主リンク33の中間部の係止穴33aとの
間には、フック31を前側ストライカT1との係合方向
に付勢するためのスプリング38が張設されている。フ
ック31の支軸32とロック溝31aとの中間部にはピ
ン31bが固定されており、このピン31bは副リンク
34の前端部に形成された長孔34aに嵌合している。
この長孔34aは、フック31がストライカT1と係合
する際に、副リンク34が追随移動するのを防止するた
めのものである。なお、主リンク33の前端部には、ス
プリング係止具35が固定されており、この係止具35
と副リンク34との間にはガタ吸収用のスプリング36
が張設され、副リンク34を常時前方へ引っ張ってい
る。
【0025】主リンク33の後端部と副リンク34の後
端部との間には、軸43,44を介して操作リンク40
が回動可能に連結されている。操作リンク40の表面に
は操作ハンドル41が溶接固定されており、操作リンク
40の後端部にはインターロック解除レバー28を解除
操作するための爪42が折曲形成されている。
【0026】上記レッグアーム14の上端部には、レッ
グアーム14をスライドロック機構7と連動して前後2
位置で係止するための係止機構50が設けられている。
すなわち、係止機構50は、図10,図11のように、
スライドロック機構7と連結されたケーブル8と、レッ
グアーム14の上端部に形成された2個の凹部14aの
いずれかに係合する係止具51と、係止具51を凹部1
4aとの係合方向に付勢するスプリング59とを備えて
いる。係止具51は、図10のように内側プレート52
と外側プレート53の両端部どうしを軸54とピン55
とで連結したものであり、上記軸54はレッグベース1
1に回動可能に軸支されており、上記ピン55はレッグ
ベース11に形成された円弧状のガイド穴11b内を摺
動自在である。なお、スプリング59はピン55とレッ
グベース11の後端部との間に張設されており、ピン5
5をレッグアーム14の凹部14aとの係合方向に付勢
している。内側プレート52にはレッグベース11側へ
折曲された引掛片52aが一体に形成されており、この
引掛片52aには2個のワイヤ引掛溝52bとその中間
に端末具挿通用切欠52cとが形成されている。ケーブ
ル8の端部は、レッグベース11の内面に固定されたブ
ラケット56に取り付けられており、ケーブル8から引
き出されたワイヤ8aの先端には球状の端末具8bが固
定され、この端末具8bが一方のワイヤ引掛溝52bに
引っ掛けられている。なお、引掛片52aに2個のワイ
ヤ引掛溝52bを設けた理由は、係止具51を左右のス
ペースアップシートSで共通使用するためである。
【0027】レッグベース11の内面からブラケット5
6のケーブル支持点までの距離Mは、レッグベース11
の内面からワイヤ係止点までの距離Nより長く、ワイヤ
8aはレッグベース11方向に傾いた状態で取り付けら
れる。そのため、ワイヤ8aに張力が作用すると、端末
具8bには引掛溝52bの奥に嵌合する方向の分力が働
き、ワイヤ8aが引掛溝52bから外れるのを防止でき
る。また、ワイヤ8aの張力は引掛片52aに対しレッ
グベース11から離れる方向に作用するので、引掛片5
2aがレッグベース11に接触せず、ワイヤ8aの引張
力が安定し、係止解除フィーリングが良くなり、作動力
も低くなる。
【0028】なお、ワイヤ8aの引っ掛け方法は、端末
具8bを切欠52cに挿入したうえ、ワイヤ8aを上方
へスライドさせ、ピン55に近い引掛溝52bに係止す
る。係止状態において、引掛片52aとレッグベース1
1の内面との寸法Lは、図11のように端末具8bの半
径より小さいので、ワイヤ8aが多少弛んでも端末具8
bが引掛溝52bから外れる恐れはない。
【0029】インナーレッグ10の外側面は、図14に
示すように、その前部が樹脂製のレッグカバー60で、
後部が樹脂製のインターロックカバー80でそれぞれ覆
われている。レッグカバー60の裏面には、図15のよ
うに、複数(図では4個)のボス部61〜64とばね片
65,66とが突設されている。上記ボス部61〜64
のうち、レッグカバー60の後端部に形成されたボス部
61には、図16のようにネジ70がレッグベース11
の裏側から螺着されており、このネジ70を支点として
レッグカバー60がレッグベース11に対して上下に揺
動可能である。また、他のボス部62〜64にも、図1
7のようにネジ71〜73がレッグベース11の裏側か
らネジ挿通穴74〜76を介して螺着されているが、上
記ネジ70を支点としてレッグカバー60が上下に揺動
できるように、ネジ挿通穴74〜76は上記ネジ70を
中心とする円弧状の長孔となっている。上記ばね片6
5,66はレッグベース11の表面に圧接し、レッグカ
バー60がレッグベース11に対しガタなく上下に揺動
できるようになっている。
【0030】レッグカバー60の裏面中央部にはほぼ水
平な略直線状のガイド溝67が一体に形成されている。
上記ガイド溝67には、図18のようにフック31の支
軸32の先端部に嵌着されたブッシュ68が摺動自在に
嵌合している。このように支軸32がガイド溝67に摺
動自在にガイドされるので、インナーレッグ10の前後
移動に伴い、レッグカバー60の前端部が車体フロアF
からの高さhがほぼ一定のまま前後移動できる。なお、
レッグカバー60の動作は、後述する図12,図13に
基づいて詳しく説明する。
【0031】インターロックカバー80は、図14に示
すように取付ピン81などによってレッグアーム14の
表面側に取り付けられている。したがって、レッグアー
ム14が前後に揺動すると、インターロックカバー80
も一体に揺動する。インターロックカバー80の表面に
は、挿通穴82を介して操作ハンドル41のみが露出し
ており、乗員が誤ってインターロック解除レバー28や
爪42に触れるのを防止している。
【0032】次に、上記構成よりなるスペースアップシ
ートSの動作を説明する。まず、通常の着座姿勢におい
ては、図4のようにシートSを後端位置として使用す
る。この状態において、他の車両が後方から追突したり
して、シートバック2に後方へのモーメントが作用する
と、シートクッション1の前端部が起き上がろうとす
る。しかし、インナーレッグ10の後端部(インターロ
ック機構20)が後側ストライカT2と係合するととも
に、インナーレッグ10の前端部(フック14)が前側
ストライカT1と係合しているので、シートクッション
1の前端部の起き上がりを規制でき、シートSのガタを
抑制できる。
【0033】シートSの後部に位置する荷室に大きな荷
物などを収容するには、図5のようにシートSを前方へ
移動させ、荷室を拡大する必要がある。その場合には、
スライドロック機構7のレバー7aを操作し、スライド
レール4側のスライドロックを解除すると同時に、ケー
ブル8を介してインナーレッグ側のロックを解除する。
すなわち、ケーブル8のワイヤ8aの引っ張り力によっ
て係止具51がレッグアーム14の凹部14aから外
れ、レッグアーム14は前後に揺動可能となる。この状
態で、シートSを前方へ押すと、フック31とインター
ロック機構20とが前後のストライカT1,T2と係合
したまま前方へ揺動する。そして、シートSが所定位置
まで前進すると、スライドロック機構7が自動的にロッ
クすると同時に、レッグアーム14の凹部14aに係止
具51が自動的に係合し、レッグアーム14の揺動を規
制する。これにより、シートSは前端位置で位置決め保
持される。
【0034】ところで、後端位置からインナーレッグ1
0が前方へ移動を開始すると、レッグアーム14が後側
ストライカT2を支点として前方へ揺動し、フック31
も前側ストライカT1を支点として前方へ揺動する。こ
のとき、レッグアーム14の回転半径R2はフック31
の回転半径R1より大きいので、シートSに捩れが生じ
る。ところが、シートSの外側部に設けられたスライド
レール4は捩れを許容できないので、事実上、前後に移
動できなくなる。そこで、本実施例では、レッグベース
11にフック31の揺動支点32を摺動自在にガイドす
る円弧状のガイド穴37を設けることにより、レッグア
ーム14とフック31との回転半径差を吸収し、シート
Sの捩れを防止している。
【0035】その動作原理を図12,図13にしたがっ
て説明する。図12の実線位置からインナーレッグ10
が前方へ移動すると、フック31の揺動支点32はガイ
ド穴37の前端から後方へ相対移動する。移動の途中
で、インナーレッグ10の後端部はレッグアーム14の
回転半径R2に応じた距離Hだけ上昇するのに対し、フ
ック31の回転半径R1が小さいので、インナーレッグ
10の前端部は距離Hほど上昇できない。しかし、ガイ
ド穴37が下に凸の円弧状であるため、インナーレッグ
10の前端部も距離Hだけ上昇することができる。つま
り、シートSの内側部の前後部が同一高さで円弧運動を
起こすことができるので、シートSの捩れを解消でき
る。
【0036】上記のようにインナーレッグ10が前方へ
移動する際、インナーレッグ10の前端部は一度持ち上
がり、その後、降下する動きをする。一方、レッグカバ
ー60はその後端部がネジ70を支点としてインナーレ
ッグ10に揺動自在に軸支されており、前端部にはフッ
ク31の支軸32を摺動自在にガイドするガイド溝67
が形成されているので、レッグカバー60の前端部は車
体フロアFからの高さhがほぼ一定のまま前進する。そ
のため、インナーレッグ10の前方に物体などがあって
も、レッグカバー60によって前方へ押され、インナー
レッグ10とフロア面Fとの間に挟まれる恐れがない。
なお、実際の車両ではフロアF上にカーペット(図示せ
ず)が敷設されるので、カーペットからレッグカバー6
0の前端部までの高さhはさらに小さく(例えば約10
mm程度)なり、インナーレッグ10とフロア面Fとの
間に物体が挟まれる可能性は更に低くなる。
【0037】図4および図5から明らかなように、シー
トSの後端位置と前端位置とを比較すると、操作ハンド
ル41の姿勢は殆ど変化していないにも拘わらず、イン
ターロック機構20の解除レバー28は前方へ大きく回
転している。したがって、シートSを前端位置へ移動さ
せた場合には、たとえ操作ハンドル41を引き上げても
解除レバー28を操作することができない。つまり、シ
ートSが前端位置にある場合には、インターロック機構
20のロックを解除できず、シートSを跳ね上げること
ができないようになっている。
【0038】また、主リンク33の後端部がレッグアー
ム14の下部に連結されていることから、シートSの前
後移動に伴うフック31の揺動角度が、レッグアーム1
4の揺動角度に比べて小さい。その結果、シートSを前
後に移動させた時、フック31の前側ストライカT1に
対する係合姿勢が大きく変化せず、シートSを前端位置
とした状態で、シートクッション1の前端部に上方への
外力が作用しても、フック31が前側ストライカT1か
ら外れるのを防止できる。
【0039】シートSを前端位置から後方へ移動させる
場合には、上記と同様に、スライドロック機構7のレバ
ー7aを操作して、スライドレール4側のスライドロッ
クを解除すると同時に、インナーレッグ側のロックを解
除する。この状態で、シートSを後方へ押すことによ
り、後端位置でスライドロック機構7が自動的にロック
すると同時に、レッグアーム14の凹部14aに係止具
51が自動的に係合し、シートSを位置決めできる。
【0040】なお、前側ストライカT1の前方にクッシ
ョンゴムCが設けられているので、シートSが後端位置
にある時(図4参照)には、レッグベース11の前端部
下面がクッションゴムCに当たり、シートSが前端位置
にある時(図5参照)には、レッグベース11の中央部
下面がクッションゴムCに当たる。そのため、フック3
1および前側ストライカT1にかかる負担を軽減できる
とともに、シートSの前後移動時におけるショックを軽
減し、かつフック31と前側ストライカT1とのガタを
吸収することができる。
【0041】次に、荷室を更に拡大する場合には、シー
トSを車室内壁に沿って跳ね上げればよい。この場合に
は、まずシートSを後端位置とし、シートバック2をフ
ラットな位置とする。そして、操作ハンドル41を上方
へ引き起こすと、操作リンク40が軸43を支点として
図4の左回り方向へ回動すると同時に、副リンク34を
介してフック31が後方へ揺動する。操作リンク40が
所定角度回動すると、フック31が前側ストライカT1
からほぼ外れると同時に、操作リンク40の先端に形成
された爪42がインターロック機構20の解除レバー2
8に当たり、インターロックを外す。つまり、ロック解
除機構30によって、フック31と前側ストライカT1
とのロックと、インターロック機構20と後側ストライ
カT2とのロックとが、操作ハンドル41を上方へ引き
上げるだけの一動作で解除される。特に、この実施例で
は操作リンク40の爪42と解除レバー28との位置を
若干離しておき、フック31によるロック解除の後、イ
ンタロック機構20によるロック解除を行うという2段
ロック解除方式としたので、操作ハンドル41の操作フ
ィーリングが向上するという特徴がある。この状態で、
シートSをヒンジ機構5を支点として跳ね上げると、シ
ートSを車室内側壁に沿って格納することができる(図
2参照)。なお、格納状態において、インナーレッグ1
0が車室内へ突出しないように、シートクッション1の
裏面に沿って折り畳むのがよい。
【0042】車室内側壁に沿って格納したシートSを元
の着座状態に戻すには、インナーレッグ10をシートク
ッション1の裏面から起こし、シートSを水平位置へ倒
せばよい。この時、フック31が前側ストライカT1と
自動的に係合するとともに、インターロック機構20も
後側ストライカT2と自動的に係合し、確実にロックす
ることができる。
【0043】ところで、フック31が前側ストライカT
1と係合する時、フック31は後方へ揺動するが、この
揺動に追随して副リンク34も後方へ移動すると、操作
リンク40が回動し、爪42とインターロック解除レバ
ー28とが干渉して、後側ストライカT2をロックでき
なくなる恐れがある。そこで、本実施例では、副リンク
34の前端部にフック31のピン31bと係合する長孔
34a(図6参照)を設け、フック31が前側ストライ
カT1と係合する際に後方へ揺動しても、副リンク34
が追随移動しないように工夫されている。これにより、
後側ストライカT2とのロック不良を解消できる。
【0044】シートベルト18のアンカプレート19は
インターロック機構20の上端部とともにアンカブラケ
ット16に連結されている。つまり、後側ストライカT
2と直接係合しているインターロック機構20にシート
ベルト18が連結されているので、強固なシートベルト
拘束力を発揮できる。
【0045】本発明は上記実施例にのみ限定されるもの
ではない。例えば、インターロック機構20をレッグア
ーム14と別体で形成し、ボルト止めにより固定した
が、インターロック機構20をレッグアーム14と一体
的に形成してもよい。また、インターロック機構20は
図8,図9に記載のような構造に限らず、本実施例と同
様な機能を備えたものであれば、他の機構を用いること
ができる。上記実施例では、フック31とレッグアーム
14とを主リンク33によって連結し、インナーレッグ
10にフック31と主リンク33とを軸支した揺動支軸
32を摺動自在にガイドする円弧状ガイド穴37を形成
したが、これに限らず、フック31とレッグアーム14
の回転半径を同長とし、フック31をインナーレッグ1
0に直接軸支してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、スペースアップシートの外側部にスライドレー
ルを設け、内側部にフックとインターロック機構とを前
後に設けたので、シートを4本脚で支持したことにな
り、シートバックに後方へのモーメントが作用しても、
安定に支持でき、ガタツキを生じることがない。また、
インナーレッグの外側面を覆い、後端部がインナーレッ
グに揺動自在に軸支されたレッグカバーを設け、インナ
ーレッグの前後移動に伴い、レッグカバーの前端部が車
体フロアからの高さがほぼ一定のまま前後移動するよう
に、レッグカバーにフックの揺動支軸を摺動自在にガイ
ドするガイド溝を形成したので、インナーレッグの前方
に物体などがあっても、レッグカバーによって前方へ押
され、インナーレッグとフロア面との間に物体が挟まれ
る恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるスペースアップシートの使用状
態の斜視図である。
【図2】図1に示すスペースアップシートの格納状態の
斜視図である。
【図3】図1に示すスペースアップシートのインナーレ
ッグの斜視図である。
【図4】後端位置におけるインナーレッグの側面図であ
る。
【図5】前端位置におけるインナーレッグの側面図であ
る。
【図6】ロック解除機構の側面図である。
【図7】図4のY−Y線断面図である。
【図8】インターロック機構の斜視図である。
【図9】インターロック機構の断面図である。
【図10】係止機構の分解斜視図である。
【図11】図4のX−X線断面図である。
【図12】インナーレッグの後端位置を示す動作原理図
である。
【図13】インナーレッグの前端位置を示す動作原理図
である。
【図14】レッグカバーおよびロックカバーを装着した
インナーレッグの側面図である。
【図15】レッグカバーを裏側から見た斜視図である。
【図16】図14のA−A線断面図である。
【図17】図14のB−B線断面図である。
【図18】図14のC−C線断面図である。
【符号の説明】
S スペースアップシート T1 前側ストライカ T2 後側ストライカ 1 シートクッション 2 シートバック 4 スライドレール 5 ヒンジ機構 7 スライドロック機構 10 インナーレッグ 14 レッグアーム 20 インターロック機構 30 ロック解除機構 31 フック 32 支軸 33 主リンク 37 ガイド穴 60 レッグカバー 67 ガイド溝 70 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−142725(JP,A) 実開 平5−28738(JP,U) 実開 平1−73434(JP,U) 実開 昭63−59043(JP,U) 実開 平5−18966(JP,U) 実開 平2−90149(JP,U) 実開 平5−12258(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/30 B60N 2/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションの外側部に、このシート
    クッションを車体前後方向にスライド可能にガイドする
    スライドレールと、このシートクッションの内側部を跳
    ね上げ可能に回動支持するヒンジ機構とを設けるととも
    に、シートクッションの内側部にインナーレッグを設け
    たスペースアップシートにおいて、 車体フロアに前後に一定間隔を開けて固定された前側お
    よび後側ストライカと、 インナーレッグの後端部に前後に揺動可能に軸支され、
    後側ストライカに係合可能なインターロック機構を有す
    るレッグアームと、 インナーレッグの前端部に前後に揺動可能に配置され、
    前側ストライカに係合可能なフックと、 インナーレッグの外側面を覆い、後端部がインナーレッ
    グに揺動自在に軸支されたレッグカバーとを備え、 インナーレッグの前後移動に伴い、レッグカバーの前端
    部が車体フロアからの高さがほぼ一定のまま前後移動す
    るように、レッグカバーに上記フックの揺動支軸を摺動
    自在にガイドするガイド溝を形成したことを特徴とする
    自動車用スペースアップシートのインナーレッグカバー
    構造。
  2. 【請求項2】上記フックとレッグアームは前後方向に延
    びる主リンクによって連結されており、 上記インナーレッグはプレート状部材で形成され、この
    インナーレッグにフックと主リンクとを軸支した揺動支
    軸を摺動自在にガイドする下に凸の円弧状ガイド穴が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車
    用スペースアップシートのインナーレッグカバー構造。
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