JP2003104112A - アシストグリップ - Google Patents

アシストグリップ

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JP2003104112A
JP2003104112A JP2001298159A JP2001298159A JP2003104112A JP 2003104112 A JP2003104112 A JP 2003104112A JP 2001298159 A JP2001298159 A JP 2001298159A JP 2001298159 A JP2001298159 A JP 2001298159A JP 2003104112 A JP2003104112 A JP 2003104112A
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assist grip
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main
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Masayoshi Komi
昌義 小見
Fumio Kumasaka
文雄 熊坂
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にピラーレスに有効に装備し得るアシスト
グリップを提供する。 【解決手段】 アシストグリップ10をスライドドア開
口部1に設定する。ドア開口部1の上縁部に沿って配置
したメインアシストグリップ11とメインアシストグリ
ップ11の適所に回動可能に支持した可動アシストグリ
ップ12とを備える。可動アシストグリップ12は、ド
ア開口部1の所定位置に装架されるとともに、ドア開口
部1の上縁部に格納される。メインアシストグリップ1
1は、ドア開口部1の上縁部に沿って配置固定された内
パイプを含み、可動アシストグリップ12は、内パイプ
に回転可能に結合する外パイプ13に枢支される。可動
アシストグリップ12を所定の姿勢位置に保持するロッ
ク手段16,17を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両に
おいて乗員に対する補助機能を有するアシストグリップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるRV車、特にワンボックス系の
車両では車両側部にスライドドアが装備され、健常者は
もとより高齢者、身障者に対しても後席からの乗降性が
容易になるように配慮されている。
【0003】スライドドア式の後部ドアにおいてスライ
ドドアを開けて乗り降りするとき、車両後部へ後退した
スライドドアは実質的に乗降時の補助として利用するこ
とはできない。なお、乗用車等のスイングトドアではア
ームレストを利用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのためワンボックス
車では、たとえば図6のように、Bピラー100等にア
シストグリップ101を設置し、これにより乗降性を補
助することができる。一方、乗降性を最優先するものと
してピラーレスの車両が考えられる。しかしながら、こ
の種の車両ではアシストグリップを付けることはできな
い。
【0005】本発明は以上の点に鑑み、特にピラーレス
に有効に装備し得るアシストグリップを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアシストグリッ
プは、ドア開口部に設定されるアシストグリップであっ
て、ドア開口部の上縁部に沿って配置されたメインアシ
ストグリップと、このメインアシストグリップの適所に
回動可能に支持される可動アシストグリップとを備えた
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明のアシストグリップにおい
て、前記可動アシストグリップは、前記ドア開口部の所
定位置に装架されるとともに、ドア開口部の上縁部に格
納されるようにしたことを特徴とする。
【0008】また、本発明のアシストグリップにおい
て、前記メインアシストグリップは、前記ドア開口部の
上縁部に沿って配置固定された内パイプを含み、前記可
動アシストグリップは、前記内パイプに回転可能に結合
する外パイプに枢支されることを特徴とする。
【0009】また、本発明のアシストグリップにおい
て、前記可動アシストグリップを所定の姿勢位置に保持
するロック手段を有することを特徴とする。
【0010】また、本発明のアシストグリップにおい
て、前記ロック手段は、前記可動アシストグリップの基
部に付設されたロックピンと、前記内パイプに形成され
たロック溝とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、ドア開口部の上縁部に沿
って配置されたメインアシストグリップと、このメイン
アシストグリップの適所に回動可能に支持される可動ア
シストグリップとを備えている。そして、可動アシスト
グリップを回動させることにより、ドア開口部の所定位
置に装架され、乗降時の補助として機能する。また、不
使用時はメインアシストグリップ側へ回動することで、
ドア開口部の上縁部に格納される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基き、本発明による
アシストグリップの好適な実施の形態を説明する。図1
は、本発明の実施形態における典型的態様を示してお
り、アシストグリップ10がスライドドア開口部1の所
定位置(ドア開口部1の中央部付近)に装架されてい
る。この実施形態においてピラーレス車に本発明を適用
するものとし、スライドドアを後部へ後退させることに
よりボディ側部にドア開口部1が開口する。なお図中、
矢印Frは前方を示し、また矢印Rrは後方を示してい
る。
【0013】アシストグリップ10は、ドア開口部1の
上縁部に沿って配置されたメインアシストグリップ11
と、このメインアシストグリップ11の適所に回動可能
に支持される可動アシストグリップ12とを備えてい
る。メインアシストグリップ11は、ドア開口部1の上
縁部に沿って配置固定された内パイプからなり、ドア開
口部1の幅(前後方向)とほぼ同一程度の長さを有す
る。
【0014】可動アシストグリップ12は、図1のよう
にドア開口部1の所定位置に装架されるが、メインアシ
ストグリップ11の内パイプに回転可能(図1、矢印
A)に結合する外パイプ13に枢支される。可動アシス
トグリップ12は、外パイプ13に固設されたブラケッ
ト14にピン15を介して回動可能な基体12a(図
1、矢印B)と、この基体12aに結合するグリップ部
12bを有し、ドア開口部1の上縁部に垂下されるかた
ちで装架される。
【0015】一方、可動アシストグリップ12は図2の
ように、ピン15あるいは外パイプ13を介してドア開
口部1の上縁部に格納される。この場合、メインアシス
トグリップ11の内パイプに対する外パイプ13、およ
びその外パイプ13(ブラケット14)に対する可動ア
シストグリップ12の位置をそれぞれ固定するロック機
構を設け、このロック機構により可動アシストグリップ
12の格納状態を保持し得るようになっている。
【0016】また、本発明において、可動アシストグリ
ップ12を所定の姿勢位置に保持するロック手段を有す
る。このロック手段は、図3に示されるように可動アシ
ストグリップ12の基部に付設されたロックピン16
と、メインアシストグリップ11の内パイプに形成され
たロック溝17(図4参照)とを含んでいる。外パイプ
13を内パイプのまわりに所定角度回転させ、可動アシ
ストグリップ12をピン15のまわりに所定角度回動さ
せることで、図4(B)のようにロックピン16がロッ
ク溝17に係合するようになっている。なお、外パイプ
13には、ロックピン16が挿通する挿通溝18が設け
られており、ロックピン16はその挿通溝18を挿通し
てロック溝17に係合する。また、挿通溝18の代わり
に、ロックピン16が挿通できる程度に開口した孔が設
けられてもよい。
【0017】上記構成において、まず図5(A)のよう
に可動アシストグリップ12は、ドア開口部1の上縁部
に格納される。このとき、車両の走行状態における乗員
の上体は、ドア開口部1の上縁部に沿って配置された長
尺のメインアシストグリップ11の任意位置を把持する
ことにより保持されることができる。また、このように
格納された可動アシストグリップ12は、通常のリヤ席
におけるアシストグリップの位置よりも後方に配置され
ていて、車両停車状態における乗員の乗り降りを保持す
る機能を有する。
【0018】つぎに、可動アシストグリップ12を装架
する場合、図5(B)のように可動アシストグリップ1
2をスライドドア開口部1の上縁部から下方に回し込
む。なおこのとき外パイプ13は内パイプのまわりに所
定角度回転する。さらに、可動アシストグリップ12
を、ロックピン16がロック溝17に係合する位置まで
回動させることで、図5(C)のようにようにドア開口
部1の所定位置に装架される。
【0019】このように装架された可動アシストグリッ
プ12によれば、乗降時の補助として機能する。なお、
このとき可動アシストグリップ12はロック手段により
所定の姿勢位置に保持され、乗降の際、可動アシストグ
リップ12を把持することで乗員の上体をしっかりと支
持することができ、安全に乗降することができる。
【0020】上記のように本発明を実施形態に基づき説
明したが、本発明はこの実施形態にのみ限定されるもの
でなく、本発明の範囲内で適宜に変更が可能である。た
とえば、ピラーレス車の場合の例で説明したが、センタ
ピラーを有する車両に対しても有効に適用可能であり、
上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のアシストグリップにおいて可動アシストグリップ
を回動させて下方へ引き出すと、この可動アシストグリ
ップはスライドドア開口部の所定位置に装架され、乗降
時の補助として機能する。格納することによりスライド
ドア開口部の上縁部に収容されるので、乗員の邪魔にな
ることなく、使用性あるいは機能性等において優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における使用状態を示す斜視
図である。
【図2】本発明の実施形態における格納状態を示す図で
ある。
【図3】本発明の実施形態における可動アシストグリッ
プまわりを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態における内パイプおよび外パ
イプの結合関係を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態における作用を示す図であ
る。
【図6】従来のアシストグリップの例を示す図である。
【符号の説明】
10 アシストグリップ 11 メインアシストグリップ 12 可動アシストグリップ 13 外パイプ 14 ブラケット 15 ピン 16 ロックピン 17 ロック溝 18 挿通溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア開口部に設定されるアシストグリッ
    プであって、 ドア開口部の上縁部に沿って配置されたメインアシスト
    グリップと、このメインアシストグリップの適所に回動
    可能に支持される可動アシストグリップとを備えたこと
    を特徴とするアシストグリップ。
  2. 【請求項2】 前記可動アシストグリップは、前記ドア
    開口部の所定位置に装架されるとともに、ドア開口部の
    上縁部に格納されるようにしたことを特徴とする、請求
    項1に記載のアシストグリップ。
  3. 【請求項3】 前記メインアシストグリップは、前記ド
    ア開口部の上縁部に沿って配置固定された内パイプを含
    み、 前記可動アシストグリップは、前記内パイプに回転可能
    に結合する外パイプに枢支されることを特徴とする、請
    求項1または2に記載のアシストグリップ。
  4. 【請求項4】 前記可動アシストグリップを所定の姿勢
    位置に保持するロック手段を有することを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のアシストグリッ
    プ。
  5. 【請求項5】 前記ロック手段は、前記可動アシストグ
    リップの基部に付設されたロックピンと、前記内パイプ
    に形成されたロック溝とを含むことを特徴とする、請求
    項4に記載のアシストグリップ。
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