JP2012131347A - 車両用スロープ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スロープ装置20はドア開口部に回動自在に連結される第1スロープ板21と地上に架け渡し可能な第2スロープ板23とがヒンジ22を介して連結される。スロープ装置20の第2スロープ板23には展開状態のときに第1スロープ板21内に設けられた凹部内の空間内に入り込む延出板32が設けられている。延出板32には展開状態で地面側に向く面にヘッドレスト35が設けられ、起立状態ではヘッドレスト35が車室S内側に向くようにしている。
【選択図】図2
Description
特許文献1、特許文献2に示すような車両用スロープ装置では、車椅子で車両への乗降を可能にするスロープ部材を車両と地面間に架け渡した展開状態と、車両内に納めることが可能に起立状態となることが可能となっている。
以下、本発明を具体化した第1実施形態の車両用スロープ装置(以下、単にスロープ装置という)を図1〜図3を参照して説明する。
上記のように構成されたスロープ装置20の作用を説明する。
説明の便宜上、まず、車椅子が車体10に載せられておらず、スロープ装置20が起立状態になっているときから説明する。
(1) 本実施形態のスロープ装置20は、車室Sのドア開口部12に回動自在に連結される第1スロープ板21(第1スロープ部材)と、第1スロープ板21と折り畳み可能に連結された第2スロープ板23(第2スロープ部材)を含む。又、第2スロープ板23は、第1スロープ板21に対して第1スロープ板21よりも反車室側に位置するように折り畳み可能に連結されている。又、第2スロープ板23において、展開状態のときに地面側に向く面にヘッドレスト35が設けられている。又、第2スロープ板23には、起立状態では、ヘッドレスト35が車室内側に向いて、ヘッドレスト35の少なくとも人の頭部に当たる当接面が、第1スロープ部材よりも車室側に位置させることを許容する許容手段としての延出板32が設けられている。 この結果、本実施形態によれば、ヘッドレスト35の取付け、取り外しが必要でなく、車椅子100を車両に載せたときには、自動的に、車椅子100に座っている人Hにヘッドレスト35を提供できる。又、車両から車椅子100を降ろすときには、ヘッドレスト35が自動的に車椅子100から離間して、邪魔にならない位置に移動させることができる。
次に、第2実施形態のスロープ装置20を、第1実施形態の構成と異なる構成を中心にして図4を参照して説明する。
第2スロープ部材60において、第1スロープ部材50側に位置する連結部材64には、第1スロープ部材50のガイド枠52,53間に形成される空間に位置するように、延出部としての延出板65が延出形成されている。延出板65には、展開状態の際、地面に向くヘッドレスト66が設けられている。ヘッドレスト66は、第1実施形態のヘッドレスト35と同様にも起立状態の時には、車室内側に向くように、かつ、車両に載せられた車椅子の人の頭部に当たるように配置可能に取付位置が設定されている。
第2実施形態では、第1スロープ部材50、第2スロープ部材60を板材で形成することなく、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
次に、第3実施形態を図5、及び図6を参照して説明する。第3実施形態を含む下記の各実施形態では、第1の実施形態の構成中、第1実施形態の構成と同一又は相当する構成については、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。又、図5、図6では、説明の便宜状、減速機構42、リンク機構45等の駆動装置40、リンク29及び長孔30については図示を省略しているが、あるものとして理解されたい。
(1) 本実施形態のスロープ装置20は、展開状態で第2スロープ部材60の地面側に向く面には、ヘッドレスト35が設けられている。又、起立状態で第1スロープ部材50には、ヘッドレスト35が車室内側に向き、ヘッドレストの先端を通過可能に形成された凹部75(許容手段)が設けられている。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態を図7(a)、図7(b)を参照して説明する。なお、本実施形態を含めた下記の実施形態においても、説明の便宜状、減速機構42、リンク機構45等の駆動装置40、側板24〜27、リンク29及び長孔30については図示を省略しているが、あるものとして理解されたい。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態を図8(a)、図8(b)を参照して説明する。本実施形態では、第1実施形態の構成中、第2スロープ板23が、図8(a)に示す展開状態から起立状態になるときに、ヒンジ22により、第1スロープ板21と第2スロープ板23の車椅子走行面同士が互い相対するように回動自在に配置されている。このように第1スロープ板21と第2スロープ板23の車椅子走行面同士が互い相対するように回動自在に配置されていることにより、図8(b)に示すように、第2スロープ板23が第1スロープ板21に対して折り畳み状態時に、第1スロープ板21よりも車室内に位置する。ヒンジ22は、第1スロープ板21と第2スロープ板23とに設けられた許容手段に相当する。
第5実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらには、第1実施形態と異なり、第2スロープ板23に設けられた延出部(延出板)や、第1スロープ板21に設けられた凹部33を省略でき、簡単な構成とすることができる。
次に、第6実施形態を図9(a)、(b)を参照して説明する。第6実施形態は、スロープ板を3つ連結して展開状態と起立状態にすることができる構成としたところが、第3実施形態と異なっている。すなわち、第6実施形態では、第3実施形態の第2スロープ板23の反第1スロープ板21側の端部には図9(b)に示すようにヒンジ38を介してスロープ部材としての第3スロープ板37が連結されている。第3スロープ板37は、図9(a)の矢印に示すように、ヒンジ38により車椅子走行面が第2スロープ板23の車椅子走行面と重なり合うように折り畳み可能である。又、第3スロープ板37は、展開状態では、第1スロープ板21、第2スロープ板23と共同して、ドア開口部12と地上間を斜めに架け渡し可能である。なお、第2スロープ板23と第3スロープ板37間には展開状態が保持できるように図示しないストッパが設けられて折り畳み方向に第3スロープ板37が変化しないようにされている。このように3つのスロープ部材により、車両用スロープ装置を構成することが可能である。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
・ スロープ装置20を駆動する駆動装置40の構成、リンク機構45の構成等は、適宜変更してもよい。
・ 図9の第6実施形態では、3つのスロープ板を有するように構成したが、スロープ部材の数は限定するものではなく、4つ以上のスロープ部材を順に折り畳み自在にヒンジにより連結構成してもよい。
21…第1スロープ板(第1スロープ部材)、22…ヒンジ、
23…第2スロープ板(第2スロープ部材)、32…延出板(延出部)、
35…ヘッドレスト、100…車椅子。
Claims (4)
- 複数のスロープ部材が互いに折り畳み可能に連結されて、地上とドア開口部間に斜めに架け渡しされて車椅子が走行可能な展開状態と、前記複数のスロープ部材が互いに折り畳まれて、車室内に起立状態で収納される車両用スロープ装置において、
前記複数のスロープ部材には、車室のドア開口部に回動自在に連結される第1スロープ部材と第1スロープ部材と折り畳み可能に連結された第2スロープ部材を少なくとも含み、
前記第2スロープ部材において、前記展開状態のときに地面側に向く面にヘッドレストが設けられ、
前記第1スロープ部材及び第2スロープ部材の少なくともいずれか一方には、前記起立状態では、前記ヘッドレストが車室内側に向いて、前記ヘッドレストの少なくとも人の頭部に当たる当接面が、第1スロープ部材よりも車室側に位置させることを許容する許容手段が設けられていることを特徴とする車両用スロープ装置。 - 前記第2スロープ部材は、第1スロープ部材に対して折り畳み時に、第1スロープ部材よりも反車室側に位置するように折り畳み可能に連結され、
前記許容手段は、
前記第2スロープ部材の第1スロープ部材側の端部から、第1スロープ部材に向かって延出されるとともに、前記展開状態のときに地面側に向く面に前記ヘッドレストが設けられた延出部であることを特徴とする請求項1に記載の特徴とする車両用スロープ装置。 - 前記許容手段は、
第2スロープ部材が第1スロープ部材に対して折り畳み状態時に、第1スロープ部材よりも車室内に位置して第2スロープ部材の車椅子走行面が第1スロープ部材の車椅子走行面と相対するように、第1スロープ部材と第2スロープ部材間を連結するヒンジであることを特徴とする請求項1に記載の車両用スロープ装置。 - 前記第2スロープ部材は、第1スロープ部材に対して第1スロープ部材よりも反車室側に位置するように折り畳み可能に連結され、
前記ヘッドレストは、第2スロープ部材に対して、起立状態のときに第1スロープ部材と相対する面に設けられ、
前記許容手段は、
前記第1スロープ部材に設けられて、起立状態のときに、前記ヘッドレストの先端を通過可能に形成された窓部であることを特徴とする請求項1に記載の特徴とする車両用スロープ装置。
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JP2016210293A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | 株式会社オーテックジャパン | 車両用スロープ装置 |
CN107997889A (zh) * | 2016-10-28 | 2018-05-08 | 上海申龙客车有限公司 | 一种用于轮椅上下客车的折叠坡板 |
JP2021187204A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | 株式会社ヨコハマ・モーターセールス | スロープ機構 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH1085260A (ja) * | 1996-09-13 | 1998-04-07 | Nippon Rokaki Kk | 車椅子搭乗用輸送装置 |
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