JP4128320B2 - 車椅子昇降装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、路面電車の乗降口や一般家庭あるいは職場等の出入口等に装備させるのに好適な車椅子支持昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、路面電車やバスなどの車両の床面は、その床下に各種機器が配設される関係から地上側の乗降路面からの高さが非常に高くなる。従って、その乗降口には階段状にステップが設けられるが、このステップも、路面電車やバスでは地上側の乗降路面から高くなり、この段差が車椅子での乗降には大きな障害になる。そこで、車両の乗降口に車椅子での乗降時に使用するための昇降装置を併設することが考えられているが、特に路面電車の場合、乗降口のステップの後ろ側は、床下に配設される各種機器の存在で前記昇降装置の機構配設空間に利用することができないし、ステップの前端下側には車体の骨組みであるフレームが通っているので、このフレームを避けて前記昇降装置を構成しなければならず、実質的には、ステップの真下の限られた空間に前記昇降装置を構成しなければならないし、ステップそのものをその位置で昇降させることもできない状況であるから、路面電車の乗降口に利用できる車椅子支持昇降装置は未だに実用化されていないのが実情である。このように限られた空間に前記昇降装置を構成しなければならないのは一般家庭や職場等の狭隘な出入口等でも同じである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の実情に鑑み、路面電車や一般家庭あるいは職場などの乗降口や出入口等に装備させるのに好適な車椅子支持昇降装置を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、車椅子支持昇降台3と、この車椅子支持昇降台3を出退平行移動させる駆動手段4とから成り、車椅子支持昇降台3は、基台部8と、この基台部8上に重なる水平折り畳み姿勢と前記基台部8から前方に突出する水平展開姿勢との間で折り畳み展開自在な折り畳み台部9とを備え、駆動手段4は、中間可動台5と、この中間可動台5を支持する第一平行リンク機構6と、前記中間可動台5に前記車椅子支持昇降台3の基台部8を支持する第二平行リンク機構7と、前記第一平行リンク機構6を介して中間可動台5を前後平行移動させる第一アクチュエーター26と、前記第二平行リンク機構7を介して中間可動台5に対し前記車椅子支持昇降台3の基台部8を平行昇降移動させる第二アクチュエーター27を備え、前記第一及び第二両アクチュエーター26,27の作動により前記車椅子支持昇降台3を、折り畳み姿勢にある折り畳み台部9が乗降口や出入口等(以下、乗降口という)1のステップSとなる収納位置(A点)と、前記基台部8が乗降口1の前方に位置する前方中間位置(B点)と、前記基台部8が乗降口1の前方下方の床面2に着床する前方下降位置(C点)と、前記基台部8が乗降口1の前方上方に位置する前方上昇位置(D点)と、前記基台部8が乗降口1の奥行床面Fと略面一になる後方上方位置(E点)に移動させることができる構成となっている。
【0004】
上記構成の本発明装置を実施するに際し、具体的には、前記駆動手段4を、平面視において、前記収納位置(A点)にある基台部8の横側方に配設することができる(図1、図4)。この場合、前記車椅子支持昇降台3の横側辺に前記駆動手段4の上を覆うカバー板43(図4)を、折り畳み状態の車椅子支持昇降台3の折り畳み台部9とともに乗降口1のステップS(図5)を構成するように連設することができる。
【0005】
また、図4に示すように前記車椅子支持昇降台3の折り畳み台部9は、前記基台部8に枢着された小巾の第一折り畳み台部9aと、この第一折り畳み台部9aに枢着された大巾の第二折り畳み台部9bとから構成し、図5に示すように当該折り畳み台部9を基台部8上に重なるように折り畳んだとき、前記第一折り畳み台部9aは基台部8に対し垂直に起立して乗降口1の下側外壁Wを形成し、第二折り畳み台部9bが、前記第一折り畳み台部9aから内側へ水平に延出する乗降口ステップSを形成するように構成することができる。
【0006】
さらに、前記駆動手段4の第一アクチュエーター26は、第一平行リンク機構6の後側リンク6aの中間に軸支されたシリンダー本体と乗降口下側のフレームFにピストンロッド26aが軸支された、略水平前後向きのシリンダーから構成し(図8〜図11)、前記駆動手段4の第二アクチュエーター27は、第二平行リンク機構7の上下両リンク7a,7b間で斜めに介装されたシリンダーから構成することができる(図8、図9、図12)。
【0007】
また、前記駆動手段4の第一平行リンク機構6は、枠組み構造の後側リンク6aと、この後側リンク6aに対し車椅子支持昇降台3のある側とは反対側に配置された棒状の前側リンク6bとを備えたものとし(図8〜図11)、前記駆動手段4の第二平行リンク機構7は、枠組み構造の上側リンク7aと、この上側リンク7aに対し車椅子支持昇降台3のある側に配置された棒状の下側リンク7bとを備えたものとすることができる(図8、図9、図12)。
【0008】
さらに、前記車椅子支持昇降台3には、その折り畳み展開操作を腕力で行うための把手12(図3)を折り畳み台部9の遊端部に設け、基台部8には、展開姿勢の折り畳み台部9を折り畳み方向に付勢するバランサー17(図7)を装着することができる。勿論、前記車椅子支持昇降台3の折り畳み展開用駆動手段(伸縮駆動用アクチュエーター50)を装備させることもできる(図13)。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、前述のように路面電車の乗降口、一般家庭あるいは職場等の狭隘な出入口等に装備できるのであるが、以下に本発明の好適実施形態を路面電車の乗降口に装備した例に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は路面電車の乗降口であり、地上側の乗降路面(停留場の床面)2との間の段差を半減させるためのステップを兼用させる折り畳み自在な車椅子支持昇降台3と、その駆動手段4とが装備されている。この駆動手段4は、中間可動台5と、この中間可動台5を支持する第一平行リンク機構6と、前記中間可動台5に前記車椅子支持昇降台3の基台部を支持する第二平行リンク機構7とを備えている。
【0010】
以下、具体的な構成を説明すると、図3〜図6に示すように、車椅子支持昇降台3は、基台部8と、この基台部8上に重なる水平折り畳み姿勢(図3、図5)と前記基台部8から前方に突出する水平展開姿勢(図1、図2、図4、図6)との間で折り畳み展開自在な折り畳み台部9とを備え、当該折り畳み台部9は、前記基台部8に全巾にわたる長尺ヒンジ10により枢着された小巾の第一折り畳み台部9aと、この第一折り畳み台部9aに全巾にわたる長尺ヒンジ11により枢着された大巾の第二折り畳み台部9bとからなり、当該折り畳み台部9を基台部8上に重なる水平折り畳み姿勢(図3、図5)に折り畳んだとき、前記第一折り畳み台部9aは基台部8に対し垂直に起立して乗降口1の下側外壁Wを形成し、第二折り畳み台部9bが、前記第一折り畳み台部9aから内側へ水平に延出する乗降口ステップSを形成するように構成している。
【0011】
前記第一折り畳み台部9aは、基台部8に対し、当該基台部8を前方に延長させる水平展開姿勢と直角起立姿勢との間でのみ揺動可能であり、第二折り畳み台部9bは、水平展開姿勢の前記第一折り畳み台部9aに対し、当該第一折り畳み台部9aを前方に延長させる水平展開姿勢と直角起立姿勢との間でのみ揺動可能である。しかして、第二折り畳み台部9bには、図3に示すように、その遊端裏面側(乗降口ステップSを形成させた折り畳み状態での遊端表面側)に起伏自在な把手12が取り付けられ、当該第二折り畳み台部9bの遊端表面側には、その左右両側に、前後対をなす車輪止め13a,13b及び14a,14bと、これら前後対をなす車輪止め13a,13b、14a,14bをそれぞれ連動させて起伏させるための操作手段15,16が配設されている。前側の車輪止め13a,14aは、倒伏姿勢で第二折り畳み台部9bの遊端から突出する踏み板を兼用するものであり、前記操作手段15,16は、図5に示すように、前後の車輪止め13a,13b、14a,14bを完全起立姿勢でロックする状態、前後の車輪止め13a,13b、14a,14bを倒伏状態でフリーにする状態、前後の車輪止め13a,13b、14a,14bを車輪止め姿勢にロックする状態などに切り換えるもので、従来周知のものである。
【0012】
前記基台部8の下側には、偏平角パイプ状の支持フレーム8aが左右全巾にわたって固着され、この支持フレーム8a内に、図7に示すようにバランサー17が内装されている。このバランサー17は、展開姿勢の折り畳み台部9を折り畳み方向に付勢するもので、左右巾方向のガイドロッド18に摺動可能に支持された可動体19と、第二折り畳み台部9bの基部近傍で左右の一側辺近傍に立設したアーム20との間に、シーブ21,22を介してワイヤーロープ23を張設し、このワイヤーロープ23を引っ張る方向に前記可動体19をスプリング24で付勢するとともに、当該可動体19にガスダンパー25を連結したものである。
【0013】
駆動手段4は、図4に示すように、平面視において、折り畳まれた車椅子支持昇降台3(基台部8)の左右一側方に配設されたもので、前記中間可動台5、第一及び第二両平行リンク機構6,7の他、図8〜図12に示すように、前記第一平行リンク機構6を介して中間可動台5を前後平行移動させる第一アクチュエーター26と、前記第二平行リンク機構7を介して中間可動台5に対し前記車椅子支持昇降台3の基台部8を平行昇降移動させる第二アクチュエーター27を備えている。
【0014】
前記車椅子支持昇降台3の基台部8の支持フレーム8aの一端には、連結板28を介して平面形状がコの字形の軸受部材29が連設されている。第二平行リンク機構7の上側リンク7aは、左右両側板を連結板で連結一体化した枠組み構造のもので、その前端が支軸30により前記軸受部材29の内側に支承され、第二アクチュエーター27としての流体圧シリンダーは、枠組み構造の前記上側リンク7aの内側に配置され、そのピストンロッド27aの遊端が前記支軸30を介して軸受部材29の内側に支承されている。第二平行リンク機構7の下側リンク7bは、上側リンク7aに対し車椅子支持昇降台3のある側に配置された棒状のもので、その前端が前記軸受部材29に支軸31(図12)で支承されている。
【0015】
中間可動台5は、3枚の軸受板32a〜32cと、軸受板32a,32bの下辺を互いに連結一体化する下側連結板32dと、軸受板32b,32cの上辺を互いに連結一体化する上側連結板32eとから構成されたもので、軸受板32a,32bの間に、前記第二平行リンク機構7の上側リンク7aの後端が支軸33により支承され、当該第二平行リンク機構7の下側リンク7bの後端が軸受板32aの外側(車椅子支持昇降台3のある側)に支軸34により支承されている。そして第二アクチュエーター27としての流体圧シリンダーのシリンダー本体の後端が、軸受板32a,32bの間に前記支軸34及びこれと同心の支軸35により支承されている。
【0016】
第二平行リンク機構7の上側リンク7aの後端を支承する支軸33は中間可動台5の全巾にわたって貫通し、軸受板32b,32cの間で当該支軸33が、第一平行リンク機構6の後側リンク6aの上端を支承している。この第一平行リンク機構6の後側リンク6aは、左右両側板を連結板で連結一体化した枠組み構造のもので、その中間に第一アクチュエーター26としての流体圧シリンダーが略水平前後向きに配置されるとともに、当該後側リンク6aの下端近傍位置に前記第一アクチュエーター26としての流体圧シリンダーのシリンダー本体が支軸36により支承されている。前記第一平行リンク機構6の前側リンク6bは、中間可動台5の軸受板32cの外側(車椅子支持昇降台3のある側とは反対側)に配置された棒状のもので、その上端が、中間可動台5の軸受板32b,32c間に架設されて軸受板32cより突出する支軸37により支承されている。
【0017】
前記第一アクチュエーター26としての流体圧シリンダーのピストンロッド26aは、乗降口1の下側フレーム38に支軸39により支承されている。前記下側フレーム38の後側には左右一対のフレーム40a,40bが架設され、このフレーム40a,40b間に前記第一平行リンク機構6の後側リンク6aの下端が支軸41により支承されるとともに、前側リンク6bの下端が片側のフレーム40aの外側に支軸42により支承されている。
【0018】
車椅子支持昇降台3を使用しないときは、図8〜図12に示すように、第一平行リンク機構6の前後両リンク6a,6bは、その下端の支軸41,42に対し斜め後方に傾斜した姿勢にあって、中間可動台5は、乗降口1のステップ後側壁Swに隣接する位置にあり、第二平行リンク機構7の上下両リンク7a,7bは略水平前後向き姿勢にあって、その前端の軸受部材29は、中間可動台5と同一レベルで、乗降口1の下側フレーム38の真上に位置し、乗降口1の下側外壁Wを形成している。このとき、図5に示すように、車椅子支持昇降台3は、その折り畳み台部9が基台部8の上に重なるように折り畳まれた収納位置(図1A、図6、及び図12に示すA点)にあって、当該折り畳み姿勢にある折り畳み台部9の第二折り畳み台部9bが乗降口1のステップSとなり、当該折り畳み台部9の第一折り畳み台部9aが乗降口1の下側外壁Wを形成している。
【0019】
上記の車椅子支持昇降台3の折り畳み収納状態において、当該車椅子支持昇降台3(第二折り畳み台部9b)の横側方に位置する駆動手段4の上側を覆うカバー板43を、図3及び図4に示すように、当該車椅子支持昇降台3の第二折り畳み台部9bの側辺に連設することができる。なお、他の図では、このカバー板43は図示省略している。しかして、このカバー板43は、車椅子支持昇降台3の折り畳み収納状態において、軸受部材29、第二平行リンク機構7の上側リンク7a、中間可動台5、及び図4に示すように乗降口1のステップ後側壁Swに付設されたアングル材の水平突出部44aなどにより支持させて、前記第二折り畳み台部9bとともに乗降口1のステップSを形成させることができる。
【0020】
また、車椅子支持昇降台3の折り畳み収納状態において、乗降口1のステップSを形成する第二折り畳み台部9bの、乗降口1のステップ後側壁Swに隣接する遊端部は、当該乗降口1のステップ後側壁Swに付設されたアングル材の水平突出部44a〜44cにより支持させることができる。また、このとき、前記アングル材の水平突出部44bからピン45(図示例は左右2本)を突設しておき、このピン45が嵌入するピン穴46を第二折り畳み台部9bの遊端に設けて、当該第二折り畳み台部9bを位置決めさせることができる。
【0021】
なお、乗降口1を有する車体の側面では、乗降口1の下側外壁Wを形成する第一折り畳み台部9aや第二平行リンク機構6の軸受部材29が露出するので、これらの外側面は、車体の外側面と面一になるように構成されるとともに、車体の外壁と同一色に塗装される。また、図示省略しているが、乗降口1の下側フレームの外側や、第二平行リンク機構6の軸受部材29の横側方で前記フレーム38とカバー板43との間の空間は、車体の外板でカバーされる。
【0022】
一般の乗客は、乗降口1のステップSを形成している折り畳み状態の車椅子支持昇降台3(第二折り畳み台部9b)とカバー板43の上を経由して乗降することができるが、このステップSの存在は、図1Aに示す地上側乗降路面2と乗降口1の車内床面Fとの間の段差を半減するのに役立っており、一般乗客の乗降も容易になる。
【0023】
車椅子利用の乗客が乗車するときは、図1A、図4、及び図6に示すように、折り畳み収納状態の車椅子支持昇降台3を展開させる。即ち、第二折り畳み台部9bの遊端にある把手12(図3)を引き起こし、この把手12を利用して折り畳み台部9を基台部8の延長水平姿勢に展開させる。このとき、図5に仮想線で示すように、第二折り畳み台部9bを引き起こすとき、図7に示すバランサー17のスプリング24の付勢力がワイヤーロープ23を介して当該第二折り畳み台部9bを引き起こす方向に作用するので、折り畳み台部9を展開させる作業者の負担が軽減される。そして、第二折り畳み台部9bが起立した後、第一折り畳み台部9aとともに外側へ倒伏するとき、ワイヤーロープ23が引っ張られてスプリング24及びガスダンパー25が圧縮されるので、重力で折り畳み台部9が衝撃的に倒伏することはなく、安全が保たれる。
【0024】
車椅子支持昇降台3を水平姿勢に展開したならば、操作手段15,16を操作して車輪止め13a〜14bを起立ロック状態から倒伏フリー状態に切り換える。次に、図1B、図10仮想線、及び図11仮想線に示すように、第一アクチュエーター(流体圧シリンダー)26を収縮作動させて、第一平行リンク機構6の前後両リンク6a,6bを、その下端の支軸41,42に対し斜め前方に傾斜した姿勢に切り換え、水平前後向きの第二平行リンク機構7を前方やや上方位置へ平行移動させて、車椅子支持昇降台3を、前記基台部8(支持フレーム8a)が乗降口1の前方に位置する前方中間位置(図1B、図6、及び図12に示すB点)へ平行移動させる。このとき、中間可動台5は乗降口1の下側フレーム38の上位置にある。
【0025】
次に、図1B、及び図12の仮想線で示すように、第二アクチュエーター(流体圧シリンダー)27を中立状態から収縮限まで作動させて、第二平行リンク機構7の上下両リンク7a,7bを、中間可動台5側の支軸30,31に対し斜め下方に傾斜した姿勢に切り換え、当該第二平行リンク機構7の前端軸受部材29を下方やや後方位置へ平行に下降させて、当該軸受部材29に支持されている車椅子支持昇降台8を、その基台部8(支持フレーム8a)が乗降口前方下方の地上側乗降路面(停留場の床面)2に着床する前方下降位置(図1C、図6、及び図12に示すC点)へ平行移動させる。
【0026】
車椅子支持昇降台3が地上側乗降路面2に着床したならば、図1Cに示すように、当該車椅子支持昇降台3上に車椅子Tを移載させる。このとき、車椅子支持昇降台3(第二折り畳み台部9b)の遊端から突出して地上側乗降路面2上に当接している左右一対の踏み板兼用車輪止め13a,14aを、車椅子Tの車輪を案内する踏み板として利用することができる。
【0027】
車椅子Tを車椅子支持昇降台3上に移載したならば、操作手段15,16を操作して車輪止め13a〜14bを倒伏フリー状態から、車椅子Tの車輪を前後から挟む車輪止め姿勢に切り換えた後、図2A、及び図12の仮想線に示すように、第二アクチュエーター(流体圧シリンダー)27を収縮限から伸長限まで作動させて、第二平行リンク機構7の上下両リンク7a,7bを、中間可動台5側の支軸30,31に対し斜め上方に傾斜した姿勢に切り換え、当該第二平行リンク機構7の前端軸受部材29を上方やや後方位置へ平行に上昇させて、当該軸受部材29に支持されている車椅子支持昇降台8を、その基台部8(支持フレーム8a)が乗降口の前方上方に位置する前方上昇位置(図2A、図6、及び図12に示すD点)へ平行移動させる。
【0028】
引続き、図2B、図10、及び図11に示すように、第一アクチュエーター(流体圧シリンダー)26を伸長作動させて、第一平行リンク機構6の前後両リンク6a,6bを、その下端の支軸41,42に対し斜め後方に傾斜した姿勢に切り換え、斜め前方上方に向かって傾斜する第二平行リンク機構7を後方やや下方位置へ平行移動させて、車椅子支持昇降台3を、前記基台部8が乗降口1の車内床面Fと略面一になる後方上方位置(図2B、図6、及び図12に示すE点)へ平行移動させる。このとき、基台部8の後側辺上に後方に突出するように付設した張出板47が乗降口1の車内床面F上に載るように構成し、車椅子支持昇降台3の後側辺を乗降口1の車内床面Fで支持させて、両者間に段差が生じるのを防止することができる。
【0029】
車椅子支持昇降台3を乗降口1の車内床面Fと略面一になるE点まで移動させたならば、操作手段15,16を操作して車輪止め13a〜14bを車輪止め姿勢から倒伏フリー状態に切り換えて、車椅子Tを車椅子支持昇降台3上から乗降口1の車内床面F上へと乗り移らせる。車椅子での乗車が完了したならば、第一アクチュエーター26を収縮作動させるともに、第二アクチュエーター27を伸長限から中立状態まで収縮作動させて、車椅子支持昇降台3を、図6などに示すE点からD点へ、そしてD点からC点は経由させないでB点まで平行移動させる。そしてさらに、第一アクチュエーター26を伸長作動させて、車椅子支持昇降台3を、B点からもとのA点、即ち、収納位置に復帰させる。係る状態で、操作手段15,16を操作して車輪止め13a〜14bを倒伏フリー状態から起立ロック状態に切り換えた後、車椅子支持昇降台3を元の状態に折り畳む。この折り畳みの際にも、バランサー17が第二折り畳み台部9bの引起し操作を容易にするとともに、起立状態からの第二折り畳み台部9bの後方への倒伏を安全に行わせることができる。
【0030】
なお、張出板47が無くて、車椅子支持昇降台3の後側辺(基台部8の後側辺)が乗降口1の車内床面F上に重なっていないときは、乗車完了後に、第二アクチュエーター27を伸長限から中立状態まで収縮作動させるだけで、車椅子支持昇降台3をE点から直接A点(収納位置)へ復帰させることも可能である。
【0031】
車両内の車椅子利用乗客が降車する場合は、折り畳み状態の車椅子支持昇降台3を展開させた後、第一及び第二両アクチュエーター26,27を順次作動させて、先ず、図2Bに示すE点まで車椅子支持昇降台3を移動させ、車内からこの車椅子支持昇降台3上に車椅子Tが移載した後、車輪止め13a〜14bを車輪止め位置に切り換え、当該車椅子支持昇降台3を、図2Bに示すE点から、図2Aに示すD点、及び図1Bに示すB点を経由させて図1Cに示すC点まで平行移動させ、地上側乗降路面(停留場の床面)2に着床させれば良い。
【0032】
なお、第一アクチュエーター26と第二アクチュエーター27とは、以上の説明のように順番に作動させても良いが、それぞれの作動時間帯が部分的に重なるように作動させて、所要時間の短縮を図ることもできる。また、折り畳まれて収納位置(図1A、図6、及び図12に示すA点)にある車椅子支持昇降台3の下側(基台部8の下側)に確保できる空間の大きさによっては、当該車椅子支持昇降台3の下側(基台部8の下側)に駆動手段4を配設することもできる。さらに、第一平行リンク機構6を駆動する第一アクチュエーター26や、第二平行リンク機構7を駆動する第二アクチュエーター27として、伸縮駆動用のシリンダー(流体圧駆動の他、モーター駆動のスクリュージャッキ方式のものなど)が使用できるが、この他、リンクの一端支軸を介して当該リンクを直接正逆回転駆動する油圧モーターなども活用できる。さらに、リンクにロッドで連動連結されたクランクレバーを正逆回転駆動するモーターをアクチュエーターとして使用することもできる。
【0033】
さらに、車椅子支持昇降台3の折り畳み展開操作を腕力で行うように構成したが、当該車椅子支持昇降台3の折り畳み展開用駆動手段を併用することもできる。例えば、図13に示すように、車椅子支持昇降台3の基台部8上に付設した支持アーム48と、第二折り畳み台部9bの基部近傍に立設されたアーム49(バランサー17との連動用ワイヤーロープ23を結合するアーム20を兼用させても良い)との間に流体圧シリンダーなどから成る伸縮駆動用アクチュエーター50を介装し、このアクチュエーター50の伸長作動により、折り畳み台部9を基台部8の延長水平姿勢まで展開させ、前記アクチュエーター50の収縮作動により、折り畳み台部9を基台部8の上に重なる位置まで折り畳むことができるように構成することができる。勿論、このアクチュエーター50は、車椅子支持昇降台3上に移載された車椅子と干渉しない位置に設けられる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明の車椅子昇降装置は、折り畳み状態で乗降口や出入口等(以下、乗降口という)のステップとして利用される前記車椅子支持昇降台を、乗降口から一旦前方へ進出移動させた後、下降させて、乗降口前方下方の地上側乗降床面上に着床させ、この着床状態で車椅子が乗り移った車椅子支持昇降台を、乗降口の車内床面と略面一になる位置まで、上昇させるとともに後方(車内側)へ平行移動させることができ、車椅子での降車時はその逆の運動を行わせることができるものであるが、本発明は、この車椅子支持昇降台の前後平行移動と昇降平行移動との組み合わせから成る運動を、中間可動台と第一第二2つの平行リンク機構により行わせるようにしたので、車椅子支持昇降台を折り畳み姿勢で乗降口のステップとして収納する状態のとき、第一平行リンク機構は後方に倒伏し、第二平行リンク機構は、第一平行リンク機構の後端に位置する中間可動台から前方に延出する姿勢となり、車椅子支持昇降台の支持機構全体を小空間内に配置することができる。
【0035】
即ち、本発明の車椅子昇降装置によれば、折り畳み状態の車椅子支持昇降台を乗降口のステップに兼用できる状態に当該車椅子支持昇降台を配置したとき、当該車椅子支持昇降台の支持機構を、折り畳み状態の車椅子支持昇降台(乗降口のステップ)の後ろ側に配設する必要がない。また、当該折り畳み状態の車椅子支持昇降台の前端下側に突起物(実施形態でいう乗降口下側のフレーム38)があっても、支障なく当該車椅子支持昇降台を前記のように運動させることができる。従って、特に路面電車の乗降口に装備させる車椅子昇降装置として、効果的に活用することができるに至ったのである。
【0036】
なお、請求項2に記載の構成によれば、車椅子支持昇降台の駆動手段が、平面視において、前記収納位置にある基台部の横側方に配設されるので、乗降口のステップとなる折り畳み状態の車椅子支持昇降台の地上高を低くすることができる。換言すれば、地上高の低い路面電車や職場などの乗降口にも無理なく装備させることができる。
【0037】
また、請求項3に記載の構成によれば、車椅子支持昇降台の横側方に配設された前記駆動手段を覆うカバー板が車椅子支持昇降台の展開動作とともに自動的に開放されるので、前記駆動手段を構成するリンク機構の運動を許容する空間全体を覆う固定のカバー板を配設する場合よりも、乗降口のステップの横側方の空間を広くとることができる。しかも、車椅子支持昇降台を折り畳んでいるときは、前記カバー板が乗降口のステップを形成するので、一般乗降客が利用するときの乗降口のステップを広くとることができる。
【0038】
さらに、請求項4に記載の構成によれば、展開時(使用時)の車椅子支持昇降台の前後方向長さを長くして、全体の面積を必要十分にとりながら、折り畳み状態での占有空間面積を小さくすることができる。従って、前後の奥行きの狭い乗降口のステップ空間にも問題なく配設することができる。
【0039】
また、請求項5に記載の構成によれば、駆動手段の第一第二両平行リンク機構を各別に駆動する第一及び第二2つのアクチュエーターも、当該第一第二両平行リンク機構が占有する前後方向空間内に収めることができ、アクチュエーターを含めた駆動手段全体をより一層コンパクトに構成することができる。
【0040】
また、請求項6に記載の構成によれば、駆動手段の第一第二2つの平行リンク機構を、主として強度部材として機能する枠組み構造のリンクと、主として運動規制用部材として機能する棒状のリンクとに分け、全体に必要十分な強度を持たせながらリンク機構全体を巾の狭い空間内に収めることができ、装置の小型化に効果がある。
【0041】
さらに、請求項7に記載の構成によれば、車椅子支持昇降台の折り畳み展開用駆動手段を併用する場合よりも安価に実施し得るとともに、誤動作の恐れもない。しかも、腕力による車椅子支持昇降台の折り畳み展開操作を容易且つ安全に行うことができる。勿論、請求項8に記載のように、車椅子支持昇降台の折り畳み展開用駆動手段を併用して、車椅子支持昇降台の展開折り畳み操作を動力で容易に行えるようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図〜C図は、車椅子での乗車時における車椅子支持昇降台の展開操作、当該車椅子支持昇降台の移動の第一段階、同第二段階を示す概略側面図である。
【図2】 A図及びB図は、車椅子での乗車時における車椅子支持昇降台の移動の第三段階、同第四段階を示す概略側面図である。
【図3】 折り畳み収納状態での車椅子支持昇降台を示す平面図である。
【図4】 展開状態での車椅子支持昇降台と駆動手段を示す平面図である。
【図5】 折り畳み収納状態での車椅子支持昇降台を示す側面図である。
【図6】 展開状態の車椅子支持昇降台の各移動位置を示す側面図である。
【図7】 車椅子支持昇降台に併設のバランサーを示す横断平面図である。
【図8】 駆動手段を示す平面図である。
【図9】 駆動手段を示す一部切り欠き背面図である。
【図10】 駆動手段の第一平行リンク機構における前側リンク位置での縦断側面図である。
【図11】 駆動手段の第一平行リンク機構を示す側面図である。
【図12】 駆動手段の第二平行リンク機構位置での縦断側面図である。
【図13】 車椅子支持昇降台の変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 乗降口
2 地上側の乗降路面(停留場の床面)
3 車椅子支持昇降台
4 駆動手段
5 中間可動台
6 第一平行リンク機構
6a 第一平行リンク機構の後側リンク
6b 第一平行リンク機構の前側リンク
7 第二平行リンク機構
7a 第二平行リンク機構の上側リンク
7b 第二平行リンク機構の下側リンク
8 車椅子支持昇降台の基台部
9 車椅子支持昇降台の折り畳み台部
9a 第一折り畳み台部
9b 第二折り畳み台部
12 把手
17 バランサー
23 ワイヤーロープ
24 スプリング
25 ガスダンパー
26 第一アクチュエーター(流体圧シリンダー)
27 第二アクチュエーター(流体圧シリンダー)
29 軸受部材
43 カバー板
50 伸縮駆動用アクチュエーター(流体圧シリンダー)
S 乗降口のステップ

Claims (8)

  1. 車椅子支持昇降台と、この車椅子支持昇降台を出退平行移動させる駆動手段とから成り、車椅子支持昇降台は、基台部と、この基台部上に重なる水平折り畳み姿勢と前記基台部から前方に突出する水平展開姿勢との間で折り畳み展開自在な折り畳み台部とを備え、駆動手段は、中間可動台と、この中間可動台を支持する第一平行リンク機構と、前記中間可動台に前記車椅子支持昇降台の基台部を支持する第二平行リンク機構と、前記第一平行リンク機構を介して中間可動台を前後平行移動させる第一アクチュエーターと、前記第二平行リンク機構を介して中間可動台に対し前記車椅子支持昇降台の基台部を平行昇降移動させる第二アクチュエーターを備え、前記第一及び第二両アクチュエーターの作動により前記車椅子支持昇降台を、折り畳み姿勢にある折り畳み台部が乗降口や出入口等(以下、乗降口という)のステップとなる収納位置と、前記基台部が乗降口の前方に位置する前方中間位置と、前記基台部が乗降口前方下方の床面に着床する前方下降位置と、前記基台部が乗降口の前方上方に位置する前方上昇位置と、前記基台部が乗降口の奥行床面と略面一になる後方上方位置に移動させることができるように構成した、車椅子昇降装置。
  2. 前記駆動手段が、平面視において、前記収納位置にある基台部の横側方に配設されている、請求項1に記載の車椅子昇降装置。
  3. 前記車椅子支持昇降台の横側辺に前記駆動手段の上を覆うカバー板が、折り畳み状態の車椅子支持昇降台の折り畳み台部とともに乗降口のステップを構成するように連設されている、請求項2に記載の車椅子昇降装置。
  4. 前記車椅子支持昇降台の折り畳み台部は、前記基台部に枢着された小巾の第一折り畳み台部と、この第一折り畳み台部に枢着された大巾の第二折り畳み台部とからなり、当該折り畳み台部を基台部上に重なるように折り畳んだとき、前記第一折り畳み台部は基台部に対し垂直に起立して乗降口の下側外壁を形成し、第二折り畳み台部が、前記第一折り畳み台部から内側へ水平に延出する乗降口ステップを形成するようにした、請求項1〜3の何れかに記載の車椅子昇降装置。
  5. 前記駆動手段の第一アクチュエーターは、第一平行リンク機構の後側リンクの中間に軸支されたシリンダー本体と乗降口下側のフレームにピストンロッドが軸支された、略水平前後向きのシリンダーから成り、前記駆動手段の第二アクチュエーターは、第二平行リンク機構の上下両リンク間で斜めに介装されたシリンダーから成る、請求項1〜4の何れかに記載の車椅子昇降装置。
  6. 前記駆動手段の第一平行リンク機構は、枠組み構造の後側リンクと、この後側リンクに対し車椅子支持昇降台のある側とは反対側に配置された棒状の前側リンクとを備え、前記駆動手段の第二平行リンク機構は、枠組み構造の上側リンクと、この上側リンクに対し車椅子支持昇降台のある側に配置された棒状の下側リンクとを備えている、請求項1〜5の何れかに記載の車椅子昇降装置。
  7. 前記車椅子支持昇降台は、その折り畳み展開操作を腕力で行うための把手を折り畳み台部の遊端部に備え、基台部には、展開姿勢の折り畳み台部を折り畳み方向に付勢するバランサーが装着されている、請求項1〜6の何れかに記載の車椅子昇降装置。
  8. 前記車椅子支持昇降台は、その折り畳み展開用駆動手段を備えている、請求項1〜6の何れかに記載の車椅子昇降装置。
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