JP2001276133A - 収納式スライドスロープ - Google Patents

収納式スライドスロープ

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JP2001276133A
JP2001276133A JP2000099310A JP2000099310A JP2001276133A JP 2001276133 A JP2001276133 A JP 2001276133A JP 2000099310 A JP2000099310 A JP 2000099310A JP 2000099310 A JP2000099310 A JP 2000099310A JP 2001276133 A JP2001276133 A JP 2001276133A
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slope
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slide
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Masao Ishiyama
正雄 石山
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Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 簡単な構造、構成で取扱性に優れた収納式スライドスロ
ープを提供する。 【解決手段】 ボディ1の所定位置から延出装架される
ように構成した収納式スライドスロープであって、複数
のスロープ板11,12,13が相互にスライド自在に
結合してなるスライドスロープユニット10と、スライ
ドスロープユニット10の基部を回動可能に支持するロ
ック機構20とを備える。スライドスロープユニット1
0がロック機構20を介して、前方水平格納、後方直立
格納及び伸長乗降位置の三形態をとるようにした。スラ
イドスロープユニット10は、スロープ板11,12,
13を出し入れすることにより伸縮可能に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗用車等の車両
において車椅子等の積載物品を乗降させるために好適に
使用される収納式スライドスロープに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車椅子で車両に乗降するための装置とし
て、従来たとえば図8に示される全自動リフト式のもの
や、図9に示されるスロープ式のものが知られている。
図8の全自動リフト式装置は車両のボディ1後部のフロ
ア2に設置される。車椅子(図示せず)を載せるための
積載板100はアーム101によって片持ち式に支持さ
れ、そのアーム101はリンク機構102を介して前後
方向に上下動する。これにより積載板100を路上等の
乗込み場所とフロア2上の積載部の間で往復動させるこ
とができるようになっている。
【0003】また、図9のスロープ式のものは、2枚の
スロープ板103,104がヒンジ105を介して折畳
み可能に結合されている。そして、図示のように直線状
に展開されたスロープ板103,104は、フロア2と
乗込み場所の間に架け渡される。なお、特開平11−1
51980号公報には、この種のスロープ式の乗降装置
を備えた車両が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8の
ような全自動リフト式の装置では部品点数が多く、構造
が複雑化していた。また、積載板100をアーム101
によって片持ち式に支持する支持構造であるため、一定
以上の高い支持剛性が必要になることに加え、フロア2
に設置するために取付部を大幅に改造することになり、
製造コストが高くならざるを得なかった。
【0005】また、図9のようなスロープ式の装置では
スロープ板103,104でなるスロープの長さが固定
されているため、装置の適用範囲が限定される。この例
では2枚のスロープ板103,104を用いているた
め、その展開あるいは折畳み操作には少なくとも2モー
ション動作で行わなければならず、取扱いに手間がかか
らざるを得なかった。
【0006】この発明は以上の点に鑑み、簡単な構造、
構成で取扱性に優れた収納式スライドスロープを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の収納式スライ
ドスロープは、ボディ所定位置から延出装架されるよう
に構成された収納式スライドスロープであって、複数の
スロープ板が相互にスライド自在に結合してなるスライ
ドスロープユニットと、スライドスロープユニットの基
部を回動可能に支持するロック機構とを備え、スライド
スロープユニットがロック機構を介して、所定の姿勢形
態をとり得るようにしたことを特徴としている。
【0008】この発明の収納式スライドスロープにおい
て、前記スライドスロープユニットは、スロープ板を出
し入れすることにより伸縮可能に構成されている。ま
た、本発明の収納式スライドスロープにおいて、前記ロ
ック機構は、スライドスロープユニットの基部とボディ
に固着するヒンジベースとを回転可能に結合するヒンジ
プレートを含み、このヒンジプレートを介してスライド
スロープユニットがヒンジベースのまわりに回動可能に
支持され、かつその回動位置に応じて3つのポジショ
ン、すなわち、前方水平格納位置と後方直立格納位置と
伸長乗降位置でそれぞれ固定されるようになっている。
また、本発明の収納式スライドスロープにおいて、前記
ヒンジプレートは第1のヒンジピンを介してヒンジベー
スと回転可能に結合し、前記スライドスロープユニット
は第2のヒンジピンを介してヒンジプレートと回転可能
に結合するよう構成される。本発明の収納式スライドス
ロープにおいて、好ましくは、前記第1のヒンジピンま
わりのヒンジプレートの回動を規制する第1のロックピ
ンと、前記第2のヒンジピンまわりのスライドスロープ
ユニットの回動を規制する第2のロックピンとが備えら
れる。
【0009】この発明によれば、車両ボディのフロアに
固着した取付位置からスライドスロープユニットを引き
出すことにより車椅子等の乗込み場所との間に簡単に架
け渡される。スライドスロープユニットはスロープ板の
引出し長さを適宜設定することで長さ調整可能であり、
これにより常に、最適長さで装架することができる。ま
た、スライドスロープユニットはロック機構を介して、
所定の姿勢形態をとり得るようになっており、特に収納
あるいは使用状態等に簡単にかつ的確に設定することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、この発明に
よる収納式スライドスロープの好適な実施の形態を説明
する。図1はこの発明の実施形態における収納式スライ
ドスロープの全体構成を示している。なお、図1(B)
は、ボディ1後部のフロア2から乗込み場所に延出装架
される乗込み時の形態を示す。この収納式スライドスロ
ープは、複数のスロープ板が相互にスライド自在に結合
してなるスライドスロープユニット10と、スライドス
ロープユニット10の基部を回動可能に支持するロック
機構20とを備えている。
【0011】スライドスロープユニット10は、それぞ
れが断面コ字状に形成された、この例では3つのスロー
プ板11,12,13を含んでいる。これらのスロープ
板11,12,13は図示のように、順次内側に重合す
るかたちで相互にスライド自在に結合する。スロープ板
11は、スロープ板12との間をスライドガイドするた
めのガイド溝14を有し、またスロープ板13は、スロ
ープ板12との間をスライドガイドするためのガイド溝
15を有する。また、スロープ板11およびスロープ板
13には、操作ハンドル16,17が図示例のように付
設される。
【0012】図2は、ロック機構20の具体的構成例を
示している。ロック機構20は、スライドスロープユニ
ット10の基部(スロープ板11)とボディ1に固着す
るヒンジベース21とを回転可能に結合するヒンジプレ
ート22を備えており、ヒンジプレート22を介してス
ライドスロープユニット10がヒンジベース21のまわ
りに回動可能に支持される。
【0013】また、ヒンジプレート22は第1のヒンジ
ピン23を介してヒンジベース21と回転可能に結合す
る。スライドスロープユニット10は第2のヒンジピン
24を介してヒンジプレート22と回転可能に結合す
る。この例では第1のヒンジピン23は、ボルト23
a,カラー23b,ナット23cにより構成される。第
2のヒンジピン24も同様に、ボルト24a,カラー2
4b,ナット24cにより構成される。
【0014】さらに、ヒンジプレート22は、第1のヒ
ンジピン23まわりのヒンジプレート22の回動を規制
する第1のロックピン25と、第2のヒンジピン24ま
わりのスライドスロープユニット10(スロープ板1
1)の回動を規制する第2のロックピン26とを備えて
いる。また、ヒンジベース21には、第1のロックピン
25と係合するロックプレート27が固着され、またヒ
ンジプレート22には、第2のヒンジピン26とそれぞ
れの位置で係合するロックプレート28,29が固着さ
れている。ロックプレート27,28,29にはそれぞ
れロック27a,28a,29aが回動可能に設けられ
ており、各ロックピン25あるいは26との係合時に矢
印のように回動して、ロック保持するようになってい
る。
【0015】上記構成において、スライドスロープユニ
ット10はロック機構20を介して所定の姿勢形態をと
ることができる。図3はこの発明による収納式スライド
スロープの典型的形態を示している。図3(A)におい
て、スライドスロープユニット10は通常の室内格納状
態にある。このときスロープ板11,12,13は相互
に重合するように全体が収縮し、かつフロア2側へ倒し
込まれる。
【0016】図3(A)の室内格納時には図4(A)に
も示すように、ロック機構20においてヒンジプレート
22の第1のロックピン25はヒンジベース21のロッ
クプレート27に係合し、またスロープ板11に設けら
れている第2のロックピン26はヒンジプレート22の
ロックプレート28にそれぞれ係合する。これによりス
ライドスロープユニット10は、車両前方に向かってほ
ぼ水平に倒伏した格納状態(前方水平格納位置)に的確
に保持される。
【0017】図3(B)では、スライドスロープユニッ
ト10は車椅子の乗込みのための使用状態にあり、フロ
ア2から乗込み場所に延出装架される。この場合、ヒン
ジプレート22の第1のロックピン25及びヒンジベー
ス21のロックプレート27との係合が解除されるとと
もに、スロープ板11の第2のロックピン26及びヒン
ジプレート22のロックプレート28の係合が解除さ
れ、スライドスロープユニット10全体がフロア2とは
反対側の車外へ回動される。そして、図4(B)にも示
すように第2のロックピン26をロックプレート29に
係合させるとともに、スロープ板12,13を所望の長
さだけ引き出して、スロープ板13の先端を路面等に接
地させる。
【0018】このようにスライドスロープユニット10
は、フロア2から乗込み場所に適切な傾斜角度で延出装
架され、その上を通って車椅子を押すことでフロア2に
乗り込ませることができる。なお、図示を省略するが、
接地側のスロープ板13の先端に脚部を折り畳み可能な
リフタを取り付け、スロープ板13に車椅子を搭載後脚
部を伸長させてスライドスロープユニット10をほぼ水
平状態に保持して乗り込ませるようにしてもよい。
【0019】図3(C)は、車椅子Wの乗込み完了後の
スライドスロープユニット10の収納状態の他の態様を
示し、図示のように車椅子Wの後部にほぼ直立して格納
されている(後方直立格納位置)。この場合、スロープ
板11,12,13は順次内側に重合するかたちで収縮
され、フロア2側へ回動される。そして、図4(C)に
も示すように、スロープ板11の第2のロックピン26
をヒンジプレート22のロックプレート29に係合させ
たまま、ヒンジプレート22の第1のロックピン25を
ヒンジベース21のロックプレート27と係合させる。
これによりスライドスロープユニット10は、フロア2
上に搭載された車椅子Wが動きださないように直立状態
に保持される。
【0020】上記の場合、スライドスロープユニット1
0の伸縮操作や回動操作の際、操作ハンドル16,17
を適宜使用することによりそれらの操作を円滑かつ適正
に行うことができる。そして、スライドスロープユニッ
ト10をロック機構20を介して各使用形態に的確に設
定保持することができ、極めて使用性、取扱性に優れた
スライドスロープを実現することができる。
【0021】つぎに、本発明の収納式スライドスロープ
の第2の実施形態を図5〜図8を参照して説明する。第
2の実施形態における収納式スライドスロープは、複数
のスロープ板が相互にスライド自在に結合してなるスラ
イドスロープユニット10と、スライドスロープユニッ
ト10の基部を回動可能に支持するロック機構30とを
備えている。なお、スライドスロープユニット10自体
の構成は、第1の実施形態のものと実質的に同様であ
る。
【0022】図5は、第2の実施形態によるロック機構
30の具体的構成例を示している。ロック機構30は、
スライドスロープユニット10の基部(スロープ板1
1)とボディ1に固着するヒンジベース31とを回転可
能に結合するヒンジプレート32を備えており、ヒンジ
プレート32を介してスライドスロープユニット10が
ヒンジベース31のまわりに回動可能に支持される。
【0023】また、ヒンジプレート32は第1のヒンジ
ピン33を介してヒンジベース31と回転可能に結合さ
れ、また、スライドスロープユニット10は第2のヒン
ジピン34を介してヒンジプレート32と回転可能に結
合される。第1のヒンジピン33は、段付ボルト33
a,カラー33b,ナット33cにより構成され、また
第2のヒンジピン34も同様に、段付ボルト34a,カ
ラー34b,ナット(図示せず)により構成される。
【0024】この例ではスライドスロープユニット10
とヒンジプレート32はさらに、リンク機構35によっ
て結合している。このリンク機構35は、第1リンク3
6と第2リンク37とで構成され、第1リンク36の基
端は、第1のヒンジピン33と共軸にヒンジプレート3
2に結合している。また、第2リンク37の基端は、段
付ボルト38によってスライドスロープユニット10に
結合している。
【0025】また、第1のヒンジピン33まわりのヒン
ジプレート32(あるいは第1リンク36)の回動を規
制する第1のロック39と、第2のヒンジピン34まわ
りの第1リンク36、したがってスライドスロープユニ
ット10の回動を規制する第2のロック40が備えられ
ている。第1のロック39はブラケット41を介して、
スプリング42を介挿しながらハンドル43と結合する
かたちでヒンジベース31に支持される。第2のロック
40はブラケット44を介して、スプリング45を介挿
しながらハンドル46と結合するかたちでヒンジプレー
ト32に支持される。
【0026】ヒンジベース31およびヒンジプレート3
2には、第1のロック39が係合するロック穴31a,
32aが形成されている。ヒンジプレート32にはま
た、第2のロック40が係合するロック穴32bが形成
されている。第1リンク36には、その回動位置に応じ
て第1のロック39あるいは第2のロック40が係合す
るロック穴36aが形成されている。
【0027】ここで、図6に示すように第1のロック3
9は、ハンドル43の操作でロックおよびアンロック状
態を切り替えるようになっている。すなわちスプリング
42の弾力に抗してハンドル43を引くと、第1のロッ
ク39はアンロックとなり、ハンドル43を解放する
と、スプリング42の弾力でロック状態となる。なお、
このロック/アンロックの切替構造は、第2のロック4
0についても同様な構成になっている。
【0028】上記構成において、スライドスロープユニ
ット10はロック機構30を介して所定の姿勢をとるこ
とができる。図7はこの実施形態による収納式スライド
スロープを示している。図7(A)において、スライド
スロープユニット10は通常の室内格納状態にある。こ
のときスロープ板11,12,13は相互に重合するよ
うに全体が収縮し、かつフロア2側へ倒し込まれる。
【0029】図7(A)では、第1のロック39はヒン
ジプレート32のロック穴32aと第1リンク36のロ
ック穴36aにそれぞれ係合する。これによりスライド
スロープユニット10は格納状態(前方水平格納位置)
に的確に保持される。
【0030】図7(B)では、スライドスロープユニッ
ト10は後方直立格納位置にある。このとき第1のロッ
ク39を第1リンク36のロック穴36aから一旦アン
ロックにして、スライドスロープユニット10を90°
回動させて直立させる。第2のロック40はヒンジプレ
ート32のロック穴32bと第1リンク36のロック穴
36aにそれぞれ係合する。
【0031】図7(C)では、スライドスロープユニッ
ト10は車椅子の乗込みのための使用状態にあり、フロ
ア2から乗込み場所に延出装架される。この場合、第1
のロック39をヒンジプレート32のロック穴32aか
らアンロックにし、ヒンジプレート32を第1のヒンジ
ピン33のまわりに回動させる。第2のロック40はそ
のままロック状態にしておく。スライドスロープユニッ
ト10全体がフロア2とは反対側の車外へ回動され、ス
ロープ板12,13を所望の長さだけ引き出して、スロ
ープ板13の先端を路面等に接地させる。
【0032】この場合にもスライドスロープユニット1
0の伸縮操作や回動操作の際、操作ハンドル16,17
を適宜使用してそれらの操作を円滑にかつ適正に行うこ
とができる。そして、スライドスロープユニット10を
ロック機構30を介して各使用形態に適正に設定保持す
ることができ、使用性、取扱性に優れたスライドスロー
プを実現することができる。
【0033】なお、上記実施形態においてスライドスロ
ープユニット10が3つのスロープ板11,12,13
により構成される例を説明したが、必要に応じて用いる
スロープ板の枚数は適宜変更可能であり、上記実施形態
と同様な作用効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構造、構成としたことにより部品点数等を削減して
実質的にコスト低減を図ることができるとともに、故障
の少ない装置を実現することができる。しかも装置の取
付部を簡素化することにより、いわゆる後付けを容易に
かつ適正に実施することができ、安価で汎用性に優れた
スライドスロープを提供することができる。また、装備
されたスライドスロープは、ボディ等と接地等の間で両
持ち式に支持されるため、実質的に剛性を低めに設定し
ながら適正かつ簡単に装架することができる等の利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における収納式スライドスロ
ープの全体構成を示すそれぞれ斜視図である。
【図2】本発明の収納式スライドスロープに係るロック
機構の具体的構成例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の収納式スライドスロープの三つのポジ
ションでの保持状態を示す側面図である。
【図4】本発明の収納式スライドスロープの上記三つの
ポジションでのロック機構まわりの作用を説明する要部
側面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における収納式スライ
ドスロープに係るロック機構の具体的構成例を示す分解
斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るロックの動作を
示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施形態における収納式スライ
ドスロープの三つのポジションでの保持状態を示す側面
図である。
【図8】従来の全自動リフト式の装置例を示す斜視図で
ある。
【図9】従来のスロープ式の装置例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ボディ 2 フロア 10 スライドスロープユニット 11,12,13 スロープ板 14,15 ガイド溝 16,17 操作ハンドル 20 ロック機構 21 ヒンジベース 22 ヒンジプレート 23 第1のヒンジピン 24 第2のヒンジピン 25 第1のロックピン 26 第2のロックピン 27,28,29 ロックプレート 30 ロック機構 31 ヒンジベース 32 ヒンジプレート 33 第1のヒンジピン 34 第2のヒンジピン 35 リンク機構 36 第1リンク 37 第2リンク 39 第1のロック 40 第2のロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ所定位置から延出装架されるよう
    に構成された収納式スライドスロープであって、 複数のスロープ板が相互にスライド自在に結合してなる
    スライドスロープユニットと、上記スライドスロープユ
    ニットの基部を回動可能に支持するロック機構とを備
    え、 上記スライドスロープユニットが上記ロック機構を介し
    て、所定の姿勢形態をとり得るようにしたことを特徴と
    する収納式スライドスロープ。
  2. 【請求項2】 前記スライドスロープユニットは、前記
    スロープ板を出し入れすることにより伸縮可能に構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1に記載の収納式ス
    ライドスロープ。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構は、前記スライドスロー
    プユニットの基部とボディに固着するヒンジベースとを
    回転可能に結合するヒンジプレートを含み、このヒンジ
    プレートを介して前記スライドスロープユニットが前記
    ヒンジベースのまわりに回動可能に支持され、かつその
    回動位置に応じて、前方水平格納位置と後方直立格納位
    置と伸長乗降位置との3つのポジションに固定されるよ
    うにしたことを特徴とする、請求項2に記載の収納式ス
    ライドスロープ。
  4. 【請求項4】 前記ヒンジプレートは第1のヒンジピン
    を介して前記ヒンジベースと回転可能に結合され、前記
    スライドスロープユニットは第2のヒンジピンを介して
    前記ヒンジプレートと回転可能に結合されることを特徴
    とする、請求項3に記載の収納式スライドスロープ。
  5. 【請求項5】 前記第1のヒンジピンまわりの前記ヒン
    ジプレートの回動を規制する第1のロックピンと、前記
    第2のヒンジピンまわりの前記スライドスロープユニッ
    トの回動を規制する第2のロックピンとを有することを
    特徴とする、請求項4に記載の収納式スライドスロー
    プ。
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