JP2011131808A - テールゲート一体型スロープ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体の後部に有する、起立状態と後方開放状態とに回動自在のテールゲートと一体的に形成したスロープ装置であって、テールゲートの室内側パネル左右方向両側に前後方向のスライド溝部を一対形成するとともに当該テールゲートの内部であって前記スライド溝部に沿ってテールゲートレールを配設し、前記テールゲートレールとの第1嵌合部を有し、当該第1嵌合部から前記スライド溝を経由してテールゲート室内側パネルの室内側に延在した第1スライドレールを左右一対有し、当該一対の第1スライドレール間であってテールゲート室内側パネルの室内側に第1パネルを固定し、第1パネルがテールゲートレールに沿って伸縮自在であることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
このテールゲートにランプ板部をスライド自在に格納したスロープ装置が公知である(特許文献1)。
しかし、特許文献1に開示するスロープ装置にあっては、ランプ板部をテールゲートの内部に内蔵するものであり、テールゲートが必要以上に厚くなる問題があり、しかもテールゲート室内面と引き出したランプ板部上面との間にテールゲート室内面の方が高い段差部が生じ、車椅子等の走行に適さないものであった。
また、従来のテールゲートの内部にランプ部材を格納しようとするランプ部材の剛性が確保できない問題があった。
本明細書で室内側とはテールゲート(スロープ部)を起立させた状態での車体室内側をいい、左右方向とは車幅方向をいう。
また、第1パネルに対してスライド自在に第2パネルを設ける等、テールゲートに対して複数段のスロープ部を形成すると、テールゲートを起立させた状態でのテールゲートの上部から突出するスロープ収納高さを低くすることができ、後方視界が向上する。
図3に車体のリアドア2を開いた状態を示し、この状態ではテールゲート1が起立していてその室内側にスロープを形成するためのパネルが収納されている。
図4は、パネルを収納した状態のままテールゲート1を後方に開放した状態を示す。
図1は、テールゲート1から第1パネル20及び第2パネル30を引き出して伸長し、第2パネル30の先端側を地面等に接地させてスロープを形成した状態を示す。
図2はレール部の要部断面図を示す。
スライド溝10aに沿って、テールゲートの内部には室内側パネルの内部側に固定連結したテールゲートレール11を有する。
第1パネル20の左右両端部には、第1スライドレール21が対向して一対固定連結されている。
第1スライドレール21はテールゲート1の内部に設けたテールゲートレール11との第1嵌合部21aを有し、この第1嵌合部から室内側パネル10のスライド溝10aを経由し、第1パネルとの連結部21cを有し、本実施例ではさらに第2スライドレール31との第2嵌合部21bを有する例になっている。
第1嵌合部21a及び第2嵌合部21bは、相手側レールであるテールゲートレール11及び第2スライドレール31との相互に嵌合スライドする構造であればよく、とぢらか一方が突条部で他方が凹部溝であれば、どちらが突条部であってもよい。
本実施例においては第1スライドレール21が断面略E字形状になっていて、上側(室内側)に対向面に向けて凹部溝状の第2嵌合部21bと下側に略断面コ字形状部を有するテールゲートレール11と相互に嵌合する凹部溝状第1嵌合部21aとの例になっている。
本実施例は左右一対の第2スライドレールの間には、第2パネル30が固定してあり、第2パネル30が第1パネル20の室内側に沿ってスライドし、第1パネル20はテールゲート1の室内側パネル10の室内側面に沿ってスライドする。
従って、図1に示すようにテールゲート1の室内側パネル、第1パネル20及び第2パネル30とが伸長し、第2パネル30の先端部が地面等に接地することで緩やかなスロープ面を形成できる。
その一方で、第2パネル30を第1パネル20の室内側に重なるように収納し、第1パネル20をテールゲート1の室内側パネル10の室内側に重なるように収納することで、図3に示すようにテールゲート1の上部からのスロープ突出量を抑え、後方視界が向上する。
なお、本実施例ではこの脱輪防止部1aはテールゲート1の左右側壁部をそのまま室内側に延出させた突片状になっていて、テールゲート開放幅に近いスロープ幅になっている。
テールゲートの内部を利用することなく、車両側に連結する最下段のスライドレールから順次3段に嵌合形成した場合を想定すると、例えば図5に示すように最下段のレール101の内側に中段のレール102を配置し、さらにその内側に上段レール103を配置し、それぞれのレールにパネル材を連結する構造が考えられる。
しかし、このような構造ではレール間の嵌合横幅寸法W1が大きくなり、相対的に第3のスロープ面の有効幅寸法W0が小さくなる問題がある。
これに対して本実施例では、図2に示すように第2のスロープ面を形成するための第1スライドレール21の断面形状を略E字形状に形成し、第3のスロープ面を形成するための第2スライドレール31との第2嵌合部21bのほぼ真下であって、第1パネル20の下面側に第1嵌合部21aを形成することができるので、図5に示した構造に比較して寸法W1が小さくなる。
これにより相対的に第2パネル30の有効幅寸法W0を大きくすることができる。
即ち、本発明にあってはテールゲートレール11をテールゲート1の内部に設け、室内パネル10をスロープ面として活用したので図5に示したような順次横方向に嵌合させる必要がなくなったからである。
本実施例にあっては、図2に示すように第1スライドレールの概ね垂直上下に第1嵌合部21aと第2嵌合部21bを形成することで寸法Hが相対的に大きくなる縦長のレール断面になり、第1スライドレール21の上下方向の曲げ強度が向上する。
一方、テールゲートレール11はテールゲート1の内部に連結されているので負荷荷重を車体側に伝播させることができる。
従って、図5に示した構造よりもラップ代L1,L2を小さくすることができるので各スロープ面を重ね起立状態にしたときの収納高さを低く抑えることができる。
また、このスライド溝10aを第1スライドレール21の外側の位置bよりも内側に設けると、当該第1スライドレール21の概ね真下に第1嵌合部21aが位置するようになり、最も幅の狭い第3のスロープ面を形成する第2パネル30の有効幅寸法W0を大きくとることができる。
1a 脱輪防止部
10 室内側パネル
10a スライド溝
11 テールゲートレール
20 第1パネル
21 第1スライドレール
21a 第1嵌合部
21b 第2嵌合部
30 第2パネル
31 第2スライドレール
Claims (3)
- 車体の後部に有する、起立状態と後方開放状態とに回動自在のテールゲートと一体的に形成したスロープ装置であって、
テールゲートの室内側パネル左右方向両側に前後方向のスライド溝部を一対形成するとともに当該テールゲートの内部であって前記スライド溝部に沿ってテールゲートレールを配設し、
前記テールゲートレールとの第1嵌合部を有し、当該第1嵌合部から前記スライド溝を経由してテールゲート室内側パネルの室内側に延在した第1スライドレールを左右一対有し、
当該一対の第1スライドレール間であってテールゲート室内側パネルの室内側に第1パネルを固定し、第1パネルがテールゲートレールに沿って伸縮自在であることを特徴とするテールゲート一体型スロープ装置。 - 前記一対の第1スライドレールの第1パネルの室内側にそれぞれ第2嵌合部を有し、
当該第2嵌合部にスライド嵌合する第2スライドレールを左右一対有し、
前記左右一対の第2スライドレール間に第2パネルを固定したことを特徴とする請求項1記載のテールゲート一体型スロープ装置。 - テールゲート室内側左右の前後方向に突条状の脱輪防止部を一対形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のテールゲート一体型スロープ装置。
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