JP2001047927A - 車両の後部車体構造 - Google Patents

車両の後部車体構造

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JP2001047927A
JP2001047927A JP22189599A JP22189599A JP2001047927A JP 2001047927 A JP2001047927 A JP 2001047927A JP 22189599 A JP22189599 A JP 22189599A JP 22189599 A JP22189599 A JP 22189599A JP 2001047927 A JP2001047927 A JP 2001047927A
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Japan
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tailgate
vehicle
body structure
tail gate
side frame
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JP22189599A
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Naohiro Imaoka
直浩 今岡
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スロープ状となるテールゲートを構成するた
め、板状のランプ部材を備えつつ、後部荷室内にその板
状のランプ部材が露出しないようにした車両の後部車体
構造を提供することを目的とする。 【解決手段】テールゲート1Bの内部には、ランプ板部
材10がスライド自在に格納され、荷室と路面を掛け渡
すスロープを構成する際には、テールゲート1Bを開放
して、このランプ板部材10を、テールゲート1B内部
からスライドさせて、引き出すことにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の後部車体構
造に関し、具体的には、後部荷室のフロア面を低くし
て、後部荷室への荷物等の出し入れを容易にした後部車
体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、特開平7−179182号公
報に記載されているように、後部荷室を低床化して、さ
らにその後部荷室に車椅子やカート等が路上からそのま
ま移動しやすくするため、下方に開閉自在のテールゲー
トをスロープとなるように構成し、障害者や荷物等の搬
送を行ないやすくしたものが知られている。
【0003】このテールゲートにはスロープを構成する
ため、通常のテールゲートにさらに板状のランプ部材を
回動自在に取付け、テールゲートを開放した上で、この
板状のランプ部材を展開することでスロープを構成して
いる。
【0004】また、テールゲート閉鎖時には、その板状
のランプ部材はテールゲートの荷室側に位置するように
構成されている。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】ところで、こうした低
床化した後部荷室には、さまざまな荷物や障害者などを
積載することになるが、テールゲートの荷室側に、前記
のようにランプ部材を位置させると、ランプ部材が後部
荷室内に露出してしまうことになるため、ランプ部材が
荷物と干渉する恐れが生じたり、見栄えが悪化するとい
った問題が生じる。
【0006】また、ランプ部材が後部荷室内に存在する
ことにより、荷室スペースの減少や、ランプ部材のがた
つき防止のために、ランプ部材の係止ストッパー等が別
途必要になるといった問題も生じる。
【0007】本発明は、以上のような問題点に鑑み発明
されたもので、スロープ状のテールゲートを構成するた
め、板状のランプ部材を備えつつ、後部荷室内にその板
状のランプ部材が露出しないようにした車両の後部車体
構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は以下のように構成される。
【0009】請求項1記載の発明は、車体の後部に後部
荷室を備え、該後部荷室のフロア後端に回動支点を有
し、下方に開放するテールゲートを設けた車両の後部車
体構造において、前記テールゲートの内部に、テールゲ
ートを車体後方に開放した際、該内部からスライドして
引き出し、テールゲートと路面との間を架け渡す板状の
ランプ部材を収納したものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両の後部車体構造において、前記板状のランプ部材をテ
ールゲートの内部から引き出した際に、その引き出しに
連動して、テールゲート側から路面側に突出し、テール
ゲートの支持を行なう支持部材を設けたものである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の車
両の後部車体構造において、車両後突時に、板状のラン
プ部材に入力される衝突荷重を、車体前後方向に伸びる
リアサイドフレームの後端に伝達する荷重伝達部材を設
けたものである。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の車
両の後部車体構造において、前記荷重伝達部材を、後面
視でリヤサイドフレームと重合し、板状のランプ部材を
上下方向に伸びて支持する支持メンバーで構成したもの
である。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項3記載の車
両の後部車体構造において、前記荷重伝達部材を、後面
視でリヤサイドフレームと重合し、板状のランプ部材を
スライド案内するレール部材で構成したものである。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1記載の車
両の後部車体構造において、前記テールゲートの内部
に、板状のランプ部材をスライド案内するレール部材
と、該レール部材を固定する支持メンバーとを設け、前
記支持メンバーを、後面視でリヤサイドフレームと重合
するように配設し、前記レール部材を、後面視でリヤサ
イドフレームより車体中央側に配設したものである。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6記載の車
両の後部車体構造において、前記レール部材を、支持メ
ンバーの車体前方側に固定したものである。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項1、3〜7
記載の車両の後部車体構造において、前記支持メンバー
を、板状のランプ部材の両側に左右一対に設け、該支持
メンバーを、車幅方向に伸びて連結する連結メンバーを
設け、該連結メンバーを、テールゲートに設けられたバ
ンパー面に対応する高さ位置に設定したものである。
【0017】
【作用及び効果】請求項1記載の前部車体構造によれ
ば、テールゲートの内部に、テールゲートを車体後方に
開放した際、該内部からスライドして引き出し、テール
ゲートと路面との間を架け渡す板状のランプ部材を収納
したことにより、板状のランプ部材が、不使用時にテー
ルゲートの内部に収納されているため、ランプ部材の荷
室内への露出が避けられ、荷物との干渉、テールゲート
の見栄えの悪化が防止され、また荷室スペースの確保が
でき、さらに、別途、ランプ部材の係止部材の設定も不
要となる。
【0018】請求項2記載の前部車体構造によれば、ラ
ンプ部材の引き出しに連動して、テールゲート側から路
面側に突出し、テールゲートの支持を行なう支持部材を
設けたことにより、使用時のみに支持部材が突出するた
め、不使用時には、テールゲートから外部に露出するこ
とがないため、見栄えの悪化を防止できる。
【0019】請求項3記載の前部車体構造によれば、ラ
ンプ部材に入力される衝突荷重を、車体前後方向に伸び
るリアサイドフレームの後端に、伝達する荷重伝達部材
を設けたことにより、ランプ部材に入力される後突時の
衝突荷重をリヤサイドフレームに伝達することができる
ため、ランプ部材にバンパーレイン機能を持たせること
ができ、有効に衝撃エネルギーを吸収することができ
る。
【0020】請求項4記載の前部車体構造によれば、荷
重伝達部材を、後面視でリヤサイドフレームと重合し、
板状のランプ部材を支持する支持メンバーで構成したこ
とにより、荷重伝達機能を、ランプ部材を支持する支持
メンバーに持たせることができる。
【0021】請求項5記載の前部車体構造によれば、荷
重伝達部材を、後面視でリヤサイドフレームと重合し、
板状のランプ部材をスライド案内するレール部材で構成
したことにより、荷重伝達機能を、ランプ部材をスライ
ド案内するレール部材に持たせることができる。
【0022】請求項6記載の前部車体構造によれば、支
持メンバーを、後面視でリヤサイドフレームと重合する
ように配設し、レール部材を、後面視でリヤサイドフレ
ームより車体中央側に配設したことにより、軽衝突時
に、レール部材がリヤサイドフレームと干渉してしまう
のを防止できるため、軽衝突後でも、ランプ部材の出し
入れ操作を容易に行なうことができる。
【0023】請求項7記載の前部車体構造によれば、レ
ール部材を、支持メンバーの車体前方側に固定したこと
により、軽衝突時に、レール部材が、直接衝突荷重を受
けることがないため、レール部材の変形を、極力少なく
することができる。
【0024】請求項8記載の前部車体構造によれば、支
持メンバーを車幅方向に伸びて連結する連結メンバー
を、テールゲートに設けられたバンパー面に対応する高
さ位置に設定したことにより、バンパーの衝突荷重を連
結メンバーで受けることができるため、連結メンバーを
バンパーレインとして用いることができる。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を以下、図面に基づいて詳述
する。図1は本発明を採用した車両の後部車体構造の斜
視図である。図2は、この後部車体構造のテールゲート
を開放してスロープを構成した状態の斜視図である。
【0026】後部車体構造の後部ドア1は、車体後部で
上方に開放するリヤハッチバックドア1Bと、下方に開
放するテールゲート1Aとによって構成され、このうち
テールゲート1Bの外表面は、リアバンパー中央部BC
となっており、バンパーとしての機能も果たしている。
【0027】また、リヤハッチバックドア1Aには、リ
ヤウィンド2、キーシリンダー3、アウターハンドル
4、ナンバープレートホルダー部5が、それぞれ設けら
れている。
【0028】このリヤハッチバックドア1Aは、車体後
部開口Hの上部に設けられた回転ヒンジ6を回転中心と
して開放され、アシストダンパ7によって、開放状態を
保持するように構成されている。また、テールゲート1
Bは、車体後部開口Hの下部に設けられた回転ヒンジ8
を回転中心として開放され、アシストダンパ9によっ
て、開閉操作を容易に行なえるように構成される。
【0029】テールゲート1Bの内部には、ランプ板部
材10がスライド自在に格納され、荷室と路面を掛け渡
すスロープを構成する際には、テールゲート1Bを開放
して、このランプ板部材10を、テールゲート1B内部
からスライドして、引き出すことにより構成されてい
る。
【0030】なお、後部ドア1の両側には、リアコンビ
ランプ11が設けられ、このリアコンビランプの下側に
は、リアバンパー側部BEが設けられている。また、車
体後部側面にはリヤクォーターウィンド12が設けられ
ている。
【0031】図3〜図5は、それぞれ図1のA−A断面
図、B−B断面図、C−C断面図である。
【0032】図3は、テールゲート1B中央の断面図で
ある。テールゲート1Bは、車内側側面に設けられたの
インナパネル20と車外側側面に設けられたアウターパ
ネル21(バンパーフェイスBC)により袋状に構成さ
れ、その内部にはインナパネル20に固定された枠状の
支持メンバー22と、その支持メンバー22によって支
持されたランプ板部材10とが設けられている。
【0033】この枠状の支持メンバー22は、上下方向
に伸びる上下メンバー22a、22bと、この上下メン
バーの上下端を車幅方向に伸びて連結する連結メンバー
22c、22dによって構成されている。
【0034】インナパネル20の車内側側面には、テー
ルゲートトリム23がクリップCによって装着固定さ
れ、車内側からのテールゲート1Bの見栄えを向上して
いる。また、インナパネル20の上部には、ボードスラ
イドレバー24が装着され、ランプ板部材10を係脱自
在に格納係止している。
【0035】アウターパネル21の上部には、ランプ板
部材10をテールゲート1B内部から引き出す際、ラン
プ板部材10を挿通させる挿通口21Aが穿設されてい
る。
【0036】また、テールゲート1Bの周囲のシール性
は、リヤハッチバックドア1A側に設けたシール部材S
1と、車体フロア側に設けたシール部材S2とにより確
保されている。
【0037】図4は、テールゲート1B端部のロック部
近傍の断面図である。テールゲート1Bは図3と同様
に、インナパネル20とアウターパネル21(バンパー
フェイスBC)により袋状に構成され、枠状の支持メン
バー22は、このインナパネル21に固定されている。
また、インナパネル20の車内側側面には、テールゲー
トトリム23がクリップCによって装着されている。
【0038】支持メンバー22の上下メンバー22a、
22b後方には、ランプ板部材10をスライド自在に支
持するガイドレール25が上下方向に固定されている。
支持メンバー22の上方のインナパネル20には、リヤ
ハッチバックドア1Aのロック機構L1に係合するスト
ライカー26が設けられ、このストライカー26でリヤ
ハッチバックドア1Aの閉鎖状態を保持している。
【0039】図5は、テールゲート1Bを閉鎖した状態
での、テールゲート1BとリヤサイドフレームRFとの
関係を示した断面図である。
【0040】リヤサイドフレームRFの後端から後方に
伸びるパネル部材30には、テールゲート1Bのロック
機構L2に係合するストライカー31が設けられ、この
ストライカー31でテールゲート1Bの閉鎖状態を保持
している。
【0041】テールゲート1Bを閉鎖した状態で、支持
メンバー22の上下メンバー22aは、後面視でリヤサ
イドフレームFRと一部重合する位置関係でテールゲー
ト1B側端に設定されている。
【0042】よって、後突時、テールゲート1Bからラ
ンプ板部材10に入力される荷重は、支持メンバー22
を介して、確実にリヤサイドフレームFRに伝達される
ため、後突エネルギーは確実にリヤサイドフレームFR
で吸収される。
【0043】一方、ガイドレール25は、後面視でリヤ
サイドフレームFRとは重合せず、車体中央側に設けら
れているため、軽衝突では、リヤサイドフレームFRに
干渉することはなく、変形も生じない。よって、軽衝突
後にランプ板部材10の引き出しが困難になることもな
い。
【0044】なお、図6に示す別実施例は、ランプ板部
材10とガイドレール25を、枠状の支持メンバー22
の車体前方側に固定したものである。
【0045】このように支持メンバー22の車体前方
に、ランプ板部材10とガイドレール22を固定した場
合、ストライカー31の存在によって、デッドスペース
になってしまうテールゲート1B内部を有効活用できる
ため、テールゲート1Bの厚みを薄くすることができ
る。
【0046】また、この他、支持メンバー22を設けな
いものであれば、ガイドレール25を後面視で、リヤサ
イドフレームFRと一部重合する位置関係に設定するこ
とにより、テールゲート1Bからランプ板部材10に入
力される荷重は、ガイドレール25を介して、確実にリ
ヤサイドフレームFRに伝達される。よって、この場合
も衝突エネルギーは確実にリアサイドフレームFRで吸
収される。
【0047】図7は、テールゲートを閉鎖した状態を車
内側から見た斜視図である。テールゲート1Bは、両端
下部で回転ヒンジ8を介して、車体に対して回動自在に
支持され、両端に設けたロック機構L1を、車体側に設
けたストライカ26(図7には図示せず)に係合させる
ことにより閉鎖される。
【0048】このテールゲート1Bの上面には、前記挿
通穴21Aが、車幅方向に伸びるよう穿設され、その両
側には、リヤハッチバックドア1Aを係止する前記スト
ライカー31が設けられている。
【0049】テールゲート1Bの車内側側面には、ボー
ドスライドレバー24と、テールゲート1Bの開閉操作
を行なうレリーズレバー27が設けられ、さらにテール
ゲート1Bの両側部には、テールゲート1Bの開放状態
を保持する保持ブラケット28と、開閉操作を容易にす
る前記アシストダンパ9がそれぞれ設けられている。
【0050】車体フロアには、フロア基準面となるリヤ
フロアパン32より、一段低く凹設された荷室フロアパ
ン33が形成され、荷室T内に車椅子やカートを積載で
きるように構成されている。
【0051】また、リヤフロアパン32の内端には、荷
室フロアパン33の上方に矩形の荷室ボード40が設置
できるように段差部が設けられ、荷室ボード40と、リ
アフロアパン32とで、面一な荷室空間を得ることがで
きるように構成されている。
【0052】図8は、車体後部のフレーム構造を車体後
方から見た斜視図である。リヤフロアパン32の下面に
は、左右一対で、車体前後方向に伸びるリヤサイドフレ
ームRFが配置され、そのリヤサイドフレームの後端に
は、凹設された荷室フロアパン33の形状に対応して、
下方に凹形状となったエンドクロスメンバーMEが連結
されている。また、その前方にも同様に下方に凹形状と
なった第5クロスメンバーM5が設けられ、リヤサイド
フレームRFを連結している。
【0053】さらに、その前方には、リヤフロアパン3
2と荷室フロアパン33との間の剛性を確保するため、
車幅方向に直線に伸びた第4クロスメンバーM4が設け
られ、リヤサイドフレームRFを連結している。
【0054】このうち、リヤサイドフレームRFとエン
ドクロスメンバーMEとの間には、連結部分の強度を高
め、エンドクロスメンバーの剛性を確保するため、補強
メンバーMSが掛け渡して設けられている。
【0055】さらには、凹形状の荷室フロアパン33を
設けたことにより、低下した車体剛性を向上するため、
二点鎖線で示すように、リヤサイドフレームRFの後端
に、脱着自在となる連結バーMBを設けて、リヤサイド
フレームRFを連結してもよい。
【0056】図9は、テールゲート1Bの支持フレーム
22とランプ板部材10とを含めた分解斜視図である。
枠状の支持フレーム22は、テールゲート1Bのインナ
パネル20に固定され、その支持フレーム22の上下メ
ンバー22a、22bに、スライドレール25がそれぞ
れ固定されている。このスライドレール25には、ラン
プ板部材10がスライド自在に嵌合され、ランプ板部材
10を案内保持している。
【0057】このスライドレール25に設けたフック2
5fと、ランプ板部材10に固定されるボルト10bと
の間にコイルスプリング10Sを架張することにより、
ランプ板部材10は常に引き出し方向に付勢される。
【0058】インナパネル20とテールゲートトリム2
3には、ボードスライドレバー用の固定穴20a、23
aが穿設され、その固定穴20a、23aにボードスラ
イドレバー24が嵌合固定されている。一方、ランプ板
部材10には、ボードスライドレバーのボードストッパ
ー24aに係合する係合穴10aが穿設され、ランプ板
部材10は、ボードスライドレバー24によって、係脱
自在に係止されている。
【0059】また、ランプ板部材10の背面には、ラン
プ支持ローラ50が出没自在に設けられ、ランプ板部材
10をテールゲート1Bから引き出した際、引き出し動
作と連動して路面側に突出し、ランプ板部材10を支持
する。こうして、ランプ支持ローラ50は、テールゲー
ト1Bの路面との干渉を防いでいる。
【0060】図10は、ボードスライドレバーの分解図
である。このボードスライドレバー24は、カップ状の
レバー取付ブラケット24bに、ボードストッパー24
aから伸びるストッパー軸24cを、コイルスプリング
24Sを介装した上で差込み、このストッパー軸24c
に解除レバー24dを固定ナット24eよって固定する
ことにより構成される。
【0061】ボードスライドレバー操作によるランプ板
部材の作動について、図11と図12の作動図により説
明する。まず、図11のように、コイルスプリング24
Sによって付勢されたボードストッパー24aを、ラン
プ板部材10の係合穴10aに係止させることにより、
ランプ板部材10は、テールゲート内部に格納固定され
る。
【0062】次に、図12のように解除レバー24dを
引くと、ボードストッパー24aは、ランプ板部材10
の係合穴10aから解除され、引き出し方向に付勢され
たランプ板部材10は、自動的にテールゲート外部に引
き出される。
【0063】また、ランプ板部材10を格納固定する場
合には、単にランプ板部材10をテールゲート1B内に
押込むだけで、ボードストッパー24aの受入面24a
1が滑らかな曲面であるため、容易に係合穴10aにボ
ードストッパー24aを係止させることができ、ランプ
板部材10をテールゲート1B内部に格納固定すること
ができる。
【0064】図13に、ランプ支持ローラの出没機構の
分解図を示す。ランプ支持ローラ50の出没機構は、ラ
ンプ板部材の裏面に固定される左右一対のローラブラケ
ット51と、そのローラブラケットの腕部51aに揺動
自在に軸支される左右一対のランプ支持ペダル52(図
13は一方だけ)と、ランプ支持ペダルの先端に両端が
回転自在に軸支されるラバーローラ53とによって構成
されている。
【0065】このランプ支持ローラ50の出没機構は、
ランプ支持ペダル52が、常に軸支ボルト54に巻装さ
れたコイルスプリング55から突出方向に付勢されてい
るため、ランプ板部材10をテールゲート1B内部に格
納した際に、ランプ支持ペダル52は折り畳まれ、ラバ
ーローラ53は没入する。一方、ランプ板部材1Bをテ
ールゲート1B外部に引き出した際には、ランプ支持ペ
ダル52は起ち上がり、ラバーローラ53は突出する。
【0066】なお、Wはワッシャリング、56はランプ
支持ペダル52に固定されるスプリングストッパー、5
7はローラブラケット51に固定されるスプリングスト
ッパー、58はランプ支持ペダル52の回転を規制する
回転規制ストッパーである。
【0067】以上の様に構成されたテールゲートの開閉
作動について、図14〜図16の作動状態図により説明
する。
【0068】図14には、テールゲートの閉鎖状態を示
す。テールゲート1Bを閉鎖した状態では、図14に示
すように荷室ボート40を荷室フロアパン33の上方に
設置した場合、リヤフロアパン32と面一な荷室空間を
構成することができるため、テールゲート1Bを開放し
なくても、リヤハッチバックドア1Aの開閉だけで、後
部荷室Tを使用することができる。
【0069】また、ランプ板部材10は、テールゲート
1B内に格納されているため、荷室T内へ露出すること
なく、後部荷室T内の荷物との干渉も防止できる。
【0070】図15には、テールゲート1Bを水平位置
まで開放した状態を示す。この状態では、テールゲート
1Bの保持ブラケット28と車体側の保持ブラケット6
8との間を架け渡した保持紐60によって、テールゲー
トが水平位置で保持されるため、荷室ボート40で上部
荷室空間t1と下部荷室空間t2に仕切られた荷室を、
それぞれリヤハッチバックドア1Aやテールゲート1B
を開閉操作することにより、独立して有効に利用するこ
とができる。
【0071】図16には、テールゲート1Bを全開にし
て、ランプ板部材10をスライドさせて、引き出してス
ロープを構成した状態を示す。
【0072】この状態では、荷室と路面との間に、テー
ルゲート1Bとランプ板部材10によりスロープが構成
されるため、車椅子やカート等を、路面からそのまま荷
室に容易に移動させることができ、後部荷室Tへの障害
者や荷物の搭載が容易になる。
【0073】以上のように構成されることにより、本実
施例は以下の効果を奏する。
【0074】まず、テールゲートの内部に、ランプ板部
材を収納したことにより、ランプ板部材が、不使用時に
テールゲートの内部に収納されているため、ランプ部材
の荷室内への露出が避けられ、荷物との干渉、テールゲ
ートの見栄えの悪化が防止され、また荷室スペースの確
保ができ、さらに別途、ランプ板部材の係止部材の設定
も不要となる。
【0075】また、このテールゲートやランプ板部材の
路面との干渉を防ぐため、ランプ板部材の引き出しに連
動して、路面側に突出するランプ支持ローラを設けたこ
とにより、使用時のみにランプ支持ローラが突出するた
め、不使用時には、テールゲートから外部に露出するこ
とがないため、見栄えの悪化を防止できる。
【0076】また、ランプ板部材に入力される衝突荷重
を、車体前後方向に伸びるリアサイドフレームの後端に
伝達できるように、リアサイドフレームと後面視で重合
するように枠状の支持メンバーや、ガイドレールを設け
たことにより、ランプ板部材に入力される後突時の衝突
荷重をリヤサイドフレームに伝達することができる。よ
って、ランプ板部材にバンパーレイン機能を持たせるこ
とができ、有効に衝撃エネルギーを吸収することができ
る。
【0077】また、支持メンバーを、後面視でリヤサイ
ドフレームと重合するように配設し、ガイドレールを、
後面視でリヤサイドフレームより車体中央側に配設した
ことにより、軽衝突時に、ガイドレールがリヤサイドフ
レームと干渉してしまうのを防止できる。よって、軽衝
突後でも、ランプ板部材の出し入れ操作を容易に行なう
ことができる。
【0078】さらに、ガイドレールを、支持メンバーの
車体前方側に固定した場合には、軽衝突時に、ガイドレ
ールが直接衝突荷重を受けることがないため、ガイドレ
ールの変形を、極力少なくすることができる。
【0079】次にその他の実施例について詳述する。図
17のテールゲート断面図は、図3と同様、テールゲー
ト中央の断面図である。図3と同様の部材は符号を付し
て説明を省略する。
【0080】本実施例では、支持メンバー122の形状
を、図3の支持メンバー22とは異ならせ、支持メンバ
ー122の枠の中央部分に、さらに車幅方向に伸びる連
結メンバー122cを設けたものとしている。
【0081】この中央の連結メンバー122cの高さ位
置は、図示するように、テールゲート1Bに設けられた
リヤパンパーBCの外表面に対応する位置に設定されて
いる。
【0082】このように支持メンバー122が構成され
ていることにより、リヤバンパーの衝突荷重を連結メン
バー122cで受けることができ、連結メンバー122
cをバンパーレインとして用いることができる。
【0083】図18、図19に、ランプ支持ローラ50
に代わる、ランプ板部材やテールゲートの路面干渉防止
の支持部材について、別実施例を示す。
【0084】図18の支持部材70は、テールゲート1
Bの下部に設けられた回動軸70aと、その回動軸廻り
に回動するアーム部70bとローラ部70cとにより構
成されている。
【0085】この支持部材70は、不使用時(テールゲ
ート1B閉鎖時)には、ケールゲート1B側に格納さ
れ、使用時(テールゲート1B開放時)には、連動して
路面側に突出するように構成されている。
【0086】図19の支持部材80は、テールゲート1
BのリヤバンパーBCに対応する位置で出没する出没ス
トッパー80aと、開閉するストッパーリッド80bに
よって構成されている。
【0087】この支持部材80も、図18の支持部材7
0と同様、不使用時には、ケールゲート1B側に格納さ
れ、使用時には、連動して路面側に突出するように構成
されている。
【0088】このうち、図18の支持部材70の作動機
構について、図20の簡略機構図に基づき説明する。
【0089】図20で、G1は車体側Bに固定された固
定ギヤで、G2はその固定ギヤG1に噛合され、テール
ゲート1Bの開閉動作に連動する遊転ギヤ。P1はテー
ルゲートTGに軸支された中間プーリ、P2は回動軸7
0aと一体となった被駆動プーリである。このうち、遊
転ギヤG2と被駆動プーリP2は、中間プーリP2を架
け渡した駆動ワイヤQで連結されている。
【0090】こうして構成された作動機構の突出時の作
動は、まずテールゲート1Bを閉鎖状態から開放状態に
移行させると、遊転ギヤG2は回転して二点鎖線で示し
た位置に移動する。そうすると、駆動ワイヤQは遊転ギ
ヤG2側に引き込まれ、被駆動プーリP2を回転させ
る。
【0091】被駆動プーリP2が回転すると、被駆動プ
ーリP2と一体となった回動軸70aが回転し、回動軸
70a廻りに回動するアーム部70bとローラ部70c
がリターンスプリング70Sの張力に反して回動し、ロ
ーラ部70cが突出することになる(図20の矢印は突
出時の作動を示す)。
【0092】一方、格納時の作動は、テールゲート1B
を開放状態から閉鎖状態に移行させると、遊転ギヤG2
は逆転して元の位置に移動する。そうすると、リターン
スプリング70Sの張力によって、アーム部70bとロ
ーラ部70cが格納され、駆動ワイヤQも被駆動プーリ
P2側に移行する。
【0093】以上のように、テールゲートの開放操作に
連動して、支持部材が路面側に突出する構成を採った場
合は、ランプ板部材の引き出しに連動して突出するもの
より、早期に支持部材が突出するため、例えば、車重が
増加して車高が低くなった場合や、路面に傾斜がありテ
ールゲートと路面との距離が近まった場合など、テール
ゲート1Bを開放しただけで、テールゲートが路面に干
渉するような時にも、なんら路面との干渉を気にするこ
となく、テールゲートの開閉操作を行なうことができ
る。よって、テールゲートの開閉操作性をより向上する
ことができる。
【0094】以上、複数の実施例を説明したが、本発明
は、これらの実施例に限定されるものではなく、テール
ゲートを開放して、荷室内に車椅子やカートを移動し易
いようにランプ板部材でスロープを構成するもので、そ
のランプ板部材をテールゲート内部にスライド引き出し
可能に格納するものであれば、全て包括するものであ
る。
【0095】よって、本発明の趣旨を逸脱しない限りに
おいて、適宜詳細構造を変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した車両の後部車体構造の斜視
図。
【図2】スロープを構成した状態の後部車体構造の斜視
図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】図1のB−B断面図。
【図5】図1のC−C断面図。
【図6】C−C断面の別実施例を示す断面図。
【図7】テールゲート閉鎖時のテールゲート近傍を車内
から見た斜視図。
【図8】車体後部のフレーム構造を車体後方から見た斜
視図。
【図9】テールゲートの分解斜視図。
【図10】ボードスライドレバーの分解図。
【図11】ボードスライドレバーの操作によるランプ板
部材の作動図。
【図12】ボードスライドレバーの操作によるランプ板
部材の作動図。
【図13】ランプ支持ローラの出没機構の分解図。
【図14】テールゲートの作動状態図(閉鎖状態)。
【図15】テールゲートの作動状態図(中間開放状
態)。
【図16】テールゲートの作動状態図(全開放状態)。
【図17】別実施例における、テールゲート中央の断面
図。
【図18】テールゲートの支持部材の別実施例を示す側
面図。
【図19】テールゲートの支持部材の別実施例を示す側
面図。
【図20】図18の支持部材の作動機構についての簡略
機構図。
【符号の説明】
1A…リヤハッチバックドア 1B…テールゲート 10…ランプ板部材 20…枠状の支持メンバー 25…スライドレール 50…テールゲート支持ローラ(支持部材) FR…リヤサイドフレーム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の後部に後部荷室を備え、該後部荷室
    のフロア後端に回動支点を有し、下方に開放するテール
    ゲートを設けた車両の後部車体構造において、 前記テールゲートの内部に、テールゲートを車体後方に
    開放した際、該内部からスライドして引き出し、テール
    ゲートと路面との間を架け渡す板状のランプ部材を収納
    した、車両の後部車体構造。
  2. 【請求項2】前記板状のランプ部材をテールゲートの内
    部から引き出した際に、その引き出しに連動して、テー
    ルゲート側から路面側に突出し、テールゲートの支持を
    行なう支持部材を設けた、請求項1記載の車両の後部車
    体構造。
  3. 【請求項3】車両後突時に、板状のランプ部材に入力さ
    れる衝突荷重を、車体前後方向に伸びるリアサイドフレ
    ームの後端に伝達する荷重伝達部材を設けた、請求項1
    記載の車両の後部車体構造。
  4. 【請求項4】前記荷重伝達部材を、後面視でリヤサイド
    フレームと重合し、板状のランプ部材を上下方向に伸び
    て支持する支持メンバーで構成した、請求項3記載の車
    両の後部車体構造。
  5. 【請求項5】前記荷重伝達部材を、後面視でリヤサイド
    フレームと重合し、板状のランプ部材をスライド案内す
    るレール部材で構成した、請求項3記載の車両の後部車
    体構造。
  6. 【請求項6】前記テールゲートの内部に、板状のランプ
    部材をスライド案内するレール部材と、該レール部材を
    固定する支持メンバーとを設け、 前記支持メンバーを、後面視でリヤサイドフレームと重
    合するように配設し、 前記レール部材を、後面視でリヤサイドフレームより車
    体中央側に配設した、請求項1記載の車両の後部車体構
    造。
  7. 【請求項7】前記レール部材を、支持メンバーの車体前
    方側に固定した、請求項6記載の車両の後部車体構造。
  8. 【請求項8】前記支持メンバーを、板状のランプ部材の
    両側に左右一対に設け、 該支持メンバーを、車幅方向に伸びて連結する連結メン
    バーを設け、 該連結メンバーを、テールゲートに設けられたバンパー
    面に対応する高さ位置に設定した、請求項1、3〜7記
    載の車両の後部車体構造。
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