JP2016203952A - カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のフロントガラスに取り付けられるカメラ装置であって安価に製造可能なカメラ装置を提供する。
【解決手段】カメラ装置(11)であって、ブラケット(12)と、カメラケース(13)と、カメラモジュール(14)と、を備える。ブラケットは、車両のフロントガラスに車室内側から固定される。カメラケースは、ブラケットに固定される。カメラモジュールは、カメラケース内に固定され、レンズを備える。カメラ装置は、車両の前方に存在する対象物の位置を検出する。対象物には少なくとも車線と他の車両とが含まれる。カメラ装置により取得された対象物の情報は、車線逸脱警報制御、灯火制御及び衝突回避制御のうちの少なくとも1つに使用される。カメラ装置は、カメラケースのブラケットへの固定が完了するまでに、フロントガラスに対するレンズの光軸の上下方向の傾斜角度の調整を完了する調整構造を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のフロントガラスに車室内側から取り付けられるカメラ装置に関する。
車両のフロントガラスに車室内側から取り付けられ、取付後にフロントガラスに対するその傾斜角度が調整可能なカメラ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のカメラ装置は、カメラ本体と、カメラ本体をフロントガラスに固定するブラケットと、を備え、次のようにしてその傾斜角度が調整される。すなわち、カメラ本体の一側面には、回動軸としてピンが立設され、このピンが、ブラケットの一側面に形成された貫通孔を貫通している。また、カメラ本体の他方の側面には、回動軸としてネジ式ピンが挿入された凹部が形成され、このネジ式ピンが、ブラケットに形成されたネジ孔に螺合している。つまり、これら2つのピンにより、カメラ本体がブラケットに対して回動可能になっている。また、カメラ本体の前面に突出した当接板の下面には当該下面に立設してビスが配置され、このビスの上下位置を調整することでカメラ本体が所定の角度に保持される。
特開2003−48491号公報
上記のカメラ装置は、車両のフロントガラスに対して所望の傾斜角度で取り付けることができるが、フロントガラスへの組付後においても自在にその傾斜角度を調整可能な構造を有するため、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は、車両のフロントガラスに取り付けられるカメラ装置であって安価に製造可能なカメラ装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、カメラ装置であって、ブラケットと、カメラケースと、カメラモジュールと、を備える。ブラケットは、車両のフロントガラスに車室内側から固定される。カメラケースは、ブラケットに固定される。カメラモジュールは、カメラケース内に固定され、レンズを備える。カメラ装置は、車両の前方に存在する対象物の位置を検出する。対象物には少なくとも車線と他の車両とが含まれる。カメラ装置により取得された対象物の情報は、車線逸脱警報制御、灯火制御及び衝突回避制御のうちの少なくとも1つに使用される。カメラ装置は、カメラケースのブラケットへの固定が完了するまでに、フロントガラスに対するレンズの光軸の上下方向の傾斜角度の調整を完了する調整構造を備える。このカメラ装置は、フロントガラスへの組付後においてその傾斜角度を調整可能な構造を有さないため、安価に製造できる。
第1実施形態のカメラ装置の模式的な断面図である。 ブラケットが省略された第1実施形態のカメラ装置の斜視図である。 第1実施形態におけるカメラケースに取り付けられたホルダの外観図である。 第1実施形態におけるカメラケースに固定されたカメラモジュールの側面図である。 図4におけるVI−VI断面図である。 第1実施形態のカメラモジュールの分解斜視図である。 第1実施形態の変形例のカメラ装置の模式的な断面図である。 第1実施形態の車両制御システムの構成を示すブロック図である。 第2実施形態のカメラ装置の部分拡大図である。 第2実施形態の変形例のカメラ装置の部分拡大図である。 第3実施形態のカメラ装置の部分拡大図である。 第3実施形態の変形例のカメラ装置の部分拡大図である。 第4実施形態のカメラ装置の部分拡大図である。 第4実施形態の変形例のカメラ装置の部分拡大図である。 第5実施形態のカメラ装置の模式的な断面図である。 変形例のホルダの斜視図である。 変形例のホルダの側面図である。 変形例のカメラケースを下方から見た斜視図である。 第1実施形態のホルダの斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。また、下記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、これは本発明の理解を容易にする目的で使用しており、本発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
<カメラ装置の構造的構成>
図1及び図2に示すカメラ装置11は、いわゆる単眼カメラであり、車両のフロントガラス2に車室内側から取り付けられる。図1では、説明の便宜上、フロントガラス2及び後述するブラケット12については後述するブラケット12の鈎状部12bを切断する面の断面図が示されている。また、カメラケース13についてはカメラモジュール14の光軸を含む面の断面図が示され、カメラモジュール14については側面図が示されている。なお、以下では、カメラ装置11の各部材の前後左右上下方向を、カメラ装置11がフロントガラス2に取り付けられた状態(図1)におけるその部材の前後左右上下方向として定義する。つまり、この定義では、各部材の前方向は車両の前方に一致する。また、各図におけるFR,UPR,RH方向は、それぞれ前、上、右方向を表すものとする。
カメラ装置11は、ブラケット12、カメラケース13、カメラモジュール14、信号処理基板80、接続配線81及びフード82を備える。
ブラケット12は、車両のフロントガラス2に車室内側から固定される金属又は樹脂製の部材である。ここでいう固定とは、位置決めすることを意味し、特定の位置に位置決めされる構成であればよく、例えば着脱可能に保持される構成であってもよい。ブラケット12は、フロントガラス2に接着される板状の天板12aと、その下面の左右方向両端のそれぞれに下向きに立設された2つ(計4つ)のL字型の鈎状部12bと、を備える。
カメラケース13は、金属又は樹脂製の箱状の部材であり、前方向に行くにつれて厚みが少なくなるような形状をしている。カメラケース13の上面13aは、傾斜角度の異なる複数の面を備え、カメラモジュール14の光軸を含む面であって上下方向に平行な面と垂直に交わる3つの平面部である前方平面部13b、起立平面部13c及び後方平面部13dを備える。前方平面部13bは前後左右方向に広がり、起立平面部13cは、前方平面部13bの後方向の端部において上方向に起立している。また、後方平面部13dは、起立平面部13cの上方向端部において後方向へと広がって設けられる。ここで、起立平面部13cの上下方向における中央から後方平面部13dの前部近傍にかけてカメラモジュール14を露出させるための露出孔13eが形成されている(図2参照)。また、前方平面部13bは台形状であり、前方平面部13bの左右両側には上方向へ内側側面13f,13gが形成されている。そして、前方平面部13b、内側側面13f,13g及び起立平面部13cによって台形状の窪み13hが形成される。なお、窪み13h並びに窪み13hを形成する面のうちの前方平面部13b及び内側側面13f,13gはフード82の下に隠れている。
また、カメラケース13の外側の側面のうち左方向に位置する左外側側面13i及び右方向に位置する右外側側面13jには、それぞれ上面13a付近にて円柱状に突出した2つ(計4つ)の掛止部13kが設けられている。図1では、説明の便宜上、カメラケース13の右側に設けられた2つの掛止部13kが透過して示されている。カメラケース13は、4つの掛止部13kをブラケット12の4つの鈎状部12bにそれぞれ掛止することで、ブラケット12に固定される。
図3は、カメラケース13に取り付けられた状態における後述するカメラモジュール14のホルダ142の後方向からの外観図である。同図に示すように、カメラケース13の内側の側面のうち左方向に位置する左内側側面13lには凹部13nが形成され、右方向に位置する右内側側面13mには凹部13oが形成されている。これらの凹部13n,13oは、カメラケース13において高さが同じになるように形成され、凹部13n,13oには後述するカメラモジュール14の突起142c,142dが挿入される。
また、図2に示すように、カメラケース13の表面であって外部から視認できる部分にはマークが記されたラベル13pが貼り付けられている。ラベル13pのマークは、カメラケース13に対する後述するカメラモジュール14のレンズ141の光軸の傾斜角度の種類、及び、フード82の形状の種類、を表している。
ここで、ラベル13pについて掘り下げて説明する。すなわち、フロントガラスの傾斜角度は例えば車種ごとに異なり得るため、傾斜角度の異なるフロントガラスのそれぞれに対してカメラ装置のレンズの光軸が所定の方向を向くようにするためには、フロントガラスの傾斜角度に応じた複数種類のカメラ装置が必要となる。また、この種のカメラ装置は、レンズの下方から入射する光を遮断するフードを備えるが、フードについても、フロントガラスの傾斜角度等に応じた形状(角度や長さ等)を有することが求められる。本実施形態のカメラ装置11では、後述するように、カメラケース13に対するカメラモジュール14の傾斜角度(つまりレンズ141の光軸の傾斜角度)が調整可能であり、レンズ141の光軸の傾斜角度が調整され固定されることでフロントガラスの傾斜角度に応じた複数種類のカメラ装置が製造される。ここでいうカメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度とは、カメラケース13を基準に特定される基準面に対するレンズ141の光軸の傾斜角度を意味する。本実施形態では、上記基準面に垂直な特定の面上にレンズ141の光軸が位置した状態が保たれたままでカメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度が調整される。また、本実施形態における上記特定の面は、レンズ141の光軸を含む面であって鉛直方向に平行な面である。また、カメラ装置11のフード82は、フロントガラスの傾斜角度等に応じて製造された形状の異なる複数種類のフードのうちの1つである。ラベル13pのマークは、カメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類及びカメラ装置11のフード82の形状の種類を表している。具体的には、本実施形態では、カメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度が複数種類に分類されており、マークにはその種類ごとに割り振られた識別番号が記されている。また、マークには、複数種類のフードの形状ごとに割り振られた識別番号が記されている。なお、これらの識別番号は、製品であるカメラ装置11の流通段階においてカメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類及びフード82の形状の種類を識別するための識別番号である。
カメラモジュール14は、図1、図4及び図5に示すように、レンズ141、ホルダ142及びカメラ基板143を備える。
ホルダ142は、円筒状の筒部142aを有し、筒部142aの中心軸と光軸とが一致するように並べられた複数のレンズ141を筒部142aの内部にて保持する。また、ホルダ142は、筒部142aの軸方向における一方の端部にて中心軸と垂直な方向に広がる概略長方形板状のベース部142bを有する。
図3に示すように、ベース部142bの左方向の側面には突起142cが形成され、右方向の側面には突起142dが形成されている。突起142c,142dは、概略円柱状であるが、円柱形状の高さ方向における真ん中付近が他の部位よりも小径になっており、窪みが形成されている。突起142c,142dは、カメラケース13に形成された凹部13n,13oにそれぞれ挿入される。その結果、ホルダ142が、水平軸を回動軸としてカメラケース13に対して回動可能に保持される。また、このように調整可能なカメラケース13に対する水平軸まわりのホルダ142の傾斜角度は、後述するようにカメラケース13とホルダ142との間に接着剤を塗布することで固定される。なお、レンズ141は、カメラケース13の上面13aが備える複数の面のうちフロントガラス2に近接した面である後方平面部13dの近傍に配置される。
カメラ基板143は、撮像素子144(図5に示す)が搭載された板状の部材であり、ホルダ142のベース部142bに組み付けられる。図5に示すように、カメラ基板143がベース部142bに組み付けられた状態では、互いの平面部同士が当接し、平面部に平行な方向への移動は規制されない。つまり、カメラ基板143とベース部142bとは、互いに組み合わされた状態においてぴったりとはまり合って互いの動きが規制される形状ではなく、相対位置の調整が可能な形状になっている。後述するように、カメラ基板143とベース部142bとは、相対位置が調整された状態で接着剤を用いて固定される。なお、カメラ基板143には、接続配線81を接続するためのコネクタ143aが設けられる。
図1に示す信号処理基板80は、カメラモジュール14にて取得される画像信号の処理を行う板状の部品であり、カメラモジュール14の下方にてカメラケース13に固定される。信号処理基板80とカメラ基板143とは交差する角度で配置される。ここでいう交差とは、信号処理基板80の面のうちの最も広い面と平行である仮想的な面と、カメラ基板143の面のうちの最も広い面と平行である仮想的な面と、が交わることを意味する。本実施形態では、信号処理基板80とカメラ基板143とは略垂直に交差している。また、信号処理基板80には、カメラモジュール14の一部が挿通される開口部80aが設けられており、当該開口部80aにはベース部142bの下方向の端部とカメラ基板143の下方向の端部とが挿通されている。また、信号処理基板80の下面には、接続配線81を接続するためのコネクタ80bが設けられる。なお、カメラモジュール14及び信号処理基板80の電気的な機能については後で詳述する。
接続配線81は、信号処理基板80の開口部80aを通ってカメラ基板143のコネクタ143aと信号処理基板80のコネクタ80bとに接続され、カメラ基板143及び信号処理基板80を電気的に接続する。
フード82は、樹脂製の部材であり、図2に示すように、台形状の底壁と、当該底壁の左右両側に立設された一対の側面と、を有する。フード82は、カメラケース13の窪み13hにはめ込まれて使用され、カメラケース13の露出孔13eから露出したレンズ141を下方から覆う。このようにフード82が配置されることで、レンズ141の下方から入射する光が遮断され、カメラモジュール14の画角範囲外の景色(例えば車両のダッシュボード等)のレンズ141への映り込みが抑制される。
次に、ホルダ142とカメラ基板143との相対位置の調整及びカメラケース13に対するホルダ142の水平軸まわりの向きの調整、並びに、ホルダ142とカメラ基板143との固定及びカメラケース13とホルダ142との固定、について図3〜図6を用いて説明する。本実施形態では、これらの調整及び固定は、接着剤の塗布工程、調整工程及び固定工程の一連の手順により行われる。
まず、塗布工程では、ホルダ142がカメラケース13に回動可能に取り付けられた状態において、ホルダ142の後方からその外周に図3に示す矢印の方向に接着剤が一連に塗布され、これによりホルダ142の後部に堆積した接着剤の層である接着部16が形成される。ここで、図3及び図5に示すように、ホルダ142の突起142c,142dには前述した窪みが形成され、また、カメラケース13の凹部13n,13oの内面は平坦であるため、突起142c,142dとカメラケース13との間には空間が形成される。そのため、ホルダ142後方に接着剤が塗布された際に突起142c,142dにおける窪みとカメラケース13の凹部13n,13oの内面との間に接着剤が充填される。この状態において、接着剤が硬化する前に、接着剤が付着したホルダ142の後部にカメラ基板143が配される。つまり、ホルダ142とカメラケース13とを固定する接着剤及びホルダ142とカメラ基板143とを固定する接着剤が連続するように接着剤が塗布される(図5参照)。
塗布工程の後には調整工程が行われる。調整工程では、接着剤がまだ固まっていない状態においてホルダ142とカメラ基板143との相対位置及びカメラケース13に対するホルダ142の水平軸まわりの向きの調整が行われる。ホルダ142とカメラ基板143とは、前述したように互いに組み合わされた状態において相対位置の調整が可能であり、この自由度を利用し、図6に示すように、6軸調整によりホルダ142に対するカメラ基板143の相対位置が調整される。ここでいう6軸調整は、x軸、y軸及びz軸方向の並進並びにそれぞれの軸まわりの回転による調整を意味する。また、本実施形態では、相対位置の調整は、厚みや広がり等の接着剤の形状を調整することにより行われ、シム部材等の部品は使用されない。
一方、カメラケース13に対するホルダ142の水平軸まわりの向きの調整は、前述したように、ホルダ142をカメラケース13に対して回動させることにより行われる。ホルダ142とカメラケース13との角度は、カメラ装置11が車両に固定された状態において、車両の前方に存在する対象物がカメラモジュール14の画角内に捉えられるような角度に調整される。
調整工程の後には固定工程が行われる。固定工程では、接着剤を硬化させることにより、ホルダ142とカメラ基板143との固定、及び、ホルダ142とカメラケース13との固定、が行われる。本実施形態では、接着剤の硬化は、時間の経過を待つことで行われる。特に、ホルダ142及びカメラケース13については、ホルダ142の突起142c,142dにおける窪みとカメラケース13の凹部13n,13oの内面との間を充填している接着剤が硬化することで固定される。これにより、カメラケース13に対するホルダ142の水平軸まわりの向きが固定され、ホルダ142とカメラ基板143との相対位置が固定される。
このような工程によりカメラ装置11を製造することで、例えば車種ごとに異なり得るフロントガラスの傾斜角度に応じたカメラ装置が製造される。つまり、カメラ装置11においてカメラケース13に対するホルダ142の水平軸まわりの傾斜角度を調整して固定することで、カメラケース13に対するホルダ142の水平軸まわりの傾斜角度の異なる複数種類のカメラ装置が製造される。例えば、比較的傾斜角度が小さいフロントガラス2については、図1に示すようにホルダ142の水平軸まわりの傾斜角度が固定されたカメラ装置11aが取り付けられる。また、比較的傾斜角度が大きい(少なくともフロントガラス2よりも傾斜角度が大きい)フロントガラス3については、図7に示すように、ホルダ142の水平軸まわりの傾斜角度がカメラ装置11aのものよりも大きくなるように固定されたカメラ装置11bが取り付けられる。
<カメラ装置の電気的機能>
次に、カメラ装置11の電気的機能について図8を用いて説明する。図8においては、カメラ装置11の構成のうち電気的な機能を有さないブラケット12、フード82等は省略されている。車両制御システム100は、車両に搭載され、双方向のシリアル通信を行うためのバス74に接続された周辺監視部10、車載センサ群50、車両制御部60、ヒューマンマシンインタフェース部(以下「HMI部」という。)70を備える。なお、以下では、車両制御システム100が搭載された車両を「自車両」という。
周辺監視部10は、自車両の周辺の状況を検出するためのデバイスとして、上述のカメラ装置11及びレーダ装置41を備える。また、周辺監視部10は、これら以外にも、右側方カメラ、左側方カメラ、後方カメラを備えてもよいし、備えていなくてもよい。右側方カメラは、自車両右側のサイドミラーに設置され、自車両右側方を撮像する。左側方カメラは、自車両左側のサイドミラーに設置され、自車両左側方を撮像する。後方カメラは、自車両後方のリアバンパーに設置され、自車両の後方を撮像する。
レーダ装置41は、ミリ波帯又はレーザ光によるレーダ波を送受信することによって所定の探査範囲内に存在するレーダ波を反射した物体を検出する周知のものであり、自車両からの距離、自車両との相対速度及び自車両に対する横位置のうち少なくとも1つを含んだ対象物情報を生成して信号処理基板80に出力する。また、レーダ装置41として、超音波を発信し、所定の方向にある物体からの反射波により物体を検出するソナーを備えてもよい。なお、周辺監視部10が検出する対象物には、例えば、他の車両(先行車両、対向車両及び静止車両等)、先行歩行者、先行物、静止歩行者、静止物、対向歩行者、対向物、車線、道路標識及び交通信号等が含まれている。ただし、これらすべての対象物を検出する必要はなく、後述する車両制御の実行に必要な対象物を少なくとも検出できればよい。
カメラ装置11は、前述した撮像素子144及び信号処理基板80並びに入出力回路83を備える。これらの機能については後述する。
車載センサ群50は、車速センサ、各種加速度センサ、舵角センサ等、車両の挙動を検出するセンサのほか、車両の位置データを出力する装置(例えばGPS)及び地図データの供給源となる装置(例えばナビゲーション装置)を備える。また、車載センサ群50は、通信装置(例えば路車間通信装置やスマートホン等の携帯端末)、レーダ等、車両の周辺環境を検出するセンサも備える。車両では、これらのセンサの検出結果が単独であるいは融合されて使用される。これらのセンサ等から出力された信号は、直接バス74に出力され、バス74を介して車両制御部60、信号処理基板80等に入力されるようになっていてもよい。あるいは、これらセンサ信号は、車内のECU(例えばエンジンECU)に入力され、その後、当該ECUで加工された後に当該ECUからバス74に出力され、バス74を介して車両制御部60、信号処理基板80等で受信されるようになっていてもよい。
車両制御部60は、自車両におけるボディ系、パワートレイン系及びシャーシ系の制御の制御対象となるデバイスとして、自車両の進行方向を変更する操舵装置601、減速やエネルギー回生を行うブレーキ602、エンジンやモーター等の発動機からなり自車両を推進する動力発生装置603、回転速度とトルクの変換を行い動力を伝達する変速機604、ヘッドライト605、進路変更や右左折時の合図を行う方向指示器606及びガラスに付着した雨滴、雪、汚れ等により視界が不良となる場合に付着物を除去するワイパ607を備える。
HMI部70は、人間と装置とのコミュニケーションのためのインタフェースを提供するためのデバイスとして、ブザー701、スピーカ702、インジケータ703及びセンタコンソール内に設けられたナビゲーションディスプレイやセンタコンソール上に設けられたヘッドアップディスプレイなどのディスプレイ704を備える。また、電動モータなどからなりステアリングやシートを振動させる加振器(図示なし)やステアリングやブレーキペダルに反力を発生させる反力生成器(図示なし)を備え、これらの機器を作動させることにより装置から人間に対して情報伝達を行ってもよい。
撮像素子144は、カメラモジュール14のレンズ141によって結像された像を画像データに変換するCCDセンサ等の素子である。
入出力回路83は、バス74と信号処理基板80との間の信号の授受を媒介する回路である。なお、入出力回路83は、前述した図1及び図7では省略されている。
信号処理基板80は、撮像素子144から出力される画像データに対し画像処理を行うことで所定の撮像範囲内に存在する対象物を検出し、対象物の位置を少なくとも含む対象物情報を生成する。この対象物情報には、対象物の位置のほか、対象物の種類、対象物の動き、対象物の横幅、対象物の高さ等が含まれてもよい。また、信号処理基板80は、バス74から自車両のセンサ信号及びレーダ装置41による対象物情報を取得し、取得したこれらの信号及び情報並びに画像データに基づく対象物情報に基づいて、自車両のアクチュエータ(車両制御部60内のアクチュエータ及びHMI部のアクチュエータのうちの少なくとも一方)を制御するための信号を出力する。自車両のアクチュエータは、信号処理基板80からの信号に基づき、車線逸脱警報制御、灯火制御及び衝突回避制御を実行する。ここで、車線逸脱警報制御は、対象物情報に含まれる車線の情報に基づき実行され、自車両が車線を逸脱するおそれがある場合に、音を出力する音出力部(本実施形態ではブザー701及びスピーカ702)に自車両の乗員に対する警告音(例えばブザーやメッセージ)を出力させる車両制御である。灯火制御は、対象物情報に含まれる車線の情報及び他の車両の情報(例えば先行車両のテールランプや対向車両のヘッドライトの情報等)の少なくとも一方に基づき実行され、自車両に搭載された灯火類(本実施形態ではヘッドライト605)を制御する車両制御である。具体的には、本実施形態における灯火制御は、ヘッドライト605のハイビームとロービームとを切り替える制御(つまりオートハイビーム)、及び、ヘッドライト605の光軸方向をスイブル(Swivel:旋回)させる制御、の少なくとも一方を含む車両制御である。衝突回避制御は、対象物情報に含まれる各種対象物の情報に基づき実行され、自車両前方の対象物と自車両とが衝突する可能性がある場合に、衝突を回避するように操舵装置601やブレーキ602等の自車両の運動にかかわる制御対象を制御する車両制御である。また、自車両のアクチュエータは、これらの車両制御以外にも、速度警報制御、車線逸脱防止制御、追突警報制御、車間警報制御、標識表示制御、全車速アダプティブクルーズコントロール(ACC)制御、車線維持制御、車線変更事故防止制御、ブラインドスポット警報制御、ブラインドスポットモニタ制御、自動車線変更制御、前方クロストラフィック警報制御、後方クロストラフィック警報制御、踏み間違い防止制御及び自動駐車制御等の周知の車両制御を実行する。
[1−2.効果]
(1a)本実施形態では、カメラケース13に対するカメラモジュール14(ホルダ142)の傾斜角度が調整可能である。また、カメラケース13のブラケット12への固定が完了するまでにその傾斜角度が固定される。つまり、本実施形態のカメラ装置11は、カメラケース13のブラケット12への固定が完了するまでにフロントガラス2に対するカメラモジュール14のレンズ141の光軸の上下方向の傾斜角度の調整を完了する構造を備える。カメラ装置11は、ブラケット12への固定後(つまりカメラ装置11のフロントガラス2への組付後)においてカメラモジュール14の傾斜角度を調整するための構造を有しないため、安価に製造することができる。
(1b)本実施形態では、カメラケース13のブラケット12への固定が完了した後は、カメラモジュール14の上下方向の傾斜角度を調整できない。したがって、装着後において車両の走行に伴う振動等によりカメラモジュール14の傾斜角度が変わってしまうことを抑制することができる。
(1c)本実施形態では、カメラモジュール14の傾斜角度が固定される前においては、カメラモジュール14がカメラケース13により回動可能に保持されることによりカメラモジュール14の傾斜角度が調整可能である。したがって、角度調整のために形状の異なるブラケットやカメラケースを複数種類用意することなく、角度調整することができる。また、シム部材等の他の部品を使用せずとも角度調整することができる。
また、本実施形態では、カメラ装置11全体が回動されるわけでなくカメラモジュール14のみが回動される。したがって、カメラ装置11全体を回動させて角度調整する構造と比較して、角度調整のために車内において確保しなければならないスペースを減らすことができる。
(1d)本実施形態では、塗布工程において、ホルダ142とカメラ基板143との間、及び、ホルダ142とカメラケース13との間、に連続して接着剤が塗布される。また、調整工程において、ホルダ142とカメラ基板143との相対位置の調整、及び、カメラケース13に対するホルダ142の水平軸まわりの向きの調整、が行われる。そして、固定工程において、ホルダ142とカメラ基板143との固定、及び、ホルダ142とカメラケース13との固定、が行われる。つまり、本実施形態では、塗布工程、調整工程及び固定工程の一連の工程により、ホルダ142とカメラ基板143との間の相対位置の調整及び固定の工程、並びに、ホルダ142とカメラケース13と間の向きの調整及び固定の工程、が行われる。したがって、ホルダ142とカメラ基板143との間の相対位置の調整及び固定の工程、並びに、ホルダ142とカメラケース13と間の向きの調整及び固定の工程、を個別に行う場合と比較して作業工数を減らすことができる。
(1e)本実施形態では、ホルダ142とカメラ基板143とは、互いに組み合わされた状態において相対位置を調整可能な形状をしており、接着剤により相互に固定される。つまり、ホルダ142とカメラ基板143との相対位置は、厚みや広がり等の接着剤の形状を調整することにより行われる。したがって、シム部材等の部品を別途使用しなくてもホルダ142とカメラ基板143との相対位置を調整することができる。
(1f)本実施形態では、ホルダ142の後方からその外周に接着剤が一連に塗布されてカメラ基板143がホルダ142に接着される。したがって、ホルダ142とカメラ基板143との間に異物が侵入することを抑制することができる。
(1g)本実施形態では、カメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類、及び、フード82の形状の種類、を表すマークがカメラケース13の表面であって外部から視認できる部分に付されている。フロントガラスの傾斜角度に応じた複数種類のカメラ装置の種類の違いは目視により識別しづらいが、本実施形態のようにマークを付すことで、複数種類のいずれであるかを目視により容易に識別することができる。また、本実施形態では、単にマークを付すだけでカメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類等を識別可能にするので、例えばカメラケース13などの部品の形状により識別する構成と比較して、安価かつ容易に識別することができる。
(1h)本実施形態では、信号処理基板80に設けた開口部80aにカメラモジュール14の一部を挿通させることができる。そのため、信号処理基板に開口部が設けられておらず、カメラモジュール14の角度調整の際にカメラモジュール14と信号処理基板とが干渉する構成と比較して、カメラモジュール14の上下方向の角度調整の調整幅が広く、角度調整が行いやすい。よって、レンズ141の光軸調整が行いやすいという効果がある。
また、レンズ141の光軸調整の結果、カメラモジュール14と信号処理基板80とが近接する場合には、カメラモジュール14の一部を、信号処理基板80の上面から開口部80aに挿入し、反対側の下面の方へ突出させることができる。これによって、レンズ141の光軸調整を行った場合にカメラ装置11全体の高さが高くなることを抑制できる。
なお、本実施形態では、カメラケース13に形成された凹部13n,13oが回動保持部の一例に相当する。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。また、共通する構成には同一の符号を用いる。
前述した図4に示す第1実施形態のカメラ装置11では、カメラモジュール14をカメラケース13に対して回動させることでフロントガラス2に対するレンズ141の光軸の傾斜角度が調整される。これに対し、図9に示す第2実施形態のカメラ装置17では、後述するシム部材20により上記傾斜角度が調整される。
具体的には、第2実施形態のカメラ装置17は、第1実施形態のカメラケース13及びカメラモジュール14に代えて、第1実施形態とは形状が一部異なるカメラケース18及びカメラモジュール19を備え、更にシム部材20を備える点で、第1実施形態のカメラ装置11と相違する。
第2実施形態のカメラケース18は、第1実施形態のカメラケース13と基本的に同様の構成であるが、その内側側面に第1実施形態の凹部13n,13oを有しない点で相違する。第2実施形態のカメラモジュール19も、第1実施形態のカメラモジュール14と基本的に同様の構成であるが、第1実施形態とは形状が一部異なるホルダ191を備える点で相違する。ホルダ191は、第1実施形態のホルダ142と基本的に同様の構成であり、筒部191a及びベース部191bを備えるが、ベース部191bに第1実施形態の突起142c,142dを有しない点で相違する。つまり、第2実施形態のカメラケース18及びカメラモジュール19は、カメラモジュール19(ホルダ191)をカメラケース18に対して回動させるための構成を備えていない。カメラケース18とカメラモジュール19とは、後述するようにネジを用いて固定される。
シム部材20は、カメラケース18に対するカメラモジュール19(レンズ141の光軸)の傾斜角度を調整するための部材である。シム部材20は、カメラ装置17がフロントガラスに装着された状態において、カメラケース18における前方側の内面と、ホルダ191のベース部191bにおける前方側の外面と、の間に備えられる。シム部材20は、カメラケース18に対するカメラモジュール19の傾斜角度を上方に調整するための部材であり、カメラケース18とカメラモジュール19との間に備えられた状態において側方(左右方向)から見たときに上方へ次第に厚みが増す形状(台形状)のものである。本実施形態では、カメラケース18とカメラモジュール19とは、シム部材20が間に配された状態でネジを用いて固定される。また、ホルダ191と前述したカメラ基板143とは、第1実施形態と同様に接着剤で固定される。
[2−2.効果]
(2a)本実施形態では、カメラ装置17は、カメラケース18における前方側の内面と、ホルダ191のベース部191bにおける前方側の外面と、の間にシム部材20を備え、これによりカメラケース18に対するカメラモジュール19の傾斜角度、つまりフロントガラスに対するレンズ141の光軸の上下方向の傾斜角度が調整される。このように、単純な部品を用いて角度調整することができる。
なお、本実施形態のカメラ装置17では、シム部材20を用いてカメラケース18に対するカメラモジュール19の傾斜角度が上方に調整されるが、下方に調整する場合は図10に示すようにすればよい。すなわち、図10では、カメラケース18における前方側の内面と、ホルダ191のベース部191bにおける前方側の外面と、の間にシム部材21が備えられている。シム部材21は、カメラケース18とカメラモジュール19との間に備えられた状態において側方から見たときに下方へ次第に厚みが増す形状のものである。このため、カメラケース18に対するカメラモジュール19の傾斜角度が下方に調整される。なお、シム部材21は、シム部材20の上下方向を単に反転させたもの(つまり同一部材)であってもよい。
[3.第3実施形態]
[3−1.第1実施形態との相違点]
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。また、共通する構成には同一の符号を用いる。
図11に示す第3実施形態のカメラ装置22では、後述するカメラケース23の形状によりフロントガラスに対するレンズ141の光軸の上下方向の傾斜角度が調整される。カメラケース23は、形状が異なる複数種類のカメラケースのうちの1つであり、カメラ装置がフロントガラスに装着された状態においてフロントガラスに対するレンズの光軸の上下方向の傾斜角度が異なるように形状を異ならせた複数種類のカメラケースが使い分けられることで、上記傾斜角度が調整される。
具体的には、第3実施形態のカメラ装置22は、第1実施形態のカメラケース13及びカメラモジュール14に代えて、第1実施形態とは形状が一部異なるカメラケース23及び第2実施形態のカメラモジュール19を備える点で、第1実施形態のカメラ装置11と相違する。
第3実施形態のカメラケース23は、第2実施形態のカメラケース18と同様、その内側側面において第1実施形態の凹部13n,13oを有しておらず、ネジを用いてカメラモジュール19と固定される。
加えて、第3実施形態のカメラケース23は、カメラモジュール19の前方側の外面が接触する壁部の角度が異なる。すなわち、第1実施形態では、図4に示すように、カメラケース13の上面13aにおいて起立平面部13cは後方平面部13dに対して直角に設けられる。これに対し、第3実施形態では、図11に示すように、カメラケース23の上面23aは、起立平面部23c及び後方平面部23dを備え、起立平面部23cは後方平面部23dに対してカメラケース23の外側の方に直角よりも大きい角度で設けられる。このため、本実施形態の後方平面部23dと第1実施形態の後方平面部13dとが同じ傾斜角度となるようにカメラケース23がブラケット12に固定されることにより、フロントガラスに対するカメラモジュール19のレンズ141の光軸の傾斜角度は、第1実施形態よりも上方に調整される。
[3−2.効果]
なお、本実施形態のカメラ装置22では、フロントガラスに対するレンズ141の光軸の傾斜角度が第1実施形態よりも上方に調整されたが、下方に調整する場合は図12に示すようにすればよい。すなわち、図12では、カメラケース23に代えて別の種類のカメラケース24が使用される。カメラケース24の上面24aは、起立平面部24c及び後方平面部24dを備え、起立平面部24cは後方平面部24dに対してカメラケース24の内側の方に直角よりも小さい角度で設けられる。このため、この後方平面部24dと第1実施形態の後方平面部13dとが同じ傾斜角度となるようにカメラケース24がブラケット12に固定されることにより、フロントガラス2に対するレンズ141の光軸の傾斜角度は、第1実施形態(及び第3実施形態)よりも下方に調整される。
[4.第4実施形態]
[4−1.第1実施形態との相違点]
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。また、共通する構成には同一の符号を用いる。
図13に示す第4実施形態のカメラ装置25では、後述するカメラモジュール26の形状によりフロントガラスに対するレンズ141の光軸の上下方向の傾斜角度が調整される。カメラモジュール26は、形状が異なる複数種類のカメラモジュールのうちの1つであり、カメラ装置がフロントガラスに装着された状態においてフロントガラスに対するレンズの光軸の上下方向の傾斜角度が異なるように形状を異ならせた複数種類のカメラモジュールが使い分けられることで、上記傾斜角度が調整される。
具体的には、第4実施形態のカメラ装置25は、第1実施形態のカメラケース13及びカメラモジュール14に代えて、第2実施形態のカメラケース18及び第1実施形態とは形状が一部異なるカメラモジュール26を備える点で、第1実施形態のカメラ装置11と相違する。
第4実施形態のカメラモジュール26は、ホルダ261、前述したレンズ141及びカメラ基板143を備える。
第4実施形態のホルダ261は、筒部261a及びベース部261bを備え、第2実施形態のホルダ191と同様、ベース部261bに第1実施形態の突起142c,142dを有していない。カメラケース18とカメラモジュール26とは、ネジを用いて固定される。
加えて、第4実施形態のホルダ261は、ベース部261bの形状が第1実施形態のホルダ142(及び第2実施形態のホルダ191)と相違する。すなわち、第1実施形態のベース部142bは、側方(左右方向)から見たときに厚みが一定の形状(長方形状)であるが、第4実施形態のベース部261bは、側方から見たときに上方へ次第に厚みが増す形状(台形状)である。ここで、筒部261aの中心軸(つまりレンズ141の光軸)は、ベース部261bにおけるカメラ基板143を当接させるための面と垂直をなしている。そのため、第4実施形態のホルダ261によれば、フロントガラスにカメラ装置25が装着された状態におけるフロントガラスに対するレンズ141の光軸の傾斜角度が、ベース部の厚みが一定の構成と比較して、上方に調整される。
[4−2.効果]
なお、本実施形態のカメラ装置25では、フロントガラスに対するレンズ141の光軸の傾斜角度がホルダのベース部の厚みが変わらない場合と比較して上方に調整されたが、下方に調整する場合は図14に示すようにすればよい。すなわち、図14では、カメラモジュール26に代えて別の種類のカメラモジュール27が使用される。カメラモジュール27を構成するホルダ271は、筒部271a及びベース部271bを備え、ベース部271bは、側方から見たときに下方へ次第に厚みが増す形状である。このため、フロントガラスに対するレンズ141の光軸の傾斜角度が、ホルダのベース部の厚みが変わらない場合と比較して、下方に調整される。
[5.第5実施形態]
[5−1.第1実施形態との相違点]
第5実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。また、共通する構成には同一の符号を用いる。
図15に示す第5実施形態のカメラ装置28では、後述するブラケット29の形状によりフロントガラス3に対するレンズ141の光軸の上下方向の傾斜角度が調整される。ブラケット29は、形状が異なる複数種類のブラケットのうちの1つであり、カメラ装置がフロントガラスに装着された状態においてフロントガラスに対するレンズの光軸の上下方向の傾斜角度が異なるように形状を異ならせた複数種類のブラケットが使い分けられることで、上記傾斜角度が調整される。
具体的には、第5実施形態のカメラ装置28は、第1実施形態のブラケット12、カメラケース13及びカメラモジュール14に代えて、第1実施形態とは形状が一部異なるブラケット29、第2実施形態のカメラケース18及びカメラモジュール19を備える点で、第1実施形態のカメラ装置11と相違する。
第5実施形態のブラケット29は、フロントガラス3に接着される天板29aと、その下面の左右方向両端のそれぞれに下向きに立設された2つ(計4つ)のL字型の鈎状部29bと、を備える。ブラケット29では、後方側の2つの鈎状部29bの上下方向の長さ(高さ)から前方側の2つの鈎状部29bの高さを引いたときの差分が、第1実施形態のブラケット12(図1参照)のものよりも大きくなっている。そのため、第5実施形態のブラケット29及び第1実施形態のブラケット12を同一傾斜角度のフロントガラスに用いた場合、第5実施形態のブラケット29を用いた方がレンズ141の光軸がより上方を向くことになる。したがって、第1実施形態のフロントガラス2よりも傾斜角度が大きい第5実施形態のフロントガラス3に対しては、第5実施形態のブラケット29が使用されることで、レンズ141の光軸の向きが調整され、光軸の向きが所定の方向(本実施形態では水平方向)に向けられる。
[5−2.効果]
[6.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(6a)フロントガラスに対するレンズ141の光軸の上下方向の傾斜角度を調整するための構造は上記実施形態のものに限られない。
例えば、上記第3実施形態では、カメラケース23の形状により上記傾斜角度が調整される構造を例示した。具体的には、第3実施形態のカメラケース23では、後方平面部23dに対する起立平面部23cの角度により上記傾斜角度が調整された。しかし、カメラケースの形状による傾斜角度の調整はこれに限られず、カメラケースの他の部分の形状により角度調整が行われてもよい。例えば、カメラケースにおける起立平面部を有する壁部(つまりカメラモジュールの前方側の外面が接触する壁部)の側方から見た断面形状を長方形状ではなく台形状(上方へ又は下方へ次第に厚みが増す形状)とすることにより角度調整が行われてもよい。また、例えば、カメラケースの左右の外側側面に設けられた4つの掛止部のうちの前方側の2つの掛止部と後方側の2つの掛止部との相対的な位置関係により角度調整が行われてもよい。
また例えば、上記第4実施形態では、カメラモジュール26(ホルダ261)の形状により上記傾斜角度が調整される構造を例示した。具体的には、第4実施形態のカメラモジュール26では、側方から見たときのベース部261bの形状により上記傾斜角度が調整された。しかし、カメラモジュールの形状による傾斜角度の調整はこれに限られず、カメラモジュール(ホルダ)の他の部分の形状により角度調整が行われてもよい。例えば、図16及び図17に示すホルダ301は、ベース部301bの前方側の外面に前方向に突出した2つの前方突起部301cを備える。前方突起部301cには、上下方向に貫通して貫通孔301dが形成され、当該貫通孔301d、及び、図18に示すカメラケース31に形成された貫通孔31a、にボルトを通すことで、ホルダ301がカメラケース31に固定される。この構成では、ベース部301bに対する前方突起部301cの上下方向の傾斜角度によりフロントガラスに対するレンズ141の光軸の上下方向の傾斜角度が調整される。具体的には、ベース部301bに対する前方突起部301cの上下方向の傾斜角度が異なる複数種類のホルダ(カメラモジュール)が使い分けられることにより、上記傾斜角度が調整される。
(6b)上記各実施形態では、カメラモジュール14をカメラケース13に回動可能に取り付ける調整構造やシム部材20を用いた調整構造などを例示したが、各調整構造は単独で用いられることに限られず、これらの調整構造のうちの少なくとも2つが併用されてもよい。
(6c)上記第1実施形態では、回動保持部としてカメラケース13に形成された凹部13n,13oを例示したが、これに限られない。例えば、カメラモジュール(例えばホルダ)の外側側面に凹部が形成されている構成において、回動保持部は、カメラケースの内側側面に形成された突起であって、当該凹部に挿入されることでカメラモジュールを回動可能に保持するようにしてもよい。
(6d)上記第1実施形態では、接着剤の塗布工程において、ホルダ142がカメラケース13に取り付けられた状態においてホルダ142の後方から接着剤が塗布され、接着剤が付着したホルダ142の後部にカメラ基板143が配された。つまり、接着剤は、ホルダ142とカメラケース13との間に塗布された後にホルダ142とカメラ基板143との間に塗布された。しかし、接着剤を塗布する順番はこれに限られない。接着剤は、例えば、ホルダ142とカメラ基板143との間に先に塗布され、その後にホルダ142とカメラケース13との間に塗布されてもよい。
(6e)上記第2〜第5実施形態では、カメラケース18,23とホルダ191,261とはネジを用いて固定されたが、これに限られず、例えば接着剤等を用いて固定されてもよい。また、上記各実施形態では、ホルダ191,261とカメラ基板143とは接着剤を用いて固定されたが、これに限られず、例えばネジ等を用いて固定してもよい。
(6f)上記各実施形態では、ラベル13pのマークは、カメラケース13に対してレンズ141の光軸の傾斜角度が固定された状態におけるカメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類を表したが、これに限られない。マークは、例えば、上記第1実施形態のように回動により角度調整する場合等において、調整されるべきカメラケースに対するレンズの光軸の上下方向の傾斜角度の種類(調整規格値)を表してもよい。
また、上記各実施形態では、ラベル13pのマークは、カメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類、及び、フード82の形状の種類、の両方を表したが、これに限られず、マークはこれらのうちのいずれか一方のみを表してもよい。
また、上記各実施形態では、ラベル13pのマークはカメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類等を表す識別番号であったが、これに限られず、マークは、例えば、文字、記号、バーコード又は2次元コード(例えばQRコード(登録商標))等を含むマークであってもよい。また、マークは、カメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類等に応じて色が異なる点状の図形(ドット)を含むマークであってもよい。また、マークは、ドット以外の図形を含むマークであってもよい。
また、上記各実施形態では、マークは、当該マークが記されたラベル13pを貼り付けることでカメラケース13,18,23に付されたが、これに限られない。例えば、マークは、インクジェットやレーザマーキング等により付されてもよい。
また、上記各実施形態では、マークはカメラケース13の表面であって外部から視認できる部分に付されたが、これに限られない。マークは、例えば、カメラモジュール及びフード等の表面であって外部から視認できる部分に付されてもよい。つまり、マークは、カメラ装置の表面であって外部から視認できる部分に付されていればよい。
また、上記各実施形態では、マークを付すことでカメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類等を容易に識別できるようにしたが、これに限られない。例えば、カメラケース、カメラモジュール及びフードのうちの少なくとも1つの素材の色により、カメラケース13に対するレンズ141の光軸の傾斜角度の種類等を外観上表示してもよい。この場合において、例えば、図19に示す第1実施形態のホルダ142において、筒部142aの前部の素材の色によりレンズ141の光軸の傾斜角度の種類等を表示してもよい。また、例えば、前述したホルダ301(図16及び図17参照)において筒部301aの前部の素材の色によりレンズ141の光軸の傾斜角度の種類等を表示してもよい。
また、ホルダ等の各部品や各部材の色及びマークのいずれか一方のみでなく、両方によりレンズ141の光軸の傾斜角度の種類等を表示してもよい。
(6g)上記各実施形態では、信号処理基板80の開口部80aには、カメラモジュール14,19,26,27の一部が挿通されたが、これに限られず、カメラモジュール14,19,26,27の全体が挿通されてもよい。
(6h)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…車両制御システム、2,3…フロントガラス、11,11a,11b,17,22,25,28…カメラ装置、12,29…ブラケット、13,18,23,24,31…カメラケース、13a,23a,24a…カメラケースの上面、13n,13o…凹部、13p…ラベル、14,19,26,27…カメラモジュール、80…信号処理基板、80a…開口部、82…フード、16…接着部、20,21…シム部材、141…レンズ、142,191,261,271,301…ホルダ、143…カメラ基板、144…撮像素子。

Claims (10)

  1. 車両のフロントガラス(2,3)に車室内側から固定されるブラケット(12,29)と、
    前記ブラケットに固定されるカメラケース(13,18,23,24,31)と、
    前記カメラケース内に固定され、レンズ(141)を備えるカメラモジュール(14,19,26,27)と、
    を備えるカメラ装置(11,11a,11b,17,22,25,28)において、
    前記カメラ装置は前記車両の前方に存在する対象物の位置を検出し、
    前記対象物には少なくとも車線と他の車両とが含まれ、
    前記カメラ装置により取得された前記対象物の情報は、車線逸脱警報制御、灯火制御及び衝突回避制御のうちの少なくとも1つに使用され、
    前記カメラケースの前記ブラケットへの固定が完了するまでに、前記フロントガラスに対する前記レンズの光軸の上下方向の傾斜角度の調整を完了する調整構造を備える、カメラ装置。
  2. 請求項1に記載のカメラ装置であって、
    前記カメラケースと前記カメラモジュールとの間に、前記光軸の上下方向の傾斜角度を調整するためのシム部材(20,21)を備えることにより前記調整構造の少なくとも一部が実現される、カメラ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のカメラ装置であって、
    前記カメラ装置が前記フロントガラスに装着された状態において前記光軸の上下方向の傾斜角度が異なるように形状を異ならせた複数種類のカメラケース(13,23,24)のうちの1つを備えることにより前記調整構造の少なくとも一部が実現される、カメラ装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のカメラ装置であって、
    前記カメラ装置が前記フロントガラスに装着された状態において前記光軸の上下方向の傾斜角度が異なるように形状を異ならせた複数種類のカメラモジュール(14,26,27)のうちの1つを備えることにより前記調整構造の少なくとも一部が実現される、カメラ装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のカメラ装置であって、
    前記カメラ装置が前記フロントガラスに装着された状態において前記光軸の上下方向の傾斜角度が異なるように形状を異ならせた複数種類のブラケット(12,29)のうちの1つを備えることにより前記調整構造の少なくとも一部が実現される、カメラ装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のカメラ装置であって、
    前記カメラケースには、前記カメラモジュールを当該カメラケースに対して回動可能に保持するための回動保持部(13n,13o)が形成され、
    前記調整構造の少なくとも一部は、前記回動保持部により実現され、
    前記光軸の上下方向の傾斜角度が前記回動保持部により調整された状態で前記カメラケースに前記カメラモジュールが固定されている、カメラ装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のカメラ装置であって、
    前記カメラモジュールは、前記レンズを保持するホルダ(142,191,261,271,301)と、撮像素子(144)が搭載されたカメラ基板(143)と、を備え、
    前記ホルダと前記カメラ基板とは、互いに組み合わされた状態において相対位置を調整可能な形状をしており、接着剤により相互に固定されている、カメラ装置。
  8. 請求項6に記載のカメラ装置であって、
    前記カメラモジュールは、前記レンズを保持するホルダ(142)と、撮像素子(144)が搭載されたカメラ基板(143)と、を備え、
    前記ホルダと前記カメラ基板とは、互いに組み合わされた状態において互いの相対位置を調整可能な形状をしており、
    前記回動保持部は、前記ホルダを前記カメラケースに対して回動可能に保持するための部位であり、
    前記ホルダと前記カメラケースとが接着剤により互いに固定され、
    前記ホルダと前記カメラ基板とが接着剤により互いに固定され、
    前記ホルダと前記カメラケースとを固定している前記接着剤及び前記ホルダと前記カメラ基板とを固定している前記接着剤が連続している、カメラ装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のカメラ装置であって、
    前記カメラケースの上面(13a,23a,24a)は傾斜角度の異なる複数の面を備え、
    前記レンズは、前記複数の面のうち前記フロントガラスに近接した面(13d)の近傍に配置され、
    前記カメラ装置は、前記カメラモジュールにて取得される画像信号の処理を行う信号処理基板(80)を備え、
    前記カメラモジュールに備えられるカメラ基板(143)と、前記信号処理基板とは、交差する角度で配置され、
    前記信号処理基板には、前記カメラモジュールの少なくとも一部が挿通される開口部(80a)が設けられている、カメラ装置。
  10. 車両のフロントガラス(2,3)に取り付けられ、レンズ(141)を備えるホルダ(142)と、撮像素子(144)が搭載されたカメラ基板(143)と、カメラケース(13)と、を備えるカメラ装置の製造方法であって、
    前記ホルダと前記カメラケースとの間、及び、互いに組み合わされた状態において相対位置を調整可能な形状をした、前記ホルダと前記カメラ基板との間、に連続して接着剤を塗布する塗布工程と、
    前記塗布工程の後に、前記カメラケースの部位であって前記ホルダを前記カメラケースに対して回動可能に保持するための回動保持部(13n,13o)による前記カメラケースに対する前記ホルダの向きの調整、及び、前記ホルダと前記カメラ基板との相対位置の調整、を行う調整工程と、
    前記調整工程の後に、前記接着剤を硬化させることにより、前記ホルダと前記カメラケースとの固定、及び、前記ホルダと前記カメラ基板との固定、を行う固定工程と、
    を備える、カメラ装置の製造方法。
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