JP3175374U - 調整可能式ドライブ撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影モジュールを迅速で便利に上下動することにより撮影角度を調整できる調整可能式ドライブ撮影装置を提供する。
【解決手段】本体1と、撮影モジュール2と、調整ラッチ3と、を少なくとも含み、本体は、前側に開口が設けられ、開口の中央に撮影穴が設けられ、撮影穴により撮影モジュールが撮影でき、開口の内面には、互いに対応する二つのスライド溝が設けられ、撮影モジュールは、撮影台座21と、ビデオカメラ22と、第1ケーブル接続ポート23とを含み、撮影台座の前側に中心円筒が設けられ、中心円筒の周面に二つの回転軸が設けられ、回転軸がスライド溝に嵌め設けられ、ビデオカメラは、撮影台座の中心円筒に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影し、第1ケーブル接続ポートは撮影モジュールの信号を出力し、調整ラッチは、撮影モジュールの後方に設けられ、ビデオカメラの撮影角度を調整するためのものである。
【選択図】図2

Description

本考案は、調整可能式ドライブ撮影装置に関し、特に、撮影モジュールを迅速で便利に上下動することにより、撮影角度を調整できる調整可能式ドライブ撮影装置に関するものである。
自動車を運転するときに、交通事故を起こす可能性がある。交通事故を起こした場合には、自己の責任を如何に減少させるかが極めて重要である。自己の責任を減少させるために、他人が交通規則を違反した証拠を挙げることが必要である。これにより、ドライブレコーダーがどんどん国民に普及している。1925年にドイツがドライブレコーダーを発明した。ドライブレコーダーという名称は、ドイツ語の回転数メータ(TACHOMETER)と記録(GRAPHIK)から変化してなる。従来のドライブレコーダーは、機械式の紙製円盤型であり、二人の運転者の運転状況(例えば運転時間、作業時間、休み時間や瞬間速度など)を記録できる。70年代には、電子式の紙製円盤型のドライブレコーダーが開発された。電子式の紙製円盤型のドライブレコーダーは、スクリーン、プリンター、磁気カード及びカードリーダなどを追加させた。現在、電子式の紙製円盤型のドライブレコーダーは、市販しなくなり、これは航空機のブラックボックスに類似する。
米国連邦の法律には、ドライブレコーダーを自動車に取り付けることを強制する規定はないが、業務用運転について厳しい規定がある。これにより、運転者の運転状況を記録するために、多くの会社はドライブレコーダーを自動車に取り付ける。しかし、去年のトヨタ自動車の暴走事故により、米国は、2012年にドライブレコーダーを全ての自動車に取り付ける法律を成立させた。
市販しているドライブレコーダーは、ドライブレコーダーと称することよりも、ドライブ撮影装置と称することがより適切である。このようなドライブ撮影装置は、去年、10万台も売ったが、ドライブ撮影装置により撮った映像は、交通事故の補助的な証拠としてのみ機能し、交通事故の責任の判定は警察で決める。法律での「ドライブレコーダー」とは、バスに強制に取り付けられて、バスの運転時間、休み時間や運転速度の変化などを記録して、バスの運転の安全性を判断するためのものである。市販しているドライブレコーダーは、品質のレベルが異なり、ビデオカメラの撮影角度及び効果がそれを証拠とする効果に大きく影響する。図1に示したドライブレコーダー9(関連の内容は特許文献1の中国特許CN1838180A及び特許文献2の米国特許US2007/0200691A1を参照)は、メイン制御チップ94と、メイン制御チップ94の入力端と電気的に接続する撮影ヘッド91と、電力を供給する電源98と、車両に取り付けるためのケースと、を含む。ドライブレコーダー9の技術的な特徴は、撮影ヘッド91と電気的に接続して設備管理プロセスを有するデコーダー93と、メイン制御チップ94、デコーダー93及び撮影ヘッド91とそれぞれ電気的に接続するメモリ92と、メモリ92と電気的に接続するデータ接続口97と、を有し、更に、電源98と電気的に接続する手動スイッチ95と、手動スイッチ95、メイン制御チップ94、撮影ヘッド91及びメモリ92とそれぞれ電気的に接続する衝突スイッチ96と、を有する。ドライブレコーダー9は、体積が小さく、操作が簡単であり、脱着が簡単であり、生産コストが低いが、撮影角度を迅速に調整できない問題がある。これは、市販しているドライブレコーダーの共通の問題である。
中国特許CN1838180A公報 米国特許US2007/0200691A1公報
本考案の主な目的は、撮影モジュールを迅速で便利に上下動することにより撮影角度を調整できる調整可能式ドライブ撮影装置を提供することにある。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、本体と、撮影モジュールと、調整ラッチと、を少なくとも含み、
本体は、前側に開口が設けられ、開口の中央に撮影穴が設けられ、撮影穴により撮影モジュールが撮影でき、開口の内面には、互いに対応する二つのスライド溝が設けられ、二つのスライド溝により、撮影モジュールが回動でき、
撮影モジュールは、撮影台座と、ビデオカメラと、第1ケーブル接続ポートと、を含み、撮影台座の前側に中心円筒が設けられ、中心円筒の周面に二つの回転軸が設けられ、回転軸がスライド溝に嵌め設けられ、ビデオカメラは、撮影台座の中心円筒に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影し、第1ケーブル接続ポートは撮影モジュールの信号を出力し、
調整ラッチは、撮影モジュールの後方に設けられ、ビデオカメラの撮影角度を調整するためのものである調整可能式ドライブ撮影装置において、
調整ラッチは撮影モジュールと連結し、調整ラッチを調整しているときには、回転軸が前側の支点と回転軸の中心とされ、本体の一側に調整穴が設けられ、調整ラッチの取付位置に応じて、本体に固定ユニットが設けられ、固定ユニットにより、調整ラッチが調整穴内に上下動して定位できることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、固定ユニットは、異なる位置に配列されている複数の係り溝から構成され、調整ラッチの後ろ側には、少なくとも一つの突出横条が設けられ、突出横条は固定ユニットと結合して固定されることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、調整ラッチにねじ穴が設けられ、ねじ穴に固定螺子を螺入でき、固定螺子をねじ込んだと、調整ラッチが本体の固定ユニットに固定されることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、本体の後方にスクリーンが設けられ、スクリーンが撮影モジュールと電気的に接続することを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、本体と、撮影モジュールと、調整ラッチと、弾性子と、を少なくとも含み、
本体は、前側に開口が設けられ、開口の中央に撮影穴が設けられ、撮影穴により撮影モジュールが撮影でき、開口の内面には、互いに対応する二つのスライド溝が設けられ、二つのスライド溝により、撮影モジュールが回動でき、
撮影モジュールは、撮影台座と、ビデオカメラと、第1ケーブル接続ポートと、を含み、撮影台座の前側に中心円筒が設けられ、中心円筒の周面に二つの回転軸が設けられ、回転軸がスライド溝に嵌め設けられ、ビデオカメラは、撮影台座の中心円筒に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影し、第1ケーブル接続ポートは撮影モジュールの信号を出力し、
調整ラッチは、撮影モジュールの後方に設けられ、ビデオカメラの撮影角度を調整するためのものであり、
弾性子は、その前端が本体の開口の内面に押付け、その後端が撮影モジュールに押付ける調整可能式ドライブ撮影装置において、
調整ラッチは撮影モジュールと連結し、調整ラッチを調整しているときには、回転軸が前側の支点と回転軸の中心とされ、本体の一側に調整穴が設けられ、調整ラッチの取付位置に応じて、本体に固定ユニットが設けられ、固定ユニットにより、調整ラッチが調整穴内に上下動して調整でき、弾性子の弾力により、調整ラッチが固定ユニットに定位されることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、固定ユニットは、異なる位置に配列されている複数の係り溝から構成され、調整ラッチの後ろ側には、少なくとも一つの突出横条が設けられ、突出横条は固定ユニットと結合して固定されることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、本体と、撮影モジュールと、調整ラッチと、ドライブ録画モジュールと、を少なくとも含み、
本体は、前側に開口が設けられ、開口の中央に撮影穴が設けられ、撮影穴により撮影モジュールが撮影でき、開口の内面には、互いに対応する二つのスライド溝が設けられ、二つのスライド溝により、撮影モジュールが回動でき、
撮影モジュールは、撮影台座と、ビデオカメラと、第1ケーブル接続ポートと、を含み、撮影台座の前側に中心円筒が設けられ、中心円筒の周面に二つの回転軸が設けられ、回転軸がスライド溝に嵌め設けられ、ビデオカメラは、撮影台座の中心円筒に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影し、第1ケーブル接続ポートは撮影モジュールの信号を出力し、
ドライブ録画モジュールに第2ケーブル接続ポートが設けられ、第2ケーブル接続ポートは、少なくとも一つのケーブルを介して、撮影モジュールの第1ケーブル接続ポートと電気的に接続して、撮影モジュールの信号出力を接収して、撮影モジュールによって撮った映像を記憶し、
調整ラッチは、撮影モジュールの後方に設けられ、ビデオカメラの撮影角度を調整するためのものである調整可能式ドライブ撮影装置において、
調整ラッチは撮影モジュールと連結し、調整ラッチを調整しているときには、回転軸が前側の支点と回転軸の中心とされ、本体の一側に調整穴が設けられ、調整ラッチの取付位置に応じて、本体に固定ユニットが設けられ、固定ユニットにより、調整ラッチが調整穴内に上下動して定位できることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、固定ユニットは、異なる位置に配列されている複数の係り溝から構成され、調整ラッチの後ろ側には、少なくとも一つの突出横条が設けられ、突出横条は固定ユニットと結合して固定されることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、本体にケーブル穴が設けられ、ケーブルは、ケーブル穴を経由して、ドライブ録画モジュールの第2ケーブル接続ポートと電気的に接続し、ドライブ録画モジュールはカーオーディオであることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によると、ドライブ録画モジュールは本体の内部に設けられることを特徴とする。
本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によれば、撮影モジュールを迅速で便利に上下動することにより撮影角度を調整できるという効果を有する。
従来のものを示すブロック図である。 本考案の実施例1を示す分解斜視図である。 本考案の実施例1の組合済み状態を示す斜視図(一)である。 本考案の実施例1の組合済み状態を示す斜視図(二)である。 本考案の実施例1の本体の前蓋の内側から見た斜視図である。 本考案の実施例1の調整ラッチを示す斜視図である。 本考案の実施例1の本体の後ろ台の内側から見た斜視図である。 本考案の実施例1の組合済み状態を示す断面図である。 本考案の実施例1の作動を示す模式図(一)である。 本考案の実施例1の作動を示す模式図(二)である。 本考案の実施例1に固定螺子を締結した状態を示す断面図である。 本考案の実施例2を示す分解斜視図である。 本考案の実施例2の組合済み状態を示す断面図である。 本考案の実施例2の作動を示す模式図(一)である。 本考案の実施例2の作動を示す模式図(二)である。 本考案の実施例2に固定螺子を締結した状態を示す断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図2乃至図8を参照する。本実施例の調整可能式ドライブ撮影装置は、本体1と、撮影モジュール2と、調整ラッチ3と、を少なくとも含む。
本体1は、前側に開口110が設けられ、開口110の横断面形状がV字形を呈する。開口110の中央に撮影穴111が設けられる。撮影穴111により撮影モジュール2が撮影できる。開口110の内面には、互いに対応する二つのスライド溝112が設けられる。二つのスライド溝112により、撮影モジュール2が回動できる。
撮影モジュール2は、撮影台座21と、ビデオカメラ22と、第1ケーブル接続ポート23と、を含む。撮影台座21の前側に中心円筒211が設けられる。中心円筒211の周面に二つの回転軸212が設けられる。回転軸212はスライド溝112に嵌め設けられる。ビデオカメラ22は、撮影台座21の中心円筒211に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影する。ビデオカメラ22には、少なくとも一つのサイド穴221が設けられる。第1ケーブル接続ポート23は撮影モジュール2の信号を出力する。
調整ラッチ3は、撮影モジュール2の後方に設けられ、ビデオカメラ22の撮影角度を調整するためのものである。調整ラッチ3は撮影モジュール2と連結する。調整ラッチ3を調整しているときには、回転軸212が前側の支点と回転軸の中心とされる。本体1の一側には、調整穴124が設けられる。調整ラッチ3の取付位置に応じて、本体1に固定ユニット123が設けられる。固定ユニット123により、調整ラッチ3が調整穴124内に上下動して定位できる。
本体1は、前蓋11と、後ろ台12と、を含む。前蓋11の開口110と撮影穴111の上方に上面113が設けられる。上面113に両面テープDが貼り付けられる。これにより、車両のフロントガラスwに調整可能式ドライブ撮影装置を固定できる。前蓋11の内面には、第1固定柱114と少なくとも一つの第2固定柱115が設けられる。後ろ台12には、第3固定柱121と少なくとも一つの第4固定柱122が設けられる。螺子Aにより第1固定柱114と第3固定柱121が締結される。螺子Aにより第2固定柱115と第4固定柱122が締結される。このように、前蓋11と後ろ台12を組合せることができる。
図4に示すように、本体1に録画ボタン126が設けられる。録画ボタン126により、本実施例の調整可能式ドライブ撮影装置の録画を制御できる。
本体1にメモリカード挿入ポート127が設けられる。メモリカード挿入ポート127にメモリカードを差し込むと、撮影モジュール2によって撮った映像を記憶できる。
本体1に電源ボタン128が設けられる。電源ボタン128を押圧することにより、本実施例の調整可能式ドライブ撮影装置のオン・オフを制御できる。
本体1に少なくとも一つのケーブル穴129が設けられる。少なくとも一つのケーブルLは、ケーブル穴129を経由して他の装置と電気的に接続する。例えばケーブルLが表示装置と電気的に接続する場合には、撮影モジュール2によって撮った映像を表示できる(ケーブルLと表示装置の接続は周知の技術であるため、説明を省略した)。
固定ユニット123は、異なる位置に配列されている複数の係り溝から構成される。
調整ラッチ3の後ろ側には、少なくとも一つの突出横条312が設けられる。突出横条312は固定ユニット123と結合して固定される。
調整ラッチ3の撮影モジュール2に対向する側面には、その上下縁から前方に延びる第1側板33が設けられ、その左右縁から前方に延びる第2側板35が設けられる。第1側板33に規制穴34が設けられる。撮影台座21の上下縁に設けられる第1規制片213と、ビデオカメラ22の上下縁に設けられる第2規制片223とは、規制穴34に挿し込んで規制される。これにより、撮影モジュール2の縦方向への変位が規制される。第2側板35には、更に、定位柱36が設けられる。ビデオカメラ22の側縁に設けられる凸縁穴224に定位柱36を嵌め込むと、撮影モジュール2の横方向への変位が規制される。
ビデオカメラ22のサイド穴221に第2固定柱115と第4固定柱122を挿通して螺子Aをねじ込むと、これらが締結される。
図8乃至図10を参照する。ユーザが本実施例の調整可能式ドライブ撮影装置の撮影角度を調整したいときには、調整ラッチ3のボタン311を押圧すると、調整ラッチ3のボタン311が本体1の調整穴124を上下動でき、ひいてはビデオカメラ22の撮影角度を調整できる。適当の撮影角度に調整したときには、調整ラッチ3のボタン311をリリースすると、調整ラッチ3の突出横条312が固定ユニット123に係止されて、ビデオカメラ22の撮影角度を固定できる。
図11を参照する。図11に示したのは、実施例1をベースとして、調整ラッチ3´と固定ユニット123の係止効果を増加するために、調整ラッチ3´にねじ穴311´が設けられる。ねじ穴311´に固定ボルト312´をねじ込んだと、調整ラッチ3´と固定ユニット123の係止効果を増加できる。
調整ラッチ3´と固定ユニット123の連動及び係止効果を増加するために、本実施例の調整可能式ドライブ撮影装置は、更に、弾性子Sを含む。弾性子Sは、コイル状のバネでもいいし、片状バネでもよい。すなわち、本実施例の調整可能式ドライブ撮影装置は、本体1と、撮影モジュール2と、弾性子Sと、調整ラッチ3と、を少なくとも含む。
本体1は、前側に開口110が設けられ、開口110の横断面形状がV字形を呈する。開口110の中央に撮影穴111が設けられる。撮影穴111により撮影モジュール2が撮影できる。開口110の内面には、互いに対応する二つのスライド溝112が設けられる。二つのスライド溝112により、撮影モジュール2が回動できる。
撮影モジュール2は、撮影台座21と、ビデオカメラ22と、第1ケーブル接続ポート23と、を含む。撮影台座21の前側に中心円筒211が設けられる。中心円筒211の周面に二つの回転軸212が設けられる。回転軸212はスライド溝112に嵌め設けられる。ビデオカメラ22は、撮影台座21の中心円筒211に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影する。ビデオカメラ22には、少なくとも一つのサイド穴221が設けられる。第1ケーブル接続ポート23は撮影モジュール2の信号を出力する。
弾性子Sは、その前端が本体1の開口110の内面に押付け、その後端が撮影モジュール2に押付ける。
調整ラッチ3は、撮影モジュール2の後方に設けられ、ビデオカメラ22の撮影角度を調整するためのものである。調整ラッチ3は撮影モジュール2と連結する。調整ラッチ3を調整しているときには、回転軸212が前側の支点と回転軸の中心とされる。本体1の一側(後方又は側辺)には、調整穴124が設けられる。調整ラッチ3の取付位置に応じて、本体1に固定ユニット123が設けられる。固定ユニット123により、調整ラッチ3が調整穴124内に上下動でき、そして弾性子Sの弾力により、調整ラッチ3が固定ユニット123に定位される。
図13乃至図15を参照する。ユーザが本実施例の調整可能式ドライブ撮影装置の撮影角度を調整したいときには、調整ラッチ3のボタン311を押圧すると、調整ラッチ3のボタン311が本体1の調整穴124を上下動でき、ひいてはビデオカメラ22の撮影角度を調整できる。適当の撮影角度に調整したときには、調整ラッチ3のボタン311をリリースすると、弾性子Sの弾力により、撮影モジュール2が後方へ付勢されて、調整ラッチ3も後方へ付勢される。弾性子Sの弾力により、調整ラッチ3の突出横条312は本体1の固定ユニット123と容易に係止できる。すなわち、ユーザはビデオカメラ22の撮影角度を容易に調整できる。
図16を参照する。図16に示したのは、実施例2をベースとして、調整ラッチ3´と固定ユニット123の係止効果を増加するために、調整ラッチ3´にねじ穴311´が設けられる。ねじ穴311´に固定ボルト312´をねじ込んだと、調整ラッチ3´と固定ユニット123の係止効果を増加できる。
上記の各実施例の調整可能式ドライブ撮影装置は、更に、ドライブ録画モジュール4を含む。すなわち、図2乃至図8に示すように、本考案の調整可能式ドライブ撮影装置は、本体1と、撮影モジュール2と、調整ラッチ3と、ドライブ録画モジュール4と、を少なくとも含む。
本体1は、前側に開口110が設けられ、開口110の横断面形状がV字形を呈する。開口110の中央に撮影穴111が設けられる。撮影穴111により撮影モジュール2が撮影できる。開口110の内面には、互いに対応する二つのスライド溝112が設けられる。二つのスライド溝112により、撮影モジュール2が回動できる。
撮影モジュール2は、撮影台座21と、ビデオカメラ22と、第1ケーブル接続ポート23と、を含む。撮影台座21の前側に中心円筒211が設けられる。中心円筒211の周面に二つの回転軸212が設けられる。回転軸212はスライド溝112に嵌め設けられる。ビデオカメラ22は、撮影台座21の中心円筒211に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影する。ビデオカメラ22には、少なくとも一つのサイド穴221が設けられる。第1ケーブル接続ポート23は撮影モジュール2の信号を出力する。
調整ラッチ3は、撮影モジュール2の後方に設けられ、ビデオカメラ22の撮影角度を調整するためのものである。
ドライブ録画モジュール4は本体1の内部に設けられる。ドライブ録画モジュール4に第2ケーブル接続ポート41が少なくとも一つ設けられる。第2ケーブル接続ポート41は、少なくとも一つのケーブルを介して、撮影モジュール2の第1ケーブル接続ポート23と電気的に接続して、撮影モジュール2の信号出力を接収して、撮影モジュール2によって撮った映像を記憶する。
調整ラッチ3は撮影モジュール2と連結する。調整ラッチ3を調整しているときには、回転軸212が前側の支点と回転軸の中心とされる。本体1の一側(後方又は側辺)には、調整穴124が設けられる。調整ラッチ3の取付位置に応じて、本体1に固定ユニット123が設けられる。固定ユニット123により、調整ラッチ3は調整穴124内に上下動して固定ユニット123に定位され可能である。
本体1にケーブル穴129が少なくとも一つ設けられる。ケーブルLは、ケーブル穴129を経由して、ドライブ録画モジュール4の第2ケーブル接続ポート41と電気的に接続する。ドライブ録画モジュール4はカーオーディオである。
ライブ録画モジュール4は、GPSの位置、又は車両の加速度を記録できる機能モジュールでもよい。このように、交通事故が発生した時点での地点及び運転速度の証拠とすることができる。
このように、本考案の調整可能式ドライブ撮影装置によれば、ユーザが撮影角度を迅速に上下に調整でき、そして撮影角度の調整が便利となる。
上記の各実施例の固定ユニット123は、本体1の後方の内面に設けられる。
上記の各実施例の調整穴124は、本体1の後方に設けられる。
上記の各実施例の調整穴124は、本体1の側辺(左側辺又は右側辺)に設けられる。本体1の後方にスクリーンが設けられ、前記スクリーンは、撮影モジュール2と電気的に接続して、撮影モジュール2によって撮った映像を表示する(前記スクリーンと撮影モジュール2の接続は周知の技術であるため、説明を省略した)。
なお、本考案は前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本考案の実用新案登録請求の範囲から排除するものではない。例えばV字形の横断面形状を有する開口の代わりに、U字形又はコ字形の横断面形状を有する開口を採用してもよい。固定ユニットが異なる位置に配列されている複数の係り溝から構成され、調整ラッチの後ろ側に少なくとも一つの突出横条が設けられることの代わりに、固定ユニットが少なくとも一つの突出横条から構成され、調整ラッチの後ろ側には、異なる位置に配列されている複数の係り溝が設けられてもよい。或いは、固定ユニットと調整ラッチの組合をバネ柱と溝の合せにすることもできる。また、固定ユニットが本体の後方の内面に設けられることの代わりに、調整ラッチに対応する位置の後方にある本体の内部の内面に固定ユニットを設けてもよい。
本考案は、ドライブレコーダーに適用することができる。
1:本体
2:撮影モジュール
3,3´:調整ラッチ
4:ドライブ録画モジュール
9:ドライブレコーダー
11:前蓋
12:後ろ台
21:撮影台座
22:ビデオカメラ
23:第1ケーブル接続ポート
33:第1側板
34:規制穴
35:第2側板
36:定位柱
41:第2ケーブル接続ポート
91:撮影ヘッド
92:メモリ
93:デコーダー
94:メイン制御チップ
95:手動スイッチ
96:衝突スイッチ
97:データ接続口
98:電源
110:開口
111:撮影穴
112:スライド溝
113:上面
114:第1固定柱
115:第2固定柱
121:第3固定柱
122:第4固定柱
123:固定ユニット
124:調整穴
126:録画ボタン
127:メモリカード挿入ポート
128:電源ボタン
129:ケーブル穴
211:中心円筒
212:回転軸
213:第1規制片
221:サイド穴
223:第2規制片
224:凸縁穴
311:ボタン
311´:ねじ穴
312:突出横条
312´:固定ボルト
A:螺子
D:両面テープ
L:ケーブル
S:弾性子
w:フロントガラス

Claims (10)

  1. 本体と、撮影モジュールと、調整ラッチと、を少なくとも含み、
    前記本体は、前側に開口が設けられ、前記開口の中央に撮影穴が設けられ、前記撮影穴により前記撮影モジュールが撮影でき、前記開口の内面には、互いに対応する二つのスライド溝が設けられ、前記二つのスライド溝により、前記撮影モジュールが回動でき、
    前記撮影モジュールは、撮影台座と、ビデオカメラと、第1ケーブル接続ポートと、を含み、前記撮影台座の前側に中心円筒が設けられ、前記中心円筒の周面に二つの回転軸が設けられ、前記回転軸が前記スライド溝に嵌め設けられ、前記ビデオカメラは、前記撮影台座の前記中心円筒に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影し、前記第1ケーブル接続ポートは前記撮影モジュールの信号を出力し、
    前記調整ラッチは、前記撮影モジュールの後方に設けられ、前記ビデオカメラの撮影角度を調整するためのものである調整可能式ドライブ撮影装置において、
    前記調整ラッチは前記撮影モジュールと連結し、前記調整ラッチを調整しているときには、前記回転軸が前側の支点と前記回転軸の中心とされ、前記本体の一側に調整穴が設けられ、前記調整ラッチの取付位置に応じて、前記本体に固定ユニットが設けられ、前記固定ユニットにより、前記調整ラッチが前記調整穴内に上下動して定位できることを特徴とする調整可能式ドライブ撮影装置。
  2. 前記固定ユニットは、異なる位置に配列されている複数の係り溝から構成され、前記調整ラッチの後ろ側には、少なくとも一つの突出横条が設けられ、前記突出横条は前記固定ユニットと結合して固定されることを特徴とする、請求項1に記載の調整可能式ドライブ撮影装置。
  3. 前記調整ラッチにねじ穴が設けられ、前記ねじ穴に固定螺子を螺入でき、前記固定螺子をねじ込んだと、前記調整ラッチが前記本体の前記固定ユニットに固定されることを特徴とする、請求項1に記載の調整可能式ドライブ撮影装置。
  4. 前記本体の後方にスクリーンが設けられ、前記スクリーンが前記撮影モジュールと電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載の調整可能式ドライブ撮影装置。
  5. 本体と、撮影モジュールと、調整ラッチと、弾性子と、を少なくとも含み、
    前記本体は、前側に開口が設けられ、前記開口の中央に撮影穴が設けられ、前記撮影穴により前記撮影モジュールが撮影でき、前記開口の内面には、互いに対応する二つのスライド溝が設けられ、前記二つのスライド溝により、前記撮影モジュールが回動でき、
    前記撮影モジュールは、撮影台座と、ビデオカメラと、第1ケーブル接続ポートと、を含み、前記撮影台座の前側に中心円筒が設けられ、前記中心円筒の周面に二つの回転軸が設けられ、前記回転軸が前記スライド溝に嵌め設けられ、前記ビデオカメラは、前記撮影台座の前記中心円筒に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影し、前記第1ケーブル接続ポートは前記撮影モジュールの信号を出力し、
    前記調整ラッチは、前記撮影モジュールの後方に設けられ、前記ビデオカメラの撮影角度を調整するためのものであり、
    前記弾性子は、その前端が前記本体の前記開口の内面に押付け、その後端が前記撮影モジュールに押付ける調整可能式ドライブ撮影装置において、
    前記調整ラッチは前記撮影モジュールと連結し、前記調整ラッチを調整しているときには、前記回転軸が前側の支点と前記回転軸の中心とされ、前記本体の一側に調整穴が設けられ、前記調整ラッチの取付位置に応じて、前記本体に固定ユニットが設けられ、前記固定ユニットにより、前記調整ラッチが前記調整穴内に上下動して調整でき、前記弾性子の弾力により、前記調整ラッチが前記固定ユニットに定位されることを特徴とする調整可能式ドライブ撮影装置。
  6. 前記固定ユニットは、異なる位置に配列されている複数の係り溝から構成され、前記調整ラッチの後ろ側には、少なくとも一つの突出横条が設けられ、前記突出横条は前記固定ユニットと結合して固定されることを特徴とする、請求項5に記載の調整可能式ドライブ撮影装置。
  7. 本体と、撮影モジュールと、調整ラッチと、ドライブ録画モジュールと、を少なくとも含み、
    前記本体は、前側に開口が設けられ、前記開口の中央に撮影穴が設けられ、前記撮影穴により前記撮影モジュールが撮影でき、前記開口の内面には、互いに対応する二つのスライド溝が設けられ、前記二つのスライド溝により、前記撮影モジュールが回動でき、
    前記撮影モジュールは、撮影台座と、ビデオカメラと、第1ケーブル接続ポートと、を含み、前記撮影台座の前側に中心円筒が設けられ、前記中心円筒の周面に二つの回転軸が設けられ、前記回転軸が前記スライド溝に嵌め設けられ、前記ビデオカメラは、前記撮影台座の前記中心円筒に嵌め設けられ、車両外の映像を撮影し、前記第1ケーブル接続ポートは前記撮影モジュールの信号を出力し、
    前記ドライブ録画モジュールに第2ケーブル接続ポートが設けられ、前記第2ケーブル接続ポートは、少なくとも一つのケーブルを介して、前記撮影モジュールの前記第1ケーブル接続ポートと電気的に接続して、前記撮影モジュールの信号出力を接収して、前記撮影モジュールによって撮った映像を記憶し、
    前記調整ラッチは、前記撮影モジュールの後方に設けられ、前記ビデオカメラの撮影角度を調整するためのものである調整可能式ドライブ撮影装置において、
    前記調整ラッチは前記撮影モジュールと連結し、前記調整ラッチを調整しているときには、前記回転軸が前側の支点と前記回転軸の中心とされ、前記本体の一側に調整穴が設けられ、前記調整ラッチの取付位置に応じて、前記本体に固定ユニットが設けられ、前記固定ユニットにより、前記調整ラッチが前記調整穴内に上下動して定位できることを特徴とする調整可能式ドライブ撮影装置。
  8. 前記固定ユニットは、異なる位置に配列されている複数の係り溝から構成され、前記調整ラッチの後ろ側には、少なくとも一つの突出横条が設けられ、前記突出横条は前記固定ユニットと結合して固定されることを特徴とする、請求項7に記載の調整可能式ドライブ撮影装置。
  9. 前記本体にケーブル穴が設けられ、前記ケーブルは、前記ケーブル穴を経由して、前記ドライブ録画モジュールの前記第2ケーブル接続ポートと電気的に接続し、前記ドライブ録画モジュールはカーオーディオであることを特徴とする、請求項7に記載の調整可能式ドライブ撮影装置。
  10. 前記ドライブ録画モジュールは前記本体の内部に設けられることを特徴とする、請求項9に記載の調整可能式ドライブ撮影装置。
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