JP2016194211A - 建築板及びその製造方法 - Google Patents

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栄次朗 小林
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Abstract

【課題】立体感や加工された木材の風合いを有する建築板及びその製造方法を提供する。【解決手段】木目調を呈するための複数の木目形成凸部を有する原板の表面に、第一塗膜、第二塗膜が形成された建築板。原板の表面には、上下方向に延びた分断凹部が複数形成されている。木目形成凸部は、左右に延びており、分断凹部は細長形状であって、前記木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びている。木目形成凸部には第一塗膜が形成されており、分断凹部には第二塗膜が形成されており、前記第一塗膜の明度は前記第二塗膜の明度よりも高い。及び、複数の木目形成凸部、分断凹部を有する原板を左右方向に搬送させながら、第一塗料の塗布、第二塗料の塗布、掻き取りを行う建築板の製造方法。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の外壁、内壁等を構成する建築板とその製造方法に関するものである。
従来から、建築物の構造躯体に複数の建築板を施工して、建築物の外壁、内壁等を構成することが行われている。また、特許文献1に記載されたような木目調の意匠外観を呈する建築板を施工することも従来から行われている。
しかし、近年、意匠に対する要望は高く、木目調であっても、より立体感や加工した木材の風合いを有するものが求められている。
特開2004−353299号公報
本発明は、立体感や加工された木材の風合いを有する建築板及びその製造方法を提供するものである。
本発明は、木目調を呈するための複数の木目形成凸部を有する原板の表面に、第一塗膜、第二塗膜が形成された建築板を提供する。
原板の表面には、上下方向に延びた分断凹部が複数形成されている。木目形成凸部は、左右に延びており、分断凹部は細長形状であって、前記木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びている。
木目形成凸部には第一塗膜が形成されており、分断凹部には第二塗膜が形成されており、前記第一塗膜の明度は前記第二塗膜の明度よりも高い。これらの特徴により、本発明の建築板は、立体的な外観を呈することができる。
分断凹部の左右端部の少なくとも片側は鋸刃形状であり、第二塗膜の左右端部の少なくとも片側は鋸刃形状であると、手加工の印象を与えることができ、好ましい。
また、分断凹部の左右端部の少なくとも片側は直線形状であり、第二塗膜の左右端部の少なくとも片側は直線形状であることが好ましい。
分断凹部は、上下方向に連続していても良いが、上下方向に連続していなくても良い。
更に、分断凹部に形成された第二塗膜の左右方向の幅は一定であっても良いし、一定でなくても良い。
本発明の建築板においては、第一塗膜の下に第二塗膜が形成されていても良いし、第二塗膜の下に第一塗膜が形成されていても良い。
更に、本発明では、木目調を呈するための複数の木目形成凸部を有する原板の表面に、第一塗膜、第二塗膜を形成する建築板の製造方法も提供する。
本発明の製造方法は、2つある。
第一の製造方法は、原板の表面に第一塗膜を形成する第一塗料を塗布し、乾燥する工程と、第二塗膜を形成する第二塗料を塗布する工程と、第二塗料が硬化する前に、第二塗料の一部を掻き取る工程とを有する。
原板には、上下方向に延びた分断凹部が複数形成されている。木目形成凸部は、左右に延びており、分断凹部は、細長形状であって、前記木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びている。そして、第一塗料の明度は第二塗料の明度よりも高い。
第一の製造方法によれば、第二塗膜の下に第一塗膜が形成される。
第二の製造方法は、原板の表面に第二塗膜を形成する第二塗料を塗布し、乾燥する工程と、木目形成凸部に塗装ロールを押し当て、木目形成凸部に第一塗膜を形成する第一塗料を塗布し、乾燥する工程とを有する。
原板には、上下方向に延びた分断凹部が複数形成されている。木目形成凸部は、左右に延びており、分断凹部は、細長形状であって、前記木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びている。そして、第一塗料の明度は第二塗料の明度よりも高い。
第二の製造方法によれば、第一塗膜の下に第二塗膜が形成される。
第一、第二いずれの製造方法においても、原板に形成されている分断凹部の左右端部の少なくとも片側は鋸刃形状であることが好ましい。
また、原板に形成されている分断凹部の左右端部の少なくとも片側が直線形状であると、隣接した木目形成凸部の端部がより際立ち、より立体的な外観を呈することができるので好ましい。
更に、原板の分断凹部は、上下方向に連続していても良いが、上下方向に連続していなくても良い。
更に、原板の分断凹部の左右方向の幅は一定であっても良いし、一定でなくても良い。
本発明によれば、立体感や加工された木材の風合いを有する建築板及びその製造方法を提供することができる。
図1は、本発明にかかる建築板の正面図である。 図2は、本発明にかかる他の建築板の正面図である。 図3は、本発明にかかる更に他の建築板の正面図である。 図4は、本発明にかかる更に他の建築板の正面図である。
次に、本発明の実施の形態を具体的に説明する。
本発明の建築板は、原板の表面に、第一塗膜、第二塗膜が形成されている。
原板は板材であり、材質としては、木繊維補強セメント板、繊維補強セメント板、繊維補強セメント・ケイ酸カルシウム板、スラグ石膏板などの窯業系サイディングボードや、金属系サイディングボード、ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)ボードなどがある。
原板の表面には、木目調を呈するための凹凸が形成されている。詳しくは、木目形成凸部と、上下方向に延びた分断凹部が、それぞれ複数形成されている。木目形成凸部と分断凹部は、原板をプレス成形する方法や、原板を切削する方法などにより形成することができる。
木目調を呈するための凹凸形状とは、例えば、木の年輪、ヒビ、節等の強調表現であり、その凸部が木目形成凸部である。木目形成凸部は、いずれの形状も、凸部が左右に延びるよう形成されている。また、木目を表現するために、木目形成凹部も形成されている。
分断凹部は細長形状であれば良く、例えば、直線形状、斜線形状、円弧形状等がある。いずれにおいても木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びている。なお、上下方向において、分断凹部は連続する凹部により形成しても良いし、不連続な溝から形成しても良い。不連続の場合には、手作業によって木材を切り出したような風合いや質感を表現できる。
分断凹部の断面視(左右方向)の形状としては、V形状、四角形状、円弧形状等あるが、これらに限定されない。
また、分断凹部の左右端部は、鋸刃形状、直線形状とすることができる。詳しくは、分断凹部の左右端部は、片側を鋸刃形状としても良いし、片側を直線形状としても良い。更には、両側を鋸刃形状としても良い。鋸刃形状とは、鋸の刃で削ったような細かい刻み目模様であり、所謂、ギザギザな形状である。
分断凹部の左右方向の幅は一定にしても良いが、不規則に幅を変化させても良く、様々な形状を有することができる。
なお、分断凹部は木目形成凸部を際立たせるための凹部なので、分断凹部の深さは、木目形成凸部の高さと比して浅いことが好ましい。
木目形成凸部には第一塗膜が形成されている。第一塗膜は木目形成凸部に沿って、左右方向に連続するよう形成されている。
一方、分断凹部には第二塗膜が形成されている。第二塗膜は分断凹部に沿って形成されており、第一塗膜を分断するよう形成されている。
木目形成凸部において、第一塗膜は左右に連続して露見していれば良く、第一塗膜の下に第二塗膜が形成されていても形成されていなくても良い。
分断凹部においては、第二塗膜が分断凹部に沿って露見していればよく、第二塗膜の下に第一塗膜が形成されていても形成されていなくても良い。
なお、第二塗膜の形状は分断凹部の形状により左右される。詳しくは、分断凹部の左右端部の片側が鋸刃形状である場合には、第二塗膜の左右端部の片側も鋸刃形状となる。分断凹部の左右端部の両側とも鋸刃形状である場合には、第二塗膜の左右端部の両側とも鋸刃形状となる。分断凹部の左右端部の片側が直線形状である場合には、第二塗膜の左右端部の片側も直線形状となる。
そして、第一塗膜の明度は、第二塗膜の明度よりも高い。それにより、木目形成凸部の第一塗膜は目立つとともに、分断凹部の第二塗膜は陰影を表すこととなる。
第一塗膜、第二塗膜は、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、シリコンアクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂などの合成樹脂を主成分とする。シクロヘキサメタアクリレート樹脂、シリコンアクリル樹脂などの高耐候性樹脂を主成分とすると、より耐候性に優れるので好ましい。なお、原板は表面に微小な細孔を有することがあるので、第一塗膜、第二塗膜は、炭酸カルシウム、クレー、アクリルビーズなどの充填剤を有すると、該充填剤が該無機質基材の細孔に充填され、表面からの吸水が止められるので好ましい。樹脂ビーズ、光安定剤、紫外線吸収剤を含むと、塗膜がクッション性を有するとともに、紫外線劣化や光劣化が抑えられるので好ましい。
そして本発明では、2つの製造方法により建築板を製造する。
第一の製造方法は、原板の表面に第一塗膜を形成する第一塗料を塗布し、乾燥する工程と、第二塗膜を形成する第二塗料を塗布する工程と、第二塗料が硬化する前に、第二塗料の一部を掻き取る工程とを有する。
原板の表面には、木目調を呈するための凹凸が形成されている。詳しくは、木目形成凸部と、上下方向に延びた分断凹部が、それぞれ複数形成されている。木目形成凸部と分断凹部については、前述した通りである。また、木目形成凹部も形成されている。
原板の表面に第一塗膜を形成する第一塗料を塗布し、乾燥する工程では、原板を左右方向に搬送させながら、原板の表面全体に第一塗料を塗布する。第一塗料としては、第二塗料よりも明度が高い塗料を用いる。塗布としては、スプレー、フローコーターなどの一般的な塗装手段が行われる。乾燥としては、常温乾燥、ドライヤー等による加温乾燥等が行われる。
第二塗料を塗布する工程においても、第一塗膜が形成された原板を左右方向に搬送させながら、原板の表面全体に第二塗料を塗布する。塗布としては、スプレー、フローコーターなどの一般的な塗装手段が行われる。
塗布された第二塗料の一部を掻き取る工程も、第二塗料が塗布された原板を左右方向に搬送させながら、ロール等の掻き取り部材を原板の表面に接触させることにより行う。原板の表面には、木目形成凸部、分断凹部が形成されているので、掻き取り部材を接触させると、木目形成凸部に塗布された第二塗料が掻き取られ、第一塗膜が露見することとなる。一方、分断凹部、木目形成凹部においては、第二塗料が掻き取られにくいので、第二塗膜が形成され、第二塗膜が露見することとなる。そのため、第一の製造方法では、第二塗膜の下に第一塗膜が形成されることとなる。
なお、掻き取り部材は原板の搬送方向に対して垂直に配されていると、塗料の掻き取りが左右方向に行われるので、左右方向に塗膜厚の変化がうまれ、左右方向に色調変化に富み、より立体的に見える、分断凹部の左右端部におけるが際立ち、より立体的に見える、木目形成凸部に塗布された第二塗料の掻き取りがスムーズに行えるなどの理由により好ましい。
第二の製造方法は、原板の表面に第二塗膜を形成する第二塗料を塗布し、乾燥する工程と、木目形成凸部に塗装ロールを押し当て、木目形成凸部に第一塗膜を形成する第一塗料を塗布し、乾燥する工程とを有する。
原板の表面には、木目調を呈するための木目形成凸部と、上下方向に延びた分断凹部が、それぞれ複数形成されている。木目形成凸部と分断凹部については、前述した通りである。また、木目形成凹部も形成されている。
原板の表面に第二塗膜を形成する第二塗料を塗布し、乾燥する工程では、原板を左右方向に搬送させながら、原板の表面全体に第二塗料を塗布する。第二塗料としては、第一塗料よりも明度が低い塗料を用いる。
木目形成凸部に塗装ロールを押し当て、木目形成凸部に第一塗膜を形成する第一塗料を塗布し、乾燥する工程においても、第二塗膜が形成された原板を左右方向に搬送させながら、木目形成凸部に塗装ロールを押し当てることにより行う。原板の表面には、木目形成凸部が形成されているので、塗装ロールを接触させると、木目形成凸部に第一塗料が転写し、木目形成凸部に第一塗膜が形成されることとなる。一方、分断凹部においては、第一塗料が転写されにくいので、第二塗膜が露見することとなる。そのため、第二の製造方法では、第一塗膜の下に第二塗膜が形成されることとなる。
なお、塗装ロールは原板の搬送方向に対して垂直に配されていると、塗料の転写が左右方向に行われるので、左右方向に塗膜厚の変化がうまれ、左右方向に色調変化に富み、より立体的に見える、木目形成凸部への第一塗料の転写がスムーズに行えるなどの理由により好ましい。
第一、第二いずれの製造方法においても、前述した通り、木目形成凸部は左右に延びているので、第一塗膜は左右に延びるよう形成される。
一方、分断凹部は木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びているので、第二塗膜は、第一塗膜を左右に分断するよう上下に延びることとなる。
第一塗料は第二塗料より明度が高いので、第一塗膜の明度は第二塗膜の明度よりも高い。そのため、木目形成凸部の第一塗膜が目立つとともに、第二塗膜は陰影を表すこととなる。第二塗膜は分断凹部に沿って上下に形成されるとともに、分断凹部は細長形状なので、第二塗膜がアクセントとなり、第一塗膜の形状(木目形成凸部の形状)がより際立つこととなる。
また、第一、第二いずれの製造方法においても、第二塗膜の形状は分断凹部の形状を反映したものとなる。
分断凹部の右端部が鋸刃形状の原板を用いた場合には、第二塗膜の右端部も鋸刃形状となり、木目形成凸部に鋸刃模様のアクセントを付加することとなり、好ましい。もちろん、左端部を鋸刃模様とすることもできる。分断凹部の左右端部が鋸刃形状の場合には、第二塗膜の左右端部も鋸刃形状となり、より好ましい。
鋸刃模様の他にも、分断凹部の右端部が直線形状の原板を用いた場合には、第二塗膜の右端部も直線形状となり、右端部に隣接した木目形成凸部の端部が際立つので好ましい。
分断凹部の左右方向の幅が一定な原板を用いた場合には、第二塗膜の左右方向の幅も一定となる。分断凹部の左右方向の幅が不規則な原板を用いた場合には、第二塗膜の左右方向の幅も不規則となり、手作業による加工を行ったような質感を呈するので好ましい。
分断凹部が上下方向に連続な原板を用いた場合には、第二塗膜も上下方向に連続となるが、分断凹部が上下方向に不連続な原板を用いた場合には、第二塗膜も上下方向に不連続となり、手作業による加工を行ったような質感を表現できるので好ましい。
以下に図を用いて本発明の建築板及びその製造方法にかかる実施例を説明する。
図1は、本発明にかかる建築板1の正面図である。
図1に示す建築板1は、原板として木繊維補強セメント板を用いている。原板表面には、左右に延びた凹溝31と、上下に延びた凹溝32が複数設けられている。原板は、凹溝31により上下に区画されるとともに、凹溝32により左右に区画されている。そして、区画されたそれぞれの領域には、表面に年輪、ヒビを表現した凹凸模様が形成されており、その凸部が木目形成凸部11であり、凹部が木目形成凹部である。木目形成凸部、木目形成凹部ともに左右方向に延びている。なお、凹溝31、32の深さは、区画された領域の凹凸模様よりも深く形成されている。
図1に示す建築板1では、木目形成凸部11を分断するように、分断凹部21、22が上下に延びている。分断凹部21は細長形状で連続して上下に延びるとともに、左端部は直線状で上下に連続しており、右端部は木目形成凸部の端部形状により起伏に富む。すなわち、右端部は直線状ではなく、鋸刃で削ったようなギザギザな形状である。分断凹部22は細長形状で断続的に上下に延びるとともに、左右両端は木目形成凸部の端部形状により起伏に富み、鋸刃で削ったようなギザギザな形状である。
木目形成凸部11、分断凹部21、22に形成された塗膜については、以下に製造方法を述べながら詳しく説明する。
建築板1は、原板を左右方向に搬送させながら、第一塗料の塗布、第二塗料の塗布、掻き取りを行うことにより製造される。左右方向とは、木目形成凸部が延びている方向である。原板の表面全体には、第一塗料として、薄茶色のアクリルシリコン塗料をスプレーにより7g/尺塗布し、100〜115℃のドライヤーで乾燥させた。次いで、その表面全体に、第二塗料として第一塗料よりも明度の低いこげ茶色のアクリルシリコン塗料をスプレーにより7g/尺塗布した。第二塗料が硬化する前に、板の表面に、板の進行方向(搬送方向)に対して垂直に配したゴムロールを接触させ、板の進行方向と同じ方向に回転させることにより第二塗料の掻き取りを行った。そして、85〜100℃のドライヤーで乾燥させ、第二塗膜を形成した。
そのため、得られた建築板1は、図1に示すように、木目形成凸部11には薄茶色の第一塗膜が、分断凹部21、22にはこげ茶色の第二塗膜が露見している。詳しくは、木目形成凸部11は他の部分よりも高いので、ゴムロールにより木目成形凸部11に塗布された第二塗料は掻きとられ、木目形成凸部11、12には第一塗膜が露見している。木目形成凸部11、12は左右方向に延びているので、第一塗膜も左右方向に連続して露見している。一方、分断凹部21、22は窪んでいるので、ゴムロールにより掻きとられない部分が多く存在し、分断凹部21、22には第二塗料が残り、分断凹部21、22には第二塗膜が露見している。
分断凹部21は連続して上下に延びるとともに、左端部は直線状、右端部は細かな刻みのあるギザギザな形状なので、分断凹部21に形成される第二塗膜も連続して上下に延びるとともに、左端部は直線状、右端部は細かな刻みのあるギザギザな形状である。
分断凹部22は断続的に上下に延びるとともに、左右両端は細かな刻みのあるギザギザな形状なので、分断凹部21に形成される第二塗膜も断続的に上下に延びるとともに、左右端部は細かな刻みのあるギザギザな形状である。
なお、凹溝31、32、木目形成凹部も窪んでおり、ゴムロールにより掻きとられない部分が多く存在するので、第二塗料が残り、第二塗膜が露見している。
前述の通り、建築板1は、凹溝31、32により区画された領域に木目形成凸部11が形成されているので、木板を複数貼り付けたような外観を呈する。そして、一部の領域には、細長形状の分断凹部21、22が上下方向に形成されており、分断凹部には木目形成凸部に形成されている第一塗膜よりも明度が低い第二塗膜が形成されているので、分断凹部21、22がアクセントとなり、第一塗膜の形状(木目形成凸部の形状)がより際立ち、立体感のある木目調外観を呈することができる。
また、分断凹部21、22は端部が鋸刃で削ったような形状を有するので、鋸等を用いた手作業による加工のような質感を呈する。
更に、端部が直線状の分断凹部21が形成されているので、その端部に隣接した木目形成凸部の端部がより際立ち、より立体感のある外観を呈することができる。
なお、図1の建築板1では一部の領域にのみ分断凹部を設けたが、これに限定されず、木目形成凸部が形成された全ての領域に分断凹部を設けても良い。
図2は、木目形成凸部が形成された全ての領域に分断凹部を設けた、本発明にかかる他の建築板2の正面図である。建築板2においても、建築板1と同様に、分断凹部により第一塗膜の形状(木目形成凸部の形状)がより際立ち、立体的な木目調外観を呈することができる。
図3は、本発明にかかる更に他の建築板3の正面図である。
図3に示す建築板3も、原板として木繊維補強セメント板を用いている。原板表面は凹溝31により上下に区画されるとともに、凹溝32により左右に区画されている。そして、区画されたそれぞれの領域には、表面に年輪、ヒビを表現した凹凸模様が形成されており、その凸部が木目形成凸部13であり、凹部が木目形成凹部である。木目形成凸部、木目形成凹部ともに左右方向に延びている。
図3に示す建築板3では、木目形成凸部13を分断するように、分断凹部23、24が上下に延びている。分断凹部23は細長形状で連続して上下に延びるとともに、左右両端はいずれも直線状ではなく、木目形成凸部の端部形状により起伏に富み、鋸刃で削ったようなギザギザな形状である。分断凹部24は細長形状で断続的に上下に延びるとともに、左右両端は木目形成凸部の端部形状により起伏に富み、鋸刃で削ったようなギザギザな形状である。
木目形成凸部13、分断凹部23、24に形成された塗膜については、以下に製造方法を述べながら詳しく説明する。
建築板3は、原板を左右方向に搬送させながら、第二塗料の塗布、第一塗料の塗布を行うことにより製造される。左右方向とは、木目形成凸部が延びている方向である。原板の表面全体には、第二塗料として、第二塗料として第一塗料よりも明度の低いこげ茶色のアクリルシリコン塗料をスプレーにより7g/尺塗布し、85〜100℃のドライヤーで乾燥させた。次いで、第二塗膜が形成された原板を左右方向に搬送させながら、木目形成凸部に、板の進行方向(搬送方向)に対して垂直に配した塗装ロールを押し当て、薄茶色のアクリルシリコン塗料を7g/尺塗布し、100〜115℃のドライヤーで乾燥させ、第一塗膜を形成した。
そのため、得られた建築板3は、図3に示すように、木目形成凸部13には薄茶色の第一塗膜が、分断凹部23、24にはこげ茶色の第二塗膜が露見している。詳しくは、木目形成凸部13は他の部分よりも高いので、木目形成凸部が塗装ロールと接触することとなり、塗装ロール上の第二塗料は木目形成凸部に転写する。そのため、木目形成凸部には第一塗膜が露見している。木目形成凸部13は左右方向に延びているので、第一塗膜も左右方向に連続して露見している。一方、分断凹部23、24は窪んでいるので、塗装ロールと接触しない部分が多く存在し、分断凹部23、24には第二塗料が残り、分断凹部23、24には第二塗膜が露見している。分断凹部23は連続して上下に延びるとともに、左右両端部はギザギザな形状なので、分断凹部23に形成される第二塗膜も連続して上下に延びるとともに、左右両端部はギザギザな形状である。分断凹部24は断続的に上下に延びるとともに、左右両端はギザギザな形状なので、分断凹部24に形成される第二塗膜も断続的に上下に延びるとともに、左右両端部はギザギザな形状である。
なお、凹溝31、32、木目形成凹部も窪んでおり、塗装ロールと接触しない部分が多く存在するので、第二塗膜が露見している。
前述の通り、建築板3は、凹溝31、32により区画された領域に木目形成凸部13が形成されているので、木板を複数貼り付けたような外観を呈する。そして、一部の領域には、細長形状の分断凹部23、24が上下方向に形成されており、分断凹部23、24には木目形成凸部13に形成されている第一塗膜よりも明度が低い第二塗膜が形成されているので、分断凹部23、24がアクセントとなり、第一塗膜の形状(木目形成凸部の形状)がより際立ち、立体的な木目調外観を呈することができる。また、分断凹部23、24は端部が鋸刃で削ったような形状を有するので、鋸等を用いた手作業で加工したような質感を呈する。
図4は、本発明にかかる更に他の建築板4の正面図である。
図4に示す建築板4は、原板として金属板を用いている。原板表面は凹溝31により上下に区画されるとともに、凹溝32により左右に区画されている。そして、区画されたそれぞれの領域には、表面に年輪、ヒビを表現した凹凸模様が形成されており、その凸部が木目形成凸部14であり、凹部が木目形成凹部である。木目形成凸部、木目形成凹部ともに左右方向に延びている。
建築板4では、木目形成凸部14を分断するように、分断凹部25、26が上下に延びている。分断凹部25は細長形状で連続して上下に延びるとともに、左右両端はいずれも直線状ではなく、木目形成凸部の端部形状により起伏に富み、鋸刃で削ったようなギザギザな形状である。分断凹部26は細長形状で断続的に上下に延びるとともに、左右両端は木目形成凸部の端部形状により起伏に富み、鋸刃で削ったようなギザギザな形状である。
建築板4は、上述した建築板3と同じ方法により塗装される。すなわち、原板を左右方向に搬送させながら、原板の表面全体に第二塗料として第一塗料よりも明度の低いこげ茶色のアクリルシリコン塗料をスプレーにより7g/尺塗布し、85〜100℃のドライヤーで乾燥させた。次いで、第二塗膜が形成された原板を左右方向に搬送させながら、木目形成凸部に、板の進行方向(搬送方向)に対して垂直に配した塗装ロールを押し当て、薄茶色のアクリルシリコン塗料を7g/尺塗布し、100〜115℃のドライヤーで乾燥させ、第一塗膜を形成した。
そのため、得られた建築板4は、図4に示すように、木目形成凸部14には薄茶色の第一塗膜が、分断凹部25、26にはこげ茶色の第二塗膜が露見している。分断凹部25は連続して上下に延びるとともに、左右両端部はギザギザ形状なので、分断凹部25に形成される第二塗膜も連続して上下に延びるとともに、左右両端部はギザギザ形状である。分断凹部26は断続的に上下に延びるとともに、左右両端はギザギザ形状なので、分断凹部26に形成される第二塗膜も断続的に上下に延びるとともに、左右両端部はギザギザ形状である。
また、凹溝31、32、木目形成凹部も窪んでおり、塗装ロールと接触しない部分が多く存在するので、第二塗膜が露見している。
前述の通り、建築板4は、凹溝31、32により区画された領域に木目形成凸部14が形成されているので、木板を複数貼り付けたような外観を呈する。そして、一部の領域には、細長形状の分断凹部25、26が上下方向に形成されており、分断凹部25、26には木目形成凸部14に形成されている第一塗膜よりも明度が低い第二塗膜が形成されているので、分断凹部25、26がアクセントとなり、第一塗膜の形状(木目形成凸部の形状)がより際立ち、立体的な木目調外観を呈することができる。また、分断凹部は端部が鋸刃で削ったような形状を有するので、鋸等で手作業により加工したような質感を呈する。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載の発明の範囲において種々の変形態を取り得る。
以上説明したように、本発明によれば、立体感や加工された木材の風合いを有する建築板及びその製造方法を提供することができる。
1〜4 建築板
11、13、14 木目形成凸部
21〜26 分断凹部
31、32 凹溝

Claims (9)

  1. 木目調を呈するための凹凸が形成された原板の表面に、第一塗膜、第二塗膜が形成された建築板であって、
    前記原板の表面には、複数の木目形成凸部と、複数の分断凹部とが形成されており、
    前記木目形成凸部は、左右に延びており、
    前記分断凹部は、細長形状であって、前記木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びており、
    前記木目形成凸部には、前記第一塗膜が形成されており、
    前記分断凹部には、前記第二塗膜が形成されており、
    前記第一塗膜の明度は前記第二塗膜の明度よりも高い
    ことを特徴とする建築板。
  2. 請求項1に記載の建築板であって、
    前記分断凹部の左右端部の少なくとも片側は鋸刃形状であり、
    前記第二塗膜の左右端部の少なくとも片側は鋸刃形状である
    ことを特徴とする建築板。
  3. 請求項1又は2に記載の建築板であって、
    前記分断凹部の左右端部の少なくとも片側は直線形状であり、
    前記第二塗膜の左右端部の少なくとも片側は直線形状である
    ことを特徴とする建築板。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の建築板であって、
    前記分断凹部は、上下方向に連続していない
    ことを特徴とする建築板。
  5. 木目調を呈するための複数の木目形成凸部を有する原板の表面に、第一塗膜、第二塗膜を形成する建築板の製造方法であって、
    前記原板の表面に第一塗膜を形成する第一塗料を塗布し、乾燥する工程と、
    第二塗膜を形成する第二塗料を塗布する工程と、
    前記第二塗料が硬化する前に、第二塗料の一部を掻き取る工程とを有し、
    前記原板には、上下方向に延びた分断凹部が複数形成されており、
    前記木目形成凸部は、左右に延びており、
    前記分断凹部は、細長形状であって、前記木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びており、
    前記第一塗料の明度は前記第二塗料の明度よりも高い
    ことを特徴とする建築板の製造方法。
  6. 木目調を呈するための複数の木目形成凸部を有する原板の表面に、第一塗膜、第二塗膜を形成する建築板の製造方法であって、
    前記原板の表面に第二塗膜を形成する第二塗料を塗布し、乾燥する工程と、
    前記木目形成凸部に塗装ロールを押し当て、木目形成凸部に第一塗膜を形成する第一塗料を塗布し、乾燥する工程とを有し、
    前記原板には、上下方向に延びた分断凹部が複数形成されており、
    前記木目形成凸部は、左右に延びており、
    前記分断凹部は、細長形状であって、前記木目形成凸部を左右に分断するよう上下に延びており、
    前記第一塗料の明度は前記第二塗料の明度よりも高い
    ことを特徴とする建築板の製造方法。
  7. 請求項5又は6に記載の建築板の製造方法であって、
    前記原板において、前記分断凹部の左右端部の少なくとも片側は鋸刃形状である
    ことを特徴とする建築板。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の建築板の製造方法であって、
    前記原板において、前記分断凹部の左右端部の少なくとも片側は直線形状である
    ことを特徴とする建築板の製造方法。
  9. 請求項5〜8のいずれか一項に記載の建築板の製造方法であって、
    前記原板において、前記分断凹部は上下方向に連続していない
    ことを特徴とする建築板の製造方法。
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