JP2013007156A - 金属サイディング - Google Patents

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Abstract

【課題】立体感に富み、ランダムで自然な風合いを与え、塗装作業も容易な金属サイディングを提供すること。
【解決手段】目地が形成され、裏面材3からの高さが略等しい複数の柄部5が設けられている金属面板2を有する金属サイディング1であって、一部の柄部5の垂直方向の下方域には、内側斜め下方へ傾斜する傾斜面部7が設けられているとともに、この傾斜面部7の下端には切込溝9が設けられている金属サイディング1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属サイディングに関する。
金属サイディングは、経年変化に対する耐久性が高く、軽量で取り扱いやすいため、建物の外壁などに広く使用されている。また、金属サイディングは、表面の金属面板が平坦なままでは意匠性に劣り、安価な印象を与えやすいため、プレス成形やロールエンボス加工などによって表面に様々な凹凸形状、深彫模様等の柄が付与されている。
そして、近年、金属サイディングの高意匠化が進み、立体感に富み、自然な印象を与える柄を有するものが高級感を感得させるとして人気を集めている。
図3に示すように、例えば、特許文献1では、目地に隣接する柄部(装飾部)の縁部を平坦に形成した金属サイディングが提案されている。この金属サイディングは、隆起した柄部Xが明確な境界線で目地から区別されるため、立体感に優れているとされている。また、柄部Xと目地を明確に区別できるため、塗装において、装飾部用の塗料が目地部にまで塗布されるのを防止できるとされている。
特開2001−55825号公報
しかしながら、特許文献1の金属サイディングは、柄部Xの内部に形成された凹凸模様Yによって立体感を表現しようとするものである。すなわち、柄部X自体の平均的な高さ(突出方向の高さ)は略均一に形成されているため、柄部X同士の間での変化に乏しい。このため、金属サイディング全体としては、起伏が少ない印象を与え、ランダムで自然な風合いを十分表現できているとは言えない。
一方、金属サイディングにランダムで自然な風合いを与える方法としては、例えば、表面の金属面板に高さの異なる柄部を設ける方法も考えられる。しかしながら、この場合、高さが低い柄部では、柄部内の表面凹凸に深みを与えることが難しく、凹凸感の低下によって、逆に安価な印象を与えやすい。さらに、金属サイディングを塗装する際に、高さが低い柄部に塗装することは容易ではなく、塗装工程が複雑化するという問題もある。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、立体感に富み、ランダムで自然な風合いを与え、塗装作業も容易な金属サイディングを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明の金属サイディングは、目地が形成され、裏面材からの高さが略等しい複数の柄部が設けられている金属面板を有する金属サイディングであって、一部の柄部の垂直方向の下方域には、内側斜め下方へ傾斜する傾斜面部が設けられているとともに、この傾斜面部の下端には切込溝が設けられていることを特徴としている。
この金属サイディングでは、前記傾斜面部は、近接する柄部よりも表面凹凸が粗く形成されていることが好ましい。
この金属サイディングでは、前記目地は、横目地として浅目地と深目地とが形成されており、浅目地の溝深さD1、深目地の溝深さD2および前記切込溝の溝深さD3が、D2>D1>D3であることが好ましい。
本発明の金属サイディングによれば、立体感に富み、ランダムで自然な風合いを与えることができ、塗装作業も容易となる。
本発明の金属サイディングの一実施形態を例示した斜視断面図である。 本発明の金属サイディングの金属面板の一実施形態の部分断面を例示した概要図である。 従来の金属サイディングの一例を示した斜視断面図である。
本発明において、「上側または上方」とは、金属サイディングを施工した場合の垂直方向の上側に位置する方向をいい、「下側または下方」とは、金属サイディングを施工した場合の垂直方向の下側に位置する方向をいうものとする。以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の金属サイディングの一実施形態を例示した斜視断面図である。図2は、本発明の金属サイディングの金属面板の一実施形態の部分断面を例示した概要図である。
金属サイディング1は、金属面板2と裏面材3とが間隔を隔てて並設されており、金属面板2と裏面材3との間には芯材4が充填されている。
金属面板2には、高さが略等しい柄部5が縦方向および横方向に連続配置されており、柄部5同士の間には、目地として、横目地6および縦目地(図示していない)が設けられている。また、柄部5には、凹凸模様が形成されている。なお、柄部5の凹凸模様の図示は省略している。
ここで、「柄部の高さ」とは、裏面材3から金属面板2の柄部5の表面までの長さを基準とすることができる。したがって、「柄部の高さが略等しい」とは、それぞれの柄部5が略同一平面上に形成されていることをいう。また、柄部5の高さの差異は、表面の塗装に影響しない範囲であれば許容され、具体的には、1mm程度の差があってもよい。
柄部5の高さは、従来と同様に維持されているため、凹凸模様を深く形成することができ、立体感に優れている。
金属面板2の柄部5の高さが略等しく形成されているため、金属サイディング1は、柄部5(縦目地、横目地6以外の部分)のみに所望の塗料を均一に塗装することができ、塗装作業が容易である。また、縦目地および横目地6に塗装する場合にも、柄部5との塗り分けが容易である。
横目地6は、溝深さおよび溝幅が異なる複数のタイプによって構成されている。具体的には、図2にも示した横目地6は、溝深さD1がおよそ1mm〜3mmの浅目地61と、溝深さD2がおよそ4mm〜6mmの深目地62とによって構成されている。
浅目地61は、略V字状の溝に形成されている。深目地62は、目地下面62aと、目地底面62bと、目地上面62cとによって形成された略コ字状の溝に形成されている。深目地62の表面溝幅Lは、例えば5mm〜10mmの範囲で適宜設計することができる。
また、深目地62の目地下面62aおよび目地上面62cは、目地底面62bに向かって互いに接近する方向へ傾斜している。具体的には、深目地62は、目地底面62bに対する目地上面62cの傾斜角度θ1が45°〜85°に形成されていることが好ましい。さらに、深目地62の上側(図2中の右側)に近接する柄部5は平坦に形成されており、傾斜や切り欠きなどは形成されていない。このため、深目地62の溝深さD2が強調され、立体感に富んだ印象を与えることができる。
金属面板2に設けられた柄部5の一部には、その下方域に、内側斜め下方へ傾斜する傾斜面部7が設けられている。傾斜面部7の傾斜角度θ2は、例えば、好適には、15°〜45°の範囲で適宜設計することができる。傾斜面部7の傾斜角度θ2は、対向する下側(図2中の左側)の柄部5の傾斜端部8の傾斜角度よりも小さく、幅M(縦方向長さ)は、やや長く形成されている。さらに、傾斜面部7は、柄部5よりも表面凹凸が粗く形成されている。そして、傾斜面部7の下端には、対向する下側の柄部5の傾斜端部8との間に、内側へ切り込む切込溝9が設けられている。切込溝9は、浅目地61よりも溝深さを浅く形成することができ、その溝深さD3は、例えば、1mm〜2mm程度を例示することができる。
金属面板2の傾斜面部7の下端に切込溝9が形成されていることで、この部分に濃い黒色の影を映すことができる。さらに、金属面板2の傾斜面部7は、その傾斜と表面凹凸によってやや色の薄い影を表現することができる。したがって、切込溝9付近では、柄部5から切込溝9へ近づくにしたがって、影が濃くなるグラデーション効果が発揮され、より深みのある印象を与えることができる。このため、柄部5の高さを略等しく形成しても、近接する柄部5同士に段差があり、起伏に富んでいるような錯覚、印象を与えることができ、立体感に富み、ランダムで自然な風合いを表現でき、高級感を演出できる。
また、柄部5にのみトップ色を塗布し、傾斜面部7へのトップ色の塗布を行わない場合には、傾斜面部7の色味をより暗く表現することができるため、グラデーションの効果が一層高まり、さらに高級感を高めることができる。
さらに、金属サイディング1は、金属面板2の浅目地61の溝深さD1、深目地62の溝深さD2、切込溝9の溝深さD3が、D2>D1>D3の関係にある。このため、金属面板2に形成された溝の深さに変化が生まれ、立体感が一層際立っている。
金属面板2は、厚さ0.2〜0.5mm程度であり、材料は、普通鋼板、めっき鋼板、塗装鋼板、ステンレス鋼板などの鋼板や、アルミニウム板、銅板、これらの金属に亜鉛や、ニッケルなどを含有させた合金板などを使用することができる。また、金属面板2の表面の全部又は一部にアクリルビーズ,プラスチックビーズ等を付着させることにより、艶消し処理することもできる。
柄部5が付与された金属面板2は、芯材4を背面側に充填した後、裏面材3が貼り合わされ、金属サイディング1が形成される。芯材4としては、ポリウレタン樹脂フォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、ポリスチレンフォーム、フェノール樹脂フォーム、塩化ビニル樹脂フォームなどの発泡樹脂や、ロックウール、石膏ボードなど、一般に断熱材料として用いられている材料を例示することができる。裏面材3には、普通鋼鋼板、ステンレス鋼板、塗装鋼板などを使用することができる。
本発明の金属サイディングは以上の形態に限定されるものではない。例えば、金属面板の表面に切込溝とともに形成される横目地は、浅目地、深目地のいずれか一方であってもよい。また、横目地(浅目地、深目地)および縦目地は、溝深さや溝幅が異なるものを混在させることもできる。
1 金属サイディング
2 金属面板
3 裏面材
5 柄部
6 横目地
61 浅目地
62 深目地
7 傾斜面部
9 切込溝

Claims (3)

  1. 目地が形成され、裏面材からの高さが略等しい複数の柄部が設けられている金属面板を有する金属サイディングであって、一部の柄部の垂直方向の下方域には、内側斜め下方へ傾斜する傾斜面部が設けられているとともに、この傾斜面部の下端には切込溝が設けられていることを特徴とする金属サイディング。
  2. 前記傾斜面部は、近接する柄部よりも表面凹凸が粗く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属サイディング。
  3. 前記目地として浅目地と深目地とが形成されており、浅目地の溝深さD1、深目地の溝深さD2および前記切込溝の溝深さD3が、D2>D1>D3であることを特徴とする請求項1または2に記載の金属サイディング。
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