JP2016182658A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークを加工する加工部を装置の構成に干渉させずに、高い寸法精度でワークの外周部を任意の形状に加工することができる加工装置を提供する。
【解決手段】ワーク110を加工する加工装置であって、第一主軸および先端をz方向の一方に向けて第一主軸に取り付けられる第一工具を有する第一加工部10と、第二主軸および先端をz方向の他方に向けて第二主軸に取り付けられる第二工具を有する第二加工部20と、z方向においてワーク110を挟んで固定する固定装置と、を備えている。第一加工部10および第二加工部20のそれぞれと固定装置とが、x方向およびy方向において相対移動可能である。固定装置は、z方向の一方からワークを固定する第一固定部30と、z方向の他方からワークを固定する第二固定部40と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィルムの積層体等のワークを加工する加工装置に関する。
液晶モニタ、携帯電話および携帯情報端末等の表示部分の構成として偏光板が用いられている。
偏光板は、例えば、偏光子と、偏光子の上下に積層される保護層とにより構成されており、偏光子と保護層は、粘着剤や接着剤を介して積層される。偏光板は、上記製品等に用いるために、偏光板を複数枚積層した状態で、刃型による打抜き加工等により所定の寸法に切断される。
偏光板を打抜き加工等により切断すると、偏光板の切断面(外周部)から粘着剤がはみ出し、また偏光板の加工において高い寸法精度が求められる場合には、そのような寸法精度を確保することができないので、打抜き加工等の後に、別途偏光板の切断面の加工が行われる。
ところで、偏光板のうち、携帯電話やスマートフォンに用いられるものは、大きさが小型であり、高い寸法精度で加工することが求められている。さらに、これらの偏光板については、切断面の角部をR面取りすることや、切断面を内側に窪ませる等、切断面を任意の形状にすることが求められている。
偏光板の切断面を加工する装置として、特許文献1には、矩形に切断された積層シートの切断面を切削加工する切削加工装置であって、積層シートを複数枚重ねて形成される被切削体を固定するクランプ機構と、被切削体の切断面に垂直な回転軸および前記被切削体の切断面側に突き出して設けられた切削刃を有する切削部材と、を備える装置が開示されている。
また、特許文献2には、偏光板の積層体の切削加工されるべき端面に平行であって、厚み方向に平行にまたはある角度をもって回転軸が延びる円柱状回転体と、該円柱状回転体の側面の回転軸方向に沿って配設された複数の切削刃とを備える切削回転体を2つ用いて、偏光板の積層体の端面を切削する端面加工偏光板の製造方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1記載の装置は、その切削部材の形態より、偏光板の切断面の角部をR面取りすることや、偏光板の切断面を任意の形状に加工することはできない。また、特許文献1記載の装置は、主に液晶モニタ等に用いられる比較的に大きな偏光板を対象とするものであるため、携帯電話やスマートフォン用の小型の偏光板に対しては、寸法精度の高い加工を行うことができない。
また、特許文献2記載の製造方法では、偏光板の切断面において、角部の切削を行うことは可能であるが、切削回転体が偏光板の前後または左右のスケールに対して比較的に大きく、細かい加工を行うことができないので、偏光板の切断面の角部をR面取りすることや、偏光板の切断面を任意の形状に加工することはできない。
さらに、特許文献2記載の製造方法では、小型の偏光板を加工する場合には、切削回転体を支持する部分等が、切削回転体よりも装置側に突出するので、その部分等がワークを固定する固定部等の装置の構成に干渉し、ワークを加工することができない可能性がある。
特開2005−224935号 特開2012−203209号
本発明は、ワークを加工する加工部を装置の構成に干渉させずに、高い寸法精度でワークの外周部を任意の形状に加工することができる加工装置を提供することを目的とする。
ワークを加工する加工装置は、z方向を回転軸として工具を回転させる第一主軸およびz方向に平行な面に切削刃が設けられ、先端をz方向の一方に向けて第一主軸に取り付けられる第一工具を有する第一加工部と、z方向を回転軸として工具を回転させる第二主軸およびz方向に平行な面に切削刃が設けられ、先端をz方向の他方に向けて第二主軸に取り付けられる第二工具を有する第二加工部と、z方向においてワークを挟んで固定する固定装置と、を備えている。
第一加工部および第二加工部のそれぞれと固定装置とが、z方向と直交するx方向およびx方向とz方向に直交するy方向において相対移動可能となっている。
固定装置は、z方向の一方からワークを固定する第一固定部と、z方向の他方からワークを固定する第二固定部と、を有し、第一固定部および第二固定部の両方または一方が、z方向に移動可能となっている。
第一加工部および第二加工部は、回転する第一工具および第二工具の切削刃により、z方向から見たワークの外周部を加工する。
第一固定部は、第一加工部がワークの外周部の外周のうちの第一領域においてワークの外周部を加工する場合に、第一加工部が干渉しない領域である第一の非干渉領域に位置している。
第二固定部は、第二加工部がワークの外周部の外周のうちの第二領域においてワークの外周部を加工する場合に、第二加工部が干渉しない領域である第二の非干渉領域に位置している。
第一の非干渉領域は、第一加工部の第一工具がワークの目標形状の外周部の外周に沿って第一領域を移動すると仮定する場合に、第一加工部が移動する領域を除く領域とすることができる。
また、第二の非干渉領域は、第二加工部の第二工具がワークの目標形状の外周部の外周に沿って第二領域を移動すると仮定する場合に、第二加工部が移動する領域を除く領域とすることができる。
上記加工装置によると、第一固定部および第二固定部を備えることにより、第一加工部および第二加工部をワークの固定装置に干渉させることなく、ワークの外周部を高精度で加工することができる。
また、加工装置は、ワークの外周部の角部をR面取りしたり、ワークの外周部に窪みを形成したりするなど、ワークの外周部を任意の形状に加工することができる。
本発明の実施形態の加工装置を示す平面図である。 本発明の実施形態の加工装置の一部を示す正面図である。 本発明の実施形態の加工装置の一部を示す側面図である。 図3の固定装置周辺を拡大した拡大図である。 ワークおよび第一ワーク固定部を上方から見た模式図である。 ワークおよび第二ワーク固定部を下方から見た模式図である。 第一の非干渉領域を上方から見た模式図である。 図7のVIII−VIII線端面図である。 図7のIX−IX線端面図である。 第二の非干渉領域を下方から見た模式図である。 図10のXI−XI線端面図である。 図10のXII−XII線端面図である。 第一加工部の第一工具によるワークの加工状況を上方から見た模式図である。 第二加工部の第二工具によるワークの加工状況を下方から見た模式図である。 ワークの加工状況を上方から見た模式図である。 ワークの加工状況を上方から見た模式図である。
以下、本発明の実施形態の加工装置について説明する。図1から図4は本発明の実施形態の加工装置を示す。
加工装置は、カバー100と、第一加工部10と、第二加工部20と、固定装置30,40と、制御装置60と、を備えている。
以下の説明において、座標は、基本的に三次元直交座標(x、y、z)に基づくものとする。x方向は左右方向に対応し、y方向は前後方向に対応し、z方向は上下方向に対応する。
加工装置で加工されるワーク110は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、z方向から見た形状が矩形状であるフィルムをz方向に複数枚積層して構成されるフィルムの積層体であるものとする。矩形状のフィルムとしては、例えば偏光板が挙げられる。
また、以下の説明において、ワーク110の外周部116とは、ワーク110の外周の面のことをいい、ワーク110の外周部116の外周118とは、ワーク110の外周部116の周縁(外周の線)のことをいうものとする。本実施形態では、ワーク110の外周部116は、フィルムの積層体の前後左右の4つの側面が該当する。
カバー100のうち左側に位置するy方向に平行な壁面には、y方向に延びる一対のy方向レール74,74,84,84が上下に二つ設けられている。上下の一対のy方向レール74,74,84,84上には、それぞれ第一台車70と第二台車80がy方向に移動可能に取り付けられている。また、カバー100には、第一台車70と第二台車80をそれぞれy方向において移動させるために、y方向駆動装置76,86が設けられている。y方向駆動装置76,86としては、例えば、y方向レール74,74,84,84に沿って延び、第一台車70および第二台車80のそれぞれに取り付けられるボールねじと、それぞれのボールねじを駆動するモータと、を用いることができる。
第一台車70および第二台車80は、それぞれ右側の端部に、x方向に延びるアーム部72,82を備えている。
第一台車70のアーム部72の先端側の部分には、第一加工部の支持部18が設けられている。また、第二台車80のアーム部82の先端側の部分には、第二加工部の支持部28が設けられる。
第一加工部の支持部18には、第一加工部10が下向きに支持されている。第一加工部10は、第一台車70の移動に伴い、y方向に移動する。
第一加工部10は、第一主軸12と、第一工具14と、第一モータ16と、を備えている。
第一主軸12は、z方向に回転軸を有し、その先端部が第一加工部10の下部に位置している。第一主軸12の先端部には、円柱状の第一工具14が、軸をz方向に平行とし、先端を下方に向けた状態で取り付けられている。第一主軸12は、第一モータ16の駆動により回転軸を中心として回転し、これに伴って第一工具14が回転する。
なお、第一加工部10には、上記の第一加工部の支持部18が含まれるものとする。
第二加工部の支持部28には、第二加工部20が上向きに支持されている。第二加工部20は、第二台車80の移動に伴い、y方向に移動する。
第二加工部20は、第二主軸22と、第二工具24と、第二モータ26と、を備えている。
第二主軸22は、z方向に回転軸を有し、その先端部が第二加工部20の上部に位置している。第二主軸22の先端部には、円柱状の第二工具14が、軸をz方向に平行とし、先端を上方に向けた状態で取り付けられている。第二主軸22は、第二モータ26の駆動により回転軸を中心として回転し、これに伴って第二工具24が回転する。
第二加工部20は、第一加工部10と同じ構成であるが、向きが180°異なっている。
なお、第二加工部20には、上記の第二加工部の支持部28が含まれるものとする。
第一工具14および第二工具24は、円柱状であって、少なくともz方向に平行な面、すなわち側面に切削刃15,25を有している。第一工具14および第二工具24の径は、ワーク110のx方向およびy方向における長さより小さくなっている。
第一工具14および第二工具24は、z方向を回転軸として回転しながら、側面の切削刃15,25で、ワーク110の外周部116を加工する。
第一工具14および第二工具24としては、例えばエンドミルを用いることができる。
ところで、加工装置は、ワーク110がフィルムの積層体である場合、工具の強度等の問題から第一工具14および第二工具24の長さを制限する必要があるため、従来の装置や方法に比べ、一度に加工できるフィルムの積層体の積層高が低くなり、加工効率が低下する可能性がある。
この場合、第一加工部10および第二加工部20は、第一工具14および第二工具24を毎分40,000回転以上回転させるものが好ましく、毎分60,000回転以上回転させるものがより好ましい。
第一加工部10および第二加工部20をこのようにすると、ワーク110を高速で加工することができるので、積層体の積層高を低く抑えても、従来の装置や方法と同等かそれ以上の加工効率でワーク110を加工することができる。
カバー100のうち後側に位置するx方向に平行な壁面には、x方向に延びるx方向レール96,96,96が上下に3本設けられている。x方向レール96,96,96上には、第三台車90がx方向に移動可能に取り付けられている。また、カバー100には、第三台車90をx方向に移動させるために、x方向駆動装置98が設けられている。x方向駆動装置98としては、x方向レール96に沿って延び、第三台車90に取り付けられるボールねじと、ボールねじを駆動するモータと、を用いることができる。
第三台車90は、柱部92と、底部94と、を備えている。
第三台車90には、z方向においてワーク110を挟んで固定する固定装置30,40が取り付けられている。固定装置30,40は、z方向の一方からワーク110を固定する第一固定部30と、z方向の他方からワーク110を固定する第二固定部40と、を備えている。
第一固定部30および第二固定部40は、第三台車90の移動に伴い、x方向に移動する。
第一固定部30は、第一加工部10がワーク110の外周部116の外周118のうちの第一領域120でワーク110の外周部116を加工する場合に、第一加工部10が干渉しない領域である第一の非干渉領域122に位置する。
また、第二固定部40は、第二加工部20がワーク110の外周部116の外周118のうちの第二領域130でワーク110の外周部116を加工する場合に、第二加工部20が干渉しない領域である第二の非干渉領域132に位置する。
第一領域120および第二領域130については、図5および図6に示すように、z方向から見たワーク110の外周部116の外周118のうち、ワーク110のy方向の中心を境にして、前側(図中の下側)の領域が第一領域120とし、後側(図中の上側)の領域が第二領域130としている。なお、第一領域120と第二領域130は、z方向から見たワーク110の外周部116の外周118において、互いの領域が重複するものであってもよいし、互いの領域が不連続となるものであってもよい。
第一の非干渉領域122は、図7、図8および図9に示ように、第一の干渉領域124(図中の斜線部分)を除く領域(図中の塗りつぶし部分)とすることができる。
ここで、第一の干渉領域124は、第一加工部10の第一工具14がワークの目標形状114の外周部116の外周118に沿って第一領域120を移動すると仮定する場合に、第一加工部10が移動する領域である。ワークの目標形状114は、ワーク110を加工して形成しようとするワークの形状である。また、図7の点線で示されるワークの初期形状112とは、加工前のワークの形状である。
なお、図7、図8および図9の塗りつぶし部分は、あくまでも第一の非干渉領域122のうちの一部を示すものである。
また、第二の非干渉領域132は、図10、図11および図12に示すように、第二の干渉領域134(図中の斜線部分)を除く領域(図中の塗りつぶし部分)とすることができる。
ここで、第二の干渉領域134は、第二加工部20の第二工具24がワークの目標形状114の外周部116の外周118に沿って第二領域130を移動すると仮定する場合に、第二加工部20が移動する領域である。
なお、図10、図11および図12の塗りつぶし部分は、あくまでも第二の非干渉領域132のうちの一部を示すものである。
第一固定部30および第二固定部40は、それぞれ第一の非干渉領域122または第二の非干渉領域132に位置するものであればどのようなものであっても構わないが、例えば以下に示すような形態とすることができる。
第一固定部30は、ワーク110を固定する第一ワーク固定部32と、第一ワーク固定部32を支持する第一支持部34と、を備えている。第一ワーク固定部32は、その底面がワーク110に接する部分となっている。第一ワーク固定部32の底面は、z方向から見て矩形状であり、xy平面に平行な平らな面となっている。第一支持部34は、柱状であって、その下部が第一ワーク固定部32の上部に接続している。
第一ワーク固定部32および第一支持部34は、第一の干渉領域124を除く領域、すなわち第一の非干渉領域122に位置している。
第三台車90の柱部92の正面には、z方向に延びる一対のz方向レール36,36が設けられている。z方向レール36,36上には、第一支持部34がz方向に移動可能に取り付けられている。第三台車90の柱部92には、z方向にロッド52を進退させるシリンダを有するz方向駆動装置50が備えられている。z方向駆動装置50のロッド52の先端は、第一支持部34の上端に取り付けられている。z方向駆動装置50も第一の干渉領域124を除く領域、すなわち第一の非干渉領域122に位置している。
z方向駆動装置50の駆動により、第一固定部30がz方向において移動し、ワーク110の固定とその解除が行われる。
第二固定部40は、ワーク110を固定する第二ワーク固定部42と、第二ワーク固定部42を支持する第二支持部44と、を備えている。第二ワーク固定部42は、上面がワーク110に接する部分となっている。第二ワーク固定部42の上面は、z方向から見て矩形状であり、xy平面に平行な平らな面となっている。第二支持部44は、柱状であって、その上部が第二ワーク固定部42の下部に接続し、その下部が第三台車90の底部94に接続している。
第二ワーク固定部42および第二支持部44は、第二の干渉領域134を除く領域、すなわち第二の非干渉領域132に位置している。
固定装置30,40でワーク110を固定する場合には、第一ワーク固定部32または第二ワーク固定部42とワーク110との間に、合成樹脂製の介在部54を介在させてワーク110を固定する。介在部54を設けることにより、第一ワーク固定部32の底面への第二工具24の干渉や、第二ワーク固定部42の上面への第一工具14の干渉を防止することができる。
制御装置60は、第一加工部10および第二加工部20をそれぞれ制御して、第一工具14および第二工具24を回転させる。また、制御装置60は、x方向駆動装置98、y方向駆動装置76,86およびz方向駆動装置50をそれぞれ制御して、固定装置30,40、第一加工部10および第二加工部20を移動させる。
第一加工部10、第二加工部20および固定装置30,40の移動については、これらがx方向およびy方向において相対移動するものであれば、どのような形態であってもよい。例えば、加工装置は、第一加工部10および第二加工部20がx方向およびy方向に移動し、固定装置30,40が移動しないものであってもよい。
また、加工装置は、第一加工部10および第二加工部20がz方向に移動するものであってもよい。加工装置をこのようにすると、ワーク110に孔等を形成することができる。
また、加工装置は、第一固定部30ではなく第二固定部40がz方向に移動するものであってもよいし、第一固定部30および第二固定部40の両方が、z方向に移動するものであってもよい。
次に、加工装置の使用方法について説明する。まず、ワーク110を固定装置30,40により固定する。具体的には、ワーク110を、第二固定部40の第二ワーク固定部42の上面に、ワーク110の側面がx方向およびy方向に直交するように設置する。そして、z方向駆動装置50を駆動して第一固定部30を下方に下して、ワーク110を第一ワーク固定部32と第二ワーク固定部42に挟み込んで固定する。
次いで、図13に示すように、第一加工部10の第一工具14によりワーク110の外周部116(側面)の外周118のうちの第一領域120においてワーク110の外周部116を加工(切削)する。次いで、図14に示すように、第二加工部20の第二工具24によりワーク110の外周部116(側面)の外周118のうちの第一領域120においてワーク110の外周部116を加工(切削)する。具体的には、第一加工部10の第一工具14で、ワーク110の右側面のy方向における中心位置からワーク110の左側面のy方向における中心位置まで、時計回りでワーク110の外周部116を加工する。次いで、第二加工部20の第二工具24で、ワーク110の左側面のy方向における中心位置からワーク110の右側面のy方向における中心位置まで、時計回りでワーク110の外周部116を加工する。
加工装置は、ワーク110の外周部116(側面)において、ワーク110の面と平行に切削することは勿論、図15に示すように、ワーク110の角部のR面取りを行うことができる。また、加工装置は、図16に示すように、ワーク110の外周部116に窪みを形成するなどワーク110の外周部116を任意の形状に切削することができる。
なお、図15および図16は、第一加工部10の第一工具14により加工を行う状況を示しているが、第二加工部20の第二一工具24でも、ワーク110の外周部116を任意の形状に切削することができる。
なお、第一領域120は、第一加工部10が第一固定部30に干渉することなくワーク110の外周部116の加工を行うことが可能なワーク110の外周部116の外周118の領域であり、必ずしもワーク110の外周部116における第一加工部10の加工する領域を示すものではない。第一加工部10がワーク110の外周部116を加工する領域は、第一領域120であってもよいし、第一領域120の範囲内であってもよいし、第一加工部10が第一固定部30に干渉しないのであれば第一領域120を超える範囲であってもよい。
また、第二領域130は、第一領域120と同様に、第二加工部20が第二固定部40に干渉することなくワーク110の外周部116の加工を行うことが可能なワーク110の外周部116の外周118の領域であり、必ずしもワーク110の外周部116における第二加工部20の加工する領域を示すものではない。第二加工部20がワーク110の外周部116を加工する領域は、第二領域130であってもよいし、第二領域130の範囲内であってもよいし、第二加工部20が第二固定部40に干渉しないのであれば第二領域130を超える範囲であってもよい。
上記加工装置は、第一固定部30および第二固定部40を備えることにより、第一加工部10および第二加工部20を固定装置30,40に干渉させることなく、ワーク110の外周部116を高精度で加工することができる。
また、加工装置は、第一加工部10および第二加工部20を備えることにより、ワーク110の加工の途中でワーク110の固定を解除し、ワーク110の向きを変えることなくワーク110の外周部116の加工を行うことができるので、ワーク110の固定の解除および再固定にともなってワーク110の加工精度が低下するということもない。
また、加工装置は、ワーク110の外周部116の角部をR面取りしたり、ワーク110の外周部116に窪みを形成したりするなど、ワーク110の外周部116を任意の形状に加工することができる。
また、加工装置は、第一工具14および第二工具24をエンドミルとすると、ワーク110をより一層複雑な形状に加工することができ、従来のフィルムの積層体の加工装置に比べ、非常に優れた寸法精度で加工することができる。
本発明の加工装置は、上記実施形態に特に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変更することができる。
10 第一加工部
12 第一主軸
14 第一工具
15 切削刃
16 第一モータ
18 第一加工部の支持部
20 第二加工部
22 第二主軸
24 第二工具
25 切削刃
26 第二モータ
28 第二加工部の支持部
30 第一固定部(固定装置)
32 第一ワーク固定部
34 第一支持部
36 z方向レール
40 第二固定部(固定装置)
42 第二ワーク固定部
44 第二支持部
50 z方向駆動装置
52 ロッド
54 介在部
60 制御装置
70 第一台車
72 アーム部
74 y方向レール
76 y方向駆動装置
80 第二台車
82 アーム部
84 y方向レール
86 y方向駆動装置
90 第三台車
92 柱部
94 底部
96 x方向レール
98 x方向駆動装置
100 カバー
110 ワーク
112 ワークの初期形状
114 ワークの目標形状
116 外周部
118 外周
120 第一領域
122 第一の非干渉領域
124 第一の干渉領域
130 第二領域
132 第二の非干渉領域
134 第二の干渉領域

Claims (2)

  1. ワークを加工する加工装置であって、
    z方向を回転軸として工具を回転させる第一主軸およびz方向に平行な面に切削刃が設けられ、先端をz方向の一方に向けて前記第一主軸に取り付けられる第一工具を有する第一加工部と、
    z方向を回転軸として工具を回転させる第二主軸およびz方向に平行な面に切削刃が設けられ、先端をz方向の他方に向けて前記第二主軸に取り付けられる第二工具を有する第二加工部と、
    z方向において前記ワークを挟んで固定する固定装置と、を備え、
    前記第一加工部および前記第二加工部のぞれぞれと前記固定装置とが、z方向と直交するx方向およびx方向とz方向に直交するy方向において相対移動可能であり、
    前記固定装置は、前記z方向の一方から前記ワークを固定する第一固定部と、前記z方向の他方から前記ワークを固定する第二固定部と、を有し、
    前記第一加工部および前記第二加工部は、回転する前記第一工具および前記第二工具の前記切削刃により、z方向から見た前記ワークの外周部を加工し、
    前記第一固定部は、前記第一加工部が前記ワークの外周部の外周のうちの第一領域において前記ワークの外周部を加工する場合に、前記第一加工部が干渉しない領域である第一の非干渉領域に位置し、
    前記第二固定部は、前記第二加工部が前記ワークの外周部の外周のうちの第二領域において前記ワークの外周部を加工する場合に、前記第二加工部が干渉しない領域である第二の非干渉領域に位置していることを特徴とする加工装置。
  2. 前記第一の非干渉領域は、前記第一加工部の前記第一工具がワークの目標形状の外周部の外周に沿って前記第一領域を移動すると仮定する場合に、前記第一加工部が移動する領域を除く領域であり、
    前記第二の非干渉領域は、前記第二加工部の前記第二工具が前記ワークの目標形状の外周部の外周に沿って前記第二領域を移動すると仮定する場合に、前記第二加工部が移動する領域を除く領域であることを特徴とする請求項1記載の加工装置。
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