JP2016122692A - 発光装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動する環境下において長時間使用しても、出射される光の光学特性、とりわけ光束値の低下が抑制された発光装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】外周側面と、第1貫通孔を有する第1支持部材12と、蛍光体を含む透光部材14と、内周側面と、第2貫通孔とを有する第2支持部材16と、第1支持部材12の下方に配置された発光素子21と、を含み、室温において、第1支持部材12の外周側面が第2支持部材16の内周側面により固定されており、200℃以上800℃以下の第1の温度より高い温度において、第1支持部材12の外側寸法は、第2支持部材16の内側寸法よりも小さく、室温において、固定されていない状態の第1支持部材12の外側寸法は、固定されていない状態の第2支持部材16の内側寸法よりも大きく、第1の温度は、外側寸法と内側寸法とが逆転する温度であることを特徴とする発光装置100である。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置およびその製造方法に関する。
近年、レーザーダイオードなどの発光素子を光源として用いた発光装置が提案されている(例えば、特許文献1)。このような発光装置としては、発光素子と、発光素子を覆うように設けられている筺体と、筺体に設けられた貫通孔の内部に配置され、発光素子から出射された光の波長を変換する透光部材とを含んでいるものがある。最近では、発光装置の放熱性の向上および/またはメンテナンスの容易化といった観点から、筺体に設けられた貫通孔の内部に透光部材を配置せずに、筺体に設けた出射口の上に、凹部を有する下部支持部材を配置し、このような下部支持部材の凹部の上に、透光部材を含有するセラミックスの蛍光体ホルダ配置し、その上に、蛍光体ホルダ脱落防止のための上部支持部材を配置するものも提供されている。
特開2009−272576号公報
しかし、このような、下部支持部材を介して、透光部材を含有する蛍光体ホルダを筺体に設置する発光装置では、例えば車載用ヘッドライトとしての使用等の繰り返し振動する環境下において長時間使用される場合に、発光装置から出射される光の光学特性、とりわけ光束値が低下する虞がある。
上記課題を解決するため、本発明の実施形態に係る発光装置は、外周側面と、上面から下面に貫通する第1貫通孔とを有する第1支持部材と、前記第1貫通孔の内側に配置され、かつ蛍光体を含む透光部材と、内周側面と、上面から下面に貫通する第2貫通孔とを有するとともに、前記第1支持部材の前記外周側面、および前記第1支持部材の前記上面または前記下面と接触している第2支持部材と、出射する光が前記第1貫通孔および前記第2貫通孔に入射するように、前記第1支持部材の下方に配置された発光素子と、を含み、室温において、前記第1支持部材の前記外周側面が前記第2支持部材の前記内周側面により固定されており、200℃以上800℃以下の第1の温度より高い温度において、前記第1支持部材の外側寸法は、前記第2支持部材の内側寸法よりも小さく、室温において、固定されていない状態の前記第1支持部材の外側寸法は、固定されていない状態の前記第2支持部材の内側寸法よりも大きく、前記第1の温度は、前記外側寸法と前記内側寸法とが逆転する温度であることを特徴とする。
また、本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法は、外周側面と、上面から下面に貫通する第1貫通孔とを有する第1支持部材を準備し、蛍光体を含む透光部材を該第1貫通孔の内側に配置する工程と、内周側面と、上面から下面に貫通する第2貫通孔とを有し、室温において、前記第1支持部材の外側寸法よりも小さい内側寸法を有する第2支持部材を準備する工程と、前記第1支持部材および前記第2支持部材を200℃以上800℃以下の第1の温度よりも高い温度に加熱し、前記第2支持部材の内側寸法を前記第1支持部材の外側寸法よりも大きくした後、前記第1支持部材を前記第2支持部材の内側に配置し、その後、前記第1支持部材および前記第2支持部材を前記第1の温度より低い温度まで冷却し、前記第2支持部材の内周側面により前記第1支持部材の外周側面を固定する焼嵌め工程と、発光素子を配置する工程とを備え、前記第1の温度は、前記外側寸法と前記内側寸法とが逆転する温度であることを特徴とする。
本発明の実施形態に係る発光装置によれば、振動する環境下で使用した場合でも光束値が低下しにくい発光装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法によれば、振動する環境下で使用した場合でも光束値が低下しにくい発光装置の製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る発光装置の全体構成を示す概略断面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る発光装置の光波長変換部の概略断面図である。 図3Aは、室温における、本発明の第1の実施形態に係る発光装置から取り外された状態にある、光波長変換部の第1支持部材と第2支持部材の概略断面図である。 図3Bは、第1の温度より高い温度における、本発明の第1の実施形態に係る発光装置から取り外された状態にある、光波長変換部の第1支持部材と第2支持部材の概略断面図である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係る発光装置の全体構成を示す概略断面図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る発光装置の光波長変換部の概略断面図である。 図6は、本発明の第3の実施形態に係る発光装置の光波長変換部の概略断面図である。 図7は、本発明の第4の実施形態に係る発光装置の光波長変換部の概略断面図である。
本発明者らは、従来の下部支持部材を介して、透光部材を含む蛍光体ホルダを筺体に設置する発光装置では、下部支持部材と蛍光体ホルダとの間に、出射方向に対して横方向にわずかな隙間が存在し、当該隙間が存在することにより、振動下で長時間使用した場合に、蛍光体ホルダが横方向にずれ、その結果発光装置から出射される光の光束値が低下することに着眼した。
本発明者らは鋭意検討した結果、蛍光体ホルダと、蛍光体ホルダが配置されている下部支持部材とを、焼嵌めで固定することにより、発光装置から出射される光の光束値の低下を抑制できることを見出した。すなわち、詳細を後述するように、蛍光体ホルダと下部支持部材とを焼嵌めで固定することで、長時間の振動下での蛍光体ホルダの横方向への移動を抑制することができ、さらには接着材等により化学的に固着させる場合に比べて、取り外しが容易であるためメンテナンスが容易となる、本発明の発光装置に至ったものである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。以下に説明する発光装置は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本発明を以下のものに限定しない。また、一の実施の形態において説明する内容は、他の実施の形態にも適用可能である。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「横」及びそれらの用語を含む別の用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。複数の図面に表れる同一符号の部分は同一の部分又は部材を示す。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る発光装置の全体構成を示す概略断面図であり、図2は、光波長変換部10の断面を示す概略断面図である。図1および図2に示すように、第1の実施形態に係る発光装置100は、光を出射する光源部20と、光源部20の上面20aに設置され、光源部20から出射された光の波長を変換するための光波長変換部10とを含んでいる。光源部20は、発光素子21と集光レンズ22と筐体28とを備えており、発光素子21から出射された光は、集光レンズ22を通り、筐体28の上面の一部を貫通して設けられた出射口29へと収束されて、光波長変換部10に入射する。光波長変換部10は、光源部20の上面20aに配置された第2支持部材16と、第2支持部材16の上に配置された第1支持部材12と、第1支持部材12の内部に配置された透光部材14とを含む。光源部20から出射された光は、光波長変換部10における透光部材14を通過することにより、光の波長が変換される。第1支持部材12は蛍光体ホルダと呼ぶ場合があり、また第2支持部材16は下部支持部材と呼ぶ場合がある。
以下、各構成部材について詳述する。
(光波長変換部)
図2に示すように、第2支持部材16は、凹部19を有している。凹部19は、側面(以下において、第2支持部材の内周側面16cと言う)と底面19aから構成されており、底面19aは第2支持部材16の上面16aの一部を形成している。第2支持部材16はまた、凹部19の底面19aから下面16bに貫通する第2貫通孔17を含む。第2貫通孔17は、光源部20の出射口29と光学的に繋がっており、第2貫通孔17の外周縁と出射口29の外周縁とが一致することが好ましい。
図2に示すように、第2支持部材16の凹部19の底面19a上には、第1支持部材12が配置されている。第1支持部材12は、上面12aと、下面12bと、上面12aおよび下面12bと繋がっている外周側面12cと、上面12aから下面12bに貫通する第1貫通孔13とを含む。第1支持部材12は、その下面12bが、第2支持部材16の凹部19の底面19aと接触し、外周側面12cが第2支持部材16の内周側面16cと接触するように配置されている。
図1および図2に示すように、第1支持部材12に設けられた第1貫通孔13は、第2支持部材16に設けられた第2貫通孔17および光源部20に設けられた出射口29と、光学的に接続するように設けられている。図2に示す形態では、下面12bにおいて、第1貫通孔13と第2貫通孔17の外形は一致しないが、これに限定されず、これらは同一形状の外形を有してもよい。また、図2に示す形態では、上面20aにおいて、第2貫通孔17と出射口29の外形は一致しているが、これに限定されず、これらは異なる形状の外形を有してもよい。
第1貫通孔13の形状は、特に限定されるものではなく、出射光の進行方向に対して、一定の幅または径を有する内壁によって形成されてもよく、出射光の進行方向に向かって拡がっている内壁によって形成されてもよく、またはこれらを組み合わせた形状であってもよい。出射光の進行方向に向かって拡がっている場合は、テーパー形状または階段状のいずれであってもよい。このような形態にすることにより、第1貫通孔13に入射した光の戻り光を、第1貫通孔13の内壁によって反射させることができ、発光装置100は効率的に光を出射することができる。
図1および図2に示すように、第1貫通孔13の内部には透光部材14が配置されており、透光部材14は蛍光体を含有している。光源部20から出射される光は、蛍光体を含有する透光部材14を通過することにより、その波長が変換される。
第1の実施形態に係る光波長変換部10は、透光部材14を1つだけ有していてもよく、複数の透光部材14を有していてもよい。光波長変換部10が複数の透光部材14を有する場合は、複数の透光部材14は、例えば上下の方向に配置されるように、複数配置されてもよい。それら複数の透光部材14は同じ種類の蛍光体を含んでいてもよく、または複数の異なる種類の蛍光体を含有する透光部材14であってもよい。
図2に示すように、第2支持部材16の外周側面16dと光源部20の上面20aとが接触する第1接続部31を、例えば溶接等で固定することにより、第2支持部材16は光源部20の上面20aに固定されている。このような形態にすることで、光波長変換部10は光源部20に固定されているため、発光装置100を振動下で使用した場合でも、光波長変換部10の出射方向に対して横方向へのずれを防止することができ、発光装置100から出射される光の光束値の低下を抑制することができる。
図2に示すように、第1支持部材12の下面12bは、第2支持部材16の凹部19の底面19aと接触しており、第1支持部材12の外周側面12cは、第2支持部材16の内周側面16cと接触している。このような形態にすることで、光源部20から出射された光が照射されることにより透光部材14で発生する熱は、第1支持部材12を介して第2支持部材16へと排熱することができ、安定的な光学的特性を得ることができる。
以下に、第2支持部材16への第1支持部材12の固定について、より詳細に説明する。
(焼嵌めによる固定)
第1の実施形態に係る発光装置100では、焼嵌めの原理を利用して、第1支持部材12は第2支持部材16に固定されている。焼嵌めにより固定することで、第1の実施形態に係る第1支持部材12の外周側面12cは、第2支持部材16の内周側面16cとの接触面において、第2支持部材16の内周側面16cから圧縮応力を受けている。これにより、第1支持部材12は、凹部19の内側において、第2支持部材16により、出射方向に対して横方向への移動を拘束されている。このように、焼嵌めにより、第1支持部材12を第2支持部材16に固定することで、使用中の振動に伴う第1支持部材12の横方向へのずれを防止することができ、従って、発光装置100から出射される光の、振動下での使用に伴う光束値の低下を抑制することができる。
第1の実施形態にかかる光波長変換部10は、異なる熱膨張率を有する、第1支持部材12と第2支持部材16から構成されている。従って、第1支持部材12と第2支持部材16は、発光装置100から取り外された状態、すなわち個々の部材に分解された状態においては、環境の温度によって、それらの寸法の大小関係が異なるような形態となっている。
図3AおよびBは、発光装置100から取り外され、個々の部材に分解された状態にある、すなわち、第1支持部材12が第2支持部材16によって拘束(または固定)されていない状態にある、第1支持部材12と第2支持部材16とを示している。
図3Aは、室温における、第1支持部材12と第2支持部材16を示している。図3Aに示す状態において、室温における第1支持部材12の外側寸法をD1とし、室温における第2支持部材16の内側寸法をD2とすると、第1支持部材12の外側寸法D1は、第2支持部材16の内側寸法D2よりも大きい(D1>D2)。
図3Bは、後述する第1の温度よりも高い任意の温度T’における、第1支持部材12と第2支持部材16を示している。図3Bに示す状態において、温度T’における第1支持部材12の外側寸法をD1’とし、温度T’における第2支持部材16の内側寸法をD2’とすると、温度T’においては、第2支持部材の内側寸法D2’は、第1支持部材の外側寸法D1’よりも大きい(D1’<D2’)。
第1支持部材12の外側寸法D1と第2支持部材16の内側寸法D2とは以下のように求めることができる。
光波長変換部10として用いる際に、第1支持部材12の外周側面12cと第2支持部材16の内周側面16cとが接触する部分(接触部)を任意に2箇所選択する。そして、第1支持部材12と第2支持部材16とが分離した状態において、第1支持部材12におけるこの2箇所の接触部分間の距離をD1とし、第2支持部材16におけるこの2箇所の接触部分間の距離をD2としてよい。すなわち、図3Aに示される、第1支持部材12の左側の外周側面12cと第2支持部材16の左側の内周側面16cとは、光波長変換部10として用いる際には接触しており、同様に、図3Aに示される、第1支持部材12の右側の外周側面12cと第2支持部材16の右側の内周側面16cとは、光波長変換部10として用いる際には接触している。
外側寸法D1および内側寸法D2の測定は、それぞれ、第1支持部材12および第2支持部材16の断面を得て当該断面上で測定してもよく、また第1支持部材12および第2支持部材16を破壊することなく測定してもよい。
上述のように2箇所の接触部は任意に選択してよいが、好ましくは2箇所の接触部の距離が最大となるよう選択する。例えば、第2支持部材16の内周側面の上面視した形状が円形である場合は、2箇所の接触部は当該円の直径の両端となるように選択するのが好ましい。
また、第1支持部材12の外側寸法D1’および第2支持部材16の内側寸法D2’は、それぞれ、上述の第1支持部材12の外側寸法D1および第2支持部材16の内側寸法D2と同じ方法により求めることができる。
しかし、外側寸法D1’および内側寸法D2’は、200℃以上と高温での寸法であるため、実際に測定を行うことは困難な場合がある。このため、実際に測定することに代えて、光波長変換部材を常温から、800℃までの温度(200温度以上の温度)に昇温する際に、第2支持部材16がもはや第1支持部材12により、固定されていない(拘束されていない)状態となることを確認することにより第2支持部材の内側寸法D2’が、第1支持部材の外側寸法D1’よりも大きい(D1’<D2’)ことを確認してよい。例えば、図2に示す実施形態おいて、光波長変換部10を光源部20から取り外した後、光波長変換部10を図2に示す状態と上下逆さまにし、第1の温度よりも高い任意の温度T’まで加熱し、第2支持部材16から第1支持部材12が脱落(または離間)することを確認してもよい。
第1の実施形態に係る発光装置100では、光波長変換部10を構成する第1支持部材12と第2支持部材16とは、異なる熱膨張率をしており、第2支持部材16の熱膨張率は、第1支持部材12の熱膨張率よりも大きい。従って、図3Aに示すように、室温においては、第1支持部材12の外側寸法D1は、第2支持部材16の内側寸法D2よりも大きいが、第1支持部材12および第2支持部材16の温度を、室温から徐々に上昇させると、第1支持部材12の外側寸法と第2支持部材16の内側寸法は異なる速さで徐々に大きくなり、第1の温度において、第1支持部材12の外側寸法と第2支持部材16の内側寸法は等しくなり、第1の温度より高い温度T’においては、図3Bに示すように第2支持部材16の内側寸法D2’は、第1支持部材12の外側寸法D1’よりも大きくなる。
図3Aにおいて、室温における第1支持部材12の外側寸法D1と、室温における第2支持部材16の内側寸法D2との寸法の差は、例えば室温における第1支持部材12の外側寸法D1が4mm程度の場合、0.020mm以内の範囲であることが好ましい。室温における第1支持部材12の外側寸法D1と、室温における第2支持部材16の内側寸法D2との寸法の差が大きすぎると、焼嵌めにより第2支持部材16に第1支持部材12を固定した後、室温において、第1支持部材12は第2支持部材16から過剰な圧縮応力を受け、光波長変換部10の早期破損の原因となる。室温における第1支持部材12の外側寸法D1と、室温における第2支持部材16の内側寸法D2との寸法の差を、0.020mm以内の範囲内にすることで、例えば、第1の実施形態に係る発光装置100が車載用ヘッドライトとして用いられる場合に、冷寒地での使用環境(例えば、−55℃〜0℃の使用温度)において、熱収縮に伴い第1支持部材12が第2支持部材16によって過剰に締め付けられることを防止し、かつ第1支持部材12が歪むことによる透光部材14の位置のずれを抑制することができる。従って、このような形態にすることで、発光装置100から出射される光の光束値の低下を抑制することができる。
第1の実施形態に係る発光装置100を上面視して、第1支持部材12の外周側面12cの形状と第2支持部材16の内周側面16cの形状は、略同一の形状であることが好ましい。このような形状であれば、第1支持部材12の外周側面12cと第2支持部材16の内周側面16cは比較的大きな面積で接触することができ、それにより第2支持部材16による第1支持部材12の固定が安定する。従って、発光装置100を振動下で使用した場合でも、第1支持部材12の位置のずれを効果的に抑制することができ、発光装置100から出射される光の光束値の低下を抑制することができる。さらに、比較的大きな面積で接触することにより、第2支持部材16の内周側面16cから第1支持部材12の外周側面12cに付加される力は、第1支持部材12の外周側面12cにおいて局所的に作用することなく、第1支持部材12の外周側面12cの全体に分散される。従って、振動下で長時間使用した場合であっても、第1支持部材12および第1支持部材12に含まれる透光部材14に、応力が付加されることにより生じる歪または破損を抑制することができる。また、このような形態にすることで、第1支持部材12と第2支持部材16の接触面積が増加し、発光素子21から出射された光が照射されることにより発生する透光部材14からの熱を、より効率的に第2支持部材16へと排熱することができるので、安定的な光学的特性を得ることができる。
第1の実施形態に係る発光装置100を上面視して、第1支持部材12の外周側面12cの形状および第2支持部材16の内周側面16cの形状は、円形状であることが好ましいが、これに限定されない。すなわち、発光装置100を上面視して、これらの形状は、多角形状であってもよい。どのような形状であっても、発光装置100を上面視して、第1支持部材12の外周側面12cの形状と第2支持部材16の内周側面16cの形状が、略同一の形状であれば、本発明の実施形態の効果をより効果的に得ることができる。
しかし、第1の実施形態に係る発光装置100を上面視して、第1支持部材12の外周側面12cの形状と第2支持部材16の内周側面16cの形状は、略同一の形状でなくてもよい。すなわち、第1支持部材12の外周側面12cの形状と第2支持部材16の内周側面16cの形状は略同一の形状でなくても、第1支持部材12の外周側面12cの形状と第2支持部材16の内周側面16cとが、互いに応力を及ぼし合うように2点以上で接触していれば、振動下で使用した場合でも、第1支持部材12および第1支持部材12に含まれる透光部材14の位置のずれを抑制することができ、発光装置100から出射される光の光束値の低下を抑制することができる。
第1の実施形態に係る発光装置100では、200℃以上800℃以下の範囲内に第1の温度が存在するように、第1支持部材12および第2支持部材16の材質および寸法が選択される。第1の温度は、200℃以上であることが好ましい。第1の実施形態に係る発光装置100は、例えば車載用ヘッドライト等で使用される際には180℃付近まで温度が上昇するが、200℃以上に第1の温度を有することにより、使用時において光波長変換部10の温度が180℃付近に達した場合であっても、透光部材14を含む第1支持部材12は第2支持部材16に脱落することなく固定されており、使用に伴う光束値の低下を抑制することができる。また、第1の温度は、800℃以下に存在する。第1の実施形態に係る波長変換部10では、第1貫通孔13の内壁にガラスが形成されており、当該ガラスを軟化点以上に加熱することにより、第1貫通孔13の内壁と透光部材14とを、融着により固定している。当該ガラスの軟化点は820℃〜850℃であるため、第1の温度が800℃以上であると、焼嵌め時の加熱により、当該融着のために利用しているガラスが軟化点以上の温度まで再加熱されて軟化し、それにより、第1貫通孔13の内部において透光部材14の位置がずれ、発光装置100の光学特性を低下させる原因となる。従って、第1の温度は、当該ガラスの軟化点近傍の820℃よりも低温である、800℃以下である。
第1の実施形態において、第1支持部材12と第2支持部材16との熱膨張率の差は、例えば室温における第1支持部材12の外側寸法D1が4mm程度の場合、29×10−6/℃以内の範囲内であることが好ましい。第1支持部材12と第2支持部材16との熱膨張率の差がこのような範囲内であれば、第1の実施形態にかかる発光装置100において、第1支持部材12は第2支持部材16によって、適度な応力で固定され、振動下で使用した場合でも光束値の低下を抑制することができる。
以下、発光装置100を構成する主な部材などについて説明する。
(第1支持部材)
第1支持部材12を構成する材料は、例えば、炭化ケイ素、酸化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化アルミニウム、酸化チタン、酸化タンタル、サーメット等のセラミックス、タングステン、タンタル、モリブデン、コバール等の高融点金属、またはこれらの複合体等であってもよい。とりわけ、光の反射率が高く、熱伝導率が高い材料が好ましく、酸化アルミニウムが好ましい。
第1支持部材12を構成する材料としては、熱膨張率が11×10−6/℃以内の範囲である材料を用いることが好ましい。第1支持部材12の熱膨張率がこのような範囲内であれば、後述する第2支持部材16の好ましい熱膨張率との組み合わせにより、第1の実施形態にかかる発光装置100において、第1支持部材12は第2支持部材16によって、適度な応力で固定され、振動下で使用した場合でも光束値の低下を抑制することができる。
(透光部材)
透光部材14は、光入射面と該光入射面より大きな径の光出射面とを有し、光入射面から光出射面に向かって外径が徐々に大きくなった円錐台形状に形成されている。透光部材14の側面は、第1貫通孔13の内壁側面と同じ傾斜を有しており、透光部材14が第1貫通孔13に挿入されたとき、透光部材14の側面と、第1貫通孔の内壁側面とは面接触する。
透光部材14は、光透過率のよい材料によって形成されていることが好ましい。例えば、光透過率は、用いる光源、例えばレーザーダイオードから出射される光を50%以上、さらには70%以上を透過するものが好ましい。また、高出力の光が照射しても、変質等しない耐光性および耐熱性の良好な材料によって形成されていることが好ましい。例えば、軟化点が820℃〜850℃であるものが好ましい。
透光部材14の材料としては、例えば、セラミックスが挙げられる。具体的には、アルミナまたはサファイア等の酸化アルミニウム、石英ガラス等の二酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化チタン、酸化イットリウム、窒化ケイ素、窒化アルミニウム、炭化ケイ素等が挙げられる。これらは、単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。透光性が良好であり、融点、熱伝導性および拡散性等の観点から、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素を含むものが好ましく、酸化アルミニウムを含むものがより好ましい。透光部材14は、単一の材料または複数の材料によって、単層構造であってもよく、積層構造であってもよい。
(蛍光体)
透光部材14は、蛍光体を含有している。これにより、所望の色調の光を発光する発光装置を形成することができる。
蛍光体としては、例えば、用いる光源の出射光の波長、得ようとする光の色などを考慮して、公知のもののいずれをも用いることができる。具体的には、セリウムで賦活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)、セリウムで賦活されたルテチウム・アルミニウム・ガーネット(LAG)、ユウロピウム及び/又はクロムで賦活された窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CaO−Al−SiO)、ユウロピウムで賦活されたシリケート((Sr,Ba)SiO)、βサイアロン蛍光体、KSF系蛍光体(KSiF:Mn)などが挙げられる。なかでも、耐熱性を有する蛍光体を用いることが好ましい。
これらの蛍光体を利用することにより、可視波長の一次光及び二次光の混色光(例えば白色系)を出射する発光装置、紫外光の一次光に励起されて可視波長の二次光を出射する発光装置とすることができる。特に、青色発光素子に組み合わせて白色発光させる蛍光体としては、青色で励起されて黄色のブロードな発光を示す蛍光体を用いることが望ましい。
蛍光体は、複数の種類の蛍光体を組み合わせて用いてもよい。例えば、Si6−ZAl8−Z:Eu、LuAl12:Ce、BaMgAl1017:Eu、BaMgAl1017:Eu,Mn、(Zn,Cd)Zn:Cu、(Sr,Ca)10(POl2:Eu,Mn、(Sr,Ca)Si:Eu、CaAlSiB3+x:Eu、KSiF:Mn及びCaAlSiN:Euなどの蛍光体を所望の色調に適した組み合わせや配合比で用いて、演色性や色再現性を調整することもできる。
蛍光体は、透光部材において、組み合わせて用いてもよいし、積層構造の透光部材として、それぞれ異なる蛍光体を含有させてもよい。
(第2支持部材)
第2支持部材16を構成する材料は、レーザー溶接の際の溶接性を考慮して、例えばYAGレーザーに対する吸収率が高く、放熱性が高く、防錆性に優れた材料が好ましく、例えばステンレス、とりわけ、オーステナイト系のSUS304が好ましい。
第2支持部材16を構成する材料としては、熱膨張率が40×10−6/℃以内の範囲である材料を用いることが好ましい。第2支持部材16の熱膨張率がこのような範囲内であれば、前述した第1支持部材12の好ましい熱膨張率との組み合わせにより、第1の実施形態にかかる発光装置100において、第1支持部材12は第2支持部材16によって、適度な応力で固定され、振動下で使用した場合でも光束値の低下を抑制することができる。
(光源部)
図1に示すように、第1の実施形態に係る光源部20は、ステムパッケージ24と、筺体28と、発光素子21と、集光レンズ22と、レンズキャップ26とを含んでいる。
(発光素子)
第1の実施形態において、発光素子21は、半導体レーザー素子であることが好ましい。半導体レーザー素子としては、例えば、300nm〜500nm、好ましくは400nm〜470nm、より好ましくは、420nm〜470nmに発光ピーク波長を有するものを用いることができる。典型的には、端面発光型の半導体レーザー素子が使用できる。
(2)第2の実施形態
以下に、第2の実施形態に係る発光装置100について、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。第2の実施形態に係る発光装置100の各要素について、特段の説明の無いものについては、第1の実施形態の対応する要素と同じ構成を有してもよい。
第2の実施形態に係る光波長変換部10は、第1支持部材12および第2支持部材16と接触する第3支持部材18を有する点において、第1の実施形態に係る発光装置100の光波長変換部10とは異なる。
(第3支持部材)
図4は、第2の実施形態に係る発光装置100の全体構成を示す概略断面図であり、図5は、光波長変換部10の概略断面を示す概略断面図である。図4および図5に示すように、発光装置100は、第2支持部材16の外周側面16dおよび第1支持部材12の上面12aと接触している第3支持部材18を有していてもよい。第2支持部材16と第3支持部材18は、第2支持部材16の外周側面16d上の第2接続部32において接触している。第3支持部材18は、第2接続部32を、例えば溶接等することにより、第2支持部材16の外周側面16dに固定されている。第3支持部材18は、第1支持部材12の上面12aの一部、例えば、上面12aにおける外側部分と接触するように配置されており、従って、第2支持部材16と第3支持部材18は第1支持部材を上下方向に固定するように配置されている。このような形態の第3支持部材18を有することで、使用中の振動に伴う第1支持部材12の横方向へのずれをより効果的に防止することができ、かつ第1支持部材の上下方向へのずれを抑制することもできる。従って、使用に伴う発光装置100から出射される光の光束値の低下をより効果的に抑制することができる。また、第3支持部材18を有することにより、光波長変換部10に外的な衝撃が加わった際に、その衝撃を緩和し、光波長変換部10の破損を防止することができ、それにより使用に伴う発光装置の光学特性の低下を抑制することができる。
図5に示すように、第1支持部材12の上面12aは、第1貫通孔側において、第3支持部材18の上面18aよりも上方に位置することが好ましい。このような形態にすることで、蛍光体を含有する透光部材14から出射された励起光が、第3支持部材18により遮られるのを防ぐことができ、発光装置100の光学特性を向上することができる。
(3)第3の実施形態
以下に、第3の実施形態に係る発光装置100について、他の実施形態と異なる部分を中心に説明する。第3の実施形態に係る発光装置100の各要素について、特段の説明の無いものについては、他の実施形態の対応する要素と同じ構成を有してもよい。
第3の実施形態に係る光波長変換部10は、凹部を有する第3支持部材18が光源部20の上面20aに配置されており、第3支持部材18の凹部の底面19a上に第1支持部材12が配置されており、第1支持部材12の上面12aおよび外周側面12cと接触するように第2支持部材16が配置されている点において、第2の実施形態に係る光波長変換部10とは異なる。
図6は、第3の実施形態に係る発光装置100の光波長変換部10を示している。図6に示すように、第3の実施形態にかかる光波長変換部10では、第2支持部材16は、第1支持部材12の上面12aおよび外周側面12cと接触するように配置されている。他の実施形態に係る光波長変換部10と同様に、第1支持部材12は、焼嵌めの原理を利用することにより、第2支持部材16によって固定されている。
第3の実施形態における光波長変換部10では、第3支持部材18は、光源部20の上面20a上に配置されており、かつ第1支持部材12の下面12bおよび第2支持部材16の外周側面16dと接触するように配置されている。第1支持部材12、第2支持部材16および第3支持部材18がこのように配置されていても、第1支持部材12は第2支持部材16によって、出射方向に対して横方向への動きを拘束されており、使用中の振動に伴う第1支持部材12の横方向へのずれを防止することができ、使用に伴う発光装置100から出射される光の光束値の低下を抑制することができる。
第3の実施形態において、第2支持部材16の外周側面16dと第3支持部材18とが接触する第2接続部32を例えば溶接等することにより、第2支持部材16は第3支持部材18に固定されてよい。第3支持部材18の外周側面18bと光源部20の上面20aが接触する第1接続部31を例えば溶接等することにより、第3支持部材18が光源部20の上面20aに固定されてもよい。このような形態にすることで、発光装置100を振動下で長時間使用した場合でも、第1支持部材12に含まれる透光部材14の位置のずれを抑制することができ、発光装置100から出射される光の光束値の低下を抑制することができる。
第3の実施形態において、第1支持部材12の下面12bは、第3支持部材18の凹部の底面19aと接触しており、第3支持部材18の下面は、光源部20の上面20aと接触している。このような形態となることで、第1支持部材12は、発光装置100を使用することにより透光部材14から発生する熱を、第3支持部材18を経由して効率的に光源部20の筺体28に排熱することができ、発光装置100の安定的な光学特性を得ることができる。
図6に示すように、第1支持部材12の上面12aは、第1貫通孔側において、第2支持部材16の上面16aよりも上方に位置することが好ましい。このような形態にすることで、蛍光体を含有する透光部材14から出射された励起光が、第2支持部材16により遮られるのを防ぐことができ、発光装置100の光学特性を向上することができる。
(4)第4の実施形態
以下に、第4の実施形態に係る発光装置100について、他の実施形態と異なる部分を中心に説明する。第4の実施形態に係る発光装置100の各要素について、特段の説明の無いものについては、他の実施形態の対応する要素と同じ構成を有してもよい。
第4の実施形態に係る光波長変換部10は、第1支持部材12が、第3支持部材18を介することなく、光源部20の上面20a上に直接配置されている点において、第3の実施形態に係る光波長変換部10とは異なる。
図7は、第4の実施形態に係る発光装置100の光波長変換部10を示している。図7に示すように、第4の実施形態にかかる光波長変換部10では、光源部20の上面20a上に、第1支持部材12が直接配置され、第1支持部材12の外周側面12cおよび上面12aと接触するように、第2支持部材16が配置されている。他の実施形態に係る光波長変換部10と同様に、第1支持部材12は、焼嵌めの原理を利用して、第2支持部材16によって固定されている。第2支持部材16は、例えば溶接等により、第1接続部31において光源部20の上面20aに固定されている。このような形態にすることで、発光装置100を振動下で使用した場合でも、第1支持部材12に含まれる透光部材14の位置のずれを抑制することができ、発光装置100から出射される光の光束値の低下を抑制することができる。
図7に示すように、第4の実施形態に係る第1支持部材12の下面12bは、光源部20の上面20aと直接接触している。このような形態にすることで、第1支持部材12は、発光装置100を使用することにより透光部材14から発生する熱を、効率的に光源部20の筺体28に排熱することができ、発光装置100の安定的な光学特性を得ることができる。
(製造方法)
本実施形態は、第1貫通孔13を有する第1支持部材12に、蛍光体を含む透光部材14を配置する工程と、
第1支持部材12と第2支持部材16とを焼嵌めにより固定して、光波長変換部10を形成する工程と、
光波長変換部10を、発光素子21を含む光源部20に配置する工程と、
を含む。
以下、各工程について説明する。
(透光部材配置工程)
まず、外周側面12cと、上面12aから下面12bに貫通する第1貫通孔13とを有する第1支持部材12を準備する。そして、蛍光体を含む透光部材14を、第1支持部材12が有する第1貫通孔13に配置し、接着材料としてガラスなどを用い、融着により固定する。
(焼嵌め工程)
焼嵌め工程では、焼嵌めにより、第1支持部材12を第2支持部材16に固定する。
具体的には、まず、内周側面16cと、上面16aに設けられた凹部19と、上面16aから下面16bに貫通する第2貫通孔17とを有し、室温において、第1支持部材12の外側寸法D1よりも小さい内側寸法D2を有する第2支持部材16を用意する。透光部材配置工程により作成した第1支持部材12と第2支持部材16の両方を加熱し、第2支持部材16の内側寸法および第1支持部材12の外側寸法を熱膨張により増加させる。第2支持部材16の内側寸法が第1支持部材12の外側寸法より大きくなる第1の温度より高い温度まで、第2支持部材16および第1支持部材12の温度を上昇させる。第1の温度より高い温度において、第1支持部材12の下面12bが凹部19の底面19aと接触するように、第2支持部材16の凹部19の底面19a上に第1支持部材12を配置する。その後、第1支持部材12および第2支持部材16を、第1の温度より低い温度まで冷却する。温度の低下に伴い、第1支持部材12の外側寸法および第2支持部材16の内側寸法は収縮し、第1の温度よりも低い温度において、第1支持部材12の外周側面12cは第2支持部材16の内周側面16cと接触し、第1支持部材12は第2支持部材16に固定される。
焼嵌め工程における加熱工程では、第1支持部材12を加熱せず、第2支持部材16のみを加熱し、第2支持部材16の内側寸法を熱膨張により増加させてもよい。このような加熱工程にすることで、第1の温度より高い温度において、第2支持部材16の凹部19の底面19a上に第1支持部材12を配置した後の冷却工程では、第2支持部材16のみを冷却すればよいため、冷却速度が早くなり、焼嵌め工程に費やす時間が短縮され、本実施形態に係る発光装置の生産性を向上することができる。
焼嵌め工程において、200℃以上800℃以下の第1の温度より高い温度において行われる。
このような焼嵌め工程における加熱の方法は、ヒーター等を用いたホットプレートによる加熱、高周波誘導加熱、ガス炉または電気炉などを用いて行ってもよいが、生産性の観点からはホットプレートにより加熱することが好ましい。焼嵌め工程における冷却の方法は、水冷または空冷により行ってもよい。
以上のような工程を経て、本発明に係る光波長変換部10は作製される。
以上の工程により作製された光波長変換部10を、発光素子21を含む光源部20と接続することにより発光装置100を作製することができる。
具体的には、まず、発光素子21と、発光素子21からの光を集光させる集光レンズ22と、出射口29を有する筺体28と、ステムパッケージ24とを備える光源部20を準備する。次に、筺体28が有する出射口29と、光波長変換部10が有する第2貫通孔17とが光学的につながるように、筺体28の上に、前の工程で作成した光波長変換部10を配置する。光波長変換部10と筺体28が接触している第1接続部31を、例えば、レーザー等により溶接することにより、光波長変換部10と筺体28とを固着し、光波長変換部10と光源部20を接続する。
光波長変換部10と光源部20の接続工程において、筺体28の上に光波長変換部10を配置する際に、発光素子21を発光させて、発光素子21の出射光を透光部材14に照射し、透光部材14からの励起光を、例えばフォトダイオード等の受光センサで測光し、測光値が最大となるように、筺体28と光波長変換部10の位置関係を行ってもよい。
100:発光装置
10:光波長変換部
12:第1支持部材
12a:第1支持部材の上面
12b:第1支持部材の下面
12c:第1支持部材の外周側面
13:第1貫通孔
14:透光部材
16:第2支持部材
16a:第2支持部材の上面
16b:第2支持部材の下面
16c:第2支持部材の内周側面
16d:第2支持部材の外周側面
17:第2貫通孔
18:第3支持部材
18a:第3支持部材の上面
18b:第3支持部材の外周側面
19:凹部
19a:凹部の底面
20:光源部
20a:光源部の上面
21:発光素子
22:集光レンズ
24:ステムパッケージ
26:レンズキャップ
28:筺体
29:出射口
31:第1接続部
32:第2接続部

Claims (13)

  1. 外周側面と、上面から下面に貫通する第1貫通孔とを有する第1支持部材と、
    前記第1貫通孔の内側に配置され、かつ蛍光体を含む透光部材と、
    内周側面と、上面から下面に貫通する第2貫通孔とを有するとともに、前記第1支持部材の前記外周側面、および前記第1支持部材の前記上面または前記下面と接触している第2支持部材と、
    出射する光が前記第1貫通孔および前記第2貫通孔に入射するように、前記第1支持部材の下方に配置された発光素子と、
    を含み、
    室温において、前記第1支持部材の前記外周側面が前記第2支持部材の前記内周側面により固定されており、
    200℃以上800℃以下の第1の温度より高い温度において、前記第1支持部材の外側寸法は、前記第2支持部材の内側寸法よりも小さく、
    室温において、固定されていない状態の前記第1支持部材の外側寸法は、固定されていない状態の前記第2支持部材の内側寸法よりも大きく、
    前記第1の温度は、前記外側寸法と前記内側寸法とが逆転する温度である、
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 前記第1貫通孔は、前記第1支持部材の下面側から上面側に向かって拡がっていることを特徴とする、請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記透光部材は前記第1貫通孔の内壁と同じ傾斜の接合面を有しており、該接合面と該内壁とが、ガラスを含む接着層を介して接合していることを特徴とする、請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記透光部材は、複数の異なる種類の透光部材を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記発光素子と前記第1支持部材との間に、前記発光素子から出射された光を前記第1貫通孔に収束させる集光レンズを有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記発光素子は半導体レーザー素子であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記第2支持部材は、前記第1支持部材の下面と接触していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発光装置。
  8. 前記第2支持部材の外周側面と接合し、前記第1支持部材の上面の一部と接し、前記第1支持部材を上下の方向に拘束している第3支持部材を有することを特徴とする、請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記第1支持部材の上面の一部は、前記第3支持部材の上面よりも上方に位置することを特徴とする、請求項8に記載の発光装置。
  10. 前記第2支持部材は、前記第1支持部材の上面と接触していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 前記第2支持部材の外周側面と接合し、前記第1支持部材の下面の一部と接し、前記第1支持部材を上下の方向に拘束している第3支持部材を有することを特徴とする、請求項10に記載の発光装置。
  12. 前記第1支持部材の上面の一部は、前記第2支持部材の上面よりも上方に位置することを特徴とする、請求項11に記載の発光装置。
  13. 外周側面と、上面から下面に貫通する第1貫通孔とを有する第1支持部材を準備し、蛍光体を含む透光部材を該第1貫通孔の内側に配置する工程と、
    内周側面と、上面から下面に貫通する第2貫通孔とを有し、室温において、前記第1支持部材の外側寸法よりも小さい内側寸法を有する第2支持部材を準備する工程と、
    前記第1支持部材および前記第2支持部材を200℃以上800℃以下の第1の温度よりも高い温度に加熱し、前記第2支持部材の内側寸法を前記第1支持部材の外側寸法よりも大きくした後、前記第1支持部材を前記第2支持部材の内側に配置し、その後、前記第1支持部材および前記第2支持部材を前記第1の温度より低い温度まで冷却し、前記第2支持部材の内周側面により前記第1支持部材の外周側面を固定する焼嵌め工程と、
    発光素子を配置する工程とを備え、
    前記第1の温度は、前記外側寸法と前記内側寸法とが逆転する温度である、発光装置の製造方法。
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