JP2016119183A - 電極体および正極の製造方法 - Google Patents

電極体および正極の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】絶縁層に樹脂粒子を用いた場合であっても、正極と負極との短絡を抑制することが可能な電極体を提供することである。【解決手段】本発明にかかる電極体1は、正極10と負極20とを備える。正極10は、正極集電体11と、正極集電体11上の第1の領域31に形成された正極合剤層12と、正極集電体11上の第2の領域32および正極合剤層12上に形成された樹脂粒子を含む絶縁層13、15と、露出部22と、を備える。負極20は、負極集電体21と、負極集電体21上に形成された負極合剤層22と、露出部24と、を備える。負極20の幅方向の端部25は、積層方向から平面視した際に、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層15と重畳するように配置されおり、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層15の樹脂粒子同士は熱溶着している。【選択図】図2

Description

本発明は電極体および正極の製造方法に関し、特に非水電解質二次電池に用いられる電極体および正極の製造方法に関する。
非水電解質二次電池の一つにリチウムイオン二次電池がある。リチウムイオン二次電池は、リチウムイオンを吸蔵・放出する正極および負極の間を、電解質中のリチウムイオンが移動することで充放電可能な二次電池である。
特許文献1には、電極活物質の上に絶縁層を塗布して形成した電極板を用いた非水電解質二次電池に関する技術が開示されている。特許文献1にかかる非水電解質二次電池では、通常のシート状のセパレータは使用せずに絶縁層をセパレータとして使用している。特許文献1に開示されている技術では、正極集電体上に正極合剤層が形成されていない正極合剤層未形成部にも絶縁層が形成されており、絶縁層を形成する絶縁性粒子として樹脂粒子が用いられている。
特開2011−243351号公報
特許文献1に開示されている非水電解質二次電池のように、電極体の絶縁層に樹脂粒子を用いた場合は、樹脂粒子同士の接着強度が弱いために、シート状のセパレータを用いた場合よりも絶縁層の強度が弱くなる。このため、絶縁層を介して正極および負極を積層した際、電極を切断したときに生じたバリが絶縁層を突き破り、正極と負極とが短絡してしまうおそれがある。
図16は、本発明の課題を説明するための図であり、電極体を捲回する前の正極(以下、正極シートとも記載する)と負極(以下、負極シートとも記載する)の状態を示す上面図である。図17は、図16に示す電極体の切断線XVII−XVIIにおける断面図である。図16に示すように、電極体101は、帯状の正極シート110と帯状の負極シート120とを備える。正極シート110および負極シート120は厚さ方向において積層されている。
図16、図17に示すように、正極シート110は、正極集電体111と、当該正極集電体上(つまり、正極集電体111の両面)に形成された正極合剤層112と、当該正極合剤層122上に形成された樹脂粒子を含む絶縁層113と、を備える。図17に示すように、絶縁層113は正極合剤層112の端部119を覆うように形成されており、絶縁層113の一部(符号115で示す)は正極集電体111上に形成されている。正極シート110の幅方向の一端(つまり、図16に示す正極シート110の上側)には、正極集電体111が露出している露出部114(つまり、正極合剤層112及び絶縁層113、115が形成されていない部分)が設けられている。
また、負極シート120は、負極集電体121と、当該負極集電体上(つまり、負極集電体121の両面)に形成された負極合剤層122と、を備える。負極シート120の幅方向の一端(つまり、図16に示す負極シート120の下側)には、負極集電体121が露出している露出部124(つまり、負極合剤層122が形成されていない部分)が設けられている。
図17に示すように、正極シート110および負極シート120は、正極集電体111の露出部114と負極集電体121の露出部124とが幅方向において互いに反対側になるように配置されている。また、負極120の幅方向の端部125は、積層方向から平面視した際に、絶縁層115と重畳するように配置されている。
ここで、図17に示す負極シート120の幅方向の端部125は負極集電体121を切断した部分であるためバリ130(金属である負極集電体の破片)が生じる場合がある。また、電極体101の絶縁層113、115に樹脂粒子を用いた場合は、樹脂粒子同士の接着強度が弱いために絶縁層113、115の強度が弱くなる。このため、電極体101を捲回した際に、負極シート120のバリ130が正極集電体111上の絶縁層115を突き破り、正極と負極とが短絡してしまうおそれがある。
上記課題に鑑み本発明の目的は、絶縁層に樹脂粒子を用いた場合であっても、正極と負極との短絡を抑制することが可能な電極体および正極の製造方法を提供することである。
本発明にかかる電極体は、正極と負極とが積層された非水電解質二次電池用の電極体であって、前記正極は、正極集電体と、当該正極集電体上の第1の領域に形成された正極合剤層と、前記正極集電体上の前記第1の領域と幅方向において隣り合う第2の領域および前記正極合剤層上に当該正極合剤層を覆うように形成された樹脂粒子を含む絶縁層と、を備えると共に、前記正極集電体の前記第2の領域を基準として前記第1の領域と反対側の第3の領域に前記正極合剤層および前記絶縁層が形成されておらず前記正極集電体が露出している露出部を備え、前記負極は、負極集電体と、当該負極集電体上に形成された負極合剤層と、を備えると共に、前記負極の幅方向の一方の端部側において前記負極合剤層が形成されておらず前記負極集電体が露出している露出部を備え、前記正極および前記負極は、前記正極集電体の露出部と前記負極集電体の露出部とが幅方向において互いに反対側になるように、且つ、前記正極および前記負極の積層方向から平面視した際に、前記負極の幅方向の他方の端部が前記正極集電体上の前記第2の領域に形成されている前記絶縁層と重畳するように配置されており、前記正極集電体上の前記第2の領域に形成されている前記絶縁層の樹脂粒子同士が熱溶着していることを特徴とする。
本発明にかかる電極体では、正極集電体上の第2の領域に形成されている絶縁層の樹脂粒子同士を熱溶着して、当該絶縁層の強度を高めている。よって、負極の幅方向の他方の端部が、正極集電体上の第2の領域に形成されている絶縁層と重畳するように配置された場合であっても、負極の端部に発生したバリが絶縁層を突き破り、正極と負極とが短絡してしまうことを抑制することができる。
本発明にかかる正極の製造方法は、長手方向に伸びる第1乃至第3の領域が幅方向において並んでいる帯状の正極集電体上の前記第1の領域に正極合剤層を形成する工程と、前記正極集電体上の前記第3の領域を露出させつつ、前記正極集電体上の前記第1の領域と前記第3の領域とに挟まれた前記第2の領域および前記正極合剤層上に当該正極合剤層を覆うように樹脂粒子を塗布して絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層を形成した後の正極を加熱して、前記正極集電体上の前記第2の領域に形成されている前記絶縁層の樹脂粒子同士を選択的に熱溶着する工程と、を備える。
本発明にかかる正極の製造方法では、正極集電体上の第2の領域および正極合剤層上に樹脂粒子を塗布して絶縁層を形成した後、当該絶縁層を形成した後の正極を加熱している。ここで、正極集電体の第1の領域には、熱容量の大きい正極合剤層が形成されているので、正極合剤層上に形成された絶縁層は加熱されにくい。一方、正極集電体上の第2の領域には直接絶縁層が形成されているので、正極集電体上の第2の領域に形成されている絶縁層は加熱されやすい。よって、正極集電体上の第2の領域に形成されている絶縁層を選択的に熱溶着することができる。また、正極集電体上の第2の領域に形成されている絶縁層を熱溶着して当該絶縁層の強度を高めているので、本発明にかかる正極を用いて電極体を形成した際、電極体の正極と負極とが短絡してしまうことを抑制することができる。
本発明により、絶縁層に樹脂粒子を用いた場合であっても、正極と負極との短絡を抑制することが可能な電極体および正極の製造方法を提供することができる。
実施の形態にかかる電極体を説明するための上面図である。 図1に示す電極体の切断線II−IIにおける断面図である。 実施の形態にかかる電極体を捲回している状態を示す斜視図である。 実施の形態にかかる電極体の一例を示す断面図である。 実施の形態にかかる電極体の他の構成例を示す断面図である。 実施の形態にかかる電極体の他の構成例を示す断面図である。 実施の形態にかかる電極体の他の構成例を示す断面図である。 実施の形態にかかる正極の製造方法を説明するためのフローチャートである。 実施の形態にかかる正極の製造方法を説明するための断面図である。 実施の形態にかかる正極の製造方法を説明するための断面図である。 グラビア塗工装置を用いて樹脂粒子を塗工する工程を説明するための図である。 グラビア塗工装置を用いて樹脂粒子を塗工する工程を説明するための図である。 実施の形態にかかる正極の製造方法を説明するための上面図である。 実施の形態にかかる正極の製造方法を説明するための断面図である。 絶縁層の熱溶着の有無と電極体の短絡の有無との関係を示す表である。 本発明の課題を説明するための上面図である。 図16に示す電極体の切断線XVII−XVIIにおける断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態にかかる電極体1を説明するための上面図である。図1は、電極体1を捲回する前の正極(正極シート)10と負極(負極シート)20の状態を示す上面図である。図2は、図1に示す電極体1の切断線II−IIにおける断面図である。図1に示すように、電極体1は、帯状の正極シート10と帯状の負極シート20とを備える。正極シート10および負極シート20は厚さ方向において積層されている。
図1、図2に示すように、正極シート10は、正極集電体11、正極合剤層12(図2参照)、及び絶縁層13、15を備える。正極合剤層12は、正極集電体11上の第1の領域31の両面に形成されている。絶縁層13、15は、正極合剤層12上(第1の領域31)および正極集電体11上の第2の領域32に、正極合剤層12を覆うように形成されている。ここで、第2の領域32は、第1の領域31と幅方向において隣り合う領域である。また、絶縁層13、15は樹脂粒子を用いて構成されており、絶縁層15を構成している樹脂粒子同士は互いに熱溶着している。正極集電体11の第3の領域33(つまり、第2の領域32を基準として第1の領域31と反対側の領域)は、正極集電体11が露出している(以下、露出部33とも記載する)。換言すると、正極集電体11の露出部33は、正極合剤層12および絶縁層13、15が形成(塗工)されていない部分である。また、図1に示すように、第1乃至第3の領域31〜33は、帯状の正極シート10の長手方向に伸びるように配置されている。
正極集電体11には、例えばアルミニウムまたはアルミニウムを主成分とする合金を用いることができる。正極合剤層12は、正極活物質を含む。正極活物質は、リチウムを吸蔵・放出可能な材料であり、例えばコバルト酸リチウム(LiCoO)、マンガン酸リチウム(LiMn)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)等を用いることができる。また、LiCoO、LiMn、LiNiOを任意の割合で混合して焼成した材料を用いてもよい。また、正極合剤層12は、導電材を含んでいてもよい。導電材としては、例えばアセチレンブラック(AB)、ケッチェンブラック等のカーボンブラック、黒鉛(グラファイト)を用いることができる。また、絶縁層13、15を構成する樹脂粒子には、例えばポリエチレン粒子等の熱可塑性の樹脂粒子を用いることができる。絶縁層13、15は、正極シート10と負極シート20とを積層した際に、正極シート10と負極シート20とが短絡することを防止するセパレータとして機能する。
図1、図2に示すように、負極シート20は、負極集電体21と、当該負極集電体21上(つまり、負極集電体21の両面)に配置された負極合剤層22と、を備える。負極シート20の幅方向の一端(つまり、図1に示す負極シート20の下側)には、負極集電体21が露出している露出部24(つまり、負極合剤層22が配置(塗工)されていない部分)が設けられている。
負極集電体21には、例えば銅やニッケルあるいはそれらの合金を用いることができる。負極合剤層22は負極活物質を含む。負極活物質は、リチウムを吸蔵・放出可能な材料であり、例えば、黒鉛(グラファイト)等からなる粉末状の炭素材料を用いることができる。
図2に示すように、正極シート10および負極シート20は、正極集電体11の露出部33と負極集電体21の露出部24とが幅方向において互いに反対側になるように配置されている。また、負極合剤層22の幅は正極合剤層12の幅よりも広い。このため、負極シート20の幅方向の端部25は、正極シート10および負極シート20の積層方向から平面視した際に、絶縁層15(正極集電体11上の第2の領域32)と重畳するように配置される。換言すると、正極集電体11上の第2の領域32に配置されている絶縁層15と負極シート20の幅方向の端部25とが積層方向において互いに対向するように配置されている。
このとき、本実施の形態にかかる電極体1では、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層15の樹脂粒子同士を熱溶着している。このように樹脂粒子同士を熱溶着することで(つまり、樹脂粒子をフィルム状とすることで)樹脂粒子同士の接着強度をあげることができる。
すなわち、図17に示した電極体101では、正極集電体111上の絶縁層115は樹脂粒子(熱溶着していない樹脂粒子)を用いて構成されていた。熱溶着していない樹脂粒子は樹脂粒子同士の接着強度が弱いため、電極体101を捲回した際に、負極シート120のバリ130が正極集電体111上の絶縁層115を突き破り、正極と負極とが短絡してしまうおそれがあった。
これに対して本実施の形態にかかる電極体1では、図2に示すように、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層15の樹脂粒子同士を熱溶着している。このように樹脂粒子を熱溶着することで(つまり、樹脂粒子をフィルム状とすることで)樹脂粒子同士の接着強度をあげることができ、絶縁層15の強度を向上させることができる。よって、負極シート20を切断する際に発生したバリ(つまり、負極集電体21の端部25に発生したバリ)が絶縁層15を突き破り、正極10と負極20とが短絡してしまうことを抑制することができる。
ここで、正極合剤層12と負極合剤層22とで挟まれる第1の領域31における絶縁層13は、リチウムイオンの通り道となる。一方、正極集電体11上の第2の領域32における絶縁層15(つまり、正極合剤層12の側面と接している絶縁層)は、リチウムイオンのメインの通り道とはならない。よって、本実施の形態のように、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層15の樹脂粒子同士を熱溶着し、正極合剤層12上に形成された絶縁層13(第1の領域31における絶縁層13)の樹脂粒子については熱溶着しないことで(つまり、絶縁層13の空孔を保った状態とすることで)、絶縁層13におけるリチウムイオンの透過性を確保しつつ、正極10と負極20とが短絡してしまうことを抑制することができる。
例えば、本実施の形態では、図1に示すように正極シート10および負極シート20を積層した後、図3に示すように正極シート10および負極シート20を捲回することで捲回電極体を形成してもよい。また、例えば、図4に示すように複数の正極シート10と複数の負極シート20を交互に積層して電極体を形成してもよい。なお、正極シート10および負極シート20を捲回して捲回電極体を形成した場合も、図4に示すような複数の正極シート10と複数の負極シート20とが交互に積層された構造となる。
本実施の形態では、絶縁層15の樹脂粒子同士を熱溶着しているので、正極シート10および負極シート20を捲回する時や正極集電体11の露出部33を集めて溶接する時に負極集電体21の端部25のバリが絶縁層15を突き破り、正極10と負極20とが短絡してしまうことを抑制することができる。
更に本実施の形態では、図5に示す電極体1’のように、正極シート10’の露出部33と反対側の端部16の側面を、樹脂粒子を含む絶縁層17で覆うようにしてもよい。すなわち、正極シート10’の端部16の側面が露出した状態では、導電性の異物が混入した場合、正極シート10’の端部16と負極シート20とが短絡するおそれがあった。しかし、図5に示す電極体1’のように、正極シート10’の端部16の側面を絶縁層17で覆うことで、正極シート10’の端部16における短絡を抑制することができる。よって、正極10’と負極20とが短絡することをより確実に抑制することができる。
このとき、図6に示す電極体1’’のように、正極シート10’’の端部16の側面を覆っている絶縁層18の樹脂粒子同士を熱溶着してもよい。このように、絶縁層18の樹脂粒子同士を熱溶着することで、樹脂粒子同士の接着強度をあげることができ、絶縁層18の強度を向上させることができる。よって、図5に示した電極体1’の場合よりも、正極シート10’’と負極シート20とが短絡することをより確実に抑制することができる。
また、本実施の形態では、図7に示す電極体2のように、負極合剤層22上に絶縁層23を設けてもよい。絶縁層23は、正極シート10と負極シート20’とを積層した際に、正極シート10と負極シート20’とが短絡することを防止するセパレータとして機能する。絶縁層23は、絶縁粒子を用いて構成することができる。絶縁粒子には、セラミック粒子や樹脂粒子を用いることができる。セラミック粒子としては、例えばアルミナ粒子を用いることができる。このように、正極シート10に加えて、負極シート20’にも絶縁層23を設けることで、正極シート10と負極シート20’とが短絡することをより確実に抑制することができる。なお、図7では、負極シート20’の両面に絶縁層23を設けた場合を示したが、本実施の形態では、負極シート20’の片面のみに絶縁層23を設けるようにしてもよい。
次に、本実施の形態にかかる正極の製造方法について説明する。
図8は、本実施の形態にかかる正極の製造方法を説明するためのフローチャートである。正極(正極シート)を製造する際は、図9の断面図に示すように、帯状の正極集電体11上の第1の領域31に正極合剤層12を形成する(図8のステップS1)。ここで、正極集電体11上の第1乃至第3の領域31〜33は、正極集電体11の幅方向において並んでいる。
具体的には、正極活物質と、導電材と、溶媒と、結着剤(バインダー)とを混練して正極合剤を形成し、混練後の正極合剤を正極集電体11の第1の領域31の両面に塗布して乾燥することによって正極合剤層12を形成することができる。ここで、溶媒としては、例えばNMP(N−メチル−2−ピロリドン)溶液を用いることができる。また、バインダーとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、スチレンブタジエンラバー(SBR)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、カルボキシメチルセルロース(CMC)等を用いることができる。
その後、図10の断面図に示すように、正極集電体11上の第2の領域32および正極合剤層31上に、正極合剤層31を覆うように樹脂粒子を塗布して絶縁層13を形成する(図8のステップS2)。正極集電体11上の第2の領域32は、第1の領域31と第3の領域33とに挟まれた領域である。絶縁層13を形成する際は、例えばグラビア塗工装置を用いて絶縁粒子を塗工する。図11、図12は、グラビア塗工装置41を用いて樹脂粒子を塗工する工程を説明するための図である。図12は、図11に示すグラビア塗工装置41を正極シート51の搬送方向上流側(つまり、図11の紙面左側)から見た図である。ここで、正極シート51は図8のステップS1で形成された正極シート51であり、正極集電体11上の第1の領域31に正極合剤層12が形成された正極シート51(図9参照)である。
図11に示すように、グラビア塗工装置41は、複数のローラー42、液槽43、グラビアロール45、及びドクターブレード46を備える。複数のローラー42は、正極合剤層12が形成された後の正極シート51を搬送方向(図11の矢印に示す)に搬送する。液槽43は、絶縁粒子を含むペースト44を保持すると共に、ペースト44をグラビアロール45の外周表面に供給する。絶縁粒子を含むペースト44は、例えば、絶縁粒子と溶媒と増粘剤とを混合することで作製することができる。グラビアロール45は、ペースト44を正極シート51の表面(つまり、正極集電体11上の第2の領域32および正極合剤層12上)に転写して塗布する。ドクターブレード46は、グラビアロール45の外周表面に付着した余分なペースト44を掻き取る。
図12に示すように、グラビアロール45の外周表面に保持されているペーストは、搬送されてきた正極シート51の表面に塗布される。このとき、正極集電体11の露出部(第3の領域)33にマスキングテープ48を設けることで、ペースト44が正極集電体11の露出部33に塗布されることを防止することができる。また、図12に示すように、グラビアロール45の溝47の方向を、正極シート51の第2の領域32側へと向かうように傾斜させることで、ペースト44が流れる方向を溝47に沿った方向(図12の矢印49に示す方向)とすることができる。これにより、正極集電体11上の第2の領域32にペースト44を塗布することができる。グラビア塗工装置41を用いて正極シート51の表面に絶縁粒子(絶縁層13)を塗工する工程は、正極シート51の両面に対して実施する。このような方法を用いることで、図10に示すような、正極集電体11上の第2の領域32および正極合剤層12上に絶縁層13が形成された正極シート52を作製することができる。
絶縁層13が形成された正極シート52を作製した後、絶縁層13が形成された正極シート52を加熱して、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層13の樹脂粒子同士を選択的に熱溶着する(図8のステップS3)。つまり、正極集電体11上の第2の領域32および正極合剤層31上に形成された絶縁層のうち、正極集電体11上の第2の領域32に形成された絶縁層の樹脂粒子同士を熱溶着し、正極合剤層31上に形成された絶縁層の樹脂粒子については熱溶着しないようにする。このとき、正極合剤層12上に形成されている絶縁層13からは水分が蒸発して乾燥される。
樹脂粒子同士を熱溶着する際は、図13の上面図に示すように、絶縁層13が形成された正極シート52を乾燥炉60内に導入する。乾燥炉60は、導入口61と搬出口62とを備えている。乾燥炉60の内部には、正極シート52の表面(両面)に熱風を吹き付けるための機構(例えば、ヒータとファン)が設けられている。
絶縁層13が形成された正極シート52は導入口61から乾燥炉60に導入され、乾燥炉60内において加熱される。これにより、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層の樹脂粒子同士が熱溶着される。樹脂粒子同士が熱溶着された後の正極シート53は、搬出口62から排出される。例えば、正極シート52は乾燥炉60内を連続的に搬送される。
図14の断面図(上図)に示すように、乾燥炉60内において正極シート52の表面に熱風65が吹き付けられると、正極シート52が加熱される。このとき、正極集電体11は金属(アルミニウム)で構成されているので熱伝導が高い。よって、正極集電体11の第3の領域33に熱風65が吹き付けられると、正極集電体11の第3の領域33から第2の領域32へと熱が伝わり、正極集電体11の第2の領域32が加熱される。一方、正極集電体11の第1の領域31には、熱容量の大きい正極合剤層12が形成されているので、正極集電体11の第1の領域31は加熱されにくい。このため、正極集電体11の第2の領域32は第1の領域31よりも温度が高くなる。
また、正極合剤層12上の樹脂粒子に加えられた熱は、熱容量の大きい正極合剤層12へと伝わる。一方、正極集電体11上の第2の領域32の樹脂粒子に加えられた熱は、正極集電体11の第2の領域32における温度が高いために逃げ場がなくなる。このため、正極集電体11上の第2の領域32の樹脂粒子が融点以上に加熱されて熱溶着される。これに対して、正極合剤層12上の絶縁層13の温度は融点以上とはならないため、正極合剤層12上の絶縁層13は熱溶着されない。これにより、図14の断面図(下図)に示すように、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層15の樹脂粒子同士のみを選択的に熱溶着することができる。
正極シート52の表面に吹き付ける熱風65の温度は、樹脂粒子の融点以上の温度とする。例えば、絶縁層13、15を構成する樹脂粒子としてポリエチレン粒子を用いた場合は、正極シート52の表面に吹き付ける熱風65の温度は、ポリエチレン粒子の融点である130℃以上、好ましくは130℃〜190℃とする。絶縁層13、15にポリエチレン粒子を用いた場合は、ポリエチレン粒子の融点が低いので、熱溶着する際の温度を低くすることができる。
本実施の形態にかかる正極の製造方法では、正極集電体11上の第2の領域32および正極合剤層31上に樹脂粒子を塗布(図8のステップS2)した後、第2の領域32の樹脂粒子を選択的に熱溶着(ステップS3)している。よって、図14の下図に示すように、正極合剤層31上の絶縁層13と正極集電体11上の第2の領域32の絶縁層15とを連続的に形成することができる。つまり、絶縁層13と絶縁層15とを別々に形成すると(すなわち、別々の工程で形成すると)絶縁層13と絶縁層15との間に隙間が生じる場合があるが、上記で説明したような本実施の形態にかかる製造方法を用いることで、絶縁層13と絶縁層15との間に隙間が形成されることを抑制することができる。
なお、上記で説明した正極の製造方法では、正極集電体11の両面に樹脂粒子を塗布(図8のステップS2)した後に、第2の領域32の樹脂粒子(正極集電体11の両面の樹脂粒子)を熱溶着(ステップS3)していた。しかし、本実施の形態にかかる正極の製造方法では、正極集電体11の一方の面(片面)に樹脂粒子を塗布した後に、第2の領域32の樹脂粒子(正極集電体11の一方の面の樹脂粒子)を熱溶着し、その後、正極集電体11の他方の面(片面)に樹脂粒子を塗布した後に、第2の領域32の樹脂粒子(正極集電体11の他方の面の樹脂粒子)を熱溶着するようにしてもよい。換言すると、正極集電体11の片面毎に絶縁層13、15を形成するようにしてもよい。
以上で説明した正極の製造方法を用いることで、本実施の形態にかかる電極体1が備える正極を製造することができる。なお、本実施の形態にかかる電極体1を作製する際は、更に負極シートを形成する。負極シート20(図2参照)は、負極活物質と、導電材と、溶媒と、バインダーとを混練し、混練後の負極合剤を負極集電体21の両面に塗布して乾燥することによって作製することができる。このとき、負極シート20の幅方向の一端(つまり、図1に示す負極シート20の下側)には、負極集電体21が露出している露出部24(つまり、負極合剤層22が塗工されていない部分)を設ける。
そして、上記のようにして正極シート10および負極シート20を作製した後、正極シート10および負極シート20を積層する。正極シート10および負極シート20を積層する際は、図2に示すように、正極集電体11の露出部33と負極集電体21の露出部24とが幅方向において互いに反対側になるように配置する。正極シート10および負極シート20を積層した後、図3に示すように正極シート10および負極シート20を捲回することで捲回電極体を形成することができる。また、図4に示すように複数の正極シート10と複数の負極シート20を交互に積層して電極体を形成してもよい。
以上で説明した本実施の形態にかかる発明により、絶縁層に樹脂粒子を用いた場合であっても、正極と負極との短絡を抑制することが可能な電極体および正極の製造方法を提供することができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
上記で説明した方法を用いて、図2に示した構成を備える電極体1(捲回電極体)を形成した。このとき、正極集電体11上の第2の領域32に形成されている絶縁層15の樹脂粒子同士を熱溶着した(実施例)。また、比較例として、絶縁層の樹脂粒子同士を熱溶着していないサンプルを作製した(図16、図17参照)。
そして、正極シート10および負極シート20を捲回した後、正極と負極の短絡の有無を調べた。短絡の有無は、電極体の抵抗値、つまり、正極と負極との間の抵抗値を測定して判定した。このときの判定基準値を1GΩとした。すなわち、正極と負極との間の抵抗値が1GΩ以上の場合は短絡無しと判定し、1GΩよりも小さい場合は短絡有りと判定した。
絶縁層(ポリエチレン粒子)の熱溶着の有無と電極体の短絡の有無との関係を図15に示す。図15に示すように、正極シートの絶縁層を熱溶着していないサンプル(比較例)では、捲回後の電極体の正極と負極とが短絡していた。これは、負極シートを切断した際に発生したバリが絶縁層(樹脂粒子)を突き破り、これにより正極と負極とが短絡したためであると考えられる。
一方、正極シート10の第2の領域32の絶縁層15を熱溶着したサンプル(実施例)では、捲回後の電極体の正極と負極とが短絡していなかった。よって、本発明のように絶縁層15(樹脂粒子)を熱溶着することで樹脂粒子同士の接着強度をあげることができ、負極シート10を切断する際に発生したバリが絶縁層15を突き破ることを抑制することができた。
以上、本発明を上記実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
1、2 電極体
10 正極(正極シート)
11 正極集電体
12 正極合剤層
13 絶縁層
15 絶縁層(熱溶着)
16 端部
17 絶縁層
18 絶縁層(熱溶着)
20 負極(負極シート)
21 負極集電体
22 負極合剤層
23 絶縁層
24 露出部
25 端部
31 第1の領域
32 第2の領域
33 第3の領域
41 グラビア塗工装置
42 ローラー
43 液槽
44 ペースト
45 グラビアロール
46 ドクターブレード
51 正極シート(正極集電体+正極合剤層)
52 正極シート(正極集電体+正極合剤層+絶縁層)
53 正極シート(正極集電体+正極合剤層+絶縁層(溶着あり))
60 乾燥炉
61 導入口
62 搬出口
65 熱風

Claims (8)

  1. 正極と負極とが積層された非水電解質二次電池用の電極体であって、
    前記正極は、正極集電体と、当該正極集電体上の第1の領域に形成された正極合剤層と、前記正極集電体上の前記第1の領域と幅方向において隣り合う第2の領域および前記正極合剤層上に当該正極合剤層を覆うように形成された樹脂粒子を含む絶縁層と、を備えると共に、前記正極集電体の前記第2の領域を基準として前記第1の領域と反対側の第3の領域に前記正極合剤層および前記絶縁層が形成されておらず前記正極集電体が露出している露出部を備え、
    前記負極は、負極集電体と、当該負極集電体上に形成された負極合剤層と、を備えると共に、前記負極の幅方向の一方の端部側において前記負極合剤層が形成されておらず前記負極集電体が露出している露出部を備え、
    前記正極および前記負極は、前記正極集電体の露出部と前記負極集電体の露出部とが幅方向において互いに反対側になるように、且つ、前記正極および前記負極の積層方向から平面視した際に、前記負極の幅方向の他方の端部が前記正極集電体上の前記第2の領域に形成されている前記絶縁層と重畳するように配置されており、
    前記正極集電体上の前記第2の領域に形成されている前記絶縁層の樹脂粒子同士が熱溶着していることを特徴とする、
    電極体。
  2. 前記樹脂粒子はポリエチレン粒子である、請求項1に記載の電極体。
  3. 前記正極は更に、当該正極の露出部と反対側の端部側面が樹脂粒子を含む絶縁層で覆われている、請求項1または2に記載の電極体。
  4. 前記正極の前記端部側面を覆っている前記絶縁層の樹脂粒子同士が熱溶着している、請求項3に記載の電極体。
  5. 前記電極体は、前記正極と前記負極とを互いに積層して捲回した捲回電極体である、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電極体。
  6. 長手方向に伸びる第1乃至第3の領域が幅方向において並んでいる帯状の正極集電体上の前記第1の領域に正極合剤層を形成する工程と、
    前記正極集電体上の前記第3の領域を露出させつつ、前記正極集電体上の前記第1の領域と前記第3の領域とに挟まれた前記第2の領域および前記正極合剤層上に当該正極合剤層を覆うように樹脂粒子を塗布して絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層を形成した後の正極を加熱して、前記正極集電体上の前記第2の領域に形成されている前記絶縁層の樹脂粒子同士を選択的に熱溶着する工程と、を備える、
    正極の製造方法。
  7. 前記樹脂粒子同士を熱溶着する際、前記絶縁層を形成した後の正極を乾燥炉内に導入し、当該正極の表面に前記樹脂粒子の融点以上の温度の熱風を吹き付ける、請求項6に記載の正極の製造方法。
  8. 前記樹脂粒子がポリエチレン粒子である場合、前記正極の表面に吹き付ける熱風の温度を130℃〜190℃とする、請求項7に記載の正極の製造方法。
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