JP2016116556A - 吸収体の製造装置 - Google Patents
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本発明の一実施形態である吸収体の製造装置1は、図1に示すように、外周面に複数の集積用凹部22が所定の間隔で形成された回転ドラム2と、回転ドラム2の外周面2fに向けて、吸収体材料としての繊維材料31を飛散状態にて供給するダクト4と、ダクト4内に繊維材料31を供給する繊維材料供給部5と、集積用凹部22内に、繊維材料31及び吸水性ポリマー32が堆積して生じた堆積物を、吸収体3として該集積用凹部22から離型させる離型手段としての離型用エアブロー装置6とを備え、更に、回転ドラム2の下方に配された搬送手段としてのバキュームコンベア7と、繊維材料供給部5からダクト4内に供給される繊維材料31の量を制御する供給量制御部8とを備えている。
外周部材21は、その外周部に、図2に示すように、多孔性プレート27(多孔性部材)と、該多孔性プレート27の外面27a側に重ねて固定されたパターン形成プレート28とを有する。集積用凹部22の底面は、多孔性プレート27から形成されている。
多孔性プレート27としては、例えば、金属又は樹脂製のメッシュプレート、あるいは金属又は樹脂製の板にエッチング、パンチングで複数(多数)の細孔を形成したもの等を用いることができる。
ダクト4における回転ドラム2と繊維材料供給部5との間には、吸収体材料の他の一種である吸水性ポリマー32をダクト4に供給する散布管55が設けられている。回転ドラム2の吸気ファン(図示せず)の作動により、ダクト4内の空間には、吸収体材料(繊維材料31及び吸水性ポリマー32)が回転ドラム2の外周面2fに向かって吸引されるような空気流が生じる様になっている。
また、本製造装置1は、その吸収体連続体30Aを、個々の吸収性物品に使用される長さ(以下、吸収性物品一枚分の長さともいう)の吸収体30に切断する切断装置9を備えている。切断装置9としては、吸収性物品や吸収体の製造に用いられる各種公知の切断手段を用いることができ、例えば、図1に示すように、切断刃92を有するカッターロール91とその刃を受けるアンビルロール93とを有しており、両ロールの回転により一定の周期で、吸収体連続体30Aを順次切断するものを用いることができる。
上述した製造装置1を用いて吸収体3を製造するためには、回転ドラム2を回転させると共に、上記吸気ファンを作動させて空間Aを負圧とする。また離型用エアブロー装置6、バキュームコンベア7、バキュームコンベア7に隣接して配置したベルトコンベア7A、及び切断装置9を作動させる。
吸気ファンの作動により、空間A上に位置する集積用凹部22の底面に、底面の全域に亘って均一な吸引力が生じると共に、ダクト4内に、回転ドラム2の外周面に向けて流れる空気流が生じる。
図3(a)に示すパターンは、ダクト4に相対的に少ない量の繊維材料31を供給するステップとダクト4に相対的に多い量の繊維材料31を供給するステップとが交互に繰り返されるパターンであり、供給量を変えて繊維材料31を連続して供給している。これに代えて、ダクト4に繊維材料31を供給しないステップと、ダクト4に繊維材料31を供給するステップとが交互に繰り返されるパターンで、繊維材料31をダクト4に供給しても良い。
製造装置1の運転時には、供給量制御部8によって、図3(a)及び図3(b)に示すように、繊維材料の原料シート3Aを粉砕機51に供給する速度を変化させる周期と、集積用凹部22が、ダクト4に覆われた部分を通過する周期とを一致させる。
図4に示す吸収体3においては、集積用凹部22の回転方向前端fに対応する一端3a側に、相対的に繊維材料の坪量が多い高坪量部33が形成され、集積用凹部22の回転方向後端rに対応する他端3b側に、相対的に繊維材料の坪量が少ない低坪量部34が形成されている。吸収体3は、回転ドラム2の周方向に対応する長手方向3X及び該長手方向に直交する幅方向3Yを有している。吸収体3は、搬送手段としてのバキュームコンベア7やベルトコンベア7Aにより搬送される際には、図1に示すように、長手方向3Xが搬送方向Xに沿い、高坪量部33を有する一端3a側が、搬送方向の下流側に向けられている。
このようにして得られた吸収体3は、図1に示すように、被覆シート35,36で被覆されて吸収体連続体30Aとされた後、切断装置9により所定長さに切断されて、被覆シートで被覆された吸収体30として、使い捨ておむつ等の吸収性物品に組み込まれる。
供給量制御部8の記憶部には、製造すべき目的の吸収体に応じて、横軸の0から360の長さのうちの、複数個所における上面の高さ位置の好ましい範囲が予め記録されており、吸収体3の製造時に実際に計測された吸収体についての各値が、それらの値を満たすか否かによって、製造された吸収体3が、目的とする吸収体3の形態を有しているかを判別することができる。表面変位計測計82としては、レーザー変位計等を用いることができる。
そして、例えば、製造すべき吸収体3が、図5(a)に示す形態であるにもかかわらず、表面変位計測器82からの入力値により判別した吸収体3の形態が、図5(b)に示す形態であった場合には、図6に示すように、吸収体の偏在状態のパターンに合わせて供給量の位相を変化させる。位相の移動方向は、製造される吸収体における繊維材料の偏在状態が、目的とする吸収体の同偏在状態に近づく方向とする。
また、吸収体3内に繊維材料の坪量が異なる高坪量部及び低坪量部を有することは、例えば、必要な部分に高い吸収容量を確保し易い一方、必要性に劣る部分の吸収容量を減らして、全体としての原料の使用量を軽減する観点からも好ましい。なお、吸収体3は、被覆シート35,36で被覆することなく、吸収性物品の吸収体として用いることもできる。
図5(b)に示す吸収体は、回転ドラム2の周方向に対応する長手方向3Xの中央部に、繊維材料の坪量が最も多い高坪量部33を有し、長手方向3Xにおける高坪量部33に、繊維材料の坪量が最も少ない低坪量部34を有している。
図7(a)に示す吸収体は、回転ドラム2の周方向に対応する長手方向3Xの中央部に、繊維材料の坪量が最も多い高坪量部33を有し、長手方向3Xの一端側に、繊維材料の坪量が最も少ない低坪量部34を有し、長手方向3Xの他端側に、繊維材料の坪量が、高坪量部33より少なく低坪量部34より多い中間坪量部38を有している。
図7(b)に示す吸収体は、回転ドラム2の周方向に対応する長手方向3Xに、相互に離間した状態に複数の高坪量部33が形成されている。図7(b)に示す吸収体は、2つの高坪量部33以外の3箇所が何れも繊維材料の坪量が最も少ない低坪量部34となっているが、3箇所のうちの1又は2箇所を、繊維材料の坪量が高坪量部33より少なく低坪量部34より多い中間坪量部38とすることもできる。
ダクト開口部のドラム周方向の長さは、図3(c)に示すように、ダクト4の回転ドラム側の開口部4eの、回転ドラムの周方向に沿う方向の両端4f,4r間の長さであり、回転ドラムの外周面に沿って測定する。集積用凹部22のドラム周方向の長さは、集積用凹部22の、回転ドラムの周方向に沿う方向の両端f,r間の長さであり、回転ドラムの外周面に沿って測定する。
繊維材料の坪量が最も多い部分と、繊維材料の坪量が最も低い部分の坪量は、下記のようにして求める。即ち、図8に示すように、吸収体3の長手方向3Xの一端3aから30mm間隔で、幅方向3Yに沿う直線Cを引き、その直線Cを境界として吸収体3を複数の部分3A〜3Fに分割し、その分割部分のそれぞれについて面積及び含まれる繊維材料の質量を求める。そして、求めた質量及び面積から坪量を算出し、算出した坪量が最も高い分割部分の坪量を、繊維材料の坪量が最も多い部分の坪量とし、算出した坪量が最も少ない分割部分の坪量を、繊維材料の坪量が最も少ない部分の坪量とする。なお、図8に点線で示すように、吸収体3が、最後に引いた直線Ceから30mm未満の長さで延出する部分3Gを有する場合、その直線Ceでは分割せずに、該部分3Gをその前の部分3Fの一部として、該部分3Fの坪量を算出する。吸収体3の長手方向3Xの一端3aは、吸収性物品の吸収体である場合、着用者の前後方向の腹側(前側)に近い方の一端とする。着用者の前後との関係が不明の場合は、集積用凹部22の回転方向前端fに対応する一端とし、それも不明である場合は、長手方向の任意の一端を一端とする。
吸水性ポリマー32を連続的に供給しても、吸水性ポリマー32は、繊維材料31を搬送する空気流のなかの繊維材料の濃度が高い部分に濃度の低い部分に比して多く吸収性ポリマー32が絡まる為、相対的に多い量が含まれる。そのため、吸収体3として、繊維材料の坪量が相対的に多い部分に、繊維材料の坪量が相対的に少ない部分より多くの吸水性ポリマーを有する吸収体が得られる。
このように、本実施形態の方法によれば、吸水性ポリマー32の供給装置に供給量を変化させる手段を設けなくても、吸水性ポリマーが偏在した吸収体が得られる。
例えば、上述した実施形態においては、吸収体における繊維材料の偏在状態の計測に、表面変位計測器を用いていたが、それに代えて、画像処理や静電容量センサーを用いることもできる。
画像処理は、例えば、撮像手段により撮影した画像中の吸収体の濃淡により、繊維材料の坪量の量を判定することができる。静電容量センサーは、吸収性物品の材料として用いられるパルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維等のセルロース系繊維や、ポリエチレン等の合成繊維など絶縁体の測定に適している点から好ましい。
<1>
外周面に複数の集積用凹部が所定の間隔で形成された回転ドラムと、該回転ドラムの外周面に向けて、吸収体材料としての繊維材料を飛散状態にて供給するダクトと、該ダクト内に繊維材料を供給する繊維材料供給部と、集積用凹部内に、繊維材料が堆積して生じた堆積物を、吸収体として該集積用凹部から離型させる離型手段とを備え、前記ダクトへの前記繊維材料の単位時間当たりの供給量を変化させることによって、個々の吸収体中に繊維材料の坪量が相対的に多い部分と繊維材料の坪量が相対的に少ない部分とを有する吸収体を製造する吸収体の製造装置であって、
前記吸収体又は前記堆積物における繊維材料の偏在状態を計測し、計測した偏在状態に基づき、繊維材料供給部によるダクトへの繊維材料の供給量を変化させる供給量制御部を備える、吸収体の製造装置。
回転ドラム側に開口するダクト開口部のドラム周方向の長さの、前記集積用凹部のドラム周方向の長さに対する比が2.0以下である、前記<1>に記載の吸収体の製造装置。
<3>
前記供給量制御部は、予め記憶部に登録されている繊維材料の偏在状態に合致する偏在状態の吸収体を製造するように、繊維材料の供給量を変化させる、前記<1>又は<2>に記載の吸収体の製造装置。
<4>
前記吸収体又は前記堆積物における繊維材料の偏在状態の計測に、表面変位計測器、画像処理又は静電容量センサーが用いられる、前記<1>〜<3>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<5>
前記回転ドラムは、円筒状のドラム本体と、該ドラム本体の外周部に重ねて配され、回転ドラムの外周面を形成する外周部材とを含んで構成されており、前記外周部材は、その外周部に、多孔性プレートと、該多孔性プレートの外面側に重ねて固定されたパターン形成プレートとを有し、前記集積用凹部の底面が、該多孔性プレートから形成されている、前記<1>〜<4>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
前記多孔性プレートは、前記ドラム本体側からの吸引によって生じた空気流を回転ドラムの外方に伝え、該空気流に乗って運ばれてくる吸収体材料を透過させずに保持し、空気のみを透過させる通気性のプレートである、前記<5>に記載の吸収体の製造装置。
<7>
前記ダクトは、前記繊維材料供給部から前記回転ドラムに亘って延びており、
前記繊維材料供給部は、解繊機として粉砕機を備えており、繊維材料の原料シートが、原料供給ローラにより粉砕機に導入され、粉砕機により解繊されて生じた繊維材料が前記ダクト内に供給される、前記<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<8>
前記繊維材料供給部は、前記原料シートを前記粉砕機に送り込む一対の供給ローラと、該供給ローラを回転駆動させる駆動モータとを備えている、前記<7>に記載の吸収体の製造装置。
<9>
前記駆動モーターの回転数を上げることで、前記ダクトに対する繊維材料の単位時間当たりの供給量が増加し、該駆動モーターの回転数を下げることで、前記ダクトに対する繊維材料の単位時間当たりの供給量が減少する、前記<8>に記載の吸収体の製造装置。
<10>
前記供給量制御部は、表示部及び入力部を備えたコンピュータ、該コンピュータと他の装置等とを電気的に接続するインターフェース、及び該コンピュータに組み込まれた所定のプログラム等から構成されている、前記<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
コンピュータを備え、該コンピュータは、前記駆動モータに対して制御信号を出力して駆動モータの回転を制御することにより、前記原料シートの前記粉砕機への供給量を制御して、前記ダクト内への前記繊維材料の供給量を制御する、前記<7>〜<10>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<12>
前記集積用凹部から離型された吸収体の上下面を被覆シートで被覆して吸収体連続体を得る機構、及びその吸収体連続体を、個々の吸収性物品に使用される長さの吸収体に切断する切断装置を備えている、前記<1>〜<11>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<13>
前記供給量制御部によって、前記原料シートを前記粉砕機に供給する速度を変化させる周期と、前記集積用凹部が、前記ダクトに覆われた部分を通過する周期とを一致させる、前記<7>〜<12>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
<14>
前記ダクトにおける前記回転ドラムと前記繊維材料供給部との間には、吸収体材料の他の一種である吸水性ポリマーを該ダクトに供給する散布管が設けられている、前記<1>〜<13>の何れか1に記載の吸収体の製造装置。
図1に示す装置を用いて吸収体を製造した。原料シート31Aとしては、木材パルプシートを用い、その粉砕機51に対する供給量を図3(a)に示すように変化させて、繊維材料の坪量が多い部分と少ない部分とを有する図4に示す形態の吸収体3を製造した。吸収体3の製造中には、集積用凹部の底面には全域に亘って均一な吸引力を生じさせた。また、吸水性ポリマー32の供給は行わなかった。また、製造中には、吸収体3の繊維材料の偏在状態を、表面変位計測器を用いて監視したところ、その繊維材料の偏在状態は常時安定していた。
〔実施例2〜5、比較例1〜3〕
ダクト4の回転ドラム2付近の形態を、表1中の「ダクト形状」に示すものに変更するとともに、集積用凹部のドラム長手方向の長さを、表1中に示す通りに変更する以外は、実施例1と同様にして吸収体を製造した。集積用凹部のドラム長手方向の長さは、製造した吸収体の長手方向の長さに一致する。比較例1〜3については、木材パルプシートを粉砕機51に対して常時一定の速度で供給した。表1中の「パルプ供給量制御」の欄の「有」は、木材パルプシートの供給量を周期的に変化させたことを意味する。
表1中の「ダクト形状」の欄に示すダクトである形状1〜4は、下記の通りである。
形状1:図1に示す形状,ダクト開口部の長さ940mm
形状2:図9(a)に示す形状,ダクト開口部の長さ520mm
形状3:図9(b)に示す形状,ダクト開口部の長さ346mm
形状4:図9(c)に示す形状,ダクト開口部の長さ173mm
ダクト4の回転ドラム2付近の形態を、表2中の「ダクト形状」に示すものに変更するとともに、集積用凹部のドラム長手方向の長さを、表2中に示す通りに変更する以外は、実施例1と同様にして吸収体を製造した。参考例1〜4については、パルプ供給量の制御を行ったが、回転ドラム側に開口するダクト開口部のドラム周方向の長さaの、前記集積用凹部のドラム周方向の長さbに対する比が3.0超であった。
実施例及び比較例において得られた各吸収体について、繊維材料の坪量が最も多い部分と繊維材料の坪量が最も低い部分との坪量比(以下、偏在倍率ともいう)を前述した方法により測定して表1及び表2に示した。
2 回転ドラム
2f 外周面
20 ドラム本体
21 外周部材
22 集積用凹部
3 吸収体
31 繊維材料
31A 原料シート
32 吸水性ポリマー
33 高坪量部
34 低坪量部
30 被覆シートを有する吸収体
4 ダクト
4e ダクト開口部
5 繊維材料供給部
51 粉砕機(解繊機)
52 原料供給ローラ
53 駆動モータ
6 離型用エアブロー装置
7 バキュームコンベア
7A ベルトコンベア
8 供給量制御部
81 表面変位計測器
9 切断装置
91 カッターロール
92 切断刃
93 アンビルロール
55 吸水性ポリマーの散布管
Claims (4)
- 外周面に複数の集積用凹部が所定の間隔で形成された回転ドラムと、該回転ドラムの外周面に向けて、吸収体材料としての繊維材料を飛散状態にて供給するダクトと、該ダクト内に繊維材料を供給する繊維材料供給部と、集積用凹部内に、繊維材料が堆積して生じた堆積物を、吸収体として該集積用凹部から離型させる離型手段とを備え、前記ダクトへの前記繊維材料の単位時間当たりの供給量を変化させることによって、個々の吸収体中に繊維材料の坪量が相対的に多い部分と繊維材料の坪量が相対的に少ない部分とを有する吸収体を製造する吸収体の製造装置であって、
前記吸収体又は前記堆積物における繊維材料の偏在状態を計測し、計測した偏在状態に基づき、繊維材料供給部によるダクトへの繊維材料の供給量を変化させる供給量制御部を備える、吸収体の製造装置。 - 回転ドラム側に開口するダクト開口部のドラム周方向の長さの、前記集積用凹部のドラム周方向の長さに対する比が2.0以下である、請求項1に記載の吸収体の製造装置。
- 前記供給量制御部は、予め記憶部に登録されている繊維材料の偏在状態に合致する偏在状態の吸収体を製造するように、繊維材料の供給量を変化させる、請求項1又は2に記載の吸収体の製造装置。
- 前記吸収体又は前記堆積物における繊維材料の偏在状態の計測に、表面変位計測器、画像処理又は静電容量センサーが用いられる、請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収体の製造装置。
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