JP2016108759A - 施錠解除制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 施錠解除制御装置を提供する。【解決手段】 施錠解除制御装置は、部屋への呼び出しを行う際の番号入力のために使用される操作部を備える。無線通信手段を使って、第1電話機や第2電話機と通信を行う第1通信部を備える。部屋ごとに、部屋番号と、第1電話機の電話番号と、第2電話機の電話番号との関係を示す第1データベースを記録する記録部を備える。第1データベースに含まれる部屋番号に対応する部屋の呼び出しが行われた場合に、第1データベースに基づいて、第1通信部から部屋番号に対応する第1電話機への発呼が行われ、第1電話機への発呼の後、第1時間経過するまでに、第1電話機からの応答が無い場合は、部屋番号に対応する第2電話機への発呼が行われ、第1通信部と通話状態にある第1電話機若しくは第2電話機において所定の操作が行われた場合に、施錠解除制御装置は、施錠の解除制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、施錠解除制御装置に関する。
特許文献1などで、施錠解除制御装置に相当する集合玄関機と、固定電話機に相当する居室親機と、携帯端末とで構成され、携帯端末でも施錠解除が可能な電子錠システムが提案されている。
特開2011−94292号公報
しかしながら、居室親機を操作することが出来る状況でない場合には、当該携帯端末を持たない者など施錠解除権限を持たない者の施錠解除要求に対して、施錠解除を行うことが出来ない。
したがって本発明の目的は、居室親機を操作しない状況で、施錠解除権限を持たない者の施錠解除要求に対して、施錠解除制御が可能な施錠解除制御装置を提供することである。
本発明に係る施錠解除制御装置は、施錠対象物を含む施設に設けられた部屋への呼び出しを行う際の番号入力のために使用される入力装置である操作部と、無線通信手段を使って、第1電話機や第2電話機と通信を行う第1通信部と、部屋ごとに、部屋番号と、第1電話機の電話番号と、第2電話機の電話番号との関係を示す第1データベースを記録する記録部とを備える施錠解除制御装置であって、第1電話機は、部屋に配線された電話回線と有線接続された固定電話機であり、操作部を使った操作で、第1データベースに含まれる部屋番号に対応する部屋の呼び出しが行われた場合に、第1データベースに基づいて、第1通信部から部屋番号に対応する第1電話機への発呼が行われ、第1電話機への発呼の後、第1時間経過するまでに、第1電話機からの応答が無い場合は、第1電話機への発呼は解除され、部屋番号に対応する第2電話機への発呼が行われ、第1通信部と通話状態にある第1電話機若しくは第2電話機において所定の操作が行われた場合に、施錠解除制御装置は、施錠対象物の施錠及び施錠解除を行う施錠装置に対して、施錠の解除制御を行う。
第1電話機の近くに人が居ないなど、部屋に配置された固定電話(第1電話機)を操作することが出来る状況でない場合でも、使用者が保持している可能性が高い第2電話機で応答が出来れば、施錠解除権限を持たない者の施錠解除要求に対して、第2電話機を使って施錠解除を行わせることが可能になる。
第1通信部からの発呼に応答した第1電話機や第2電話機において、所定の操作を行えば、施錠解除が出来るため、第1電話機や第2電話機に特定のソフトウエアをインストールする必要はない。
好ましくは、施錠装置は、複数設けられ、第1通信部と通話状態にある第1電話機若しくは第2電話機において所定の操作時に、複数の施錠装置のうち1つを指定する操作が行われた場合に、施錠解除制御装置は、指定された施錠装置に対して、施錠の解除制御を行う。
また、好ましくは、施錠装置は、複数設けられ、複数の施錠装置のそれぞれは、収納装置に設けられ、施錠装置が設けられた収納装置のそれぞれには、収納装置に収納物が収められているか否かを検知するために使用されるセンサーが設けられ、第1通信部と通話状態にある第1電話機若しくは第2電話機において所定の操作が行われた場合に、施錠解除制御装置は、センサーからの情報に基づいて、施錠装置のうち、収納物が収められていない収納装置に対応するものに対して、施錠の解除制御を行う。
さらに好ましくは、第2電話機は、SMSメッセージの受け取りが可能な携帯電話機であり、施錠解除制御装置は、第1通信部を介して、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、SMSで、第2電話機であって、所定の操作に使用されたもの、若しくは所定の操作に使用された第1電話機と第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものへ送信するメッセージ送信制御を行う。
第2電話機の使用者は、当該施錠解除を行った施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、SMSメッセージで確認することが出来、後で、施錠解除制御装置を使って、指定された収納装置に設けられた施錠装置の施錠を解除し、当該収納装置に保管された収納物を取り出すことが出来る。
また、好ましくは、第1データベースは、部屋番号と、第1電話機の電話番号と、第2電話機の電話番号と、メールアドレスとの関係を示すものであり、施錠解除制御装置は、第1通信部を介して、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、メールアドレスであって、所定の操作に使用された第1電話機若しくは第2電話機と第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものへ送信するメッセージ送信制御を行う。
第2電話機などの使用者は、当該施錠解除を行った施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、電子メールのメッセージで確認することが出来、後で、施錠解除制御装置を使って、指定された収納装置に設けられた施錠装置の施錠を解除し、当該収納装置に保管された収納物を取り出すことが出来る。
また、好ましくは、施錠装置は、複数設けられ、複数の施錠装置のそれぞれは、収納装置に設けられ、第1通信部と通話状態にある第1電話機若しくは第2電話機において所定の操作が行われた場合に、施錠解除制御装置は、複数の施錠装置のいずれかに対して、施錠の解除制御を行うものであり、第2電話機は、SMSメッセージの受け取りが可能な携帯電話機であり、施錠解除制御装置は、第1通信部を介して、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、SMSで、第2電話機であって、所定の操作に使用されたもの、若しくは所定の操作に使用された第1電話機と第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものへ送信するメッセージ送信制御を行うものであり、施錠装置が設けられた収納装置のそれぞれには、収納装置に収納物が収められているか否かを検知するために使用されるセンサーが設けられ、センサーであって、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に設けられたものからの情報に基づいて、施錠解除制御装置は、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報として、第2電話機へのメッセージの内容に、収納物が保管された旨を含めるか否かを判断する。
特定の収納装置の施錠が解除されたことだけでなく、当該収納装置に収納物が保管されたか否か(単に施錠解除しただけか否か)についても、第2電話機の使用者に知らせることが可能になる。
また、好ましくは、第1データベースは、部屋番号と、第1電話機の電話番号と、第2電話機の電話番号と、メールアドレスとの関係を示すものであり、施錠装置は、複数設けられ、複数の施錠装置のそれぞれは、収納装置に設けられ、第1通信部と通話状態にある第1電話機若しくは第2電話機において所定の操作が行われた場合に、施錠解除制御装置は、複数の施錠装置のいずれかに対して、施錠の解除制御を行うものであり、施錠解除制御装置は、第1通信部を介して、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、メールアドレスであって、所定の操作に使用された第1電話機若しくは第2電話機と第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものへ送信するメッセージ送信制御を行うものであり、施錠装置が設けられた収納装置のそれぞれには、収納装置に収納物が収められているか否かを検知するために使用されるセンサーが設けられ、センサーであって、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に設けられたものからの情報に基づいて、施錠解除制御装置は、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報として、メールアドレスへのメッセージの内容に、収納物が保管された旨を含めるか否かを判断する。
また、好ましくは、読み取り媒体に含まれる使用者の識別情報を読み取りする読み取り部を更に備え、第2電話機は、SMSメッセージの受け取りが可能な携帯電話機であり、読み取り部による読み取り媒体に含まれる識別情報の読み取りが行われ、読み取りに対応して、施錠解除装置は、施錠装置に対して、施錠の解除制御を行うものであり、第1データベースは、部屋番号と、第1電話機の電話番号と、第2電話機の電話番号と、第2電話番号へ送信するSMSメッセージに含まれる使用者名称であって読み取り部を介して施錠解除した読み取り媒体の識別情報に対応するものの名称との関係を示すものであり、読み取りに対応して、施錠の解除制御が行われた時に、施錠解除制御装置は、第1データベースに基づいて、第1通信部を介して、読み取りに関する情報を、SMSで、読み取り媒体の識別情報に対応する第2電話機へ送信するメッセージ送信制御を行う。
読み取り媒体を使って施錠解除した者(子供)であって、第1データベースに登録した者の読み取りに関する情報を、第2電話機の使用者(当該子供の親)にSMSで知らせることが可能になる。
SMSで知らせるため、第2電話機が携帯電話回線を使って通信可能な状態(SMSの受信が可能な状態)であれば、特定のソフトウエアをインストールする必要なく、施錠解除したことをすぐに第2電話機の使用者に知らせることが可能になる。
また、好ましくは、読み取り媒体に含まれる使用者の識別情報を読み取りする読み取り部を更に備え、読み取り部による読み取り媒体に含まれる識別情報の読み取りが行われ、読み取りに対応して、施錠解除装置は、施錠装置に対して、施錠の解除制御を行うものであり、第1データベースは、部屋番号と、第1電話機の電話番号と、第2電話機の電話番号と、メールアドレスと、メールアドレスに送信するメッセージに含まれる使用者名称であって読み取り部を介して施錠解除した読み取り媒体の識別情報に対応するものの名称との関係を示すものであり、読み取りに対応して、施錠の解除制御が行われた時に、施錠解除制御装置は、第1データベースに基づいて、第1通信部を介して、読み取りに関する情報を、読み取り媒体の識別情報に対応するメールアドレスへ送信するメッセージ送信制御を行う。
読み取り媒体を使って施錠解除した者(子供)であって、第1データベースに登録した者の読み取りに関する情報を、第2電話機などの使用者(当該子供の親)に電子メールで知らせることが可能になる。
また、好ましくは、発電を行う発電部と、発電部で発生した電力を蓄積する蓄電部とを更に備え、発電部や蓄電部は、操作部が取り付けられる筐体に配置されるものであり、発電部で発生した電力や、蓄電部に蓄積された電力に基づいて、施錠解除制御装置と施錠装置が駆動する。
以上のように本発明によれば、居室親機を操作しない状況で、施錠解除権限を持たない者の施錠解除要求に対して、施錠解除制御が可能な施錠解除制御装置を提供することができる。
本実施形態における施錠解除システムの概略図である。 施錠解除システムの各部の構成を示すブロック図である。 第1データベースの例を示す図である。 読み取り部の読み取りに対応して施錠解除した時に、第2電話機へ送信されるSMSメッセージの例を示す図である。 第1電話機や第2電話機を介して施錠解除を行う手順を示すフローチャートである。 施錠装置が複数設けられた場合の、施錠解除システムの概略図である。 第1施錠装置が設けられた収納装置に収納物が保管された時に、第2電話機へ送信されるSMSメッセージの例を示す図である。 メールアドレスを含む第1データベースの例を示す図である。 第1施錠装置が設けられた収納装置の施錠が解除されたが、収納物が保管されたか否かが判断出来ない時に、第2電話機へ送信されるSMSメッセージの例を示す図である。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態における施錠解除システム1は、施錠解除制御装置10、施錠装置30、第1電話機51、第2電話機52を備える(図1、図2参照)。
施錠解除制御装置10は、操作部11、表示部13、第1通信部15a、第2通信部15b、読み取り部17、音声出力部19a、音声入力部19b、記録部21、制御部23、発電部25、蓄電部27を有し、施錠装置30で施錠及び施錠解除を行う物(施錠対象物、ドアなど)の近傍であって施錠対象物を含む施設(マンションなど)における当該施錠対象物の外側などに配置される。
操作部11は、テンキーなどで、施錠対象物を含む施設に設けられた部屋への呼び出しを行う際の部屋番号入力のために使用される入力装置で、少なくとも0から9までの数字キーと、呼び出し指示キーを有する。
表示部13は、部屋番号など、操作部11で操作された情報を表示する。
第1通信部15aは、無線通信手段(携帯電話回線若しくは無線LAN)を使って、第1電話機51や第2電話機52と通信を行う。
無線通信手段を用いるので、施錠解除制御装置10は、通信線を、各部屋の第1電話機51と配線する必要はない。
第2通信部15bは、施錠装置30と通信を行い、施錠解除制御装置10から施錠装置30へ、施錠の解除指令信号を送信する。
第2通信部15bを介した施錠解除制御装置10と施錠装置30との通信は、無線によるものであってもよいし、有線によるものであってもよい。
施錠解除制御装置10と施錠装置30とが一体的に構成され、第2通信部15bを介さずに、制御部23によって直接的に施錠装置30の施錠や施錠解除が制御される形態であってもよい。
読み取り部17は、カードや指紋認証など、読み取り媒体に含まれる使用者の識別情報を読み取りする装置で、読み取りが出来た場合には、制御部23が、第2通信部15bを介して、施錠装置30へ施錠の解除指令信号を送信する。
また、読み取りした読み取り媒体の識別情報に対応する識別番号(識別情報そのものであってもよい)が第1データベースで指定されたものである場合は、当該読み取りに関する情報(識別情報に対応する使用者名称、読み取り日時を含む)が、第1通信部15aを介して、SMSで、第2電話機52へ送信される。
読み取り部17による読み取りの対象となる媒体(読み取り媒体)は、カードなどの使用者が保有する物であってもよいし、指紋や静脈のように使用者の体内の一部の特徴がパターン化されたものであってもよい。
識別情報の読み取り媒体(カードなど)を紛失した場合、宅配業者など施錠対象物を含む施設の部外者など読み取り部17で読み取りする識別情報を保有しない場合、すなわち、施錠解除権限を持たない場合は、読み取り部17を介しての施錠解除は出来ない。
この場合、施錠解除要求のために、操作部11を使って、所定の部屋番号(施錠解除を要求する使用者の部屋の番号)を入力して、当該部屋番号に対応する第1電話機51(第1電話機51が繋がらない場合は、第2電話機52)へ発呼し、第1電話機51や第2電話機52からの施錠解除指令を受ける必要がある。
音声出力部19aは、スピーカーなどで構成され、第1電話機51や第2電話機52との通話時に、第1電話機51や第2電話機52を操作する通話者の通話音声を出力する。
音声入力部19bは、マイクなどで構成され、第1電話機51や第2電話機52との通話時に、第1通信部15a側の通話者の通話音声を入力する。
記録部21は、操作部11を使って呼び出しを行う部屋の番号ごとに、部屋番号と、第1電話機51の電話番号と、第2電話機52の電話番号と、第2電話番号52へ送信するSMSメッセージ(読み取りに関する情報)に含まれる使用者名称であって読み取り部17を介して施錠解除した読み取り媒体の識別情報に対応するものの名称との関係を示す第1データベースを記録する(図3参照)。
本実施形態では、3つの部屋(部屋番号103、104、105)について、それぞれの第1電話機51や第2電話機52の電話番号と、読み取り媒体の識別情報に対応する識別番号と当該識別情報に対応する使用者名称が、第1データベースに登録された例を示す。
読み取り部17で、識別番号:1031の読み取り媒体の読み取りを行って施錠解除させた場合、施錠解除日時(図4では、2014年12月3日14時30分)と、識別番号:1031に対応する使用者名称:“たけし”をつかって、読み取りに関する情報が、部屋番号103に対応する第2電話機52の電話番号:090−3425−32△■に送信される(図4参照)。
読み取り部17で、識別番号:1032の読み取り媒体の読み取りを行って施錠解除させた場合、施錠解除日時と、識別番号:1032に対応する使用者名称:“けんじ”をつかって、読み取りに関する情報が、部屋番号103に対応する第2電話機52の電話番号:090−3425−32△■に送信される。
読み取り部17で、識別番号:1042の読み取り媒体の読み取りを行って施錠解除させた場合、施錠解除日時と、識別番号:1042に対応する使用者名称:“まき”をつかって、読み取りに関する情報が、部屋番号104に対応する第2電話機52の電話番号:080−5234−25●○に送信される。
読み取り媒体の識別情報に対応する識別番号や当該識別番号に対応する使用者名称、若しくは第2電話機52の電話番号の設定が行われていない等、読み取りした読み取り媒体の識別情報に対応する識別番号が第1データベースで指定されたものでない場合には、読み取りに関する情報の送信は行われない。
第1データベースは、操作部11を介した入力操作によって作成される形態でもよいし、第1通信部15aなどを介して施錠解除制御装置10と接続したパーソナルコンピュータを使って作成される形態であってもよい。
制御部23は、施錠解除制御装置10の各部(操作部11、表示部13、第1通信部15a、第2通信部15b、読み取り部17、音声出力部19a、音声入力部19b、記録部21、発電部25、蓄電部27)を制御する。
特に本実施形態では、制御部23は、操作部11を使った操作(部屋番号の入力と、呼び出し指示キーの入力)で、当該部屋番号に対応する部屋の呼び出しが行われた場合(図5のステップS11)に、第1データベースに基づいて、第1通信部15aから当該部屋番号に対応する第1電話機51へ発呼させる(図5のステップS12)。
また、第1通信部15aから第1電話機51への発呼の後、第1時間t1(たとえば、t1=30秒)が経過するまでに、第1電話機51からの応答が無い(呼び出しに応じない)場合(図5のステップS13、S14)は、制御部23は、第1通信部15aから第1電話機51への発呼を解除し、第2電話機52へ発呼させる発呼切り替え制御を行う(図5のステップS15)。
第1通信部15aから第2電話機52への発呼の後、第1時間t1が経過するまでに、第2電話機52からの応答が無い場合(図5のステップS16、S17)は、制御部23は、第1通信部15aから第2電話機52への発呼を解除する(図5のステップS18)。
また、読み取り部17による読み取り媒体に含まれる識別情報の読み取りが行われ、当該読み取りに対応して、第2通信部15bから施錠装置30への施錠の解除指令信号が送信された時(施錠解除が行われた時)であって、読み取りした読み取り媒体に含まれる識別情報(若しくは当該識別情報に対応する識別番号)が第1データベースで指定されたものである場合は、制御部23は、第1データベースに基づいて、読み取りに関する情報を、SMSで、当該識別情報に対応する部屋番号の第2電話機52へ送信するメッセージ送信制御を行う。
発電部25は、太陽光パネルなど、発電を行う装置で、蓄電部27は、発電部25で発生した電力を蓄積し、施錠解除制御装置10の各部や施錠装置30へ電力を供給する。
発電部25や蓄電部は、施錠解除制御装置10の操作部11が取り付けられる筐体29に配置される。
施錠解除制御装置10に、発電部25と蓄電部27が設けられるので、外部から電力線の配線を行う必要が無いし、停電時でも、施錠解除制御装置10と施錠装置30を駆動して、施錠解除制御を行うことが出来る。
施錠装置30は、電子錠など、ドアなど施錠対象物の施錠及び施錠解除を行う装置で、当該施錠対象物が施錠解除された状態が一定時間経過すると施錠を行い、第2通信部15bを介した解除指令信号に基づいて施錠状態を解除する。
第2通信部15bから施錠装置30への解除指令信号の送信は、読み取り部17による読み取り媒体に含まれる識別情報の読み取りが行われた時や、第1通信部15aを介して通信状態となった第1電話機51や第2電話機52において所定の操作が行われた時に、行われる。
第1電話機51は、操作部11を介して、操作部11を使った操作(部屋番号の入力と、呼び出し指示キーの入力)で、当該部屋番号に対応する部屋の呼び出しが行われた場合に、第1通信部15aから優先的に発呼される電話機で、当該部屋に配置され、当該部屋に配線された電話回線と有線接続された固定電話機が用いられるのが望ましい(図5のステップS12)。
第1通信部15aからの発呼に基づく通話時に、第1電話機51において所定の操作(たとえば、“*”キーの操作)が行われた場合(図5のステップS19)に、制御部23は、第2通信部15bを介して、施錠装置30に対して、施錠の解除指令信号を送信する(図5のステップS20)。
第2電話機52は、操作部11を介して、操作部11を使った操作(部屋番号の入力と、呼び出し指示キーの入力)で、当該部屋番号に対応する部屋の呼び出しが行われた場合であって、着信後第1時間t1の間、第1電話機51からの応答が無い場合に、第1通信部15aから発呼される電話機で、当該部屋の使用者の携帯電話であってSMSメッセージの表示が可能なものが用いられるのが望ましい(図5のステップS15)。
第1通信部15aからの発呼に基づく通話時に、第2電話機52において所定の操作(たとえば、“*”キーの操作)が行われた場合(図5のステップS19)に、制御部23は、第2通信部15bを介して、施錠装置30に対して、施錠の解除指令信号を送信する(図5のステップS20)。
たとえば、操作部11を介して、部屋番号:103と、呼び出し指示キーの入力が行われた場合には、制御部23は、第1通信部15aを介して、部屋番号:103に対応する第1電話機51の電話番号:03−1234−43●●に発呼させる(施錠解除要求)。
部屋番号:103に対応する第1電話機51が応答し、第1通信部15aと当該第1電話機51とが通話状態になり、当該通話状態で、当該第1電話機51の使用者が所定の操作を行った場合には、当該所定の操作に対応して、制御部23は、第2通信部15bを介して、施錠装置30に対して、施錠の解除指令信号を送信する。
当該第1電話機51への発呼から第1時間t1が経過するまでに、部屋番号:103に対応する第1電話機51が応答せず、第1通信部15aと当該第1電話機51とが通話状態にならなかった場合には、制御部23は、当該第1電話機51への発呼を解除し、第1通信部15aを介して、部屋番号:103に対応する第2電話機52の電話番号:090−3425−32△■に発呼させる(施錠解除要求)。
部屋番号:103に対応する第2電話機52が応答し、第1通信部15aと当該第2電話機52とが通話状態になり、当該通話状態で、当該第2電話機52の使用者が所定の操作を行った場合には、当該所定の操作に対応して、制御部23は、第2通信部15bを介して、施錠装置30に対して、施錠の解除指令信号を送信する。
当該第2電話機52への発呼から第1時間t1が経過するまでに、部屋番号:103に対応する第2電話機52が応答せず、第1通信部15aと当該第2電話機52とが通話状態にならなかった場合には、制御部23は、当該第2電話機52への発呼を解除する。
第1電話機51の近くに人が居ないなど、部屋に配置された固定電話(第1電話機51)を操作することが出来る状況でない場合でも、使用者が保持している可能性が高い携帯電話(第2電話機52)で応答が出来れば、施錠解除権限を持たない者の施錠解除要求に対して、第2電話機52を使って施錠解除を行わせることが可能になる。
施錠解除権限を持たない者としては、宅配業者など施錠対象物を含む施設の部外者など読み取り部17で読み取りする識別情報を保有しない者や、カードなど読み取りする識別情報を含む媒体を忘れたり紛失してしまったりした者が考えられる。
第1通信部15aからの発呼に応答した第1電話機51や第2電話機52において、所定の操作を行えば、施錠解除が出来るため、第1電話機51や第2電話機52に特定のソフトウエアをインストールする必要はない。
また、読み取り媒体を使って施錠解除した者(子供)であって、第1データベースに登録した者の読み取りに関する情報を、第2電話機52の使用者(当該子供の親)にSMSで知らせることが可能になる。
SMSで知らせるため、第2電話機52が携帯電話回線を使って通信可能な状態(SMSの受信が可能な状態)であれば、特定のソフトウエアをインストールする必要なく、施錠解除したことをすぐに第2電話機52の使用者に知らせることが可能になる。
なお、施錠装置30が複数設けられる形態であってもよい(図6参照)。
図6は、ロッカーなど収納物の収納装置が4つ設けられ、当該4つの収納装置のそれぞれに施錠装置30(第1施錠装置30a〜第4施錠装置30d)が設けられ、4つの施錠装置30(第1施錠装置30a〜第4施錠装置30d)のうち、1つの施錠装置(第1施錠装置30a)が指定され、当該指定された施錠装置について、施錠解除制御が行われた状態を示す。
収納装置のそれぞれには、収納装置に収納物が収められているか否かを検知するために使用されるセンサー(第1センサー31a〜第4センサー31d)が設けられる。
センサーとしては、一定時間ごとに収納装置の内部を撮影するカメラが考えられ、この場合には、収納物が収められていない時の画像と比較して、収納物が収められているか否かが判断される。
また、センサーとしては、一定時間ごとに収納装置の重さを計る計測装置が考えられ、この場合には、収納物が収められていない時の重さと比較して、収納物が収められているか否かが判断される。
操作部11を介して、部屋番号と、呼び出し指示キーの入力が行われ、第1通信部15aを介した発呼に対応して、当該部屋番号に対応する第1電話機51若しくは第2電話機52で応答があった場合に、応答した第1電話機51若しくは第2電話機52を介して、所定の操作が行われると、制御部23が、第1センサー31a〜第4センサー31dからの情報に基づいて、内部に収納物が収められていない収納装置の1つを指定し、当該指定した収納装置に設けられた施錠装置の施錠の解除指令信号を、第2通信部15bを介して、送信する。
施錠解除された施錠装置に対応する収納装置に、収納物を保管させることが出来る。
また、制御部23は、第1通信部15aを介して、施錠解除を行った施錠装置に対応する収納装置、すなわち、施錠が解除され収納物が保管された可能性が高い収納装置に関する情報(施錠解除日時や、施錠解除された施錠装置などを特定するための情報)を、第2電話機52であって、当該所定の操作に使用されたもの、若しくは当該所定の操作に使用された第1電話機51と第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものにSMSで送信する(メッセージ送信制御、図7参照)。
たとえば、部屋番号:104の第1電話機51(電話番号:03−1234−52□×)が、第1通信部15aと通話状態となり、当該第1電話機51を介して所定の操作が行われた場合には、制御部23は、部屋番号:104の第2電話機52(電話番号:080−5234−25●○)に、当該所定の操作に基づいて施錠解除を行った施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、SMSで送信する。
また、部屋番号:104の第2電話機52(080−5234−25●○)が、第1通信部15aと通話状態となり、当該第2電話機52を介して所定の操作が行われた場合には、制御部23は、部屋番号:104の第2電話機52(電話番号:080−5234−25●○)に、当該所定の操作に基づいて施錠解除を行った施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、SMSで送信する。
第2電話機52の使用者は、当該施錠解除を行った施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、SMSメッセージで確認することが出来、後で、施錠解除制御装置10を使って、指定された収納装置に設けられた施錠装置の施錠を解除し、当該収納装置に保管された収納物を取り出すことが出来る。
なお、メッセージの内容としては、図7のように、「収納物が保管された旨」を記す形態であってもよいし、「施錠が解除された旨」を記す形態であってもよい(図9参照)。
また、前述のセンサー(第1センサー31a〜第4センサー31d)などで、収納物が保管されたことを確認できた場合には、「収納物が保管された旨」を記すメッセージを第2電話機52に送信し、施錠の解除はされたが、収納物が保管されたことまでは確認出来なかった場合には、「施錠が解除された旨」を記すメッセージを第2電話機52に送信する形態であってもよい。
すなわち、この場合、センサー(第1センサー31a〜第4センサー31d)であって、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に設けられたものからの情報に基づいて、施錠解除制御装置(制御部23)は、当該収納装置に収納物が保管されたか否かを判断し、その結果、施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報として、第2電話機52へのメッセージの内容に、収納物が保管された旨を含めるか否かを判断する。
これにより、特定の収納装置の施錠が解除されたことだけでなく、当該収納装置に収納物が保管されたか否か(単に施錠解除しただけか否か)についても、第2電話機52の使用者に知らせることが可能になる。
また、第1電話機51や第2電話機52で、施錠を解除させるための所定の操作の時に、施錠装置を指定する操作が行われる形態であってもよい。
たとえば、第1通信部15aからの発呼に基づく通話時に、第1電話機51や第2電話機52において、施錠を解除させるための所定の操作(たとえば、“*”キーの操作)の前に、施錠装置の番号入力など、特定の施錠装置(たとえば、第1施錠装置30a)を指定する操作が行われた場合(図5のステップS19)に、制御部23は、第2通信部15bを介して、施錠装置30のうち指定された施錠装置(ここでは、第1施錠装置30a)に対して、施錠の解除指令信号を送信する(図5のステップS20)。
この場合には、収納装置のそれぞれに収納物が収められているか否かを検知するセンサーを設けなくてもよい。
また、メッセージ送信制御では、SMSで、第2電話機52にメッセージを送信する形態を説明したが、所定のメールアドレスに電子メールで、メッセージを送信する形態であってもよい。
この場合、記録部21は、操作部11を使って呼び出しを行う部屋の番号ごとに、部屋番号と、第1電話機51の電話番号と、第2電話機52の電話番号と、メールアドレスと、当該メールアドレスへ送信する電子メールのメッセージ(読み取りに関する情報)に含まれる使用者名称であって読み取り部17を介して施錠解除した読み取り媒体の識別情報に対応するものの名称との関係を示す第1データベースを記録する(図8参照)。
また、読み取り部17による読み取り媒体に含まれる識別情報の読み取りが行われ、当該読み取りに対応して、第2通信部15bから施錠装置30への施錠の解除指令信号が送信された時(施錠解除が行われた時)であって、読み取りした読み取り媒体に含まれる識別情報(若しくは当該識別情報に対応する識別番号)が第1データベースで指定されたものである場合は、制御部23は、第1データベースに基づいて、読み取りに関する情報を、当該識別情報に対応する部屋番号のメールアドレスへ送信するメッセージ送信制御を行う。
読み取り媒体を使って施錠解除した者(子供)であって、第1データベースに登録した者の読み取りに関する情報を、第2電話機52などの使用者(当該子供の親)に電子メールで知らせることが可能になる。
また、施錠装置30が複数設けられる形態においては、制御部23は、第1通信部15aを介して、施錠解除を行った施錠装置に対応する収納装置に関する情報(収納日時や、保管した収納装置を特定するための情報)を、メールアドレスであって、当該所定の操作に使用された第1電話機51若しくは第2電話機52と第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものに送信する(メッセージ送信制御)。
第2電話機52などの使用者は、当該施錠解除を行った施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、電子メールのメッセージで確認することが出来、後で、施錠解除制御装置を使って、指定された収納装置に設けられた施錠装置の施錠を解除し、当該収納装置に保管された収納物を取り出すことが出来る。
1 施錠解除システム
10 施錠解除制御装置
11 操作部
13 表示部
15a、15b 第1通信部、第2通信部
17 読み取り部
19a、19b 音声出力部、音声入力部
21 記録部
23 制御部
25 発電部
27 蓄電部
29 筐体
30 施錠装置
30a〜30d 第1施錠装置〜第4施錠装置
31a〜31d 第1センサー〜第4センサー
51 第1電話機
52 第2電話機

Claims (10)

  1. 施錠対象物を含む施設に設けられた部屋への呼び出しを行う際の番号入力のために使用される入力装置である操作部と、
    無線通信手段を使って、第1電話機や第2電話機と通信を行う第1通信部と、
    前記部屋ごとに、部屋番号と、前記第1電話機の電話番号と、前記第2電話機の電話番号との関係を示す第1データベースを記録する記録部とを備える施錠解除制御装置であって、
    前記第1電話機は、前記部屋に配線された電話回線と有線接続された固定電話機であり、
    前記操作部を使った操作で、前記第1データベースに含まれる部屋番号に対応する部屋の呼び出しが行われた場合に、前記第1データベースに基づいて、前記第1通信部から前記部屋番号に対応する前記第1電話機への発呼が行われ、
    前記第1電話機への発呼の後、第1時間経過するまでに、前記第1電話機からの応答が無い場合は、前記第1電話機への発呼は解除され、前記部屋番号に対応する前記第2電話機への発呼が行われ、
    前記第1通信部と通話状態にある前記第1電話機若しくは前記第2電話機において所定の操作が行われた場合に、前記施錠解除制御装置は、前記施錠対象物の施錠及び施錠解除を行う施錠装置に対して、前記施錠の解除制御を行うことを特徴とする施錠解除制御装置。
  2. 前記施錠装置は、複数設けられ、
    前記複数の施錠装置のそれぞれは、収納装置に設けられ、
    前記第1通信部と通話状態にある前記第1電話機若しくは前記第2電話機において前記所定の操作時に、前記複数の施錠装置のうち1つを指定する操作が行われた場合に、前記施錠解除制御装置は、前記指定された施錠装置に対して、前記施錠の解除制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の施錠解除制御装置。
  3. 前記施錠装置は、複数設けられ、
    前記複数の施錠装置のそれぞれは、収納装置に設けられ、
    前記施錠装置が設けられた収納装置のそれぞれには、前記収納装置に収納物が収められているか否かを検知するために使用されるセンサーが設けられ、
    前記第1通信部と通話状態にある前記第1電話機若しくは前記第2電話機において所定の操作が行われた場合に、前記施錠解除制御装置は、前記センサーからの情報に基づいて、前記施錠装置のうち、収納物が収められていない収納装置に対応するものに対して、前記施錠の解除制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の施錠解除制御装置。
  4. 前記第2電話機は、SMSメッセージの受け取りが可能な携帯電話機であり、
    前記施錠解除制御装置は、前記第1通信部を介して、前記施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、SMSで、前記第2電話機であって、前記所定の操作に使用されたもの、若しくは前記所定の操作に使用された前記第1電話機と前記第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものへ送信するメッセージ送信制御を行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の施錠解除制御装置。
  5. 前記第1データベースは、前記部屋番号と、前記第1電話機の電話番号と、前記第2電話機の電話番号と、メールアドレスとの関係を示すものであり、
    前記施錠解除制御装置は、前記第1通信部を介して、前記施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、前記メールアドレスであって、前記所定の操作に使用された前記第1電話機若しくは前記第2電話機と前記第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものへ送信するメッセージ送信制御を行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の施錠解除制御装置。
  6. 前記施錠装置は、複数設けられ、
    前記複数の施錠装置のそれぞれは、収納装置に設けられ、
    前記第1通信部と通話状態にある前記第1電話機若しくは前記第2電話機において前記所定の操作が行われた場合に、前記施錠解除制御装置は、前記複数の施錠装置のいずれかに対して、前記施錠の解除制御を行うものであり、
    前記第2電話機は、SMSメッセージの受け取りが可能な携帯電話機であり、
    前記施錠解除制御装置は、前記第1通信部を介して、前記施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、SMSで、前記第2電話機であって、前記所定の操作に使用されたもの、若しくは前記所定の操作に使用された前記第1電話機と前記第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものへ送信するメッセージ送信制御を行うものであり、
    前記施錠装置が設けられた収納装置のそれぞれには、前記収納装置に収納物が収められているか否かを検知するために使用されるセンサーが設けられ、
    前記センサーであって、前記施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に設けられたものからの情報に基づいて、前記施錠解除制御装置は、前記施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報として、前記第2電話機へのメッセージの内容に、収納物が保管された旨を含めるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の施錠解除制御装置。
  7. 前記第1データベースは、前記部屋番号と、前記第1電話機の電話番号と、前記第2電話機の電話番号と、メールアドレスとの関係を示すものであり、
    前記施錠装置は、複数設けられ、
    前記複数の施錠装置のそれぞれは、収納装置に設けられ、
    前記第1通信部と通話状態にある前記第1電話機若しくは前記第2電話機において前記所定の操作が行われた場合に、前記施錠解除制御装置は、前記複数の施錠装置のいずれかに対して、前記施錠の解除制御を行うものであり、
    前記施錠解除制御装置は、前記第1通信部を介して、前記施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報を、前記メールアドレスであって、前記所定の操作に使用された前記第1電話機若しくは前記第2電話機と前記第1データベースにおいて同じ部屋番号が付与されているものへ送信するメッセージ送信制御を行うものであり、
    前記施錠装置が設けられた収納装置のそれぞれには、前記収納装置に収納物が収められているか否かを検知するために使用されるセンサーが設けられ、
    前記センサーであって、前記施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に設けられたものからの情報に基づいて、前記施錠解除制御装置は、前記施錠の解除制御が行われた施錠装置に対応する収納装置に関する情報として、前記メールアドレスへのメッセージの内容に、収納物が保管された旨を含めるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の施錠解除制御装置。
  8. 読み取り媒体に含まれる使用者の識別情報を読み取りする読み取り部を更に備え、
    前記第2電話機は、SMSメッセージの受け取りが可能な携帯電話機であり、
    前記読み取り部による前記読み取り媒体に含まれる識別情報の読み取りが行われ、前記読み取りに対応して、前記施錠解除装置は、前記施錠装置に対して、前記施錠の解除制御を行うものであり、
    前記第1データベースは、前記部屋番号と、前記第1電話機の電話番号と、前記第2電話機の電話番号と、前記第2電話番号へ送信するSMSメッセージに含まれる使用者名称であって前記読み取り部を介して施錠解除した読み取り媒体の識別情報に対応するものの名称との関係を示すものであり、
    前記読み取りに対応して、前記施錠の解除制御が行われた時に、前記施錠解除制御装置は、前記第1データベースに基づいて、前記第1通信部を介して、前記読み取りに関する情報を、SMSで、前記読み取り媒体の識別情報に対応する前記第2電話機へ送信するメッセージ送信制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の施錠解除制御装置。
  9. 読み取り媒体に含まれる使用者の識別情報を読み取りする読み取り部を更に備え、
    前記読み取り部による前記読み取り媒体に含まれる識別情報の読み取りが行われ、前記読み取りに対応して、前記施錠解除装置は、前記施錠装置に対して、前記施錠の解除制御を行うものであり、
    前記第1データベースは、前記部屋番号と、前記第1電話機の電話番号と、前記第2電話機の電話番号と、メールアドレスと、前記メールアドレスに送信するメッセージに含まれる使用者名称であって前記読み取り部を介して施錠解除した読み取り媒体の識別情報に対応するものの名称との関係を示すものであり、
    前記読み取りに対応して、前記施錠の解除制御が行われた時に、前記施錠解除制御装置は、前記第1データベースに基づいて、前記第1通信部を介して、前記読み取りに関する情報を、前記読み取り媒体の識別情報に対応する前記メールアドレスへ送信するメッセージ送信制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の施錠解除制御装置。
  10. 発電を行う発電部と、前記発電部で発生した電力を蓄積する蓄電部とを更に備え、
    前記発電部や前記蓄電部は、前記操作部が取り付けられる筐体に配置されるものであり、
    前記発電部で発生した電力や、前記蓄電部に蓄積された電力に基づいて、前記施錠解除制御装置と前記施錠装置が駆動することを特徴とする請求項1に記載の施錠解除制御装置。
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