JP7071007B2 - 電話交換装置、入室管理システム、入室管理方法、及び入室管理プログラム - Google Patents

電話交換装置、入室管理システム、入室管理方法、及び入室管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電話交換装置、入室管理システム、入室管理方法、及び入室管理プログラムに関する。
入室を管理する方法として、ドアホンを介した音声通話による利用者の本人確認や、受付担当者、ICカード、及び暗証番号による本人確認が一般的に行われている。例えば、特許文献1は、集合住宅において、構内交換機に住宅の電話機と集合玄関扉の電子錠を収容し、集合玄関の集合玄関機に入力された暗証番号を用い、集合玄関扉の電子錠を解錠するシステムを開示している。
特開平5-122385号公報
特許文献1では、各住戸に備えられ、住人ごとの暗証番号を記憶する住戸用コントローラを構内交換機に接続し、住戸用コントローラが集合玄関機に入力された暗証番号を照合することで、個別の暗証番号を用いて本人確認を行うことができる。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、予め登録された暗証番号のみで本人確認を行うため、暗証番号が漏洩した場合などにおいて、本人確認の信頼性が低いという問題がある。
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであって、本人確認の信頼性を向上させることが可能な電話交換装置、入室管理システム、入室管理方法、及び入室管理プログラムを提供することを目的とする。
本開示に係る実施の一態様の電話交換装置は、電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末の電話番号を記憶する記憶部と、
前記管理場所の管理モードを管理する管理部と、
前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から呼び出し信号を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記記憶された携帯端末の電話番号に発信する発信部と、
前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得する取得部と、
前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する制御部と、
を備える。
本開示に係る実施の一態様の入室管理システムは、
所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末と、前記利用者の携帯端末と電話網を介して接続される電話交換装置と、前記電話交換装置に収容され、前記管理場所に設けられた電子錠及び入室受付装置とを備え、
前記電話交換装置は、
前記利用者の携帯端末の電話番号を記憶する記憶部と、
前記管理場所の管理モードを管理する管理部と、
前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から呼び出し信号を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記記憶された携帯端末の電話番号に発信する発信部と、
前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得する取得部と、
前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する制御部と、
を備える。
本開示に係る実施の一態様の入室管理方法は、
電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末の電話番号を記憶し、
前記管理場所の管理モードを管理し、
前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から呼び出し信号を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記記憶された携帯端末の電話番号に発信し、
前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得し、
前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する、
入室管理方法。
本開示に係る実施の一態様の入室管理プログラムは、
電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末の電話番号を記憶し、
前記管理場所の管理モードを管理し、
前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から呼び出し信号を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記記憶された携帯端末の電話番号に発信し、
前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得し、
前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する、
処理をコンピュータに実行させるためのものである。
本開示によれば、本人確認の信頼性を向上させることが可能な電話交換装置、入室管理システム、入室管理方法、及び入室管理プログラムを提供できる。
第1の実施形態に係る電話交換装置のブロック図である。 第2の実施形態に係る入室管理システムの構成図である。 第2の実施形態に係る電話交換装置のデータベース11の構成例である。 第2の実施形態に係る電話交換装置のデータベース11の構成例である。 第2の実施形態に係る電話交換装置のデータベース11の構成例である。 第2の実施形態に係る電話交換装置のデータベース11の構成例である。 第2の実施形態に係る電話交換装置のシーケンス図である。 第2の実施形態に係る電話交換装置のシーケンス図である。 第3の実施形態に係る入室管理システムの構成図である。 第3の実施形態に係る電話交換装置のシーケンス図である。 第3の実施形態に係る電話交換装置のシーケンス図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。ただし、本開示が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(関連する技術の検討)
関連する技術として、電話交換装置により電子錠を解錠するシステムでは、電話交換装置に収容されるドアホンと電話機の音声通話をもって本人確認を行い、ドアを解錠している。このシステムでは、建物・部屋の内部・外部にドアホンとの通話に対応する人間が認証することによって信頼性を担保している。しかし、休日・外出など対応する人間がいない場合は鍵を利用することとなり、盗難・紛失などセキュリティの事故につながる。また、鍵を使用する場合は「誰が入室したか」を特定することはできない。
他の技術として、ICチップ付きのカードを使って認証を行うことでドアを解錠するシステムにおいても、カードの盗難・紛失の事故の可能性があり、その場合、誰でも入室できてしまう。且つ、「誰が入室したか」を特定することもできない。
さらに、暗証番号を入力できるボタンが付いたドアを用いても、暗証番号が漏洩すると誰でも解錠できてしまう。この場合も「誰が入室したか」を特定することはできない。その他、本人認証の方法として生体認証があるものの、専用の装置が必要であり、コストやメンテナンスが必要になることから導入は容易ではない。
このように、関連する技術では、建物内の人間や受付担当者が不在の場合は本人確認ができず、また、ICカードや暗証番号では防犯上の観点から本人確認の信頼性が低いという問題があった。さらに、誰が入室したかを特定することができないため、入室管理を行うことが困難であった。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電話交換装置1のブロック図である。第1の実施形態に係る電話交換装置1は、収容する電話機の通話等を制御するとともに、部屋や住戸などの所定の管理場所の入室を管理する装置である。所定の管理場所には、入室する扉などに電子錠及び入室受付装置が設けられている。電話交換装置1、電話交換装置1に収容される電子錠及び入室受付装置、及び所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末は、入室管理システムを構成する。
図1に示すように、電話交換装置1は、記憶部2、管理部3、発信部4、取得部5、制御部6を備える。記憶部2は、利用者の携帯端末の電話番号を記憶する。管理部3は、管理場所の管理モードを管理する。管理モードは、利用者が管理場所に在室している在室モード、または、利用者が管理場所に不在である不在モードを含む。
発信部4は、利用者の操作に応じて入室受付装置から呼び出し信号を受信し、管理モードが不在モードである場合、記憶部2に記憶された携帯端末の電話番号に発信する。取得部5は、携帯端末の電話番号への発信に応じて利用者により入力された暗証番号を取得する。制御部6は、取得された暗証番号に基づいて、電子錠を解錠する。
これにより、予め記憶部2に登録されている携帯端末を有する利用者のみが入室でき、本人確認の信頼性が向上する。また、特定の利用者が入室したことを管理できる。
(第2の実施形態)
次に、図2を用いて、第2の実施形態に係る入室管理システム100の構成を説明する。図2は、第2の実施形態に係る入室管理システム100の構成を示す構成図である。第2の実施形態は、入室受付装置としてドアホンを使用する例であり、また、予め登録された利用者の携帯端末の電話番号に発信し、利用者が携帯端末に入力した暗証番号と予め登録された暗証番号とが一致するときに電子錠を解錠する例である。
入室管理システム100は、管理場所の入室を管理するシステムである。管理場所は、例えば、サテライトオフォスや集合住宅などの施設、または、施設の部屋などである。図2に示すように、入室管理システム100は、電話交換装置10、ドアホン20、電子錠30、携帯端末40を備えている。
ドアホン20及び電子錠30は、電話交換装置10に収容されている。ドアホン20は、管理場所への入室を受け付ける入室受付装置の一例であり、例えば、管理場所の入室ドアの外側近傍に設置されている。ドアホン20は、例えば、電話交換装置10と収容回線(電話回線)101を介して通信可能に接続されている。ドアホン20は、呼び出しボタン21を備えている。ドアホン20は、利用者により呼び出しボタン21が押下されると、ドアホン20の呼び出しがあったことを通知する呼び出し信号を、収容回線101を介して電話交換装置10へ送信する。また、ドアホン20は、必要に応じて、電話交換装置10を介してオフィスや住宅内の電話機と接続し、利用者(来訪者)がオフィスや住宅内の従業員や在宅者との通話を可能とする。
電子錠30は、管理場所の入室ドアに設置されており、制御信号に応じて入室ドアを解錠または施錠する。電子錠30は、例えば、電話交換装置10とHA(Home Automation)回線102を介して通信可能に接続されている。HA回線102は、例えば、JEMA(日本電機工業会)規格に準拠した回線であるが、その他の制御線で接続されてもよい。電子錠30は、ドア開閉制御部31を備えている。ドア開閉制御部31は、電話交換装置10からHA回線102を介して制御信号を受信し、受信した制御信号に応じて入室ドアの解錠または施錠を制御する。
携帯端末40は、管理場所を利用する利用者が所有(所持)する端末装置であり、例えば、携帯電話やスマートフォンなどである。携帯端末40は、電話網103(携帯電話網含む)を介して、電話交換装置10と通信可能である。携帯端末40は、PB信号送信部41を備えている。PB信号送信部41は、携帯端末40のダイヤルボタン操作に応じてPB(Push Button)信号を生成し、生成したPB信号を電話網103を介して電話交換装置10に送信する。
電話交換装置10は、収容するオフィスや住宅の電話機やドアホン20の通話等を制御する交換機であるとともに、管理場所の入室制御及び管理を行う管理装置であり、例えば、ビジネスホン(ホームテレホン)主装置やPBX(Private Branch eXchange)等である。電話交換装置10は、データベース11、ドアホン制御部12、電話交換制御部13、PB信号受信部14、電子錠制御部15、入室管理部16を備える。データベース11は、第1の実施形態の記憶部2及び管理部3に対応し、ドアホン制御部12及び電話交換制御部13は、第1の実施形態の発信部4に対応する。PB信号受信部14は、第1の実施形態の取得部5に対応し、電子錠制御部15は制御部6に対応する。
データベース11は、電話交換装置10の動作に必要なデータを記憶する。データベース11は、ドアホン20と紐づく(関連付けられる)電子錠30の管理、電子錠30と紐づく携帯端末40の電話番号の管理、電子錠30の解錠に関するデータ(日時・電話番号)の保存等を行う。具体的には、データベース11は、管理場所の管理モード(ドアホンモード)、利用者の携帯端末40の電話番号、暗証番号、入室時間を関連付けて記憶している。
ドアホン制御部12は、ドアホン20から呼び出しボタン21の押下に応じて送出された呼び出し信号を検出する。電話交換制御部13は、電話回線、電話機、ドアホン20を収容し、電話の機能を制御する。電話交換制御部13は、ドアホン制御部12がドアホン20の呼び出し信号を受信したとき、データベース11を参照し、管理モードが不在モードであるか否かを判定する。電話交換制御部13は、管理モードが不在モードであると判定したとき、データベース11に記憶している携帯端末40の電話番号に発信する。電話交換制御部13は、利用者により携帯端末40に入力された暗証番号(PB信号のダイヤルデータ)と、データベース11に記憶されている暗証番号と、を照会する。
PB信号受信部14は、通話相手からのPB信号を受信し、ダイヤルデータに変換する。PB信号受信部14は、携帯端末40から、利用者によりダイヤルボタン操作で入力された暗証番号のPB信号を受信(取得)する。電子錠制御部15は、電子錠30の解錠を行う信号を送信する。電子錠制御部15は、電話交換制御部13の照会により携帯端末40に入力された暗証番号とデータベース11に記憶されている暗証番号とが一致したとき、電子錠30を解錠する信号を、電子錠30(ドア開閉制御部31)に送信する。
入室管理部16は、電子錠30の解錠に応じて管理場所の入室(管理モード)を管理する。入室管理部16は、電子錠制御部15により電子錠30を解錠したときのデータ、例えば、入室日時や、利用者の携帯端末の電話番号などをデータベース11に記憶できる。また、管理場所や入室ドアが複数ある場合、ドア番号などのドアの情報を保存してもよい。入室管理部16は、電子錠30を解錠したとき、入室日時等を記憶するとともに、データベース11の管理モードを不在モードから在室モードに切り替える。なお、管理モードを在室モードから不在モードに切り替える条件は、特に限定されない。例えば、電子錠30がオートロックの場合、利用者が退室する際、利用者により電子錠30が室内から解錠されたことを検知して、不在モードとしてもよい。管理場所に人感センサーを備えておき、管理場所に一定時間、人が検知されない場合に不在モードとしてもよい。なお、入室管理部16は、電話交換制御部13とともに、ドアホン20からの呼び出し信号に連動して、ドアホン20に紐づく電話番号に発信し、外部から入力されるダイヤルデータで電子錠30の解錠を制御してもよい。
次に、第2の実施形態に係る電話交換装置10のデータベース11の構成例について説明する。図3は、データベース11の一例を示しており、図4~図6は、データベース11の他の例を示している。図3に示すように、データベース11は、例えば、管理場所の管理モード(不在モード/在室モード)、携帯端末40の電話番号、暗証番号、入室日時(解錠日時)を関連付けて記憶する。これにより、部屋の持ち主や管理者が入室者の情報を管理することができる。また、入室日時とともに、入室した利用者を識別する情報(電話番号のほかに個人番号など)を登録してもよい。さらに解錠されたドア(管理場所)を識別する番号を関連付けて記憶してもよい。
また、図4の例のように、図3のデータに加えて、さらに入室予定日時を関連付けて記憶してもよい。すなわち、利用者の入室日時を予約しておき、入室予定日時毎に、電話番号及び暗証番号を登録してもよい。この場合、電話交換制御部13は、管理モードが不在モードであると判定したとき、入室予定日時のうちドアホン20からの呼び出し信号を受信した日時に対応した利用者の携帯端末40に電話を発信する。例えば、入室予定日時に、入室予定(利用予定)の時間の範囲が登録されており、その時間の範囲内に呼び出し信号を受信した場合、該当する電話番号に発信する。これにより、複数利用者の訪問に対しても本人確認をすることができる。なお、入室日時や利用者に対応した複数の異なる暗証番号を登録してもよい。これにより、入室管理における本人確認の信頼度がさらに向上する。
さらに、図5のように、図3のデータに加えて、複数の部屋(管理場所)の入室を管理する場合に、さらに部屋番号を関連付けて記憶してもよい。すなわち、部屋番号(管理場所識別情報)毎に、電話番号及び暗証番号を登録してもよい。部屋番号は、ドアホン20に入力してもよいし、複数のドアホン20と複数の部屋番号がそれぞれ関連付けられてもよい。また、管理モードは、部屋毎に管理される。この場合、電話交換制御部13は、入力された部屋番号の管理モードが不在モードであると判定したとき、部屋番号に対応した利用者の携帯端末40に電話を発信する。
また、図6のように、図3のデータに加えて、部屋(管理場所)を複数の利用者が利用する場合に、さらに個人番号を関連付けて記憶してもよい。すなわち、個人番号(利用者識別情報)毎に、電話番号及び暗証番号を登録してもよい。個人番号号は、ドアホン20に入力してもよいし、ICカード認証装置を設置し、認証されたICカードから取得してもよい。この場合、電話交換制御部13は、管理モードが不在モードであると判定したとき、個人番号に対応した利用者の携帯端末40に電話を発信する。また、本人認証のために、データベース11に記憶されている携帯端末40の電話番号は、1人の利用者に対して複数設定してもよい。例えば、1つの携帯端末40の電話番号に発信した電話に応答がなかったときは、その携帯端末40以外の登録されている電話番号に発信する構成としてもよい。
次に、図7及び図8を用いて、第2の実施形態に係る電話交換装置10の動作を説明する。図7及び図8は、第2の実施形態に係る電話交換装置10のシーケンス図である。ここでは、図3のデータベース11を用いて入室管理する例について説明する。
まず、図7に示すように、利用者により呼び出しボタン21が押下されると、ドアホン制御部12は、ドアホン20の呼び出し信号を受信するとともに(S1)、電話交換制御部13へ呼び出し信号の受信を通知する(S2)。通知を受けた電話交換制御部13は、データベース11を参照し、管理モードが不在モードであるか否かを判定する(S3)。
データベース11への情報の登録は、図示しない入力手段により登録可能である。例えば、部屋の管理者は、利用者の携帯端末40や暗証番号を予めデータベース11に登録できる。電話交換制御部13は、管理モードが不在モードであると判定したとき、データベース11に登録されている携帯端末40の電話番号を取得し(S4)、取得した携帯端末40の電話番号へ発信する(S5)。
利用者が電話交換制御部13からの着信に応答したとき、電話交換制御部13は電音声ガイダンスを携帯端末40へ送出する(S6)。例えば、「ドア~を解錠しますか?許可する場合はダイヤルXを押してください。」や「~のドアホンから呼び出しがありました。解錠しますか?許可する場合はダイヤルXを押してください。」といった音声ガイダンスが再生される。ダイヤルX(解錠番号)は携帯端末40のダイヤルボタンの0~9、*、#の中から任意に設定できる。
次に、図8に示すように、音声ガイダンスを聞いた利用者が携帯端末40のダイヤルボタン操作により、解錠番号のダイヤルXを押下すると、携帯端末40のPB信号送信部41は、入力されたダイヤルXをPB信号に変換し、PB信号受信部14へ送信する(S7)。PB信号受信部14は、受信したPB信号をダイヤル情報(ダイヤルデータ)に変換し、ダイヤルXのダイヤル情報を電話交換制御部13に通知する(S8)。電話交換制御部13は、音声ガイダンスの解錠番号と受信したPB信号のダイヤル情報とが一致した場合、データベース11に記憶されている暗証番号を取得する(S9)。このとき、電話交換制御部13は、例えば、「暗証番号を入力してください。」といった音声ガイダンスを携帯端末40へ送出する(S10)。音声ガイダンスを受けた利用者が携帯端末40のダイヤルボタン操作により、暗証番号を入力すると、携帯端末40のPB信号送信部41は、入力された暗証番号をPB信号に変換し、PB信号受信部14へ送信する(S11)。これにより、予め暗証番号を知っている利用者のみに入室を制限できる。
PB信号受信部14は、受信したPB信号をダイヤル情報に変換し、暗証番号のダイヤル情報を電話交換制御部13に通知する(S12)。電話交換制御部13は、S9においてデータベース11から取得した暗証番号と、受信したPB信号のダイヤル情報(携帯端末40に入力された暗証番号)とを照会する(S13)。電話交換制御部13は、登録された暗証番号と受信したダイヤル情報が一致するときに、電子錠制御部15へ電子錠30の解錠を指示し(S14)、電子錠制御部15は、解錠信号を電子錠30へ送信する(S15)。これにより、ドア開閉制御部31は、電子錠30を解錠する。また、入室管理部16は、電子錠30を解錠したときに、データベース11に利用者の入室日時を記憶し、管理モードを在室モードに切り替える。
以上のように、本実施形態では、事前に登録されている携帯端末40の電話番号に発信すること、及び暗証番号を用いることによって2重の本人確認が可能であり、本人確認の信頼性を向上させることができる。また、コストの高い生態認証装置を導入することなく、本人確認を行うことができる。さらに、携帯端末40の電話番号から利用者を特定できるため、受付不在時に誰が入室したのかを記録することができる。また、鍵を使用しないため、鍵を紛失することにより第三者に部屋を利用される恐れもない。
(第3の実施形態)
次に図9を用いて、第3の実施形態に係る入室管理システム100の構成を説明する。図9は、第3の実施形態に係る入室管理システム100の構成を示す構成図である。入室受付装置として受付端末50を使用する例である。また、予め登録された利用者の携帯端末の電話番号に暗証番号をSMS(Short Message Service)で送信し、利用者が受付端末50に入力した暗証番号と、SMSで送信した暗証番号とが一致するときに電子錠を解錠する例である。
入室管理システム100は、管理場所の入室を管理するシステムである。管理場所は、例えば、サテライトオフォスや集合住宅などの施設、または、施設の部屋などである。図2に示すように、入室管理システム100は、電話交換装置10、電子錠30、携帯端末40、受付端末50を備えている。
電子錠30及び受付端末50は、電話交換装置10に収容されている。受付端末50は、管理場所への入室を受け付ける入室受付装置の一例であり、例えば、管理場所の入室ドアの外側近傍に設置されている。受付端末50は、例えば、電話交換装置10と収容回線(電話回線)104を介して通信可能に接続されている。受付端末50は、入力部51を備えている。利用者は、入力部51から個人番号または利用予定の部屋番号などの情報を入力できる。受付端末50は、利用者により入力部51が操作されると、収容回線101を介して入力信号を電話交換装置10へ送信する。また、受付端末50は、必要に応じて、電話交換装置10を介してオフィスや住宅内の電話機と接続し、利用者(来訪者)がオフィスや住宅内の従業員や在宅者との通話を可能とする。
電話交換装置10は、データベース11、電話交換制御部13、電子錠制御部15、入室管理部16、受付端末制御部17を備える。また、電話交換装置10は、電子錠30、携帯端末40、受付端末50とそれぞれ通信可能に構成されている。なお、第3の実施形態では、第2の実施形態と同様の構成要素には、第2の実施形態と同一の符号を付しており、詳細な説明を省略する。
データベース11は、電話交換装置10の動作に必要なデータを記憶する。データベース11は、受付端末50と紐づく(関連付けられる)電子錠30の管理、電子錠30と紐づく携帯端末40の電話番号の管理、電子錠30の解錠に関するデータ(日時・電話番号)の保存等を行う。具体的には、データベース11は、管理場所の管理モード(受付端末モード)、利用者の携帯端末40の電話番号、暗証番号、入室時間を関連付けて記憶している。なお、暗証番号は事前にデータベース11に登録する以外に、受付端末50が操作された際に一時的に有効な暗証番号を、登録されている携帯端末40にSMSで送信する構成としてもよい。
受付端末制御部17は、受付端末50の入力部51からの入力信号を受信する。電話交換制御部13は、電話回線、電話機、受付端末50を収容し、電話の機能を制御する。電話交換制御部13は、受付端末制御部17が受付端末50からの入力信号を受信したとき、データベース11を参照し、管理モードが不在モードであるかを判定する。電話交換制御部13は、管理モードが不在モードであると判定したとき、データベース11に記憶している携帯端末40の電話番号にSMSで暗証番号を送信する。電話交換制御部13は、利用者により受付端末50の入力部51に入力された暗証番号と、SMSで送信した暗証番号とを照会する。
電子錠制御部15は、電子錠30の解錠を行う信号を送信する。電子錠制御部15は、電話交換制御部13の照合により受付端末50に入力された暗証番号と、SMSで送信した暗証番号とが一致したとき、電子錠30を解錠する信号を電子錠30(ドア開閉制御部31)に送信する。
入室管理部16は、電子錠30の解錠に応じて管理場所の入室(管理モード)を管理する。入室管理部16は、電子錠制御部15により電子錠30を解錠したときのデータ、例えば、入室日時や、利用者の携帯端末の電話番号などをデータベース11に記憶できる。また、管理場所や入室ドアが複数ある場合、ドア番号などのドアの情報を保存してもよい。入室管理部16は、電子錠30を解錠したとき、入室日時等を記憶するとともに、データベース11の管理モードを不在モードから在室モードに切り替える。なお、管理モードを在室モードから不在モードに切り替える条件は、特に限定されない。例えば、電子錠30がオートロックの場合、利用者が退室する際、利用者により電子錠30が室内から解錠されたことを検知して、不在モードとしてもよい。管理場所に人感センサーを備えておき、管理場所に一定時間、人が検知されない場合に不在モードとしてもよい。
次に、第3の実施形態に係る電話交換装置10のデータベース11の構成例について図3~図6を用いて説明する。第2の実施形態に係る電話交換装置10のデータベース11の構成例と同様な説明は適宜省略する。
第3の実施形態に係る電話交換装置10のデータベース11は、図4の例のように、図3のデータに加えて、さらに入室予定日時を関連付けて記憶してもよい。すなわち、利用者の入室日時を予約しておき、入室予定日時毎に、電話番号及び暗証番号を登録してもよい。この場合、電話交換制御部13は、管理モードが不在モードであると判定したとき、入室予定日時のうち受付端末50からの入力信号を受信した日時に対応した利用者の携帯端末40にSMSを送信する。例えば、入室予定日時に、入室予定(利用予定)の時間の範囲が登録されており、その時間の範囲内に入力信号を受信した場合、該当する電話番号にSMSを送信する。これにより、複数利用者の訪問に対しても本人確認をすることができる。なお、入室日時や利用者に対応した複数の異なる暗証番号を登録してもよい。これにより、入室管理における本人確認の信頼度がさらに向上する。
さらに、図5のように、図3のデータに加えて、複数の部屋(管理場所)の入室を管理する場合に、さらに部屋番号を関連付けて記憶してもよい。すなわち、部屋番号(管理場所識別情報)毎に、電話番号及び暗証番号を登録してもよい。また、管理モードは、部屋毎に管理される。この場合、電話交換制御部13は、入力された部屋番号の管理モードが不在モードであると判定したとき、部屋番号に対応した利用者の携帯端末40にSMSを送信する。
また、図6のように、図3のデータに加えて、部屋(管理場所)を複数の利用者が利用する場合に、さらに個人番号を関連付けて記憶してもよい。すなわち、個人番号(利用者識別情報)毎に、電話番号及び暗証番号を登録してもよい。個人番号号は、受付端末50に入力してもよいし、ICカード認証装置を設置し、認証されたICカードから取得してもよい。この場合、電話交換制御部13は、管理モードが不在モードであると判定したとき、個人番号に対応した利用者の携帯端末40にSMSを送信する。また、本人認証のために、データベース11に記憶されている携帯端末40の電話番号は、1人の利用者に対して複数設定してもよい。なお、第3の実施形態において、暗証番号をデータベース11に予め登録せず、受付端末50が操作された際に一時的に有効な暗証番号を、登録されている携帯端末40にSMSで送信する構成としてもよい。この場合、生成された暗証番号がデータベース11に記憶される。
次に図10及び図11を用いて、第3の実施形態に係る電話交換装置10の動作を説明する。図10及び図11は、第3の実施形態に係る電話交換装置10のシーケンス図である。ここでは、図3のデータベース11を用いて入室管理する例について説明する。
まず、図7に示すように、受付端末50に利用者の個人番号または利用予定の部屋番号が入力されると、受付端末50は受付端末制御部17に入力信号を送信する(S21)。受付端末制御部17は、入力信号を受信したことを電話交換制御部13へ通知する(S22)。通知を受けた電話交換制御部13は、データベース11を参照し、管理モードが不在モードであるか否かを判定する(S23)。データベース11は、図示しない入力手段により情報の登録が可能である。例えば、部屋の持ち主や管理者は、利用者の携帯端末40の電話番号を予めデータベース11に登録できる。電話交換制御部13は、管理モードが不在モードであると判定したとき、データベース11に登録されている携帯端末40の電話番号を取得し(S24)、取得した携帯端末40の電話番号を用いてSMSにより暗証番号を送信する(S25)。
図11に示すように、SMSを受信した利用者が受付端末50の入力部51を操作し、暗証番号を入力すると、受付端末50は、入力された暗証番号を受付端末制御部17に通知する(S26)。受付端末制御部17は入力された暗証番号を電話交換制御部13に通知する(S27)。電話交換制御部13は、受付端末50に入力された暗証番号とSMSで送信した暗証番号とを照会する(S28)。電話交換制御部13は、受付端末50に入力された暗証番号とSMSで送信した暗証番号とが一致するときに、電子錠制御部15へ電子錠30の解錠を指示し(S29)、電子錠制御部15は、解錠信号を電子錠30へ送信する(S30)。これにより、ドア開閉制御部31は電子錠30を解錠する。入室管理部16は、電子錠30を解錠したときに、データベース11に利用者の入室日時を記憶し、管理モードを在室モードに切り替える。
以上のように、本実施形態では、事前に登録されている携帯端末40の電話番号にSMSで暗証番号を送信することによって、本人確認の信頼性を向上させることができる。また、コストの高い生態認証装置を導入することなく、本人確認を行うことができる。さらに、携帯端末40の電話番号から利用者を特定できるため、受付不在時に誰が入室したのかを記録することができる。また、鍵を使用しないため、鍵を紛失することにより第三者に部屋を利用される恐れもない。
上述の例は、コンピュータプログラムを用いて実行することができる。各種制御プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末の電話番号を記憶する記憶部と、
前記管理場所の管理モードを管理する管理部と、
前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から呼び出し信号を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記記憶された携帯端末の電話番号に発信する発信部と、
前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得する取得部と、
前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する制御部と、
を備えた電話交換装置。
(付記2)
前記記憶部は、前記携帯端末の電話番号と暗証番号とを関連付けて記憶し、
前記取得部は、前記利用者が携帯端末に入力した暗証番号を、前記携帯端末から取得し、
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記携帯端末の暗証番号と、前記携帯端末から取得された暗証番号とが一致するときに前記電子錠を解錠する、
付記1に記載の電話交換装置。
(付記3)
前記発信部は、前記発信の後、前記携帯端末へ音声ガイダンスを送信し、
前記取得部は、前記音声ガイダンスに応じて前記携帯端末に入力された解錠番号と前記暗証番号を取得する、
付記2に記載の電話交換装置。
(付記4)
前記取得部は、前記解錠番号及び前記暗証番号のPB信号を受信する、
付記3に記載の電話交換装置。
(付記5)
前記発信部は、前記携帯端末の電話番号へ暗証番号を送信し、
前記取得部は、前記利用者が入室受付装置に入力した暗証番号を、前記入室受付装置から取得し、
前記制御部は、前記携帯端末へ送信された暗証番号と、前記入室受付装置から取得された暗証番号とが一致するときに前記電子錠を解錠する、
付記1に記載の電話交換装置。
(付記6)
前記発信部は、SMSで前記暗証番号を送信する、
付記5に記載の電話交換装置。
(付記7)
前記記憶部は、入室予定日時毎に利用者の前記携帯端末の電話番号を記憶し、
前記発信部は、前記入室予定日時のうち前記呼び出し信号を受信した日時に対応した利用者の前記携帯端末の電話番号に発信する、
付記1~6のいずれか一項に記載の電話交換装置。
(付記8)
前記記憶部は、管理場所識別情報または利用者識別情報毎に利用者の前記携帯端末の電話番号を記憶し、
前記発信部は、前記利用者により入力された前記管理場所識別情報号または前記利用者識別情報に対応した利用者の前記携帯端末の電話番号に発信する、
付記1~6のいずれか一項に記載の電話交換装置。
(付記9)
前記利用者識別情報は、前記管理場所に設けられたICカード認証装置により認証された前記利用者のICカードの識別番号である、
付記8に記載の電話交換装置。
(付記10)
前記管理部は、前記電子錠を解錠したときに前記利用者が入室したことを前記記憶部に記憶し、前記管理モードを在室モードに切り替える、
付記1~9のいずれか一項に記載の電話交換装置。
(付記11)
所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末と、前記利用者の携帯端末と電話網を介して接続される電話交換装置と、前記電話交換装置に収容され、前記管理場所に設けられた電子錠及び入室受付装置とを備え、
前記電話交換装置は、
前記利用者の携帯端末の電話番号を記憶する記憶部と、
前記管理場所の管理モードを管理する管理部と、
前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から呼び出し信号を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記記憶された携帯端末の電話番号に発信する発信部と、
前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得する取得部と、
前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する制御部と、
を備えた入室管理システム。
(付記12)
電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末の電話番号を記憶し、
前記管理場所の管理モードを管理し、
前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から呼び出し信号を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記記憶された携帯端末の電話番号に発信し、
前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得し、
前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する、
入室管理方法。
(付記13)
電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末の電話番号を記憶し、
前記管理場所の管理モードを管理し、
前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から呼び出し信号を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記記憶された携帯端末の電話番号に発信し、
前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得し、
前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する、
処理をコンピュータに実行させるための入室管理プログラム。
1、10 電話交換装置
2 記憶部
3 管理部
4 発信部
5 取得部
6 制御部
11 データベース
12 ドアホン制御部
13 電話交換制御部
14 PB信号受信部
15 電子錠制御部
16 入室管理部
17 受付端末制御部
20 ドアホン
21 呼び出しボタン
30 電子錠
31 ドア開閉制御部
40 携帯端末
41 PB信号送信部
50 受付端末
51 入力部
100 入室管理システム
101、104 収容回線
102 HA回線
103 電話網

Claims (10)

  1. 電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末について、管理場所識別情報毎に前記利用者の前記携帯端末の電話番号を記憶する記憶部と、
    前記管理場所の管理モードを管理する管理部と、
    前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から前記管理場所識別情報を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記利用者により入力された前記管理場所識別情報に対応した前記利用者の前記携帯端末の電話番号に発信する発信部と、
    前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得する取得部と、
    前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する制御部と、
    を備えた電話交換装置。
  2. 前記記憶部は、前記携帯端末の電話番号と暗証番号とを関連付けて記憶し、
    前記取得部は、前記利用者が携帯端末に入力した暗証番号を、前記携帯端末から取得し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記携帯端末の暗証番号と、前記携帯端末から取得された暗証番号とが一致するときに前記電子錠を解錠する、
    請求項1に記載の電話交換装置。
  3. 前記発信部は、前記発信の後、前記携帯端末へ音声ガイダンスを送信し、
    前記取得部は、前記音声ガイダンスに応じて前記携帯端末に入力された解錠番号と前記暗証番号を取得する、
    請求項2に記載の電話交換装置。
  4. 前記発信部は、前記携帯端末の電話番号へ暗証番号を送信し、
    前記取得部は、前記利用者が入室受付装置に入力した暗証番号を、前記入室受付装置から取得し、
    前記制御部は、前記携帯端末へ送信された暗証番号と、前記入室受付装置から取得された暗証番号とが一致するときに前記電子錠を解錠する、
    請求項1に記載の電話交換装置。
  5. 前記記憶部は、前記管理場所識別情報及び入室予定日時毎に利用者の前記携帯端末の電話番号を記憶し、
    前記発信部は、前記管理場所識別情報及び前記入室予定日時のうち前記管理場所識別情報を受信した日時に対応した利用者の前記携帯端末の電話番号に発信する、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の電話交換装置。
  6. 前記記憶部は、前記管理場所識別情報及び利用者識別情報毎に利用者の前記携帯端末の電話番号を記憶し、
    前記発信部は、前記利用者により入力された前記管理場所識別情報及び前記利用者識別情報に対応した利用者の前記携帯端末の電話番号に発信する、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の電話交換装置。
  7. 前記管理部は、前記電子錠を解錠したときに前記利用者が入室したことを前記記憶部に記憶し、前記管理モードを在室モードに切り替える、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の電話交換装置。
  8. 所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末と、前記利用者の携帯端末と電話網を介して接続される電話交換装置と、前記電話交換装置に収容され、前記管理場所に設けられた電子錠及び入室受付装置とを備え、
    前記電話交換装置は、
    管理場所識別情報毎に前記利用者の携帯端末の電話番号を記憶する記憶部と、
    前記管理場所の管理モードを管理する管理部と、
    前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から前記管理場所識別情報を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記利用者により入力された前記管理場所識別情報に対応した前記利用者の前記携帯端末の電話番号に発信する発信部と、
    前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得する取得部と、
    前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する制御部と、
    を備えた入室管理システム。
  9. 電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末について、管理場所識別情報毎に前記利用者の前記携帯端末の電話番号を記憶し、
    前記管理場所の管理モードを管理し、
    前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から前記管理場所識別情報を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記利用者により入力された前記管理場所識別情報に対応した前記利用者の前記携帯端末の電話番号に発信し、
    前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得し、
    前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する、
    入室管理方法。
  10. 電子錠及び入室受付装置が設けられた所定の管理場所を利用する利用者の携帯端末について、管理場所識別情報毎に前記利用者の前記携帯端末の電話番号を記憶し、
    前記管理場所の管理モードを管理し、
    前記利用者の操作に応じて前記入室受付装置から前記管理場所識別情報を受信し、前記管理モードが不在モードである場合、前記利用者により入力された前記管理場所識別情報に対応した前記利用者の前記携帯端末の電話番号に発信し、
    前記発信に応じて前記利用者により入力された暗証番号を取得し、
    前記取得された暗証番号に基づいて、前記電子錠を解錠する、
    処理をコンピュータに実行させるための入室管理プログラム。
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