JP4959428B2 - 出入管理システム - Google Patents
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Description
特定の子機より呼び出し可能な親機を、あらかじめ決めるなどの制限を設けることは可能であるが、親機を操作すれば、誰でも遠隔解錠などの操作ができ、セキュリティ上問題となることがあった。また、子機の操作は、誰でも(すなわち、カードを所持していない人でも)行うことができ、この面でもセキュリティ上問題となることがあった。
本発明の出入管理システムは、入退室許可者としてあらかじめ登録された個人認証データと、入室希望者により入力された認証データとの照合処理に基づく認証、および入室希望者の顔画像データおよび音声データに基づいて統括コントローラの操作者により行われる認証の二重の管理を行うことにより、セキュリティ性の向上を図ることができることを特徴としている。
図1は、本発明の実施の形態1における出入管理システムの構成図である。この出入管理システムは、認証端末10、電気錠20、端末コントローラ30、ネットワーク40、および統括コントローラ50で構成される。ここで、認証端末10は、子機に相当し、統括コントローラ50は、親機に相当する。
認証端末10は、入退室を希望する来訪者の操作により、入退室可否を識別するための認証データを取得する。電気錠20は、入退室管理されるエリアの扉に設けられ、施解錠制御に用いられる。
図2は、本発明の実施の形態1における出入管理システムの一連の処理を示すフローチャートである。なお、以下の説明においては、認証端末10のことを子機と称し、統括コントローラ50のことを親機と称し、さらに、入室希望者のことを来訪者と称することとする。また、認証手段の一例として、カードリーダを適用する場合について説明する。
先の実施の形態1では、顔画像および音声に基づく親機応対者による認証判断をした後に、認証データに基づく認証を行うことにより、二重の認証を実現していた。これに対して、本実施の形態2では、この2つの認証の順番を入れ替えた場合について説明する。
本実施の形態3では、あらかじめ決められた時間帯でのみ、先の実施の形態1、2で説明したような二重の認証を行うことによりセキュリティ性を高め、その他の時間帯においては、認証データに基づく照合のみを行うことにより、電気錠の施解錠制御を行う場合について説明する。
Claims (4)
- 入退室可否を識別するための認証データを取得する認証端末と、
入退室管理されるエリアの扉に設けられた電気錠と、
前記認証端末および前記電気錠と接続され、入退室許可者としてあらかじめ登録された個人認証データと、前記認証端末からの前記認証データとの照合結果に応じて前記電気錠の施解錠制御を行う端末コントローラと、
前記端末コントローラとネットワークを介して接続され、前記端末コントローラによる前記施解錠制御を管理する統括コントローラと
を備えた出入管理システムであって、
前記認証端末は、入室希望者の顔画像データを取得する画像取得機能と、音声データを入出力処理するインターホン機能とを有し、前記入室希望者から取得した顔画像データおよび音声データを前記端末コントローラに出力し、
前記統括コントローラは、画像データ表示機能、音声データ再生機能、および信号入力機能を有し、前記ネットワークを介して前記端末コントローラから前記入室希望者に関する前記顔画像データおよび前記音声データを取得し、前記顔画像データを表示するとともに前記音声データを再生することにより、統括コントローラ操作者から入力される入室可否信号を取得し、前記入室可否信号を前記ネットワークを介して前記端末コントローラに送信し、
前記端末コントローラは、前記認証端末からの前記認証データ、および前記統括コントローラからの前記入室可否信号に応じて前記電気錠の施解錠制御を行い、前記認証データに基づく前記照合結果が一致し、かつ前記入室可否信号として入出許可の信号を受信することで、二重の認証に成功した場合に前記電気錠を解錠する
ことを特徴とする出入管理システム。 - 請求項1に記載の出入管理システムにおいて、
前記認証端末は、まず始めに、前記入室希望者から取得した顔画像データおよび音声データを前記端末コントローラに送信し、
前記端末コントローラは、前記顔画像データおよび前記音声データを前記統括コントローラに送信し、前記統括コントローラからの応答として取得した入室可否信号が入室許可信号である場合には、所定時間に限って前記入室希望者からの認証データの入力を受け付けるための認証データ入力許可信号を前記認証端末に送信し、前記認証データ入力許可信号を送信している間に前記認証端末から取得した認証データに応じて前記電気錠の施解錠制御を行う
ことを特徴とする出入管理システム。 - 請求項1に記載の出入管理システムにおいて、
前記認証端末は、まず始めに、前記入室希望者から取得した認証データを前記端末コントローラに送信し、
前記端末コントローラは、前記認証端末からの前記認証データが入室許可すべきデータであると判断した場合には、所定時間に限って前記入室希望者からの顔画像データおよび音声データの入力を受け付けるための画像・音声データ入力許可信号を前記認証端末に送信し、前記画像・音声データ入力許可信号を送信している間に前記認証端末から取得した顔画像データおよび音声データを前記統括コントローラに送信し、前記統括コントローラからの応答として取得した入室可否信号に応じて前記電気錠の施解錠制御を行う
ことを特徴とする出入管理システム。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の出入管理システムにおいて、
前記端末コントローラは、あらかじめ決められた第1の時間帯においては、前記認証端末からの前記認証データ、および前記統括コントローラからの前記入室可否信号に応じて前記電気錠の施解錠制御を行い、前記第1の時間帯以外の時間帯においては、前記認証端末からの前記認証データのみに応じて前記電気錠の施解錠制御を行うことを特徴とする出入管理システム。
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JP2007149554A JP4959428B2 (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | 出入管理システム |
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Family
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