JP2009044524A - 電気錠システム - Google Patents

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Abstract

【課題】施工の簡略化を図ってインターホン機能を実現する。
【解決手段】電気錠システム1は、インターホン機能を有するとともに錠前の施解錠を選択的に指示操作する住戸内の操作盤3と、操作盤3から施解錠指示操作が入力されたときや住戸外から正当な情報を取得したときに錠前を施解錠する電気ストライク部13とを備える。電気ストライク部13は、住戸外の状態を撮影するとともにインターホン機能を有するインターホン部15と一体化して扉枠に設けられる電気ストライクユニット2を構成する。操作盤3は、電気ストライクユニット2と相互に通信可能とされ、インターホン部15が撮影して電気ストライクユニット2から転送される画像を履歴情報とともに記憶部27に記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、玄関等の扉の錠前を電気的に施解錠制御する電気錠システムに係り、特に施工の簡略化を図ってインターホン機能を実現することができる電気錠システムに関するものである。
近年、ホテルやオフィスビル等の商業施設や公共施設の入出口、集合住宅や一般住宅のエントランスや玄関等には電気錠システムが広く普及している。そして、この種の電気錠システムに採用されるテレビドアホン装置の一例として、例えば下記特許文献1に開示されるものが知られている。
特許文献1に開示されるテレビドアホン装置51は、図3に示すように、住戸外(屋外)の住戸玄関に設置されるテレビドアホン52と、住戸内(屋内)に設置されるテレビインターホン親機53と、ドア54とで構成される。
テレビドアホン52は、居住者の呼び出しや暗証入力起動時に押下される呼び出しボタン52aと、来訪者等の映像を撮影するテレビカメラ52bと、ドア54の電気錠の解錠時に暗証番号を入力するための暗証番号入力部52cと、テレビカメラ52bで撮影される映像や暗証番号入力部52cの数字エリアの輝度が均等になるように点灯するライト52dと、テレビインターホン親機53を使用する居住者との音声による通過を可能にするために来訪者等が用いる音声入出力部52eとで構成される。
テレビインターホン親機53は、テレビドアホン52のテレビカメラ52bで撮影される来訪者等の映像を映し出し再生するモニタ53aと、ドア54の電気錠の解錠時に押下される電気錠解錠ボタン53bと、テレビドアホン52の音声入出力部52eを用いる来訪者等との音声による通話を可能にするために居住者が用いるハンドセット53cとで構成される。
ドア54は、テレビインターホン親機53の電気錠解錠ボタン53bが押下されたときに出力される電気錠解錠信号により電気錠を解錠動作する電気錠駆動部54aと、ドア54の開閉を行うドアノブ54bとで構成される。
この特許文献1に開示されるテレビドアホン装置51では、暗証番号入力部52cと映像の撮影機能を有するテレビカメラ52bとを一体化させることにより、住戸玄関に別途に暗証番号入力部を設置する必要がなく、テレビドアホン52の小型化が図れ、施工時における暗証番号入力部用の配線を不要としている。
特開平11−275569号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されるテレビドアホン装置51を採用したものを含め、従来から知られている電気錠システムでは、インターホン機能を実現するために、扉の錠前を電気的に施解錠制御する電気ストライク(図3の電気錠駆動部54a)と、カメラ付のインターホン装置(図3のテレビドアホン52)とがそれぞれ独立したシステムとして構築、施工されていた。このため、独立した電気ストライクとインターホン装置とのそれぞれの施工が必要不可欠であり、施工に負担を要するという課題があった。
しかも、従来のインターホン機能を有する電気錠システムでは、電気ストライクだけで施解錠操作があった時の画像を記録することができず、画像記録のためには防犯カメラやインターホン装置を別途設置する工事が必要であり、施工や費用負担が大きかった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、施工の簡略化を図ってインターホン機能を実現することができる電気錠システムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するために、請求項1に記載された電気錠システムは、住戸内に設けられ、インターホン機能を有するとともに、錠前の施解錠を選択的に指示操作する操作盤と、
前記操作盤から施解錠指示操作が入力されたとき又は住戸外から正当な施解錠情報を取得したときに前記錠前を施解錠する電気ストライク部とを備えた電気錠システムにおいて、
前記電気ストライク部は、前記住戸外の映像を撮影するとともにインターホン機能を有するインターホン部と一体化して扉枠に設けられる電気ストライクユニットを構成し、
前記操作盤は、前記電気ストライクユニットと相互に通信可能とされ、前記インターホン部が撮影して前記電気ストライクユニットから転送される画像を記憶する記憶部を有することを特徴とする。
請求項2に記載された電気錠システムは、請求項1の電気錠システムにおいて、
前記操作盤は、前記インターホン部が撮影して前記電気ストライクユニットから転送される画像を表示する表示部を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載された電気錠システムは、請求項1又は請求項2の電気錠システムにおいて、
前記操作盤の記憶部は、前記住戸外からの呼び出し操作や前記錠前の施解錠操作による状態変化が発生したときに、前記インターホン部が撮影して前記電気ストライクユニットから転送される画像を履歴情報とともに記憶することを特徴とする。
本発明に係る電気錠システムによれば、インターホン機能を有する操作盤と、複数の機能(本来の錠前の施解錠機能に加え、インターホン機能や撮影機能)を兼ね備えた電気ストライクユニットから構成され、操作盤を住戸内に設置し、電気ストライクユニットを扉枠に設置して操作盤と通信可能に配線接続するだけの簡単な施工によりインターホン機能を構築することができる。しかも、単一の電気ストライクユニットのみで複数の機能を構築できるので、製品コストを抑えることができる。
また、住戸外側にインターホン機能を実現するにあたって、扉枠に電気ストライクユニットを設置するだけの施工で済むため、防犯カメラやインターホン装置分の施工負担を減らすことができる。しかも、電気ストライクユニットは、撮影機能も兼ねるので、カメラ部が別設置にならず、意匠性も向上する。
さらに、住戸内に設置される操作盤と、扉枠に設置される電気ストライクユニットとの間が通信可能に配線接続される構成であり、扉内に電気的構成がなく、例えば通電金具などを用いた扉枠と扉との間の電気的配線が不要なので、配線作業の手間を省くことができる。
また、操作盤の記憶部には、住戸外からの呼び出し操作や錠前の施解錠操作による状態変化が発生したときに、インターホン部のカメラ部が撮影した画像を履歴情報とともに記憶するので、画像も含めた出入管理を行うことができる。しかも、状態変化が発生した時のみカメラ部が撮影し、その画像を記憶部に記憶させれば、メモリを節約して効率的な記録を行うことができる。
以下、本発明の最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明に係る電気錠システムのブロック構成図、図2は同電気錠システムの全体構成を示す概略図である。
図1及び図2に示すように、本例の電気錠システム1は、錠前7の施解錠制御機能に加えてID(暗証番号)などの情報取得機能とインターホン機能とを兼ね備えた電気ストライクユニット2と、錠前7の施解錠指示機能に加えてインターホン機能を兼ね備えた操作盤3とから概略構成される。ここでは、住戸人が住戸外から錠前7の施解錠するときに携帯機4を用いる構成を例にとって説明する。
電気ストライクユニット2は、施工時に扉枠5に組み込んで設けられ、通信インターフェース(以下、通信IFと略称する)11を介して操作盤3との間で通信可能に接続される。また、電気ストライクユニット2は、電源インターフェース(以下、電源IFと略称する)12を介して操作盤3と接続され、各部の駆動に必要な電源が操作盤3から供給される。
電気ストライクユニット2は、上記通信IF11及び電源IF12に加え、電気ストライク部13、リーダー部14、インターホン部15を一体に組み込んだ単一のユニットとして構成される。
電気ストライク部13は、錠前7を電気的に施解錠制御する機能を有するもので、状態監視部13a、記憶部13b、制御部13c、錠駆動部13dを備えている。
状態監視部13aは、例えばマイクロスイッチやリードスイッチなどの各種検知センサで構成され、錠前7の施解錠状態、扉6の開閉状態を監視し、この監視結果をモニタ信号として制御部13cに出力している。
記憶部13bは、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAM等の半導体メモリで構成され、携帯機4から取得した施解錠情報(個別IDを含む錠前7の解錠又は施錠を指示する情報)が正当な情報であるか否かを判別するための認証用情報、状態監視部13aからのモニタ信号(錠前の施解錠状態や扉の開閉状態を示す信号)等の錠前7の施解錠制御に関わる各種データを記憶している。
制御部13cは、例えばCPUやROM,RAMなどを有するマイクロコンピュータで構成され、各部を統括制御している。この制御部13cが実行する制御内容としては、後述するリーダー部14が携帯機4から取得した施解錠情報の正当性を判別している。
そして、制御部13cは、携帯機4からの情報を正常認証したときに、状態監視部13aからのモニタ信号によって現在の錠前の施解錠状態や扉の開閉状態を認識し、錠前を解錠するときには錠駆動部13dに解錠駆動信号を出力し、錠前を施錠するときには錠駆動部13dに施錠駆動信号を出力している。
また、制御部13cは、操作盤3から解錠指示信号(又は施錠指示信号)が入力されたときに、状態監視部13aからのモニタ信号によって現在の錠前の施解錠状態や扉の開閉状態を認識し、錠前を解錠するときには錠駆動部13dに解錠駆動信号を出力し、錠前を施錠するときには錠駆動部13dに施錠駆動信号を出力している。
さらに、制御部13cは、住戸外からの呼び出し操作や錠前7の施解錠操作による状態変化が発生したときに、後述するインターホン部15のカメラ部15cを起動制御している。具体的には、住戸外からインターホン部15による呼び出し操作があったとき、リーダー部14が携帯機4から施解錠情報を取得したとき、操作盤3から錠前7の施解錠指示操作があったときにカメラ部15cを起動している。そして、制御部13cは、カメラ部15cが撮影した来訪者等の画像(時間情報を含む)を後述する操作盤3の記憶部27に記憶させるべく、通信IF11,21を介して操作盤3に転送制御している。
錠駆動部13dは、制御部13cからの駆動信号(解錠駆動信号又は施錠駆動信号)で駆動するモータやソレノイド等の駆動装置で構成され、錠前7の扉6側の係止穴に対してデッドボルトを突出(施錠時)又は引き込む(解錠時)ことにより錠前7を施解錠している。
次に、リーダー部14は、携帯機4からの情報を取得するID取得部14aとして、例えばリモコンキー等の無線型キーや携帯電話から送信された施解錠情報を読み取るための情報読取器、磁気カード,ICカード,非接触型ICチップやRFIDタグ(Radio Frequency Identification Tag)を搭載した非接触型ICカード等の各種カード状記憶媒体から施解錠情報を読み取るカードリーダ等で構成される。リーダー部14(ID取得部14a)は、携帯機4を用いて施解錠操作された際に、その携帯機4からの施解錠情報を取得し、この取得した施解錠情報を制御部13cに出力している。
次に、インターホン部15は、操作部15a、表示部15b、カメラ部15c、音声入出力部15dを備えている。
操作部15aは、例えば住戸内の住戸人を呼び出すための呼び出しボタン等の操作キーで構成される。
表示部15bは、例えば液晶等の表示器で構成され、後述する操作盤3のカメラ部25が撮影して転送される住戸内の画像を表示している。
カメラ部15cは、制御部13cによって起動制御されるCCDカメラ等の撮像装置で構成され、住戸外の来訪者(住戸人を含む)等の映像を撮影している。
音声入出力部15dは、例えばマイクやスピーカ、ハンドセット等で構成され、通信IF11を介して住戸内の住戸人と音声による通話を行うものである。なお、後述する操作盤3の操作部23の指示により住戸内の映像が転送されて表示部15bに表示されている場合には、お互いに撮影画像を見ながら音声通話が可能となる。
次に、操作盤3は、住戸内の壁面等に設けられ、通信インターフェース(以下、通信IFと略称する)21を介して電気ストライクユニット2との間で通信可能に接続される。また、操作盤3には、各部の駆動に必要な電源が住戸内の商用電源から供給され、電源インターフェース(以下、電源IFと略称する)22を介して電気ストライクユニット2に電源を供給している。
操作盤3は、錠前7の施解錠指示機能に加えてインターホン機能を兼ね備えたものであり、図1に示すように、上記通信IF21及び電源IF22に加え、操作部23、表示部24、カメラ部25、音声入出力部26、記憶部27、制御部28を備えている。
操作部23は、住戸内から操作されるもので、例えば錠前7の解錠や施錠を指示する施錠・解錠ボタン、カメラ部25や音声入出力部26を選択的に起動する起動ボタン、電気ストライクユニット2から転送されて記憶部27に記憶される住戸外画像を再生する再生ボタン、記憶部27に記憶された住戸外画像や履歴情報を消去する消去ボタン等で構成される。
表示部24は、例えば液晶等で表示器で構成され、操作部23の各種操作状態、錠前7の施解錠状態、扉6の開閉状態、カメラ部15cが撮影した画像表示等を行っている。
カメラ部25は、CCDカメラ等の撮像装置で構成され、操作部23からの指示により起動して住戸内の人等の映像を撮影している。このカメラ部25が撮影した住戸内の映像は、通信IF21を介して電気ストライクユニット2に転送され、インターホン部15の表示部15bに表示される。
音声入出力部26は、例えばマイクやスピーカ、ハンドセット等で構成され、表示部24に表示される画像を見ながら通信IF21を介して住戸外の来訪者等と音声による通話を行うものである。
記憶部27は、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAM等の半導体メモリで構成され、インターホン部15から通信IF21を介して転送される画像、すなわち状態変化(呼び出し操作、施解錠操作)が発生したときにカメラ部15cが撮影した来訪者等の画像を履歴情報(呼び出し操作、施解錠操作、開閉操作などの操作履歴情報)とともに記憶している。また、記憶部27には、操作盤3の操作制御に関わる各種データが記憶されている。
なお、カメラ部15cが撮影した画像の記憶部27への記憶は、状態変化(呼び出し操作、施解錠操作、扉の開閉操作など)後の時間が予め操作盤3の操作部23で設定される設定時間を経過したときに自動停止したり、操作盤3の操作部23の操作により手動停止することができる。また、記憶部27に記憶された画像や履歴情報は、操作盤3の操作部23の操作により消去することができる。
制御部28は、例えばCPUやROM,RAMなどを有するマイクロコンピュータで構成され、各部を統括制御している。この制御部28が実行する制御内容としては、操作部23からの起動指示に基づくカメラ部25の起動制御、電気ストライクユニット2から通信IF21を介して転送されるカメラ部25の住戸外画像を履歴情報とともに記憶部27に記憶させる制御、操作部23の操作による錠前の解錠(又は施錠)を指示する解錠指示信号(又は施錠指示信号)を通信IF21を介して電気ストライクユニット2に出力する制御、記憶部27に記憶された住戸外画像の再生制御等を行っている。
なお、操作盤3のカメラ部25は、必要不可欠な構成ではなく、必要に応じて設ける構成としても良い。
次に、携帯機4は、住戸人が住戸外から錠前7を施解錠する際に用いるものであり、例えば磁気カード,ICカード,非接触型ICカード等のカード状記憶媒体、携帯電話、リモコンキー等の無線型キー等の施解錠用キーで構成される。携帯機4は、錠前を施解錠する際に所定の施解錠操作(例えばリーダー部14にかざす操作)がなされ、携帯機4を所持する利用者を識別するための個別IDや錠前7の解錠や施錠を指示する施解錠情報がリーダー部14(ID取得部14a)によって取得される。
次に、上記のように構成される電気錠システム1の動作について説明する。まず、住戸人が住戸外から携帯機4を用いて施錠・閉扉状態の錠前7を解錠する場合の動作について説明する。
住戸人が自分の住戸の扉6の前で所持する携帯機4をリーダー部14(ID取得部14a)にかざすと、リーダー部14(ID取得部14a)が携帯機4から施解錠情報を取得し、取得情報が電気ストライク部13の制御部13cに出力される。同時に、インターホン部15のカメラ部15cを起動し、カメラ部15cが住戸外の住戸人を撮影する。このカメラ部15cが撮影した画像は、通信IF11,21を介して操作盤3に送信され、履歴情報とともに記憶部27に逐次記憶される。そして、制御部13cは、取得情報を記憶部13bの認証用情報と照合して取得情報が正当な情報か否かを判別する。制御部13cは、取得情報を正常認証すると、状態監視部13aからのモニタ信号により現在の状態が施錠・閉扉状態であることを認識し、錠駆動部13dに解錠駆動信号を出力する。錠駆動部13dは、解錠駆動信号が入力されると、錠前7を解錠制御する。これにより、錠前7が解錠状態となり、扉6の開閉により住戸内への出入りが可能となる。
次に、来訪者から呼び出しがあったときに、住戸内の操作盤3の操作により施錠・閉扉状態の錠前7を解錠する場合の動作について説明する。
来訪者は、住戸外の電気ストライクユニット2におけるインターホン部15の操作部15aを操作(呼び出しボタンの押下)して呼び出し指示する。電気ストライク部13の制御部13cは、操作部15aから呼び出し指示があると、通信IF11,21を介して操作盤3に呼び出し指示信号を出力する。同時に、インターホン部15のカメラ部15cを起動し、カメラ部15cが住戸外の来訪者を撮影する。このカメラ部15cが撮影した画像は、通信IF11,21を介して操作盤3に送信され、履歴情報とともに記憶部27に逐次記憶される。操作盤3の制御部28は、呼び出し指示信号が入力されると、音声入出力部26を駆動して(例えば呼び出し音を鳴らす)来訪者があることを住戸人に知らせる。同時に、電気ストライクユニット2から送信される来訪者の画像を表示部24に表示する。そして、住戸人は、来訪者があることを知り、操作盤3の表示部24に映し出される画像を見て、音声入出力部26により来訪者と音声で通話をし、入室させて良い来訪者であれば、操作部23を操作(解錠ボタンの押下)して解錠指示する。制御部28は、操作部23から解錠指示があると、通信IF21,11を介して電気ストライクユニット2における電気ストライク部13の制御部13cに解錠指示信号を出力する。電気ストライク部13の制御部13cは、解錠指示信号が入力されると、状態監視部13aからの現在の錠前7の施解錠状態及び扉6の開閉状態を認識し、錠駆動部13dに解錠駆動信号を出力する。錠駆動部13dは、解錠駆動信号が入力されると、錠前7を解錠制御する。これにより、錠前7は解錠状態となり、扉6の開閉により住戸内への出入りが可能となる。
なお、上記動作において、来訪者から呼び出しがあったときに、操作盤3の操作部23の操作(起動操作)によりカメラ部25を起動して住戸人を撮影し、この撮影した画像を通信IF21,11を介して電気ストライクユニット2に送信してインターホン部15の表示部15bに表示させても良い。この場合、住戸人と来訪者はお互いの顔を見ながら音声による通話が可能となる。
次に、住戸内の操作盤3を操作して解錠状態の錠前7を施錠する場合の動作について説明する。
住戸内の人は、解錠状態にある錠前7を施錠するために、扉6を閉めた状態で操作盤3の操作部23を操作(施錠ボタンの押下)して施錠指示する。制御部28は、操作部23から施錠指示があると、通信IF21,11を介して電気ストライクユニット2における電気ストライク部13の制御部13cに施錠指示信号を出力する。電気ストライク部13の制御部13cは、施錠指示信号が入力されると、状態監視部13aからの現在の錠前7の施解錠状態及び扉6の開閉状態を認識し、錠駆動部13dに施錠駆動信号を出力する。錠駆動部13dは、施錠駆動信号が入力されると、錠前7を施錠制御する。これにより、錠前7は施錠状態となり、扉6の開閉による住戸内への出入りができなくなる。なお、上記動作中の履歴情報は、記憶部27に逐次記憶される。
次に、住戸人が外出時に住戸外から携帯機4を用いて解錠状態の錠前7を施錠する場合の動作について説明する。
外出時に住戸人が外に出て扉6を閉め、扉6の前で所持する携帯機4をリーダー部14(ID取得部14a)にかざすと、リーダー部14(ID取得部14a)が携帯機4から施解錠情報を取得し、取得情報が電気ストライク部13の制御部13cに出力される。同時に、インターホン部15のカメラ部15cを起動し、カメラ部15cが住戸外の住戸人を撮影する。このカメラ部15cが撮影した画像は、通信IF11,21を介して操作盤3に送信され、履歴情報とともに記憶部27に逐次記憶される。このカメラ部15cによる撮影及び記憶部27への画像と履歴情報の記憶は必要に応じてなされる。そして、制御部13cは、取得情報を記憶部13bの認証用情報と照合して取得情報が正当な情報か否かを判別する。制御部13cは、取得情報を正常認証すると、状態監視部13aからの現在の錠前7の施解錠状態及び扉6の開閉状態を認識し、錠駆動部13dに施錠駆動信号を出力する。錠駆動部13dは、施錠駆動信号が入力されると、錠前7を施錠制御する。これにより、錠前7は施錠状態となり、扉6の開閉による住戸内への出入りができなくなる。
なお、解錠状態の錠前7を施錠する場合、閉扉から所定時間後に自動的に施錠制御する構成としても良い。この場合、電気ストライク部13の制御部13cは、錠前7が解錠された後に閉扉されると、状態監視部13aから閉扉信号が入力して閉扉と判断して所定時間後に錠駆動部13dに施錠駆動信号を出力し、錠駆動部13dが錠前7を施錠する。
このように、本例の電気錠システム1は、インターホン機能を有する操作盤3と、複数の機能、すなわち本来の錠前7の施解錠機能やID取得機能に加え、インターホン機能や撮影機能を兼ね備えた電気ストライクユニット2から構成され、操作盤3を住戸内に設置し、電気ストライクユニット2を扉枠5に設置して操作盤3と通信可能に配線接続するだけの簡単な施工によりインターホン機能を構築することができる。しかも、単一の電気ストライクユニット2のみで複数の機能を構築できるので、製品コストを抑えることができる。
また、住戸外側にインターホン機能を実現するにあたって、扉枠5に電気ストライクユニット2を設置するだけの施工で済むため、防犯カメラやインターホン装置分の施工負担を減らすことができる。しかも、電気ストライクユニット2は、撮影機能も兼ねるので、カメラ部が別設置にならず、意匠性も向上する。
さらに、住戸内に設置される操作盤3と、扉枠5に設置される電気ストライクユニット2との間が通信可能に配線接続される構成であり、扉6内に電気的構成がなく、例えば通電金具などを用いた扉枠5と扉6との間の電気的配線が不要なので、配線作業の手間を省くことができる。
また、本例の電気錠システム1において、操作盤3の記憶部27には、住戸外からのインターホン部15による呼び出し操作や錠前7の施解錠操作(携帯機4の情報をリーダー部14に取得させる操作、操作盤3からの施解錠指示操作)による状態変化が発生したときに、インターホン部15のカメラ部15cが撮影した画像を一連の履歴情報とともに記憶するので、画像も含めた出入管理を行うことができる。
そして、少なくとも住戸外からの呼び出し操作を含む状態変化が発生したときのみカメラ部15cが撮影し、その画像を履歴情報とともに操作盤3の記憶部27に記憶させる構成とすれば、メモリを節約して効率的な記録を行うことができる。しかも、帰宅時に記憶部27に記憶された画像を再生することにより、不在時に何時誰が来訪したかを知ることができる。
ところで、上述した実施形態では、携帯機4を用いて住戸外から錠前7を施解錠する構成として説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、図1において、インターホン部15の操作部15aとしてテンキーの構成を付加し、テンキーから入力される暗証番号をIDとしてリーダー部14のID取得部14aが取得する構成としても良い。この場合、電気ストライク部13の制御部13cは、ID取得部14aが取得したテンキーによる暗証番号(ID)の正当性を判別し、正常認証したときのみ錠前を解錠するように錠駆動部13dに解錠駆動信号を出力する。
本発明に係る電気錠システムのブロック構成図である。 本発明に係る電気錠システムの全体構成を示す概略図である。 特許文献1に開示されるテレビドアホン装置の全体構成図である。
符号の説明
1 電気錠システム
2 電気ストライクユニット
3 操作盤
4 携帯機
5 扉枠
6 扉
7 錠前
11 通信IF
12 電源IF
13 電気ストライク部
13a 状態監視部
13b 記憶部
13c 制御部
13d 錠駆動部
14 リーダー部
14a ID取得部
15 インターホン部
15a 操作部
15b 表示部
15c カメラ部
15d 音声入出力部
21 通信IF
22 電源IF
23 操作部
24 表示部
25 カメラ部
26 音声入出力部
27 記憶部
28 制御部

Claims (3)

  1. 住戸内に設けられ、インターホン機能を有するとともに、錠前の施解錠を選択的に指示操作する操作盤と、
    前記操作盤から施解錠指示操作が入力されたとき又は住戸外から正当な施解錠情報を取得したときに前記錠前を施解錠する電気ストライク部とを備えた電気錠システムにおいて、
    前記電気ストライク部は、前記住戸外の映像を撮影するとともにインターホン機能を有するインターホン部と一体化して扉枠に設けられる電気ストライクユニットを構成し、
    前記操作盤は、前記電気ストライクユニットと相互に通信可能とされ、前記インターホン部が撮影して前記電気ストライクユニットから転送される画像を記憶する記憶部を有することを特徴とする電気錠システム。
  2. 前記操作盤は、前記インターホン部が撮影して前記電気ストライクユニットから転送される画像を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気錠システム。
  3. 前記操作盤の記憶部は、前記住戸外からの呼び出し操作や前記錠前の施解錠操作による状態変化が発生したときに、前記インターホン部が撮影して前記電気ストライクユニットから転送される画像を履歴情報とともに記憶することを特徴とする請求項1又は2記載の電気錠システム。
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