JP2011196076A - 電気錠システム - Google Patents

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耕介 山内
Tetsuo Horibatake
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Abstract

【課題】機器認証コードの設定の失念等により機器認証コードが未設定であるために電気錠システムが正常に動作しないといった事態が生じることを防止すると共に、不正に取得された機器認証コードを利用した電気錠の不正解錠を抑制する。
【解決手段】制御部3は、操作盤7から送信された解錠指令を受信したとき、解錠指令に付加された機器認証コードを用いて操作盤7の認証を行う。また、制御部3は、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を検出したとき、前回生成した機器認証コードと異なる機器認証コードを生成し、これを制御部3のメモリ16に記憶すると共に操作盤7に送信し、操作盤7は制御部3から送信された機器認証コードをメモリ32に記憶する。これにより、電気錠2を解錠動作させて扉8を開けるだけで、機器認証コードの設定が自動的に行われ、また、電気錠2を解錠動作させて扉8を開ける度に、機器認証コードが変更される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気錠、制御部および操作部を備え、操作部からの指令に従って制御部により電気錠を制御する電気錠システムに関する。
一般に、電気錠システムは、建造物の扉等を施錠する電気錠と、電気錠を制御する制御部と、制御部を介して電気錠を操作する操作部とを備えている(特許文献1参照)。電気錠はソレノイドまたはモータ等を備え、制御部から出力される制御信号に従ってソレノイドまたはモータ等を駆動させることにより扉等の施解錠を行う。制御部は、操作部からの指令に従って電気錠を施解錠動作させるための制御信号を電気錠に出力する。
操作部は、屋内に設けられ、操作スイッチや表示器等を有し、屋内にいる者が操作スイッチを押したとき、電気錠を施解錠動作させるための指令を制御部に送信する。また、屋外において扉または扉の近傍に設けられ、カードリーダ、電波受信機、またはテンキー等を有し、ICカード、携帯機器等から送信された認証情報を受信したとき、またはテンキー等により暗証番号が入力されたときに、電気錠を施解錠動作させるための指令を制御部に送信する機能を有するものも操作部に含まれる。
制御部と操作部とは互いに離れた位置に配置され、両者はケーブル等を用いて電気的に接続されており、両者間の通信はこのケーブル等を介して行われる。多くの場合、制御部が操作部に向けて短い周期で定期的に問い合わせを行い、操作部がこの問い合わせに対して返答する。例えば、屋内にいる者が電気錠を解錠動作させるために操作部の操作スイッチを押した場合、操作部は、制御部からの問い合わせに対する返答として、電気錠を解錠動作させる指令を制御部に送信する。制御部はこの指令に応じ、電気錠を解錠動作させるための制御信号を電気錠に出力する。これにより、電気錠は扉等を解錠する。
また、電気錠システムを構成しない他の機器(以下、これを「外部機器」という。)を制御部に接続し、当該外部機器から制御部に偽の指令を送信して制御部を制御し、電気錠を不正に解錠するといった行為の抑制等を図るために、電気錠システムの多くは、制御部と操作部との間で通信を行うに当たり機器認証を行う。例えば、制御部および操作部に共通の機器認証コードをそれぞれ記憶しておき、操作部から制御部へ、あるいは制御部から操作部へ指令等を送信する際に、当該指令等に常に機器認証コードを付加して送信する。この指令等を受信した制御部または操作部は、受信した指令等に付加されている機器認証コードと自らに記憶されている機器認証コードとを照合し、両者が一致したときに限り、当該指令等を受け入れる。
特開2009−044524号公報
ところで、建造物の部屋に設けられた扉の施錠を行うために電気錠システムを新たに導入し、その電気錠システムを初めて稼働しようとする際には、制御部および操作部に、共通の機器認証コードをそれぞれ設定する必要がある。従来の電気錠システムでは、例えば、制御部内のメモリに予め定められた機器認証コードを予め記憶しておき、作業員が所定の設定操作を手動で行うことにより、制御部内のメモリに記憶された機器認証コードを制御部から操作部に送信し、操作部が制御部から受信した機器認証コードを操作部内のメモリに記憶するといった方法で、制御部および操作部に共通の機器認証コードを設定している。
しかしながら、機器認証コードの設定を作業員が手動で行うため、作業員が機器認証コードの設定をし忘れてしまうことがある。特に、オフィスビルやホテル、マンションの多数の部屋のそれぞれに電気錠システムを導入する場合には、多数の部屋ごとに機器認証コードの設定作業を行わなければならないので、作業員が機器認証コードの設定をし忘れてしまうことは実際によく起こっている。機器認証コードの設定をし忘れて、機器認証コードが未設定のまま電気錠システムを稼働すると、電気錠システムが正常に動作しない。
また、従来の電気錠システムでは、機器認証コードの設定操作が複雑である。すなわち、従来の電気錠システムでは、例えば、まず電気錠を手動で解錠し、次に扉を開け、次に扉を閉め、次に電気錠を手動で施錠するといった複数の操作をこの順序で連続的に行うことにより、制御部から操作部へ機器認証コードが送信され、この機器認証コードが操作部内のメモリに記憶されて機器認証コードの設定が完了するといった方法が採用されている。このため、機器認証コードの設定に手間がかかる。また、この設定操作の煩わしさが、設定の失念を引き起こしているとも考えられる。
また、従来の電気錠システムでは、電気錠システムを初めて稼働した際に設定した機器認証コードが、それ以降、例えば故障の発生や部屋の改装等のために操作部や制御部を新品の操作部や制御部に交換する等の事態が生じない限り、通常変更されない。このため、不正に取得された機器認証コードを利用した電気錠の不正解錠を許してしまうおそれがある。例えば、外部機器を制御部または操作部に接続し、制御部または操作部から送信される指令等に付加された機器認証コードを当該外部機器により不正に取得し、その不正取得した機器認証コードを利用して制御部を制御することにより、電気錠を不正解錠するといった行為を許してしまう可能性がある。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の第1の課題は、機器認証コードの設定の失念等により機器認証コードが未設定であるために電気錠システムが正常に動作しないといった事態が生じることを防止することができる電気錠システムを提供することにある。
また、本発明の第2の課題は、たとえ機器認証コードが不正に取得されたとしても、その機器認証コードを利用した電気錠の不正解錠を抑制することができる電気錠システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の電気錠システムは、扉を施錠する電気錠と、前記電気錠を制御する制御部と、前記制御部を介して前記電気錠を操作する操作部とを備え、前記操作部は、機器認証コードを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された機器認証コードを全部または一部の指令に付加し、当該機器認証コードが付加された指令を前記制御部へ送信する指令送信手段とを備え、前記制御部は、前記機器認証コードを記憶する第2の記憶手段と、前記操作部から送信された指令を受信し、当該指令に機器認証コードが付加されている場合には、当該指令に付加された機器認証コードと前記第2の記憶手段に記憶された機器認証コードとを照合して両者が一致したときに、当該指令に従って前記電気錠の制御処理を行う制御処理手段とを備えた電気錠システムであって、前記制御部は、前記電気錠の解錠動作および前記扉の開扉を検出する検出手段と、前記第2の記憶手段に記憶された機器認証コードを変更するコード変更手段と、前記検出手段により前記電気錠の解錠動作および前記扉の開扉が検出されたとき、前記コード変更手段により変更された機器認証コードを前記操作部へ送信するコード送信手段とをさらに備え、前記操作部は、前記制御部から送信された機器認証コードを受信し、当該機器認証コードを前記第1の記憶手段に記憶させるコード受信手段をさらに備えていることを特徴とする。
本発明の第1の電気錠システムによれば、電気錠の解錠動作が行われて扉が開くといった日常的に普通に行われる動作が行われたときに、制御部から操作部へ機器認証コードが自動的に送信され、当該機器認証コードが操作部に自動的に設定されるので、機器認証コードが未設定であるために電気錠システムが正常に動作しないといった不都合を確実になくすことができる。また、電気錠の解錠動作が行われて扉が開くといった日常的に普通に行われる動作が行われる度に、新しい機器認証コードが制御部から操作部に送信され、操作部の第1の記憶手段に記憶された機器認証コードが更新されるので、機器認証コードが過去に不正に取得されたとしても、当該不正取得された機器認証コードが用いられて電気錠が不正解錠されることを抑制することができる。
また、本発明の第2の電気錠システムは、上述した本発明の第1の電気錠システムにおいて、前記コード変更手段は、前記検出手段により前記電気錠の解錠動作および前記扉の開扉が検出されたときに、前記第2の記憶手段に既に記憶されている機器認証コードとは異なる機器認証コードを生成し、当該生成した機器認証コードを前記第2の記憶手段に記憶することを特徴とする。
本発明の第2の電気錠システムによれば、電気錠の解錠動作および扉の開扉が行われる度に、制御部において新しい機器認証コードが生成され、この新しい機器認証コードが操作部に送信され、この新しい機器認証コードを用いて操作部において機器認証コードが更新されるので、操作部から制御部へ送信する指令に付加される機器認証コードはほぼ常に未知のコードとなる。これにより、過去に不正取得された機器認証コードが用いられて電気錠が不正解錠されることを効果的に抑制することができる。
本発明の第3の電気錠システムは、上述した本発明の第1または第2の電気錠システムにおいて、前記制御部は、前記第2の記憶手段に記憶された機器認証コードを、前記コード送信手段により送信する場合以外には、特別な要求指令がない限り、前記操作部へ送信しないことを特徴とする。
本発明の第3の電気錠システムによれば、制御部と操作部との間で機器認証コードが通信される頻度を減らすことができ、機器認証コードが不正に取得されて外部に漏洩するのを抑制することができる。
本発明によれば、機器認証コードの設定の失念等により機器認証コードが未設定であるために電気錠システムが正常に動作しないといった事態が生じることを防止することができる。また、本発明によれば、たとえ機器認証コードが不正に取得されたとしても、その機器認証コードを利用した電気錠の不正解錠を抑制することができる。
本発明の実施形態による電気錠システムを示す説明図である。 制御部と操作盤との間の通信を示すタイミングチャートである。 機器認証コードの設定・更新処理を示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態による電気錠システムを示している。図1において、本発明の実施形態による電気錠システム1は、電気錠2および制御部3を共に筐体4に収容することにより構成された電気錠ユニット5と、カードリーダユニット6と、操作盤7とを備えている。電気錠システム1は、カードリーダユニット6または操作盤7からの指令に従って制御部3により電気錠2を制御し、建造物の部屋の扉8を施錠するシステムである。
電気錠2はデッドボルト11および錠駆動機構12を備え、錠駆動機構12は、制御部3から出力される制御信号に従って駆動するソレノイドまたはモータを備えている。
制御部3は、カードリーダユニット6および操作盤7からの指令に従って電気錠2を制御する装置である。制御部3は、CPU(Control Processing Unit)15、メモリ16、通信インタフェース(I/F)部17、制御インタフェース部18、施解錠センサ19、扉開閉センサ20およびカウンタ21を備えている。
CPU15は、制御部3を構成する他の構成要素16〜21の制御、カードリーダユニット6および操作盤7との通信制御、および電気錠2の施解錠制御等を行うと共に、後述するように、特定指令に付加された機器認証コードの照合処理を行う。また、CPU15は、後述するように、施解錠センサ19および扉開閉センサ20を介して電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を検出したとき、機器認証コードの設定・更新処理を行う。メモリ16は例えばフラッシュメモリ等の書換可能な不揮発性メモリである。メモリ16には、制御部3と操作盤7との間の機器認証に用いられる機器認証コードが記憶される。通信インタフェース部17は、制御部3とカードリーダユニット6との間、および制御部3と操作盤7との間を通信可能に接続するインタフェース回路である。制御インタフェース部18は、制御部3から電気錠2へ制御信号を伝達するために両者間を接続するインタフェース回路である。施解錠センサ19は電気錠2の施錠動作および解錠動作を検出するセンサである。扉開閉センサ20は扉8の開扉および閉扉を検出するセンサである。カウンタ21は、電気錠2の解錠動作が行われると共に扉8が開扉されたことを、施解錠センサ19および扉開閉センサ20の検出結果に基づいてカウントするカウンタである。
また、制御部3は電気錠2と共に共通の筐体4に収容されている。そして、筐体4は扉8の内部または扉8における屋内側の表面に取り付けられている。なお、CPU15が制御処理手段、コード変更手段およびコード送信手段の具体例であり、メモリ16が第2の記憶手段の具体例であり、施解錠センサ19および扉開閉センサ20が検出手段の具体例である。
カードリーダユニット6は、屋外から扉8の施解錠を操作する装置である。すなわち、カードリーダユニット6は、鍵として機能するICカードから鍵認証コードを読み取り、この読み取った鍵認証コードと、内部のメモリに予め記憶された鍵認証コードとを照合し、両者が一致した場合に限り、電気錠2を施解錠動作させるための指令等を制御部3に送信する。カードリーダユニット6は、CPU、メモリ、カードリーダおよび通信インタフェース部(いずれも図示せず)を備えている。
操作盤7は、屋内から扉8の施解錠を操作する装置であり、CPU31、メモリ32、操作インタフェース部33および通信インタフェース部34を備えている。屋内にいる者が操作盤7に設けられた操作スイッチ(図示せず)を押すと、操作盤7は、これに応じて、電気錠2を施解錠動作させるための指令等を制御部3に送信する。また、操作盤7は、扉8の施解錠状態等を表示する表示部(図示せず)を有し、屋内にいる者に扉の施解錠状態等を確認させる機能を持っている。なお、操作盤7が操作部の具体例である。
CPU31は、操作盤7を構成する他の構成要素32〜34等の制御、制御部3およびカードリーダユニット6との通信制御、扉8の施解錠状態の表示制御等を行う。メモリ32は例えばフラッシュメモリ等の書換可能な不揮発性メモリである。メモリ32には、後述する機器認証コードの設定・更新処理において制御部3から送信された機器認証コードが記憶される。操作インタフェース部33は、操作盤7に設けられた図示しない操作スイッチとCPU31との間を接続し、操作スイッチの操作入力をCPU31に伝達するためのインタフェース回路である。通信インタフェース部34は、操作盤7と制御部3との間、および操作盤7とカードリーダユニット6との間を通信可能に接続するインタフェース回路である。また、操作盤7は例えば屋内の壁面等に取り付けられている。なお、CPU31が指令送信手段およびコード受信手段の具体例であり、メモリ32が第1の記憶手段の具体例である。
制御部3、カードリーダユニット6および操作盤7は、それぞれ相互に通信可能となるようにケーブル9を介して接続されている。また、制御部3と電気錠2とは筐体4内において相互に電気的に接続されている。
このような構成を有する電気錠システム1は次のように動作する。まず、屋内からの施解錠動作について説明すると、屋内にいる者が、操作盤7の操作スイッチを押し、扉8を施錠する旨の指示を入力すると、操作盤7は施錠指令を制御部3に送信する。施錠指令を受信した制御部3は施錠制御信号を電気錠2に出力し、電気錠2は施錠制御信号に従ってデッドボルト11を外部へ突き出させ、扉8を施錠する。一方、屋内にいる者が、操作盤7の操作スイッチを押し、扉8を解錠する旨の指示を入力すると、操作盤7は解錠指令を制御部3に送信し、制御部3は解錠制御信号を電気錠2に出力し、電気錠2は解錠制御信号に従ってデッドボルト11を内部へ引き込み、扉8を解錠する。
次に、屋外からの施解錠動作について説明すると、屋外にいる者が、鍵として機能するICカードをカードリーダユニット6のカードリーダに接近させ、または接触させると、カードリーダユニット6は、扉8の施解錠状態に応じて施錠指令または解錠指令を制御部3に送信する。施錠指令または解錠指令を受信した制御部3は施錠制御信号または解錠制御信号を電気錠2に出力し、電気錠2は施錠制御信号または解錠制御信号に従って扉8を施錠または解錠する。
図2は、制御部3と操作盤7との間における基本的な通信動作を示している。図2に示すように、制御部3と操作盤7とは、操作盤7が制御部3へ問い合わせ信号を送信し、これに応じて、制御部3が操作盤7へ返答信号を送信するといった双方向通信を、例えばおよそ0.5秒ないし1秒の短い間隔Tで定期的に常時行っている。操作盤7から制御部3へ送るべき指令その他の情報があるときには、操作盤7は、問い合わせ信号に、当該送るべき指令その他の情報を付加して制御部3に送信する。また、制御部3から操作盤7へ送るべき指令その他の情報があるときには、制御部3は、返答信号に、当該送るべき指令その他の情報を付加して操作盤7に送信する。
ここで、操作盤7から制御部3へ送信される指令には、特定指令と、特定指令でない指令とがある。以下、特定指令と特定指令でない指令とを識別して説明する必要がある場合には、特定指令でない指令を「通常指令」という。
電気錠システム1では、電気錠2を解錠動作させるための解錠指令を特定指令として扱うように設定されている。そこで、これより、特定指令の具体例として解除指令をあげ、操作盤7から制御部3へ特定指令を送信する際の動作について説明する。
すなわち、電気錠システム2の稼働時には、制御部3のメモリ16と操作盤7のメモリ32には同一の機器認証コードが記憶されている。図2に示すように、操作盤7から制御部3へ解錠指令を送るときには、操作盤7は、解錠指令にメモリ32に記憶された機器認証コードを付加して機器認証コード付き指令を生成し、この機器認証コード付き指令を問い合わせ信号に付加して制御部3に送信する。そして、問い合わせ信号と共に機器認証コード付き指令を受信した制御部3は、当該機器認証コード付き指令における解錠指令に付加された機器認証コードと、制御部3のメモリ16に記憶された機器認証コードとを比較する照合処理を行う。この結果、両者が一致したとき、制御部3は、当該機器認証コード付き指令における解錠指令を受け入れ、操作盤7へ返答信号を送信し、続いて、当該解錠指令に従って、電気錠2を解錠動作させる制御処理を行う。一方、制御部3における照合処理の結果、操作盤7から受信した機器認証コード付き指令における解錠指令に付加された機器認証コードと、制御部3のメモリ16に記憶された機器認証コードとが一致しないとき、制御部3は、当該機器認証コード付き指令における解錠指令の受け入れを拒絶する。この場合、制御部3は、操作盤7へ返答信号を送信するも、電気錠2を解錠動作させる制御処理は行わない。また、機器認証コードが付加されていない解錠指令を操作盤7から受信した場合にも、制御部3は当該解除指令の受け入れを拒絶する。
また、電気錠システム1では、電気錠2を施錠動作させるための施錠指令を通常指令として扱うように設定されている。そこで、これより、通常指令の具体例として施錠指令をあげ、操作盤7から制御部3へ通常指令を送信する際の動作について説明する。
すなわち、操作盤7から制御部3へ施錠指令を送信するときには、操作盤7は、問い合わせ信号に施錠指令を付加して制御部3に送信する。そして、問い合わせ信号と共に施錠指令を受信した制御部3は、照合処理を行うことなく、施錠指令を受け入れ、操作盤7へ返答信号を送信すると共に、当該施錠指令に従って電気錠2を施錠動作させる制御処理を行う。
図3は、制御部3と操作盤7との間における機器認証コードの設定・更新処理を示している。図3に示すように、建造物への電気錠システム1の導入を行っている作業員、または電気錠システム1が導入された建造物の部屋の利用者等が、扉8を解錠すべく操作盤7の操作スイッチを押すと、操作盤7から制御部3へ、機器認証コードが付加された解錠指令が送信され、制御部3がこれを受信して照合処理を行い、この機器認証コードが真正である場合には、電気錠2を解錠動作させ、扉8を解錠する。その後、作業員または利用者等により扉8が開けられる(図3中のS1)。制御部3の施解錠センサ19および扉開閉センサ20は、このような電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を検出する。そして、カウンタ21は、施解錠センサ19および扉開閉センサ20の検出結果に基づき、電気錠2の解錠動作が行われると共に扉8が開扉されたことをカウントする。制御部3のCPU15は、カウンタ21のカウント値が1増加したことを検出することにより、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を認識する(S2)。
電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を認識したとき、制御部3のCPU15は、機器認証コードC1(例えば「ABCDABCD」)を生成し、これをメモリ16に記憶する(S3)。このとき、メモリ16に機器認証コードが記憶されていないときには、機器認証コードC1はメモリ16に新たに記憶され、メモリ16に既に機器認証コードが記憶されているときには、その既に記憶されている機器認証コードが機器認証コードC1に書き換えられる。そして、制御部3のCPU15は、操作盤7から送信される問い合わせ信号を待つ。
操作盤7が問い合わせ信号を送信すると、制御部3は、問い合わせ信号を受信し、続いて、返答信号に、メモリ16に記憶された機器認証コードC1を付加し、これら返答信号および機器認証コードC1を操作盤7へ送信する(S4)。
続いて、操作盤7は、制御部3から送信された返答信号および機器認証コードC1を受信し、この受信した機器認証コードC1をメモリ32に記憶する(S5)。このとき、メモリ32に機器認証コードが記憶されていないときには、機器認証コードC1はメモリ32に新たに記憶され、メモリ32に既に機器認証コードが記憶されているときには、その既に記憶されている機器認証コードが機器認証コードC1に書き換えられる。
その後、作業者または利用者等が扉8を閉め、電気錠2を施錠動作させ、扉8を施錠し(S6)、さらにその後、利用者等が上述したように操作盤7の操作スイッチを操作して、電気錠2を解錠動作させ、扉8を解錠し、扉8を開けたとする(S7)。この場合、制御部3の施解錠センサ19および扉開閉センサ20は、この電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を検出し、カウンタ21は、電気錠2の解錠動作が行われると共に扉8が開扉されたことをカウントする。そして、制御部3のCPU15は、カウンタ21のカウント値が1増加したことを検出することにより、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を認識する(S8)。
この電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を認識したとき、制御部3のCPU15は、機器認証コードC2(例えば「DCBADCBA」)を生成する。機器認証コードC2は、機器認証コードC1と異なるコードである。そして、CPU15は、機器認証コードC2をメモリ16に記憶する(S9)。これにより、メモリ16に既に記憶されている機器認証コードC1が機器認証コードC2に書き換えられる。そして、制御部3のCPU15は、操作盤7から送信される問い合わせ信号を待つ。
操作盤7が問い合わせ信号を送信すると、制御部3は、問い合わせ信号を受信し、続いて、返答信号に、メモリ16に記憶された機器認証コードC2を付加し、これら返答信号および機器認証コードC2を操作盤7へ送信する(S10)。
続いて、操作盤7は、制御部3から送信された返答信号および機器認証コードC2を受信し、この受信した機器認証コードC2をメモリ32に記憶する(S11)。これにより、メモリ16に既に記憶されている機器認証コードC1が機器認証コードC2に書き換えられる。
その後、利用者等が扉8を閉め、電気錠2を施錠動作させ、扉8を施錠し(S12)、さらにその後、利用者等が上述したように操作盤7の操作スイッチを操作して、電気錠2を解錠動作させ、扉8を解錠し、扉8を開けると、制御部3のCPU15は再び新しい機器認証コードを生成し、これをメモリ16に記憶し、この新しい機器認証コードを操作盤7に送信し、操作盤7は、この新しい機器認証コードを受信してメモリ32に記憶する。
このように、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉が行われる度に、制御部3によって新しい機器認証コードが生成され、制御部3のメモリ16および操作盤7のメモリ32にそれぞれ記憶された機器認証コードが新しい機器認証コードに書き換えられる。このとき、制御部3は常に前回生成した機器認証コードと異なる機器認証コードを生成するので、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉が行われる度に、制御部3のメモリ16および操作盤7のメモリ32にそれぞれ記憶された機器認証コードが変更(更新)される。この結果、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉が行われる度に、操作盤7から制御部3に送信される特定指令(例えば解除指令)に付加される機器認証コードが変化する。また、例えば、建造物の部屋に設けられた扉8の施錠を行うために電気錠システム1を新たに導入し、その電気錠システム1の稼働を開始した際には、作業員が機器認証コードを設定するための特別な手動操作をしなくても、作業者または利用者等が、電気錠2を解錠動作させて扉8を開ければ、機器認証コードが自動的に生成されて制御部3のメモリ16に自動的に記憶されると共に、その機器認証コードが自動的に操作盤7に送信されて操作盤7のメモリ32に自動的に記憶される。すなわち、作業者または利用者等が電気錠2を解錠動作させて扉8を開けるだけで、機器認証コードの設定が自動的に行われる。
以上説明した通り、本発明の実施形態による電気錠システム1によれば、電気錠2の解錠動作が行われて扉8が開けられるといった日常的に通常行われる動作が行われたときに、機器認証コードの設定が自動的に行われる。したがって、機器認証コードを設定するための特別な手動操作が不要となり、作業者が機器認証コードの設定をし忘れたことによって機器認証コードが未設定まま放置されることもなくなり、機器認証コードが未設定であるために電気錠システム1が正常に動作しないといった不都合もなくなる。
また、本発明の実施形態による電気錠システム1によれば、電気錠2の解錠動作が行われて扉8が開けられる度に、機器認証コードが自動的に更新され、操作盤7および制御部3間の機器認証に用いられる機器認証コードが変更される。これにより、たとえ機器認証コードが過去に不正に取得されたとしても、当該不正取得された機器認証コードが用いられて電気錠が不正解錠されることを抑制することができる。例えば、制御部3および操作盤7間を接続しているケーブル9に外部機器を接続し、制御部3および操作盤7間で通信される機器認証コードC1(図3参照)を当該外部機器により不正に取得し、その不正取得した機器認証コードC1を利用して制御部3を制御して電気錠2を不正に解錠動作させようとしても、一度、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉が行われ、機器認証コードがC1からC2に変更されてしまうと、もはや、不正取得した機器認証コードC1を利用して制御部3を制御して電気錠2を不正に解錠動作させることはできなくなる。このように、電気錠システム1によれば不正解錠を効果的に抑制でき、セキュリティを向上させることができる。
また、本発明の実施形態による電気錠システム1では、操作盤7から制御部3に送信される指令のうち、特定指令にのみ機器認証コードを付加し、通常指令には機器認証コードを付加しない。また、制御部3から操作盤7に送信される指令についても、同様に、特定指令にのみ機器認証コードを付加し、通常指令には機器認証コードを付加しない構成を採用することができる。さらに、操作盤7から制御部3に送信される解錠指令のみを特定指令とし、それ以外の制御部3および操作盤7間で通信される指令をすべて通常指令とすることにより、制御部3および操作盤7間で機器認証コードが通信される頻度を減らすことができ、機器認証コードが不正に取得されて外部に漏洩するのを抑制することができる。
なお、図2および図3に示す制御部3と操作盤7との間における通信方法は、制御部3とカードリーダユニット6との間における通信方法にも適用することができる。この場合、カードリーダユニット6が操作部の具体例となる。さらに、屋外から扉8の施解錠を操作する装置は、カードリーダユニット6に限らない。例えば、指紋、網膜、声紋等の人体の特徴を認証する生体認証(バイオメトリクス認証)を行って施解錠指令を出力する生体認証ユニット、特定の情報が含まれる電波を携帯端末等から受信して施解錠指令を出力する無線通信ユニット、テンキーを備え、真正な暗証番号がテンキーによって入力されたときに施解錠指令を出力するテンキー入力ユニット等の他のユニットを操作部として、カードリーダユニット6に代えて適用することも可能である。そして、このような他のユニットを適用した場合にも、当該他のユニットと制御部3との間における通信に、図2および図3に示す制御部3と操作盤7との間における通信方法と同様の方法を適用することができる。
また、電気錠2の解錠動作の検出および扉8の開扉の検出は、種々の周知の方法を用いることができる。また、上述した実施形態では、制御部3のCPU15がカウンタ21のカウント値の増加を検出することにより、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を認識しているが、施解錠センサ19および扉開閉センサ20から出力される検出信号の変化をCPU15が直接読み取ることにより、電気錠2の解錠動作および扉8の開扉を認識する等、他の方法を採用することも可能である。
また、電気錠ユニット5やカードリーダユニット6は必ずしも扉8に取り付けなくてもよい。また、本発明は、電気錠2と制御部3とをユニット化しないタイプの電気錠システムにも適用することができる。また、本発明は、屋外から扉の施解錠を行う際に、シリンダに鍵を挿入して行うタイプの電気錠システムにも適用することができる。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気錠システムもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 電気錠システム
2 電気錠
3 制御部
7 操作盤(操作部)
8 扉
15 CPU(制御処理手段、コード変更手段、コード送信手段)
16 メモリ(第2の記憶手段)
19 施解錠センサ(検出手段)
20 扉開閉センサ(検出手段)
31 CPU(指令送信手段、コード受信手段)
32 メモリ(第1の記憶手段)

Claims (3)

  1. 扉を施錠する電気錠と、前記電気錠を制御する制御部と、前記制御部を介して前記電気錠を操作する操作部とを備え、前記操作部は、機器認証コードを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された機器認証コードを全部または一部の指令に付加し、当該機器認証コードが付加された指令を前記制御部へ送信する指令送信手段とを備え、前記制御部は、前記機器認証コードを記憶する第2の記憶手段と、前記操作部から送信された指令を受信し、当該指令に機器認証コードが付加されている場合には、当該指令に付加された機器認証コードと前記第2の記憶手段に記憶された機器認証コードとを照合して両者が一致したときに、当該指令に従って前記電気錠の制御処理を行う制御処理手段とを備えた電気錠システムであって、
    前記制御部は、
    前記電気錠の解錠動作および前記扉の開扉を検出する検出手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された機器認証コードを変更するコード変更手段と、
    前記検出手段により前記電気錠の解錠動作および前記扉の開扉が検出されたとき、前記コード変更手段により変更された機器認証コードを前記操作部へ送信するコード送信手段とをさらに備え、
    前記操作部は、前記制御部から送信された機器認証コードを受信し、当該機器認証コードを前記第1の記憶手段に記憶させるコード受信手段をさらに備えていることを特徴とする電気錠システム。
  2. 前記コード変更手段は、前記検出手段により前記電気錠の解錠動作および前記扉の開扉が検出されたときに、前記第2の記憶手段に既に記憶されている機器認証コードとは異なる機器認証コードを生成し、当該生成した機器認証コードを前記第2の記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載の電気錠システム。
  3. 前記制御部は、前記第2の記憶手段に記憶された機器認証コードを、前記コード送信手段により送信する場合以外には、特別な要求指令がない限り、前記操作部へ送信しないことを特徴とする請求項1または2に記載の電気錠システム。
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