JP2002227479A - 施錠/解錠システム及び施錠/解錠方法 - Google Patents

施錠/解錠システム及び施錠/解錠方法

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JP2002227479A
JP2002227479A JP2001023888A JP2001023888A JP2002227479A JP 2002227479 A JP2002227479 A JP 2002227479A JP 2001023888 A JP2001023888 A JP 2001023888A JP 2001023888 A JP2001023888 A JP 2001023888A JP 2002227479 A JP2002227479 A JP 2002227479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信を利用したシステムにおける安全性
を向上させる。 【解決手段】 各キー装置のアクセス権の有無を示すア
クセス許可フラグを記憶し、所定の条件が発生した場合
に記憶されたアクセス許可フラグをリセットして少なく
とも一部のキー装置のアクセス権を消失させ、解錠要求
に応じて情報送信要求をキー装置に送信し、キー装置か
らの応答信号に含まれるキー番号及びキーID情報を認
識して施錠又は解錠する。錠側CPU26は、室内にキ
ー装置を置き忘れた状態における存在の有無に応じてア
クセス権を消失させたり、室内側操作入力部の操作の有
無に応じて一部又は全部のアクセス権を消失させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、錠装置と、キー装
置との無線通信による施錠又は解錠をするシステムに関
するものであり、詳しくは無線通信を行って施錠又は解
錠をするシステムの安全性を向上させる施錠/解錠シス
テム及び施錠/解錠方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自身のIDを送信する携帯キー装置と、
携帯キー装置の送信するIDを受信する錠装置とからな
り、無線通信によるID照合結果に基づいて施解錠を行
う住宅用施錠/解錠システムが従来より知られている。
【0003】この住宅用施錠/解錠システムでは、室内
電源をドアまで配線することで錠装置から送出するリク
エスト信号の発信を常時行うものがある。このような住
宅用施錠/解錠システムでは、室外から無線通信による
施錠を行った後に、施錠実施後に住人が立ち去ったこと
を検出して再度近接したときには解錠可能としたり、ド
ア付近に滞留したときには解錠状態を保持するという仕
様となっている。
【0004】錠装置は、施解錠をする際、無線電波通信
可能範囲内にある全ての携帯キー装置にキー番号情報を
含むリクエスト信号を順次送信し、これに応じて携帯キ
ー装置は当該キー装置に与えられたキー番号情報を含む
リクエスト信号を受信した場合にのみキー番号情報及び
IDを含む応答信号を錠装置に送信する。
【0005】錠装置は、応答信号に含まれるキー番号情
報に対応するIDを記憶部から読み出し、応答信号に含
まれるIDと照合して一致した場合に施錠又は解錠処理
を行っている。
【0006】このようにして携帯キー装置にキー番号情
報を与え、錠装置が携帯キー装置に順次アクセスをする
ことで、複数の携帯キー装置が同時に応答することによ
る混信を避けていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の住宅用
施錠/解錠システムでは、室内側にキー装置を携帯した
住人が不用意に近づいたりすると錠装置では解錠状態、
或いは解錠可能状態としてしまうため、室外から住人で
ない第3者に押し入られるという危険性を伴っていた。
【0008】ところで、近年、室内電源をドアまで引き
入れる必要がなく、ドア内での配線を必要をなくすこと
で取付簡便性に優れた、一次電池を用いた錠装置が市場
で要求されている。しかし、錠装置で使用する電源を一
次電池とした場合には、一次電池の電力が有限であるた
め、キー装置との無線通信で消費する電力を低減させる
と、錠装置とキー装置との間での通信時間の制限が生ず
る。したがって、従来の室内電源を使用した錠装置の仕
様をそのまま利用することができなかった。
【0009】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、無線通信を利用し
たシステムにおける安全性を向上させることができる施
錠/解錠システム及び施錠/解錠方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の請求項1に係る施錠/解錠システムは、ユ
ーザに携帯可能な複数のキー装置と、各キー装置との間
で無線通信をして施錠又は解錠をする錠装置とからなる
施錠/解錠システムにおいて、上記錠装置との間で情報
を送受信する第1無線送受信手段と、キー番号情報、他
のキー装置と識別するための情報であるキーID情報を
記憶する第1記憶手段と、上記錠装置からの要求に応じ
て上記キー番号情報及びキーID情報の送信を制御する
第1制御手段とを有するキー装置と、上記キー装置の第
1無線送受信手段との間で情報を送受信する第2無線送
受信手段と、各キー装置に対応したキー番号情報及びキ
ーID情報を記憶する第2記憶手段と、ドアの施錠及び
解錠動作をする施錠/解錠手段と、上記各キー装置のア
クセス権の有無を示すアクセス許可フラグを記憶するフ
ラグ記憶手段と、所定の条件が発生した場合に上記フラ
グ記憶手段に記憶されたアクセス許可フラグをリセット
して上記少なくとも一部のキー装置のアクセス権を消失
させるフラグ制御手段と、解錠要求に応じて情報送信要
求を上記キー装置に送信し、上記キー装置からの応答信
号に含まれるキーID情報を認識して施錠又は解錠する
ように上記施錠/解錠手段を制御する第2制御手段とを
有する錠装置とを備える。
【0011】このような施錠/解錠システムでは、第2
制御手段で施錠/解錠するに際して、所定の条件が発生
した場合に、アクセス許可フラグを参照して各キー装置
ごとにアクセス権に基づいて解錠禁止状態又は解錠許可
状態とする。
【0012】請求項2に係る施錠/解錠システムにおい
て、上記フラグ制御手段はタイマを更に備え、上記第2
制御手段が上記施錠/解錠手段を制御して施錠されてか
ら所定時間が経過したときに、上記第2無線送受信手段
の無線信号可能範囲に存在するキー装置についてのアク
セス権を消失させることが望ましい。
【0013】このような施錠/解錠システムでは、請求
項1における所定の条件を、施錠されてから所定時間の
経過後にキー装置が無線信号可能範囲内に存在するかと
し、存在の有無に応じてアクセス権を消失させる。
【0014】請求項3に係る施錠/解錠システムにおい
て、上記錠装置は、室内から操作される室内側操作入力
部を更に備え、上記第2制御手段は、上記室内側操作入
力部が操作されたことに応じて上記施錠/解錠手段を制
御して施錠をし、上記フラグ制御手段は、上記室内側操
作入力部が操作されたことに応じて少なくとも一部又は
全部のキー装置についてのアクセス権を消失する。
【0015】このような施錠/解錠システムでは、請求
項1における所定の条件を、室内側操作入力部の操作の
有無とし、操作の有無に応じてアクセス権を消失させ
る。
【0016】上述の目的達成するために、本発明の請求
項4に係る施錠/解錠方法は、ユーザに携帯可能な複数
のキー装置と錠装置との間で無線通信をして施錠又は解
錠をする施錠/解錠方法において、施錠要求又は解錠要
求を上記錠装置で入力するステップと、情報送信要求を
上記錠装置から上記キー装置に送信するステップと、内
部のメモリに記憶された他のキー装置と識別するための
キーID情報を読み出して上記キー装置から上記錠装置
に応答信号として送信するステップと、上記施錠要求を
入力した後に、所定の条件が発生した場合に上記各キー
装置のアクセス権の有無を示すアクセス許可フラグをリ
セットして上記少なくとも一部のキー装置のアクセス権
を消失させるステップと、上記キー装置からの応答信号
に含まれるキーID情報を認識して上記錠装置によりド
アの施錠又は解錠をするステップとを有する。
【0017】このような施錠/解錠方法では、施錠/解
錠するに際して、所定の条件が発生した場合に、アクセ
ス許可フラグを参照して各キー装置ごとにアクセス権に
基づいて解錠禁止状態又は解錠許可状態とする。
【0018】請求項5に係る施錠/解錠方法では、施錠
してから所定時間が経過したときに、上記錠装置の無線
信号可能範囲に存在するキー装置についてのアクセス権
を消失させても良い。
【0019】このような施錠/解錠方法では、請求項4
における所定の条件を、施錠されてから所定時間の経過
後にキー装置が無線信号可能範囲内に存在するかとし、
存在の有無に応じてアクセス権を消失させる。
【0020】請求項6に係る施錠/解錠方法では、室内
から操作される室内側操作入力部が操作されたことに応
じて施錠をし、室内側操作入力部が操作されたことに応
じて少なくとも一部又は全部のキー装置についてのアク
セス権を消失しても良い。
【0021】このような施錠/解錠方法では、請求項1
における所定の条件を、室内側操作入力部の操作の有無
とし、操作の有無に応じてアクセス権を消失させる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る施錠/解錠シ
ステム及び施錠/解錠方法の実施の形態を図面を参照し
て詳細に説明する。
【0023】本発明は、例えば図1にブロック構成図を
示すと共に図3に外観構成を示す錠装置1と、図2にブ
ロック構成図を示すと共に図4に外観構成を示す複数の
キー装置30とから構成される住宅用パッシブシステム
である住宅用施錠/解錠システムに適用される。
【0024】住宅用施錠/解錠システムは、例えば、住
宅の屋内外への出入り口用のドアに設置される錠装置1
と、例えば、ユーザである住宅の住人が所有するキー装
置30との無線信号の送受信によって錠装置1の錠を施
解錠するシステムである。
【0025】この住宅用施錠/解錠システムの錠装置1
は、住宅内からの電源を利用するのでなく(室内電源か
ら配線しない)、錠装置30に内蔵されている電池を利
用して、キー装置30との間で無線通信をする。
【0026】錠装置1とキー装置30との間で無線信号
の通信をすることができる無線電波通信可能範囲は、略
1m程度である。この無線電波通信可能範囲内にキー装
置30がある場合、錠装置1は所定の信号をキー装置3
0へ送信することが可能となる。
【0027】錠装置1は、図1に示すように、後述の各
部を動作させるための電源供給手段として機能する、内
蔵型の電池2、電源回路3、電圧検出部4、錠装置1を
初期設定に戻すためのリセット回路5、受信回路7及び
入力処理回路14に電池2からの電源を供給するための
電源供給回路6を備える。
【0028】また、錠装置1は、キー装置30との間で
無線通信をするための受信回路7、アンサーバック信号
受信アンテナ8を備える。この錠装置1では、キー装置
30からの無線信号をアンサーバック信号受信アンテナ
8で受信して、受信回路7により所定の受信処理をして
入力処理回路14に供給する。
【0029】更に、錠装置1は、ユーザにより押圧操作
される操作入力手段として機能する、施錠ボタン9、解
錠ボタン10、ID登録ボタン11、電池交換ボタン1
2、リセットキー13を備える。これらのボタンは、図
3に示すように錠装置1から外部に露呈して設けられ、
ユーザに操作可能とされている。錠装置1では、各ボタ
ンをスイッチ回路として構成しており、各ボタンが操作
されることにより、操作されたスイッチ回路から操作入
力信号として入力処理回路14に供給する。
【0030】リセットキー13は、キー装置30のキー
ID情報を当該錠装置1に登録する際に使用され、リセ
ットキー13を押下することで錠装置1はキーID情報
の登録モードとなる。
【0031】更にまた、錠装置1は、上述した受信回路
7、複数のボタン、電源供給手段からの入力に基づいて
動作をする入力処理回路14、無線信号を送出するため
の駆動回路15及びリクエスト信号送信アンテナ16、
ブザー音を放音するための駆動回路17及びブザー1
8、施解錠表示をするための駆動回路19及び施解錠表
示LED20、機械的な施解錠を制御するための駆動回
路21及び施解錠モータユニット22、電源を保護する
ための駆動回路23及びバッテリーカバー24、施解錠
をするに際して使用する各種情報が格納されるEEPR
OM25(Electrically Erasable Programmable Read
Only Memorry)、上述の各部を制御する錠側CPU(Ce
ntaral Prosessing Unit)26、錠側CPU26を所定
周波数で動作させるためのOSC27を備えている。
【0032】入力処理回路14は、施錠ボタン9、解錠
ボタン10、ID登録ボタン11、電池交換ボタン12
からの入力に応じて所定の処理を実行し錠側CPU26
へその旨を送出する。
【0033】駆動回路15は、錠側CPU26の制御に
応じてリクエスト信号送信アンテナ16を制御してリク
エスト信号をキー装置30に送信する。
【0034】駆動回路17は、錠側CPU26の制御に
応じてブザー18を制御して、所定の処理動作などを知
らせるブザー音を出力させる。
【0035】駆動回路19は、錠側CPU26の制御に
応じて、例えば、施錠されている際に施解錠LED20
を発光させることでユーザにその旨を知らせる。
【0036】駆動回路21、錠側CPU26の制御に応
じて施解錠モータユニット22を駆動させ施錠している
錠を解錠したり、解錠されている錠を施錠したりする。
【0037】駆動回路23は、電池2が格納されている
ボックスのバッテリーカバー24のロック及びアンロッ
クを行う。電池交換ボタン12が押下された際、キー装
置30が無線電波通信可能範囲内にあると、錠側CPU
26は駆動回路23を制御してバッテリーカバー24が
取り外し可能な状態とする。なお、バッテリーカバー2
4が取り外し可能な状態は電池交換ボタン12がオン状
態のときである。
【0038】EEPROM(Electrically Erasable Pr
ogrammable Read Only Memorry)25は、複数のキー番
号情報、複数のキーID情報を記憶している電気的に消
去可能な不揮発性のメモリである。EEPROM25に
記憶されているキー番号情報とキーID情報とは、ユー
ザが所有するキー装置30に固有のものであり、対にし
て記憶及び管理がなされる。キー番号情報及びキーID
情報は登録処理をすることで所定の数だけ、例えば3対
だけ記憶される。
【0039】また、このEEPROM25には、各キー
装置30が錠装置1の無線電波通信可能範囲外に存在す
るかを識別するためのエリア外フラグ、各キー装置30
の錠装置1に対するアクセス権を示すアクセス許可フラ
グ、各キー装置30の解錠の許可権を示す解錠許可フラ
グを格納している。これらの各フラグは、所定の条件が
発生したときに、錠側CPU26により書き換えられ
て、施錠又は解錠するに際して参照される。
【0040】錠側CPU26は、OSC27から発生す
るクロック周波数に基づいて、所定の演算し、錠装置1
の各部を統括的に制御する。
【0041】更にまた、この錠装置1は、機械的な施解
錠状態を検出するための施解錠状態検出スイッチ部28
を備える。この施解錠状態検出スイッチ部28は、施錠
状態であるときにはスイッチ端子28aが閉状態とな
り、解錠状態であるときにはスイッチ端子28bが閉状
態となり、スイッチ端子28a、28bの状態に応じた
信号を入力処理回路14に供給する。
【0042】更にまた、錠装置1は、室内側に設けられ
た室内セキュリティスイッチ29を備える。この錠装置
1では、室内セキュリティスイッチ29が操作されるこ
とで、全てのキー装置30による解錠を無効にする。
【0043】キー装置30は、後述の各部を動作させる
ための電源供給手段として機能する、電池31、電圧検
出部32及び降圧回路33と、キー装置30を初期設定
状態に戻すためのリセット回路34、受信回路36と、
データ入力回路38に電池31からの電源を供給する電
源供給回路35を備える。
【0044】また、キー装置30は、錠装置1から送信
されたリクエスト信号を受信するための受信回路36、
リクエスト信号受信アンテナ37を備える。
【0045】このキー装置30では、リクエスト信号受
信アンテナ37により錠装置1のリクエスト信号送信ア
ンテナ16から送信されたリクエスト信号を受信して受
信回路36に供給し、受信回路36からキー側CPU4
4に供給する。
【0046】更に、キー装置30は、データ入力回路3
8、ウェイクUP回路39、アンサーバック信号送信ア
ンテナ40を備える。データ入力回路38は、所定のデ
ータをキー側CPU44に送出する。ウェイクUP回路
39、アンサーバック信号送信アンテナ40は、キー側
CPU44の制御に応じて錠装置1にアンサーバック信
号を送信する。
【0047】更にまた、キー装置30は、ブザー音を放
音するための駆動回路41、ブザー42を備える。この
キー装置30では、キー側CPU44からの制御信号に
応じて駆動回路41が動作してブザー42を動作させ
る。
【0048】更にまた、キー装置30は、EEPROM
43、キー側CPU44、OSC45を備える。
【0049】EEPROM43は、電気的に消去可能な
不揮発性のメモリでありキーID情報、を記憶してお
り、キー側CPU44によりその内容が読み込まれる。
【0050】キー側CPU44は、OSC45から発生
するクロック周波数に基づいて、所定の演算をし、キー
装置30の各部を統括的に制御する。
【0051】図1及び図2でブロック図として示した住
宅用施錠/解錠システムの錠装置1及びキー装置30の
外観構成の一例を図3及び図4に示す。
【0052】例えば、錠装置1は、住宅の屋内外への出
入り口用のドアに設置されている。錠装置1では図3に
破線で示す位置に、電池2、受信回路7、アンサーバッ
ク信号受信アンテナ8、リクエスト信号送信アンテナ1
6、ブザー18、施解錠モータユニット22、送受信切
り替えスイッチ28が配置されている。また、図3の実
線で示す位置に施錠ボタン9、解錠ボタン10、ID登
録ボタン11、電池交換ボタン12、ドアの開閉をする
ための持ち手であるドアノブ1aが配置されている。ま
た、錠装置1の室内側には、室内セキュリティスイッチ
29が設けられ、室内から操作可能とされている。
【0053】キー装置30は図4に破線で示す位置に、
電池31、リクエスト信号受信アンテナ36、アンサー
バック信号送信アンテナ40が配置されている。また、
図4に実線で示す位置に、電池31を格納するための電
池蓋46、キー装置30を初期設定に戻すリセットスイ
ッチであるリセットキーリング孔47が配置されてい
る。
【0054】続いて、キー装置30を錠装置1へ登録す
る動作について説明をする。住宅用施錠/解錠システム
を利用するには、キー装置30に割り当てられているキ
ーID情報を錠装置1へ登録させる必要がある。
【0055】まず、リセットキー13をオン状態にし、
錠装置1を登録モードとし、錠装置1の無線電波通信可
能範囲内に登録を希望するキー装置30を配置する。
【0056】続いて、ID登録ボタンを1度押下する
と、錠装置1の錠側CPU26は、キー装置30にキー
番号情報「1」を与え、キー番号情報「1」を送信す
る。キー装置30のキー側CPU44は、受信したキー
番号情報をEEPROM43にキーID情報と対にして
記憶させる。これに対し、キー装置30は、キーID情
報を錠装置1へ送信する。錠側CPU26は受信したキ
ーID情報をEEPROM25にキー番号情報と対にし
て記憶させる。
【0057】登録が完了すると錠側CPU26は駆動回
路17、ブザー18を制御して登録完了を知らせるブザ
ー音を放音させる。
【0058】キーID情報が1つ登録されるとするとE
EPROM25に登録されていたキーID情報は全て消
去されるので、登録したいキー装置30が複数ある場合
はこれに続けて登録する必要がある。
【0059】以下、登録したいキー装置30を錠装置1
の無線電波通信可能範囲内に配置し、ID登録ボタンを
押下してキーID情報の登録を行う。次に登録を行うキ
ー装置30のキー番号情報は「2」、その次のキー番号
情報は「3」が順次割り当てられる。
【0060】オン状態にしてあるリセットキー13をオ
フにすると登録モードは終了する。
【0061】なお、登録可能個数を超えて登録作業がな
された場合には、登録は無効とされ登録完了を知らせる
ブザー音も出力されない。また、リセットキーをオン状
態で施錠ボタン9、解錠ボタン10を同時に押下すると
EEPROM25に登録されたキーID情報は全て消去
される。
【0062】続いて、図5、図6及び図7に示すフロー
チャートを用いて錠装置1及びキー装置30の動作につ
いて説明をする。
【0063】なお、このフローチャートにおいては、説
明のため住宅用施錠/解錠システム登録されているキー
装置30の数を3つとし、それぞれのキー装置30に与
えられたキー番号情報はそれぞれ「1」,「2」,
「3」であるとする。
【0064】先ず、ステップS1において、錠側CPU
26は、解錠ボタン10からの操作入力信号が入力処理
回路14から入力されたか否かの判定をすることで、解
錠ボタン10が室外から押圧操作されたか否かの判断を
する。解錠ボタン10が押圧操作されたと判定したとき
にはステップS2に処理を進め、押圧操作されていない
と判定したときには図6のステップS34に処理を進め
る。
【0065】ステップS2において、錠側CPU26
は、後述のステップS35〜ステップS46で説明する
キー装置30毎のアクセスをすることにより無線電波通
信可能範囲にキー装置30が存在するときにはキー番号
情報及びキーID情報を受信してステップS3に処理を
進める。
【0066】ステップS3において、錠側CPU26
は、ステップS2で行ったキー装置30毎のアクセスの
結果に応じて、EEPROM25に格納した複数のキー
装置30に対応したキーID情報と、受信したキーID
情報とで一致しているか否かの判定をし、一致している
キー装置30が存在するときにはステップS4に処理を
進め、一致しているキー装置30が存在しないときには
ステップS34に処理を進める。
【0067】ステップS4において、錠側CPU26
は、駆動回路21に制御信号を出力して施解錠モータユ
ニット22を駆動することにより施錠をする。また、錠
側CPU26は、施錠したことに応じて、各キー装置3
0についてのアクセス許可フラグをセットすることでア
クセス可能とし、ステップS5に処理を進める。
【0068】ステップS5において、錠側CPU26
は、キー番号「1」〜「3」のキー装置30のエリア外
フラグをクリアしてステップS6に処理を進める。
【0069】ステップS6において、錠側CPU26
は、内蔵して設定されたタイマを例えば第1所定時間に
セットしてステップS7に処理を進める。このとき、錠
側CPU26は、例えば第1所定時間を5秒とする。
【0070】ステップS7において、錠側CPU26
は、ステップS6で設定した第1所定時間に設定された
タイマによる計数を開始させてステップS8に処理を進
める。
【0071】ステップS8において、錠側CPU26
は、キー番号「1」のキー装置30についてのアクセス
許可フラグがセットされているか否かの判定をする。錠
側CPU26は、セットされていると判定したときには
ステップS9に処理を進め、セットされていないと判定
したときにはステップS14に処理を進める。
【0072】ステップS9において、錠側CPU26
は、キー番号「1」のキー装置30についてのエリア外
フラグがセットされているか否かの判定をする。錠側C
PU26は、セットされていると判定したときにはステ
ップS14に処理を進め、セットされていないと判定し
たときにはステップS10に処理を進める。
【0073】ステップS10において、錠側CPU26
は、EEPROM25からキー番号「1」のキー番号情
報を読み出し、駆動回路15、リクエスト信号送信アン
テナ16を制御して、読み出したキー番号情報を含んだ
リクエスト信号をキー装置30へと送信してステップS
11に処理を進める。
【0074】ステップS11において、キー装置30
は、送信されたリクエスト信号をリクエスト信号受信ア
ンテナ37で受信し、キー側CPU44へ送出する。キ
ー側CPU44は、受信したリクエスト信号に含まれる
キー番号情報とEEPROM43に格納されているキー
番号情報との照合をする。キー側CPU44は、一致し
たときにはEEPROM43からキー番号情報を読み出
して、キー番号情報を含むアンサーバック信号を生成
し、ウェイクUP回路39、アンサーバック信号送信ア
ンテナ40を制御して生成したアンサーバック信号を送
信して、錠装置1により受信する。
【0075】次のステップS12において、錠側CPU
26は、EEPROM25からキー番号「1」に対応し
たキーID情報を読み出し、読み出したキーID情報と
受信したキー受信したリクエスト信号に含まれるキーI
D情報が、キー番号「1」のキー装置30のキーID情
報か否かの判定をする。錠側CPU26はキー番号
「1」のキーID情報であると判定したときにはステッ
プS14に処理を進め、キー番号「1」のキーID情報
でないときにはステップS13に処理を進める。
【0076】ステップS13において、錠側CPU26
は、キー番号「1」のキー装置30についてのエリア外
フラグをセットしてステップS14に処理を進める。
【0077】錠側CPU26は、上述のキー番号「1」
のキー装置30について行ったステップS8〜ステップ
S13までの処理を、ステップS14〜ステップS19
までの処理を行うことでキー番号「2」のキー装置3
0、ステップS20〜ステップS25までの処理を行う
ことでキー番号「3」のキー装置30について行う。
【0078】これにより、錠側CPU26では、ステッ
プS7でタイマをスタートさせてから、第1所定時間内
(5秒以内)にステップS8〜ステップS25までの処
理をしてステップS1において室外で施錠ボタン9を操
作した住人が保有しているキー装置30の存在を識別す
る。更に錠側CPU26では、施錠ボタン9を操作した
住人が保有するキー装置30が無線電波通信可能範囲
外、すなわちエリア外となることに応じてエリア外フラ
グをセットして、ステップS26に処理を進める。
【0079】ステップS26において、錠側CPU26
は、ステップS7でスタートさせてからステップS6で
設定した第1所定時間(本例では5秒)を経過したか否
かの判定をする。錠側CPU26は経過したと判定した
ときにはステップS29に処理を進め、経過していない
と判定したときにはステップS27に処理を進める。
【0080】第1所定時間が経過した後のステップS2
9において、錠側CPU26は、駆動回路17を制御す
ることでブザー18を駆動させることで、ブザーをオン
状態にして、ブザー音を放音させてステップS30に処
理を進める。
【0081】ステップS30において、錠側CPU26
は、ステップS29でブザー18を駆動したことに応じ
て、ステップS6で設定した第1所定時間のタイマを停
止させてステップS31に処理を進める。
【0082】ステップS31において、錠側CPU26
は、内蔵して設定されたタイマを、第1所定時間より長
い第2所定時間(例えば10秒)にセットしてステップ
S32に処理を進める。
【0083】ステップS32において、錠側CPU26
は、上述のステップS8〜ステップS25までの処理を
行った結果、キー番号「1」〜「3」についてのエリア
外フラグが全てセットされているか否かの判定をする。
錠側CPU26は全てセットされていると判定したとき
にはステップS33に処理を進め、全てセットされてい
ないと判定したときにはステップS7に処理を進める。
このステップS7では、ステップS31でセットされた
第2所定時間をスタートさせてステップS8〜ステップ
S25までの処理をしてステップS27まで処理を進め
る。
【0084】ステップS27において、錠側CPU26
は、ステップS7で第2所定時間のタイマをスタートさ
せて、第2所定時間(例えば10秒)が経過したか否か
の判定をする。錠側CPU26は第2所定時間が経過し
たと判定したときにはステップS28に処理を進め、経
過していないと判定したときにはステップS32に処理
を進める。
【0085】ステップS28において、錠側CPU26
は、登録されている全てのキー装置30についてのアク
セス許可フラグをリセットすることにより、全てのキー
装置30の錠装置1へのアクセス権を消去して、ステッ
プS33に処理を進める。
【0086】ステップS33において、錠側CPU26
は、ステップS28で錠装置1の無線電波通信可能範囲
内のキー装置30のアクセス権を消失させたこと、又は
ステップS32で全てのキー装置30が無線電波通信可
能範囲内に存在しないことに応じてステップS29でオ
ン状態としたブザー18の動作を停止するように駆動回
路17を制御する。
【0087】すなわち、錠側CPU26は、施錠ボタン
9が操作されてから無線電波通信可能範囲内にキー装置
30が一つでも第1所定時間以上継続して存在するとき
には、第2所定時間の間、ブザー18を駆動してブザー
音をならす。そして、錠装置1は、第2所定時間以上継
続して無線電波通信可能範囲に存在したときにはステッ
プS28においてアクセス権を消失させる。すなわち、
錠装置1では、ブザー音を放音させたにも拘わらず無線
電波通信可能範囲内に存在するキー装置30を置き忘れ
のキー装置30とみなして、そのキー装置30によるア
クセス権を消失させる。これにより、置き忘れのキー装
置30が錠装置1の無線電波通信可能範囲内に存在した
ときに、解錠ボタン10が操作されて第3者の不正侵入
を未然に防ぐ。
【0088】ステップS34において、錠側CPU26
は、解錠ボタン10が操作されたか否かの判定をし、操
作されたときにはステップS35以降のキー装置30ご
とのアクセス処理を行い、操作されていない時にはステ
ップS49に処理を進める。
【0089】解錠ボタン10が操作されたときのステッ
プS35では、キー番号「1」についてのアクセス許可
フラグがセットされているか否かの判定をし、セットさ
れているときにはステップS36に処理を進め、セット
されていないときにはステップS39〜ステップS42
のキー番号「2」についての処理を行う。
【0090】ステップS36において、錠側CPU26
は、キー番号「1」についてのキー番号情報をEEPR
OM25から読み出して、読み出したキー番号情報を含
むリクエスト信号をリクエスト信号送信アンテナ16か
ら送信して、ステップS37に処理を進める。
【0091】ステップS37において、錠側CPU26
は、リクエスト信号を送信したことに対するアンサーバ
ック信号をアンサーバック信号受信アンテナ8で受信
し、ステップS38において、アンサーバック信号に含
まれるキーID情報がキー番号「1」に対応しているか
否かの判定をする。錠側CPU26はキー番号「1」に
対応していると判定したときにはステップS47に処理
を進め、解錠許可フラグがセットされていれば、ステッ
プS48で解錠するように施解錠モータユニット22を
駆動させてステップS49に処理を進める。
【0092】ステップS38でアンサーバック信号に含
まれるキーID情報が、キー番号「1」に対応したキー
ID情報でないと判定したときにはステップS39に処
理を進める。
【0093】ステップS39〜ステップS42では、キ
ー番号「2」について上述のステップS35〜ステップ
S38までの処理をし、ステップS43〜ステップS4
6では、キー番号「3」について上述のステップS35
〜ステップS38までの処理をする。
【0094】ステップS49では、錠側CPU26は、
室内の住人による室内からの機械的なサムターン施錠が
なされたことにより施錠されたか否かの判定をする。こ
こで、錠側CPU26は、サムターン施錠ではなく、室
内の室内セキュリティスイッチ29が操作されたことを
判定しても良い。錠側CPU26はサムターン施錠がさ
れたと判定したときには全てのキー装置30についての
解錠許可フラグをリセットしてステップS51に処理を
進める。即ち錠側CPU26は、サムターン施錠又は室
内セキュリティスイッチ29が操作されて施錠されたと
きには全てのキー装置30についてのアクセス権を消失
させて室内からのみ解錠可能とする。
【0095】ステップS51において、錠側CPU26
は、室内からサムターン解錠がなされたと判定したとき
には、ステップS52においてステップS50でリセッ
トされていた解錠許可フラグをセットして、ステップS
53に処理を進める。
【0096】ステップS53において、錠側CPU26
は、室内に存在するキー装置30からリモコン操作によ
り解錠されたときには、全てのキー装置30のアクセス
許可フラグをセットすることで、室外からのキー装置3
0からのアクセスを有効にする。
【0097】このような住宅用施錠/解錠システムで
は、室外に露呈している解錠ボタン10が操作されたと
きであっても(ステップS34)、その前に室内からの
操作によりサムターン施錠又は室内セキュリティスイッ
チ29による施錠がなされたときには解錠禁止とするの
で、正規な住人でないキー装置30を保有する第三者の
不正侵入を防止して、安全性を向上することができる。
【0098】更に、住宅用施錠/解錠システムでは、室
内から操作により施錠したときには室内からのサムター
ン解錠又は室内セキュリティスイッチ29による解錠、
又は室内からのリモコン解錠によってのみ、室外からの
解錠を可能とするので、更に安全性を向上させることが
できる。
【0099】上述した実施の形態に係る住宅用施錠/解
錠システムでは、施錠ボタン9を操作してから所定時間
だけ無線電波通信可能範囲にキー装置30が存在すると
きにこのキー装置30のアクセス権を消失する制御、室
内からの操作により全てのキー装置30について解錠許
可フラグをリセットする制御をするが、これらの解錠禁
止のモード有無を選択可能にしても良い。これにより、
上述と同様に安全性を向上させると共に、ユーザに応じ
た制御をすることができる。また、モード選択の結果を
ブザー音やLED等で表示して識別可能にしても良い。
【0100】更に、ステップS50において全てのキー
装置30についての解錠許可フラグをリセットするので
なく、室内からサムターン施錠又は室内セキュリティス
イッチ29による施錠を行ったときに無線電波通信可能
範囲に存在して応答が検出されたキー装置30のみにつ
いて解錠許可フラグをリセットしても良い。
【0101】更にまた、ステップS50では、全てのキ
ー装置30についての解錠許可フラグをリセットするの
ではなく、室内に存在するキー装置30の不用意な錠装
置1との近接によりアクセスを防止するために、室内の
キー装置30のみの解錠許可フラグをリセットしても良
い。
【0102】なお、上述の実施形態では、住宅用の施錠
/解錠システムについて説明したが、これに限らず、車
両用の施錠/解錠システムやその他のシステムについて
も適用可能である。
【0103】
【発明の効果】請求項1に係る施錠/解錠システムによ
れば、第2制御手段で施錠/解錠するに際して、所定の
条件が発生した場合に、アクセス許可フラグを参照して
各キー装置ごとにアクセス権に基づいて解錠禁止状態又
は解錠許可状態とするので、例えばドアの近くにキー装
置を置き忘れたり、不用意にキー装置に近づいて解錠可
能状態とすることなく、無線通信を利用したシステムに
おける安全性を向上させることができる。
【0104】請求項2に係る施錠/解錠システムによれ
ば、請求項1における所定の条件を、施錠されてから所
定時間の経過後にキー装置が無線電波通信可能範囲内に
存在するかとし、例えば室内にキー装置が置き忘れた状
態にあって解錠可能状態にあっても、存在の有無に応じ
てアクセス権を消失させるので、置き忘れたキー装置に
より解錠可能状態となることがなく、安全性を向上させ
ることができる。
【0105】請求項3に係る施錠/解錠システムによれ
ば、請求項1における所定の条件を、室内側操作入力部
の操作の有無とし、操作の有無に応じて一部又は全部の
アクセス権を消失させるので、不用意に錠装置を解錠可
能状態にして、室外からの第三者の不正侵入を防止し
て、安全性を向上させることができる。
【0106】請求項4に係る施錠/解錠方法によれば、
施錠/解錠するに際して、所定の条件が発生した場合
に、アクセス許可フラグを参照して各キー装置ごとにア
クセス権に基づいて解錠禁止状態又は解錠許可状態とす
るので、例えばドアの近くにキー装置を置き忘れたり、
不用意にキー装置に近づいて解錠可能状態とすることな
く、無線通信を利用したシステムにおける安全性を向上
させることができる。
【0107】請求項5に係る施錠/解錠方法によれば、
請求項4における所定の条件を、施錠されてから所定時
間の経過後にキー装置が無線電波通信可能範囲内に存在
するかとし、例えば室内にキー装置が置き忘れた状態に
あって解錠可能状態にあっても、存在の有無に応じてア
クセス権を消失させるので、置き忘れたキー装置により
解錠可能状態となることがなく、安全性を向上させるこ
とができる。
【0108】請求項6に係る施錠/解錠方法によれば、
請求項4における所定の条件を、室内側操作入力部の操
作の有無とし、操作の有無に応じて一部又は全部のアク
セス権を消失させるので、不用意に錠装置を解錠可能状
態にして、室外からの第三者の不正侵入を防止して、安
全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した住宅用施錠/解錠システムの
錠装置の構成を説明をするためのブロック図である。
【図2】本発明を適用した住宅用施錠/解錠システムに
おいて、キー装置の構成を説明するためのブロック図で
ある。
【図3】本発明を適用した住宅用施錠/解錠システムに
おいて、錠装置の外観構成を説明するための要部概略図
である。
【図4】キー装置の外観構成を説明するための要部概略
図である。
【図5】本発明を適用した住宅用施錠/解錠システムの
処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明を適用した住宅用施錠/解錠システムの
処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明を適用した住宅用施錠/解錠システムの
処理手順を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 錠装置 2 電池 3 電源回路 6 電源供給回路 7 受信回路 8 アンサーバック信号受信アンテナ 9 施錠ボタン 10 解錠ボタン 11 ID登録ボタン 15 駆動回路 16 リクエスト信号送信アンテナ 21 駆動回路 22 施解錠モータユニット 25 EEPROM 26 錠側CPU 30 キー装置 31 電池 35 電源供給回路 36 受信回路 37 リクエスト信号受信アンテナ 39 ウェイクUP回路 40 アンサーバック信号送信アンテナ 43 EEPROM 44 キー側CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザに携帯可能な複数のキー装置と、
    各キー装置との間で無線通信をして施錠又は解錠をする
    錠装置とからなる施錠/解錠システムにおいて、 上記錠装置との間で情報を送受信する第1無線送受信手
    段と、キー番号情報、他のキー装置と識別するための情
    報であるキーID情報を記憶する第1記憶手段と、上記
    錠装置からの要求に応じて上記キー番号情報及びキーI
    D情報の送信を制御する第1制御手段とを有するキー装
    置と、 上記キー装置の第1無線送受信手段との間で情報を送受
    信する第2無線送受信手段と、各キー装置に対応したキ
    ー番号情報及びキーID情報を記憶する第2記憶手段
    と、ドアの施錠及び解錠動作をする施錠/解錠手段と、
    上記各キー装置のアクセス権の有無を示すアクセス許可
    フラグを記憶するフラグ記憶手段と、所定の条件が発生
    した場合に上記フラグ記憶手段に記憶されたアクセス許
    可フラグをリセットして上記少なくとも一部のキー装置
    のアクセス権を消失させるフラグ制御手段と、解錠要求
    に応じて情報送信要求を上記キー装置に送信し、上記キ
    ー装置からの応答信号に含まれるキーID情報を認識し
    て施錠又は解錠するように上記施錠/解錠手段を制御す
    る第2制御手段とを有する錠装置とを備えることを備え
    ることを特徴とする施錠/解錠システム。
  2. 【請求項2】 上記フラグ制御手段はタイマを更に備
    え、上記第2制御手段が上記施錠/解錠手段を制御して
    施錠されてから所定時間が経過したときに、上記第2無
    線送受信手段の無線信号可能範囲に存在するキー装置に
    ついてのアクセス権を消失させることを特徴とする請求
    項1記載の施錠/解錠システム。
  3. 【請求項3】 上記錠装置は、室内から操作される室内
    側操作入力部を更に備え、上記第2制御手段は、上記室
    内側操作入力部が操作されたことに応じて上記施錠/解
    錠手段を制御して施錠をし、 上記フラグ制御手段は、上記室内側操作入力部が操作さ
    れたことに応じて少なくとも一部又は全部のキー装置に
    ついてのアクセス権を消失することを特徴とする請求項
    1記載の施錠/解錠システム。
  4. 【請求項4】 ユーザに携帯可能な複数のキー装置と錠
    装置との間で無線通信をして施錠又は解錠をする施錠/
    解錠方法において、 施錠要求又は解錠要求を上記錠装置で入力するステップ
    と、 情報送信要求を上記錠装置から上記キー装置に送信する
    ステップと、 内部のメモリに記憶された他のキー装置と識別するため
    のキーID情報を読み出して上記キー装置から上記錠装
    置に応答信号として送信するステップと、 上記施錠要求を入力した後に、所定の条件が発生した場
    合に上記各キー装置のアクセス権の有無を示すアクセス
    許可フラグをリセットして上記少なくとも一部のキー装
    置のアクセス権を消失させるステップと、 上記キー装置からの応答信号に含まれるキーID情報を
    認識して上記錠装置によりドアの施錠又は解錠をするス
    テップとを有することを特徴とする施錠/解錠方法。
  5. 【請求項5】 施錠してから所定時間が経過したとき
    に、上記錠装置の無線信号可能範囲に存在するキー装置
    についてのアクセス権を消失させることを特徴とする請
    求項4記載の施錠/解錠方法。
  6. 【請求項6】 室内から操作される室内側操作入力部が
    操作されたことに応じて施錠をし、 室内側操作入力部が操作されたことに応じて少なくとも
    一部又は全部のキー装置についてのアクセス権を消失す
    ることを特徴とする請求項4記載の施錠/解錠方法。
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