JP2008057112A - 入退室管理システム及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話による従来の入退室管理システムでは、(1)携帯電話を紛失・盗難された場合に、不正な入退室の恐れがある。(2)無線通信で多くの電力を必要する。
【解決手段】携帯電話などの通信端末3と、無線で認証通信を行うキー装置4を設け、その認証結果を電気錠制御装置2が通信により取得する。通信端末3とキー装置4の間の距離が離れ、無線が届かなくなり、認証通信ができていないときには、電気錠制御装置2は電気錠1を解錠しない。また、認証通信の開始は電気錠制御装置2中のユーザ検出部24でユーザが検出された時とする。これにより、通信端末3の紛失や盗難時の不正な入退室を抑制でき、さらに認証通信のための無線送信頻度を減少させ省電力にできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話などの通信端末を利用して電気錠の解錠・施錠を行う入退室管理システムおよびそのプログラムに関するものである。
従来の入退室管理システムには、(1)テンキーを利用して暗証番号を入力する方式、(2)カードに記憶させた個人識別情報(ユーザID)をカードリーダに読み取らせる方式等がある。
特に(2)については、磁気カード等を用いた接触式のタイプと、無線を用いた非接触タイプのものがある。
しかしながら、上記(1)はユーザが暗証番号を記憶しなければならず、さらに暗証番号を定期的に変更する必要もある。また、上記(2)はカードのスキミングや、紛失・盗難時の不正利用等のリスクがある。
これらの課題解決やユーザの利便性向上のために、携帯電話を利用して入退室管理を行うシステムが提案されている。例えば、特許文献1のような構成である。図11に従来システムの概略構成を示す。
図11のシステムは、ドアの鍵の開け閉めを行う電気錠101、携帯電話103と無線通信を行い電気錠101を制御する制御部102、ユーザIDなどのID情報の管理を行う中央制御装置104からなる。
制御部102は、ドア(電気錠)を識別する情報を無線信号により常時出力している。携帯電話103は、ドアに近づいたときに、この無線信号を受信し、自分のユーザID(例えば電話番号)と受信した情報を中央制御装置104へ送る。
中央制御装置104では、受信した情報と予め登録された情報から認証処理を行い、そのドアの電気錠101を解錠するかどうかを判断し、その結果を携帯電話103に返信する。
携帯電話103は返信された情報を、制御部102に無線送信する。制御部102はその情報にしたがって電気錠101を制御する。
特開2002−161656号公報
しかしながら、前記した従来の構成では、携帯電話を紛失・盗難された場合に、悪意を持ったユーザから不正な入退室されてしまう恐れがある。また、電気錠の制御部は、ドアを識別する情報を、常時もしくは非常に頻繁に無線信号で送信する必要があり、消費電力の増加や他の無線システムへの影響という点で課題がある。
前記従来の課題を解決し、携帯電話を用いた入退室管理を省電力かつセキュアに行うため、携帯電話などの通信端末と電気錠制御装置の間で認証通信を行うキー装置を設け、電気錠制御装置には、ユーザのドア近傍での存在もしくはユーザの解錠動作開始を検出する
ユーザ検出部を設ける。
ユーザ検出部がユーザを検出したときに、電気錠制御装置は通信端末やキー装置の少なくとも一方とユーザやキー装置に関する認証情報の送受信を行い、その内容に応じて電気錠の施錠・解錠を行う。認証情報には、通信端末とキー装置の間の認証通信の状況や結果に関する情報も含んでおり、キー装置との認証通信が失敗しているときは電気錠を解錠しないようにする。
これにより、携帯電話を紛失・盗難されたときでも、キー装置まで紛失・盗難されていなければ、悪意をもった第3者による不正な入退室を抑制することができる。
また、本発明では、ユーザ検出部がユーザのドア近傍での存在や解錠動作開始を検出したときでないと、電気錠制御装置は認証通信を開始しないため、従来例と異なり、常時無線信号を出力する必要が無くなる。
なお、通信端末側にイベント検出部を設け、ユーザが操作等によりイベントを発生させたときに、認証通信を開始させるようにしても良い。この場合も電気錠制御装置は受信待ち状態となり、常時無線信号を出力する必要が無くなる。
本発明の入退室管理システムを用いることにより、携帯電話などの通信端末を利用したセキュアな入退室管理が可能となり、例えば、携帯電話が紛失・盗難にあったとしても、不正な入退室を排除することができる。また、電気錠制御装置が無線信号を常時出力する必要が無くなり、システム全体を省電力にできると伴に、他の無線システムへの影響を小さくすることができる。
また、単にセキュリティレベルの向上を目指すだけであれば、他の認証装置(磁気カードなど)を複数組み合わせることで可能であるが、一方で利便性が損なわれる。携帯電話などの通信端末は、入退室管理と関係無く、ユーザが常時持ち歩くものであり、本発明では、これを入退室管理の認証装置のひとつとして使うことで、利便性とセキュリティレベルの両方の向上が可能である。また、携帯電話を認証につかうことで、様々な携帯電話での操作を認証のトリガーにすることができ、操作面でもメリットが出てくる。
第1の発明は、通信端末、キー装置、電気錠制御装置の間で認証通信を行うことにより電気錠の施錠・解錠を行う入退室管理システムにおいて、電気錠制御装置は、ユーザが前記電気錠のドアの近傍に存在すること、もしくはユーザによる解錠動作の開始の少なくとも一方を検出するユーザ検出部と、通信端末およびキー装置の少なくとも一方と無線通信を行う電気錠側無線通信部と、電気錠側無線通信部で受信した情報から認証処理を行う認証部と、認証部での認証結果にしたがって電気錠を解錠もしくは施錠する開閉制御部を備え、ユーザ検出部がユーザの存在や解錠動作開始を検出したときに、電気錠側無線通信部は通信端末もしくはキー装置に対してユーザやキー装置に関する認証情報の要求電文を送信して、その応答電文を受信し、認証部は応答電文に含まれる情報が事前に登録された情報と合致するかどうか判断して、開閉制御部により電気錠を解錠するか施錠するかを判断する。
このシステムにより、携帯電話を紛失・盗難されたときでも、キー装置まで紛失・盗難されていなければ、悪意をもった第3者による不正な入退室をなくすことができる。また、ユーザ検出部がユーザを検出したときに、一連の認証通信を行うため、システム全体を省電力にできると伴に、他の無線システムへの影響を小さくすることができる。
第2の発明は、通信端末、キー装置、電気錠制御装置の間で認証通信を行うことにより電気錠の施錠・解錠を行う入退室管理システムにおいて、通信端末は、ユーザの特定の操作や入力を検出するイベント検出部と、キー装置および電気錠制御装置と無線通信を行う端末側無線通信部と、ユーザを一意に識別するための認証情報を記憶するユーザID記憶部と、キー装置から受信した情報からキー装置の認証を行うキー認証制御部を備え、イベント検出部でユーザの特定の操作もしくは入力を検出したときに、端末側無線通信部が、キー装置と通信してキー認証制御部で認証を行い、認証の結果とユーザID記憶部中の認証情報を電気錠制御装置に送信して前記電気錠の施錠・解錠を行う。
これにより、第1の発明同様に、通信端末の紛失・盗難時に不正な入退室を防げる。これに加えて、本発明ではイベント検出部を用いてユーザの操作や入力が検出されたときに、一連の認証通信を開始するため、第1の発明よりも無線送信が少なく、結果として省電力なシステムが実現できる。また、第一の発明ではユーザの検出が必ずしも完全にできない場合があるが、本発明ではユーザの操作を検出するため、誤動作による解錠が少ないという特長がある。
第3の発明は、第2の発明において通信端末は携帯電話とし、イベント検出部は携帯電話の開閉やスライドなどによる変形や特定キーの操作を、ユーザの特定の操作および入力として検出する。これにより、携帯電話の簡単な操作により、ドアの解錠が可能になる。
第4の発明は、第2の発明において通信端末は携帯電話とし、イベント検出部は、事前に登録した特定の音声を認識する機能を有し、ユーザから特定の音声を受信したときに、それをイベントとして検出する。これにより、ユーザは特定の言葉を発するだけで、電気錠の解錠が可能になる。本発明は、解錠のために、携帯電話、キー装置、電気錠制御装置との認証通信が必須であり、セキュリティレベルは高いが、それにも関わらず、この発明ではユーザの利便性も高くできる。
第5の発明は、第2の発明において、キー装置は、ユーザからの入力を検出するユーザ入力検出部と、キー装置を特定するためのキーIDを記憶するキーID記憶部と、通信端末もしくは電気錠制御装置と無線通信を行うキー側無線通信部を備え、ユーザ入力検出部でユーザの入力を検出したときに、キー側無線通信部がキーID情報を通信端末に送信し、前記通信端末は、受信したキーID情報を用いてキー認証制御部で認証処理を行い、その認証結果とユーザID記憶部中の認証情報を電気錠制御装置に送信して電気錠の施錠・解錠を行う。これにより、ユーザは携帯電話などの通信端末ではなく、キー装置の操作によっても認証通信を開始でき、利便性が向上する。
第6の発明は、第1〜第5のいずれか1つの発明に記載の入退室管理システムの少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラムである。プログラムであるので電気・情報機器、コンピュータ等のハードリソースを協働させて用いて本発明の一部あるいは全部を容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成を示した図である。本発明は、大きく分けると、電気錠1、電気錠制御装置2、通信端末3、キー装置4の4つ要素で構成される。それぞれの構成について順に説明する。
(1)電気錠1は、住宅やオフィス、工場などのドアや門などに設置され、電気信号により鍵の解錠および施錠を行う装置である。
(2)電気錠制御装置2は、通信端末3と無線通信を行ってユーザ認証等の処理を行う。その結果に応じて電気錠1に対して電気信号を出力し、電気錠1の施錠・解錠を行う。具体的には、以下の4つのブロックから構成している。
(2−1)ユーザがドアの前にいること、もしくは、ユーザによる解錠動作の開始を検出するユーザ検出部24。具体的には、赤外線センサ、圧力センサ、押しボタンなどで以下のように構成する。
例えば、(A)ドアの近くに赤外線センサを設置して、ドアの前にユーザがいるかどうかを検出する。(B)ドアの前後の床に圧力センサを設置して、ユーザが上に乗っているかどうかを検出する。(C)ドアのすぐ近く、もしくはドア自体に押しボタンを設置し、ドアを開けたいときにユーザに押させるようにする。これら(A)〜(C)は、いずれもユーザがドアを開けたい(通過したい)という要求を検出するものである。
(2−2)通信端末3と無線通信を行いユーザID情報やキー装置4との認証通信状況等を取得する電気錠側無線通信部21。ユーザ検出部24がユーザの存在や解錠動作開始を検出したときに、電気錠側無線通信部21は通信端末3に対してユーザやキー装置4に関する認証情報の要求電文を無線により送信し、それに対する応答を受信する。
(2−3)電気錠側無線通信部21で取得した情報から認証処理を行う認証部22。具体的には受信情報に含まれるユーザID情報が、認証部22にあらかじめ登録されたIDの中に含まれているかどうかを調べ、さらに通信端末3とキー装置4との認証通信状況に応じて、電気錠1を解錠すべきかどうかを判断する。
(2−3)認証部22での判断結果に応じて、電気錠1に対して解錠もしくは施錠の電気信号を出力する開閉制御部23。
なお、電気錠側無線通信部21はキー装置4と通信しても良い。この場合、キーIDを認証情報として通信を行なう。認証部22には、ドアの解錠を許可されたキーIDと、キーIDとユーザIDの関係をあらかじめ登録しておき、受信したキーIDとそれらの比較により認証処理を行う。
(3)通信端末3は、無線による通信回線を利用して他者と音声通話をしたり、インターネットを利用して、情報の送受信を行ったりする機能(WEBブラウザ、メールなど)の機能を持つ端末である。具体的には、ユーザが持ち歩く携帯電話やスマートフォン、通信機能付きPDAなどである。
本実施の形態では、通信端末3はキー装置4と認証通信を行う。認証通信の結果やキーIDは、無線により電気錠制御装置2へ通知する。なお、認証通信失敗時には、通信端末3の機能(後述するアプリケーション部34の機能)の全部もしくは一部を制限しても良い。通信端末は、次の4つの構成からなる。
(3−1)電気錠制御装置2やキー装置4と、特定小電力無線や微弱電波等を用いた無線通信を行う端末側無線通信部31。基本的には、常に受信待ち受け状態であり、電気錠制御装置2からの通信を受信したときに、キー装置4と認証通信を開始し、この結果やID情報を電気錠制御装置2へ返す。
(3−2)ユーザ毎に一意なIDを記憶するユーザID記憶部32。端末側無線通信部31が、電気錠制御装置2からの認証情報要求電文を受信した場合、このユーザID記憶部32にアクセスして、電気錠制御装置2に対してユーザIDを返信する。なお、無線送信に際しては、ID情報を暗号化しても良い。
(3−3)キー装置4から送信された認証情報(キーID)に対して、あらかじめ登録されたIDかどうかを判断するキー認証制御部33。
(3−4)通信端末3の本来の機能である「通話」や「通信サービス」などのアプリケーションを実行するアプリケーション部。具体的なアプリケーションとしては、通話だけでなく、電子メール、WEBブラウザ、決済・課金機能、電話帳などが含まれる。
また、ユーザID記憶部32に格納しているユーザIDを入力・管理する機能や、キー認証制御部33で用いるキーID情報を入力・管理する機能などを含んでも良い。
これらの機能は、通信端末3とキー装置4との間の認証通信が失敗している場合に制限しても良い。なお、どの機能を制限するかについては、機能に応じて個別に設定しても良いし、一括して全てを制限するようにしても良い。
(4)キー装置4は、ユーザが通信端末3から離れた場合や、通信端末3を紛失・盗難された場合に、第3者が不正に通信端末3を利用して電気錠1を解錠することを防ぐための装置である。これにより通信端末3自身の不正利用を防ぐこともできる。
キー装置4は、キーホルダー型やカード型などコンパクトな形状をしており、ユーザが常に身に着けておくことを基本とする。
通信端末3は電気錠制御装置2からの通信を受信したときに、キー装置4と通信を行う。キー装置4と通信端末3が所定の距離内で、キーIDが正しいものであれば認証通信は成功する。しかし、例えば、キー装置4を持ったユーザが、通信端末3から所定距離以上に離れてしまった場合等は、認証通信が失敗するため、電気錠制御装置2は電気錠1を解錠しないし、通信端末3はアプリケーション部34の機能を制限する。したがって、この状態では、例えば第3者が通信端末3を不正利用しようとしても、利用できない。
なお、上述した「キー装置4と通信端末3が所定の距離内であれば」というのは、キー装置4と通信端末3の間が「無線で電波が届く距離であれば」もしくは「無線で通信しようとした場合に電界強度が所定の値以上となる距離であれば」という意味である。
キー装置4は、次の2つから構成する。
(4−1)通信端末側無線通信部31と認証通信を行うキー側無線通信部41。上述したように、本実施の形態では、特定小電力無線や微弱無線を利用する。なお、本実施の形態では説明しないが、キー側無線通信部41が電気錠制御装置2と通信して、認証を行っても良い。
(4−2)キー側無線通信部41と通信端末側無線通信部31の間での認証通信で利用するID(キーID)を記憶しているキーID記憶部42。キーIDはキー装置4毎に一意な値とする。
以上のように構成された本システムの動作例を図2のフローチャートにしたがって説明
する。
図2は、通信端末3による電気錠1の解錠動作を行う動作を示したフローチャートである。これは、電気錠1の正常系の解錠動作であり、ユーザが通信端末3とキー装置4の両方を持って電気錠制御装置2に近づき、電気錠1が解錠されるまでの動作を示している。
(ステップA1)電気錠制御装置2中のユーザ検出部24により、ドアの前にユーザが存在すること、もしくは、ユーザの押しボタン操作等により、ユーザが解錠動作を開始したことを検出する。上述したように、ユーザ検出部24は、赤外線センサ、圧力センサ、押しボタンなどのいずれかで構成されており、その出力の変化を検出することでユーザがドアの前にいるか、もしくは、ユーザが解錠動作を開始したかを検出することができる。この図2のフローチャートは、ユーザ検出部24でこれらが検出されたときの動作を示している。
(ステップA2)電気錠側無線通信部21は、通信端末3に対して、ユーザ認証情報(ユーザID)とキー装置4との認証通信状況の要求電文を送信する。
図3に電気錠制御装置2、通信端末3、キー装置4の間の通信電文のやり取りを図示する。ここでの電文は図3中の(A)認証情報要求である。通信端末3中の端末側無線通信部31は、電気錠制御装置2からの送信を常時(もしくは間欠的に)待ち受けしており、この電文を受信する。
(ステップA3)通信端末3中の端末側無線通信部31は、電気錠側無線通信部21からの無線電文の受信後、キー装置4に対して認証情報(キーID)の要求電文を送信する(図3(B))。送信完了後は、キー装置4からの応答の受信待ち受けを行う。
(ステップA4)キー装置4では、端末側無線通信部31からの要求電文をキー側無線通信部41で受信し、キーID記憶部42に記憶されている認証情報(キーID)を応答として返信する(図3(C))。
端末側無線通信部31は認証情報を正常受信したときに、ACK信号をキー側無線通信部41に返信する(図3(D))。キー側無線通信部41は、ACK信号が返ってくるまで、認証情報を所定回数だけ再送する。
(ステップA5)キー側無線通信部41から返信された認証情報(キーID)は、通信端末3中のキー認証制御部33で認証処理される。具体的には、キー認証制御部33にあらかじめ登録されたキーIDと、ここで受信したキーIDを比較して、キー装置4と通信端末3の関係が正しいかどうかを確認する。
(ステップA6)ステップA5での認証が成功したかどうかで、処理を分岐させる。成功した場合はステップA7へ進む。失敗した場合(IDが異なる場合や、所定時間待っても認証情報が受信できなかった場合)は、解錠動作失敗とする。解錠動作失敗時は、端末側無線通信部31は、電気錠制御装置2からの次の通信の受信待ちに戻る。電気錠制御装置2は、通信端末3からの応答が無いので電気錠1を解錠せず、ユーザ検出部24で次にユーザが検出されるのを待つ。
(ステップA7)ステップA5での認証に成功した場合は、通信端末3中の端末側無線通信部31は、電気錠制御装置2に対してユーザID記憶部32に記憶されているユーザID情報と、キー装置4との認証通信状況を無線で返信する(図3(E))。電気錠側無線通信部21は、受信後、端末側無線通信部31にACK信号を返す。端末側無線通信部
31は、このACK信号が戻ってくるまで所定回数再送する。
なお、ここでのキー装置4との認証通信状況とは、ステップA5での認証通信の結果、もしくは、キー装置4から受信したキーIDのことを意味する。また、端末側無線通信部31は、場合によっては、キー装置4との認証通信状況を返信せず、ユーザIDなどの認証情報だけを送信するようにしても良い。
(ステップA8)電気錠側無線通信部21は、受信した情報を認証部22に出力し、ユーザ情報の認証を行う。具体的には、(イ)認証部22に事前に登録されたID情報に、受信したユーザIDが含まれているかどうか、(ロ)必要に応じて、通信端末3とキー装置4との認証通信が成功しているか否か、キーIDが事前に登録されたID情報に含まれているか否かのチェックを行う。
(ステップA9)認証部22では、上記(イ)(ロ)の結果から認証ができたかどうかを判断し処理を分岐させる。認証が成功していればステップA10に進み、失敗していれば、解錠動作失敗とする。
解錠動作失敗時は、上述したステップA6の時と同様に、端末側無線通信部31は、電気錠制御装置2からの次の通信の受信待ちに戻る。また、電気錠制御装置2は電気錠1を解錠せず、ユーザ検出部24で次にユーザが検出されるのを待つ。
(ステップA10)認証部22の認証処理が成功した場合は、電気錠制御装置2は正しいユーザであると判断し、開閉制御部23は電気錠1に電気信号を出力しドアを解錠する。
なお、開閉制御部23は、ユーザがドアを開け通過した後、ドアが閉まった時点で電気錠1は施錠する。
以上のような動作により、通信端末3による電気錠1の解錠が可能になる。従来と異なり、電気錠制御装置2の解錠動作は、通信端末3との認証通信だけでなく、通信端末3とキー装置4との認証通信も利用しているため、例えば、通信端末3が紛失・盗難にあったとしても、キー装置4まで失っていなければ、不正な入退室を排除することができる。
また、電気錠制御装置2は、ユーザ検出部24でユーザが検出された時のみ無線送信を行うため、従来と異なり、無線送信を常時繰り返すことが無くなる。また、通信端末3およびキー装置4も、通常は無線信号の受信待ちであり、無線送信を必要最小限に抑えている。したがって、システム全体の省電力化が可能となる。
なお、無線送信が少なくなるため、他の無線システムへの影響を小さくできるという効果もでてくる。
なお、上記した実施の形態では、電気錠制御装置2は、通信端末3からキー装置4との認証通信状況を取得したが、電気錠制御装置2が通信端末3およびキー装置4とそれぞれ独立して直接通信し、それぞれに対して認証を行うようにしても良い。
この場合、認証部22にはキー装置4を認証するためのキーIDと、ユーザIDとキーIDの対応関係をあらかじめ記憶させておかねばならない。また、この場合、キー装置4側でも電気錠制御装置2からの受信待ちを行う必要がある。
また、本実施の形態では、通信端末3がユーザID記憶部32を有するが、キー装置4
にユーザID記憶部32を備えても良い。この場合、電気錠制御装置2がキー装置4と認証通信を行うことにより、ユーザIDを取得することができる。
また、電気錠制御装置2は単独の機器として認証を行うとしたが、従来例のように認証部22がインターネットなどの通信回線を用いて、ID情報などを集中管理している中央制御装置にアクセスし、認証を行っても良い。また、通信端末3中のキー認証制御部33も同様であり、通信端末3の通信機能を利用して中央制御装置にアクセスして認証を行っても良い。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるシステム構成を示した図である。第1の実施の形態と同様に、大きく分けると、電気錠1、電気錠制御装置2、通信端末3、キー装置4の4つ要素で構成される。
第1の実施の形態と異なる点は、電気錠制御装置2中のユーザ検出部24の代わりに、通信端末3中にイベント検出部35を設けた点である。他の部分は第1の実施の形態と同じである。
イベント検出部35は、通信端末3においてユーザの特定の操作や入力(イベント)を検出する機能を持つ。特定の操作が検出されたとき、端末側無線通信部31を動作させ、電気錠1の解錠のための通信を開始させる。
具体的なイベントの例を図5に示す。図5は通信端末3を折りたたみ型の携帯電話としたときのイベントであり、次の4つを示している。
(a)特定のボタンを押す。例えば、携帯側面のボタンを押した時や長押しした時。
(b)折りたたみ式の携帯電話を開いた時(スライド式携帯電話の場合は、スライドをさせた時。つまり、携帯電話を利用するために携帯電話を変形させた時)。
(c)アンテナを伸縮させた時。
(d)あらかじめ記憶させている特定の単語(音声)を検出した時。
イベント検出部35は、(a)の場合は押しボタン、(b)(c)の場合は構成によるがスイッチなど、(d)の場合は音声認識装置で構成される。
以上のように構成された本システムの動作例を図6のフローチャートにしたがって説明する。
図6は、通信端末3による電気錠1の解錠動作を行う動作を示したフローチャートである。第一の実施の形態と同様に、ユーザが通信端末3とキー装置4を持って電気錠制御装置2に近づき、電気錠1が解錠されるまでの動作を示している。
(ステップB1)ユーザは、通信端末3を操作し、解錠のためのイベントを発生させる。イベント検出部35は、そのイベントを検出し、端末側無線通信部31に解錠のための通信を開始させる。
(ステップB2〜B9)通信端末3中の端末側無線通信部31はキー装置4に対して認証情報(キーID)の要求電文を送信し、一連の認証通信を開始させる。ステップB2〜
B9は、図2のステップA3〜A10の動作と基本的に同じである。
図7に通信端末3、キー装置4、電気錠制御装置2の通信手順の一例を示す。
上で説明した第一の実施の形態(図3)と異なるのは、イベント検出部35を実装したために、(A)の無線電文が必要なくなった点である。(B)〜(F)の無線電文は図3と同様である。
図3(A)の無線電文を無くし、通信端末3側から通信を開始させることにより、端末側無線通信部31は通常状態で、電気錠制御装置3からの受信待ち受けをする必要がなくなる。一般に通信端末3は電池で動作していることが多いため、受信待ち受けを常時行わないことで、通信端末3の利用時間が延びることになる。また、(A)の無線通信をしないため、電気錠制御装置2も省電力になる。
また、実施の形態2では、明示的にユーザが解錠動作開始のためのイベントを発生させるため、無駄な通信や、無駄な解錠を少なくできる。
例えば、実施の形態1では、ユーザにドアを解錠する意志が無くとも、ドアの近くに行き、赤外線センサーでユーザの存在が検出された場合は、解錠動作のための無線通信を開始し、ドアが開いてしまう。しかし、この実施の形態2では、そのような誤動作を低減できる。
なお、図4のイベント検出部35で検出されるイベントは、図5に示したものでだけなく、例えば、携帯電話の電源キーが押された時、GPS機能で特定の場所にユーザがいることが検出された時、携帯電話のカメラ機能で特定の画像(2次元コード等)が撮影されたときなど、他の状態をイベントとして検出しても良い。
(実施の形態3)
また、上記した実施の形態では、ユーザからの操作を検出するイベント検出部35を通信端末3に付与したが、図8のようにキー装置4にユーザ入力検出部43を設け、ここでユーザからの入力を検出させても良い。
ユーザ入力検出部43は、押しボタンなど構成されており、ユーザからの入力(押下操作)を検出し、その検出タイミングで、キー側無線通信部31を制御して、キー装置4から認証通信を開始する。
具体的な通信手順は、図9のようになる。
図9に示すように、通信端末3は、通常時は常にキー装置4からの受信待ち受けを行っており、キー装置4からの認証通信(C)を受信した後は、上述した実施の形態2と同様の処理を行う(図6のステップB4以降と同じ処理)。
この場合も、上述した実施の形態2と同様に、システムを省電力にすることができる。
また、キー装置4を中心として認証通信を実現させることも可能である。この場合の通信手順を図10に示す。
図10では、ユーザ入力検出部43での入力をトリガーとして通信端末3に対して認証通信を開始し(C)、その認証結果とユーザID情報を通信端末3から応答として受信する(D)。受信した情報は、キー装置4から電気錠制御装置2へ送信する(E)。この通
信手順でも、実施の形態2と同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる入退室管理システムおよびそのプログラムは、携帯電話などの通信端末を用いて、セキュアかつ省電力に入退室を管理できる。これは、実施の形態で説明した住宅やオフィスのドアや門だけでなく、金庫、ラック、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、自動車などのドア(ふた)の開閉などにも適用できる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態1の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における通信手順の説明図 本発明の実施の形態2のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態2でのイベントの説明図 本発明の実施の形態2の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における通信手順の説明図 本発明の実施の形態3のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態3における通信手順の説明図 本発明の実施の形態3における通信手順の説明図 従来例の構成を示す図
符号の説明
1 電気錠
2 電気錠制御装置
3 通信端末
4 キー装置
21 電気錠側無線通信部
22 認証部
23 開閉制御部
24 ユーザ検出部
31 端末側無線通信部
32 ユーザID記憶部
33 キー認証制御部
34 アプリケーション部
35 イベント検出部
41 キー側無線通信部
42 キーID記憶部
43 ユーザ入力検出部

Claims (6)

  1. 通信端末、キー装置、電気錠制御装置の間で認証通信を行うことにより電気錠の施錠・解錠を行う入退室管理システムにおいて、
    前記電気錠制御装置は、ユーザが前記電気錠のドアの近傍に存在すること、もしくはユーザによる解錠動作の開始の少なくとも一方を検出するユーザ検出部と、
    前記通信端末および前記キー装置の少なくとも一方と無線通信を行う電気錠側無線通信部と、
    前記電気錠側無線通信部で受信した情報から認証処理を行う認証部と、
    前記認証部での認証結果にしたがって電気錠を解錠もしくは施錠する開閉制御部とを備え、
    前記ユーザ検出部がユーザの存在もしくは解錠動作開始を検出したときに、
    前記電気錠側無線通信部は、前記通信端末もしくは前記キー装置に対してユーザやキー装置に関する認証情報の要求電文を送信して、その応答電文を受信し、前記認証部は前記応答電文に含まれる情報が事前に登録された情報と合致するかどうか判断して、前記開閉制御部により電気錠を解錠するか施錠するかを判断する入退室管理システム。
  2. 通信端末、キー装置、電気錠制御装置の間で認証通信を行うことにより電気錠の施錠・解錠を行う入退室管理システムにおいて、
    前記通信端末は、ユーザの特定の操作や入力を検出するイベント検出部と、
    前記キー装置および前記電気錠制御装置と無線通信を行う端末側無線通信部と、
    ユーザを一意に識別するための認証情報を記憶するユーザID記憶部と、
    前記キー装置から受信した情報からキー装置の認証を行うキー認証制御部とを備え、
    前記イベント検出部でユーザの特定の操作もしくは入力を検出したときに、
    前記端末側無線通信部が、前記キー装置と通信して前記キー認証制御部で認証を行い、前記認証の結果と前記ユーザID記憶部中の認証情報を前記電気錠制御装置に送信して前記電気錠の施錠・解錠を行う入退室管理システム。
  3. 前記通信端末は携帯電話とし、前記イベント検出部は、前記携帯電話の開閉やスライドなどによる変形や特定キーの操作を、ユーザの特定の操作および入力として検出する請求項2に記載の入退室管理システム。
  4. 前記通信端末は携帯電話とし、前記イベント検出部は、事前に登録した特定の音声を認識する機能を有し、ユーザから特定の音声を受信したときに、それをイベントとして検出する請求項2に記載の入退室管理システム。
  5. 前記キー装置は、ユーザからの入力を検出するユーザ入力検出部と、
    前記キー装置を特定するためのキーIDを記憶するキーID記憶部と、
    前記通信端末もしくは前記電気錠制御装置と無線通信を行うキー側無線通信部とを備え、前記ユーザ入力検出部でユーザの入力を検出したときに、前記キー側無線通信部が前記キーID情報を前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、受信した前記キーID情報を用いて前記キー認証制御部で認証処理を行い、その認証結果と前記ユーザID記憶部中の認証情報を前記電気錠制御装置に送信して前記電気錠の施錠・解錠を行う請求項2記載の入退室管理システム。
  6. 請求項1〜5に記載の入退室管理システムの少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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