JPWO2012073978A1 - セキュリティシステム及び認証方法 - Google Patents

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Abstract

電子キー(70)と、ユーザ(90)が所持する携帯電話機(80)との間で、短距離通信が確立している場合に限り、電子キー(70)から、当該電子キー(70)の識別コードに関する情報を発信する。電子キー(70)から発信された識別コードに関する情報と予め登録された情報との同一性が肯定的でない場合に限り、車両に接近する第三者の画像に関する情報を送信する。これにより、セキュリティを維持するとともに、適切なタイミングで第三者の接近を、通信端末を所持するユーザ(90)に通知することができる。

Description

本発明は、セキュリティシステム及び認証方法に関する。
通信システムの信頼性の向上、暗号化技術の発達等にともない、電子キーに個別に割り当てられた識別情報を、無線通信を用いて送信することによって、車両や家屋のドアの施錠及び解錠を行うシステムが提案されている。このシステムでは、例えば電子キーを所持するユーザがドアに接近すると、自動的に識別情報の認証が行われる。そして、認証が成功するとドアが解錠される。
この種のシステムを用いると、ドアの施錠及び解錠を手動で行うことなく、車への乗り降りや、家屋への出入りが可能となり便利である。しかしながら、利便性と安全性はトレードオフの関係にあるため、上記システムが装備された車両や家屋には、上記システムに合わせてセキュリティシステムも装備されるのが一般的になりつつある(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2003−85661号公報 特開2005−71064号公報
特許文献1及び2に開示された装置は、ドアに接近した人物の画像を撮影する。そして撮影した画像に関する情報を、ユーザが所持する携帯電話等の通信端末に送信する。これにより、ユーザは、ドアに接近した接近者の情報を、遠隔地にいながら取得することができる。しかしながら、車両の運転席側のドアにアクセスするのは、主として車両のオーナーやユーザであることが多い。したがって、ユーザ等がドアに接近した場合にも、画像が送信されるとすると、携帯電話に無駄なデータが蓄積されることになる。
本発明は、上述の事情の下になされたものであり、設備のセキュリティを確保しつつ、第3者の接近を適切なタイミングで通知することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るセキュリティシステムは、
ユーザに所持される通信端末と、
前記通信端末との短距離通信が確立したことを条件として、第1の識別コードを発信する電子キーと、
前記電子キーから発信された前記第1の識別コードを受信する通信部と、
前記第1の識別コードと、予め登録された第1の登録情報とを比較して、前記第1の識別コードと前記第1の登録情報との同一性を判断する判断部と、
ドアの近傍の第1エリアに進入する人を検出する検出部と、
前記人を撮影する撮影部と、
前記検出部によって前記人が検出された場合に、前記判断部による判断結果が肯定的ではないことを条件として、前記撮影部によって撮影された画像を、前記通信端末へ送信する送信部と、
を備える。
前記判断部による判断結果が肯定的であることを条件として、前記ドアを解錠する解錠部をさらに備えることとしてもよい。
前記通信部は、前記ドア近傍の第2エリアへ、前記第1の識別コードの送信要求信号を出力し、
前記電子キーは、前記送信要求信号を受信した場合に、前記通信端末に対しての通信を試みることとしてもよい。
前記第1エリアは、前記第2エリアに含まれることとしてもよい。
前記通信端末には第2の識別コードが割り当てられ、
前記電子キーは、前記通信端末から前記第2の識別コードを取得し、前記第2の識別コードが、予め登録された第2の登録情報と同一性があると判断した場合に、前記通信端末との短距離通信を確立することとしてもよい。
前記電子キーは、所定のパスワードを受け付けるインターフェイスを備え、前記インターフェイスを介して取得したパスワードが、予め登録されたパスワードである場合に、前記第1の識別コードを発信することとしてもよい。
前記通信端末は、携帯電話であることとしてもよい。携帯電話はユーザによって常時携帯されているのが一般的である。このため、前記通信端末が携帯電話である場合には、設備のセキュリティを確保するにあたって、ユーザが新たに特別な機器を携帯する必要がない。したがって、ユーザに負担をかけることなく、設備のセキュリティを確保することが可能となる。
本発明の第2の観点に係る認証方法は、
ドアの解錠を行う際に実行される認証方法であって、
ユーザに所持される通信端末と、前記ユーザに所持される電子キーとの短距離通信が確立した場合に、第1の識別コードを発信する工程と、
前記第1の識別コードと、予め登録された第1の登録情報とを比較して、前記第1の識別コードと前記第1の登録情報との同一性を判断する工程と、
を含む。
本発明によれば、電子キーと所定の通信端末との間の短距離通信が確立した場合に限り、電子キーから、識別コードが発信される。そして、発信された識別コードと、予め登録された登録情報とに同一性がない場合には、ドアに接近した人の画像に関する情報が通信端末に送信される。これにより、ユーザは、ドアに接近した人を確認することができる。一方、発信された識別コードと、予め登録された登録情報とに同一性がある場合には、ドアに接近した人の画像に関する情報が通信端末に送信されることがない。これにより、無意味に画像情報を送信することなく、適切なタイミングで第3者の接近を通知することが可能となる。
つまり、電子キーと所定の通信端末との間の短距離通信が確立しているということは、電子キーを所持しているユーザが、当該通信端末も所持しているということである。このような正規のユーザによる設備の通常の利用の際に、画像情報が無意味に通信端末へ送信されることがなく、不審者の接近時にのみ、画像情報が通信端末へ送信される。したがって、ユーザの利便性が向上する。
以上のように、本発明によれば、電子キーの盗難時のセキュリティ性の向上と利便性の向上とを合理的に実現することができる。
本実施形態に係るセキュリティシステムのブロック図である。 人感センサ、カメラ、及びアンテナの配置を示す図である。 CPUによって実行される一連の処理を示すフローチャートである。 電子キーによって実行される一連の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係るセキュリティシステム10の概略的な構成を示すブロック図である。セキュリティシステム10は、電子キー70を所持するユーザ90の位置に応じて、例えば車両のドアの解錠及び施錠を行うシステムである。なお、セキュリティシステム10は、ドアを解錠する際に後述する認証方法を実行するセキュリティシステムである。図1に示されるように、このセキュリティシステム10は、制御装置20、人感センサ30、撮影ユニット40、ドアロックシステム50、無線通信ユニット60、及び電子キー70を備えている。
制御装置20は、セキュリティ対策の対象となる車両に搭載されている。この制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)21、主記憶部22、補助記憶部23、表示部24、入力部25、及びインターフェイス部26を有するコンピュータである。
CPU21は、補助記憶部23に記憶されているプログラムに従って、後述する処理を実行する。
主記憶部22は、RAM(Random Access Memory)等を有している。主記憶部22は、CPU21の作業領域として用いられる。
補助記憶部23は、ROM(Read Only Memory)、磁気ディスク、半導体メモリ等の不揮発性メモリを有している。補助記憶部23は、CPU21が実行するプログラム、及び各種パラメータなどを記憶している。また、撮影ユニット40から出力される画像に関する情報、及びCPU21による処理結果などを含む情報を順次記憶する。
表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示ユニットを有している。表示部24は、CPU21の処理結果等を表示する。
入力部25は、入力キーや、タッチパネル等のポインティングデバイスを有している。オペレータの指示は、入力部25を介して入力され、システムバス27を経由してCPU21に通知される。
インターフェイス部26は、シリアルインターフェイス、パラレルインターフェイス、或いはLAN(Local Area Network)インターフェイス等を含んで構成されている。人感センサ30、撮影ユニット40、ドアロックシステム50、及び無線通信ユニット60は、インターフェイス部26を介してシステムバス27に接続される。
人感センサ30は、例えば人と周囲との温度差を検出する赤外線センサである。図2は、人感センサ30の配置を示す図である。図2に示されるように、人感センサ30は、車両100を構成するフロントドアのドアハンドルに設けられている。この人感センサ30は、当該人感センサ30を中心とし、半径が約1mの円C2に囲まれる領域(以下、検出エリアDA)に進入する人を感知する。そして、例えば人を感知したときにハイレベルとなる電気信号を出力する。
撮影ユニット40は、図2に示されるように、車両100の左右のドアハンドルに設けられた2台のカメラを有している。カメラ40aそれぞれは、車両100に接近した人の顔周辺が視野内に位置するように、画角、及び取り付け位置が調整されている。この撮影ユニット40は、CPU21の指示に基づいて、車両100に接近した人を撮影する。そして、撮影により取得した画像に関する情報を出力する。
ドアロックシステム50は、CPU21の指示に基づいて、車両100のドアの施錠及び解錠を行う。
無線通信ユニット60は、左右のドアハンドルにそれぞれ設けられた2つのアンテナ60aを有している。この無線通信ユニット60は、アンテナ60aを介して、当該アンテナ60aを中心とし、半径が約2mの円C1に囲まれる領域(以下通信エリアCAという)にある電子キー70と通信する。
電子キー70は、例えばブルートゥース(登録商標)を用いて携帯電話機80と短距離通信をすることが可能な通信端末である。また、電子キー70は、無線通信ユニット60とも通信することが可能である。この電子キー70には、所定の識別コードID1が割り当てられている。そして、電子キー70と携帯電話機80との間で短距離通信が確立しているときに、無線通信ユニット60から発信される識別コード要求信号(識別コード送信要求信号)を受信すると、識別コードID1に関する情報を発信する。
図3は、施錠された車両100のドアを解錠する際に、CPU21によって実行される一連の処理を示すフローチャートである。また、図4は、電子キー70によって実行される一連の処理を示すフローチャートである。以下、図3及び図4を参照しつつ、セキュリティシステム10の動作について説明する。
セキュリティシステム10が起動されると、CPU21は、無線通信ユニット60を介して、識別コード要求信号を通信エリアCAに発信する(ステップS201)。
電子キー70と携帯電話機80を所持したユーザ90が、車両100に接近し、通信エリアCAに進入すると、電子キー70は、無線通信ユニット60から発信された識別コード(ID1)要求信号を受信することになる(ステップS301:Yes)。電子キー70は、識別コード要求信号を受信すると、短距離無線通信ネットワークを構築することが可能な通信機器の検索を実行する(ステップS302)。
電子キー70は、検索を実行した結果、短距離通信を実行することが可能な通信端末を検出すると(ステップS303:Yes)、当該通信端末に割り当てられた識別コードID2に関する情報の送信を要求するための識別コード(ID2)要求信号を発信する(ステップS304)。そして、当該識別コード要求信号を受信した通信端末から送信された、識別コードID2に関する情報を受信すると(ステップS305:Yes)、当該識別コードID2についての認証処理を実行する(ステップS306)。
この認証処理は、ユーザ90が所持する携帯電話機80の識別コードとして、電子キー70に予め登録された登録情報と、通信端末から送信された識別コードID2とを比較する処理である。電子キー70は、認証処理を実行した結果、通信端末から送信された識別コードID2と、登録情報とに同一性があると判断した場合に、当該通信端末がユーザ90によって所持される携帯電話機80として認証する(ステップS307:Yes)。これにより、電子キー70と携帯電話機80との間の通信が確立する。
電子キー70は、携帯電話機80との通信が確立すると、電子キー70に割り当てられた識別コードID1に関する情報を発信する(ステップS308)。なお、電子キー70は、識別コード(ID1)要求信号を受信していない場合(ステップS301:No)、短距離通信を実行することが可能な通信端末を検出していない場合(ステップS303:No)、識別コードID2に関する情報を受信していない場合(ステップS305:No)、通信端末から送信された識別コードID2と、登録情報とに同一性がないと判断した場合(ステップS307:No)、ステップS301に処理を戻す。
一方、CPU21は、識別コード要求信号を発信すると(ステップS201)、人感センサ30からの信号を監視することによって、検出エリアDAに進入した接近者(進入者)の検出を試みる(ステップS202)。そして、CPU21は、接近者を検出した場合には(ステップS202:Yes)、撮影ユニット40に接近者の撮影を指示する(ステップS203)。これにより、車両100へ接近した接近者が撮影される。
CPU21は、接近者を検出しない場合(ステップS202:No)もしくはステップS203の処理を終了した場合、識別コードID1に関する情報の受信の有無を確認する(ステップS204)。そして、CPU21は、識別コードID1に関する情報を受信したことが確認できない場合には(ステップS204:No)、撮影した接近者の画像をユーザ90が所持する携帯電話機80へ送信する(ステップS205)。これにより、ユーザ90は、車両100に接近した接近者の確認が可能になる。
一方、CPU21は、識別コードID1に関する情報を受信したことが確認できた場合には(ステップS204:Yes)、識別コードID1に対する認証処理を実行する(ステップS206)。
この認証処理は、電子キー70に割り当てられた識別コードとして、補助記憶部23に予め登録された登録情報と、電子キー70から送信された識別コードID1とを比較する処理である。CPU21は、認証処理を実行した結果、電子キー70から送信された識別コードID1と、登録情報とに同一性があると判断した場合に、当該電子キー70が車両100のドアを解錠するための電子キーであるものとして認証する(ステップS207:Yes)。そして、CPU21は、ドアロックシステム50に車両100のドアの解錠を指示する(ステップS208)。これにより、車両100のドアが解錠される。CPU21は、車両100のドアを解錠すると、ドアを解錠するための処理を終了する。
また、CPU21は、認証処理を実行した結果、電子キー70から送信された識別コードID1と、登録情報に同一性がないと判断した場合には(ステップS207:No)、撮影した接近者の画像をユーザ90が所持する携帯電話機80へ送信する(ステップS205)。これにより、ユーザ90は、車両100に接近した接近者の確認が可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係るセキュリティシステム10では、制御装置20から発信された識別コード要求信号が、電子キー70によって受信されると、電子キー70と、ユーザ90が所持する携帯電話機80との間で、短距離通信が確立している場合に限り、電子キー70から、当該電子キー70の識別コードID1に関する情報が発信される。そして、この識別コードID1に関する情報が制御装置20によって受信されると、車両100を構成するドアのロックが解除される。
また、制御装置20から発信された識別コード要求信号が、電子キー70によって受信されても、電子キー70と、ユーザ90が所持する携帯電話機80との間で、短距離通信が確立していない場合には、電子キー70から、当該電子キー70の識別コードID1に関する情報は発信されない。
したがって、電子キー70のみを盗難した第三者が、車両100に接近したとしても、この場合には、電子キー70と携帯電話80との間の短距離通信が成立していないため、電子キー70のみで、不用意に車両100のドアが解錠されることがなく、車両100のセキュリティが十分に確保される。つまり、電子キー70が盗難されたとしても、セキュリティが確保される。
また、携帯電話機はユーザによって常時携帯されているのが一般的であるから、車両100のセキュリティを確保するにあたって、ユーザが新たに特別な機器を携帯する必要がない。したがって、ユーザに負担をかけることなく、車両100のセキュリティを確保することが可能となる。
本実施形態に係るセキュリティシステム10では、第三者が車両100に接近し、検出エリアDAに進入すると、撮影ユニット40によって第三者の画像が撮影される。そして、電子キー70と携帯電話機80との間の短距離通信が確立していない場合に限り、撮影された画像に関する情報が、携帯電話機80に送信される。
このため、例えば電子キー70と携帯電話機80とを所持するユーザ90が車両100に接近した場合には、ユーザ90が撮影された画像に関する情報が、携帯電話機80に送信されない。一方、ユーザ90以外の第三者が車両100に接近した場合には、当該第3者が電子キー70を所持しているか否かにかかわらず、第三者を撮影することによって得られた画像に関する情報が、ユーザ90が所持する携帯電話機80に送信される。したがって、ユーザ90が所持する携帯電話機80には、車両100に第三者が接近した場合にのみ、画像情報が送信される。これにより、ユーザ90が所持する携帯電話機80に無駄な画像情報が送信されることがなくなる。
本実施形態では、ステップ202で、接近者が検出された場合に(ステップS202:Yes)、ステップ203で、接近者の撮影が実行される。そして、ステップS205で、ユーザ90が所持する携帯電話機80へ画像情報が送信される。また、ステップ202で、接近者が検出されていない場合には(ステップS202:No)、接近者が撮影されず、ステップS205で、画像情報が送信されることがない。
このため、ステップS207での判断が否定された場合であって、かつ、接近者の撮影が行われていない場合には、ステップS202へ戻ることとしてもよい。これにより、接近者の検出(ステップS202)及び接近者の撮影(ステップS203)が実行され、ステップS207での判断が否定された場合であって、かつ、接近者の撮影が行われていない場合であっても、ユーザ90が所持する携帯電話機80へ画像を送信することができる。これにより、より最新の情報に基づいてセキュリティシステムを動作させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、電子キー70と携帯電話機80との間に短距離通信が確立した場合にのみ、電子キー70が、識別コードID1に関する情報を発信することとした。これに限らず、例えば電子キー70に押しボタン等のインターフェイスを設け、このインターフェイスを介して、所定のパスワードが入力された場合には、電子キー70が、識別コードID1に関する情報を発信することとしてもよい。これにより、ユーザ90が、携帯電話機80を所持していない場合であっても、電子キー70へパスワードを入力することにより、車両100のドアを解錠することが可能となる。
上記実施形態では、図2に示されるように、通信エリアCAに、検出エリアDAが含まれることとした。これにより、携帯電話機80を所持したユーザ90が、車両100に接近した場合には、ユーザ90が撮影される前に、電子キー70と携帯電話機80との間の短距離通信が確立する。このため、ユーザ90の画像に関する情報が、誤って送信されることを確実に回避することができる。しかしながら、これに限られることはなく、通信エリアCAと、検出エリアDAとが同等の大きさであってもよい。
近年では、携帯電話機が十分に普及しているため、自動車を運転することが可能な年齢層のユーザであれば、携帯電話機80を常時所持しているのが一般的である。そこで、本実施形態では、電子キー70と、ユーザ90が所持する携帯電話機80との間で短距離通信が確立したことを条件に、電子キー70が識別コードID1に関する情報を発信することとした。これに限らず、例えばユーザ90が、携帯電話機以外の通信端末を所持している場合には、当該通信端末と電子キー70との間で短距離通信が確立したことを条件に、電子キー70が識別コードID1に関する情報を発信することとしてもよい。この場合にも、ユーザ90の画像に関する情報が無意味に送信されることがなくなる。したがって、ユーザ90は、ストレス無く車両100に接近する第三者を確認することが可能となる。
上記実施形態では、人感センサ30によって第三者の接近が検出された場合に、画像情報を送信することとした。これに限らず、画像情報の送信と合わせて、クラクションを鳴らしたり、ヘッドライトなどの照明等を点灯させることにより、第三者を威嚇することとしてもよい。また、ハンドル、アクセル、及びシートベルトをロックしたり、エンジンの始動を不能とすることにより、車両を使用することができない状態にすることとしてもよい。
上記実施形態では、人感センサ30によって第三者の接近を検出することとした。これに限らず、カメラ40aで撮影した画像に対して、画像処理を施すことで、車両に接近する第三者を検出することとしてもよい。
上記実施形態では、第三者の接近時に画像情報を送信することとした。これに限らず、画像情報の送信と合わせて、車両100の位置情報を送信することとしてもよい。この位置情報は、例えばGPS(Global Positioning System)を利用することで取得することができる。
上記実施形態では、電子キー70から送信された識別コードID1と、登録情報とに同一性があると判断された場合に、当該電子キー70が車両100のドアを解錠するための電子キーであるものとして認証される(ステップS207:Yes)。そして、ドアロックシステム50に車両100のドアの解錠が指示される(ステップS208)。これに限らず、当該電子キー70が車両100のドアを解錠するための電子キーであるものとして認証された後に(ステップS207:Yes)、さらにユーザ90によるドアハンドルの把持が検出された場合や、ユーザによるドアスイッチの操作が検出された場合に限り、ドアロックシステム50にドアの解錠が指示されることとしてもよい。
上記実施形態では、電子キー70が車両100のドアを解錠するための電子キーであるものとして認証された場合に(ステップS207:Yes)、ドアロックシステム50に車両100のドアの解錠が指示される(ステップS208)例を示した。これに限らず、この認証の成否にかかわらず、他の条件に従って、ドアロックシステム50にドアの解錠が指示されるか否かが決定されていてもよい。例えば、CPU21は、認証が失敗した場合に、画像情報を携帯電話機80に送信した上で、ドアの解錠を指示するか否かを決定するさらなる判定処理を実行することができる。この場合でも、画像情報が携帯電話機80に送信されるため、ユーザは、ドアに接近した第三者がいることを知ることができるとともに、当該第三者の画像を確認することができる。
上記実施形態では、セキュリティシステム10が、車両100に利用される場合について説明した。これに限らず、本発明のセキュリティシステム10は、一戸建て家屋や、マンション等のように、特定のユーザに利用される設備に好適である。
上記実施形態では、制御装置20のCPU21が補助記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、一連の処理が実行された。これに限らず、制御装置20は、ハードウェアによって構成されていてもよい。
また、制御装置20の補助記憶部23に記憶されているプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するようにしても良い。
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
本出願は、2010年12月2日に出願された日本国特許出願2010−269742号に基づく。本明細書中に日本国特許出願2010−269742号の明細書、特許請求の範囲及び図面全体を参照として取り込むものとする。
本発明のセキュリティシステムは、設備のセキュリティを維持するのに適している。また、本発明の認証方法は、ドアの解錠を行う際に実行される認証処理に適している。
10 セキュリティシステム
20 制御装置
21 CPU
22 主記憶部
23 補助記憶部
24 表示部
25 入力部
26 インターフェイス部
27 システムバス
30 人感センサ
40 撮影ユニット
40a カメラ
50 ドアロックシステム
60 無線通信ユニット
60a アンテナ
70 電子キー
80 携帯電話機
90 ユーザ
100 車両
C1 円
C2 円
CA 通信エリア
DA 検出エリア

Claims (8)

  1. ユーザに所持される通信端末と、
    前記通信端末との短距離通信が確立したことを条件として、第1の識別コードを発信する電子キーと、
    前記電子キーから発信された前記第1の識別コードを受信する通信部と、
    前記第1の識別コードと、予め登録された第1の登録情報とを比較して、前記第1の識別コードと前記第1の登録情報との同一性を判断する判断部と、
    ドアの近傍の第1エリアに進入する人を検出する検出部と、
    前記人を撮影する撮影部と、
    前記検出部によって前記人が検出された場合に、前記判断部による判断結果が肯定的ではないことを条件として、前記撮影部によって撮影された画像を、前記通信端末へ送信する送信部と、
    を備えるセキュリティシステム。
  2. 前記判断部による判断結果が肯定的であることを条件として、前記ドアを解錠する解錠部をさらに備える請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記通信部は、前記ドア近傍の第2エリアへ、前記第1の識別コードの送信要求信号を出力し、
    前記電子キーは、前記送信要求信号を受信した場合に、前記通信端末に対しての通信を試みる請求項1に記載のセキュリティシステム。
  4. 前記第1エリアは、前記第2エリアに含まれる請求項3に記載のセキュリティシステム。
  5. 前記通信端末には第2の識別コードが割り当てられ、
    前記電子キーは、前記通信端末から前記第2の識別コードを取得し、前記第2の識別コードが、予め登録された第2の登録情報と同一性があると判断した場合に、前記通信端末との短距離通信を確立する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  6. 前記電子キーは、所定のパスワードを受け付けるインターフェイスを備え、前記インターフェイスを介して取得したパスワードが、予め登録されたパスワードである場合に、前記第1の識別コードを発信する請求項1乃至5のいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  7. 前記通信端末は、携帯電話である請求項1乃至6のいずれか一項に記載のセキュリティシステム。
  8. ドアの解錠を行う際の認証方法であって、
    ユーザに所持される通信端末と、前記ユーザに所持される電子キーとの短距離通信が確立した場合に、第1の識別コードを発信する工程と、
    前記第1の識別コードと、予め登録された第1の登録情報とを比較して、前記第1の識別コードと前記第1の登録情報との同一性を判断する工程と、
    を含む認証方法。
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