JP2007113192A - 錠前装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工や管理の簡易化と、顔認証を行わずに顔識別によるセキュリティ性を向上させること。
【解決手段】顔識別入室リーダ3に係る錠前装置は、扉に設けられる電気錠と、その電気錠を施錠又は解錠しようとする人の顔を撮影するための撮影手段を構成するカメラ16、各赤外線ライト17a〜17d及び制御装置19と、使用者本人の識別情報(ID情報)を入力するための個人識別装置15と、その入力されたID情報が事前登録された本人のID情報と符合し、かつ撮影画像が顔画像であり立体画像であると判断したときに電気錠を施錠又は解錠する制御装置19と、入力されたID情報と、立体画像である顔画像とを履歴情報として記録するための記憶装置20とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、建物や部屋への入退を管理する入退管理装置、あるいは保管庫の開閉を管理する保管庫管理装置等に適用される錠前装置に関する。
従来、この種の錠前装置として、扉に設けられる電気錠と、電気錠の施錠又は解錠を制御するためのコントローラと、使用者の施錠又は解錠の意思を入力するための入力手段と、使用者を撮影するためのカメラとを備えたものがある。入力手段としては、使用者本人のID情報(暗証番号、識別情報、人体情報)を入力する入力装置が挙げられる。コントローラは、電気錠の施錠又は解錠を制御するために、入力されたID情報から使用者本人であることを認証するようになっている。これらの装置の一例として、下記の特許文献1乃至5に記載された装置が挙げられる。
ここで、特許文献1には、天井等に設置された監視カメラにより使用者と室内を撮影することで、使用者の動き撮影情報としてコントローラ等に記録することが記載されている。また、特許文献1乃至3には、操作盤や保管庫に組み込まれた監視カメラにより使用者の顔を撮影することで、使用者の顔画像を撮影情報としてコントローラ等に記録することが記載されている。更に、特許文献4及び5には、カメラにより撮影した顔画像を、コントローラ等に事前登録しておいた顔画像と照合することで、使用者が本人であるかを顔認証するようにし、その認証結果に応じて電気錠の施錠又は解錠等を許可することが記載されている。
特開2003−41858号公報 特開平7−87479号公報 特開2001−266019号公報 特開2004−208244号公報 特開2005−36523号公報
ところが、上記した監視カメラにより室内を撮影する装置では、配線を含めて装置や施工が大掛かりとなり、コスト高になる傾向があった。また、使用者の姿を撮影することが中心となり、必ずしも使用者の顔を撮影できるとは限らず、顔を隠せば顔を撮ることができない。このため、使用者が本人であることを確認することが難しく、セキュリティ性の低いものになっていた。
一方、上記した監視カメラを操作盤や保管庫に組み込んだ装置では、装置をコンパクトにすることができ、使用者の顔を正面から撮影できるものの、やはり顔を隠せば顔を撮ることができない。また、本人以外の使用者が顔写真で本人を偽装することも可能であることから、セキュリティ性の点で問題があった。
更に、上記した顔認証を行う装置では、事前に顔画像を登録することが必要となり、その登録した情報(登録情報)が経年変化したり、本人が眼鏡をかけたりした場合には、登録情報を更新する必要が生じる。このため、装置を正確に動作させるためには、登録情報の管理に手間がかかるという問題があった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、施工や管理の簡易化を可能とし、顔識別によるセキュリティ性を向上させることを可能とした錠前装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の錠前装置は、扉に設けられる電気錠と、電気錠を施錠又は解錠しようとする人の顔を撮影するための撮影手段と、撮影手段による撮影画像が人の顔画像であり立体画像であることの判断に基づき電気錠の施錠又は解錠を制御するための制御手段と、撮影された顔画像を履歴情報として記録するための記録手段とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、電気錠は、例えば、建物や部屋の出入口の扉や保管庫等の扉に設けられる。ここで、撮影手段は、出入口や保管庫等に対応して人の顔を撮影できるように、操作盤や保管庫自体に設置すればよい。また、制御手段は、撮影手段による撮影画像が人の顔画像であり立体画像であると判断したときに電気錠を解錠又は施錠するので、人が顔を隠したり、人が顔写真で本人を偽装したりした場合には、電気錠を解錠又は施錠することができない。また、撮影された顔画像が記録手段に履歴情報として記録されるので、その履歴情報を事後的に参照することで、電気錠を解錠又は施錠した人を確認できる。つまり、顔が撮影されないと電気錠を施錠又は解錠することができず、施錠又は解錠しようとした人の顔画像が確実に履歴情報として残されることとなる。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明の錠前装置は、扉に設けられる電気錠と、電気錠を施錠又は解錠しようとする人の顔を撮影するための撮影手段と、本人の識別情報を入力するための入力手段と、入力された識別情報が事前登録された本人情報と符合し、かつ撮影手段による撮影画像が顔画像であり立体画像であると判断したときに電気錠を施錠又は解錠する制御手段と、入力された識別情報と、撮影された顔画像とを履歴情報として記録するための記録手段とを備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、電気錠は、例えば、建物や部屋の出入口の扉や保管庫等の扉に設けられる。ここで、撮影手段は、出入口や保管庫等に対応して人の顔を撮影できるように、操作盤や保管庫自体に設置すればよい。同じく、入力手段は、出入口や保管庫等に対応して、本人の識別情報を入力できるように、操作盤や保管庫自体に設置すればよい。また、制御手段は、入力された識別情報が事前登録された本人情報と符合し、かつ撮影手段による撮影画像が顔画像であり立体画像であると判断したときに電気錠を施錠又は解錠するので、識別情報を入力しなかったり、入力した識別情報が間違っていたり、人が顔を隠したり、人が顔写真で本人を偽装したりした場合には、電気錠を施錠又は解錠することができない。また、入力された識別情報と、撮影された顔画像とが記録手段に履歴情報として記録されるので、その履歴情報を事後的に参照することで、電気錠を施錠又は解錠した人を確認できる。つまり、顔が撮影されないと電気錠を施錠又は解錠することができず、施錠又は解錠しようとした人の顔画像が確実に履歴情報として残されることとなる。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明の錠前装置は、請求項1又は2に記載の発明において、撮影手段は、顔を撮影するカメラと、カメラの近傍にて互いに異なる方向から顔へ光を照射する複数の光源と、各光源を異なるタイミングで発光させると共に、各発光タイミングに合わせてカメラに撮影を行わせる制御装置とを含み、制御手段は、顔へ各光源により異なるタイミングで光が照射されてカメラにより撮影された複数の撮影画像に基づいて立体画像であることを判断することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、一つのカメラを使用するだけで立体画像であることを判断できるので、複数のカメラを使用する必要がない。
請求項1に記載の発明によれば、施工や管理を簡易化することができ、顔識別によるセキュリティ性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、施工や管理を簡易化することができ、顔識別によるセキュリティ性を向上させることができ、個人認証と組み合わせることでセキュリティ性を更に向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、構成を簡略化することができる。
以下、本発明の錠前装置を具体化した一実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、ある建物の中の管理部屋1を斜視図により示す。この実施形態で、管理部屋1の出入口2には、顔識別入室リーダ3及び顔識別退室リーダ4が設けられる。出入口2の扉5には、電気錠6が設けられる。管理部屋1の中には、顔識別貴重品ロッカー7、顔識別金庫8及び顔識別書庫9が設置される。各機器3,4,7〜9は「顔識別」の機能を備える。ここで、「顔認証」が、事前に登録された本人顔画像と撮影画像とを照合する機能を意味するところ、「顔識別」は、事前に登録された本人顔画像と撮影画像とを照合することなく、撮影画像内に人の顔が存在することを識別するだけの機能を意味する。「顔識別」の機能については、追って詳しく説明する。
図2に、顔識別入室リーダ3を正面図により示す。この顔識別入室リーダ3は、メインケース11の正面に、テンキーよりなる入力装置12、注目ランプよりなる第1表示部13、OK・エラーランプよりなる第2表示部14、非接触式のICカードリーダよりなる個人認証装置15、一つのカメラ16及び複数の赤外線ライト17a〜17dを備え、メインケース11とは別に設けられるサブケース18に制御装置19及び記憶装置20を備える。
カメラ16は、使用者の顔を撮影するために使用される。カメラ16はメインケース11のほぼ中央に配置され、各赤外線ライト17a〜17dは、カメラ16を中心としてメインケース11の四隅に配置される。カメラ16のレンズの前には帯域フィルタ(図示略)が設けられる。この帯域フィルタは、太陽光が含む幅広い波長範囲の近赤外光のうち、特定波長のみが通るようにすることで余分な光を最小限にするために使われる。各赤外線ライト17a〜17dは、本発明の光源に相当する。ここで、メインケース11の向かって右側の二つの赤外線ライト17a,17bを「メインライト」と総称し、向かって左側の二つの赤外線ライト17c,17dを「セカンドライト」と総称する。各赤外線ライト17a〜17dは、カメラ16の近傍にて互いに異なる方向から使用者の顔へ赤外線を照射するようになっている。従って、メインライト17a,17bは、使用者の右側から赤外線を照射し、セカンドライト17c,17dは、使用者の左側から赤外線を照射することになる。ここで、カメラ16、複数の赤外線ライト17a〜7d及び制御装置19は、本発明の撮影手段を構成する。
個人認証装置15は、管理部屋1へ入室しようとする使用者が携帯するICカードに記録された本人の識別情報(本人のID情報)を読み取るために使用される。ID情報として、例えば、使用者本人の登録番号等が含まれる。個人認証装置15は、ICカードから発信される信号を受信するアンテナ(図示略)を有する。個人認証装置15は、ICカードが近付けられることにより、そのカードに記録されたID情報を含む信号をアンテナで受信してID情報を読み取る。個人認証装置15は、本発明の入力手段に相当する。
入力装置12は、使用者本人の暗証番号等を入力するために使用される。入力装置12は、本発明の入力手段に相当する。各表示部13,14は、使用者に指示や情報を与えるために点灯する。第1表示部13は、撮影時に使用者をカメラ16に注視させるために点灯するようになっている。
制御装置19は、電気錠6の施錠又は解錠を制御する。制御装置19は、本発明の制御手段に相当する。記憶装置20は、制御プログラムや個人認証のためのID情報等を事前に記憶すると共に、入力されたID情報等と撮影された立体画像である顔画像とを履歴情報として記録する。記憶装置20は、本発明の記録手段に相当する。顔識別退室リーダ4の基本構成は、この顔識別入室リーダ3のそれに準ずることから説明を省略する。両リーダ3,4は、共通する一つの電気錠6の施錠又は解錠を制御するようになっている。従って、この実施形態では、顔識別入室リーダ3と電気錠6、並びに、顔識別退室リーダ4と電気錠6のそれぞれが、本発明に係る錠前装置を構成する。
管理部屋1に設けられた顔識別貴重品ロッカー7、顔識別金庫8及び顔識別書庫9のうち、代表として顔識別書庫9の構成について詳しく説明する。図3に、顔識別書庫9を正面図により示す。顔識別書庫9は、複数の保管部21を含むキャビネット22と、そのキャビネット22の正面に設けられた操作パネル23と、キャビネット22の内部に設けられた制御装置24及び記憶装置25とを備える。各保管部21の扉(「引き出し」を含む。)26には、それぞれ電気錠27が設けられる。操作パネル23は、タッチパネルディスプレイよりなる表示部28及び入力装置29、非接触式のICカードリーダよりなる個人認証装置30、一つのカメラ31及び複数の赤外線ライト32a〜32dを含む。
カメラ31は、使用者の顔を撮影するために使用される。カメラ31は操作パネル23のほぼ中央に配置され、各赤外線ライト32a〜32dは、カメラ31を中心とした四方に配置される。各赤外線ライト32a〜32dは、本発明の光源に相当する。ここで、操作パネル23の向かって右側の二つの赤外線ライト32a,32bを「メインライト」と総称し、向かって左側の二つの赤外線ライト32c,32dを「セカンドライト」と総称する。各赤外線ライト32a〜32dは、カメラ16の近傍にて互いに異なる方向から使用者の顔へ赤外線を照射するようになっている。従って、メインライト32a,32bは、使用者の右側から赤外線を照射し、セカンドライト32c,32dは、使用者の左側から赤外線を照射することになる。ここで、カメラ31、複数の赤外線ライト32a〜32d及び制御装置24は、本発明の撮影手段を構成する。
個人認証装置30は、この書庫9の使用者が携帯するICカードに記録された本人のID情報を読み取るために使用され、その基本構成は、上記した顔識別入室リーダ3のそれに準ずる。入力装置29は、使用者本人の暗証番号等を入力するために使用される。個人認証装置30及び入力装置29は、本発明の入力手段に相当する。表示部28は、入力した識別情報や暗証番号、必要なメッセージを表示する。
制御装置24は、各保管部21の電気錠27の施錠又は解錠を制御する。制御装置24は、本発明の制御手段に相当する。記憶装置25は、制御プログラムや個人認証のためのID情報等を事前に記憶すると共に、入力されたID情報と立体画像である顔画像とを履歴情報として記録する。記憶装置25は、本発明の記録手段に相当する。顔識別貴重品ロッカー7及び顔識別金庫8の基本構成は、この顔識別書庫9のそれに準ずることから説明を省略する。従って、この実施形態では、顔識別貴重品ロッカー7、顔識別金庫8及び顔識別書庫9のそれぞれが、本発明に係る錠前装置を含むことになる。
図4に、顔識別入室リーダ3及び顔識別退室リーダ4に係る電気的構成をブロック図により示す。この実施形態で、これらリーダ3,4は、ユーザーインターフェース41、制御装置19及び記憶装置20を基本構成として備える。ユーザインターフェース41は、入力装置12、表示部13,14、個人認証装置15、カメラ16及び複数の赤外線ライト17a〜17dを含む。制御装置19は、制御部19a及び判断部19bを含む。記憶装置20は、履歴情報の記憶部20a、権限情報の記憶部20b及びログイン、ログアウト情報の記憶部20cを含む。制御部19aには、入力装置12、表示部13,14、個人認証装置15、カメラ16及び各赤外線ライト17a〜17dが接続される。制御部19aは、各赤外線ライト17a〜17dを異なるタイミングで発光させると共に、各発光タイミングに合わせてカメラ16に撮影を行わせるようになっている。制御部19aには、扉5に設けられた電気錠6とマグネットスイッチ42が接続される。マグネットスイッチ42は、扉5の開閉を検知するためのものであり、この実施形態では、電気錠6に一体的に組み付けられる。
図5に、顔識別書庫9に係る電気的構成をブロック図により示す。顔識別書庫9は、ユーザーインターフェース43、制御装置24及び記憶装置25を基本構成として備える。ユーザインターフェース43は、表示部28、入力装置29、個人認証装置30、カメラ31及び複数の赤外線ライト32〜32dを含む。制御装置24は、制御部24a及び判断部24bを含む。記憶装置25は、履歴情報の記憶部25a、権限情報の記憶部25b及びログイン、ログアウト情報の記憶部25cを含む。制御部24aには、表示部28、入力装置29、個人認証装置30、カメラ31及び各赤外線ライト32a〜32dが接続される。制御部24aは、各赤外線ライト32a〜32dを異なるタイミングで発光させると共に、各発光タイミングに合わせてカメラ31に撮影を行わせるようになっている。制御部24aには、各保管部21に設けられた電気錠27とマグネットスイッチ44が接続される。マグネットスイッチ44は扉26の開閉を検知するためのものであり、この実施形態では、電気錠27に一体的に組み付けられる。
ここで、本発明の錠前装置を構成する顔識別入室リーダ3に係り、その制御装置19が実行する制御内容について、図6,9のフローチャート等を参照して説明する。
処理がこのルーチンへ移行すると、ステップ100で、制御装置19は、個人認証装置15により入力されたICカードのID情報を読み取る。
次に、ステップ110で、制御装置19は、ID情報の認証処理を行う。すなわち、入力されたID情報と、記憶装置20に事前に登録された本人のID情報とを照合する。
次に、ステップ120で、制御装置19は、入力されたID情報と、事前に登録された本人のID情報とが符合するか否か、すなわち、認証できたか否かを判断する。ステップ120で、認証できなかった場合は、制御装置19は、処理をステップ210,220へ移行する。そして、ステップ210で、制御装置19は、表示装置14に、認証できなかったことを示すエラー表示を行わせる。続いて、ステップ220で、制御装置19は、エラー操作があったことを履歴情報として記憶装置20に記録し、その後の処理を一旦終了する。
一方、ステップ120で、認証できた場合は、ステップ130で、制御装置19は、撮影処理を実行する。すなわち、制御装置19は、各赤外線ライト17a〜17dを異なるタイミングで発光させると共に、各発光タイミングに合わせてカメラ16に撮影を行わせる。図7に、各赤外線ライト17a〜17dの作動説明図を示す。図8(a)〜(c)には、撮影された各画像をイメージ図により示す。ここでは、図7に示すように、顔識別入室リーダ3の前に立った使用者50に対し、先ず、メインライト17a,17bを点灯してカメラ16を作動させることにより、図8(a)に示すようなメインライト点灯画像(Im)を撮影する。次に、セカンドライト17c,17dを点灯してカメラ16を作動させることにより、図8(b)に示すようなセカンドライト点灯画像(Is)を撮影する。更に、各ライト17a〜17dを消灯した状態でカメラ16を作動させることにより、図8(c)に示すような消灯画像(In)を撮影する。これにより、図8(a)〜(c)に示すように、3枚の撮影画像(Im,Is,In)を取得する。
次に、ステップ140で、制御装置19は、取得した3枚の撮影画像(Im,Is,In)に基づいて照度差画像処理を実行する。このステップ140の処理内容を、図9のフローチャートに従って詳しく説明する。
先ず、ステップ141で、制御装置19は、赤外光加算画像を取得する。すなわち、上記取得した3枚の撮影画像(Im,Is,In)から、下記の計算式(1),(2)に従い、メインライト差分画像(Idm)、セカンドライト差分画像(Ids)をそれぞれ作成する。
Idm=Im−In ・・・(1)
Ids=Is−In ・・・(2)
ここで、消灯画像(In)は太陽光などの外乱光を含み、メインライト点灯画像(Im)及びセカンドライト点灯画像(Is)は外乱光と近赤外光照明を含むので、消灯画像(In)とメインライト点灯画像(Im)との輝度の差、消灯画像(In)とセカンドライト点灯画像(Is)との輝度の差は、それぞれ近赤外光照明の光のみとなり、各差分画像(Idm,Ids)は赤外光のみを含む画像となる。これにより外乱光の影響を排除した画像を抽出する。そして、下記の計算式(3)に従い、赤外光加算画像(Ims)を作成する。この画像(Ims)は、メインライト17a,17bとセカンドライト17c,17dの両方の光を受けた画像となる。
Ims=Idm+Ids ・・・(3)
次に、ステップ142で、制御装置19は、顔領域の切り出しを行う。すなわち、赤外光加算画像(Ims)より四方向面特徴を使用したテンプレートマッチングにより顔領域の切り出しを行い、メインライト顔画像(Ikm)を作成する。また、セカンドライト差分画像(Ids)よりセカンドライト顔画像(Iks)を作成する。
次に、ステップ143で、制御装置19は、下記の計算式(4),(5)に従い、差分画像(Id)と、加算画像(Ia)を作成する。
Id=Ikm−Iks ・・・(4)
Ia=Ikm+Iks ・・・(5)
ここで、差分画像(Id)は、面方向の向きと強度、並びに反射率を含む画像となる。一方、加算画像(Ia)は、メインライト17a,17bとセカンドライト17c,17dの両方の光を照らした条件と反射率を含む画像となる。
次に、ステップ144で、制御装置19は、表面方向画像を作成する。すなわち、差分画像(Id)と加算画像(Ia)を対象画像とし、その対象画像において周知の「ランバートの法則」が成立するものとし、その対象画像の各点における表面方向角度から三次元情報を持った角度方向画像を作成する。
次に、ステップ145で、制御装置19は、縮小角度方向画像を作成する。すなわち、角度方向画像にぼかし処理を加えながら、一定サイズに縮小して縮小角度方向画像を作成する。これにより位置ズレや誤差を吸収した画像を得ることができる。
次に、ステップ146で、制御装置19は、顔写真辞書を参照する。顔写真辞書は、写真かどうかを判断するための顔辞書(平均辞書)であり、複数の顔写真画像から作成した縮小角度方向画像を平均した角度方向平均画像をデータベースとして事前に組み込まれている。
そして、ステップ147で、制御装置19は、類似度を計算する。すなわち、入力された画像から作成した角度方向画像と顔辞書との類似度を計算する。
その後、図6に示すステップ150で、制御装置19は、上記のように得られた角度方向画像が人の顔画像であるか否かを判断する。この判断結果が否定の場合には、制御装置19は、ステップ210,220へ移行し、前述したと同じくエラー処理を実行する。従って、カメラ16による撮影画像が顔画像でない場合、すなわちカメラ16により顔画像が撮影されない場合には、表示装置14によりエラー表示が行われ、エラー操作の履歴情報が記憶装置20に記録される。一方、上記判断結果が肯定である場合には、制御装置19は、処理をステップ160へ移行する。
そして、ステップ160で、制御装置19は、上記のように得られた角度方向画像が立体画像であるか否かを判断する。この判断結果が否定の場合には、制御装置19は、ステップ210,220へ移行し、前述したと同じくエラー処理を実行する。従って、カメラ16による撮影画像が立体画像でない場合、すなわち顔写真で偽装したような場合には、表示装置14によりエラー表示が行われ、エラー操作の履歴情報として記憶装置20に記録される。一方、上記判断結果が肯定である場合には、制御装置19は、処理をステップ170へ移行する。
ステップ170で、制御装置19は、ID情報と顔画像を履歴情報として記憶装置20に記録する。このID情報と顔画像の履歴情報は、正規操作により解錠を指示した使用者であることを示す履歴情報として記録され、後に必要に応じて確認のために参照される。
その後、ステップ180で、制御装置19は、扉5の電気錠6を解錠する。その後、ステップ190で、制御装置19は、扉5が開閉するのを待つ。すなわち、制御装置19は、電気錠6を解錠した後、扉5が開けられ、再び閉まったかをマグネットスイッチ42の検知結果に基づき判断する。この判断結果が肯定である場合、ステップ200で、制御装置19は、扉5の電気錠6を施錠して全ての処理を一旦終了する。
上記したフローチャート6,8に係る説明は、顔識別入室リーダ3に関するものであるが、この制御内容は、他の顔識別退室リーダ4、顔識別貴重品ロッカー7、顔識別金庫8及び顔識別書庫9についても基本的に同じであることから、他の機器4,7〜9の説明については省略する。
以上説明したこの実施形態の顔識別入室リーダ3に係る錠前装置によれば、電気錠6は、建物の中の管理部屋1の出入口2の扉5に設けられる。ここで、撮影手段を構成するカメラ16、各赤外線ライト17a〜17d及び制御装置19は、それぞれ人の顔を撮影できるように配置された顔識別入室リーダ3に対して一体的に設置される。同じく、入力手段を構成する個人認証装置15も、使用者のID情報を入力できるように、同リーダ3に設置される。従って、顔識別入室リーダ3と電気錠6を出入口2に隣接した壁に取り付けるだけで設備することができる。このため、監視カメラを天井等に設置するような従来例と比べて、錠前装置の施工を簡易化することができる。
また、顔識別入室リーダ3の制御装置19は、個人認証装置15により入力されたID情報が記憶装置20に事前に登録された本人のID情報と符合し、かつカメラ16及び各赤外線ライト17a〜17dを使用して得られた撮影画像が顔画像であり立体画像であると判断したときに、扉5の電気錠6を解錠するようにしている。従って、使用者がID情報を入力しなかったり、入力したID情報が間違っていたり、使用者が顔を隠したり、使用者が顔写真で本人を偽装したりしたような場合には、電気錠6を解錠することができない。また、入力されたID情報と、撮影された立体画像である顔画像とが記憶装置20に履歴情報として記録されるので、この履歴情報を事後的に参照することで、電気錠6を解錠した人を確認することができる。つまり、使用者の生の顔が撮影されないと電気錠6を解錠することができず、電気錠6を解錠した場合はその使用者の顔画像が確実に履歴情報として残される。また、使用者の生の顔が撮影されないと、顔識別入室リーダ3を操作して電気錠6を解錠できないことから、使用者の顔画像が確実に履歴情報として記憶装置20に残り、顔識別によるセキュリティ性を向上させることができる。更に、顔画像が立体画像でなければ電気錠6を解錠することができないので、顔写真による偽装を防止することができ、顔写真によらない使用者の生の顔画像を履歴情報として確実に残すことができる。この意味で、顔識別によるセキュリティ性を向上させることができる。加えて、ID情報に基づく個人認証と組み合わせることでセキュリティ性を更に向上させることができる。
また、この実施形態では、前述したように「顔認証」ではなく「顔識別」を前提として顔識別入室リーダ3を操作するようにしたので、記憶装置20に本人の顔画像を事前に登録しておく必要がなく、その登録した顔画像の情報(登録情報)を時々更新する必要もなく、登録情報に係る管理の手間が省かれる。この意味で、錠前装置の管理を簡易化することができる。
また、この実施形態では、一つのカメラ16を使用するだけで顔画像が立体画像であることを判断できるので、立体画像を得るために複数のカメラを使用する必要がない。ここで、人の顔を常に鮮明に撮影するためには、カメラの数にかかわらず照明設備が必須の構成要素となる。この意味で、顔識別入室リーダ3では、カメラ16を一つだけとしたので、同リーダ3の小型化にも寄与することができる。
また、この実施形態では、カメラ16のレンズに、余分な光を最小限にすることができる帯域フィルタを使用したので、直射日光が入らない室内でもカメラ16等により鮮明な画像の撮影が可能となる。このため、太陽光に対するロバスト性を向上させることができる。
ここで、上記した顔識別入室リーダ3に係る錠前装置の作用効果は、他の機器4,7〜9についても基本的に同じである。つまり、この実施形態の錠前装置によれば、比較的低コストで、最低限の管理しか必要がなく、顔写真による偽装でない鮮明な顔画像を確実に履歴情報として残すことができ、セキュリティ性を向上させることができるのである。
尚、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で以下のように実施することもできる。
(1)前記実施形態では、「顔識別」とID情報による個人認証を組み合わせて電気錠6を解錠するように構成したが、IDによる個人認証を省略した装置に具体化することができる。すなわち、扉に設けられる電気錠と、電気錠を施錠又は解錠しようとする人の顔を撮影するための撮影手段と、撮影手段による撮影画像が人の顔画像であり立体画像であることの判断に基づき電気錠の施錠又は解錠を制御するための制御手段と、立体画像である顔画像を履歴情報として記録するための記録手段とを備えた錠前装置に具体化することができる。このような錠前装置によれば、例えば、既存のキーを使った錠前と組み合わせて使用することにより、キーの使用を簡易な個人認証の代用とすることができ、キーを使って錠前を解錠又は施錠しようとする使用者の、顔写真偽装でない鮮明な顔画像を確実に履歴として残すことができ、セキュリティ性を向上させることができる。
(2)前記実施形態では、メインライト17a,17bとセカンドライト17c,17dを使用して、使用者の右側及び左側から光を照射することによりカメラ16で撮影するようにしたが、それに加えて使用者の上側及び下側から光源により光を照射することによりカメラで撮影するようにしてもよい。すなわち、上下及び左右から光を照射して撮影した5枚の画像を使用することにより、顔画像が立体画像であるかを判断するようにしてもよい。
(3)前記実施形態では、撮影された立体画像である顔画像を履歴情報として記憶装置20に記録するようにしたが、立体画像であることにかかわらず撮影された顔画像を履歴情報として記録するようにしてもよい。
(4)前記実施形態では、本人の識別情報を入力する入力手段として、ICカードに記録されたID情報を読み取る個人認証装置15,30と、使用者本人の暗証番号等を入力する入力装置12,29とを設けたが、これら装置に代わり、又は、これら装置に加えて、指紋情報や声紋情報等の身体情報を本人の識別情報として入力するための指紋読取装置や音声入力装置等を入力手段として設けてもよい。
(5)前記実施形態では、ID情報の読み取りにより個人認証を行った後に顔識別を行うようにしたが、ID情報の読み取りによる個人認証の代わり、単に顔識別の開始を指示するスイッチ等を操作した後に顔識別を行うようにしてもよい。この構成によれば、ID情報読み取りによる個人認証まで行う必要のない使用環境にて、悪意の使用を困難なものにすることができ、利用がより簡単な錠前装置を提供することができる。
建物の中の管理部屋を示す斜視図。 顔識別入室リーダを示す正面図。 顔識別書庫を示す正面図。 顔識別入室リーダ等に係る電気的構成を示すブロック図。 顔識別書庫に係る電気的構成を示すブロック図。 制御装置の制御内容を示すフローチャート。 各赤外線ライトの作動説明図。 撮影された各画像のイメージ図。 制御装置の制御内容を示すフローチャート。
符号の説明
1 管理部屋
2 出入口
5 扉
6 電気錠
12 入力装置(入力手段)
15 個人認証装置(入力手段)
16 カメラ(撮影手段)
17a 赤外線ライト(撮影手段,光源)
17b 赤外線ライト(撮影手段,光源)
17c 赤外線ライト(撮影手段,光源)
17d 赤外線ライト(撮影手段,光源)
19 制御装置(制御手段)
20 記憶装置(記録手段)
24 制御装置(制御手段)
25 記憶装置(記録手段)
26 扉
27 電気錠
29 入力装置(入力手段)
30 個人認証装置(入力手段)
31 カメラ(撮影手段)
32a 赤外線ライト(撮影手段,光源)
32b 赤外線ライト(撮影手段,光源)
32c 赤外線ライト(撮影手段,光源)
32d 赤外線ライト(撮影手段,光源)

Claims (3)

  1. 扉に設けられる電気錠と、
    前記電気錠を施錠又は解錠しようとする人の顔を撮影するための撮影手段と、
    前記撮影手段による撮影画像が人の顔画像であり立体画像であることの判断に基づき前記電気錠の施錠又は解錠を制御するための制御手段と、
    前記撮影された顔画像を履歴情報として記録するための記録手段と
    を備えたことを特徴とする錠前装置。
  2. 扉に設けられる電気錠と、
    前記電気錠を施錠又は解錠しようとする人の顔を撮影するための撮影手段と、
    前記本人の識別情報を入力するための入力手段と、
    前記入力された識別情報が事前登録された本人情報と符合し、かつ前記撮影手段による撮影画像が顔画像であり立体画像であると判断したときに前記電気錠を施錠又は解錠する制御手段と、
    前記入力された識別情報と、前記撮影された顔画像とを履歴情報として記録するための記録手段と
    を備えたことを特徴とする錠前装置。
  3. 前記撮影手段は、前記顔を撮影するカメラと、前記カメラの近傍にて互いに異なる方向から前記顔へ光を照射する複数の光源と、前記各光源を異なるタイミングで発光させると共に、前記各発光タイミングに合わせて前記カメラに撮影を行わせる制御装置とを含み、
    前記制御手段は、前記顔へ前記各光源により異なるタイミングで光が照射されて前記カメラにより撮影された複数の撮影画像に基づいて立体画像であることを判断する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の錠前装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012108645A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Mitsubishi Electric Corp 出入管理システム及び個人識別データ読取装置
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JP7420300B2 (ja) 2021-09-30 2024-01-23 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法、及びコンピュータプログラム

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