JP5140623B2 - インターホンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、マンション等の集合住宅用インターホンシステムに関するものであり、特に集合住宅の居住者エリアの出入口である共用玄関に設置されたカメラ付ロビーインターホンと各住戸の玄関前に設置されたカメラ付玄関子機の画像を住戸内に設置された住居親機で表示する機能に関する。
集合住宅においてカメラを利用した防犯対策の導入が進んでいる。集合住宅用のインターホンシステムでは、共用玄関に設置されたロビーインターホンにカメラが装備され、住人は住戸内に設置された住居親機のモニタにてロビーインターホンの画像を映し出して訪問者の容姿を観察し、身分等の確認を行った上で集合住宅の居住者エリアへの入館を許可する。また、各住戸では住戸前の玄関に設置された玄関子機にもカメラが装備され、玄関子機のカメラからの画像を住居親機のモニタに表示し、訪問者の身分を確認している。
特許文献1には、このような集合住宅に設置された複数のカメラの画像を住居親機のモニタに画面分割して表示する集合住宅インターホン装置が記載されている。従来技術によれば、居住者は複数個所に設置されたカメラの画像を住居親機のモニタに分割画面で同時表示することで、共用玄関前の現画像と住戸前の現画像を同時に観察することができる。
特開2004−180086号公報
しかしながら、上記従来技術は、各住戸前のカメラ付きドアホンが撮影している現在画像と、ロビーインターホンが撮影している現在画像の両方を住居親機のモニタにて表示している。このため、従来技術では、現在住戸前にいる人物と、現在ロビーインターホン前にいる人物の画像は確認できるものの、過去の時点である居住者エリアへの入館を許可した時の人物が今住戸前に来ているのかを画像を用いて確認することができない。すなわち、居住者がロビーインターホンでの画像を確認して居住者エリアへの入館を許可した人物か否かは、現時点の住戸扉前のドアホンで撮影されている人物の画像を見て、居住者が記憶している人物と一致しているかを判断するしかない。したがって、ロビーインターホン前にて入館を許可した人物と実際に住戸の玄関に来訪した人物が別人物であっても、居住者は、少し前に入館を許可した人物であると思い込みドアホンでの画像を確認することなく、安易に扉を開ける恐れがある。玄関子機での人物確認がおろそかになってくると、他人に紛れて居住者エリアに入館した者や他の居住者などが、ロビーインターホンでの人物確認を受けることなく玄関子機から呼び出しをした場合に、玄関子機での画像確認をすることなく、安易に玄関扉を開けてしまうことが生じ得る。
逆に、厳格に訪問者を確認する場合は、ロビーインターホンにて居住者エリアへの入館を画像で確認した上で許可した後も、再度、住戸扉の前のドアホンでも画像を見て本人確認をしなければならない。このため、居住者は、玄関子機での本人確認をしないようになって、居住者によってはセキュリティ性が下がる可能性がある。
そこで、本発明は、かかる課題を解決するため、ロビーインターホンにて入館を許可した人物と、現在各住戸前にてドアホンから呼び出している人物をモニタ上にて確認できるインターホンシステムの実現を目的とする。
本発明は、集合住宅の共用玄関に設置され訪問者が訪問先の住戸を呼び出すカメラ付きロビーインターホンと、各住戸内に設置され前記ロビーインターホンからの呼び出しを受けるとともに訪問者の居住者エリアへの入館を許可する住戸親機と、各住戸の外側に設置され住居親機を呼び出すカメラ付き玄関子機からなるインターホンシステムであって、住戸親機は、ロビーインターホン及び玄関子機からの画像を表示する表示部と、訪問者に居住者エリアへの入館を許可したときのロビーインターホンからのロビー画像を記憶するロビー画像記憶部と、住戸子機から呼び出しを受けたときに記憶部に記憶したロビー画像と玄関子機の現画像を表示部に同時表示させる親機制御部を有するインターホンシステムを提供する。
また、好適な態様では、記憶部に記憶されたロビー画像を居住者エリアへの入館を許可したときから所定時間だけ記憶し、その後は消去する。これにより、ロビーインターホンにて居住者エリアへの入館を許可してから、訪問者がその住戸に到達するまでの時間程度の間だけロビー画像が表示部に同時表示されるので、長時間経過してからの訪問との区別が可能となる。
また、好適な態様では、親機制御部は、訪問者に居住者エリアへの入館許可をしていないときに住戸子機からの呼出しを受けると、玄関子機の現画像とともに注意喚起の出力をする。これにより、ロビーインターホンでの本人確認がされていない人物、例えば、いわゆる共連れ入館の場合や他の居住者の来訪などに、玄関子機での本人確認を促すことができる。
また、好適な態様では、住戸親機は、更に、記憶部に記憶したロビー画像と玄関子機にて撮影した画像を照合し、同一人物か否かを判定する人物判定部を有し、親機制御部は、人物判定部が同一人物でないと判断すると注意喚起の出力をする。これにより、画像処理技術を用いれば、同一人物でないときに特別に注意を払うことが可能となる。
本発明によれば、ロビーインターホンにて入館を許可した人物と、各住戸前にてドアホンにて呼び出している人物をモニタ上にて確認できる。
本発明を適用した集合住宅用インターホン1のシステム構成図である。 ロビーインターホン2の機能ブロック図である。 住居親機3の機能ブロックを示す機能ブロック図である。 玄関子機4の機能ブロックを示す機能ブロック図である。 ロビーインターホン2の動作を示したフローチャートである。 玄関子機4の動作を示したフローチャートである。 住居親機3の動作を示したフローチャートである。 注意喚起をしている画像表示部3−7のイメージ図である。
以下、図を参照し、本発明のインターホンシステムを適用した実施形態として、集合住宅用インターホン1を説明する。
図1は、住戸A,住戸B、住戸Cからなる集合住宅に集合住宅用インターホン1を導入した場合のシステム構成を示す図である。集合住宅用インターホン1は、集合住宅の共用玄関であるロビーに設置されるロビーインターホン2、各住戸内に設置される住居親機3、各住戸の玄関外側に設置される玄関子機4により構成される。住居親機3および玄関子機4は集合住宅内の住戸数に応じて複数設置される。ロビーインターホン2は、共用玄関から居住者エリアへの出入口扉である自動扉5に接続されており、住居親機3からの開扉指示信号を受信すると一定時間だけ自動扉5を開扉制御する。
次に、図2を参照し、集合住宅用インターホン1を構成するロビーインターホン2について説明する。図2は、ロビーインターホン2の機能ブロックを示す機能ブロック図である。ロビーインターホン2は、ロビーインターホン2を操作する訪問者の容姿を撮影するカメラ2−1、訪問者が居住者と会話をするためのマイク2−2及びスピーカ2−3、住戸への呼び出しが実行されたことを訪問者へ知らせるチャイム2−4、訪問者が訪問先の住戸を選択するための住戸番号入力ボタン2−5、住戸への呼び出しを訪問者が指示するための呼出ボタン2−6、住戸番号入力ボタン2−5によって選択された呼出先である住戸番号を記憶する住戸番号メモリ2−7、ロビーインターホン2の各部の間の全体動作の制御を行うロビーインターホン制御回路2−8、住居親機3との間の双方向音声通話、画像通信、制御信号の通信を実現する回路である親機用通信回路2−9、自動扉5へ扉の開扉指示信号を送信する回路である自動扉用通信回路2−10から構成される。
自動扉5は、通常時閉鎖状態に維持されており、自動扉用通信回路2−10から開扉指示信号の入力を受けると、所定時間だけ開状態になり再び閉鎖状態に維持される。この所定時間は、集合住宅の規模等によって適宜設定される。
ロビーインターホン2の動作を説明する。図5はロビーインターホン2の動作を示したフローチャートである。ロビーインターホン2は、住戸番号入力ボタン2−5が操作されることにより処理を開始する。先ず、訪問者が訪問先住戸の住戸番号を住戸番号入力ボタン2−5から入力すると、入力された住戸番号を住戸番号記憶メモリ2−7に記憶する(S501)。その後、訪問者による呼出ボタン206が所定時間内に操作がされるまで待機する(S502−いいえ、S511−いいえ)。ここで、所定時間経過しても呼出ボタン2−6が操作されなければ(S511−はい)、住戸番号メモリ2−7に記憶された住戸番号をクリアし(S510)、処理を終了する。
ステップS502にて、呼出ボタン2−6の操作を検出すると、住戸番号メモリ2−7に記憶されている住戸番号の住戸親機3に対し、親機用通信回路2−9から呼出信号を送信するとともに、カメラ2−1が撮影しているロビーインターホン2前の現画像の送信を開始する(S503)。同時に、住居親機3に対して呼出し処理をしたことを訪問者に知らせるため、チャイム2−4を鳴動させる(S504)。
その後、住居親機3にてハンドセット3−1がオフフックされた旨のオフフック信号を所定時間内に受信するまで待機する(S505−いいえ、S512−いいえ)。ここで、所定時間経過してもオフフック信号を受信しなければ(S512−はい)、住戸番号メモリ2−7に記憶された住戸番号のクリア・画像送信の停止を実行し(S510)、処理を終了する。
ステップS505にて、オフフック信号を受信すると、親機用通信回路2−9を介して、マイク2−2、スピーカ2−3を用いた呼び出した住戸の住居親機3との音声通話も開始する(S506)。そして、住居親機3が送信した開扉指示信号またはオンフック信号を親機用通信回路2−9にて受信するのを待機する(S507−いいえ、S509−いいえ)。本フローチャートでは省略しているが、所定時間以内にオンフック信号が来ない場合には、S510へ進む。
この際、開扉指示信号を受信すると(S507−はい)、接続している自動扉5に対して自動扉用通信回路2−10から訪問者が居住者エリアへ入館できるように所定時間開扉するように制御信号を送信する(S508)。また、オンフック信号を受信すると(S509−はい)、ステップS510に進み、住戸番号メモリ2−7に記憶された住戸番号のクリア・画像送信の停止・住居親機3との音声通話終了を実行し(S510)、処理を終了する。
次に、図4を参照し、玄関子機4を構成する各部について説明する。図4は、玄関子機4の機能ブロックを示す機能ブロック図である。玄関子機4は、住戸玄関前の訪問者を撮影するカメラ4−1、住居親機3との双方向音声通話のためのマイク4−2およびスピーカ4−3、訪問者が住居前にて居住者を呼び出すための呼出ボタン4−5、呼出ボタン4−5を操作した際に鳴動するチャイム4−4、玄関子機4の全体動作を制御する子機制御回路4−6、接続されている住居親機3との通信を行うための親機用通信回路4−7から構成される。
玄関子機4の動作について、図6を参照して説明する。図6は、玄関子機4の動作を示したフローチャートである。玄関子機4は、呼出ボタン4−5の押下により処理を開始する。先ず、訪問者が呼出ボタン405を押下すると、親機用通信回路4−7から接続されている住居親機3に対して、呼出信号を送信するとともに、カメラ4−1が撮影した現在画像の送信を開始する(S601)。同時に、訪問者に対して、住居親機3に対して呼出処理をしたことを知らせるために、チャイム4−5を鳴動させる(S602)。
その後、住居親機3にてハンドセット3−1がオフフックされた旨のオフフック信号を所定時間内に受信するまで待機する(S603−いいえ、S607−いいえ)。ここで、所定時間経過してもオフフック信号を受信しなければ(S607−はい)、画像送信の停止を実行し(S606)、処理を終了する。
ステップS603にて、オフフック信号を受信すると、親機用通信回路4−7を介して、マイク4−2、スピーカ4−3を用いた呼び出した住戸の住居親機3との音声通話も開始する(S603)。そして、住居親機3が送信したオンフック信号を親機用通信回路4−7にて受信するのを待機する(S605−いいえ)。本フローチャートでは省略しているが、所定時間以内にオンフック信号が来ない場合には、ステップS606へ進む。
次に、図3を参照して、住居親機3を構成する各部について説明する。図3は、住居親機3の機能ブロックを示す機能ブロック図である。住居親機3は、居住者がロビーインターホン2または玄関子機4との通話するためのハンドセット3−1、ハンドセット3−1のフック状態をオンフック状態またはオフフック状態の2状態で検出するフック状態センサ3−2、ロビーインターホン2または玄関子機4から呼出信号を受信すると鳴動するチャイム3-3、ロビーインターホン2に対して自動扉5の開扉指示信号を送出させる際に押下するための解錠ボタン3−4、ロビーインターホン2にて撮影した画像を記憶するロビーインターホン用画像メモリ3−5、玄関子機4が撮影した画像を記憶する玄関子機用画像メモリ3−6、ロビーインターホン2の撮影した画像や玄関子機4の撮影した画像を表示する画像表示部3−7、ロビーインターホン2との通信を行うロビーインターホン用通信回路3−8、玄関子機4との通信を行う玄関子機用通信回路3−9、住戸親機3の全体を制御するための親機制御回路3−10、ロビーインターホン2からのロビー画像と玄関子機4からの玄関画像を比較処理し同一人物が写っているか否かを判定する人物判定部3−11から構成される。
ハンドセット3−1は、マイクおよびスピーカを備えており、ロビーインターホン2または玄関子機4との双方向音声通話のためのインターフェースである。
フック状態センサ3−2は、ハンドセット3−1が住居親機3に置かれている状態(オンフック状態)、ハンドセット3−1が住居親機3から外されている状態(オフフック状態)のいずれの状態にあるかを検出するセンサである。
チャイム3-3は、ロビーインターホン2の呼出ボタン2−6または玄関子機4の呼出ボタン4−5が押されることにより送信される呼出信号を受信すると鳴動して、呼び出しがあったことを居住者に通知する手段である。なお、ロビーインターホン2からの呼出信号は、ロビーインターホン用通信回路3−8にて受信し、玄関子機4からの呼出信号は、玄関子機用通信回路3−9から受信する。
解錠ボタン3−4は、ロビーインターホン2からの呼び出しを受けて、ロビーインターホン2が撮影した画像を居住者が確認し、訪問者の居住者エリアへの入館を許可する際に居住者が操作するボタンである。解錠ボタン3−4が操作されると、ロビーインターホン用通信回路3−8からロビーインターホン2に対して自動扉5の開扉指示信号が出力される。また、解錠ボタン3−4の操作は、画像表示部3−7に表示されているロビーインターホン2から受信している画像のキャプチャ処理も実行する。
ロビーインターホン用画像メモリ3−5は、ロビーインターホン2に内蔵されたカメラ2−1が撮影した画像を静止画像として記憶する半導体メモリである。
玄関子機用画像メモリ3−6は、玄関子機4に内蔵されたカメラ4−1の画像を静止画像として記憶する半導体メモリである。
画像表示部3−7は、ロビーインターホン2に内蔵されたカメラ2−1の画像、または玄関子機に内蔵されたカメラ4−1の画像、またはその両方および文字列を表示する手段であって、液晶パネルである。
ロビーインターホン用通信回路3−8は、住居親機3とロビーインターホン2の間の双方向音声通信、画像通信、各種制御信号の通信を実現する回路である。
玄関子機用通信回路3−9は、住居親機3と玄関子機4の間の双方向音声通信、画像通信、制御信号の通信を実現する回路である。
親機制御回路3−10は、CPU・MPU・RAMなどから構成され、住居親機3の各部と連携を取りながら全体の動作を制御するとともに情報の伝達を行う。
人物判定部3−11は、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶された画像に写っている人物と玄関子機用画像メモリ3−6に記憶された画像に写っている人物が同一人物であるかを判定する画像認証の処理を行う。本実施の形態では、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶されているロビー画像に映っている操作中の訪問者の顔画像の顔特徴量と、玄関子機用画像メモリ3−6に記憶された玄関前の訪問者の顔画像の顔特徴量を比較して、類似しているか否かにより同一人物か否か判定している。顔照合処理の詳細は、本発明の本旨ではないので、詳細な説明は省略する。なお、同一人物か否かの判定は、顔照合処理に限らず、衣服の色情報や身長情報など要求される精度にあわせて種々の方法を用いても良い。
このように構成された集合住宅用インターホン1の全体動作について、住居親機3の動作とともに図7を参照して説明する。
図7は、住居親機3の動作を示したフローチャートである。住戸Aに用事がある訪問者が来た場合を例に説明する。訪問者は、共用玄関に到着すると、ロビーインターホン2の住戸番号入力ボタン2−5を操作し、住戸Aの住居親機3に予め設定されている住戸番号を入力する。ロビーインターホン2では、図5にて説明した処理を実行することになる。すなわち、住居親機3に対して呼出信号を送信する。
かかる呼出信号を住居親機3は、ロビーインターホン用通信回路3−8から受信すると、図7に記載している処理を開始する。先ず、住居親機3は、チャイム3−3を鳴動することにより、居住者に対して呼出しがあったことを知らせる(S701)。そして、ステップS702にて、ロビーインターホン2からの呼出信号か否かを判定する(S702)。本例はロビーインターホン用通信回路3−8からの呼出信号の受信なので、ロビーインターホン2からの呼出しと判定し(S702−はい)、S703へ進む。ステップS703では、ロビーインターホン2から呼出信号とともに受信している現画像を受信し、画像表示部3−7に全画面での表示を開始する(S703)。
そして、住居親機3は、ハンドセット3−1がオフフック状態となったか否かをフック状態センサ3−2にて監視し(S711)、オフフック状態になればオフフック信号をロビーインターホン2へ送信するとともに、音声通話を開始する(S712)。他方、所定時間内にオフフック状態にならなければ(S718−はい)、ステップS715に進み画像表示部3−7への画像表示を停止して処理を終了する。
通話が開始されると、居住者は、画像表示部3−7に表示されているロビーインターホン2前を撮影した現在の画像と、ハンドセット3−1を用いた訪問者との会話に基づいて、居住者エリアへの入館を許可するか判断する。ここで、本例の場合は、入館を許可する場合は、解錠ボタン3−4を居住者が押下することになる。ステップS713は、この解錠ボタン3−4が押下されたか否かを判定し、押下されれば開扉指示信号をロビーインターホン用通信回路3−8からロビーインターホン2に送信する(S716)。この開扉指示信号をロビーインターホン2が受信すると、接続している自動扉5に対して開扉制御を実行する。これにより、訪問者は、自動扉5を通って居住者エリアへ入館し、住戸Aに向かうことができる。
解錠ボタン3−4が押下されると、押下したときに画像表示部3−7に表示されている画像をロビー画像としてロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶する(S717)。すなわち、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に、居住者が居住者エリアへの入館を許可した人物が撮影されている画像として記憶される。入館を許可した人物の画像を特定するためには、本実施の形態のように解錠ボタンの押下時の画像としても良いし、別の操作ボタンを設け、居住者が任意のタイミングにてキャプチャするようにしてもよい。また、画像処理技術を用いて、ロビーインターホン2から受信した画像の中から、訪問者の顔を自動抽出して顔部分の面積が最大である画像をロビー画像として記憶してもよい。かかるロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶されたロビー画像は、所定時間の経過を持って削除する。削除しない場合は、ロビー画像としてではなく、履歴画像として記憶保持しておくのが好ましい。
次に、住戸親機3は、ハンドセット3−1がオンフック状態となったか否かをフック状態センサ3−2にて監視し(S714)、オンフック状態になればオンフック信号をロビーインターホン2へ送信するとともに、画像表示の停止・音声通話を停止して処理を終了する(S715)。他方、オンフック状態にならなければ、ステップS713に戻り音声通話状態を継続する。なお、この音声通話状態を継続する場合にも、時間での強制終了を設けても良い。
次に、このようにして、居住者の許可を受けて居住者エリアに入館した訪問者は、廊下等を通過して住戸Aの玄関前に到着する。そして、住戸Aの玄関前に設置されている玄関子機4の呼出ボタン4−5を押下する。この呼出ボタン4−5の押下により、図7の処理が開始される。
住居親機3は、玄関子機用通信回路3−9から呼出信号を受けたので、チャイム3−3を鳴動し、居住者に対して呼出しがあったことを知らせる(S701)。そして、ステップS702にて、ロビーインターホン2からの呼出信号か否かを判定する(S702)。今回は玄関子機用通信回路3−9からの呼出信号の受信なので、玄関子機4からの呼出しと判定し(S702−いいえ)、ステップS704へ進む。ステップS704では、玄関子機4から呼出信号とともに受信した最初の静止画像を玄関画像として玄関子機用画像メモリ3−6に記憶する。玄関子機用画像メモリ3−6に記憶する玄関画像は、本実施の形態のように呼出信号の受信時の画像としても良いし、呼出信号を受診した後の複数枚の画像を記憶しておいてもよい。また、画像処理技術を用いて、玄関子機4から受信した画像の中から、訪問者の顔を自動抽出して顔部分の面積が最大である画像を玄関画像として記憶してもよい。かかる玄関子機用画像メモリ3−6に記憶された玄関画像は、所定時間の経過を持って削除する。削除しない場合は、玄関画像としてではなく、履歴画像として記憶保持しておくのが好ましい。
次に、ロビー画像が、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶されているか否か判断する(S705)。今回の場合は、訪問者がロビーインターホン2にて住戸Aの居住者が許可をしているので、ロビー画像が記憶されておりステップS707へ進む。ステップS707では、画像表示部3−7に、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶されているロビー画像と、現在玄関子機4のカメラ4−1が撮影している現画像とを、画面領域を分けて同時表示する。
そして、ステップS708にて、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶されているロビー画像と、玄関子機用画像メモリ3−5に記憶されている玄関画像とを処理して、同一人物か否かを人物判定部3−11にて比較する。人物判定部3−11にて同一人物と判定されれば、特段の注意喚起の処理は行わずステップS711へ進む。なお、この場合であっても、同一人物である旨を知らせる表示をしても良い。これにより、居住者は、ハンドセット3−1にて応対する前に、ロビーインターホン2にて入館を許可した人物が玄関前に来ていることを画像にて確認することができるので、安心して玄関扉を開けることができる。
ステップS711以降の処理は前述した通りであるが、玄関子機4からの呼び出しなので、通常はS713の解錠ボタン3−4の押下がされることもないので、タイムアップまたはオンフックにて処理が終了される。
次に、不正な訪問者が居住者の許可を得ずに玄関子機4の呼出ボタン4−5を押下した場合の処理について説明する。訪問者は、住戸Aの玄関前に設置されている玄関子機4の呼出ボタン4−5を押下する。この呼出ボタン4−5の押下により、図7の処理が開始される。
住居親機3は、玄関子機用通信回路3−9から呼出信号を受けたので、チャイム3−3を鳴動し、居住者に対して呼出しがあったことを知らせる(S701)。そして、ステップS702にて、ロビーインターホン2からの呼出信号か否かを判定する(S702)。今回は玄関子機用通信回路3−9からの呼出信号の受信なので、玄関子機4からの呼出しと判定し(S702−いいえ)、ステップS704へ進む。S704では、玄関子機4から呼出信号とともに受信した最初の静止画像を玄関画像として玄関子機用画像メモリ3−6に記憶する。かかる玄関子機用画像メモリ3−6に記憶された玄関画像は、所定時間の経過を持って削除する。削除しない場合は、玄関画像としてではなく、来訪者の履歴画像として記憶保持しておくのが好ましい。
次に、ロビー画像が、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶されているか否か判断する(S705)。今回の場合は、他の訪問者がロビーインターホン2にて住戸Aの居住者が許可を得ておりロビー画像が記憶されている場合と、ロビー画像が記憶されていない場合がある。ここで、他の訪問者がロビーインターホン3にて許可を得ている場合は、ステップS707へ進む。他方、誰もロビーインターホン3にて許可を得ていない場合は、ステップS706に進む。
S707では、画像表示部3−7に、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶されているロビー画像と、現在玄関子機4のカメラ4−1が撮影している現画像とを、画面領域を分けて同時表示して、ステップS708へ進む。ステップS708では、ロビーインターホン用画像メモリ3−5に記憶されているロビー画像と、玄関子機用画像メモリ3−6に記憶されている玄関画像とを処理して、同一人物か否かを人物判定部3−11にて比較する。本例の場合は、他人であるので、人物判定部3−11にて同一人物と判定されず、別人物の来訪である旨の注意喚起の処理S710を行う。
図8は、かかる場合の注意喚起をしている画像表示部3−7のイメージ図である。同図において、画像表示部3−7には、ロビー画像と現在玄関子機4のカメラ4−1が撮影している現画像が同時表示されている。その下部には、ロビー画像と玄関画像とが同一人物でないので、良く確認してから玄関扉を開けるように注意喚起した表示がされる。これにより、居住者は、ハンドセット3−1にて応対する前に、ロビーインターホン2にて入館を許可した人物でない人が玄関前に来ていることを画像にて確認することができるので、不用意に玄関扉を開くことを防止できる。その後、ステップS711以降の処理を実行する。なお、玄関子機4からの現画像の表示を玄関子機用画像メモリに記憶している玄関画像にしても良く、あるいは任意の操作によりこれらを切替表示するようにしてもよい。
誰も住戸Aの居住者から許可を得ていない場合、つまり、ロビーインターホン2での確認を受けずに、他の人と共連れ入館した訪問者や集合住宅の居住者である場合は、ロビー画像が記憶されていないので、「S705−いいえ」となりステップS706の処理に進む。
ステップS706では、画像表示部3−7に、ロビー画像を表示するべき領域には画像が無しの旨を表示し、現在玄関子機4のカメラ4−1が撮影している現画像を表示する。更に、突然の来訪である旨の注意喚起の表示を行う。これにより、突然の訪問者であることを認識した上で、応対が可能となるのでセキュリティ性の向上が図れる。
ステップS711以降の処理は前述した通りであるが、玄関子機4からの呼び出しなので、通常はS713の解錠ボタン3−4の押下がされることもないので、タイムアップまたはオンフックにて処理が終了される。
1・・・集合住宅用インターホン
2・・・ロビーインターホン
3・・・住居親機
4・・・玄関子機
5・・・自動扉

Claims (4)

  1. 集合住宅のロビーに設置され訪問者が訪問先の住戸を呼び出すカメラ付きロビーインターホンと、各住戸内に設置され前記ロビーインターホンからの呼び出しを受けるとともに訪問者の居住者エリアへの入館を許可する住戸親機と、各住戸の外側に設置され前記住居親機を呼び出すカメラ付き玄関子機からなるインターホンシステムであって、
    前記住戸親機は、
    前記ロビーインターホン及び前記玄関子機からの画像を表示する表示部と、
    前記訪問者に居住者エリアへの入館を許可したときの前記ロビーインターホンからのロビー画像を記憶するロビー画像記憶部と、
    前記玄関子機から呼出しを受けたときに前記記憶部に記憶したロビー画像と前記玄関子機の現画像を前記表示部に同時表示させる親機制御部を有することを特徴としたインターホンシステム。
  2. 前記記憶部は、居住者エリアへの入館を許可したときから所定時間だけ前記ロビー画像を記憶する請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記親機制御部は、前記訪問者に居住者エリアへの入館許可をしていないときに前記玄関子機からの呼出しを受けると、前記玄関子機の現画像とともに注意喚起の出力をする請求項1または請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記住戸親機は、更に、前記記憶部に記憶したロビー画像と前記玄関子機にて撮影した画像を照合し、同一人物か否かを判定する人物判定部を有し、
    前記親機制御部は、前記人物判定部が同一人物でないと判断すると注意喚起の出力をする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のインターホンシステム。
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