JP5869449B2 - インターホンシステム及び集合住宅インターホンシステム - Google Patents
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Description
一方で、居住者に異常が発生した場合に、それを感知して外部に通報するインターホンシステムがある。例えば特許文献2では、電気ポットの使用状況、照明装置の点灯状況等から居住者の異常を感知する生活異変センサを設置して、異常が発生したら携帯電話等に通知するよう構成されている。
また、異常発生の通報を受けて解錠するという要求仕様への適用を考えた場合、室内の居住者の保護を行なう人物1名に対し、通常は多数の居住者が保護の対象となるため、いつ発生するかわからない緊急事態のために、保護対象の人数分のカードを携行する必要があり、カード管理が厄介であるという問題があった。
この構成によれば、特定の携帯端末を携行する人物に対して解錠するためのキー画像データを送信して異常発生を通知することができるため、入室できる人を特定の人物に設定でき、居住者のプライバシーに配慮できる。また、キー画像データが外部に送信されてもその都度作成されるため、高いセキュリティ性を維持できるし、保護を行う人はキー画像データを常時保存しておく必要がない。
また、キー画像データ受信者がデータ送信元にすぐにかけつけることができない場合には、代わりの人にメール送信等によりキー画像データを転送すれば、速やかな対処が可能となる。
尚、キー画像データは、例えばQRコード(登録商標)やカメレオンコード(登録商標)等の画像データが使用できる。
この構成によれば、監視手段をセキュリティ会社等の監視機関に設置でき、1台の監視手段で複数の居室親機からの異常検知信号を管理できる。そして、特定の携帯端末を携行する人物に対してキー画像データを送信して異常発生を通知することができるため、入室できる人を特定の人物に設定でき、居住者のプライバシーに配慮できる。また、外部に送信されるキー画像データであってもその都度作成されるため、高いセキュリティ性を維持できるし、保護を行う人はキー画像データを常時保存しておく必要がない。
また、複数の関係者に異常発生を認識させ、そのうち対処できる人がキー画像データを入手して異常発生元に入ることができるため、居住者のプライバシーに配慮しながら速やかに対処できる。更に、複数の人物に通知しても誰が解錠したかを把握することが可能であり、対処の遅れ等を管理できる。
この構成によれば、解錠時に限り遠隔監視をしているセキュリティ会社等の監視者と解錠して保護を行っている人物との間で通話することができ、状況を把握し易いし救急車等の手配がし易い。
この構成によれば、誤解錠や要解錠時の未解錠等の異常事態を監視手段に通知できる。そのため、監視手段をセキュリティ会社等の監視機関に設置すれば、訪問状況を把握でき、異常発生の対処が遅滞するような事態を防止できる。
この構成によれば、呼出操作する簡易な操作で解錠機能が有効になるため、操作ミスが発生し難い。
この構成によれば、駆けつけた保護を行う人は、警報発報により異常発生を認識でき、速やかに解錠動作に入ることができる。また、警報音が鳴動していなければ、先に来た関係者により居住者が保護が行われた、或いは行われていることを認識でき、状況を把握し易い。
この構成によれば、解錠のために発行されたキー画像データであっても、一定時間が経過したら解錠操作できないため、過去に発行されたキー画像データにより解錠することはできない。よって、悪用されることを防止できる。
更に、期限切れの場合は期限切れ信号が送出されることで、この期限切れ信号を解錠者以外に送信すれば不審者の存在等を外部に積極的に通知でき、防犯に有効である。
この構成によれば、生活異変センサが居住者の異常発生を検知したら外部に通知するので、一人暮らしの居住者が自身で異常を通報できなくても、速やかに保護することが可能となる。
この構成によれば、集合住宅の複数の居室親機からの異常検知信号を1台の監視手段で対処することができる。そして、特定の携帯端末を携行する人物に対して解錠するためのキー画像データを送信して異常発生を通知することができるため、入室できる人を特定の人物に設定でき、居住者のプライバシーに配慮できる。また、外部に送信されるキー画像データであってもその都度作成されるため、高いセキュリティ性を維持できるし、保護を行う人はキー画像データを常時保存しておく必要がない。
更に、キー画像データ受信者が、データ送信元にすぐにかけつけることができない場合には、代わりの人にメール送信等によりキー画像データを転送すれば、速やかな対処が可能となる。
また、複数の居室親機に対して、外部通信手段及び監視手段は1台で済むため、低コストで構成できる。
この構成によれば、監視手段をセキュリティ会社等の監視機関に設置でき、1台の監視手段で複数の居室親機からの異常検知信号を管理できる。そして、特定の携帯端末を携行する人物に対して解錠するためのキー画像データを送信して異常発生を通知することができるため、入室できる人を特定の人物に設定でき、居住者のプライバシーに配慮できる。また、外部に送信されるキー画像データであってもその都度作成されるため、高いセキュリティ性を維持できるし、保護を行う人はキー画像データを常時保存しておく必要がない。
更に、複数の関係者に異常発生を認識させ、そのうち対処できる人がキー画像データを入手して異常発生元に入ることができ、居住者のプライバシーに配慮しながら速やかに対処できる。更に、複数の人物に通知しても誰が解錠したかを把握することが可能であり、対処の遅れ等を管理できる。
また、複数の居室親機に対して、外部通信手段及び監視手段は1台で済むため、低コストで構成できる。
この構成によれば、解錠のために発行されたキー画像データであっても、一定時間が経過したら解錠操作できないため、過去に発行されたキー画像データにより解錠することはできない。よって、悪用されることを防止できる。
更に、期限切れの場合は期限切れ信号が送出されることで、この期限切れ信号を解錠者以外に送信すれば不審者の存在等を外部に積極的に通知でき、防犯に有効である。
この構成によれば、生活異変センサが居住者の異常発生を検知したら外部に通知するので、一人暮らしの居住者が自身で異常を通報できなくても、速やかに保護することが可能となる。
また、本発明に係る集合住宅インターホンシステムによれば、上記効果に加えて複数の居室親機に対して、外部通信手段及び監視手段は1台で済むため、低コストで構成できる。
玄関子機1は伝送線L1を介して居室親機2に接続され、電気錠4は伝送線L2を介して居室親機2に接続され、監視装置5は伝送線L3を介して居室親機2に接続され、異常検知センサ7は伝送線L4を介して居室親機2に接続されている。
異常信号を受信した居室親機2の親機CPU27は、親機音響部26及び子機音響部(スピーカ14)から警報音を鳴動させる。そして、この警報が一定時間継続したら、親機CPU27は監視装置5に対して異常検知信号を出力する。
尚、発報が誤報である場合には、居住者が居室親機2の操作部23により所定の警報停止操作を実施することで、警報はキャンセルされ、その後異常検知信号は出力されない。
そして、異常検知信号に含まれる居住者情報を基に、居住者の氏名等の識別情報及び有効期限情報を含む異常通知情報としての異常通知メールを作成し、生成したキー画像データと共に公衆通信ネットワークNを介して予め登録した携帯電話6のメールアドレスに送信する。こうしてメールを受信した携帯電話6の携行者は、居住者に異常が発生したこと認識し、保護を行うために居住者宅に赴く。
尚、この時のメール送信先は、特定の民生委員であったり、異常発生を監視するセキュリティ会社の人物であり、室内の居住者の保護を行なう特定の人物が携行している携帯電話6である。
キー画像データが伝送された監視装置5は、監視装置CPU56が伝送されたキー画像データと画像生成部51が生成したキー画像データと比較すると共に、タイマー部52のカウントデータから有効期限内であるか判断し、画像生成手段で生成したキー画像データと同一であり、且つ有効期限内であったら、解錠許可信号を居室親機2に送信する。
尚、呼び出しに対して応答が成された場合は、誤報かどうか状況を居住者に確認すればよく、訪問者は住戸内に入ること無く認識できる。また、保護の為の人が先に到着している場合も、同様に警報音の停止等で把握できる。
また、期限切れ信号は携帯電話6にも送信される。玄関カメラ12に翳した画像が期限切れのキー画像データである場合は、訪問者が不審者であることが考えられ、携帯電話6に通知することで、不審者の存在等の異常発生を外部で認識でき、セキュリティ向上に有効である。
また、異常検知センサ7の検知動作に依らず、居住者が自身の異常を認識した場合に、異常検知信号を速やかに監視装置5に通知するために、居住者自身が操作する異常通知ボタンを居室親機2に設けても良い。
また、警報発報により、駆けつけた保護を行う人は異常発生を認識でき、速やかにキー画像データの認証動作に入ることができるし、警報音が鳴動していなければ、先に来た関係者により居住者の保護が行われた、或いは行われていることを認識でき、状況を把握し易い。
更に、解錠のために発行されたキー画像データであっても、一定時間が経過したら解錠操作できないため、過去に発行されたキー画像データにより解錠することはできない。よって、悪用されることを防止できる。また、期限切れの場合は期限切れ信号が送出されるので、携帯電話6等に送信すれば不審者の存在等を外部に積極的に通知でき、防犯に有効である。
また、居住者が自身で異常を通報できなくても、異常検知センサ7が居住者に発生した異常を検知して外部に通知するので、一人暮らしの居住者に異常が発生しても、速やかに保護することが可能となる。更に、呼出ボタン11を押下する簡易な操作で解錠機能が有効になるため、解錠操作ミスが発生し難い。
そのため、居室親機2は監視装置5と通信を実施するための親機通信IF28aを備えている。尚、図1と共通する構成要素には同一の符号を付与して説明を省略する。
居住者が室内で倒れた等で異常検知センサ7が異常信号を居室親機2に送信すると、居室CPU27は異常信号を受けて、親機音響部26、及び子機音響部(スピーカ14)から警報音を鳴動する。尚、誤報である場合には居住者が居室親機2を警報停止操作することにより警報はキャンセルされる。
異常信号を受けて一定時間経過しての警報停止操作が行なわれなかったら、親機CPU27は異常検知信号を公衆通信ネットワークNを介して監視装置5に送信する。
尚、呼び出しに対し応答が無かった場合は監視装置CPU56の制御でキー画像データを生成するが、監視者との間で通話が成された場合は、監視者の操作によりキー画像データが生成される。
具体的に、異常通知メールを受信した人物は、監視装置5にアクセスして暗証番号の通知等で個人認証を行ない、認証されたら有効期限を記した電子データとともに、直前に生成されたキー画像データが監視装置5から送信される。こうしてキー画像データを入手した人物は、居住者を保護するために、異常発生元の住戸へ赴く。こうして、暗証番号により個人認証を行うことで、携帯端末8の携行者を明確にでき、セキュリティ性を高めることができる。
尚、監視装置5にはキー画像データの送信記録が保存され、異常通知メールを送信した複数の携帯電話携行者のうち、誰がキー画像データを入手したか管理される。
呼出操作が行われても応答がない場合、実際に異常状態が発生したと認識して、受信したキー画像データを表示した携帯電話6の表示部61を玄関カメラ12に翳す。
こうして、画像は親機CPU27で判断され、キー画像データであると判断されると公衆通信ネットワークNを介して監視装置5に撮像したキー画像データが送信され、問い合わせが行われる。
尚、異常発生により玄関子機1や居室親機2で報音された警報音は、玄関扉3の解錠により停止する。この警報音に関する動作は、上記図1の動作と同様であり、詳細な説明を省略する。
また、異常通知メール送信後、あるいはキー画像データ発行後、一定時間解錠情報を監視装置5が受信しない場合、監視者は異常発生元の居住者への対応が遅れていることを認識でき、追加のメール送信、セキュリティ会社からの直接派遣等の追加対応作業を行なうことも可能となる。
また、複数の関係者に異常発生を認識させ、そのうち対処できる人がキー画像データを入手して異常発生元に入ることができることで、居住者のプライバシーに配慮しながら速やかに対処できる。
こうして集合住宅のエントランスに入った保護を行う人物(以下、訪問者と称する)は、集合玄関機101を操作して訪問先の居室親機102を呼び出して通話を試みる。呼出先の居室親機102では呼出音が親機音響部126から鳴動し、モニタ125に集合玄関カメラ112で撮像された関係者が表示される。この呼び出しにより、誤報である場合には居住者が応答することで、口頭で誤報であることを通知することができる。
キー画像データを受信した監視装置CPU156は、画像生成部151が生成したデータと同一かどうか、更に有効期限内であるか判断する。
同一であり、且つ有効期限内であると判断されたら、制御機104を介して居室親機102に解錠許可信号が送信され、親機CPU127が解錠許可信号を受けてオートドア106の解錠信号を出力し、制御機104を介してオートドア106が解錠される。
尚、異常発生により玄関子機103や居室親機102で報音された警報音は、玄関扉107の解錠により停止する。この警報音に関する動作は、上記図1の動作と同様であり、詳細な説明を省略する。
更に、キー画像データ受信者がデータ送信元にすぐに駆けつけることができない場合には、代わりの人にメール送信等によりキー画像データを転送すれば、速やかな対処が可能となる。
そのため、制御機104は公衆通信ネットワークNを介して監視装置5と通信を実施するための外部通信インターフェース(外部通信IF)144aを備えている。尚、図3と共通する構成要素には同一の符号を付与して説明を省略する。
このように構成した場合、特定の連絡先に加えて、監視機関等でも異常発生を認識でき、異常発生後の処置が遅滞するような事態を防止することができるし、その後監視機関が経過を把握することも可能であり、放置されるような事態を防止できる。
居住者が室内で倒れた等で異常検知センサ109が異常信号を居室親機102に送信すると、親機CPU127は異常信号を受けて、親機音響部126、及び玄関子機103の音響部から警報音を鳴動する。尚、誤報である場合には居住者が居室親機102の操作部123を警報停止操作することにより警報はキャンセルされる。
異常信号を受けて一定時間経過しての警報停止操作が行なわれなかったら、親機CPU127は異常検知信号を制御機104、公衆通信ネットワークNを介して監視装置105に送信する。
更に、監視装置CPU156は、異常検知信号に含まれる居住者の氏名等のID情報と共に異常発生を通知する異常通知情報として作成した異常通知メールを公衆通信ネットワークNを介して予め登録した携帯電話108のメールアドレスに送信する。
具体的に、異常通知メールを受信した人物が、監視装置105にアクセスして暗証番号の通知等で個人認証を行い、認証されたら有効期限を記した電子データと共に、直前に生成されたキー画像データが監視装置105から送信される。尚、このとき監視装置105にはキー画像データ送信記録が保存される。
また、異常通知情報である異常通知メール送信後、あるいはキー画像データ発行後、一定時間解錠情報を監視装置105が受信しない場合、監視者は発信元居住者への対応が遅れていることを認識でき、追加のメール送信、セキュリティ会社からの直接派遣等の追加対応作業を行なうことも可能となる。
また、外部に送信されるキー画像データであってもその都度作成されるため、高いセキュリティ性を維持できるし、保護を行う人はキー画像データを常時保存しておく必要がない。
更に、複数の関係者に異常発生を認識させ、そのうち対処できる人がキー画像データを入手して異常発生元の住戸に入ることができるため、居住者のプライバシーに配慮しながら速やかに対処できる。
また、複数の人物に通知しても誰が解錠したかを把握することが可能であり、対処の遅れ等を管理できる。
また、監視装置105を公衆通信ネットワークNを介して直接居室親機102と接続した上記図2の構成は、集合住宅の個々の居室親機102に対しても適用でき、このように構成しても1台の監視装置105により集合住宅全体の居室親機102を一括管理できる。
Claims (12)
- 住戸外に設置されて居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するための玄関カメラを備えた玄関子機と、住戸内に設置されて前記玄関子機からの呼び出しに応答する機能及び前記玄関カメラで撮像された映像を表示するモニタ、玄関扉の電気錠を解/施錠する錠制御部を備え、更に異常検知センサが接続された居室親機とを有するインターホンシステムであって、
前記玄関カメラが撮像した画像が所定の画像データであったら、前記電気錠を解錠するための解錠許可信号を出力する監視手段を備え、
前記監視手段は、前記異常検知センサの検知動作を受けて前記電気錠を解錠するためのキー画像データを生成する画像生成部と、生成したキー画像データの有効期限を管理するタイマー部と、前記玄関カメラが撮像した画像と前記キー画像データとを比較する画像比較部と、前記キー画像データを公衆通信ネットワークを介して画像表示部を有する所定の携帯端末に送信する通信部と、を備えて、
前記監視手段から送信された前記キー画像データを表示した前記携帯端末の画面が前記玄関カメラに撮像されると、前記画像比較部により玄関カメラ撮像画像と前記キー画像データとが比較され、所定の条件を満たしたら前記解錠許可信号が前記居室親機に送信され、前記錠制御部が前記電気錠を解錠することを特徴とするインターホンシステム。 - 住戸外に設置されて居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するための玄関カメラを備えた玄関子機と、住戸内に設置されて前記玄関子機からの呼び出しに応答する機能及び前記玄関カメラで撮像された映像を表示するモニタ、玄関扉の電気錠を解/施錠する錠制御部を有し、更に異常検知センサが接続された居室親機とを有するインターホンシステムであって、
前記居室親機は、公衆通信ネットワークを介して外部機器と通信を行う親機通信部、及び通信を制御する親機通信制御部を有すると共に、前記電気錠を解錠するための解錠許可信号を出力する監視手段が、公衆通信ネットワークを介して前記居室親機と通信を可能とし、
前記監視手段は、前記異常検知センサの動作を受けて前記居室親機が出力する異常検知信号を受けて前記電気錠解錠のためのキー画像データを生成する画像生成部と、生成したキー画像データの有効期限を管理するタイマー部と、前記玄関カメラが撮像した画像と前記生成画像とを比較する画像比較部と、前記居室親機及び所定の携帯端末と公衆通信ネットワークを介して通信を実施する監視制御部とを有し、
前記監視制御部は、前記異常検知信号を受けて、画像表示部を有する所定の1乃至複数の携帯端末に対して異常通知情報を送信し、更に前記異常通知情報を受信した前記携帯端末から画像データの要求を受けたら前記生成したキー画像データを返信し、
前記監視手段から送信された前記キー画像データを表示した前記携帯端末の画面が前記玄関カメラに撮像されたら、前記親機通信制御部が撮像した画像を画像監視手段に送信し、
前記画像比較部により玄関カメラ撮像画像と前記生成したキー画像データとが比較され、所定の条件を満たしたら前記解錠許可信号が前記居室親機に送信され、前記錠制御部が前記電気錠を解錠することを特徴とするインターホンシステム。 - 前記携帯端末及び前記監視手段は通話機能を有する一方、前記居室親機の前記通信制御部は、前記玄関カメラの撮像画像から前記錠制御部が前記電気錠を解錠したら、解錠情報を前記監視手段に送信し、
前記監視手段は、前記解錠情報を受けて前記キー画像データを提示した前記携帯端末或いは前記居室親機のいずれかと通話路を確保することを特徴とする請求項2記載のインターホンシステム。 - 前記居室親機の前記通信制御部は、前記異常検知センサの動作情報に加えて前記電気錠の動作情報を前記監視手段に送信することを特徴とする請求項2又は3記載のインターホンシステム。
- 前記玄関カメラは、前記玄関子機が呼出操作されてから一定時間撮像を行い、前記錠制御部は前記玄関カメラが撮像を行なっている期間のみ解錠を実施することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のインターホンシステム。
- 前記玄関子機は、前記異常検知センサの検知動作を受けて警報発報する警報部を有し、
前記キー画像データにより前記錠制御部が前記電気錠を解錠したら、前記警報部の警報が停止することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のインターホンシステム。 - 前記画像比較部は、前記玄関カメラの撮像画像が前記生成したキー画像データと一致しても、前記有効期限を過ぎていたら前記解錠許可信号を送信せずに期限切れ信号を送出することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のインターホンシステム。
- 前記異常検知センサが、居住者に生じた異常を感知する生活異変センサであって、
前記監視手段は、前記生活異変センサの検知動作を受けて起動することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のインターホンシステム。 - 集合住宅のエントランスに設置されて居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するための集合玄関カメラを備えた集合玄関機と、集合住宅の個々の住戸内に設置されて前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能及び前記集合玄関カメラで撮像された映像を表示するモニタ、集合玄関のオートドアを制御するオートドア制御部を備え、更に異常検知センサが接続された居室親機と、前記集合玄関機及び前記居室親機を制御する制御機とを有する集合住宅インターホンシステムであって、
前記集合玄関カメラが撮像した画像が所定の画像データであったら、前記オートドアを解錠するための解錠許可信号を出力する監視手段が前記制御機に接続される一方、前記居室親機は、前記異常検知センサが異常検知動作したら異常検知信号を前記監視手段に送信する親機制御部を有し、
前記監視手段は、前記異常検知信号を受けて、前記オートドアを解錠するためのキー画像データを生成する画像生成部と、生成したキー画像データの有効期限を管理するタイマー部と、前記集合玄関カメラが撮像した画像と前記生成画像とを比較する画像比較部と、前記キー画像データを公衆通信ネットワークを介して画像表示部を有する所定の携帯端末に送信する通信部とを有し、
前記監視手段から送信された前記キー画像データを表示した前記携帯端末の画面を前記集合玄関カメラが撮像したら、前記親機制御部が撮像画像データを前記制御機を介して前記監視手段に送信し、
前記監視手段の前記画像比較部が、集合玄関カメラの撮像画像と生成したキー画像データとを比較して、所定の条件を満たしたら解錠許可信号を前記居室親機に送信し、前記オートドア制御部が前記オートドアを解錠することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 集合住宅のエントランスに設置されて居住者を呼び出して通話する機能及び来訪者を撮像するための集合玄関カメラを備えた集合玄関機と、集合住宅の個々の住戸内に設置されて前記集合玄関機からの呼び出しに応答する機能及び前記集合玄関カメラで撮像された映像を表示するモニタ、集合玄関のオートドアを制御するオートドア制御部を備え、更に異常検知センサが接続された居室親機とを有する集合住宅インターホンシステムであって、
前記居室親機が公衆通信ネットワークを介して外部機器と通信を実施するための外部通信手段を有して、前記オートドアを解錠するための解錠許可信号を出力する監視手段が前記公衆通信ネットワークを介して前記居室親機と通信を可能とすると共に、前記居室親機は前記監視手段との通信を制御する親機通信制御部を有し、
前記監視手段は、前記異常検知センサの動作を受けて前記居室親機が出力する異常検知信号を受信したら前記オートドア解錠のためのキー画像データを生成する画像生成部と、生成したキー画像データの有効期限を管理するタイマー部と、前記玄関カメラが撮像した画像と前記生成画像とを比較する画像比較部と、前記居室親機及び所定の携帯端末と公衆通信ネットワークを介して通信を実施する監視制御部とを有し、
前記監視制御部は、前記異常検知信号を受けて、画像表示部を有する所定の1乃至複数の携帯端末に対して異常通知情報を送信し、更に前記異常通知情報を受信した前記携帯端末から前記キー画像データの要求を受けたら前記生成したキー画像データを返信し、
前記監視手段から入手した前記キー画像データを表示した前記携帯端末の画面を前記集合玄関カメラが撮像したら、撮像した画像データを前記親機通信制御部が前記監視手段に送信し、
前記画像比較部により、集合玄関カメラの撮像画像データと前記生成したキー画像データとが比較され、所定の条件を満たしたら解錠許可信号が前記居室親機に送信され、前記オートドア制御部が前記オートドアを解錠することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 前記画像比較部は、前記集合玄関カメラの撮像画像が前記生成したキー画像データと一致しても、前記有効期限を過ぎていたら前記解錠許可信号を送信せずに期限切れ信号を送出することを特徴とする請求項9又は10記載の集合住宅インターホンシステム。
- 前記異常検知センサが、居住者に生じた異常を感知する生活異変センサであって、
前記監視手段は、前記生活異変センサの検知動作を受けて起動することを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載の集合住宅インターホンシステム。
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