JP2002260135A - インターホン装置及びそれを用いた情報管理システム - Google Patents

インターホン装置及びそれを用いた情報管理システム

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JP2002260135A
JP2002260135A JP2001061013A JP2001061013A JP2002260135A JP 2002260135 A JP2002260135 A JP 2002260135A JP 2001061013 A JP2001061013 A JP 2001061013A JP 2001061013 A JP2001061013 A JP 2001061013A JP 2002260135 A JP2002260135 A JP 2002260135A
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monitor
integrated indoor
unit
intercom
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Application number
JP2001061013A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Minegishi
義昭 峯岸
Hirofumi Sugiyama
浩文 杉山
Kazuya Ohashi
和也 大橋
Masami Nakanishi
正美 中西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不法侵入者の侵入を防ぐセキュリティシ
ステムや警報を知らせる警報通知装置、室内と室外の通
話を行うドアフォン、電話機、及び、情報を表示する表
示装置を統合し、運用すること。 【解決手段】 このモニター一体型室内親機101は、
デジタル回線、またはアナログ音声回線等複数の回線か
ら情報を得て、優先順位をつけて表示し、接続された玄
関子機、室内子機、または他住戸の親機と通話し、情報
システム内の電子錠、エレベータ等の装置を遠隔操作
し、情報システム内のカメラで撮影された映像、玄関子
機、室内子機、または他住戸の親機から入力された音声
を出力し、デジタル回線から映像を表示し、IPゲート
ウェイと介して得た地域情報等を表示し、地域情報と関
連付けられた電話番号に電話をかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報源の情
報を表示することができるインターホン装置及びそれを
用いた情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不法侵入者の侵入を防ぐセキュリ
ティシステムや警報を知らせる警報通知装置、室内と室
外の通話を行うドアフォン、電話機、及び、情報を表示
する表示装置がそれぞれ単独で存在していた。
【0003】例えば、マンションの各住戸に備えつけら
れているドアフォンでは、来訪者の音声や画像を表示装
置に出力することはできるが、セキュリティに関する入
出力部は表示装置以外の部分に設置されている。すなわ
ち、来訪者の音声や画像を表示するユニットと、セキュ
リティに関する操作を行うユニットとは、別ユニットと
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在では、不法侵入者
の侵入を防ぐセキュリティシステムや警報を知らせる警
報通知装置、室内と室外の通話を行うドアフォン、電話
機、及び、情報を表示する表示装置等を統合して操作で
きるようなインターホン装置の要求も高まってきてい
る。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、不法侵入者の侵入を防ぐセキュリティシステムや
警報を知らせる警報通知装置、室内と室外の通話を行う
ドアフォン、電話機、及び、情報を表示する表示装置を
統合し、運用することのできるインターホン装置及びそ
れを用いた情報管理システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインターホン装
置は、通話機能を有するインターホン装置本体と、前記
インターホン装置本体に設けられ、優先情報表示領域を
含み、種々の情報を表示可能な表示手段と、検知された
異常状態を前記優先情報表示領域に表示させる警報制御
手段とを具備する構成を採る。
【0007】本発明のインターホン装置は、表示手段が
表示する種々の情報は、室外で撮像された画像情報及び
マンション内に設置されたネットワークを介して取得し
た情報である構成を採る。
【0008】これらの構成によれば、本発明のインター
ホン装置は、火災情報等必ず表示する必要がある異常状
態を示す情報を表示することができる。
【0009】本発明のインターホン装置は、警報制御手
段は、検知された異常状態が回復するまで異常状態であ
る旨を前記優先情報表示領域に表示しつづける構成を採
る。
【0010】本発明のインターホン装置は、表示手段が
種々の情報を表示している場合において、異常状態にな
ったときに、警報制御手段が異常状態を優先情報表示領
域に優先的に表示させる構成を採る。
【0011】これらの構成によれば、本発明のインター
ホン装置は、優先度の高い情報を常に表示する優先領域
を確保することにより、火災情報等必ず表示する必要が
ある異常状態を示す情報を表示しつつ、他の情報を選択
的に表示することができる。また、複数の情報を優先領
域に表示することができる。
【0012】本発明の情報管理システムは、インターホ
ン装置と、異常状態を検知してインターホン装置に通知
するセキュリティセンサーとを具備し、インターホン装
置は、セキュリティセンサーから通知された異常状態を
優先情報表示領域に表示する構成を採る。
【0013】この構成によれば、本発明の情報管理シス
テムは、優先度の高い情報を常に表示する優先領域を確
保することにより、火災情報等必ず表示する必要がある
異常状態を示す情報を表示しつつ、他の情報を選択的に
表示することができる。また、複数の情報を優先領域に
表示することができる。
【0014】本発明の情報管理システムは、上記のイン
ターホン装置と、被写体を撮影してインターホン装置に
出力するカメラとを具備し、インターホン装置は、前記
カメラが撮影した画像情報を表示する構成を採る。
【0015】この構成によれば、離れた場所の映像を表
示することができ、来訪者等の確認を行うことができ
る。
【0016】本発明の情報管理システムは、インターホ
ン装置と、入力を受けつけた音声をインターホン装置に
出力する子機と、電話回線を介してインターホン装置か
ら出力された音声を送話する回線転送インターフェース
を具備し、インターホン装置は、前記子機から出力され
た音声をあらかじめ記憶した電話番号に転送する指示を
前記回線転送インターフェースに出力し、回線転送イン
ターフェースは、前記電話番号に前記音声を転送する構
成を採る。
【0017】この構成によれば、住居を留守にしている
場合でも来訪者があったことをすみやかに知ることがで
きる。
【0018】本発明の情報管理システムは、インターホ
ン装置と、電話回線を介してインターホン装置から出力
された音声を電送話する回線転送インターフェースを具
備し、インターホン装置は、ネットワークを介して電話
番号と通話先の名称とを関連付けたリストを取得し、リ
ストの通話先の名称を選択する入力を促し、入力された
通話先の名称に対応する電話番号で通話することを回線
転送インターフェースに指示する構成を採る。
【0019】この構成によれば、通話先の電話番号を入
力することなしに電話をかけることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
情報管理システムの構成を示すブロック図である。
【0021】図1において、情報管理システムは、モニ
ター一体型室内親機101と、中央制御装置102と、
共同玄関子機103と、カメラ104−1〜104〜4
と、電子錠105−1〜105−2と、宅配ロッカー1
06と、センサー107と、エレベータ108と、管理
センター109と、IPゲートウェイ110と、ルータ
111と、構内サーバ112と、ネットワーク113
と、ASPサーバ114と、回線転送アダプタ115
と、通信局116とから主に構成される。
【0022】モニター一体型室内親機101は、中央制
御装置102を介して情報を取得し表示する。また、モ
ニター一体型室内親機101は、電子錠105−1〜1
05−2の遠隔操作を指示する。モニター一体型室内親
機101の詳しい動作については後述する。
【0023】中央制御装置102は、情報管理システム
の各装置の情報を統制する。共同玄関子機103は、モ
ニター一体型室内親機101、または中央制御装置10
2からの指示に従い、音声または文字情報を出力する。
また、共同玄関子機103は、入力された情報を中央制
御装置102に出力する。
【0024】カメラ104−1〜104−4は、情報管
理システムが管理する地域の映像を撮影し、撮影内容の
情報をモニター一体型室内親機101、または中央制御
装置に出力する。
【0025】電子錠105−1〜105−2は、モニタ
ー一体型室内親機101からの指示に従い鍵をロックま
たはアンロックする。例えば、電子錠105−1は、個
々の住戸の錠であり、電子錠105−2は、共同玄関の
錠である。宅配ロッカー106は、物品を格納すること
ができ、中央制御装置102を介して物品が格納された
ことをモニター一体型室内親機101に通知する。
【0026】センサー107は、火災、ガス漏れ等の災
害の発生を感知して情報をモニター一体型室内親機10
1及び中央制御装置102に通知する。エレベータ10
8は、昇降して人または重量物等を異なる階層に運搬す
る。また、中央制御装置102を介してモニター一体型
室内親機101から指示された階層に移動する。
【0027】管理センター109は、中央制御装置10
2を介してモニター一体型室内親機101、共同玄関子
機103、カメラ104−1〜104−4、宅配ロッカ
ー106、センサー107、エレベータ108の情報を
取得する。また、管理センター109は、中央制御装置
102を介してモニター一体型室内親機101、または
共同玄関子機103に情報を出力し、電子錠105−1
〜105−2、エレベータ108の操作を指示する。ま
た、管理センター109は、マンション内の管理室に配
置し、共同玄関の情報を取得することもできる。
【0028】IPゲートウェイ110は、情報管理シス
テム内の信号とIP(Internet Protocol)の信号とを
お互いに変換する。ルータ111は、情報管理システム
及び構内サーバとネットワークの間の情報の伝達を行
う。
【0029】構内サーバ112は、情報管理システム内
のモニター一体型室内親機101に提供する情報を、ネ
ットワーク113を介してASPサーバより取得して記
憶し、モニター一体型室内親機101の要求に応じて情
報を出力する。ネットワーク113は、インターネット
またはVPN(Virtual Private Network)等のネッ
トワークであり、情報管理システムと外部のASPサー
バ114との通信を担う。
【0030】ASPサーバ114は、アプリケーション
サービスプロバイダーとして情報管理システムから要求
される情報を提供する。例えば、情報管理システムの地
域の最新情報を要求に応じて提供する。回線転送アダプ
タ115は、モニター一体型室内親機101と通信局1
16との通信において信号変換を行い、モニター一体型
室内親機101が通常の電話回線を通して通信を行う。
【0031】通信局116は、モニター一体型室内親機
101からの通話を通話先に中継する。またモニター一
体型室内親機101への通話を中継する。室内子機11
7は、モニター一体型室内親機101の子機としてモニ
ター一体型室内親機101から離れた位置でモニター一
体型室内親機101と同等の動作を行う。
【0032】以下、本実施の形態の情報管理システムの
動作について説明する。最初に、外部から来訪者があ
り、来訪者が居住者を訪問する場合を説明する。
【0033】来訪者が来訪を居住者に通知する場合、共
同玄関において居住者の住まいの番号、例えば部屋番号
を共同玄関子機に入力し、来訪があったことが、中央制
御装置102を介して、モニター一体型室内親機101
に出力される。また、カメラ104−1が、マンション
内の共用施設などの映像を写して来訪者の姿を撮影し、
来訪者の映像は、中央制御装置102を介してモニター
一体型室内親機101に出力される。
【0034】来訪の情報は、モニター一体型室内親機1
01に表示または訪問を知らせる音声で出力されること
により、居住者に通知される。また、来訪者の確認は、
モニター一体型室内親機101に表示される来訪者の映
像にて行うことができる。
【0035】確認の後、来訪者を住居に受け入れる場
合、電子錠105−1〜105−2の解錠は、モニター
一体型室内親機101から中央制御装置102を介して
行う。
【0036】このように、モニター一体型室内親機10
1を用いて来訪者の通知、確認及び電子錠の解錠を行う
ことができる。
【0037】次に、モニター一体型室内親機101から
呼び出しを行う場合の動作について説明する。モニター
一体型室内親機101は、室内子機117と直接または
変換器を介して接続し、室内子機117に呼び出し信号
を送信して呼び出しを行う。室内子機117から応答の
信号を受けた後、モニター一体型室内親機101は、室
内子機117と通話を行うことができる。
【0038】また、モニター一体型室内親機101は、
中央制御装置102を介して他の住戸のモニター一体型
室内親機と接続し、呼び出し信号を他の住戸のモニター
一体型室内親機に送信して呼び出しを行う。他の住戸の
モニター一体型室内親機から応答の信号を受けた後、モ
ニター一体型室内親機101は、他の住戸のモニター一
体型室内親機と通話を行うことができる。
【0039】同様に、モニター一体型室内親機101
は、中央制御装置102を介して管理センター109と
接続し、呼び出し信号を管理センター109に送信して
呼び出しを行う。管理センター109から応答の信号を
受けた後、モニター一体型室内親機101は、管理セン
ター109と通話を行うことができる。
【0040】次に、モニター一体型室内親機101につ
いて説明する。図2は、本実施の形態に係るモニター一
体型室内親機101の構成を示すブロック図である。
【0041】このモニター一体型室内親機101は、デ
ジタル回線、またはアナログ音声回線等複数の回線から
情報を得て、得られた複数の情報に優先順位をつけて表
示することができる。例えば、火災等の優先度の高い情
報を必ず画面の一部に表示しつづけ、かつ画面の残りの
部分を用いて情報を選択して表示させることができる。
【0042】そして、モニター一体型室内親機101
は、接続された玄関子機、室内子機、または他住戸の親
機と通話すること、情報管理システム内の電子錠、エレ
ベータ等の装置を遠隔操作することができる。また、情
報管理システム内のカメラで撮影された映像、玄関子
機、室内子機、または他住戸の親機から入力された音
声、デジタル回線から映像を表示し、また音声を出力す
ることができる。
【0043】さらに、モニター一体型室内親機101
は、IPゲートウェイと介して得た地域情報等を表示
し、表示された地域情報と関連付けられた電話番号に電
話をかけることができる。この電話をかける動作におい
て電話番号を入力する必要は無く、表示された情報を選
択するのみで電話をかけることができる。
【0044】図2において、モニター一体型室内親機1
01は、タッチパネル入力部201と、液晶表示部20
2と、映像処理部203と、SW(Switch)入力部20
4と、LED(Light Emitting Diode)表示部205
と、CPU(Central Processing Unit)207と、
情報記憶部208と、インターフェース部209と、回
線転送インターフェース部210と、ハンドセット部2
11と、セキュリティセンサ入力部212と、警報音発
生部213と、警報音拡声部214と、から主に構成さ
れる。
【0045】タッチパネル入力部201は、パネル面に
おいてタッチされた部分に対応する座標の情報をCPU
207に出力する。液晶表示部202は、情報記憶部2
08、映像処理部203、またはCPU207から出力
された情報を表示する。
【0046】映像処理部203は、インターフェース部
209または情報記憶部208から出力された映像情報
を液晶表示部202で表示できる情報に変換処理を行い
液晶表示部202に出力する。ここで変換処理とは、ス
トリーミング制御、圧縮データの展開、映像サイズ調整
等の映像処理である。
【0047】SW入力部204は、火災報知等の所定の
処理を指示するスイッチであり、入力が会ったことをC
PU207に通知する。例えば、SW入力部204は、
火災報知を通知する、非常警報を通知する、警報を停止
する等の指示入力を受けつけ、指示があったことをCP
U207に通知する。
【0048】LED表示部205は、CPU207から
の指示に従いLEDを表示させる。例えば、LED表示
部205は、電源が入っているか否か、防犯動作を行っ
ているか否か等、情報管理システム及びモニター一体型
室内親機101の動作状態を表示する。
【0049】時刻管理部206は、時刻を管理し、CP
U207の要求に応じて時刻情報を出力する。
【0050】CPU207は、タッチパネルからの入力
に従って呼び出し、着信応答、表示情報切り替え、情報
取得等と処理を行う。情報記憶部208は、各種情報を
記憶し、CPU207の指示に従って記憶した情報を出
力する。
【0051】インターフェース部209は、中央制御装
置102、共同玄関子機103、カメラ104−1〜1
04〜4、電子錠105−1〜105−2、宅配ロッカ
ー106、センサー107、エレベータ108、管理セ
ンター109、IPゲートウェイ110等マンション内
の各装置との通信を行う。
【0052】回線転送インターフェース部210は、通
信局116との通信を行う。ハンドセット部211は、
ハンドセットのスイッチの状態がONであるか、または
OFFであるかを検出し、回線転送インターフェース部
210を介して通信局116と通信を行う。セキュリテ
ィセンサ入力部212は、センサー107からの通知を
受けつけ通知内容をCPU207に出力する。
【0053】警報音発生部213は、CPU207から
の指示に従い、所定の周波数の警報音を発生し警報音拡
声部214に出力する。警報音拡声部214は、警報音
発生部213から出力された警報音を増幅して音を出力
する。
【0054】次に、モニター一体型室内親機101の外
観について説明する。図3は、本実施の形態のモニター
一体型室内親機101の外観を示す図である。
【0055】図3において、モニター一体型室内親機1
01は、タッチパネル入力部201と、液晶表示部20
2と、SW入力部204と、LED表示部205と、ハ
ンドセット部211と、警報音拡声部214とから主に
構成される。
【0056】タッチパネル入力部201は、パネル面に
接触した座標の情報をモニター一体型室内親機101内
部のCPU207に出力する。
【0057】液晶表示部202は、総合的なメニュー、
着信情報、発信メニュー、火災等警報等の情報を表示す
る。画面に表示するメニューは、文字及び画像を用いた
アイコンを表示するので、モニター一体型室内親機10
1を使用する者は、タッチパネル入力の接触するパネル
面の座標を視覚に理解することができる。また、情報管
理システムの各装置の状態及びセンサーの反応等を表示
することもできる。
【0058】液晶表示部202は、優先領域300に通
知された情報を必ず表示し、通常領域301は、優先順
位の高い情報を表示し、利用者の指示に従って通常領域
301の情報表示を変更する。
【0059】また、表示するアイコンは、入力指示の種
類別に色、パネル面での配置場所でグループ化すること
もできる。また、これらの表示方法は、上記アイコン形
式で表示する方法に限定されず、文字情報をツリー形式
で表示する、またはウィンドウ画面を重ね合せる表示を
行うこともできる。
【0060】SW入力部204は、押下されることによ
り、火災報知を通知する、非常警報を通知する、警報を
停止する等の指示入力を受けつけ、指示があったことを
CPU207に通知する。また、スイッチの形状、接続
動作については特に限定されず、使用者の操作により、
CPU207に操作の情報が伝わるものであればよい。
【0061】LED表示部205は、LEDを表示する
ことにより、電源が入っているか否か、防犯動作を行っ
ているか否か等、情報管理システム及びモニター一体型
室内親機101の動作状態を表示する。
【0062】ハンドセット部211は、マイク等の音声
入力手段と、スピーカー等の音声出力手段と内蔵し、音
声入力手段から音声を入力し、音声出力手段から音声を
出力する。
【0063】セキュリティセンサ入力部212は、火災
等の緊急状態を感知するセンサー107の情報を受け取
りCPU207に出力する。
【0064】警報音発生部213は、CPU207の指
示に従い警報音を発生する。警報音拡声部214は、ス
ピーカー等を内蔵し、警報音を出力する。
【0065】また、モニター一体型室内親機101は、
IPゲートウェイ110を介してネットワークに接続す
ることにより、webブラウザとしてネットワーク上の
情報を取得することもできる。そしてWebブラウザと
して取得した情報の電話番号に電話をかける変則web
−to−phoneを実現することができる。
【0066】以下、変則web−to−phoneにつ
いて説明する。変則web−to−phoneでは、w
ebブラウザとして表示する情報と電話番号とを対応づ
けるリストを使用する。
【0067】変則web−to−phoneのリスト
は、構内サーバまたはモニター一体型室内親機101に
記憶される。そして、モニター一体型室内親機101
は、所定の周期または所定の条件を満たす時にリストを
更新する。
【0068】情報管理システムに構内サーバがあり、モ
ニター一体型室内親機101がリストを記憶する場合、
リストは、ASP(Application Service Provider)
からルータを経由して構内サーバにリストを転送され、
ftp(File Transfer Protocol)等のプロトコルで
構内サーバからIPゲートウェイに転送される。そし
て、リストは、IPゲートウェイから各モニター一体型
室内親機101に転送される。モニター一体型室内親機
101は、IPゲートウェイから転送されたリストを記
憶する情報管理システムに構内サーバがあり、構内サー
バがリストを記憶する場合、リストは、ASPからルー
タを経由して構内サーバにリストを転送され、構内サー
バは、リストを記憶する。
【0069】モニター一体型室内親機101は、必要に
応じて構内サーバからリストを取得する。
【0070】情報管理システムに構内サーバがない場
合、IPゲートウェイは、必要に応じてルータ経由でA
SPサーバからリストを取得し、各モニター一体型室内
親機101に転送する。
【0071】このようにしてモニター一体型室内親機1
01は、リストの最新情報を取得することができる。
【0072】以下、取得したリストについて説明する。
図4は、変則web−to−phoneのリストの一例
を示す図である。
【0073】変則web−to−phoneのリストの
種類としては、休日治療当番リスト、近所のコンビニリ
スト、喫茶店リスト、出前リスト、ピザ宅配リスト、コ
ンビに注文リスト、ファーストフードリスト、商店街リ
スト、親戚リスト、役場のリスト等様々な情報を種類別
にリストアップしたものである。
【0074】休日診療当番病院のリストについて説明す
る。図4は、本実施の形態のリストの一例を示す図であ
る。
【0075】ユーザー情報画面401は、今週の休日当
番病院名と住所が担当科別にリストされている。また緊
急連絡先についても表示されている。利用者は、これら
の情報から休日に診療を行う場合の病院を知ることがで
きる。
【0076】また、画面に全ての情報が表示できない場
合、ウィンドウ状の表示画面を重ねて表示し、選択され
たウィンドウの内容を表示することにより病院の詳しい
情報を表示することができる。
【0077】例えば、重ね合せたウィンドウ402が選
択された場合、選択されたウィンドウ402を最前面に
表示し、各病院の住所情報を表示することもできる。ウ
ィンドウ402が最前面に表示された例は、ウィンドウ
403である。
【0078】また、表示面を液晶表示部202とタッチ
パネルで構成し、表示された病院をタッチすることによ
り、タッチした場所に表示されている病院の電話番号に
電話をかけることもできる。
【0079】この場合、病院の電話番号情報と、病院名
と、表示座標とを関連付けて記憶し。タッチパネルのタ
ッチされた座標と一致する表示座標を探し出し、表示座
表に表示された病院名から電話番号の情報を得て、回線
転送アダプタを介して前記電話番号に電話をかけること
ができる。具体的には、タッチパネルをタッチした後、
モニター一体型室内親機101のハンドセットをオフフ
ックすることで通話することができる。通話終了後、ハ
ンドセットをオンフックして回線を開放し通信を終了す
ることができる。
【0080】このように、通話先の電話番号を入力する
ことなしに電話をかけることができる。
【0081】従来のWeb−to−phoneでは、音
声をパケットで伝送しているが、変則Web−to−p
honeでは、通常の電話を用いて音声の伝送を行うの
で、Qos(Quality of Service)やVoIP(Voic
e over IP)といった技術を使うことなく、システム
構築に必要な費用を抑えることができる。
【0082】また、従来の方法では、液晶表示部202
に電話番号を表示し、表示した番号を電話機に入力して
電話をかける方法は、電話番号を覚えて電話機に入力す
る動作が必要となり、特に高齢者は、電話をかける動作
自体が負担となる。
【0083】これに対して、本実施の形態のモニター一
体型室内親機101は、タッチパネル上の情報をタッチ
し、ハンドセット部211をオフフックする動作で電話
をかけることができる。
【0084】また、従来のWeb−to−phoneを
Webブラウザとして用いインターネット等のオンライ
ンショッピングを利用する場合、利用者が、目的の商品
を見つけて注文のボタンをクリックする動作の前に、購
入をやめてしまうことがある。パケット化されたデータ
を通信するオンラインショッピングの方法では、簡単に
購入の動作を中止することができてしまい、販売数を伸
ばすことができない。
【0085】そこで、本実施の形態のモニター一体型室
内親機101は、タッチパネル上の情報をタッチし、ハ
ンドセット部211をオフフックする動作で電話をかけ
ることにより、容易にショッピングする販売店と連絡を
とることができ、販売店は、電話で対応することによ
り、購入動作の中止を防ぐことができる。
【0086】また、購入した物品を情報管理システムの
宅配ロッカーに配送し、宅配ロッカーからモニター一体
型室内親機101に物品が配達された旨をモニター一体
型室内親機101に通知し、モニター一体型室内親機1
01が、物品が配達された旨を表示することにより、す
みやかに商品を受け取ることができる。
【0087】また、保冷タイプの宅配ロッカーを使用す
ることにより生鮮食品の配達もでき、モニター一体型室
内親機101を介して配達されたことを知ることによ
り、すみやかに商品を受け取ることができる。
【0088】さらに、休日診療当番等の地域の情報は、
常に最新の情報が求められている。しかし、これらの情
報を常に最新状態に保つことは、多くの労力を必要とし
困難である。そして、これらの地域情報は、個人で管理
することもできるが、多くの人が共用できる情報であ
る。本実施の形態の情報管理システムでは、労力をかけ
ずに最新の地域情報を取得することができる。
【0089】本実施の形態の情報管理システムでは、携
帯電話のパケット通信を用いたサービスと異なり、音声
とパケット通信を同時に行うことができ、リストから情
報を選択して電話をかけ、通話している時にもモニター
一体型室内親機101で地域情報を参照することができ
る。
【0090】また、居住者が所定の連絡先に定期的に連
絡する必要がある場合、本実施の形態の情報管理システ
ムでは、中央制御装置に定期的に連絡する時刻を記憶
し、管理している時刻を用いて、連絡する時刻と管理し
ている時刻が同じ時に、モニター一体型室内親機101
に定期的な連絡を促す表示を行う。このようにして、居
住者の定期的な連絡を忘れないようにすることができ
る。
【0091】次に、本実施の形態のモニター一体型室内
親機101の動作について説明する。図5、図6及び図
7は、モニター一体型室内親機101のメニュー画面の
例を示す図である。以下、図5、図6及び図7を用い
て、モニター一体型室内親機101のメニュー画面を説
明する。
【0092】表示画面500において、防犯ボタン50
2を選択した場合、モニター一体型室内親機101は、
画面510を表示し、防犯モードが設定する。また、画
面510において、防犯ボタン502を押すことにより
防犯モードが解除される。
【0093】また、表示画面500において、機器ボタ
ン503を選択した場合、モニター一体型室内親機10
1は、画面515を表示し、電気錠をロックする。ま
た、この画面515の画面で機器ボタンを押すことによ
り電気錠はアンロックされる。
【0094】また、表示画面500において、外出ボタ
ン504を選択した場合、モニター一体型室内親機10
1は、画面520を表示し、外出時の呼び出し内容を携
帯電話等に転送するか否かの設定の入力を促す。ここ
で、来客転送ありボタン521を押すことにより、モニ
ター一体型室内親機101には、来客時の共同玄関子機
での入力音声を携帯電話等に転送する設定がなされ、表
示画面525を表示する。また、OKボタン522を押
すことにより、モニター一体型室内親機101には、外
出時の設定が確定し、表示画面530を表示する。
【0095】表示画面525において、OKボタン52
7を押すことにより、モニター一体型室内親機101
は、外出時の設定が確定し、表示画面530を表示す
る。また、525の表示画面で来客転送なしボタン52
6を押すことにより、来客転送が解除され、表示画面5
20に戻る。
【0096】表示画面530において、外出ボタン53
1を押すことにより、モニター一体型室内親機101
は、外出設定を解除するための表示画面535に切り替
わる。
【0097】表示画面535において、外出設定を解除
するための暗証番号を入力し、OKボタン536を押す
ことにより、モニター一体型室内親機101は、表示画
面510に戻る。
【0098】表示画面500において、エレベータボタ
ン505を選択した場合、モニター一体型室内親機10
1は、画面540を表示し、モニター一体型室内親機1
01は、エレベータを居住者の階に移動する指示を出力
する。ただし、エレベータが点検等で動作していない場
合、表示画面545を表示し、エレベータが使用不可能
であることを示す。
【0099】表示画面500において、カメラボタン5
06を選択した場合、モニター一体型室内親機101
は、画面550を表示し、映像を表示するカメラを選択
することができる。表示画面555は、選択したカメラ
の画像である。表示画面555において、カメラ選択ボ
タン556を押すことにより表示画面555に戻り、カ
メラ選択の画面に戻る。
【0100】来客画像ボタン507を選択した場合、モ
ニター一体型室内親機101は、画面560を表示し、
保存された来客の映像を表示することができる。表示画
面560において、保存ボタン561を押すことによ
り、表示している来客画像を削除することができなくな
り、表示画面565を表示する。また、表示画面560
において削除ボタン562を押すことにより、モニター
一体型室内親機101は、表示画面570を表示し、削
除するかどうか確認することができる。
【0101】表示画面565において、保存解除ボタン
566を押すことにより、表示画像の削除を許可するこ
とができ、表示画面560に戻る。
【0102】表示画面570において、削除ボタン57
1を押すことにより、表示している画像を削除すること
ができる。また削除しないボタン572を押した場合、
表示画面を削除せず、表示画面560に戻る。
【0103】このように、モニター一体型室内親機10
1は、モニター一体型室内親機101の機能を管理する
ことができる。また、離れた場所の映像を表示すること
ができ、来訪者等の確認を行うことができる。また、住
居を留守にしている場合でも来訪者があったことをすみ
やかに知ることができる。
【0104】次に、モニター一体型室内親機101の個
々の動作について説明する。図8及び図9は、モニター
一体型室内親機101のメニュー画面の例を示す図であ
る。以下、図8及び図9を用いて、モニター一体型室内
親機101の呼び出し動作を説明する。
【0105】表示画面600において、室内子機ボタン
601を押すことにより、モニター一体型室内親機10
1は、室内子機117を呼び出し、表示画面610を表
示する。そして、室内子機117と通話することができ
る状態になった時に、モニター一体型室内親機101
は、表示画面611を表示する。そして、室内子機との
通話が切れる10秒前に、モニター一体型室内親機10
1は、表示画面612を表示する。また、ハンドセット
部211がハンドッセットのスイッチの状態がONであ
るか、またはOFFであるかを検出し、ハンドセットが
持ち上げられた時に、表示画面610を表示するように
してもよい。
【0106】表示画面600において、他住戸ボタン6
02を押した場合、モニター一体型室内親機101は、
他住戸の番号を入力する表示画面620を表示する。
【0107】表示画面620において、着信設定タブ6
21を押す場合、モニター一体型室内親機101は、他
住戸からの呼び出しを止める設定を行う画面622を表
示する。
【0108】表示画面622において、はいボタン62
3を押すことにより他住戸からの着信を拒否する設定を
行い、モニター一体型室内親機101は、表示画面60
0に戻る。また、いいえボタン624を押すことにより
他住戸からの着信を可能とする設定を行い、モニター一
体型室内親機101は、表示画面605に戻る。
【0109】また、表示画面620において、他住戸の
番号を入力して呼び出しボタン625を押すことによ
り、モニター一体型室内親機101は、表示画面630
を表示し、他住戸に呼び出しを行う。
【0110】表示画面630において、他住戸から呼び
出しに応じて通話することができる状態になった場合、
モニター一体型室内親機101は、表示画面635を表
示する。そして、モニター一体型室内親機101は、他
住戸との通話が切れる10秒前に表示画面640を表示
する。
【0111】表示画面600において、管理室1ボタン
603を押した場合、モニター一体型室内親機101
は、表示画面645を表示し、管理室に呼び出しをかけ
る。表示画面645において、管理室から呼び出しに応
じて通話することができる状態になった場合、モニター
一体型室内親機101は、表示画面650を表示する。
そして、モニター一体型室内親機101は、管理室との
通話が切れる10秒前に表示画面655を表示する。
【0112】このように、本実施の形態のモニター一体
型室内親機101は、呼び出し動作を行うことができ
る。
【0113】図10は、モニター一体型室内親機101
のメニュー画面の例を示す図である。以下、図10を用
いて、モニター一体型室内親機101の着信動作を説明
する。
【0114】共同玄関子機より呼び出しがあった場合、
モニター一体型室内親機101は、画面700を表示
し、呼び出しを知らせる。居住者がモニター一体型室内
親機101のハンドセットをオフフックにして来訪者と
会話をする場合、モニター一体型室内親機101は、画
面705を表示する。
【0115】画面705において、全表示ボタン706
を押すことにより、モニター一体型室内親機101は、
画面710を表示し、表示画面全面に来訪者の画像を表
示する。画面710において、通常画面ボタン711を
押すことにより、モニター一体型室内親機101は、画
面705の表示に戻る。
【0116】また、来訪者との通話が切れる10秒前
に、モニター一体型室内親機101は、表示画面715
を表示する。
【0117】このように、本実施の形態のモニター一体
型室内親機101は、共同玄関子機より呼び出しに応じ
ることができる。
【0118】次に、他住戸からの呼び出しがあった場合
の動作について図10を用いて説明する。他住戸より呼
び出しがあった場合、モニター一体型室内親機101
は、画面720を表示し、呼び出しを知らせる。居住者
がモニター一体型室内親機101のハンドセットをオフ
フックにして他住戸の居住者と会話をする場合、モニタ
ー一体型室内親機101は、画面725を表示する。
【0119】また、他住戸との通話が切れる10秒前
に、モニター一体型室内親機101は、表示画面730
を表示する。
【0120】このように、本実施の形態のモニター一体
型室内親機101は、他住戸からの呼び出しに応じるこ
とができる。
【0121】次に、管理室からの呼び出しがあった場合
の動作について図11を用いて説明する。図11は、モ
ニター一体型室内親機101のメニュー画面の例を示す
図である。
【0122】管理室より呼び出しがあった場合、モニタ
ー一体型室内親機101は、画面800を表示し、呼び
出しを知らせる。居住者がモニター一体型室内親機10
1のハンドセットをオフフックにして管理室と会話をす
る場合、モニター一体型室内親機101は、画面805
を表示する。
【0123】また、管理室との通話が切れる10秒前
に、モニター一体型室内親機101は、表示画面810
を表示する。
【0124】このように、本実施の形態のモニター一体
型室内親機101は、管理室からの呼び出しに応じるこ
とができる。
【0125】また、管理室から住戸全体に放送がある場
合、モニター一体型室内親機101は、画面815を表
示し、住戸全体に放送があることを伝える。
【0126】また、管理室から住戸全体に緊急放送があ
る場合、モニター一体型室内親機101は、画面820
を表示し、住戸全体に緊急放送があることを伝える。
【0127】次に、火災等の災害が発生した場合のモニ
ター一体型室内親機101の表示について説明する。図
12、図13、及び図14は、モニター一体型室内親機
101のメニュー画面の例を示す図である。
【0128】モニター一体型室内親機101は、表示部
分に、優先度の高い情報を常に表示する部分を確保した
優先領域と、操作に応じて表示する情報を変更すること
のできる通常領域をもつ。
【0129】まず、火災が単独で発生した場合について
説明する。火災が発生した場合、モニター一体型室内親
機101は、画面900の優先領域901に、火災発生
の情報902を表示する。また、画面900の通常領域
903に火災発生の情報を表示する。画面900におい
て閉ボタン904を押す場合、モニター一体型室内親機
101は、画面910を表示する。また、一定時間が経
過し、火災発生が確定した場合、モニター一体型室内親
機101は、画面905の表示に移行する。
【0130】画面905では、優先領域906に常に火
災発生の情報907が表示される。そして、通常領域9
08に火災発生につき避難する指示が表示される。画面
905において、閉ボタン909を押す場合、モニター
一体型室内親機101は、画面910を表示する。
【0131】画面910では、優先領域911に常に火
災発生の情報912が表示される。そして、通常領域9
13にメニュー画面が表示される。画面905におい
て、火災表示の情報912を押す場合、モニター一体型
室内親機101は、画面905を表示する。
【0132】このように、本実施の形態のモニター一体
型室内親機101は、優先度の高い情報を常に表示する
優先領域を確保することにより、火災情報等必ず表示す
る必要がある異常状態を示す情報を表示しつつ、他の情
報を選択的に表示することができる。
【0133】次に、先に優先順位の低い条件が発生し、
後から優先順位の高い条件が発生した場合の表示につい
て説明する。
【0134】緊急事態が発生し、緊急事態発生のボタン
が押される等の通知があった場合、モニター一体型室内
親機101は、画面920の優先領域921に緊急事態
発生の情報922を表示する。また、画面920の通常
領域923に緊急事態発生の情報を表示する。
【0135】さらに後から、緊急事態より優先度の高い
火災発生の情報の通知があった場合、モニター一体型室
内親機101は、画面925を表示する。画面925で
は、優先領域926に常に火災発生の情報927と緊急
事態発生の情報928が表示される。そして、通常領域
929に火災発生につき避難する指示が表示される。画
面925において、閉ボタン930を押す場合、モニタ
ー一体型室内親機101は、画面931を表示する。
【0136】画面931では、優先領域932に常に火
災発生の情報933と緊急事態発生の情報934が表示
される。そして、通常領域935にメニュー画面が表示
される。画面931において、火災発生の情報933を
押す場合、モニター一体型室内親機101は、画面92
5を表示する。また、閉ボタン936を押す場合、モニ
ター一体型室内親機101は、画面937を表示する。
【0137】画面937では、優先領域938に常に火
災発生の情報939と急事態発生の情報940が表示さ
れる。そして、通常領域941にメニュー画面が表示さ
れる。画面937において、火災発生の情報939を押
す場合、モニター一体型室内親機101は、画面925
を表示する。また、緊急事態発生の情報940を押す場
合、モニター一体型室内親機101は、画面931を表
示する。
【0138】このように、本実施の形態のモニター一体
型室内親機101は、優先度の高い情報を常に表示する
優先領域を確保することにより、火災情報等必ず表示す
る必要がある異常状態を示す情報を表示しつつ、他の情
報を選択的に表示することができる。また、複数の情報
を優先領域に表示することもできる。
【0139】緊急事態が発生し、緊急事態発生のボタン
が押される等の通知があった場合、モニター一体型室内
親機101は、画面950の優先領域951に緊急事態
発生の情報952を表示する。また、画面950の通常
領域953に緊急事態発生の情報を表示する。
【0140】さらに後から、緊急事態より優先度の低い
風呂からの緊急コールであるバスコールの情報の通知が
あった場合、モニター一体型室内親機101は、画面9
55を表示する。画面955では、優先領域956に常
にバスコールの情報957と緊急事態発生の情報958
が表示される。そして、通常領域959に優先度の高い
緊急事態発生の情報を表示する。画面955において、
閉ボタン960を押す場合、モニター一体型室内親機1
01は、画面961を表示する。
【0141】画面961では、優先領域962に常にバ
スコールの情報963と緊急事態発生の情報964が表
示される。そして、通常領域965にバスコール画面が
表示される。画面961において、緊急事態発生の情報
964を押す場合、モニター一体型室内親機101は、
画面955を表示する。また、閉ボタン966を押す場
合、モニター一体型室内親機101は、画面967を表
示する。
【0142】画面967では、優先領域968に常にバ
スコールの情報969と急事態発生の情報970が表示
される。そして、通常領域971にメニュー画面が表示
される。画面967において、バスコールの情報969
を押す場合、モニター一体型室内親機101は、画面9
61を表示する。また、緊急事態発生の情報970を押
す場合、モニター一体型室内親機101は、画面955
を表示する。
【0143】このように、本実施の形態のモニター一体
型室内親機101は、優先度の高い情報を常に表示する
優先領域を確保することにより、火災情報等必ず表示す
る必要がある異常状態を示す情報を表示しつつ、他の情
報を選択的に表示することができる。また、複数の情報
を優先領域に表示することもできる。
【0144】次に、モニター一体型室内親機101の情
報表示の動作について説明する。図15は、モニター一
体型室内親機101の情報表示の動作の例を示すフロー
図である。
【0145】モニター一体型室内親機101は、優先領
域に通知された情報を必ず表示し、通常領域は、優先順
位の高い情報を表示し、利用者の指示に従って通常領域
の情報表示を変更する。
【0146】ST1001では、モニター一体型室内親
機101が、新規の情報が発生したか否か判断し、新規
の情報が発生した場合、ST1002に進む。
【0147】ST1002では、モニター一体型室内親
機101が、優先領域に新規情報を追加して表示する。
【0148】ST1003では、モニター一体型室内親
機101が、通常領域に表示している情報がメニュー、
すなわち優先度の最も低い情報、であるか否か判断す
る。通常領域に表示している情報がメニューである場
合、ST1005に進み、通常領域に表示している情報
がメニュー表示でない場合、ST1004に進む。
【0149】ST1004では、モニター一体型室内親
機101が、新規の情報が現在通常領域に表示している
情報より優先度が高いか否かを判断する。新規の情報が
現在通常領域に表示している情報より優先度が高い場
合、ST1005に進み、新規の情報が現在通常領域に
表示している情報より優先度が低い場合、ST1006
に進む。
【0150】ST1005では、モニター一体型室内親
機101が、通常領域に新規の情報を表示する。
【0151】ST1006では、モニター一体型室内親
機101が、情報表示の指示が入力されているか否か判
断する。具体的には、モニター一体型室内親機101の
タッチパネルの所定の座標範囲に接触があるか否か判断
する。情報表示の指示が入力されている場合、ST10
07に進み、情報表示の指示が入力されていない場合、
ST1008に進む。
【0152】ST1007では、モニター一体型室内親
機101が、通常領域に指示された情報を表示し、ST
1001に戻る。
【0153】ST1008では、モニター一体型室内親
機101が、メニュー表示の指示が入力されているか否
か判断する。具体的には、モニター一体型室内親機10
1のタッチパネルの所定の座標範囲に接触があるか否か
判断する。メニュー表示の指示が入力されている場合、
ST1009に進み、情報表示の指示が入力されていな
い場合、ST1001に戻る。
【0154】ST1009では、モニター一体型室内親
機101が、通常領域にメニューを表示し、ST100
1に戻る。
【0155】このように、本実施の形態のモニター一体
型室内親機101によれば、表示する情報に優先順位を
判断して表示することにより、優先領域に通知された情
報を必ず表示し、通常領域は、優先順位の高い情報を表
示し、利用者の指示に従って通常領域の情報表示を変更
することができる。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報管理
システムによれば、不法侵入者の侵入を防ぐセキュリテ
ィシステムや警報を知らせる警報通知装置、室内と室外
の通話を行うドアフォン、電話機、及び、情報を表示す
る表示装置を統合し、運用することのできるインターホ
ン装置及びそれを用いた情報管理システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る情報管理システム
の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るモニター一体型室内親機
101の構成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態のモニター一体型室内親機10
1の外観を示す図
【図4】変則web−to−phoneのリストの一例
を示す図
【図5】モニター一体型室内親機101のメニュー画面
の例を示す図
【図6】モニター一体型室内親機101のメニュー画面
の例を示す図
【図7】モニター一体型室内親機101のメニュー画面
の例を示す図
【図8】モニター一体型室内親機101のメニュー画面
の例を示す図
【図9】モニター一体型室内親機101のメニュー画面
の例を示す図
【図10】モニター一体型室内親機101のメニュー画
面の例を示す図
【図11】モニター一体型室内親機101のメニュー画
面の例を示す図
【図12】モニター一体型室内親機101のメニュー画
面の例を示す図
【図13】モニター一体型室内親機101のメニュー画
面の例を示す図
【図14】モニター一体型室内親機101のメニュー画
面の例を示す図
【図15】モニター一体型室内親機101の情報表示の
動作の例を示すフロー図
【符号の説明】
101 モニター一体型室内親機 102 中央制御装置 103 共同玄関子機 104 カメラ 105−1〜105−2 電子錠 107 センサー 109 管理センター 110 ゲートウェイ 111 ルータ 112 構内サーバ 113 ネットワーク 114 サーバ 115 回線転送アダプタ 201 タッチパネル入力部 202 液晶表示部 203 映像処理部 204 SW入力部 205 LED表示部 206 時刻管理部 208 情報記憶部 209 インターフェース部 210 回線転送インターフェース部 211 ハンドセット部 212 セキュリティセンサ入力部 213 警報音発生部 214 警報音拡声部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 H (72)発明者 大橋 和也 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中西 正美 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C054 AA01 CC02 DA01 DA06 DA09 FE28 HA22 5C087 AA02 AA03 AA10 AA17 AA25 AA32 AA37 AA44 BB03 BB12 BB32 BB34 BB46 BB65 BB75 DD04 DD05 DD06 DD07 DD24 DD36 EE16 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 FF23 FF24 FF25 GG02 GG07 GG17 GG67 GG83 5K038 AA05 CC03 DD15 DD16 DD22 FF12 GG02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話機能を有するインターホン本体と、
    前記インターホン本体に設けられ、優先情報表示領域を
    含み、種々の情報を表示可能な表示手段と、検知された
    異常状態を前記優先情報表示領域に表示させる警報制御
    手段とを具備することを特徴とするインターホン装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が表示する種々の情報は、
    撮像された画像情報及びマンション内に設置されたネッ
    トワークを介して取得した情報であることを特徴とする
    請求項1記載のインターホン装置。
  3. 【請求項3】 前記警報制御手段は、検知された異常状
    態が回復するまで異常状態である旨を前記優先情報表示
    領域に表示しつづけることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のインターホン装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段が種々の情報を表示してい
    る場合において、異常状態になったときに、前記警報制
    御手段が異常状態を優先情報表示領域に優先的に表示さ
    せることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    に記載のインターホン装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のインターホン装置と、異常状態を検知して前記インタ
    ーホン装置に通知するセキュリティセンサーとを具備
    し、前記インターホン装置は、前記セキュリティセンサ
    ーから通知された異常状態を優先情報表示領域に表示す
    ることを特徴とする情報管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のインターホン装置と、被写体を撮影して前記インター
    ホン装置に出力するカメラとを具備し、前記インターホ
    ン装置は、前記カメラが撮影した画像情報を表示するこ
    とを特徴とする情報管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のインターホン装置と、入力を受けつけた音声を前記イ
    ンターホン装置に出力する子機と、電話回線を介して前
    記インターホン装置から出力された音声を送話する回線
    転送インターフェースとを具備し、前記インターホン装
    置は、前記子機から出力された音声をあらかじめ記憶し
    た電話番号に転送する指示を前記回線転送インターフェ
    ースに出力し、前記回線転送インターフェースは、前記
    電話番号に前記音声を転送することを特徴とする情報管
    理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    のインターホン装置と、電話回線を介して前記インター
    ホン装置から出力された音声を電送する回線転送インタ
    ーフェースとを具備し、前記インターホン装置は、ネッ
    トワークを介して電話番号と通話先の名称とを関連付け
    たリストを取得し、前記リストの通話先の名称を選択す
    る入力を促し、入力された通話先の名称に対応する電話
    番号で通話することを前記回線転送インターフェースに
    指示することを特徴とする情報管理システム。
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