JP2019165399A - 地域情報管理システム - Google Patents

地域情報管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019165399A
JP2019165399A JP2018053053A JP2018053053A JP2019165399A JP 2019165399 A JP2019165399 A JP 2019165399A JP 2018053053 A JP2018053053 A JP 2018053053A JP 2018053053 A JP2018053053 A JP 2018053053A JP 2019165399 A JP2019165399 A JP 2019165399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
password
user
information management
alarm device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018053053A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7042662B2 (ja
Inventor
八木 政彦
Masahiko Yagi
政彦 八木
圭祐 松村
Keisuke Matsumura
圭祐 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2018053053A priority Critical patent/JP7042662B2/ja
Publication of JP2019165399A publication Critical patent/JP2019165399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7042662B2 publication Critical patent/JP7042662B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】情報通信網を介して情報を発信する地域情報管理システムにおいて、暗証情報を第三者に漏えいすることなく安全に管理することができる技術を実現する。【解決手段】地域情報管理システムは、利用者40の施設3に設置された警報装置30と、警報装置30および端末装置50のそれぞれと情報通信網20を介して接続される地域情報管理装置10とを備え、地域情報管理装置10は、情報の設定変更に必要な暗証情報を生成すると共に、暗証情報を警報装置30に送信し、警報装置30は、地域情報管理装置10から送信される暗証情報を受信して、自身の設置箇所近傍の所定範囲内に暗証情報を出力し、端末装置50は、警報装置30から出力された暗証情報を利用者40の操作によって地域情報管理装置10に送信し、地域情報管理装置10は、端末装置50から送信された暗証情報を受信した場合に、情報の設定変更を許容する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報通信網を介して各種の情報を利用者に提供する地域情報管理システムに関する。
従来、特定の地域の住民などに情報の提供を行う手法として、市町村などの自治体の防災無線などがあった。例えば、防災無線用の拡声器を情報の提供を行うための媒体として利用する場合、拡声器を多数設置するためには多額の費用が必要となる。これを考慮して、例えば下記の特許文献1(特開2016−110551号公報)には、自動販売機で無線による緊急放送を受信してその緊急放送の内容に応じて情報の提供を行うシステムが提案されている。
また、特許文献1のように自動販売機を利用して住民に対する情報の提供を行うことに代えて、住民の施設等において設置が義務付けられている火災警報器などの警報装置を利用して、情報の提供を行うことが考えられる。これによれば、施設単位で情報の提供を行うことができ、設定によっては、例えば、提供される情報の種類を施設ごとに選択することも可能となる。
特開2016−110551号公報
ところで、施設ごとに提供される情報は個人情報となり得るため、提供される情報の設定を変更するには、施設ごとに暗証情報(暗証)が必要となる場合がある。暗証情報の管理はシステム上で行うことが可能であるが、仮に暗証情報が外部に漏えいした場合には、第三者に悪用される虞がある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報通信網を介して情報を発信する地域情報管理システムにおいて、暗証情報を第三者に漏えいすることなく安全に管理することができる技術を提供することにある。
本発明に係る地域情報管理システムの特徴構成は、
利用者の施設に設置されて有事に警報音を発する警報装置と、当該警報装置および利用者によって操作される端末装置のそれぞれと情報通信網を介して接続される地域情報管理装置とを備えて、予め設定された各種の情報を、前記警報装置を介して利用者に提供する地域情報管理システムであって、
前記地域情報管理装置は、前記情報の設定変更に必要な暗証情報を生成すると共に、当該暗証情報を前記警報装置に送信するように構成され、
前記警報装置は、前記地域情報管理装置から送信される前記暗証情報を受信して、当該警報装置の設置箇所近傍の所定範囲内又は当該警報装置自体に当該暗証情報を出力するように構成され、
前記端末装置は、前記警報装置から出力された前記暗証情報を利用者の操作によって前記地域情報管理装置に送信するように構成され、
前記地域情報管理装置は、前記端末装置から送信された前記暗証情報を受信した場合に、前記情報の設定変更を許容するように構成されている点にある。
本特徴構成によれば、情報の設定変更に必要な暗証情報は、利用者の施設に設置された警報装置に送信されると共に、警報装置から当該警報装置の設置箇所近傍の所定範囲内に出力される。そのため、暗証情報が所定範囲外の第三者に漏えいすることを回避でき、所定範囲内に存在する利用者のみに暗証情報を提供することができる。そして、暗証情報を取得した利用者は、端末装置を介して当該暗証情報を地域情報管理装置に送信して、情報の設定変更を行うことができる。このように、本特徴構成によれば、情報の設定変更を行うための暗証情報を第三者に漏えいすることなく安全に管理することができる。
本発明に係る地域情報管理システムの更なる特徴構成は、
前記警報装置は、音声により前記暗証情報を出力する点にある。
本特徴構成によれば、音による物理的作用により暗証情報が出力されるため、音声が出力される所定範囲内にいる利用者に対してのみ暗証情報を提供し易くなる。
本発明に係る地域情報管理システムの更なる特徴構成は、
前記警報装置は、前記警報音よりも小さな音量で前記暗証情報を出力する点にある。
本特徴構成によれば、緊急時などの有事の際には警報音を大きく発することで利用者に対して注意喚起を促すことができる一方で、暗証情報は警報音よりも小さな音量で出力されるため、第三者への暗証情報の漏えいを回避し易くなる。
本発明に係る地域情報管理システムの更なる特徴構成は、
前記警報装置は、前記所定範囲内にいる利用者を検知する人感センサを有すると共に、当該人感センサによって利用者を検知している場合に、前記所定範囲内に前記暗証情報を出力する点にある。
本特徴構成によれば、所定範囲内に利用者がいるタイミングで暗証情報を出力することができる。これにより、例えば、警報装置から暗証情報が出力されたにも拘らず、当該出力された暗証情報を利用者が認知できないという事態を回避することができる。
本発明に係る地域情報管理システムの更なる特徴構成は、
前記警報装置は、前記暗証情報を受信した後、当該暗証情報を出力することを事前に報知する事前通知を行う点にある。
本特徴構成によれば、暗証情報を出力するに際して、利用者に準備期間を与えることができる。これにより、警報装置により出力される暗証情報を、より確実に利用者に認知させることが可能となる。
地域情報管理システムの概略的な構成を示す図である。 地域情報管理システムの具体例を示す図である。 警報装置が設置された施設の一例を示す模式図である。 第2実施形態に係る地域情報管理システムの概略的な構成を示す図である。 第3実施形態に係る地域情報管理システムの概略的な構成を示す図である。 その他の実施形態に係る地域情報管理システムの具体例を示す図である。
1.第1実施形態
1−1.地域情報管理システムの概略的構成
本発明の第1実施形態に係る地域情報管理システムの概略的構成について図面を参照して説明する。図1は地域情報管理システムの概略的な構成を示している。
図1に示すように、地域情報管理システムは、利用者40の施設3に設置されて有事に警報音を発する警報装置30と、当該警報装置30および利用者40によって操作される端末装置50のそれぞれと情報通信網20を介して接続される地域情報管理装置10とを備えている。
この地域情報管理システムは、地域毎に関連付けられた情報を管理するためのシステムである。ここでは、地域情報管理システムは、予め設定された各種の情報を、警報装置30を介して利用者40に提供する。
図1に示すように、地域情報管理システムは、複数の地域に点在している各施設3の利用者40(各家屋の住人など)に情報提供機関8から発信される情報を提供するために利用される。
地域情報管理装置10は、利用者40からの要求に応じて、利用者40に提供される情報の設定変更を行うことができる。利用者40は、情報の設定変更を行うことで、例えば、情報提供機関8から提供される各種の情報から必要な情報を選択し、選択された情報のみの提供を受けることができる。
地域情報管理装置10は、情報の設定変更に必要な暗証情報Icを生成すると共に、当該暗証情報Icを警報装置30に送信するように構成されている。暗証情報Icは、文字や数字に関する情報である。
警報装置30は、地域情報管理装置10から送信される暗証情報Icを受信して、当該警報装置30の設置箇所近傍の所定範囲Rp内(図3参照)に当該暗証情報Icを出力するように構成されている。図3に示すように、所定範囲Rpは、少なくとも利用者40の施設3の内部に収まる範囲に設定されている。例えば、所定範囲Rpは、警報装置30の周囲1メートル〜5メートルの範囲に設定されていると好適である。
本実施形態では、警報装置30は、利用者40に対して暗証情報Icを出力する。これにより、利用者40は、暗証情報Icを取得することができる。そして、利用者40は、得られた暗証情報Icを端末装置50に入力する。端末装置50は、警報装置30から出力された暗証情報Icを利用者40の操作によって地域情報管理装置10に送信するように構成されている。
地域情報管理装置10は、端末装置50から送信された暗証情報Icを受信した場合に、情報の設定変更を許容するように構成されている。これにより、利用者40は、端末装置50を操作して、上述のように情報の設定変更を行うことができる。本実施形態では、地域情報管理装置10は、生成及び送信した暗証情報Icが警報装置30によって出力されてから有効時間を経過するまでの間に端末装置50から当該暗証情報Icが送信されない場合には、その後に当該暗証情報Icが端末装置50から送信された場合であっても情報の設定変更を禁止する。換言すれば、地域情報管理装置10は、警報装置30が暗証情報Icを出力してから有効時間経過後は、当該暗証情報Icを無効とする。これにより、第三者に悪用されないよう、より安全に暗証情報Icを管理することができる。この場合の有効時間は、任意に設定することができ、例えば、1分〜3分に設定されていると好適である。
本実施形態において情報の設定変更が行われるまでの手順は、以下の通りである。図1に示すように、まず、利用者40が、警報装置30の操作部を操作、例えば、ボタンを押圧する(S11)。その後、警報装置30は、地域情報管理装置10に暗証情報Icの発行を要求する(S12)。そして、地域情報管理装置10は、警報装置30に暗証情報Icを送信する(S13)。警報装置30は、当該警報装置30の設置箇所近傍の所定範囲Rp内に存在する利用者40(図3参照)に対して暗証情報Icを出力する(S14)。暗証情報Icを取得した利用者40は、端末装置50によりウェブページを介して暗証情報Icを入力操作する(S15)。なお、この際利用者40は、ウェブページにアクセスして指定の身元確認番号(ID)やパスワードを入力することにより暗証情報Icの入力画面を開き、当該入力画面において暗証情報Icを入力する。これにより、端末装置50から地域情報管理装置10に暗証情報Icが送信される(S16)。地域情報管理装置10は、利用者40の施設3に設置された端末装置50から暗証情報Icを受信することで、当該利用者40による情報の設定変更を許容する。そして、利用者40は、端末装置50を介して、各種情報の選択等、情報の設定変更を行うことができる。なお、上述のように、有効時間の経過により暗証情報Icが無効となった場合には、上記の手順が再び実行されることで、地域情報管理装置10によって新たな暗証情報Icが生成されると共に、情報の設定変更が可能である。
上述の地域情報管理システムによれば、情報の設定変更に必要な暗証情報Icは、利用者40の施設3に設置された警報装置30に送信されると共に、当該警報装置30から所定範囲Rp内に出力される。そのため、暗証情報Icが所定範囲Rp外の第三者に漏えいすることを回避でき、利用者40のみに暗証情報Icを提供することができる。
1−2.地域情報管理システムの具体例
次に、地域情報管理システムの具体例について、図2及び3を参照して説明する。図2は地域情報管理システムの具体例を示し、図3は警報装置30が設置された施設3の一例を模式的に示している。
地域情報管理システムは、自治体や民間機関等の情報提供機関8から発信されるサービス情報Is(情報の一例)を、警報装置30を介して利用者40に提供する。サービス情報Isは、例えば、利用者40の施設3が属する地域の自治体情報、地震情報や土砂災害情報などの防災情報、天気情報や交通情報などの生活情報、及び、施設3の近隣で発生した事件や事故などの事件事故情報などである。
地域情報管理装置10は、情報通信網20を介して利用者40の施設3に設置された警報装置30及び端末装置50と接続されている。地域情報管理装置10は、例えば、情報の記憶機能、演算処理機能、通信機能及び表示機能などを備え、インターネットなどの情報通信網20に接続される単数又は複数台のコンピュータを用いて実現できる。本実施形態では、地域情報管理装置10は、当該地域情報管理装置10の各部を制御する管理側制御部11と、情報提供機関8からサービス情報Isを受信する管理側情報受信部12と、受信したサービス情報Isを警報装置30に送信する管理側情報送信部13と、利用者40からの要求に応じて暗証情報Icを生成する暗証情報生成部14と、サービス情報Isの設定変更を行う設定変更部15と、を有している。
「サービス情報Isの設定変更」には、例えば、自治体情報の発信元である自治体を変更することや、防災情報、生活情報および事件事故情報などの各情報の提供を受けるか否かの設定を変更すること等が含まれる。これにより利用者40は、例えば、転居により居住地域が変わった場合には、転居後の地域に属する自治体情報の提供を受けるべく自治体の変更を行うことができ、また、自身に必要な情報を選択して、選択した情報のみを提供の対象とすることも可能である。
「暗証情報Ic」は、文字や数字に関する情報である。本実施形態では、暗証情報Icは、複数桁の暗証番号に関する情報である。例えば、暗証情報Icが4桁の暗証番号からなる場合、暗証情報生成部14は、4つの数字を無作為に選定することで、暗証情報Icを生成する。暗証情報生成部14によって生成された暗証情報Icは、信号化されつつ、管理側情報送信部13によって警報装置30に送信される。
設定変更部15は、後述するように、施設3の端末装置50から送信される暗証情報Icを管理側情報受信部12が受信した場合に、利用者40の操作に応じてサービス情報Isの設定変更を行う。
警報装置30は、有事に警報音を発するように構成されている。例えば、警報装置30としては、一酸化炭素(CO)及びガス(都市ガス)を検知して警報音を発するガス警報器や、火災を検知して警報音を発する火災警報器などの様々なタイプの機器を利用でき、この場合、警報装置30は、ガス漏れや火災などがあった場合に警報音を発するように構成されている。
図3に示すように、本実施形態では、警報装置30は、施設3の壁面に設置される壁掛け型として構成されている。図示の例では、警報装置30は、施設3の壁面における天井付近に設置されている。但し、このような構成に限定されることなく、警報装置30は、施設3の天井に設置される天井型として構成されていても良い。
図2に示すように、本実施形態では、警報装置30は、当該警報装置30の各部を制御する利用者側制御部31(警報制御部)と、利用者40による操作入力を受け付ける入力受付部32と、地域情報管理装置10から送信されるサービス情報Is及び暗証情報Icを受信する利用者側情報受信部33(警報受信部)と、利用者側情報受信部33によって受信したサービス情報Is及び暗証情報Icを出力する情報出力部35と、を有している。
入力受付部32は、利用者40による操作入力を受け付けることができるスイッチを有している。入力受付部32は、警報装置30に設けられて利用者40が押し操作できるスイッチ、例えば、警報装置30から発せられる警報音を停止させるために利用者40が押し操作する警報停止スイッチを利用して実現できる。
本実施形態では、入力受付部32は、地域情報管理装置10に対する暗証情報Icの発行の要求を利用者40から受け付ける。例えば、入力受付部32は、利用者40によって警報停止スイッチが数秒間(例えば1秒〜3秒)長押しされた場合に、暗証情報Icの発行の要求を受け付ける。入力受付部32が暗証情報Icの発行の要求を受け付けると、利用者側制御部31は、地域情報管理装置10に暗証情報Icの発行を要求する要求信号を送信する。そして、地域情報管理装置10の管理側制御部11が当該要求信号を受信すると、暗証情報生成部14は、暗証情報Icを生成する。上述のように、暗証情報生成部14によって生成された暗証情報Icは、管理側情報送信部13によって施設3に設置された警報装置30に送信される。
本実施形態では、警報装置30は、音声により暗証情報Icを出力する。暗証情報Icが4桁の暗証番号である場合、警報装置30は、音声により4つの番号を発話する。また、例えば、暗証情報Icがアルファベット等の文字である場合、警報装置30は、音声によりアルファベット等の文字を発話する。本実施形態では、警報装置30は、情報出力部35によって暗証情報Icを発話する。但し、上記のような構成に限定されることなく、警報装置30は、例えば、電子音を発すると共に、電子音を発する回数によって暗証番号(暗証情報Ic)を出力するように構成されていても良い。
本実施形態では、警報装置30は、有事の際に発せられる警報音よりも小さな音量(音圧)で暗証情報Icを出力する。これにより、警報装置30は、有事の際には、所定範囲Rp(図3参照)を超える範囲で警報音を発することができ、利用者40のみならず、その近隣住民にも注意喚起を促すことができる。一方で、暗証情報Icを出力する際には、所定範囲Rp内で暗証情報Icを出力することができ、所定範囲Rp外にいる第三者に暗証情報Icが漏えいすることを回避することができる。
また、警報装置30は、情報出力部35によって、利用者40にサービス情報Isを発話(出力)する。情報出力部35は、例えば、サービス情報Isが地震情報である場合には、「地震がきます。姿勢を低くして机の下などに避難して下さい。」などと発話し、大雨に伴う自治体(情報提供機関8)からの非難情報である場合には、「こちらは○○市です。集中豪雨により□□川が決壊するおそれがあります。△△地区にお住まいの方は避難して下さい。」などと発話し、天気情報などの生活情報である場合には、「もうすぐ雨が降りそうです。」などと発話し、事件事故情報である場合には「近くで事件が発生しました。近隣にお住まいの方は警戒して下さい。」などと発話する。
そして、本実施形態では、警報装置30は、サービス情報Isを発話する際の音量よりも小さな音量で暗証情報Icを出力する。これによれば、第三者に漏えいすることのないよう、より安全に暗証情報Icを出力することができる。なお、サービス情報Isが発話される際の音量は、警報音が発せられる際の音量よりも小さく設定されている。
本実施形態では、警報装置30は、所定範囲Rp内にいる利用者40を検知する人感センサ34を有すると共に、当該人感センサ34によって利用者40を検知している場合に、所定範囲Rp内に暗証情報Icを出力する。換言すれば、警報装置30は、地域情報管理装置10から送信された暗証情報Icを利用者側情報受信部33によって受信している場合であっても、人感センサ34が利用者40を検知していない場合には、暗証情報Icを出力しない。これにより、警報装置30は、暗証情報Icを聞き取ることができる所定範囲Rp内に利用者40がいる場合にのみ、暗証情報Icを出力することができる。人感センサ34は、周囲の温度変化に基づいて人(利用者40)を感知する赤外線式のセンサにより構成されている。但し、このような構成に限定されることなく、人感センサ34は、例えば、超音波や可視光等を用いた公知のセンサにより構成されていても良い。
本実施形態では、警報装置30は、暗証情報Icを受信した後、当該暗証情報Icを出力することを事前に通知する事前通知を行う。これにより、利用者40に対して、暗証情報Icを聞き取るための準備期間を与えることができる。本実施形態では、利用者側情報受信部33が暗証情報Icを受信してから所定時間経過後に暗証情報Icが出力される旨の事前通知を、情報出力部35が音声により行う。情報出力部35は、利用者側情報受信部33が暗証情報Icを受信した後、例えば、「30秒後(所定時間経過後)に暗証番号(暗証情報Ic)をお知らせします。」などと事前通知を行う。この場合の所定時間は、任意に設定することができる。但し、上記のような構成に限定されることなく、警報装置30は、例えば、ランプを有すると共に、ランプの点灯または点滅によって事前通知を行うように構成されていても良い。
端末装置50は、情報の記憶機能、演算処理機能、通信機能及び表示機能などを備えており、例えば、パソコンやスマートフォンなどにより構成されている。本実施形態では、端末装置50は、当該端末装置50の各部を制御する端末側制御部51と、利用者40による操作が可能な操作部52と、を有している。
警報装置30から出力された暗証情報Icを取得した利用者40は、操作部52を操作することにより端末装置50に暗証情報Ic(暗証番号)を入力する。端末装置50に暗証情報Icが入力されると、端末側制御部51は、当該暗証情報Icを地域情報管理装置10に送信する。そして、地域情報管理装置10は、端末装置50から送信された暗証情報Icを受信した場合に、サービス情報Isの設定変更を許容する。これにより、利用者40は、所望の設定となるように、端末装置50を操作してサービス情報Isの設定変更を行うことができる。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態に係る地域情報管理システムについて、図4を参照して説明する。本実施形態では、システムの概略的構成が、上記第1実施形態と異なる。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。特に説明しない点については、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、情報の設定変更を行うための暗証情報Icの発行の要求が、端末装置50を介して行われる。例えば、利用者40は、端末装置50の操作部52(図2参照)を操作することにより、地域情報管理装置10に対して暗証情報Icの発行を要求する。
本実施形態において情報の設定変更が行われるまでの手順は、以下の通りである。図4に示すように、まず、利用者40が、地域情報管理装置10に情報の設定変更を行うための暗証情報Icの発行を要求するために、端末装置50の操作部52を操作する(S21)。この際利用者40は、指定の身元確認番号(ID)やパスワードを用いて、ウェブページ上において暗証情報Icの発行を要求するための操作を行う。これにより、端末装置50は、地域情報管理装置10に暗証情報Icの発行を要求する(S22)。そして、地域情報管理装置10は、警報装置30に暗証情報Icを送信する(S23)。警報装置30は、利用者40に対して暗証情報Icを出力する(S24)。暗証情報Icを取得した利用者40は、端末装置50によりウェブページを介して暗証情報Icを入力操作する(S25)。なお、この際利用者40は、ウェブページにアクセスして指定の身元確認番号(ID)やパスワードを入力することにより暗証情報Icの入力画面を開き、当該入力画面において暗証情報Icを入力する。これにより、端末装置50から地域情報管理装置10に暗証情報Icが送信される(S26)。地域情報管理装置10は、利用者40の施設3に設置された端末装置50から暗証情報Icを受信することで、当該利用者40による情報の設定変更を許容する。そして、利用者40は、端末装置50を介して、各種情報の選択等、情報の設定変更を行うことができる。
3.第3実施形態
次に、第3実施形態に係る地域情報管理システムについて、図5を参照して説明する。本実施形態では、システムの概略的構成が、上記第1実施形態と異なる。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。特に説明しない点については、上記第1実施形態と同様である。
図5に示すように、本実施形態では、地域情報管理システムは、利用者40からの問い合わせを受け付けるコールセンタ9を更に備えている。そして、情報の設定変更を行うための暗証情報Icの発行の要求が、コールセンタ9を介して行われる。例えば、利用者40は、コールセンタ9に電話発信することにより、地域情報管理装置10に対して暗証情報Icの発行を要求する。
本実施形態において情報の設定変更が行われるまでの手順は、以下の通りである。図5に示すように、まず、利用者40が、地域情報管理装置10に情報の設定変更を行うための暗証情報Icの発行を要求するために、コールセンタ9に連絡する(S31)。利用者40から連絡を受けたコールセンタ9は、地域情報管理装置10に情報の設定変更を行うための暗証情報Icの発行を要求する(S32)。そして、地域情報管理装置10は、警報装置30に暗証情報Icを送信する(S33)。警報装置30は、利用者40に対して暗証情報Icを出力する(S34)。暗証情報Icを取得した利用者40は、端末装置50によりウェブページを介して暗証情報Icを入力操作する(S35)。なお、この際利用者40は、ウェブページにアクセスして指定の身元確認番号(ID)やパスワードを入力することにより暗証情報Icの入力画面を開き、当該入力画面において暗証情報Icを入力する。これにより、端末装置50から地域情報管理装置10に暗証情報Icが送信される(S36)。地域情報管理装置10は、利用者40の施設3に設置された端末装置50から暗証情報Icを受信することで、当該利用者40による情報の設定変更を許容する。そして、利用者40は、端末装置50を介して、各種情報の選択等、情報の設定変更を行うことができる。
4.その他の実施形態
次に、地域情報管理システムのその他の実施形態について説明する。
(1)上記の各実施形態では、警報装置30が、情報出力部35により音声によって、利用者40に対して暗証情報Icを発話(出力)する例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、警報装置30は、音声以外によって暗証情報Icを出力するように構成されていても良い。例えば、図6に示すように、警報装置30は、端末装置50との間で近距離無線通信(Blue tooth(登録商標)や超音波等を用いた通信)を可能に構成されていても良い。図示の例では、情報出力部35は、サービス情報Isを音声により出力するためのサービス情報出力部35Aと、当該サービス情報出力部35Aとは別に、暗証情報Icを電波により出力するための暗証情報出力部35Bと、を有している。そして、暗証情報出力部35Bは、近距離無線通信を用いて、端末装置50が有する端末側情報受信部53に暗証情報Icを送信する。そして、端末装置50は、端末側情報受信部53によって受信された暗証情報Icを表示部54に表示する。利用者40は、表示部54の暗証情報Icを参照して端末装置50を操作し、情報の設定変更を行う。上記の構成によれば、暗証情報Icがある程度複雑なものであっても、当該暗証情報Icを表示部54に表示させることができるため、利用者40に対して適切に暗証情報Icを知らせることが可能となる。
(2)上記の各実施形態では、警報装置30が、当該警報装置30の設置箇所近傍の所定範囲Rp内(図3参照)に暗証情報Icを出力するように構成されている例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、警報装置30は、当該警報装置30自体に暗証情報Icを出力するように構成されていても良い。この場合、例えば、警報装置30は、暗証情報Icを表示するための表示部を有して構成されると良い。
(3)上記の第1実施形態では、入力受付部32は、利用者40によって警報停止スイッチが数秒間(例えば1秒〜3秒)長押しされた場合に、暗証情報Icの発行の要求を受け付ける例について説明した。しかし、このような例に限定されることなく、入力受付部32は、警報停止スイッチの長押し以外の操作、例えば、警報停止スイッチが1回または複数回押し操作されることにより暗証情報Icの発行の要求を受け付けても良い。また、警報停止スイッチを押し操作する構成に限らず、入力受付部32は、暗証情報Icの発行の要求を受け付けるための他のスイッチを有し、当該他のスイッチが押し操作されることにより、暗証情報Icの発行の要求を受け付けるように構成されていても良い。
(4)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
本発明は、情報通信網を介して各種の情報を利用者に提供する地域情報管理システムに利用することができる。
3 :施設
10 :地域情報管理装置
20 :情報通信網
30 :警報装置
34 :人感センサ
40 :利用者
50 :端末装置
Ic :暗証情報
Is :サービス情報(情報)
Rp :所定範囲

Claims (5)

  1. 利用者の施設に設置されて有事に警報音を発する警報装置と、当該警報装置および利用者によって操作される端末装置のそれぞれと情報通信網を介して接続される地域情報管理装置とを備えて、予め設定された各種の情報を、前記警報装置を介して利用者に提供する地域情報管理システムであって、
    前記地域情報管理装置は、前記情報の設定変更に必要な暗証情報を生成すると共に、当該暗証情報を前記警報装置に送信するように構成され、
    前記警報装置は、前記地域情報管理装置から送信される前記暗証情報を受信して、当該警報装置の設置箇所近傍の所定範囲内又は当該警報装置自体に当該暗証情報を出力するように構成され、
    前記端末装置は、前記警報装置から出力された前記暗証情報を利用者の操作によって前記地域情報管理装置に送信するように構成され、
    前記地域情報管理装置は、前記端末装置から送信された前記暗証情報を受信した場合に、前記情報の設定変更を許容するように構成されている地域情報管理システム。
  2. 前記警報装置は、音声により前記暗証情報を出力する請求項1に記載の地域情報管理システム。
  3. 前記警報装置は、前記警報音よりも小さな音量で前記暗証情報を出力する請求項2に記載の地域情報管理システム。
  4. 前記警報装置は、前記所定範囲内にいる利用者を検知する人感センサを有すると共に、当該人感センサによって利用者を検知している場合に、前記所定範囲内に前記暗証情報を出力する請求項1〜3の何れか一項に記載の地域情報管理システム。
  5. 前記警報装置は、前記暗証情報を受信した後、当該暗証情報を出力することを事前に報知する事前通知を行う請求項1〜4の何れか一項に記載の地域情報管理システム。
JP2018053053A 2018-03-20 2018-03-20 地域情報管理システム Active JP7042662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018053053A JP7042662B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 地域情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018053053A JP7042662B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 地域情報管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019165399A true JP2019165399A (ja) 2019-09-26
JP7042662B2 JP7042662B2 (ja) 2022-03-28

Family

ID=68064410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018053053A Active JP7042662B2 (ja) 2018-03-20 2018-03-20 地域情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7042662B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260135A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置及びそれを用いた情報管理システム
JP2003296334A (ja) * 2002-04-02 2003-10-17 Motivation Follow Office Kk 地域情報検索システム及び地域情報配信システム
JP2005056299A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Yafoo Japan Corp Wwwサービスにおける本人認証方法、本人認証システム、コンピュータプログラム、プログラム格納媒体
JP2005514831A (ja) * 2001-12-21 2005-05-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド 簡易音声認証方法および装置
JP2006338335A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Fujitsu Ltd 即時発声メール送受信機能を備えた携帯端末装置
JP2007066244A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Hochiki Corp 防災監視システム
JP2007102778A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Forval Technology Inc ユーザ認証システムおよびその方法
US20110047607A1 (en) * 2009-08-18 2011-02-24 Alibaba Group Holding Limited User verification using voice based password
JP2013141066A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Nomura Research Institute Ltd コールセンタ運用システムおよびコールセンタ運用方法
JP2015156109A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 シャープ株式会社 利用者認証システム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260135A (ja) * 2001-03-05 2002-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd インターホン装置及びそれを用いた情報管理システム
JP2005514831A (ja) * 2001-12-21 2005-05-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド 簡易音声認証方法および装置
JP2003296334A (ja) * 2002-04-02 2003-10-17 Motivation Follow Office Kk 地域情報検索システム及び地域情報配信システム
JP2005056299A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Yafoo Japan Corp Wwwサービスにおける本人認証方法、本人認証システム、コンピュータプログラム、プログラム格納媒体
JP2006338335A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Fujitsu Ltd 即時発声メール送受信機能を備えた携帯端末装置
JP2007066244A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Hochiki Corp 防災監視システム
JP2007102778A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Forval Technology Inc ユーザ認証システムおよびその方法
US20110047607A1 (en) * 2009-08-18 2011-02-24 Alibaba Group Holding Limited User verification using voice based password
JP2013141066A (ja) * 2011-12-28 2013-07-18 Nomura Research Institute Ltd コールセンタ運用システムおよびコールセンタ運用方法
JP2015156109A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 シャープ株式会社 利用者認証システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7042662B2 (ja) 2022-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10789857B2 (en) Notification device and notification method
US9747814B2 (en) General purpose device to assist the hard of hearing
JP2018531460A6 (ja) 通知装置及び通知方法
CN103093279A (zh) 紧急应变指挥系统及方法
US20150379861A1 (en) System and Method for Automatic Alert and Lockdown
KR101031732B1 (ko) 위기 관리 시스템
JP2010087688A (ja) 携帯端末
JP7042662B2 (ja) 地域情報管理システム
KR101815842B1 (ko) 재난대피 방송 방법 및 시스템
KR101840855B1 (ko) 재난 신호를 발생시켜 건물간 재난 안내 신호를 전파시키는 방법
JP2018128964A (ja) 地域情報管理システム
KR102403237B1 (ko) 세대 단말기를 이용한 약자 케어 방법 및 프로그램
KR20090124626A (ko) 가족 안심 서비스 제공 시스템 및 방법
JP4395462B2 (ja) 災害情報伝達および安否確認システム
JP5486108B2 (ja) 携帯端末
KR101647979B1 (ko) 이기종 통합경보용 발령시스템 및 그 방법
WO2019034244A1 (en) IMAGE DISPLAY DEVICE WITH PRIORITY ALLOCATION FUNCTION TO SOUNDS
JP3132145U (ja) 緊急通報システム
KR20130097386A (ko) 위급 상황 구조 방법 및 시스템
JP7266485B2 (ja) 情報表示装置、情報表示方法
JP2008269103A (ja) 警報連動装置及び警報システム
KR101671995B1 (ko) 발신기, 이를 이용하여 위험을 방지하는 단말기 및 그의 제어방법
KR20230079578A (ko) 화재 발생 시 센서 및 개인 매체 기반 다중생활시설 내 현장경보 시스템
KR20190043308A (ko) 맞춤형 마을 공지 안내 시스템
JP2008217437A (ja) 緊急地震速報対応型集合住宅管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7042662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150