JP7266485B2 - 情報表示装置、情報表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示装置、情報表示方法に関する。
消防用設備には、警報設備や消火設備などがある。警報設備は、例えば、表示灯、音響装置、発信機などが防災機器収容箱に収容され、建築物内や屋外に設置される。このような防災機器収容箱としては、例えば、特許文献1に記載された防災機器収容箱がある。
特開平9-102085号公報
しかしながら、このような消防用設備は、機器の名称や使用方法等について、筐体に刻印や印字されたり、プレートが取り付けられたりすることで、利用者に対して情報を提示しているが、表示が固定的であるため、消防用設備のスペースをより有効に活用できることが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、取り付けられた機器のスペースを活用することができる情報表示装置、情報表示方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、機器収容箱、消火栓設備または防災表示盤のうちいずれかに設けられる情報表示装置であり、タッチパネルと、前記タッチパネルの表示画面の少なくとも一部の領域に発信機の画像を表示する表示制御部と、前記タッチパネルに表示された発信機の画像に対する発信操作の入力を受け付ける発信操作部と、を有する。
本発明の一態様は、上述の情報表示装置において、カメラと、前記発信操作の受け付けに応じて、前記カメラによって前記発信操作を行う人物が撮像された撮像画像を得る撮像制御部と、を有する。
本発明の一態様は、上述の情報表示装置において、前記表示制御部は、前記発信操作の受け付けに応じて、発信操作に基づく発信を確定するか否かを指定する選択ボタンを前記タッチパネルの表示画面に表示し、前記情報表示装置は、前記発信を確定することを示す指定の入力を受け付けた場合に、受信機に対して火災信号を送信する火災信号送信部を有する。
本発明の一態様は、上述の情報表示装置において、前記火災信号送信部は、前記発信操作の受け付けに応じてカウントを開始し、当該カウントされた値が所定値まで達するまでの間に前記選択ボタンに対する操作状況に応じて、受信機に対して火災信号を送信する。
本発明の一態様は、上述の情報表示装置において、機器収容箱、消火栓設備または防災表示盤のうちいずれかに設けられる情報表示装置における情報表示方法であり、表示制御部が、情報表示装置に設けられたタッチパネルの表示画面の少なくとも一部の領域に発信機の画像を表示し、発信操作部が、前記タッチパネルに表示された発信機の画像に対する発信操作の入力を受け付ける情報表示方法である。
以上説明したように、この発明によれば、機器収容箱、消火栓設備または防災表示盤のうちいずれかに設けられる情報表示装置であり、タッチパネルの表示画面の少なくとも一部の領域に発信機の画像を表示し、発信操作の入力を受け付けるようにしたので、取り付けられる機器に発信機の機能を搭載することが可能であるとともに、表示画面のうち発信機の画像が表示されていない領域を活用して他の情報を表示することも可能となるため、表示画面の領域を有効に活用して柔軟に各種情報を表示することが可能となる。これにより、設備のスペースを有効に活用することができる。
また、従来において発信機の機能を有していなかった機器であっても、発信機の機能を付与できる。これによって、ユーザが発信機により迅速にアクセスできるようになり火災等の災害に対する発報・通報に要する時間が短縮され避難活動や消火活動に迅速に対応できるようになる。
また、発信機の画像を表示し、発信操作の入力を受け付けることができるため、物理的な押しボタンとは異なり、状況に応じて表示形態を制御できるため文字や色、サイズなどを変更してユーザが操作しやすいように表示することで緊急時の混乱した状況でも直観的な操作を可能となり、必要に応じてガイダンス的な表示を加えることも可能となる。
情報表示装置10が機器収容箱1に設けられた場合の外観を示す外観図である。 情報表示装置10の機能を説明する概略機能ブロック図である。 情報表示装置10の動作を説明するフローチャートである。 発信機表示画面の一例を示す図である。 確認画面の一例を示す図である。 防災表示盤2の表示画面に発信機21aの画像を表示させた場合の例を示す図である。 他の防災表示盤3の表示画面に発信機31aの画像を表示させた場合の例を示す図である。 情報表示装置が設けられた消火栓設備の外観を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による情報表示装置について図面を参照して説明する。
図1は、情報表示装置10が機器収容箱1に設けられた場合の外観を示す外観図である。この実施形態では、情報表示装置10は、機器収容箱に設けられる場合について説明するが、消火栓設備または防災表示盤のうちいずれかに設けられてもよい。
機器収容箱1は、長手方向が水平方向に沿う方向である横型である。情報表示装置10は、機器収容箱1の長手方向における略中央であり、短手方向(鉛直方向)における中央より下方に設けられる。
情報表示装置10は、機器収容箱1の外面に向く面にタッチパネル110を有する。タッチパネル110は、表示画面の少なくとも一部の領域に発信機11aの画像を表示する。タッチパネル110は、表示画面に表示される発信機11aの画像の大きさを変更することで、拡大または縮小して表示することが可能である。また、タッチパネル110は、表示画面において発信機11aが表示される位置を変更するこが可能である。また、タッチパネル110は、表示画面のうち、発信機11aが表示されていない領域において補助情報(後述する)等の他の情報を表示することが可能である。ここでは、タッチパネル110の背景色が任意の色によって表示される。また、タッチパネル110において表示される情報は、文字、記号、図形、画像(動画または静止画)等を表示することが可能である。
また、タッチパネル110は、表示画面における発信機11aの発信ボタンに対応する領域が操作者によってタッチされることで、発信操作の入力を受け付ける。情報表示装置10は、タッチパネル110から発信操作の入力を受け付けると、火災信号を監視室の受信機(火災受信機)に対して送信する。この火災信号は、受信機に対して伝達することができれば、無線を介して送信してもよいし、有線を介して送信してもよい。受信機に火災信号を送信することで、受信機において火災信号が受信され、火災警報が出される。
情報表示装置10の上側には、表示灯13が取り付けられている。
情報表示装置10に対し向かって左側には音響孔14、右側には音響孔15が設けられる。この音響孔14、音響孔15の背面側には音響装置(ベルまたはスピーカ)が設けられており、音響装置から放音される警報音が、音響孔14、音響孔15を通り、外部へ伝搬される。
図2は、情報表示装置10の機能を説明する概略機能ブロック図である。
タッチパネル110は、各種情報を表示する機能と、操作入力に応じた信号を出力する機能を有する。タッチパネル110の表示画面は、矩形状である。機器収容箱1の長手方向とタッチパネル110の表示画面の長手方向は、一致していてもよいし、直交する方向となるように設けられてもよい。
記憶部120は、タッチパネル110に表示する画像データ等、各種情報を記憶する。
記憶部120は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access read/write Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
この記憶部120は、例えば、不揮発性メモリを用いることができる。
表示制御部130は、画像をタッチパネル110の表示画面に描画する制御を行う。例えば、表示制御部130は、記憶部120に記憶された発信機11aの画像データを読み出し、タッチパネルの表示画面の少なくとも一部の領域に当該発信機11aの画像を表示する。表示制御部130は、表示画面に発信機11aの表示サイズの拡大または縮小を行い、表示画面に表示する位置を決定して表示することもできる。
表示制御部130は、発信操作の受け付けに応じて、発信操作に基づく発信を確定するか否かを指定する選択ボタンをタッチパネルの表示画面に表示する。
操作入力受付部140は、タッチパネル110から出力される操作入力に応じた信号を取得する。
発信操作部141は、タッチパネル110に表示された発信機11aの画像に対する発信操作の入力を受け付ける。
通信部150は、外部機器と通信を行う。例えば、通信部150は、受信機と通信を行う。通信部150は、受信機と通信を行う場合、中継機を介して受信機と通信することもできる。通信部150は、外部機器との間で、無線または有線の少なくともいずれか一方を介して通信を行う。また、この通信は、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワークや、公衆回線網等を介して行うようにしてもよい。
カメラ160は、タッチパネル110(機器収容箱1)の外面側を撮影する。例えば、カメラ160は、タッチパネル110を操作する操作者を撮影する。
マイク170は、タッチパネル110の近傍における音を集音する。例えば、マイク170は、タッチパネル110から操作入力される通話の指示に応じて受信機と通信部150との間で通話回線が接続されることで、非常電話のマイクとして機能し、通話を行う際に、操作者から発話された音声を入力する。
スピーカ180は、各種音を放音する。例えば、受信機と通信部150との間で通話回線が接続された際に、非常電話のスピーカとして機能し、受信機側から送信された音信号に応じた音を出力する。また、スピーカ180は、制御部190からの指示に応じた音を出力することもできる。
制御部190は、情報表示装置10内の各部を制御する。
例えば、制御部190は、タッチパネル110に表示された発信機11aに対する発信操作の受け付けに応じて、カメラ160によって発信操作を行う人物が撮像された撮像画像を取得し、記憶部120に記憶する。記憶部120に記憶された撮像画像は、管理者がタッチパネル110からパスワード等の所定の操作入力をすることでタッチパネル110の表示画面させることができ、また、通信部150が受信機に送信することで、受信機側において、撮像画像を表示等することもできる。これにより、タッチパネル110を操作した人を確認することができる。
また、制御部190は、発信を確定することを示す指定の入力を受け付けた場合に、受信機に対して火災信号を通信部150によって送信する火災信号送信機能を有する。
また、制御部190は、発信操作の受け付けに応じてカウントを開始し、当該カウント値が所定値まで達するまでの間に選択ボタンに対する操作状況に応じて、受信機に対して火災信号を送信する。
上述した表示制御部130、操作入力受付部140、通信部150、制御部190は、例えばCPU(中央処理装置)等の処理装置若しくは専用の電子回路で構成されてもよい。
なお、情報表示装置10は、機器収容箱1に供給される電源に接続されることで、電源を得るようにしてもよい。
図3は、情報表示装置10の動作を説明するフローチャートである。
情報表示装置10の表示制御部130は、タッチパネル110の表示画面に発信機11aの画像を表示する(ステップS101)。制御部190は、タッチパネル110の発信機11aの画像に対する操作者のタッチ入力の操作があった否かを操作入力受付部140の検出結果に基づいて判定する(ステップS102)。タッチ入力の操作がされていな場合、制御部190は、一定のウエイト時間を経過した後、再度ステップS102の処理を実行する。
一方、タッチ入力の操作がされたと判定すると、制御部190は、撮影領域内に、タッチパネル110の操作者を含むようにしてカメラ160によって撮影し(ステップS103)、得られた撮影データを記憶部120に記憶する(ステップS104)。表示制御部130は、タッチパネル110の表示画面上に、発信操作に基づく発信を確定するか否かを指定する選択ボタンを表示し(ステップS105)、カウント機能によってカウントを開始する(ステップS106)。
そして制御部190は、タッチパネル110に表示された確定ボタンの画像に対する操作者のタッチ入力の操作があった否かを操作入力受付部140の検出結果に基づいて判定する(ステップS107)。タッチパネル110に表示された確定ボタンがタッチされたことを操作入力受付部140の検出結果に基づいて検出すると、通信部150によって、火災信号を受信機に対して送信する(ステップS108)。
一方、制御部190は、確定ボタンがタッチされない場合には、カウント値が所定値まで到達したか否かを判定する(ステップS109)。そして制御部190は、制御部は、カウント値が所定値まで到達していない場合には、ステップS107に処理を移行し、所定値まで達している場合には、ステップS101に処理を移行する。
図4は、情報表示装置10のタッチパネル110に表示される表示画面の一例を示す図である。図4Aは、図3のステップS101の処理を実行することで表示される発信機表示画面の一例を示す図である。タッチパネル110の表示画面には、発信機11aの画像が表示される。発信機11aには、発信ボタン11bが設けられている。また、タッチパネル11の表示領域のうち発信機11aが表示された領域の外側の下方には、補助情報11cが表示される。補助情報11cは、任意の情報を表示することができるが、この図においては、「「押す」ボタンをタッチすると警報を発します」というメッセージが表示される。このメッセージは、発信機11aの使用方法の説明文である。発信機は、物理的なスイッチが設けられている機種が多いが、この情報表示装置10においては、画面上に描画された画像としての発信機11aであるため、また、タッチパネルであることを気づかない場合であっても、この補助情報11cを確認することで、使用方法を簡単に理解することができる。
ここでは、補助情報11cとして使用方法を示すメッセージを表示する場合について説明したが、避難経路の案内、非常口の位置の説明、消火栓設備の使用方法、防災の知識、当日の天気(例えば乾燥注意報を表示することで火災発生の危険度の目安とすることができる)等を表示するようにしてもよいし、これらのうちいずれか2つ以上を組み合わせた情報を表示するようにしてもよい。このように、補助情報を表示することで、固定的な情報ではなく、機器収容箱1の使用状況や、消防用設備の使用状況等に応じた情報を切り替えて表示することができ、スペースを有効に活用することができる。
また、発信機11aの表示サイズを拡大する、あるいは縮小し、残りの領域において各種情報を表示してもよい。また、補助情報を表示するために必要な領域を割り当てた後、残りの領域に発信機11aを表示するように発信機11aの表示サイズを変更してもよい。また、発信機11aと補助情報11cが表示される位置を変更するようにしてもよい。表示サイズや位置を可変にすることで、その場の状況に応じた表示内容や視認性(発信機11aの視認性や、補助情報の視認性)が得られるように適宜変更することができる。
発信ボタン11bがタッチされると、図4Bに示す表示画面に遷移する。発信ボタン11bがタッチされたと判定する場合、発信ボタン11bがタッチされた際にタッチされたことを速やかに検出してもよい。この場合、タッチの検出時間を短くすることができる。
また、タッチしている時間が一定時間継続した場合にタッチされたことを検出してもよい。(例えば、3秒長押し)。この場合、誤って発信ボタン11bがタッチされた場合であっても、タッチされたことを検出しないようにすることができる。
また、発信ボタン11bが一定時間以内にタッチされた回数が所定回数に達した場合に、発信ボタン11bが操作されたと判定するようにしてもよい。例えば、発信ボタン11bが最初にタッチされてから3秒以内にさらに2回タッチされた場合(3秒以内に合計3回タッチ)に、発信ボタン11bが操作されたと判定してもよい。これにより、火災信号を送信することを意識した上で発信ボタン11bをタッチされたと見なして火災信号を送信することができる。
図4Bは、タッチパネル110に表示される確認画面の一例を示す図である。この確認画面は、発信ボタン11bがタッチされたと判定された場合に表示される。
確認画面では、発信機11aがタッチされたことに応じて火災信号を直ちに送信するのではなく、「確定しますか?」の文字列が表示され、火災信号を送信することを確定するか否かを操作者に問うメッセージが表示されるとともに、カウント値(符号111)を表示する。カウント値は、時間経過とともに数が小さくなるようにカウントダウンされる値が表示される。カウント値が表示されることで、火災信号を送信することを確定するまでに残りどれくらいの時間があるかを把握することができる。また、カウント値が表示されることで、例えば、誤って発信機11aの画像がタッチされたり、いたずらによって発信機11aの画像がタッチされた場合であっても、火災信号が直ちに送信されることを防止することができる。
また、確認画面には、「確定」ボタン(符号112)と、「取り消し」ボタン(符号113)が表示される。「確定」ボタンは、火災信号を送信することを確定する指示を入力するためのボタンである。カウントダウンの途中の段階で、この「確定」ボタンがタッチされた場合には、制御部190は、通信部150によって受信機に対して火災信号を送信する。これにより、火災信号を送信する意思を持って発信機11aの画像をタッチしたことを確認することができる。また、火災信号が監視室の受信機に送信されることで火災警報が出される。
「取り消し」ボタン(符号113)は、火災信号を送信することを中止する指示を入力するためのボタンである。カウントダウンされたカウント値が0に到達する前に「取り消し」ボタンがタッチされると、制御部190は、火災信号を送信することなく、確認画面から発信機表示画面に表示画面を切り替える。これにより、火災信号を送信する意思が無かったことを確認することができる。また、カウント値が0に到達するまで待つことなく、発信機表示画面に復帰することができる。
ここでは、発信機表示画面において発信機11aがタッチされた場合に確認画面に移行して「確定」ボタンがタッチされた場合に火災信号を送信する場合について説明したが、発信機表示画面において発信機11aがタッチされた場合に、確認画面に移行することなく、火災信号を送信するようにしてもよい。
例えば、発信機11aの画像がタッチされた後、確認画面に移行せずに火災信号を送信するか、確認画面に移行して火災信号を送信するか否かを確認するかいずれのモードに設定するかについては、情報表示装置10(機器収容箱1)が設けられる場所に応じて決めるようにしてもよい。例えば、情報表示装置10を有する機器収容箱1が学校の校舎に設ける場合、職員室の近傍においては、発信機11aがタッチされた後、確認画面に移行することなく火災信号を送信するモードに設定してもよい。この場合、情報表示装置10を使用する操作者は、教員や教員関係者であることが想定されるため、誤ってタッチすることやいたずらでタッチされる可能性が低いためである。一方、職員室から離れた廊下等においては、生徒が操作する可能性が高いため、誤って操作したり興味本位で操作される可能性があるため、確認画面に移行して火災信号を送信するか否かを確認するモードに設定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、発信機11aの画像がタッチされたことに応じてカメラ160によって操作者を撮影するようにしたので、タッチ操作した人が誰であるか、操作時の状況、操作者の状態などを把握可能な情報をログとして残すことができる。また、制御部190は、火災信号が送信されたか否かにかかわらず、発信機11aがタッチされた履歴を操作ログとして記憶部120に記憶するようにしてもよい。これにより、例えば発信機11aがタッチされたが、確認画面において「取消」ボタンがタッチされたこと等を操作ログとして残すことができるため、誤操作やいたずらでの操作がなされた状況を把握することができる。この操作ログに基づいて、確認画面を用いた確認を行うモードに設定するか否かを検討することができる。
また、上述した実施形態において、情報表示装置10は、長手方向が水平方向に沿う横置きの機器収容箱1に対して設けられる場合について説明したが、長手方向が鉛直方向に沿う縦置きの機器収容箱に対して設けられるようにしてもよい。
図5は、防災表示盤2の表示画面に発信機21aの画像を表示させた場合の例を示す図である。
防災表示盤2は、受信機に通信可能に接続されており、受信機において受信した情報に基づく、監視対象領域における各種情報を受信機から受信し、表示画面20に表示する。この表示画面20は、タッチパネルによって構成されている。
防災表示盤2の表示画面20は、発信機21aの画像と、監視対象領域における状況を表す情報を表示する。ここでは、監視対象領域における現在の状況と地図上における位置との関係を示す地図情報21bとして表示される。例えば、監視対象領域の何れかの場所において発信機から火災信号が送信された場合には、どの場所に設けられた発信機から送信されたか、その発報場所を地図上に表示する。
また、防災表示盤2は、発信機21aの画像がタッチされると、火災信号を受信機に対して送信する。
このように、防災表示盤2において、監視対象領域における各フロアの状況を地図上で確認できるとともに、発信機21aを監視者がタッチすることで、火災信号を受信機に対して送信できる。このように、防災表示盤2の表示画面20に、監視状況を表示するだけでなく、発信機としての機能を搭載することもでき、表示領域を有効に活用することができる。
なお、この図において、防災表示盤2の表示画面20には、発信機21aの画像と地図情報21bの画像の両方を1つの表示画面20に表示する場合について説明したが、発信機21aが表示される表示画面と地図情報21bが表示される表示画面とを切り替えボタンの操作に応じて切り替えるようにしたり、また、監視対象領域における監視状況に応じて、発信機21aの表示画像と地図情報21bの表示画像を切り替えるようにしてもよい。また、発信機21aと地図情報21bのそれぞれの表示サイズを、防災表示盤2が表示する情報の重要度等に応じて変更するようにしてもよい。
これにより、防災表示盤2において、発信機21aの画像を表示するようにしたので、防災表示盤2に発信機の機能を搭載することができるとともに、地図情報21b等の発報場所を地図上に表示するだけでなく、表示領域を有効に活用することができる。
図6は、防災表示盤2とは異なる他の防災表示盤3の表示画面に発信機31aの画像を表示させた場合の例を示す図である。
防災表示盤3は、受信機に通信可能に接続されており、受信機において受信した情報に基づく、監視対象領域における各種情報を受信機から受信し、表示画面30に表示する。この表示画面30は、タッチパネルによって構成されている。
防災表示盤3は、ナースステーションや防災センターから離れたフロアなどに設けられ、受信機が受信している各種監視状況を受信機から受信し、表示画面に表示する。
防災表示盤は、通常時においてほとんど動作することがないため、何も表示されないことが多い。すなわち、一般に、表示すべき情報を受信機から受信していない期間が長時間続くため、その期間を活用し、発信機31aの画像を表示する。そして、防災表示盤3の近傍において、火災等が確認された場合には、防災表示盤3の近傍にいる人が、防災表示盤3の発信機31aの画像をタッチする。これにより、防災表示盤3は、発信機31aの画像がタッチされたことを検出し、受信機に対して火災信号を送信する。
これにより、防災表示盤3において、非表示の期間を利用し、発信機31aの画像を表示するようにしたので、表示領域を有効に活用することができる。
図7は、情報表示装置が設けられた消火栓設備の外観を示す図である。
消火栓設備4は、収納箱40の扉41内に消火用ホースが収納され、その上部の通報パネル42には、警報用の音響孔421、常時点灯する赤色表示灯422、情報表示装置が設けられており、当該情報表示装置のタッチパネル423が通報パネル42の表面から露出するように設けられている。この情報表示装置は、上述した情報表示装置10と同様の機能を有している。タッチパネル423の表示画面には、発信機423aが表示される。なお、通報パネル42に図示しない応答ランプが設置されていてもよい。
建物の管理者や利用者等は、火災発生の際、消火活動のために、発信機423aの画像をタッチすることで、情報表示装置から受信機に対して火災信号を送信することができる。こえにより、火災信号が監視室の火災受信機に送信されて火災警報が出され、これに伴い応答信号が火災受信機から送られて、音響孔421から火災警報が出される。また、発信機423aの画像をタッチあれることで、情報表示装置は、消火用水を消火用ホースに供給するための消火用ポンプを起動させる。これにより、扉41を開けて消火用ホースを引き出し、放水体勢を取り、開閉弁を開くことで放水することができる。
この図において、タッチパネル423の表示画面において、発信機423aの画像が表示されていない残りの領域に、上述した補助情報を表示するようにしてもよい。また、この補助情報を表示するにあたり、発信機423aの画像をタッチして火災信号を送信した後は、発信機423の画像を縮小表示または非表示にした上で、補助情報を表示する領域を相対的に拡大することができる。そして、補助情報として、消火栓設備4の扉41を開いてから放水するまでの使用方法の説明を文章や画像で表示するようにしてもよい。発信機423aをタッチして火災信号を送信してから消火用ホースから放水を行う段階において、発信機423aを利用することは基本的にないため、発信機423aの画像を縮小表示または非表示にしても発信機423aの利用上においては支障がない。
これにより、消火栓設備4のスペースを有効に利用することができるとともに、固定的な情報の提示ではなく、消火栓設備4の利用情報に応じて異なる情報を提供することができる。
以上説明した実施形態において、カメラ160で操作者を撮影し、操作者によって以降の処理を変更するようにしても良い。例えば、あらかじめ、防災管理者等の人物の顔画像を記憶部120に記憶しておき、タッチパネルに対する操作を行った人物を撮影した画像が、この記憶部120に記憶された防災管理者等の顔画像と一致するか否かを判定するようにしてもよい。撮影画像と記憶部120に記憶された顔画像が一致する(あるいは顔画像の特徴量の一致度合いが一定以上)と判定された場合には、防災管理者によって操作されたものと判定し、カウントダウンを短くする、または、即時に発報する等の動作を行い、一方、登録されていない人物によって操作されたものと判定した場合(一致しないと判定された場合)、カウントダウンを長くする(あるいは初期値のまま)、いたずらを防止するメッセージを表示する等の動作を行うようにしても良い。
また、上述した実施形態において、タッチパネルのうち、発信機を表示する側周部について、高輝度で赤く発光するものとし、表示灯の代わりとしても良い。
例えば、タッチパネル110の側周部に中空矩形状の赤色表示部を設けても良いし、発信機11aの画像の側周部を囲う様にして赤色表示部を設けるようにしても良い。
上述した実施形態における情報表示装置10をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…機器収容箱、2…防災表示盤、3…防災表示盤、10…情報表示装置、11a…発信機、11b…発信ボタン、13…表示灯、14…音響孔、15…音響孔、20…表示画面、21a…発信機、21b…地図情報、30…表示画面、31a…発信機、110…タッチパネル、120…記憶部、130…表示制御部、140…操作入力受付部、141…発信操作部、150…通信部、160…カメラ、170…マイク、180…スピーカ、190…制御部

Claims (5)

  1. 機器収容箱、消火栓設備または防災表示盤のうちいずれかに設けられる情報表示装置であり、
    タッチパネルと、
    前記タッチパネルの表示画面の少なくとも一部の領域に発信機の画像を表示する表示制御部と、
    前記タッチパネルに表示された発信機の画像に対する発信操作の入力を受け付ける発信操作部と、
    を有する情報表示装置。
  2. カメラと、
    前記発信操作の受け付けに応じて、前記カメラによって前記発信操作を行う人物が撮像された撮像画像を得る撮像制御部と、
    を有する請求項1記載の情報表示装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記発信操作の受け付けに応じて、発信操作に基づく発信を確定するか否かを指定する選択ボタンを前記タッチパネルの表示画面に表示し、
    前記情報表示装置は、
    前記発信を確定することを示す指定の入力を受け付けた場合に、受信機に対して火災信号を送信する火災信号送信部
    を有する請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 前記火災信号送信部は、
    前記発信操作の受け付けに応じてカウントを開始し、当該カウントされた値が所定値まで達するまでの間に前記選択ボタンに対する操作状況に応じて、受信機に対して火災信号を送信する
    請求項3に記載の情報表示装置。
  5. 機器収容箱、消火栓設備または防災表示盤のうちいずれかに設けられる情報表示装置における情報表示方法であり、
    表示制御部が、情報表示装置に設けられたタッチパネルの表示画面の少なくとも一部の領域に発信機の画像を表示し、
    発信操作部が、前記タッチパネルに表示された発信機の画像に対する発信操作の入力を受け付ける
    情報表示方法。
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