JP2022009213A - インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
Description
この煩わしさを解消するために、予め来客等の来訪者のある時間がわかっている場合は、居住者の解錠操作の手間を省いた集合住宅インターホンシステムがある。例えば特許文献1では、来客を予定している時間帯では、来客が集合玄関機を操作して居住者の応答を待つこと無くエントランスドアの解錠を可能とし、居住者に解錠してもらう手間を省くことが可能であった。
また、来訪者によっては家に招き入れる必要が無い場合もあるが、このような来訪者に対しては居住者が応答することなく対処することは不可能であった。
請求項2の発明は、集合玄関機は、情報を表示するディスプレイを備えており、制御手段は、エントランスドアを解錠する場合、ディスプレイにおいて、解錠した旨のメッセージを表示させることを特徴とする。
尚、第1の関連する発明は、来訪者を撮像するカメラを備えて来訪者が居住者を呼び出して通話するための呼出子機と、カメラの撮像映像を表示するモニタを備えて居住者が呼出子機からの呼び出しに応答して通話するための応答親機とを有するインターホンシステムであって、応答親機は、来訪予定者情報の入力及び当該来訪予定者に対する特定の制御を設定登録するための制御入力部を有する一方、入力された来訪予定者情報及び特定の制御を記憶する設定情報記憶部と、設定された制御を実行する制御手段とを有し、制御手段は、来訪予定者情報の入力を受けたら来訪予定者が使用するIDを発行して応答親機に返信すると共に設定情報記憶部に保存し、発行されたIDが呼出子機に入力されたら、当該IDに関連付けられている特定の制御を設定情報記憶部から読み取って実行することを特徴とする。
この構成によれば、来訪者が呼出子機にIDを入力したら、居住者を呼び出すこと無く、特定の制御、例えば玄関ドアの解錠等の予め決められた制御を実施することができる。よって、来訪者に応じた動作を実施でき、来訪者が居住者の呼出操作を行い、居住者がそれに応答して玄関ドアを解錠操作する手間を無くすことができ、双方にとって煩わしさを軽減できる。
この構成によれば、居住者による登録操作により発行されたIDは、通信端末に返信されるため、発行されたIDを来訪予定者に伝えやすい。例えば、通信端末から来訪予定者の携帯電話に、居住者がマニュアル操作で通知しても良いし、通信端末から自動送信するよう設定しても良い。
この構成によれば、発行されたIDは設定登録した通信端末から来訪予定者の携帯電話に自動送信されるため、来訪予定者を呼び出して登録番号を通知する煩わしさが居住者に発生しない。
この構成によれば、IDを入力した来訪者を居住者は映像で確認できるため、セキュリティの向上に役立つ。
特徴とする。
この構成によれば、到着した来訪者の氏名或いは名称が応答親機において表示或いは報音されるため、居住者は到着した来訪者の氏名や名称を確認できる。
この構成によれば、例えば「宅配ボックスに入れてください」を表示或いは報音させれば、宅配業者は、居住者を呼び出す操作を行うこと無く直接宅配ボックス等に荷物を入れることができ、宅配業者は手間を省ける。
この構成によれば、悪用されるのを防止でき、セキュリティを維持できる。
この構成によれば、集合住宅において居住者が応答すること無く来訪者に応じた動作をインターホンシステムに行わせることができる。
この構成によれば、来訪者は居住者を呼び出すこと無く居住エリアに進むことができるし、居住者は集合玄関ドアを開けるために応答する必要がない。
この構成によれば、IDを入力せず従来の住戸番号による呼び出しがなされた場合、呼び出し拒否設定をすることができ、セキュリティの向上に有効である。
この構成によれば、戸建住宅において居住者が応答すること無く来訪者に応じた動作をインターホンシステムに行わせることができる。
この構成によれば、来訪者は居住者を呼び出すこと無く玄関ドアを開けることが可能であるし、居住者は玄関ドアを開けるために応答する必要がない。
この構成によれば、訪問先の住戸を選択するために集合玄関機に設けられているテンキーを使用してID入力できるため、別途ID入力手段が必要無く、来訪予定者に口頭でも伝えやすい。
この構成によれば、来訪者は例えば携帯電話にバーコードを表示させて、それを呼出子機のカメラに翳せば、玄関子機へIDを入力でき、別途ID入力手段が必要無い。
ーカを備えた通話部、カメラ12の撮像映像の表示に加えて各種情報を表示するモニタ22等を備えている。また、映像を保存する映像保存部(図示せず)、無線ルータ6が接続されるLAN端子を有している。
そして、設定情報記憶部35には、居住者により入力された来訪予定者情報及び来訪予定者が到着した際の制御内容、更には制御装置3が発行した登録番号等が記憶される。
ここでは来訪者に予め通知したIDとしての登録番号を集合玄関機1に入力していただき、その後特定の制御を実施する流れを説明する。
引き続き、来訪予定者に応じたインターホンシステムの動作設定が入力される。この時、例えば呼び出し後自動的にエントランスドア5をオープン(電気錠5aを解錠)する等が設定される。
このように管理することで、登録番号が悪用されるのを防止でき、セキュリティを維持できる。
尚、居住者が来訪予定者の入力に使用する機器は携帯電話(居住者携帯7)でなくとも
良く、PC(パーソナルコンピュータ)を使用しても良い。PCの場合も、携帯電話と同様に登録番号を受信すると、メーラーやメッセンジャーなどのアプリケーションソフトウェアを使用して来訪者携帯8に登録番号を送信することができる。
入力された登録番号は、制御装置CPU36が認識し、設定情報記憶部35から登録番号に関連付けられている制御を読み取り、その制御を実行する。
また、居住者により登録操作を受けて来訪予定者に対して発行された登録番号は、居住者に返信され、登録番号は居住者携帯7から来訪者携帯8に自動送信されるため、来訪予定者を呼び出して登録番号を通知する煩わしさが居住者に発生しない。
更に、登録番号を入力した来訪者の撮像映像が住戸親機2に表示されるため、居住者は映像で確認でき、セキュリティの向上に役立つ。加えて、到着した来訪者の氏名或いは名称が住戸親機2において表示されるため、居住者は到着した来訪者の氏名や名称で確認できる。
また、訪問先の住戸を選択するために集合玄関機1に設けられているテンキーを使用してID入力できるため、別途ID入力手段が必要無く、来訪予定者に口頭でも伝えやすい。
も良いし、表示とアナウンスの双方を実施しても良い。
また、発行された登録番号を居住者携帯7から来訪者携帯8に自動送信しているが、居住者が来訪予定者を呼び出して通知しても良い。
来訪予定者情報を入力するために、居住者携帯7と制御装置3とを接続して所定の入力画面が表示されたら、まず来訪予定者の名称入力において宅配業者名を入力し、制御内容として「荷物を宅配ボックスに入れてください」を集合玄関機1に表示或いはメッセージをアナウンスするよう登録する。
尚、この場合も、宅配業者への登録番号の通知は、来訪予定者情報の入力に合わせてアドレス或いは電話番号が入力される。そして、この場合はエントランスドア5を解錠する制御は設定しない。
そして、このように宅配ボックス4に入れてもらうよう集合玄関機1にメッセージを表示する制御は、不在にする際に都合が良く、宅配業者を煩わせることなくスムーズに対応できる。
登録番号を入力せず、従来の住戸番号を入力して呼び出しがなされた場合、呼出制御を実施せず、来訪者に対して事前にアポイントメントを取るようにお願いするメッセージを集合玄関機1に表示或いは報音させて、「呼出拒否」を設定することも可能である。
尚、この制御を実施する際は、集合玄関機1のカメラ12を起動して、その撮像映像を住戸親機2の記憶部34に保存させると良い。
そして、上述したように集合住宅において、居住者が応答すること無く来訪者に応じた動作をインターホンシステムに行わせることができる。
通信が開始されて、所定の入力画面が表示されたら、まず来訪予定者の氏名或いは名称等が入力される。引き続き、来訪予定者に応じたインターホンシステムの動作設定が入力される。この時、例えば呼び出し後自動的に玄関ドア105を解錠する等が設定される。すると、無線ルータ6を介してその情報が居室親機102に送信されて設定情報記憶部96に記憶される。
こうして翳されたバーコードは、カメラ64が撮像してその映像が居室親機102に送信される。
例えば、このときの来訪者が家に招き入れる来客である場合は、玄関ドア105を解錠し、玄関子機101に「ドアを解錠しましたお入りください」等のメッセージをアナウンスするよう動作設定することができる。このアナウンスを受けて、来訪者は居住者を呼び出すこと無く玄関ドア105を開けることができる。一方、居住者は玄関ドア105を開けるために応答する必要がなく、両者にとって利便性が向上する。
また、来訪者は携帯電話である来訪者携帯8にIDとしてのバーコードを表示させて、それを玄関子機101のカメラ64に翳せば、玄関子機101へバーコード情報を入力できるため、別途ID入力手段が必要無い。
この結果、戸建住宅においても居住者が応答すること無く来訪者に応じた動作をインターホンシステムに行わせることができる。
Claims (2)
- 集合住宅のエントランスドアと接続されると共に、前記エントランスドアを解錠するためのIDを入力可能な集合玄関機と接続されており、更に居住者に係る第1の通信端末及び来訪予定者に係る第2の通信端末と通信可能である制御手段を備えており、
前記制御手段は、
前記第1の通信端末から来訪予定者情報を受信すると、有効期限或いは有効回数を有する前記IDを発行すると共に、前記IDを前記第2の通信端末に送信し、
前記集合玄関機から入力された前記IDを認識すると、前記有効期限が経過せず或いは使用回数が前記有効回数を上回らない限り、前記エントランスドアを解錠する
ことを特徴とするインターホンシステム。 - 前記集合玄関機は、情報を表示するディスプレイを備えており、
前記制御手段は、前記エントランスドアを解錠する場合、前記ディスプレイにおいて、解錠した旨のメッセージを表示させる
ことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
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