JP4260591B2 - 端末装置、宅内制御装置、及び、来訪通知システム - Google Patents
端末装置、宅内制御装置、及び、来訪通知システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4260591B2 JP4260591B2 JP2003335750A JP2003335750A JP4260591B2 JP 4260591 B2 JP4260591 B2 JP 4260591B2 JP 2003335750 A JP2003335750 A JP 2003335750A JP 2003335750 A JP2003335750 A JP 2003335750A JP 4260591 B2 JP4260591 B2 JP 4260591B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- visitor
- information
- home
- transmitted
- notification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Description
図7には、従来の来訪通知システムを用いて、来訪者が宅内の住人を呼び出す際の手順を示す。同図に示すように、まず、来訪者が訪問宅に来訪すると、宅外ドアホンのチャイムを押す(プロセスP1)。チャイムが押されると、宅外ドアホンから宅内インターホンに呼出信号が送信され、宅内インターホンのスピーカから来訪者到来の通知が行われる。また、宅外ドアホンのビデオカメラやマイクから、音声データや映像データが宅内インターホンに送信される(プロセスP2)。宅内に居る住人は、宅内インターホンの設置場所まで出向いて、宅内インターホンのスピーカから出力される音声やディスプレイに表示される映像により、宅外の来訪者を確認した後に、来訪者と会話を行うこととなる。(プロセスP3)。
また、宅内の住人は、宅内においてどのような状況に置かれていようとも、来訪者がチャイムを鳴らす度に、宅内インターホンが設置されている場所まで出向いて来訪者に応対する必要があった。これは、宅内の住人にとって大変な労力であった。それにも関わらず、不審者がチャイムを押したりする行為や、不要な状況にも関わらずチャイムを押すなどのいたずら行為を避けることができないために、宅内の住人にはさらに余計な労力がかかってしまい、宅内の住人にとっては大変煩わしいことであった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、宅内の住人の来訪者応対に関わる労力を削減する端末装置、宅内制御装置、及び、来訪通知システムを提供することが目的である。
前記来訪者に関する情報を示す来訪者登録情報を記憶する来訪者登録データベースと、
無線通信により、前記端末装置から前記来訪者に関する情報を示す送信来訪者情報を受信する来訪者情報受信手段と、
前記来訪者登録データベースに記憶されている来訪者登録情報に基づいて行われた、前記来訪者情報受信手段により受信した送信来訪者情報の認証結果に応じて、前記来訪者の来訪を通知するための来訪者通知情報を生成する来訪者通知生成手段と、
前記来訪者通知生成手段により生成された来訪者通知情報を、前記訪問宅の住人に通知する来訪者通知手段と、
前記来訪者通知情報を提示し、かつ、前記来訪者と通話するためのインターホンとを備え、
前記来訪者通知手段は、前記来訪者通知情報を前記インターホンに送信してから所定時間の間に、前記インターホンからの応答がなかった場合に、前記来訪者通知情報を前記訪問宅の住人が所有する端末装置に送信し、
前記来訪者通知情報を前記端末装置に送信してから所定時間の間に、前記端末装置からの応答がなかった場合に、前記来訪者通知情報を自装置に蓄積することを特徴とする宅内制御装置を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の宅内制御装置において、前記来訪者通知手段は、前記来訪者通知情報を前記訪問宅の住人が所有する複数の端末装置に送信するものであり、
前記複数の端末装置への送信順序を予め登録しておくようにしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、訪問宅へ来訪した来訪者が所有する端末装置から、前記訪問宅内に設置されている宅内制御装置に、無線通信を用いてデータを送信することにより、前記訪問宅の住人の呼び出しを行う来訪通知システムにおいて、前記端末装置は、前記宅内制御装置の呼出要求が外部より入力されたことを検知した場合に、前記宅内制御装置への接続を要求するための接続要求データと、前記来訪者に関する情報を示す送信来訪者情報とを、無線通信により前記宅内制御装置に送信する呼出手段と、前記呼出手段により送信されたデータに応答する応答信号を受信した場合に、音声データと映像データとの少なくとも一方を、前記応答信号の送信元装置との間で送受信する対話手段とを備え、前記宅内制御装置は、前記来訪者に関する情報を示す来訪者登録情報を記憶する来訪者登録データベースと、無線通信により、前記端末装置から前記送信来訪者情報を受信する来訪者情報受信手段と、前記来訪者登録データベースに記憶されている来訪者登録情報に基づいて行われた、前記来訪者情報受信手段により受信した送信来訪者情報の認証結果に応じて、前記来訪者の来訪を通知するための来訪者通知情報を生成する来訪者通知生成手段と、前記来訪者通知生成手段により生成された来訪者通知情報を前記訪問宅の住人に通知する来訪者通知手段と、
前記来訪者通知情報を提示し、かつ、前記来訪者と通話するためのインターホンとを備え、
前記来訪者通知手段は、前記来訪者通知情報を前記インターホンに送信してから所定時間の間に、前記インターホンからの応答がなかった場合に、前記来訪者通知情報を前記訪問宅の住人が所有する端末装置に送信し、
前記来訪者通知情報を前記端末装置に送信してから所定時間の間に、前記端末装置からの応答がなかった場合に、前記来訪者通知情報を自装置に蓄積することを特徴とする来訪通知システムを提供する。
[1.1.全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る来訪通知システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、来訪通知システムは、来訪者が所有するモバイル端末100と、訪問宅内に設置され、モバイル端末100からの呼び出しを制御する宅内装置200と、訪問宅の住人が所有するモバイル端末300とを備えている。モバイル端末100,300は、無線通信と携帯とが可能な端末装置であれば特に限定されないが、ここでは、来訪者のモバイル端末100は、PDA(Personal Digital Assistance)であるものとする。また、ユーザのモバイル端末300は、表示部や操作部を備えた、一般的な携帯電話機であるものとする。なお、同図においては、来訪者のモバイル端末100、宅内装置200、及び、モバイル端末300を、各々1つずつしか図示していないが、実際には複数存在する。
次に、来訪者が所有するモバイル端末100の構成について説明する。モバイル端末100は、小型コンピュータのハードウェア構成を備えている。すなわち、モバイル端末100は、モバイル端末100全体を制御するCPU(Central Processing Unit)と、無線LAN(Local Area Network)による通信を行う無線通信インターフェースと、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリとフラッシュ・メモリ等の不揮発性メモリとを含む記憶部と、各種キーが操作されることによりCPUに指令を与える操作部と、通話を行うための通話処理部と、音声を出力するスピーカと、音声を入力するマイクと、各種画面を表示する表示部と、被写体を撮像するためのカメラを含む撮像部とを備えている。
また、モバイル端末100の記憶部には、来訪者が訪問宅の住人を呼び出す際に、モバイル端末100の表示部に表示するための画面表示用のデータが記憶されている。当該データには、例えば、宅内装置200との無線通信の接続指示を行う画面や、追加の個人情報を入力する画面や、IDタグを撮像指示する画面等を表示するためのデータが含まれている。
また、各種プログラムの中には、モバイル端末100の撮像部によってIDタグを撮影した場合に、撮影された画像に含まれるIDタグのコード解析を行うことにより、文字コードを取得するためのプログラムや、画面表示用のデータを解釈して表示部に画面を表示するためのプログラムが含まれている。また、各種プログラムの中には、本発明に特徴的な、宅内装置200に各種データを送信する機能や訪問宅の住人と通話する機能を実現するためのプログラムが含まれている。これらのプログラムは、例えば、図示せぬサーバよりダウンロードされてモバイル端末100の不揮発性メモリに記憶されたものである。
モバイル端末制御部102は、呼出機能1021と対話機能1022とを備えている。呼出機能1021は、来訪者により操作部が操作されることにより、宅内装置200に対する呼出要求が外部から入力されたことを検知した場合に、宅内装置200への接続を要求するための接続要求データを生成して送信する。また、呼出機能1021は、来訪者を識別するための来訪者IDと来訪者に関する各種個人情報を表す個人情報とを含む送信来訪者情報を生成して、宅内装置200宛に送信する。ここで、送信来訪者情報に含まれる個人情報には、来訪者の名前や住所、会社名、電話番号、来訪の要件、及び、来訪者の映像等の情報が存在する。
次に、訪問宅内に設置されている宅内装置200の構成について説明する。宅内装置200は、一般的なコンピュータのハードウェア構成を備えている。すなわち、宅内装置200は、宅内装置200全体を制御するCPUと、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ハードディスク装置を含む記憶部と、外部装置との通信を制御する通信インターフェースと、無線通信用の無線LANカードを含む無線装置206と、ディスプレイ、及び、受話器を含む宅内側のインターホン205とを備えている。
宅内制御部202は、来訪者通知生成機能2021と来訪者通知機能2022と対話用通信接続機能2023とを備えている。
来訪者通知生成機能2021は、認証部204より受信した、送信来訪者情報の認証結果情報に基づいて、インターホン205のディスプレイやモバイル端末300の表示部に、インターホン画面を表示するための情報(以下、「来訪者通知情報」という)を生成する。具体的には、認証部204より受信した認証結果情報が「来訪者登録アリ」を表している場合には、来訪者通知生成機能2021は、モバイル端末100より受信した来訪者IDと一致する来訪者登録IDと対応付けられて、来訪者登録用データベース201に記憶されている来訪者関連情報と、モバイル端末100より受信した個人情報とを含む来訪者通知情報を生成する。一方、認証部204より受信した認証結果情報が「来訪者登録ナシ」を表している場合には、来訪者通知生成機能2021は、当該認証結果情報とモバイル端末100より受信した個人情報とを含む来訪者通知情報を生成する。
来訪者通知情報を受信したインターホン205のディスプレイや、宅内の住人の所有するモバイル端末300の表示部には、図3及び図4に示すインターホン画面が表示される。このときに、認証部204が生成した認証結果情報が「来訪者情報登録アリ」を表していた場合には、例えば、図3に示すインターホン画面が表示される。また、認証部204が生成した認証結果情報が「来訪者情報登録ナシ」を表していた場合には、例えば、図4に示すインターホン画面が表示される。
対話用通信接続機能2023は、来訪者通知機能2022により送信された来訪者通知情報に対する応答信号を検知した場合に、応答信号を送信した送信元装置とモバイル端末100との間における、無線による通信回線を接続する。これにより、応答信号の送信元装置とモバイル端末100との間で音声データや映像データを送受信することが可能となる。なお、来訪者通知情報に対する応答信号は、インターホン205の受話器が取られたり、モバイル端末300の操作部が操作されることにより、宅内装置200に送信される。
次に、図5に示すフローチャートを参照しながら、来訪者がモバイル端末100を用いて、訪問宅内の住人を呼び出すときの手順を説明する。
まず、来訪者は、無線装置206の通信エリア内に進入する(ステップS301)。次に、来訪者はモバイル端末100の操作部を操作して、訪問宅内に設置されている宅内装置200の呼出を指示する。これにより、モバイル端末100のモバイル端末制御部102は当該指示を検知して、呼出機能1021に通知する。呼出機能1021は、宅内装置200への接続を要求するための接続要求データを生成して、当該接続要求データをデータ送受信部103を介して送信する。
次に、来訪者は、個人データデータベース101に登録されている個人情報以外に、追加の個人情報(名前、要件、来訪者の画像等)を訪問宅の住人に通知したい場合には、モバイル端末100の操作部を操作して追加の個人情報を入力したり、自己の映像を撮像したりする指示を行う。その後、来訪者は、来訪者情報の送信指示を行う。これにより、データ送受信部103は、個人データデータベース101に記憶されている来訪者ID及び個人情報と、追加で入力された個人情報とを含んだ送信来訪者情報を送信する(ステップS303)。
認証部204は、受信した送信来訪者情報に含まれる来訪者IDと、来訪者登録用データベース201に記憶されている来訪者登録IDとの比較を行う(ステップS304)。比較を行った結果、来訪者登録用データベース201に、受信した来訪者IDと一致する来訪者登録IDが存在する場合は、認証部204は、来訪者登録用データベース201より、一致する来訪者登録IDと対応付けられて記憶されている来訪者関連情報を取得する。そして、認証部204は、認証結果「来訪者情報登録アリ」を表す認証結果情報と、取得した来訪者関連情報とを宅内制御部202に送信する。一方、来訪者登録用データベース201に受信した来訪者IDと一致する来訪者登録IDが存在しない場合は、認証部204は、認証結果「来訪者情報登録ナシ」を表す認証結果情報を、宅内制御部202に送信する。
来訪者通知情報を受信すると、インターホン205は、ディスプレイにインターホン画面を表示し、また、モバイル端末300は、表示部にインターホン画面を表示する。
次に、図5及び図6を参照しながら、上記構成における動作について説明する。 前提として、来訪者の訪問宅はW家であり、W家の宅内に設置されている宅内装置200の来訪者登録用データベース201には、図2に示すデータ内容の来訪者登録情報が記憶されているものとする。また、訪問宅W家の住人は一人であり、宅内装置200の記憶部には、住人が所有するひとつのモバイル端末300のIPアドレスが記憶されているものとする。
また、訪問宅W家の宅外に設置されている表札には、宅内装置200のIPアドレスを表すコードが印刷されたIDタグが貼り付けられているものとする。
名前が「AAA」である来訪者(以下、来訪者AAAという)がW家宅に来訪して、インターホン205の側に居るW家宅の住人を呼び出す場合の動作について説明する。前提として、モバイル端末100の個人データデータベース101には、「来訪者ID」“090−XXXX−XXXX”、「個人情報」“会社名:ABC商店”が記憶されているものとする。
まず、来訪者AAAは、無線装置206の通信エリア内に進入する(図5のステップS301)。来訪者AAAは、モバイル端末100の操作部を操作して、表札に貼り付けられているIDタグを撮影するための指示を行う。
これにより、モバイル端末100の撮像部は、IDタグを撮影する。モバイル端末100は、撮影されたIDタグの画像を解析することにより、宅内装置200のIPアドレスを取得する。
次に、来訪者AAAは、来訪者情報の送信指示を行う。これにより、モバイル端末制御部102の呼出機能1021は、個人データデータベース101に記憶されている来訪者情報(「来訪者ID」“090−XXXX−XXXX”、「個人情報」“会社名:ABC商店”)を読み出す。呼出機能1021は、当該読み出した来訪者情報と撮影された画像データとに基づいて、送信来訪者情報(来訪者ID“090−XXXX−XXXX”、個人情報(“会社名:ABC商店”、及び、“来訪者AAAの画像データ”))を生成する。呼出機能1021は、生成した送信来訪者情報をデータ送受信部103に送信する。データ送受信部103は、IDタグより取得したIPアドレスで特定される宅内装置200宛に、送信来訪者情報を送信する(図5のステップS303、図6のプロセスP11)。
認証部204は、受信した送信来訪者情報に含まれる来訪者ID“090−XXXX−XXXX”を来訪者登録用データベース201に入力して(図6のプロセスP13)、来訪者IDと来訪者登録用データベース201に記憶されている来訪者登録IDとの比較を行い(図5のステップS304)、来訪者IDと一致する来訪者登録IDを検索する。ここでは、図2に示すように、来訪者登録用データベース201には、受信した来訪者ID“090−XXXX−XXXX”と一致する来訪者登録IDが存在する。このため、認証部204は、来訪者登録用データベース201より、来訪者登録ID“090−XXXX−XXXX”と対応付けられて記憶されている来訪者関連情報“名前:AAA”を取得する(図6のプロセスP14)。認証部204は、「来訪者情報登録アリ」を表す認証結果情報と、来訪者登録用データベース201より取得した来訪者関連情報とを、宅内制御部202に返す(図6のプロセスP15)。
ここでは、訪問宅W家の住人は、インターホン205の側に居たため、インターホン205のディスプレイに表示されたインターホン画面1を照会した後に、インターホン205の受話器を取る。宅内制御部202の対話用通信接続機能2023がこれを検知して、無線装置206を介してモバイル端末100に応答信号を送信する。これにより、インターホン205とモバイル端末100との間における、無線による通信回線が接続される。
モバイル端末100の対話機能1022は、応答信号を受信すると、応答信号の送信元である宅内装置200のインターホン205と、音声データや映像データを、通信回線を介して送受信する。これにより、来訪者AAAとW家宅内の住人とがお互いを確認し対話を行う。
次に、名前が「BBB」である来訪者(以下、「来訪者BBB」という)が、W家宅に来訪して、モバイル端末300を携帯しているW家宅の住人を呼び出すときの動作について説明する。前提として、モバイル端末300を携帯しているW家宅の住人は無線LANのエリア内に居るものとする。また、モバイル端末100の個人データデータベース101には、来訪者ID“090−ZZZZ−ZZZZ”が記憶されており、個人情報は記憶されていないものとする。
ステップS302において、モバイル端末100と宅内装置200との間の無線による通信回線が接続された後、来訪者BBBは、モバイル端末100の操作部を操作して、表示部に個人情報を表示する指示を行う。モバイル端末制御部102は、個人データデータベース101より来訪者情報(「来訪者ID」“090−ZZZZ−ZZZZ”)を読み出して、モバイル端末100の表示部に表示する。
認証部204は、受信した送信来訪者情報に含まれる来訪者ID“090−ZZZZ−ZZZZ”を来訪者登録用データベース201に入力して(図6のプロセスP13)、来訪者IDと、来訪者登録用データベース201に記憶されている来訪者登録IDとの比較を行うことにより(図5のステップS304)、来訪者IDと一致する来訪者登録IDを来訪者登録用データベース201より検索する。ここでは、図2に示すように、来訪者登録用データベース201には、受信した来訪者ID“090−ZZZZ−ZZZZ”と一致する来訪者登録IDが存在しないため、来訪者登録用データベース201は一致する来訪者登録IDが存在しない旨の情報を認証部204に返す(図6のプロセスP14)。認証部204は、当該情報を受けて、「来訪者情報登録ナシ」を表す認証結果情報を宅内制御部202に返す(図6のプロセスP15)。
ここでは、訪問宅W家の住人はモバイル端末300を携帯していたため、モバイル端末300の表示部に表示されたインターホン画面2を照会する。訪問宅W家の住人は、モバイル端末300を操作して、呼び出しに応答する指示を行う。これにより、モバイル端末300は宅内装置200に応答信号を送信する。宅内装置200のデータ送受信部203は当該応答信号を受信し、宅内制御部202に転送する。宅内制御部202の対話用通信接続機能2023は、応答信号をモバイル端末100に送信する。これにより、モバイル端末300とモバイル端末100との間において、無線による通信回線が接続される。モバイル端末100の対話機能1022は応答信号を受信すると、応答信号の送信元であるモバイル端末300と、音声データや映像データを送受信する。これにより、来訪者BBBとW家宅内の住人とがお互いを確認して対話を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態においては、宅内装置200の来訪者通知機能2022は、インターホン205とモバイル端末300との両方に来訪者通知情報を送信するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、来訪者通知機能2022は、まずインターホン205のみに来訪者通知情報を送信するようにしてもよい。そして、インターホン205に来訪者通知情報を送信してから所定時間の間にインターホン205からの応答がなかった場合に、来訪者通知機能2022は、モバイル端末300に来訪者通知情報を送信するようにしてもよい。さらに、モバイル端末300に来訪者通知情報を送信してから所定時間の間にモバイル端末300からの応答がなかった場合に、宅内装置200が来訪者通知情報を宅内装置200の記憶部に蓄積するようにしてもよい。
また、来訪者が、モバイル端末100から訪問宅の住人の誰宛に訪ねて来たかを入力できるようにして、宅内装置200が当該入力された情報に基づいて、複数のモバイル端末300に来訪者通知情報を送信する順番を制御できるようにしてもよい。
(4)上述した実施形態においては、来訪者通知情報がインターホン205やモバイル端末300に送信されてきた場合に、インターホン205のディスプレイやモバイル端末300の表示部に、インターホン画面が表示されるものとして説明したが、インターホン画面が表示される他に、インターホン205やモバイル端末300のスピーカから呼出メロディが出力されたり、モバイル端末300が振動するようにしてもよい。
また、無線通信として、IrDA等の比較的通信距離が短いものを用いた場合には、来訪者が通信エリアに進入した場合に、モバイル端末100が自動的に宅内装置200に接続するようにしてもよい。
(9)上述した実施形態における来訪者のモバイル端末100の操作手順(接続要求の送信手順、来訪者IDの送信手順、被写体の撮影方法)は一例に過ぎず、来訪者にとって操作し易い手順を用いることができる。
101 個人データデータベース
102 モバイル端末制御部
1021 呼出機能
1022 対話機能
103 データ送受信部
200 宅内装置
201 来訪者登録用データベース
202 宅内制御部
2021 来訪者通知生成機能
2022 来訪者通知機能
2023 対話用通信接続機能
203 データ送受信部
2031 来訪者情報受信機能
204 認証部
205 インターホン
206 無線装置
Claims (4)
- 訪問宅に来訪した来訪者が所有する端末装置からの呼出要求を制御し、かつ、前記訪問宅内に設置されている宅内制御装置において、
前記来訪者に関する情報を示す来訪者登録情報を記憶する来訪者登録データベースと、
無線通信により、前記端末装置から前記来訪者に関する情報を示す送信来訪者情報を受信する来訪者情報受信手段と、
前記来訪者登録データベースに記憶されている来訪者登録情報に基づいて行われた、前記来訪者情報受信手段により受信した送信来訪者情報の認証結果に応じて、前記来訪者の来訪を通知するための来訪者通知情報を生成する来訪者通知生成手段と、
前記来訪者通知生成手段により生成された来訪者通知情報を、前記訪問宅の住人に通知する来訪者通知手段と、
前記来訪者通知情報を提示し、かつ、前記来訪者と通話するためのインターホンとを備え、
前記来訪者通知手段は、前記来訪者通知情報を前記インターホンに送信してから所定時間の間に、前記インターホンからの応答がなかった場合に、前記来訪者通知情報を前記訪問宅の住人が所有する端末装置に送信し、
前記来訪者通知情報を前記端末装置に送信してから所定時間の間に、前記端末装置からの応答がなかった場合に、前記来訪者通知情報を自装置に蓄積することを特徴とする宅内制御装置。 - 前記来訪者登録データベースに記憶されている来訪者登録情報は、前記来訪者を識別するための来訪者登録識別情報と、前記来訪者に関連する情報を示す来訪者関連情報とを含み、
前記来訪者情報受信手段により受信した送信来訪者情報は、前記来訪者を識別するための送信来訪者識別情報と、前記来訪者に関連する情報を示す個人情報とを含み、
前記来訪者通知生成手段は、前記来訪者情報受信手段により受信した送信来訪者情報に含まれる送信来訪者識別情報と一致する来訪者登録識別情報が、前記来訪者登録データベースに記憶されている場合には、該一致する来訪者登録識別情報と対応付けられて該来訪者登録データベースに記憶されている来訪者関連情報と、前記来訪者情報受信手段により受信した個人情報とを含む来訪者通知情報を生成し、
前記来訪者情報受信手段により受信した送信来訪者情報に含まれる送信来訪者識別情報と一致する来訪者登録識別情報が、前記来訪者登録データベースに記憶されていない場合には、前記来訪者情報受信手段により受信した個人情報を含む来訪者通知情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の宅内制御装置。 - 前記来訪者通知手段は、前記来訪者通知情報を前記訪問宅の住人が所有する複数の端末装置に送信するものであり、
前記複数の端末装置への送信順序を予め登録しておくようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の宅内制御装置。 - 訪問宅へ来訪した来訪者が所有する端末装置から、前記訪問宅内に設置されている宅内制御装置に、無線通信を用いてデータを送信することにより、前記訪問宅の住人の呼び出しを行う来訪通知システムにおいて、
前記端末装置は、
前記宅内制御装置の呼出要求が外部より入力されたことを検知した場合に、前記宅内制御装置への接続を要求するための接続要求データと、前記来訪者に関する情報を示す送信来訪者情報とを、無線通信により前記宅内制御装置に送信する呼出手段と、
前記呼出手段により送信されたデータに応答する応答信号を受信した場合に、音声データと映像データとの少なくとも一方を、前記応答信号の送信元装置との間で送受信する対話手段と
を備え、
前記宅内制御装置は、
前記来訪者に関する情報を示す来訪者登録情報を記憶する来訪者登録データベースと、
無線通信により、前記端末装置から前記来訪者に関する情報を示す送信来訪者情報を受信する来訪者情報受信手段と、
前記来訪者登録データベースに記憶されている来訪者登録情報に基づいて行われた、前記来訪者情報受信手段により受信した送信来訪者情報の認証結果に応じて、前記来訪者の来訪を通知するための来訪者通知情報を生成する来訪者通知生成手段と、
前記来訪者通知生成手段により生成された来訪者通知情報を、前記訪問宅の住人に通知する来訪者通知手段と、
前記来訪者通知情報を提示し、かつ、前記来訪者と通話するためのインターホンとを備え、
前記来訪者通知手段は、前記来訪者通知情報を前記インターホンに送信してから所定時間の間に、前記インターホンからの応答がなかった場合に、前記来訪者通知情報を前記訪問宅の住人が所有する端末装置に送信し、
前記来訪者通知情報を前記端末装置に送信してから所定時間の間に、前記端末装置からの応答がなかった場合に、前記来訪者通知情報を自装置に蓄積することを特徴とする来訪通知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003335750A JP4260591B2 (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 端末装置、宅内制御装置、及び、来訪通知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003335750A JP4260591B2 (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 端末装置、宅内制御装置、及び、来訪通知システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005102085A JP2005102085A (ja) | 2005-04-14 |
JP4260591B2 true JP4260591B2 (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=34463050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003335750A Expired - Fee Related JP4260591B2 (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 端末装置、宅内制御装置、及び、来訪通知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4260591B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4727378B2 (ja) * | 2005-10-14 | 2011-07-20 | 京セラ株式会社 | 外来者受付システム、屋外機および通信端末 |
US8655271B2 (en) * | 2006-05-10 | 2014-02-18 | Sony Corporation | System and method for storing near field communication tags in an electronic phonebook |
JP2009232421A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Aiphone Co Ltd | インターホンシステム |
JP5111339B2 (ja) * | 2008-11-14 | 2013-01-09 | 株式会社野村総合研究所 | 訪問応対支援システム、訪問応対支援方法 |
JP6125184B2 (ja) * | 2012-09-21 | 2017-05-10 | 綜合警備保障株式会社 | 施設管理システム及び施設管理方法 |
JP6795833B2 (ja) * | 2015-08-11 | 2020-12-02 | 株式会社西電通 | 集合住宅用通話管理システム |
JP6967740B2 (ja) * | 2017-11-30 | 2021-11-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通知システム及び通知プログラム |
JP6496863B1 (ja) | 2018-05-09 | 2019-04-10 | 一史 渡邉 | サーバ及び受付用画面の表示方法 |
JP7004683B2 (ja) * | 2019-03-08 | 2022-01-21 | 一史 渡邉 | 受付システム、受付方法、サーバ、及び、コードの使用方法 |
CN112333410A (zh) * | 2020-07-24 | 2021-02-05 | 深圳Tcl新技术有限公司 | 智能门铃及其控制方法和计算机可读存储介质 |
-
2003
- 2003-09-26 JP JP2003335750A patent/JP4260591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005102085A (ja) | 2005-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20040170262A1 (en) | Network system, server apparatus, and communication method | |
JP4260591B2 (ja) | 端末装置、宅内制御装置、及び、来訪通知システム | |
JP2007110490A (ja) | 外来者受付システム、屋外機および通信端末 | |
JP4847169B2 (ja) | 顔認証インターホンシステム | |
JP4945356B2 (ja) | 電気錠システム | |
JP7393479B2 (ja) | 集合住宅用インターホンシステム | |
JP3433722B2 (ja) | 来訪者通知システム | |
JP4245005B2 (ja) | 来訪者管理システム | |
JP2004221736A (ja) | ドアホン装置 | |
JP2019068362A (ja) | インターホンシステム | |
JP2006319618A (ja) | インターホン応答システム及び方法 | |
KR100607645B1 (ko) | 가입자 댁내에 설치된 디스플레이장치를 이용하는문자메시지 송수신 시스템 및 방법 | |
JP2004056370A (ja) | インターフォンシステムおよび情報提供方法 | |
JP6968732B2 (ja) | インターホンシステム | |
JP6145844B2 (ja) | 住宅情報盤、インターホンシステム及び携帯無線端末機用プログラム | |
JP7518936B2 (ja) | 集合住宅用インターホンシステム | |
JP2007096831A (ja) | インターホン装置 | |
JP7297462B2 (ja) | 来訪者対応システム | |
JP4670232B2 (ja) | 遠隔監視機能付携帯電話機およびカメラ付き携帯電話機を用いた遠隔監視システム | |
JP2019068361A (ja) | インターホンシステム | |
JP2024044776A (ja) | 音声情報出力システム、音声情報出力システムの制御方法および音声情報出力システムの制御プログラム | |
JP6967740B2 (ja) | 通知システム及び通知プログラム | |
JP2007116630A (ja) | 集合住宅インターホンシステム | |
JP2009124394A (ja) | 携帯電話端末を利用した集合住宅用インターホンシステム | |
JP2024044789A (ja) | 情報端末の制御方法および情報端末の制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090127 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090204 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |