JP7297462B2 - 来訪者対応システム - Google Patents

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Description

本発明は、インターホンシステムの一部を成す玄関子機からの呼び出しを携帯端末で受けて応答し、来訪者に対応する来訪者対応システムに関する。
来訪者が不審者である場合、不審者登録をして次回の訪問時には呼び出しを行わないよう制御することで、不審者に対応する煩わしさを無くすと共にセキュリティ性の向上を図ったインターホンシステムがある。
例えば特許文献1のインターホンシステムでは、過去の不審者画像や音声を登録し、呼出を受けた際に撮像した画像や音声が登録されている不審者と一致したら、自動対応モードに移行して警備会社等に通報するよう構成されている。
特開2006-155273号公報
上記従来のインターホンシステムは、登録されている不審者による呼び出しに対しては応答せずに済んだが、応答せずに済むのは不審者登録した住戸のみであり、友人宅等他の住戸に対しても不審者情報を共有するには、別途他住戸に通知するための不審者登録をする必要があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、別途操作すること無く不審者情報を友人の間で共有できる来訪者対応システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、カメラを備えた玄関子機が呼出操作されたら、通信ネットワークを介して携帯端末に呼出通知がなされるようリンク設定されて、携帯端末から応答することが可能な来訪者対応システムであって、携帯端末への呼出通知を管理する管理サーバが通信ネットワーク上に配置され、呼出操作された玄関子機は、管理サーバを介して携帯端末に呼出通知が成されると共に、携帯端末は他の少なくとも1台の携帯端末とグループ設定されて管理サーバに登録されており、玄関子機からの呼び出しが通知された携帯端末は、呼出時、応答時、終話後の待受時の少なくとも何れかのタイミングで管理サーバに不審者登録する不審者登録操作を実施でき、管理サーバは、不審者登録操作を受けてカメラが呼出操作時に撮像した来訪者映像を保存すると共に、グループ設定が成されている他の携帯端末に不審者発生情報を送信し、更に管理サーバは、音声をテキストに変換するテキスト変換部、及びテキスト情報記憶部を有し、不審者登録操作がなされたら、来訪者の音声少なくとも一部がテキスト変換されてテキスト情報記憶部に保存され、携帯端末で不審者映像が再生される際には、保存されているテキスト情報が合わせて表示されることを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機からの呼び出しに携帯端末で応答操作した居住者が、応答した携帯端末を操作して不審者登録を行うと、不審者の映像が管理サーバに登録されると同時に、グループ設定されている他の携帯端末に不審者の情報が送信れる。よって、簡易な操作で不審者情報を共有できるし、後から不審者を映像で確認することも可能でありセキュリティ性が向上する。
加えて、不審者映像と共に不審者に関するテキスト情報が表示されるため、表示される情報のみで不審者が何者か具体的に把握することができ対処し易い。
尚、「カメラの撮像映像」の「映像」は静止画である「画像」を含むものであり、ここでは映像と画像を同等としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、不審者発生情報には、カメラの撮像映像が添付、或いはカメラの撮像映像の保存場所がリンク先として添付されることを特徴とする。
この構成によれば、グループ設定されている携帯端末は、不審者発生情報を受けたら管理サーバから不審者映像を入手できるため、不審者に関する情報を共有できる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、管理サーバは、カメラの撮像映像の保存に合わせて、撮像時の音声も合わせて保存し、携帯端末で不審者映像を再生する際には保存された音声が連動して放音されることを特徴とする。
この構成によれば、不審者の映像に加えて音声も把握でき不審者に関する十分な情報を得ることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、管理サーバは、カメラの撮像映像から人物を特定する顔認証部を具備し、玄関子機のカメラの撮像映像により顔認証を実施し、来訪者が過去に登録された不審者の顔画像と一致したら、呼出通知先の携帯端末に登録されている不審者である旨を送信することを特徴とする。
この構成によれば、顔認証により来訪者が過去に不審者登録された人物である場合はそれを認識でき、煩わしい応答をすることなく対処できる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の構成において、グループ設定されている個々の携帯端末は、個々に異なる玄関子機にリンク設定されており、玄関子機が呼出操作されたら、管理サーバは玄関子機のカメラの撮像映像により顔認証を実施し、グループ設定されている任意の携帯端末において過去に不審者登録された顔画像の何れかと一致したら、呼出通知先の携帯端末に登録されている不審者である旨を送信することを特徴とする。
この構成によれば、他の住戸に訪問した際に不審者登録された人物が、自住戸に現れて呼び出しを受けた場合も、管理サーバが来訪者映像から不審者であると判断して呼出通知先の携帯端末にその旨が通知される。よって、呼出通知を受けた居住者が不審者登録していない人物であっても、グループ内で不審者登録されていれば呼出通知を受けた時点で不審者による呼び出しであることを認識でき、不要な応答をせずに済む。
本発明によれば、玄関子機からの呼び出しに携帯端末で応答操作した居住者が、応答した携帯端末を操作して不審者登録を行うと、不審者の映像が管理サーバに登録されると同時に、グループ設定されている他の携帯端末に不審者の情報が送信れる。よって、簡易な操作で不審者情報を共有できるし、後から不審者の映像を確認することも可能でありセキュリティ性が向上する。
本発明に係る来訪者対応システムの一例を示す概略構成図である。 クラウドサーバの機能ブロック図である。 呼出通知を受けた携帯端末の表示説明図である。 不審者登録ボタンを表示した携帯端末の表示説明図である。 不審者登録ボタンを表示した携帯端末の他の例を示す説明図である。 グループを成す他の携帯端末で不審者登録が成された場合の自身が携行する携帯端末の表示説明図であり、(a)は最初の表示、(b)は確認ボタン操作後の表示を示している。 既に不審者登録した人物が再び現れた場合の情報を表示した携帯端末の表示説明図である。 図7の表示から、現れた不審者に関するテキスト情報を表示させた表示説明図である。 グループ内の誰かが不審者登録した人物が現れた場合の携帯端末の表示説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る来訪者対応システムを示し、1はインターホン機器である玄関子機、2は玄関子機1にリンク設定が成されており玄関子機1からの呼び出しが通知される携帯端末、3はクラウド上に配置された管理サーバとしてのクラウドサーバである。
クラウドサーバ3は、例えばクラウドサーバ3を管理する警備会社に設置され、通信ネットワークNに有線接続された玄関子機1と通信するし、通信ネットワークNに含まれる移動体通信網を介して携帯端末2とも無線通信を行う。また、Mは玄関子機1を呼出操作する訪問者を示している。
玄関子機1は、住戸玄関に設置されて居住者を呼び出すための呼出ボタン11、通話するためのマイク12及びスピーカ13、来訪者を撮像するためのカメラ14を備え、更に通信ネットワークNを介してクラウドサーバ3と通信する外部通信部(図示せず)等を備えている。
携帯端末2は、居住者が携行して玄関子機1からの呼び出しに応答する機能を備えた機器であり、カメラ14の撮像映像に加えて各種情報を表示するディスプレイ21、応答操作を含む各種操作を行うタッチパネルから成る操作部、通話部等を備え、例えばスマートフォンが適用できる。そして、通信ネットワークNを介して在宅時でも外出先であっても、玄関子機1からの呼び出しが通知され、応答操作することで来訪者との間で通話が可能に設定されている。
更に携帯端末2は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を使用したグループ設定が可能であり、グループ設定された少なくとも1台の他の携帯端末2との間で情報の共有を可能としている。このグループ設定としては、LINE(登録商標)、Twitter(登録商標)が利用できるがこれに限らない。
尚、玄関子機1と対を成してインターホン装置を構成する居室親機が住戸内に設置されている場合は、住戸内での応答は居室親機を使用することができる。
図2はクラウドサーバ3の機能ブロック図を示している。クラウドサーバ3は、玄関子機1と携帯端末2との関連付け、及び携帯端末2のグループ情報を記憶する携帯端末情報記憶部31、不審者情報を保存する不審者情報記憶部32、玄関子機1のカメラ14が撮像した映像から来訪者の顔認証を行う顔認証部33、音声をテキスト変換するテキスト変換部34、変換したテキスト情報を保存するテキスト情報記憶部35、クラウドサーバ3を制御するサーバCPU36、通信ネットワークNを介して玄関子機1或いは携帯端末2等と通信するサーバ通信IF37等を備えている。
サーバCPU36は、玄関子機1と携帯端末2との間の通信を管理し、玄関子機1が呼出操作されたら、リンク設定されている携帯端末2に呼出発生を通知すると共に、通話を管理する。
不審者情報記憶部32は、携帯端末2の後述する不審者登録操作を受けて、カメラ14が撮像した来訪者映像、及び通話時の来訪者音声を保存する。
テキスト情報記憶部35は、テキスト変換部34が音声をテキスト変換したデータを記憶する。また、テキスト変換部34には「修理」、「健康」、「保険」等の特定の単語が予め登録されており、来訪者音声をテキスト変換する際にこれらの単語が含まれていたら、テキスト情報記憶部35に別途記憶される。尚、これらの保存は、来訪者の映像に関連付けられて保存される。
このように構成された来訪者対応システム動作、特に不審者が玄関子機1を呼出操作した場合の動作を以下説明する。
但し、携帯端末2は複数の携帯端末2同士でグループ設定されているものとし、グループ設定されている個々の携帯端末2は、携行者それぞれが居住する住戸の玄関子機1にリンク設定されており、自住戸の玄関子機1が呼出操作されたら、クラウドサーバ3を介して呼出通知が成され、応答可能に設定されているものとする。
玄関子機1が呼出操作されると、呼出信号は通信ネットワークNを介してクラウドサーバ3に送信される。また呼出操作を受けた玄関子機1は、カメラ14を起動して撮像映像をクラウドサーバ3に送信する。
呼出信号を受信したクラウドサーバ3では、サーバCPU36の制御により呼出信号に含まれる玄関子機1の情報からこの玄関子機1にリンク設定されている携帯端末2を携帯端末情報記憶部31から特定し、特定した携帯端末2に呼出発生を通知(呼出通知)を実施する。
図3は、呼出通知を受けた携帯端末2のディスプレイ21の表示を示している。図3に示すように、呼出画面には通話ボタン22、終了ボタン23と共に、カメラ14の撮像映像である来訪者映像が表示される。そして呼出通知を受けた携帯端末2では、呼出音の鳴動等の通知動作を実施する。
呼出通知を受けた居住者が通話ボタン22をタッチして応答操作すると、クラウドサーバ3、通信ネットワークNを介して玄関子機1との間で通話路が形成され、来訪者と通話することが可能となる。尚、カメラ14の撮像映像の表示は通話操作してから表示させてもい。
ここで、呼び出しを受けて携帯端末2で対応した居住者が、通話時の会話内容、表示された来訪者映像の容姿、行動、更には訪問回数などで来訪者が不審者であると判断したら、応答操作した携帯端末2から不審者登録操作を行うことができる。
図4はこの不審者登録操作の流れを示している。図4に示すように、通話中も表示されている終了ボタン23が操作されると、通話路が切断されて「不審者として登録しますか?」のメッセージS1がディスプレイ21にポップアップ表示される。この表示と共に「はい」「いいえ」のボタン25a、25bが表示され、不審者登録ボタンである「はい」25aがタッチ操作されると、不審者登録信号がクラウドサーバ3に送信される。尚、「いいえ」のボタン25bがタッチ操作されると待受状態に戻る。
図5は不審者登録ボタン25の他の表示形態を示し、不審者登録ボタン25は、図5に示すように呼出通知を受けた最初の表示状態から表示させてもい。
不審者登録信号を受信したクラウドサーバ3では、サーバCPU36の制御により、不審者登録信号送信元の携帯端末2とグループ設定されている携帯端末2を携帯端末情報記憶部31から読み出され、それらの携帯端末2に対して一斉に不審者発生情報が送信される。例えば、同じ集合住宅の複数の住人の携帯端末2に対して不審者発生情報が送信される。この送信により、不審者の訪問があった旨が集合住宅内の他の住人に速やかに通知される。
また不審者登録信号を受けたクラウドサーバ3は、このときのカメラ14の撮像映像、来訪者の音声が不審者情報記憶部32に記憶される。具体的にクラウドサーバ3は、呼出信号を中継した段階で、玄関子機1から来訪者映像を入手しており、図示しない一次記憶部を有し、この一次記憶部に来訪者映像及び通話時の来訪者音声を一次記憶している。
そして、終話後に不審者登録ボタン25が操作されたら、この一次記憶部に記憶されている映像及び音声が不審者情報記憶部32に移行され保存される。
図6はグループ内の他の携帯端末2で不審者登録が成された場合の自身の携帯端末2の表示を示す説明図であり、(a)は最初の表示、(b)は確認ボタン操作後の表示を示している。
不審者発生情報を受信した携帯端末2は、図6に示すように「○○さんから不審者情報が登録されました」のメッセージS2がクラウドサーバ3から送信されて表示する。また、この表示に合わせてリンク先であるクラウドサーバ3から情報を入手するための確認ボタン26が表示される。
不審者発生情報には、クラウドサーバ3の不審者情報記憶部32がリンク先として添付されており、確認ボタン26を操作するとクラウドサーバ3にアクセスし、不審者情報記憶部32に登録されている人物の映像がディスプレイ21に表示される。同時に登録されている不審者の通話音声が携帯端末2の通話部から映像に連動して放音される。
尚、リンク先を添付せず、送信する不審者発生情報にカメラ14の撮像映像自体を添付して、不審者発生情報の受信と同時に不審者映像を表示しても良い。
このように、玄関子機1からの呼び出しに携帯端末2で応答操作した居住者が、応答した携帯端末2を操作して不審者登録を行うと、不審者の映像がクラウドサーバ3に登録されると同時に、グループ設定されている他の携帯端末2に不審者の情報が送信れる。よって、簡易な操作で不審者情報を共有できるし、後から不審者を映像で確認できセキュリティ性が向上する。
また、グループ設定されている携帯端末2は、不審者発生情報を受けたらクラウドサーバ3から不審者映像を入手できるため、不審者に関する情報を共有できる。
更に、携帯端末2から不審者の映像に加えて音声も把握でき、不審者に関する十分な情報を得ることができる。
次に、不審者情報記憶部32に既に登録された不審者が再度現れて、玄関子機1が呼出操作された場合を説明する。
サーバCPU36は、不審者情報記憶部32に不審者映像が登録された時点から、その後の玄関子機1から送信された訪問者映像に対して、顔認証部33が起動して訪問者の顔認証を実施する。この顔認証は、不審者登録した携帯端末2がリンクしている玄関子機1からの映像だけでなく、グループを構成している全ての携帯端末2がリンクそている玄関子機1のカメラ14の撮像映像に対しても行われる。
そして、認証した結果、一致する顔画像がなければ、即ち登録されている不審者で無ければ、携帯端末2に上述した図3に示す表示が成されて呼出通知が成される。
但し、認証した結果、過去に登録されている不審者であると判定されたら、クラウドサーバ3から呼出通知送信先の携帯端末2に、その旨のメッセージが送信されて表示される。
図7は、このような呼出通知を受けた場合を示し、居住者自身が過去に登録した不審者が再度現れた場合の携帯端末2の表示を示している。図7に示すように、呼出画面には来訪者映像と共に「不審者登録されています」のメッセージS3が表示される。このディスプレイ21の表示から、来訪者が不審者登録されている人物であることが認識できる。
そして、このメッセージ表示エリアは、クラウドサーバ3のテキスト情報記憶部35にリンクして不審者情報を入手するための情報表示ボタンでもある。このエリアをタッチ操作すると不審者設定された時の来訪者音声から抽出してテキスト情報記憶部35に登録されている文言が表示される。
図8は、この情報表示ボタンの操作を受けて、クラウドサーバ3から入手した情報を表示した状態を示している。図8では、カメラ14の現在の撮像映像に代えて登録時の来訪者映像を表示すると共に、登録時の訪問者の音声から抽出された特定の文言「健康」が表示されている状態を示している。
このディスプレイ21の表示を確認した居住者は、この情報から訪問者が過去に登録された人物であり、また表示された文言から健康に関する食品や器具の訪問販売等を類推でき、応答すること無く訪問者に関する情報を入手できる。
尚、この時表示されるテキスト情報は、テキスト情報記憶部35に保存されている居住者との通話時に来訪者が喋った全テキストであっても良い。
このように、訪問者が過去に不審者登録した人物である場合は、顔認証によりそれを認識でき、不審者映像と共に不審者に関するテキスト情報が表示されるため、表示される情報から不審者が何者か把握することができ、煩わしい応答をする必要がなくセキュリティ性の向上に有効である。
また図9は、グループ内の他の携帯端末2により不審者登録された人物が自住戸に現れて玄関子機1が操作された場合を示している。
この場合も、クラウドサーバ3の顔認証部33がカメラ14の撮像映像から顔認証を実施する。その結果、登録されている不審者であると判別すると、図9に示すように携帯端末2に呼出通知と共に不審者である旨のメッセージが送信されて表示される。
図9では「グループ内で不審者登録されています」のメッセージS4が来訪者映像と共に表示された状態を示している。この表示を受けて不審者であることを認識した居住者が、このメッセージ表示エリアをタッチ操作すると、上記図8に示す表示と同様に、登録時の不審者に関する映像及びテキスト情報が表示される。
このように、他の住戸の訪問した際に不審者登録された人物が、自住戸に現れて呼び出しを受けた場合も、クラウドサーバ3が来訪者映像から不審者であると判断して携帯端末2に不審者情報が送信される。よって、呼出通知を受けた居住者が不審者登録していない人物がであっても、グループ内で不審者登録されていれば呼出通知を受けた時点で不審者による呼び出しであることを認識でき、応答する煩わしさを回避することができる。
尚、上記実施形態では、通話の中の来訪者音声から特定の文言を抽出してテキスト情報保存部に保存しているが、来訪者の会話内容を全てテキストデータに変換して記憶しても良い。また、携帯端末2は来訪者或いは不審者の映像を表示する構成となっているが、表示するは映像でなく静止画(画像)であっても良い。
更に、携帯端末2を操作して不審者映像を表示した際に、不審者の音声も合わせて放音する構成を説明しているが、音声に代えてテキスト変換部34が保存しているテキストデータから成る会話内容を表示させても良い。
また、顔認証部33をクラウドサーバ3に設けているが、個々の玄関子機1に設けて、判定結果をクラウドサーバ3に送信しても良い。
1・・玄関子機、2・・携帯端末、3・・クラウドサーバ(管理サーバ)、14・・カメラ、21・・ディスプレイ、25,25a・・不審者登録ボタン、31・・携帯端末情報記憶部、32・・不審者情報記憶部、33・・顔認証部、34・・テキスト変換部、35・・テキスト情報記憶部、36・・サーバCPU、37・・サーバ通信IF、N・・通信ネットワーク。

Claims (5)

  1. カメラを備えた玄関子機が呼出操作されたら、通信ネットワークを介して携帯端末に呼出通知がなされるようリンク設定されて、前記携帯端末から応答することが可能な来訪者対応システムであって、
    前記携帯端末への呼出通知を管理する管理サーバが通信ネットワーク上に配置され、
    呼出操作された前記玄関子機は、前記管理サーバを介して前記携帯端末に呼出通知が成されると共に、前記携帯端末は他の少なくとも1台の携帯端末とグループ設定されて前記管理サーバに登録されており、
    前記玄関子機からの呼び出しが通知された前記携帯端末は、呼出時、応答時、終話後の待受時の少なくとも何れかのタイミングで前記管理サーバに不審者登録する不審者登録操作を実施でき、
    前記管理サーバは、前記不審者登録操作を受けて前記カメラが呼出操作時に撮像した来訪者映像を保存すると共に、前記グループ設定が成されている他の携帯端末に不審者発生情報を送信し、
    更に前記管理サーバは、音声をテキストに変換するテキスト変換部、及びテキスト情報記憶部を有し、前記不審者登録操作がなされたら、来訪者の音声少なくとも一部がテキスト変換されて前記テキスト情報記憶部に保存され、
    前記携帯端末で不審者映像が再生される際には、保存されているテキスト情報が合わせて表示されることを特徴とする来訪者対応システム。
  2. 前記不審者発生情報には、前記カメラの撮像映像が添付、或いは前記カメラの撮像映像の保存場所がリンク先として添付されることを特徴とする請求項1記載の来訪者対応システム。
  3. 前記管理サーバは、前記カメラの撮像映像の保存に合わせて、撮像時の音声も合わせて保存し、前記携帯端末で不審者映像を再生する際には保存された音声が連動して放音されることを特徴とする請求項2記載の来訪者対応システム。
  4. 前記管理サーバは、前記カメラの撮像映像から人物を特定する顔認証部を具備し、
    前記玄関子機のカメラの撮像映像により顔認証を実施し、来訪者が過去に登録された不審者の顔画像と一致したら、呼出通知先の前記携帯端末に登録されている不審者である旨を送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の来訪者対応システム。
  5. 前記グループ設定されている個々の携帯端末は、個々に異なる前記玄関子機にリンク設定されており、
    前記玄関子機が呼出操作されたら、前記管理サーバは前記玄関子機のカメラの撮像映像により顔認証を実施し、
    グループ設定されている任意の携帯端末において過去に不審者登録された顔画像の何れかと一致したら、呼出通知先の前記携帯端末に登録されている不審者である旨を送信することを特徴とする請求項4記載の来訪者対応システム。
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