JP7089893B2 - 集合住宅コミュニケーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、集合住宅コミュニケーションシステムに関する。
従来、複数の住居棟で構成される集合住宅向けのインターホンシステムがある(特許文献1参照)。このインターホンシステムの構成では、各住居棟は、インターホン回線(インターホン専用線)を介して制御機と接続されている。
また、スピーカと、マイクと、カメラと、呼出ボタンを備え、遠隔配置されるコンピューティング・デバイスと無線通信可能なWIFIドアベルが知られている(特許文献2参照)。
特開2004-260679号公報 米国特許第9094584号明細書 米国特許第8872915号明細書 米国特許第9237318号明細書 米国特許第8144183号明細書 米国特許第9432638号明細書 米国特許第9485478号明細書 米国特許第9516284号明細書
ところで、各集合住宅には、住居や管理室だけではなく、駐車場やスポーツジムなどの共用施設が設けられている場合がある。このような集合住宅において、各住居や管理室の呼出制御に加えて、共用施設に設置されて無線通信可能なドアベルからの呼出制御を一括して行うシステムが求められている。
そこで、本発明は、集合住宅において住宅施設に設けられた呼出装置と共用施設に設置されたドアベルとの間の円滑な呼出制御が可能な集合住宅コミュニケーションシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の集合住宅コミュニケーションシステムは、
集合住宅の各住居および集合玄関の少なくとも一方に関連付けられた呼出装置と、
前記集合住宅の共用施設に関連付けられたドアベルと、
前記呼出装置および前記ドアベルと通信可能に構成された制御部と、
を備えた集合住宅コミュニケーションシステムであって、
前記ドアベルは、無線ネットワーク通信手段により、前記制御部と通信可能に構成されている。
上記構成によれば、集合住宅において住宅施設に設けられた呼出装置と共用施設に設置されたドアベルとの間の円滑な呼出制御が可能な集合住宅コミュニケーションシステムを提供することができる。また、ドアベルは無線ネットワーク手段により通信可能であるため、ドアベルの後付けも容易に行うことができる。
また、上記集合住宅コミュニケーションシステムにおいて、
前記共用施設は、前記集合住宅内に設置された管理室およびセキュリティポールの少なくとも一方を含んでもよい。
この構成によれば、管理室に設置されたドアベルから呼出装置を呼び出したり、セキュリティポールに設置されたドアベルから管理室のドアベルを呼び出したりすることができる。
また、上記集合住宅コミュニケーションシステムにおいて、
前記呼出装置は、前記各住居の居住者に関連付けられた携帯情報端末を含んでもよい。
上記構成によれば、居住者が携帯するスマートフォンなどの情報端末とドアベルとの間で呼び出しを行うことができる。
また、上記集合住宅コミュニケーションシステムは、
前記集合住宅から遠隔に配置されて前記制御部と無線通信ネットワーク手段により通信可能に構成された遠隔制御装置をさらに備えてもよい。
この構成によれば、マンション管理会社やセキュリティ会社などの制御室において、呼出装置やドアベルからの呼出に対応することができる。
本発明によれば、集合住宅において住宅施設に設けられた呼出装置と共用施設に設置されたドアベルとの間の円滑な呼出制御が可能な集合住宅コミュニケーションシステムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る集合住宅コミュニケーションシステムの構成を示す図である。 集合住宅コミュニケーションシステムが備えるドアベルの機能ブロック図である。 集合住宅コミュニケーションシステムが備えるサーバの機能ブロック図である。 集合住宅コミュニケーションシステムの動作を説明するフローチャートである。
以下、本実施形態の一例に係る集合住宅コミュニケーションシステムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る集合住宅コミュニケーションシステムの構成を示す図である。集合住宅コミュニケーションシステム1は、住居者が居住する住宅施設3や、複数の人が共同で利用できる共用施設4などで構成される例えばマンション等の集合住宅2に用いられるシステムである。
図1に示すように、集合住宅コミュニケーションシステム1は、住宅施設3に、居室親機10(呼出装置の一例)と、居室玄関子機15と、集合玄関機20(呼出装置の一例)とを備え、共用施設4に、ドアベル30(30A~30D)を備えている。また、集合住宅コミュニケーションシステム1は、これらの機器間の呼出制御を行うサーバ40(制御部の一例)を備えている。
居室親機10は、インターホン回線(インターホン専用線)L1を介してサーバ40と通信可能に接続されている。また、集合玄関機20は、インターホン回線L2を介してサーバ40と通信可能に接続されている。また、居室玄関子機15がインターホン回線L3を介して居室親機10と通信可能に接続されている。
ドアベル30(30A~30D)は、ネットワークNを介してサーバ40と通信可能に接続されている。ネットワークNとしては、例えば、インターネット、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)、ラジオ、セルラー、Bluetooth(登録商標)、電磁波、赤外線光、音波、およびマイクロ波等の無線ネットワーク通信手段を用いることが可能である。なお、ドアベル30(30A~30D)とネットワークNを中継する通信機器としては、例えば、Wi-Fiルータが用いられ得る。
ドアベル30(30A~30D)は、例えば、スポーツジム4A、駐車場4B、あるいは集合住宅内の歩道などに建てられたセキュリティポール4C、あるいはコンシェルジュがいる管理室4D(管理室内やカウンタなど)等に設置されている。ドアベル30(30A~30D)は、共用施設4に居るユーザ(例えば、来訪者,居住者,コンシェルジュ等)が住宅施設3に居るユーザ(例えば、居住者等)と通話するため、あるいは共用施設4に居るユーザ同士で通話するためなどに用いられるものである。管理室4Dには、集合住宅2に関する住宅情報が保存される管理室親機50として、例えば、PC(Personal Computer)が設置されている。
また、サーバ40には、ネットワークNを介して携帯情報端末60が通信可能に接続されうる。携帯情報端末60は、例えば、各住居に関連付けられたユーザ(例えば、居住者)が所有するスマートフォン、タブレットコンピュータ、およびその他の情報端末である。
また、集合住宅コミュニケーションシステム1には、集合住宅2から離れた場所に遠隔コントロールセンタ5が設けられており、その遠隔コントロールセンタ5には集合住宅の情報を管理する遠隔制御装置70が設置されている。遠隔制御装置70は、例えば、PCからなり、集合住宅のマスターデータが記憶されている。遠隔制御装置70は、ネットワークNを介してサーバ40と通信可能に接続されている。遠隔コントロールセンタ5は、例えば、マンション管理会社、セキュリティ会社などである。
居室親機10は、集合住宅の各住居内に設置されている。居室親機10は、表示部11、操作部12、通話部13等を備えている。居室親機10は、通話部13を介して、例えば、集合玄関機20やドアベル30(30A~30D)や携帯情報端末60や遠隔制御装置70からの呼び出しに対して応答できるように構成されている。また、居室親機10は、操作部12を操作することで、例えば、スポーツジム4Aのドアベル30A、駐車場4Bのドアベル30B、管理室4Dのドアベル30D、携帯情報端末60、および遠隔制御装置70を呼び出すことができるように構成されている。各居室親機10には、その居室機を特定する居室親機IDが記憶されている。
居室玄関子機15は、住居の玄関に設置されている。居室玄関子機15は、カメラ16、操作部17、通話部18等を備えている。居室玄関子機15は、操作部18を操作することで、その居室玄関子機15が接続されている居室親機10を呼び出すことができるように構成されている。
集合玄関機20は、集合住宅の集合玄関や共用スペース等に設置されている。集合玄関機20は、呼出部21、通話部22、カメラ23、表示部24等を備えている。集合玄関機20は、呼出部21を操作することで、例えば、居室親機10、スポーツジム4Aのドアベル30A、駐車場4Bのドアベル30B、管理室4Dのドアベル30D、携帯情報端末60、および遠隔制御装置70を呼び出すことができるように構成されている。また、集合玄関機20は、通話部22を介して、例えば、居室親機10に居る居住者や、ドアベル30A、ドアベル30B、あるいはドアベル30Dに居るユーザ(例えば、来訪者、居住者、コンシェルジュ等)や、携帯情報端末60を携帯する居住者や、遠隔コントロールセンタ5に居る担当者と通話可能に構成されている。また、集合玄関機20は、カメラ23により、ユーザ(例えば、来訪者等)を撮像することができるように構成されている。集合玄関機20には、その玄関機を特定する集合玄関機IDが記憶されている。
携帯情報端末60は、サーバ40を経由して、例えば、ドアベル30(30A~30D)、集合玄関機20、居室玄関子機15、遠隔制御装置70等からの呼び出しに応答することができるように構成されている。携帯情報端末60は、所定のユーザ・インターフェースを表示可能なタッチスクリーン型の表示部61を有する。携帯情報端末60は、ドアベル30(30A~30D)等から送信されてくる信号に基づいて、所定のコンピュータソフトウェア(例えば、音声通話および画像表示用のアプリケーションソフトウェア)を実行する。例えば、携帯情報端末60は、表示部61上に表示されるユーザ・インターフェースをタッチすることでドアベル30(30A~30D)等からの呼び出しに応答することを許可させ来訪者との間で双方向通信を開始させるアプリケーションソフトウェアを実行することができる。また、携帯情報端末60は、表示部61上に表示されるユーザ・インターフェースをタッチ操作することで、例えば、集合玄関機20、スポーツジム4Aのドアベル30A、駐車場4Bのドアベル30B、管理室4Dのドアベル30D、および遠隔制御装置70を呼び出すことができるように構成されている。携帯情報端末60には、その情報端末を特定する携帯情報端末IDが記憶されている。
ドアベル30(30A~30D)は、図2に示すように、制御部31と、操作部32と、マイク33と、スピーカ34と、人感センサ35と、カメラ36と、画像処理部37と、位置情報取得部38と、通信インタフェース(以下、通信I/Fと称する)39と、を備えている。
制御部31は、ドアベル30の各部の動作を制御する。制御部31は、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路を含んでもよい。プロセッサは、メモリに記憶されたドアベル制御プログラムから指定されるプログラムを読出し、メモリとの協働で各種処理を実行するように構成されてもよい。
操作部32は、ユーザ(例えば、来訪者,居住者,コンシェルジュ等)の各種入力操作を受け付ける。各種入力操作には、例えば、住宅施設3に居るユーザ(例えば、居住者等)を呼び出すための入力操作、共用施設4に居る他のユーザを呼び出すための入力操作等が含まれる。マイク33およびスピーカ34は、通話先のユーザに向けてドアベル側ユーザの音声データを送出したり、ドアベル側のユーザに向けて通話先ユーザからの音声データを出力するための通話部を構成する。
人感センサ35は、ドアベル30の前方にいる人物(ユーザ)を検知するためのセンサであり、例えば、赤外線センサで構成されている。人感センサ35は、制御部31を介して、カメラ36に接続されている。人感センサ35は、人物を検知したことを知らせる検出信号をカメラ36へ出力する。カメラ36は、ユーザを撮像するための撮像機器である。カメラ36は、例えば、ウェブカメラであるビデオカメラとして構成しても良い。カメラ36は、人感センサ35から出力される検出信号に基づいて起動する。カメラ36が撮像した画像は、画像処理部37へ出力される。画像処理部37は、制御部31の制御信号に基づいて、カメラ36から取得した画像データを、通信I/F39を介してサーバ40へ送信する。
位置情報取得部38は、所定のドアベル30(30A~30D)を特定するためドアベルの位置情報を取得するように構成されている。位置情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)を用いて取得される。なお、ドアベル30(30A~30D)を設置する際にそのドアベルの位置情報を位置情報取得部38に予め登録しておいてもよい。なお、所定のドアベル30(30A~30D)を特定するために用いられる情報としては、各ドアベル30A~30Dを特定可能なドアベルIDを用いてもよい。ドアベルIDは、各ドアベル30A~30Dにそれぞれ記憶しておく。
通信I/F39は、ドアベル30とサーバ40との間におけるインターネットNを介した信号伝送路を形成する。
サーバ40は、図3に示すように、記憶部41と、信号変換部42と、映像制御機43と、オーディオ制御機44と、制御部45と、通信I/F46と、を備えている。サーバ40は、例えば、集合住宅の住宅施設3内に設置されている。
記憶部41には、住宅施設3の居室親機10、居室玄関子機15、集合玄関機20、および携帯情報端末60等に関する情報や、共用施設4のドアベル30A~30D等に関する情報が、例えば、呼出制御用の呼出テーブルに対応付けられて記憶されている。また、記憶部41には、サーバ40を特定するサーバIDが記憶されている。
また、記憶部41には、居室親機10、居室玄関子機15、集合玄関機20、ドアベル30(30A~30D)、および携帯情報端末60から送信されてきた呼出信号やデータ(例えば、画像データ、音声データ等)を記憶部41に格納するとともに、当該呼出信号やデータを呼出対象機器へ送信することが可能なアプリケーションがインストールされている。このアプリケーションは、居室親機10、携帯情報端末60、およびドアベル30Dと、遠隔制御装置70との間においても、同様に呼出信号やデータを格納および送信することが可能である。
信号変換部42は、インターホン回線L1,L2で通信可能なアナログ信号を、ネットワークNで通信可能なデジタル信号に変換するアナログデジタル変換部と、その反対にデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタルアナログ変換部とを有する。
映像制御機43は、集合玄関機20で撮像された映像信号を信号処理するとともに、処理した映像信号を居室親機10、ドアベル30(30A~30D)、あるいは携帯情報端末60に向けて送信する。また、映像制御機43は、ドアベル30(30A~30D)で撮像された映像信号を信号処理するとともに、処理した映像信号を居室親機10、集合玄関機20、携帯情報端末60、あるいは他のドアベル30(30A~30D)に向けて送信する。オーディオ制御機44は、居室親機10、集合玄関機20、ドアベル30(30A~30D)、あるいは携帯情報端末60から送信されてきた音声信号を信号処理するとともに、処理した音声信号を通話対象機器に向けて送信する。
制御部45は、サーバ40の各部の動作を制御する。制御部45は、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路を含んでもよい。プロセッサは、メモリに記憶された制御プログラムから指定されるプログラムを読出し、メモリとの協働で各種処理を実行するように構成されてもよい。
制御部45は、インターホン回線L1で接続されている居室親機10と、インターホン回線L2で接続されている集合玄関機20との間の通信処理等の制御を呼出テーブルに基づいて行う。また、制御部45は、インターホン回線Lで接続されている居室親機10および集合玄関機20と、ネットワークNで接続されているドアベル30(30A~30D)、携帯情報端末60、および遠隔制御装置70との間の各通信処理等の制御を呼出テーブルに基づいて行う。また、制御部45は、ネットワークNで接続されているドアベル30(30A~30D)、携帯情報端末60、および遠隔制御装置70相互間の通信処理等の制御を呼出テーブルに基づいて行う。
制御部45は、居室親機10、集合玄関機20、ドアベル30(30A~30D)、携帯情報端末60、および遠隔制御装置70から、例えば、所定の対象機器を呼び出す呼出信号が送信されてくると、記憶部41にインストールされている上記アプリケーションを実行し、所定の相互間における通信処理を開始する。
通信I/F46は、サーバ40と、ドアベル30(30A~30D)、携帯情報端末60、および遠隔制御装置70との間におけるインターネットNを介した信号伝送路を形成する。また、通信I/F46は、サーバ40と、居室親機10および集合玄関機20との間におけるインターホン回線L(L1,L2)を介した信号伝送路を形成する。
次に、図4を参照して、集合住宅コミュニケーションシステム1の動作について説明する。
例えば、共用施設4のドアベル30から住宅施設3の居室親機10が呼び出される場合、集合住宅コミュニケーションシステム1は以下のように動作する。
来訪者により、例えば、駐車場4Bに設置されているドアベル30Bの操作部32を介して、訪問先である部屋番号「301」が入力された後に呼出ボタンが押下される(ステップS1)。
入力された「301」は、ネットワークNを介してサーバ40へ呼出信号「301」として送信される(ステップS2)。なお、送信される呼出信号「301」には、送信元であるドアベル30Bを特定する位置情報あるいはドアベルID(本例では、ドアベルIDを用いる)が付加される。また、上記呼出ボタンが押下されると、ドアベル30Bのカメラ36で撮影された画像データと、マイク33で取得された音声データとがネットワークNを介してサーバ40へ送信される。
ドアベルIDが付加された呼出信号「301」を受信したサーバ40の制御部45は、記憶部41にインストールされているアプリケーションを実行する(ステップS3)。制御部45は、アプリケーションの命令に応じて、ネットワークNを介しドアベル30Bとサーバ40との間の通信を確立する(ステップS4)。制御部45は、呼出テーブルを参照して、送信元が駐車場4Bのドアベル30Bであること、および呼出先が住宅施設3の301号室(居室親機10)であることを認識する(ステップS5)。そして、制御部45は、受信した呼出信号「301」、ドアベルID、画像データ、および音声データを記憶部41に格納するとともに、当該呼出信号「301」、ドアベルID、画像データ、および音声データを記憶部41に格納する。制御部45は、受信した上記呼出信号「301」等のデジタル信号を、信号変換部42により、インターホン回線Lで通信可能なアナログ信号に変換する(ステップS6)。制御部45は、変換された呼出信号「301」をインターホン回線L1を介して全ての居室親機10に向けて送信する(ステップS7)。なお、この場合、画像データ(来訪者の映像)も呼出信号「301」に添付される。
呼出信号「301」を受信した各居室親機10は、呼出信号「301」が自機に対する呼出信号であるか否か判別する。この場合、301号室の居室親機10が自機に対する呼出信号であると判別する。これにより、301号室の居室親機10では、通話部13のスピーカから呼出音が出力されるとともに、所定の呼出ランプが点灯されてドアベル30Bからの呼び出しであることを報知する(ステップS8)。また、表示部11には訪問者の映像が表示される。301号室の居住者によって居室親機10の通話ボタンが押下されると、居室親機10とドアベル30Bとの間の信号通信が許可されて、例えば通話可能となる(ステップS9)。
なお、上記のステップS7では、呼出信号「301」をインターホン回線L1を介して全ての居室親機10に向けて送信する方法を採用しているが、制御部45は、呼出信号「301」に基づいて、呼出先を判別し、当該呼出信号「301」に関連付けられた301号室の居室親機10のみに呼出信号「301」を送信してもよい。
例えば、ドアベル30(30A~30D)から各住居に関連付けられた居住者が所有する携帯情報端末60を呼び出す場合、およびドアベル30(30A~30D)から遠隔コントロールセンタ5の遠隔制御装置70を呼び出す場合も、上記と同様のステップで各処理が実行される。ただし、この場合、サーバ40と携帯情報端末60との間、およびサーバ40と遠隔制御装置70との間はネットワークNを介した通信になる。また、携帯情報端末60を呼び出す場合、先ずドアベル30(30A~30D)から居室親機10への呼び出しが行われて居室親機10で応答がなかったときに、各住居に関連付けられた居住者が所有する携帯情報端末60へその呼び出しが自動的に転送されるようにしてもよい。
また、例えば、居室親機10および携帯情報端末60からドアベル30(30A~30D)を呼び出すことも可能であり、その場合には、上記と逆のステップで同様の処理が行なわれて、各呼び出し動作が実行される。
以上説明したように、本実施形態に係る集合住宅コミュニケーションシステム1によれば、集合住宅2において住宅施設3に設けられた呼出装置と共用施設4に設置されたドアベル30との間の円滑な呼出制御を単一のサーバ40を介して行うことができる。
例えば、共用施設4に設置されているドアベル30(30A~30D)から住宅施設3に設置されている居室親機10や集合玄関機20を呼び出したり、あるいは各住居の居住者に関連付けられた携帯情報端末60を呼び出したりすることができる。また、居室親機10、集合玄関機20、および携帯情報端末60からドアベル30(30A~30D)を呼び出すこともできる。
また、例えば、スポーツジム4Aのドアベル30Aや駐車場4Bのドアベル30Bやセキュリティポール4Cのドアベル30Cから管理室4Dのドアベル30Dを呼び出すことができる。
また、例えば、居室親機10、集合玄関機20、および携帯情報端末60の相互間で呼び出しを行うことができる。
また、例えば、居室親機10、集合玄関機20、ドアベル30(30A~30D)、および携帯情報端末60から遠隔コントロールセンタ5(マンション管理会社やセキュリティ会社)の遠隔制御装置70を呼び出すことができる。このため、遠隔コントロールセンタ5の制御室において、その呼び出しに対応することができる。また、遠隔制御装置70から居室親機10、集合玄関機20、ドアベル30(30A~30D)、および携帯情報端末60を呼び出すこともできる。
また、ドアベル30は無線ネットワーク通信手段により通信可能であるため、ドアベル30の後付けも容易に行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1:集合住宅コミュニケーションシステム、2:集合住宅、3:住宅施設、4:共用施設、4A:スポーツジム、4B:駐車場、4C:セキュリティポール、4D:管理室、5:遠隔コントロールセンタ、10:居室親機(呼出装置の一例)、20:集合玄関機(呼出装置の一例)、30(30A~30D):ドアベル、40:サーバ(制御部の一例)、50:管理室親機、60:携帯情報端末、70:遠隔制御装置、L(L1,L2):インターホン回線(インターホン専用線)、N:ネットワーク

Claims (3)

  1. 集合住宅の各住居および集合玄関の少なくとも一方に関連付けられた呼出装置と、
    前記集合住宅の共用施設に関連付けられたドアベルと、
    前記呼出装置および前記ドアベルと通信可能に構成された制御部と、
    を備えた集合住宅コミュニケーションシステムであって、
    前記ドアベルは、無線ネットワーク通信手段により、前記制御部と通信可能に構成され、
    前記制御部は、前記ドアベルから呼出信号を受信した場合には、前記ドアベルに関連付けられた位置情報または識別情報と、前記呼出信号とに基づいて、前記呼出信号に関連付けられた前記呼出装置と前記ドアベルとの通信を許可するように構成され、
    前記呼出装置は、前記各住居の居室親機と、前記各住居の居住者に関連付けられた携帯情報端末と、を含み、
    前記制御部は、前記呼出信号に関連付けられた前記居室親機と前記ドアベルとの前記通信を許可した後で前記居室親機からの応答がなかったときに、前記呼出信号に関連付けられた前記居住者が所有する前記携帯情報端末と前記ドアベルとの通信を許可するように構成されている、集合住宅コミュニケーションシステム。
  2. 前記共用施設は、前記集合住宅内に設置された管理室、セキュリティポール、スポーツジム及び駐車場の少なくとも一つを含む、請求項1に記載の集合住宅コミュニケーションシステム。
  3. 前記集合住宅の外部の遠隔地に配置される遠隔コントロールセンターに設置されており、前記制御部と無線ネットワーク通信手段により通信可能に構成された遠隔制御装置をさらに備えている、請求項1または2に記載の集合住宅コミュニケーションシステム。
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