JP2016092127A - チップ抵抗器 - Google Patents

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Abstract

【課題】抵抗体を外部環境から確実に保護することができると共に耐食性にも優れたチップ抵抗器を提供する。【解決手段】本発明のチップ抵抗器1は、絶縁基板2と、絶縁基板2の表面両端部に設けられた一対の表電極3と、絶縁基板2の裏面両端部に設けられた一対の裏電極7と、両表電極3に跨るように設けられた抵抗体4と、抵抗体4を覆う第1絶縁層5と、第1絶縁層5を覆う樹脂材料からなる第2絶縁層6と、表電極3と裏電極7を導通する端面電極8と、端面電極8を覆うメッキ層9等を備えており、第2絶縁層6の両端部にそれ以外の部位に比べて表面粗さを粗くした粗面部6aを形成し、端面電極8とメッキ層9の端部をそれぞれ粗面部6aに密着させるという構成にした。【選択図】図1

Description

本発明は、面実装タイプのチップ抵抗器に関するものである。
一般的にチップ抵抗器は、直方体形状の絶縁基板と、絶縁基板の表面に所定間隔を存して対向配置された一対の表電極と、絶縁基板の裏面に所定間隔を存して対向配置された一対の裏電極と、表電極と裏電極を導通する端面電極と、これら電極を覆うメッキ層と、対をなす表電極どうしを橋絡する抵抗体と、抵抗体を覆う保護層等によって主に構成されており、保護層はアンダーコート層と呼ばれる第1絶縁層とオーバーコート層と呼ばれる第2絶縁層との2層構造となっている。
このように構成されたチップ抵抗器では、抵抗体にレーザー光を照射してトリミング溝を形成することにより、製造段階でばらついた抵抗体の初期抵抗値が目標とされる所望の抵抗値に調整される。その際、レーザー光の熱で抵抗体のトリミング溝近傍が損傷しないようにするために、抵抗体をガラス材料からなる第1保護層によって覆い、この第1保護層の上からレーザー光を照射するようにしている。また、第2保護層はトリミング溝形成後の抵抗体を外部環境から保護するためのものであり、この第2保護層を耐湿性の良好なガラス材料で形成した場合、ガラスを600℃程度の高温で焼成する必要があるため、調整済の抵抗値が変化して高精度品を製造できなくなるという難点がある。そこで近年では、エポキシ樹脂等の樹脂材料を200℃程度の比較的低い温度で焼き付けて第2保護層を形成するという方法が主流になっており、その樹脂材料として耐湿性の良いエポキシ樹脂やポリイミド樹脂等を使用することにより、空隙や気孔を含まない緻密な第2保護層を形成するといった工夫もなされている。
また、この種のチップ抵抗器において、通常は表電極としてAg系の金属材料が用いられており、この表電極を覆うようにメッキ層が形成された構成となっているが、メッキ層と第2保護層の境界部分となる隙間から腐食性の強い硫化ガス等が侵入し易いため、表電極が硫化ガス等によって腐食されて抵抗値変化や断線等の不具合を招来する虞がある。
そこで従来より、特許文献1に記載されているように、端面電極を第2保護層の端部まで延びるように形成すると共に、この端面電極上に形成したメッキ層を第2保護層の端部に密着させることで、第2保護層と端面電極との隙間をなくして耐食性(特に耐硫化特性)の向上を図るようにしたチップ抵抗器が提案されている。
特開2009−158721号公報
しかしながら、耐湿性の向上を目的として第2保護層を緻密構造にした場合、第2保護層の表面がつるつるで空隙や気孔のない表面粗さになるため、第2保護層に対する端面電極やメッキ層の密着性が悪化して剥離し易くなり、その結果、表電極の耐食性が損なわれてしまうという問題が発生する。
本発明は、上記した従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、抵抗体を外部環境から確実に保護することができると共に耐食性にも優れたチップ抵抗器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、直方体形状の絶縁基板と、この絶縁基板の表面両端部に設けられた一対の表電極と、前記絶縁基板の裏面両端部に設けられた一対の裏電極と、一対の前記表電極に跨るように設けられた抵抗体と、この抵抗体を覆うガラス材料からなる第1絶縁層と、前記表電極の一部と前記第1絶縁層を覆う樹脂材料からなる第2絶縁層と、前記表電極と前記裏電極を導通するように設けられると共に、前記表電極と前記第2絶縁層の境界位置を越えて該第2絶縁層の端部まで延びる端面電極と、この端面電極を覆うように設けられると共に、前記端面電極と前記第2絶縁層の境界位置を越えて該第2絶縁層の端部まで延びるメッキ層とを備え、前記抵抗体と前記第1絶縁層にトリミング溝を形成することによって抵抗値が調整されるチップ抵抗器において、前記トリミング溝の外側に位置する前記第2絶縁層の両端部にそれ以外の部位に比べて表面粗さを粗くした粗面部が設けられており、前記端面電極と前記メッキ層の端部がそれぞれ前記粗面部に密着しているという構成にした。
このように構成されたチップ抵抗器では、トリミング溝の存する部分を覆う第2絶縁層の表面が両端部に比べて緻密な表面粗さになっているため、耐湿性を確保して抵抗体を外部環境から確実に保護することができる。また、トリミング溝の形成されていない部分を覆う第2絶縁層の両端部が表面粗さを粗くした粗面部となっており、端面電極とメッキ層の端部が粗面部まで達しているため、第2絶縁層に対する端面電極とメッキ層の密着性が良好となり、表電極の耐食性が損なわることを確実に防止することができる。
上記の構成において、粗面部が第2絶縁層にブラスト加工を施すことによって形成されたものであると、同一材料からなる第2絶縁層に粗面部とそれ以外の部位を形成することができる。
あるいは、第2絶縁層の両端部に該第2絶縁層よりも面粗度を粗くした補助絶縁層を設け、この補助絶縁層を粗面部とすることも可能であり、この場合、ブラスト加工に比べて製造工程が簡単な印刷によって補助絶縁層を形成することができる。
この場合において、補助絶縁層の樹脂材料が端面電極に使用された材料と同じ材料を含有していると、端面電極と補助絶縁層(粗面部)の密着性をより一層高めることができて好ましい。
また、上記の構成において、メッキ層が端面電極と補助絶縁層に含有される材料と同一材料によって形成されていると、端面電極と補助絶縁層の密着性だけでなく、メッキ層と補助絶縁層の密着性を高めることができて好ましい。
本発明によれば、トリミング溝が形成されていない部分を覆う第2絶縁層の両端部を、端面電極やメッキ層との密着性が良好になるように粗面部としたので、抵抗体を外部環境から確実に保護することができると共に、耐食性にも優れたチップ抵抗器を提供することが可能になる。
本発明の第1実施形態例に係るチップ抵抗器の断面図である。 該チップ抵抗器の製造工程を示す断面図である。 該チップ抵抗器の製造工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態例に係るチップ抵抗器の断面図である。 該チップ抵抗器の製造工程を示す断面図である。
以下、発明の実施の形態について図面を参照しながら説明すると、図1に示すように、本発明の第1実施形態例に係るチップ抵抗器1は、直方体形状の絶縁基板2と、絶縁基板2の上面における長手方向の両端部に設けられた一対の表電極3と、これら表電極3に跨るように設けられた長方形状の抵抗体4と、抵抗体4を被覆する第1絶縁層5と、第1絶縁層5を被覆する第2絶縁層6と、絶縁基板2の下面における長手方向の両端部に設けられた一対の裏電極7と、絶縁基板2の側面に設けられて対応する表電極3と裏電極7を導通する一対の端面電極8と、端面電極8を被覆するメッキ層9とによって主に構成されている。抵抗体4と第1絶縁層5にはトリミング溝10が形成されており、このトリミング溝10によって抵抗体4の抵抗値が調整されている。
絶縁基板2はセラミックス等からなり、この絶縁基板2は後述する大判の集合基板を縦横に延びる一次分割溝と二次分割溝に沿って分割することにより多数個取りされたものである。
表電極3はPd(パラジウム)を1〜5wt%含有するAg(銀)系ペースト材料をスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものである。
抵抗体4は酸化ルテニウム等の抵抗ペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものであり、この抵抗体4の長手方向の両端部は表電極3に重なっている。
第1絶縁層5と第2絶縁層6は2層構造の保護層を構成し、そのうち第1絶縁層5はトリミング溝10を形成する前に抵抗体4を覆うアンダーコート層であり、第2絶縁層6はトリミング溝10を形成した後の第1絶縁層5を覆うオーバーコート層である。なお、トリミング溝10はレーザー光の照射によって形成されたL字形状や直線形状等のスリットであり、このスリットは一対の表電極3で挟まれた抵抗体4の領域内に形成されている。
第1絶縁層5はガラスペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものであり、この第1絶縁層5は抵抗体4の上面を覆って表電極3の端部に重なっている。
第2絶縁層6は耐湿性の良いエポキシ樹脂ペーストやポリイミドを含有するエポキシ樹脂系ペーストをスクリーン印刷して加熱硬化(焼付け)させたものであり、この第2絶縁層6は第1絶縁層5を覆って表電極3の端部に重なっている。第2絶縁層6の両端部は粗面部6aとなっており、これら粗面部6aはそれ以外の部位に比べて表面粗さが粗く設定されている。すなわち、粗面部6aを除いた第2絶縁層6の部位は空隙や気孔のない滑らかな表面粗さとなっており、当該部位を滑面部6aと呼称すると、粗面部6aのRa(算術平均粗さ)は滑面部6aの1.5倍以上に設定されている。なお、詳細については後述するが、粗面部6aは第2絶縁層6の表面にサンドブラスト等のショットブラストを施すことによって形成されたものである。
裏電極7はAgペーストやPdの含有量が少ないAg−Pdペーストをスクリーン印刷して乾燥・焼成させたものである。
端面電極8はニッケル(Ni)/クロム(Cr)等をスバッタすることによって形成されたものであり、第2絶縁層6の外側に位置する表電極3と裏電極7の大部分とは端面電極8によって覆われている。この端面電極8は表電極3と第2絶縁層6の境界部分を越えて粗面部6aまで延びており、粗面部6aの上部側を除く大部分は端面電極8の端部と密着している。
メッキ層9はNiメッキやSnメッキ等からなり、このメッキ層9は端面電極8と表電極3および裏電極7を覆っている。
次に、上記の如く構成されたチップ抵抗器1の製造方法について、図2と図3を参照しながら説明する。
まず、格子状に延びる一次分割溝と二次分割溝が形成された集合基板2Aを準備する。これら一次分割溝と二次分割溝によって集合基板2Aの表裏両面は多数のチップ形成領域に区画され、これらチップ形成領域がそれぞれ1個分の絶縁基板2となる。図2と図3には1つのチップ形成領域が代表的に示されているが、実際には、このようなチップ形成領域が格子状に多数配列されている。
そして、集合基板2Aの裏面にAgペーストをスクリーン印刷して乾燥することにより、図2(a)に示すように、各チップ形成領域の長手方向両端部に所定間隔を存して対向する一対の裏電極7を形成する。
次に、集合基板2Aの表面にAg−Pdペーストをスクリーン印刷して乾燥することにより、図2(b)に示すように、各チップ形成領域の長手方向両端部に所定間隔を存して対向する一対の表電極3を形成する。しかる後、表電極3と裏電極7を約850℃の高温で同時に焼成する。なお、これら表電極3と裏電極7は個別に焼成しても良く、その形成順を逆にして裏電極7よりも表電極3を先に形成するようにしても良い。
次に、集合基板2Aの表面に酸化ルテニウム等を含有した抵抗ペーストをスクリーン印刷して乾燥することにより、図2(c)に示すように、両端部を表電極3に重ね合わせた抵抗体4を形成した後、これを約850℃の高温で焼成する。
次に、抵抗体4を覆う領域にガラスペーストをスクリーン印刷して乾燥することにより、図2(d)に示すように、抵抗体4と表電極3の端部を被覆する第1絶縁層5を形成した後、これを約600℃の温度で焼成する。
次に、一対の補助電極5に図示せぬプローブをそれぞれ接触させて抵抗体4の抵抗値を測定しながら、第1絶縁層5の上からレーザー光を照射することにより、図2(e)に示すように、第1絶縁層5と抵抗体4にトリミング溝10を形成して抵抗体4の抵抗値を調整する。
次に、第1絶縁層5を覆うようにエポキシ・ポリイミド樹脂ペーストをスクリーン印刷して約200℃の温度で加熱硬化(焼付け)することにより、図2(f)に示すように、第1絶縁層5の全部と抵抗体4に形成されたトリミング溝10および表電極3の端部とを覆う第2絶縁層6を形成する。
次に、第2絶縁層6の表面に水等で洗い流せるマスキングペーストをスクリーン印刷して乾燥することにより、図3(a)に示すように、第2絶縁層6の両端部を除いてトリミング溝10を覆う部位にマスキング11を形成する。
次に、図3(b)に示すように、コンプレッサエアーで研磨材を吹き付けてショットブラストを施すことにより、マスキング11で覆われていない第2絶縁層6の表面を粗面化処理した後、図3(c)に示すようにマスキング11を洗浄して取り除く。これにより、第2絶縁層6の両端部に粗面化処理された粗面部6aが形成され、マスキング11で覆われていた第2絶縁層6の上面は緻密構造の滑らかな滑面部6bとなる。
これまでの工程は集合基板2Aに対する一括処理であるが、次なる工程では、集合基板2Aを一次分割溝に沿って短冊状に一次分割することにより、チップ形成領域の長手方向を幅寸法とする短冊状基板2Bを得る。
そして、この短冊状基板2Bの分割面にNi/Crをスパッタリングすることにより、図3(d)に示すように、表電極3と裏電極7を導通する一対の端面電極8を形成する。その際、端面電極8は表電極3と第2絶縁層6の境界部分を越えて第2絶縁層6の粗面部6aまで形成されるが、ブラスト処理された粗面部6aの表面は凹凸のある表面粗さになっているため、耐湿性の良い樹脂材料を用いて第2絶縁層6を形成したにも関わらず、端面電極8と粗面部6aの密着性を高めることができる。
次に、短冊状基板2Bを二次分割溝に沿って二次分割してチップ抵抗器1と同等の大きさのチップ単体(個片)を得た後、各チップ単体の端面電極8全体と裏電極7の一部にNiメッキとSnメッキを順次施すことにより、図3(e)に示すように、端面電極8と裏電極7を被覆する積層構造のメッキ層9を形成してチップ抵抗器1が完成する。
以上説明したように、本実施形態例に係るチップ抵抗器1では、トリミング溝10の存する部分を覆う第2絶縁層6の表面が緻密な表面粗さを有する滑面部6bとなっているため、耐湿性を確保して抵抗体4を外部環境から確実に保護することができる。しかも、トリミング溝10の形成されていない部分を覆う第2絶縁層6の両端部が表面を粗くした粗面部6aとなっており、表電極3を被覆する端面電極8とメッキ層9の端部がこの粗面部6aまで達しているため、第2絶縁層6に対する端面電極8とメッキ層9の密着性が良好となり、耐湿性の良い樹脂材料を用いて第2絶縁層6を形成したにも関わらず、表電極3の耐食性が損なわることを確実に防止することができる。
図4は本発明の第2実施形態例に係るチップ抵抗器20の断面図であり、図1に対応する部分には同一符号を付してある。
第2実施形態例に係るチップ抵抗器20が第1実施形態例に係るチップ抵抗器1と相違する点は、第2絶縁層6の両端部に補助絶縁層21を設け、これら補助絶縁層21を粗面部としたことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。
すなわち、図4に示すように、第2絶縁層6は耐湿性の良いエポキシ樹脂ペーストやポリイミドを含有するエポキシ樹脂系ペーストをスクリーン印刷して加熱硬化させたものであり、この第2絶縁層6は第1絶縁層5を覆って表電極3の端部に重なっている。第2絶縁層6の両端部には補助絶縁層21が設けられており、これら補助絶縁層21の表面粗さRaは第2絶縁層6の1.5倍以上に設定されている。補助絶縁層21は、第2絶縁層6よりも面粗度の粗いエポキシ樹脂ペーストや、NiやCu等の導電性粒子を補助絶縁層21が導電しない程度に少量添加したエポキシ樹脂ペーストを、スクリーン印刷して加熱硬化させたものである。
端面電極8はNi/Cr等をスバッタすることによって形成されたものであり、この端面電極8は表電極3を越えて補助絶縁層21の途中まで延びている。ここで、補助絶縁層21の樹脂材料に含有された添加物が端面電極8に使用された材料と同じであれば、例えば、端面電極8がNi/Crスバッタすることによって形成されたものである場合に、補助絶縁層21の樹脂材料がNiまたはCrの少なくとも一方を含有していれば、端面電極8と補助絶縁層21との密着性が極めて良好なものとなる。
メッキ層9は端面電極8と裏電極7の一部に被着されたNiメッキやSnメッキ等からなり、このメッキ層9の端部は端面電極8を越えて補助絶縁層21まで達している。ここで、メッキ層9が端面電極8と補助絶縁層21に含有される材料と同一材料によって形成されていれば、例えば、端面電極8と補助絶縁層21にNiが含有されている場合に、メッキ層9が少なくともNiメッキを施すことによって形成されたものであれば、端面電極8と補助絶縁層21との密着性が高まるだけでなく、メッキ層9と補助絶縁層21との密着性も極めて良好なものとなる。
次に、上記の如く構成されたチップ抵抗器20の製造方法について、図5を参照しながら説明する。なお、このチップ抵抗器20の製造方法において、図2(a)〜図2(f)に示した第2絶縁層6を形成するまでの工程は第1実施形態例と同じであり、図5はそれ以降の工程を示している。
すなわち、第2実施形態例に係るチップ抵抗器20の製造方法では、第2絶縁層6の両端部にショットブラストを施す代わりに、少量のNiを含有したエポキシ樹脂ペーストをスクリーン印刷して約200℃の温度で加熱硬化(焼付け)することにより、図5(a)に示すように、第2絶縁層6の両端部に第2絶縁層6よりも表面粗さを粗くした補助絶縁層(粗面部)21を形成する。
次に、集合基板2Aを一次分割して短冊状基板2Bを得た後、この短冊状基板2Bの分割面にNi/Crをスパッタリングすることにより、図5(b)に示すように、表電極3と裏電極7を導通する一対の端面電極8を形成する。その際、端面電極8は表電極3を越えて補助絶縁層21まで形成されるが、補助絶縁層21は表面粗さの粗い粗面部となっているため、耐湿性の良い樹脂材料を用いて第2絶縁層6を形成したにも関わらず、端面電極8と補助絶縁層21の密着性を高めることができる。
次に、短冊状基板2Bを二次分割してチップ単体を得た後、各チップ単体の端面電極8全体と裏電極7の一部にNiメッキとSnメッキを順次施すことにより、図5(c)に示すように、端面電極8と裏電極7を被覆する積層構造のメッキ層9を形成してチップ抵抗器20が完成する。
以上説明したように、本実施形態例に係るチップ抵抗器20では、第2絶縁層6の両端部に第2絶縁層6よりも表面粗さを粗くした補助絶縁層21を設け、端面電極8とメッキ層9の端部をこの補助絶縁層21に密着させたため、補助絶縁層21に対する端面電極8とメッキ層9の密着性が良好となり、耐湿性の良い樹脂材料を用いて第2絶縁層6を形成したにも関わらず、表電極3の耐食性が損なわることを確実に防止することができる。
また、粗面部である補助絶縁層21を印刷によって形成することができ、しかも、補助絶縁層21の樹脂材料が端面電極8に使用された材料(例えばNi)と同じ材料を含有しているため、端面電極8と補助絶縁層21との密着性を極めて良好なものにすることができる。さらに、メッキ層9が端面電極8と補助絶縁層21に含有される材料(例えばNi)と同一材料によって形成されているため、端面電極8と補助絶縁層21との密着性を向上できるだけでなく、メッキ層9と補助絶縁層21との密着性も極めて良好なものにすることができる。
1,20 チップ抵抗器
2 絶縁基板
2A 集合基板
2B 短冊状基板
3 表電極
4 抵抗体
5 第1絶縁層
6 第2絶縁層
6a 粗面部
6b 滑面部
7 裏電極
8 端面電極
9 メッキ層
10 トリミング溝
11 マスキング
21 補助絶縁層(粗面部)

Claims (5)

  1. 直方体形状の絶縁基板と、この絶縁基板の表面両端部に設けられた一対の表電極と、前記絶縁基板の裏面両端部に設けられた一対の裏電極と、一対の前記表電極に跨るように設けられた抵抗体と、この抵抗体を覆うガラス材料からなる第1絶縁層と、前記表電極の一部と前記第1絶縁層を覆う樹脂材料からなる第2絶縁層と、前記表電極と前記裏電極を導通するように設けられると共に、前記表電極と前記第2絶縁層の境界位置を越えて該第2絶縁層の端部まで延びる端面電極と、この端面電極を覆うように設けられると共に、前記端面電極と前記第2絶縁層の境界位置を越えて該第2絶縁層の端部まで延びるメッキ層とを備え、前記抵抗体と前記第1絶縁層にトリミング溝を形成することによって抵抗値が調整されるチップ抵抗器において、
    前記トリミング溝の外側に位置する前記第2絶縁層の両端部にそれ以外の部位に比べて表面粗さを粗くした粗面部が設けられており、前記端面電極と前記メッキ層の端部がそれぞれ前記粗面部に密着していることを特徴とするチップ抵抗器。
  2. 請求項1の記載において、前記粗面部が前記第2絶縁層にブラスト加工を施すことによって形成されたものであることを特徴とするチップ抵抗器。
  3. 請求項1の記載において、前記第2絶縁層の両端部に該第2絶縁層よりも面粗度を粗くした補助絶縁層を設け、この補助絶縁層によって前記粗面部が形成されていることを特徴とするチップ抵抗器。
  4. 請求項3の記載において、前記補助絶縁層の樹脂材料が前記端面電極に使用された材料と同じ材料を含有していることを特徴とするチップ抵抗器。
  5. 請求項4の記載において、前記メッキ層が前記端面電極と前記補助絶縁層に含有される材料と同一材料によって形成されていることを特徴とするチップ抵抗器。
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