JP2016079263A - 異方粘着性シート - Google Patents

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Abstract

【課題】被着体に強固に接着し、不要時や貼り合せ修正時に、被着体から簡単に剥がせる粘着シートを提供する。基材や粘着剤に制約を受けることがなく、かつ、剥離する方向により異なる剥離性を有する異方粘着性シートを提供する。
【解決手段】基材1の少なくとも片面に凹凸構造の断面を有する樹脂層2と、樹脂層2の凹凸構造を埋める粘着剤層3とが順に積層してなる異方粘着性シート10であって、樹脂層2の凹凸構造のパターン形状に異方性があるとともに、粘着剤層3の表面が、算術平均表面粗さRaが5μm以下であり、平滑性を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、剥離する方向により異なる剥離性を示して、特定方向に対する強固な接着性と、特定方向以外の方向に対する優れた剥離性とを両立させることができる異方粘着性シートに関するものである。
粘着シートや粘着テープ等の粘着製品は、多くの用途で使用されている。使用用途に合わせて、適当な粘着力の粘着剤を選定して使用しているのが一般的である。永久的に接着させる用途では、粘着力の強い粘着剤が使用され、再剥離される用途では、粘着力の弱い粘着剤が使用されるのが一般的である。しかしながら、壁紙、ウインドーフィルム、マーキングシートなどの製品においては、粘着力が強い粘着剤が必要とされるが、貼り位置の修正時、貼合の際の気泡や異物の噛み込み時、及び粘着製品の貼り替え時などに、容易に剥離したいという、相反する機能を同時に満たすことが求められている。また、ワッペンやシール、各種粘着テープについては、不要時に除去した際に、粘着剤が被着体に残存してしまう問題もある。さらに、宛名ラベルや宅配便の送り状等が貼着された段ボール箱や封筒などの包装容器については、従来は、宛名ラベルなどが貼着したまま廃棄するのが一般的であった。しかし、個人情報の漏えいを防止したいなどの理由で、宛名ラベルなどの個人情報を記載した部分を簡単に剥がして、段ボール箱などの包装容器を廃棄することが求められている。
一方、光学フィルムやディスプレイ用の保護フィルム、金属板や鋼鈑用の保護シートなどは、被着体に貼り合せて使用する時には剥がれないで使用でき、不要時には、被着体から簡単に剥離できる(軽剥離化されている)粘着シートが要望されている。すなわち、永久的に接着させる用途、及び再剥離される用途において、被着体に対して強固に接着し、不要時や貼り合せ修正時に、被着体から簡単に剥がせる粘着製品が求められている。
接着性と剥離性の両立については、従来から種々の提案がされている。例えば、特許文献1には、加熱処理で接着力が低下ないし喪失するようにした加熱剥離型粘着シートとして、基材上に発泡剤含有の粘着層を設けたものが提案されている。また、特許文献2には、放射線照射によって粘着剤を硬化させ、粘着力を著しく低下させる粘着テープが提案されている。しかしながら、このような粘着シートは、紫外線照射装置や加熱装置が設置されていないところでは、軽剥離化の機能を利用できないという問題がある。
また、剥がす方向により粘着力が異なる粘着シートも、いくつか提案されている。例えば、特許文献3には、部分的に配向および結晶化したエラストマーを用いた感圧粘着製品が提案されている。特許文献4には、基材及び/又は粘着剤層の少なくとも一層中に、異方形状の剛体粒子及び/又は繊維が配向して分散している異方剥離性粘着テープが紹介されている。これらの提案は、軽剥離化の機能を利用するための設備・装置を必要としておらず、作業性が優れているが、粘着剤の材料が特定の物質に限定されるため、粘着剤の特性範囲が限られてしまうという問題があった。
さらに、特許文献5には、異方可撓性を有する支持体を使用した異方粘着性成形品が提案されている。異方可撓性を有した支持体を使用するもので、粘着剤の材料自体は、特定の物質に制限されないため、粘着剤の特性範囲が限られない利点がある反面、支持体の構造が限定されてしまうという問題があった。
実公昭50−013878号公報 特開昭60−196956号公報 特開2000−502379号公報 特開2004−189847号公報 特開平7−018227号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、被着体に対して強固に接着し、不要時や貼り合せ修正時に、被着体から簡単に剥がせる粘着シートを提供するものである。
より具体的には、本発明は、剥離する方向により異なる剥離性を示して、特定方向に対する強固な接着性と、特定方向以外の方向に対する優れた剥離性とを両立させることができる異方粘着性シートを提供することを課題としている。
この課題を解決するために鋭意検討を行なった結果、基材と粘着剤層の間に樹脂層を設け、樹脂層の粘着剤層と接する表面に凹凸構造を設けることで、粘着シートの粘着力が変化することが分かった。また、この樹脂層表面の凹凸構造のパターンに異方性をつけることで、剥離方向により剥離力(粘着力)が異なる粘着シートができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
上記の課題を解決するため、本発明は、基材の少なくとも片面に凹凸構造の断面を有する樹脂層と、該樹脂層の凹凸構造を埋める粘着剤層とが順に積層してなる粘着シートであって、該樹脂層の凹凸構造のパターン形状に異方性があるとともに、前記粘着剤層の表面が、算術平均表面粗さRaが5μm以下であり、平滑性を有することを特徴とする異方粘着性シートを提供する。
また、前記粘着剤層の厚みの、最も薄い部分の厚みT1と、最も厚い部分の厚みT2との比率Kが、K=T1/T2=0.2〜0.8であることを特徴とする異方粘着性シートを提供する。
また、被着体をガラス板としたとき、前記樹脂層の凸形状に沿った方向の粘着力τ1と、前記樹脂層の凸形状に直交した方向の粘着力τ2との比率Rが、R=τ1/τ2=0.1〜0.5であることを特徴とする異方粘着性シートを提供する。
本発明の異方粘着性シートは、剥離する方向により異なる剥離性を示して、特定方向に対する強固な接着性と、特定方向以外の方向に対する優れた剥離性とを両立させることができる。これにより、被着体に対して強固に接着し、不要時や貼り合せ修正時に、被着体から簡単に剥がせる異方粘着性シートを提供することができる。また、本発明の異方粘着性シートは、基材および粘着剤の、材料の種類に制約を受けないため、種々の用途に使用することができる。
(a)及び(b)は、それぞれ、本発明の異方粘着性シートの一例を示した、模式的断面図である。 (a)〜(c)は、それぞれ、本発明の異方粘着性シートの、粘着剤層を積層する前の状態の一例を示した、模式的斜視図である。 (a)及び(b)は、それぞれ、本発明の異方粘着性シートを用いた製品の一例を示した、模式的断面図である。
以下、実施の形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の異方粘着性シートの、概念を示した、模式的断面図である。この異方粘着性シート10は、基材1の片方の表面に、樹脂層2が形成されている。この樹脂層2の表面には、粘着剤層3が形成されている。樹脂層2は、粘着剤層3側の表面に、凹凸構造を有している。図1(a)の場合、樹脂層2の下部2aが基材1の表面に連続して形成され、樹脂層2の上部2bのみが凹凸構造を有している。図1(b)の場合、樹脂層2は、基材1の表面に不連続に形成され、樹脂層2の形成されていない箇所では、粘着剤層3が基材1の表面に接触可能である。
本発明に係わる異方粘着性シート10に使用される基材1としては、特に限定されるものではなく、紙、樹脂フィルム、樹脂シート、金属含有シート、無機物含有シート、またはそれらを積層したシートなど、いずれも使用できる。紙基材としては、上質紙、クレーコート紙、アートコート紙、樹脂コート紙、グラシン紙、ポリエチレンラミネート紙などが挙げられる。また、樹脂フィルムの基材としては、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、アクリルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム、塩化ビニルフィルム、塩化ビニリデンフィルム、ポリスチレンフィルムなどの樹脂フィルムが挙げられる。樹脂シートの基材としては、ポリオレフィンシート、塩化ビニルシート、ポリエステルシート、ポリアミドシートなどが挙げられる。金属含有シートとしては、アルミ箔、銅箔、ステンレス箔などの金属箔、金属箔と樹脂フィルムとの積層シート、アルミ蒸着シートなどの金属蒸着シート(蒸着フィルムでもよい)、金属粒子を含有した樹脂シートなどが挙げられる。無機物(化合物)含有シートとしては、アルミナ蒸着シート、シリカ蒸着シートといった無機物蒸着シート(蒸着フィルムでもよい)などが挙げられる。
基材1の材質や厚みは、特に限定されるものではなく、使用用途に合わせた材質、厚みであれば良い。このため、本願明細書において、シート及びフィルムの用語は、特に厚みの区別なく使用されることがあり、一方の用語が他方の意味を包含し得る。
また、樹脂層2の塗工性及び密着性の向上のために、基材1の樹脂層2側の表面に、必要に応じて、コロナ処理、プラズマ処理などによる表面改質や、アンカーコート剤の塗付などの易接着処理を施してもよい。
基材1の樹脂層2とは反対側の表面に、用途に応じた表面処理を施しても良い。例えば、粘着テープの用途では、シリコーンなどの離型剤を塗布して離型剤層を形成してもよい。また、ウインドーフィルムの用途では、ハードコート剤や汚れ防止剤、赤外線(熱線)カット剤や紫外線カット剤などの塗布層を形成してもよい。ラベル、壁紙、シール、ワッペン、ステッカー等の用途では、各種印刷層や、受像層、保護層などを施して良い。
本発明に係わる異方粘着性シート10に使用される樹脂層2は、異方粘着性を発現させるために重要な構成要素である。図2に、本発明の異方粘着性シートの、粘着剤層を積層する前の状態の一例を示した。図2(a)では、樹脂層2の上部2bの断面形状が、略半円状の凸形状をしている。図2(b)では、樹脂層2の上部2bの断面形状が、略矩形状の凸形状をしている。図2(c)では、樹脂層2の上部2bの断面形状が、略三角状の凸形状をしている。図2の各図は、図1(a)のように、樹脂層2の下部2aが連続している場合を示すが、図1(b)のように、樹脂層2が不連続に形成されていてもよい。
本発明に係わる異方粘着性シート10は、樹脂層2が、粘着剤層3側の表面に凹凸構造を有し、かつ、この凹凸構造のパターンが異方性(縦、横もしくは斜めに見たときの凹凸構造のパターン形状が異なる)を有することを特徴とする。
本発明に係わる異方粘着性シートの粘着力は、粘着剤と被着体の界面との接着力(1)と、粘着剤層内部の粘着剤層を変形させるのに要する応力(2)との合算値と考えられる。本発明は、粘着剤層を変形させるのに要する応力(2)を、剥離方向に応じて差をつけることで、異方粘着性を発揮させることをコンセプトとしている。樹脂層2の表面に凹凸構造を設けることで、粘着剤層3の厚みを変え、異方粘着性シート10を剥離する際に、外力で変形する粘着剤層の体積を変化させて、剥離する方向に応じて粘着力に差が出るようにしている。このため、樹脂層2に使用する樹脂の貯蔵弾性率は、粘着剤層3に使用する粘着剤の貯蔵弾性率よりも大きいことが必要となる。
樹脂層2に使用する樹脂は、特に限定されるものではなく、凹凸構造を形成、保持できるものであれば使用できる。具体的には、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、オレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、酢酸ビニル樹脂、硝化綿(ニトロセルロース)、アルキッド樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂などが挙げられる。
基材1に樹脂層2を形成する方法は、公知の方法を用いればよく、基材1に樹脂塗料をコーティングする方法や、基材1に樹脂を溶融押出して積層する方法(押出ラミネート法)、あらかじめ樹脂シートを作製し、基材1と接着剤を用いて積層する方法(ドライラミネート法)などが挙げられる。
本発明に係わる異方粘着性シート10は、樹脂層2が、粘着剤層3側の表面に凹凸構造を有し、かつ、この凹凸構造のパターンが異方性(縦、横もしくは斜めに見たときの凹凸構造のパターン形状が異なる)を有することを特徴とする。異方性を有する凹凸構造のパターン形状としては、長尺フィルムからなる基材1の流れ方向または幅方向に、スジ状(縦縞状や横縞状)に凸部(または凹部)を設けるパターン形状が最も一般的である。このほか、長尺フィルムからなる基材1の流れ方向に対して、斜め方向にスジ状に凸部(または凹部)を設けるパターン形状や、円柱状の凹パターンを縦方向または横方向に不連続に並べたパターン形状、などが挙げられる。
樹脂層2に、異方性を有する凹凸構造のパターンを形成する方法としては、公知の方法を用いればよい。例えば、基材1上に溶融した樹脂を押出し、パターンをつけた冷却ロールで押さえ、冷却ロールのパターンを転写する方法、基材1上に樹脂塗料をグラビア工法にてパターン塗工する方法、基材1上に、熱可塑性樹脂または紫外線硬化樹脂を均一に塗工し、パターンを切った型を押し当ててパターン形状を樹脂表面に転写する方法などいずれでもよい。
樹脂層2の厚みは、特に限定されることはなく、パターンの形状やパターン部の凹部分の深さ、粘着剤の被膜物性などにより、適当な厚みを選定すればよい。樹脂層2の厚みは、3〜50μm程度にするのが一般的である。3μm未満では剥離方向による粘着力の差が発現し難く、50μmを超えると、コスト面で不利になり、樹脂層2の加工性が劣るなどの点から、好ましくはない。
また、樹脂層2の粘着剤層3と接する表面に、粘着剤層の投錨力のアップのために、コロナ処理、プラズマ処理などによる表面改質や、アンカーコート層を設けるなどの易接着処理を行っても良い。
本発明に係わる異方粘着性シート10に使用される粘着剤層3は、被着体表面に接着し、使用時には強固に接着し、使用後、もしくは不要時や貼り合せ修正時には、軽く剥離できることが求められている。使用時に強固に接着するために、粘着剤層3の表面は平滑であることが望ましい。具体的には、粘着剤層3の表面の算術平均表面粗さRaが5μm以下であることが望ましい。算術平均表面粗さRaが5μmを超える場合には、被着体に対する密着性が悪くなったり、被着体に異方粘着性シート10を貼合する際に、気泡が混入する恐れがある。
粘着剤の種類は、特に限定されないが、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤など、使用用途に合わせた粘着剤を使用すれば良い。粘着剤層3の厚みは、特に限定されることはないが、5〜100μm程度にすることが多い。粘着剤層3の厚みが、5μm未満であると、樹脂層2の凹凸構造を埋めるのが難しく、100μmを超えると性能面では問題ないが、価格が高くなることが問題となる。
樹脂層2の厚み、粘着剤層3の厚み、及び樹脂層2のパターン(凹部の深さや幅、間隔など)形状により、異方粘着性の度合い(樹脂層2の凸形状に沿った方向の粘着力τ1と、樹脂層2の凸形状に直交した方向の粘着力τ2との比率R)が変化する。異方粘着性を発現させるためには、樹脂層2の厚み、粘着剤層3の厚み、及び樹脂層2のパターン形状の設計が重要となる。異方粘着性シート10は、粘着剤層3の表面が平滑であることから、樹脂層2が厚い部分での粘着剤層3の厚みが、樹脂層2がない部分、または樹脂層2が薄い部分に比べて、薄くなる。粘着剤層3の厚い部分と薄い部分が混在することにより、異方粘着性を発現している。この粘着剤層3の厚みの、最も薄い部分の厚みT1と、最も厚い部分の厚みT2との比率Kは、K=T1/T2=0.2〜0.8であることが望ましい。Kが0.2未満のとき、および0.8を超えるときは、異方粘着性が発現し難くなる。
粘着剤は、主剤のみからなる1液型の粘着剤でも、主剤と硬化剤を配合してなる2液型の粘着剤でもよい。必要に応じて、シランカップリング剤などの密着性向上剤や、粘着特性の改善のための粘着付与剤(タッキファイヤー)、耐久性向上のための酸化防止剤や紫外線吸収剤、帯電防止効果を付与する帯電防止剤、硬化反応を促進させる触媒、粘着シートの着色や遮光性の付与のための顔料やフィラーなどを添加しても良い。
粘着剤層3に添加する硬化剤としては、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、メラミン化合物、金属キレート化合物などが挙げられる。また、粘着付与剤としては、ロジン系、クマロンインデン系、テルペン系、石油系、フェノール系などが挙げられる。
粘着剤層3の形成方法としては、公知の方法を用いればよい。具体的には、基材1と樹脂層2が積層されたシートに、リバースコーティング、コンマコーティング、グラビアコーティング、スロットダイコーティング、メイヤーバーコーティング、エアーナイフコーティングなどの、公知の塗工方法を用いて粘着剤を塗布し、その後、乾燥・硬化を行えばよい。粘着剤の種類によっては、紫外線などの放射線を照射しても良い。また、粘着剤の硬化を促進するために所定の温度でエージング(養生)を行っても良い。
本発明の異方粘着性シートは、剥がす方向により粘着力が異なることが特徴である。被着体をガラス板としたとき、樹脂層2の凸形状に沿った方向での粘着力τ1と、樹脂層2の凸形状に直交した方向での粘着力τ2との比率Rが、R=τ1/τ2=0.1〜0.5であることが望ましい。Rが0.5を超える場合(言い換えればτ2がτ1の2倍未満の場合)には、粘着シートを使用する時の被着体に対する接着性と、不要時や貼り合せ修正時の剥離性との両立が難しくなる。また、粘着シートを使用する時の被着体に対する接着性と、不要時や貼り合せ修正時の剥離性との両立を考えた場合、Rが小さいことが望まれるが、Rが0.1未満であると異方性の度合いが大きすぎ、剥離方向の許容角度が狭くなる恐れがある。
粘着剤層3の表面には、粘着剤層3を保護する目的で剥離フィルムや剥離紙を貼合したり、基材1の樹脂層2とは反対側の表面にシリコーンなどの離型剤を処理し、ロール(テープ)巻きにしたりするのが一般的である。図3に、剥離フィルム(剥離紙)を貼合した製品例とロール(テープ)巻き形状の製品例の、模式的断面図を示す。図3(a)は、粘着剤層3の表面を剥離剤層4が覆うように、支持体5の片面に剥離剤層4を設けた剥離シート20を、異方粘着性シート10に貼合した例である。図3(b)は、基材1の樹脂層2とは反対側の表面に剥離剤層4を設け、ロール巻きにすると、粘着剤層3の表面を剥離剤層4が覆うようにした例である。なお、粘着シート、粘着テープ、粘着フィルムの語は、しばしばロール巻きの有無、厚みや幅などによって区別されることがあるが、本願明細書において、粘着シート及び異方粘着性シートの語は、特に区別なく広義で使用されるものであり、粘着テープ、粘着フィルムなどの形態を包含する。
樹脂層2の凹凸構造の凹み部を、粘着剤層3で埋める必要があることから、基材1と樹脂層2が積層されたシートに、直接粘着剤を塗布することが望ましいが、樹脂層2の凹凸構造や粘着剤の粘度(重合度)によっては、離型フィルムまたは離型紙に粘着剤を塗布した後、基材1と樹脂層2が積層されたシートの樹脂層2の面に貼合しても良い。また、テープ形状の製品の場合には、基材1の表面に離型処理を施した基材1と樹脂層2が積層されたシートの、基材1側表面に粘着剤を塗布し、テープ巻きをしても良い。凹凸構造の断面を有する樹脂層2と、樹脂層2の凹凸構造を埋める粘着剤層3を、基材1の両面に設けることも可能である。
次に、実施例により、本発明をさらに説明する。
(実施例1)
厚みが50μmの、片面に易接着処理を施したポリエステルフィルム(東洋紡(株)製エステルA−1597)の易接着処理面に、紫外線硬化型ハードコートコーティング剤(大日精化工業(株)製セイカビーム(登録商標)PET HC−301)を、乾燥後の厚みが8μmになるようにメイヤバーにて塗布し、100℃の熱風循環式オーブンにて1分間乾燥し、溶剤を除去した。その後、ハードコートコーティング剤塗布面に、櫛(櫛歯の太さ1mm、間隔0.7mmのヘアーコーム)を擦りつけることで、塗工流れ方向にスジ状の均一な溝(縦縞パターン)をつけた後、紫外線照射器(メタルハライドランプ使用)にて積算光量1500mJ/cmの条件にて紫外線を照射してハードコートコーティング剤を硬化した。得られた溝パターンを形成したハードコートコーティング層に、粘着剤(一方社油脂工業(株)製アクリル系粘着剤(AS−409)100重量部に日本ポリウレタン工業(株)製イソシアネート系硬化剤(コロネート(登録商標)HL)3重量部を添加)を、アプリケーターを用いて乾燥後の厚み(ポリエステルフィルム表面から粘着剤層の表面までの厚み)が20μmとなるように塗布し、100℃の熱風循環式オーブンにて2分間乾燥させ、粘着剤中の溶剤を除去した。その後、粘着剤層の表面に、厚みが25μmのPETフィルム基材にシリコーン系剥離剤を処理したセパレーター(三菱樹脂(株)製ダイヤホイルMRF−25)を貼合して異方粘着性シートを作製した。得られた異方粘着性シートを50℃の熱風循環式オーブンにて、5日間保温することで、エージングを行い、粘着剤を硬化させ、実施例1の異方粘着性シートを作製した。
(実施例2)
粘着剤として、一方社油脂工業(株)製アクリル系粘着剤(AS−409)100重量部に日本ポリウレタン工業(株)製イソシアネート系硬化剤(コロネート(登録商標)HL)1重量部を添加した粘着剤を用い、粘着剤層の厚みを16μmにした以外は実施例1と同様にして、実施例2の異方粘着性シートを作製した。
(実施例3)
ハードコートコーティング剤塗布面に、櫛(ヘアーコーム)を擦りつけることで、塗工流れに対して直角方向にスジ状の均一な溝(横縞パターン)をつけた以外は実施例1と同様にして、実施例3の異方粘着性シートを作製した。
(実施例4)
粘着剤層の厚みを12μmにした以外は実施例1と同様にして、実施例4の異方粘着性シートを作製した。
(比較例1)
ハードコートコーティング層を施さなかった以外は実施例1と同様にして、比較例1の粘着シートを作製した。
(比較例2)
ハードコートコーティング剤塗布面に、櫛(ヘアーコーム)を擦りつけることで、塗工流れ方向及び塗工流れに対して直角方向に、それぞれスジ状の均一な溝(格子縞パターン)をつけた以外は実施例1と同様にして、比較例2の粘着シートを作製した。
(比較例3)
粘着剤層の厚みを9μmにした以外は実施例1と同様にして、比較例3の粘着シートを作製した。
以下、評価試験の方法および結果について示す。
<異方粘着性シート及び粘着シートの粘着力の測定方法>
異方粘着性シートまたは粘着シートから塗工流れ方向に対して、平行方向(縦)と垂直方向(横)のサンプル(幅25mm、長さ150mm)を採取する。サンプルのセパレーターを剥がし、2kgのゴムローラーを用いてガラス板に貼合する。23℃×50%RHの試験環境にて1時間放置後、引張試験機を用いて300mm/分の剥離速度で180°の方向に、サンプルを剥離したときの強度を測定し、これをサンプルの粘着力(N/25mm)とした。
<粘着剤の表面粗さ(算術平均表面粗さRa)測定方法>
サンプルのセパレーターを剥がし、粘着剤層表面の表面粗さ(算術平均表面粗さRa)を、レーザー顕微鏡(オリンパス(株)製LEXT OLS4000)にて倍率5倍で非接触にて測定し、n=3の測定の平均値をサンプルの表面粗さとした。
得られた実施例1〜4の異方粘着性シート及び比較例1〜3の粘着シートについて、測定した測定結果を表1及び表2に示した。表1及び表2の「パターン層」とは、ハードコートコーティング剤から形成した樹脂層である。
比較例1、2については、樹脂パターンの異方性がないため、Rは便宜上、粘着力(縦)/粘着力(横)とした。
Figure 2016079263
Figure 2016079263
表1、表2に示した測定結果から、以下のことが分かる。
本発明に係わる実施例1〜4の異方粘着性シートは、縦・横の剥離する方向により異なる粘着力(剥離性)を示している。一方、樹脂層を設けなかった比較例1および樹脂層に格子縞をつけた比較例2の粘着シートは、縦・横の剥離する方向に影響を受けず、どちらもほぼ同等な粘着力(剥離性)となった。また、粘着剤層の表面が平滑でない(さらに粘着剤層の厚みの、最も薄い部分の厚みT1と、最も厚い部分の厚みT2との比率Kが0.1であった)比較例3の粘着シートも、縦・横の剥離する方向に影響を受けず、どちらもほぼ同等な粘着力(剥離性)となった。
本発明は、使用時には被着体に強固に接着し、不要時や貼り合せ修正時に、被着体から簡単に剥がせる異方粘着性シートを提供するものである。
本発明に係わる異方粘着性シートは、基材や粘着剤の材質に制約を受けることがなく、かつ、剥離する方向により異なる剥離性を有するものである。そのため、例えば、壁紙、ウインドーフィルム、マーキングシート、ラベル、ワッペン、粘着テープ、宛名ラベル、宅配便の送り状、光学フィルムやディスプレイ用の保護フィルム、金属板や鋼鈑用の保護シートなどの各種用途に使用することができる。
1…基材、2…樹脂層、2a…樹脂層の下部、2b…樹脂層の上部、3…粘着剤層、4…剥離剤層、5…剥離シートの支持体、10…異方粘着性シート、20…剥離シート。

Claims (3)

  1. 基材の少なくとも片面に凹凸構造の断面を有する樹脂層と、該樹脂層の凹凸構造を埋める粘着剤層とが順に積層してなる粘着シートであって、該樹脂層の凹凸構造のパターン形状に異方性があるとともに、前記粘着剤層の表面が、算術平均表面粗さRaが5μm以下であり、平滑性を有することを特徴とする異方粘着性シート。
  2. 前記粘着剤層の厚みの、最も薄い部分の厚みT1と、最も厚い部分の厚みT2との比率Kが、K=T1/T2=0.2〜0.8であることを特徴とする請求項1に記載の異方粘着性シート。
  3. 被着体をガラス板としたとき、前記樹脂層の凸形状に沿った方向の粘着力τ1と、前記樹脂層の凸形状に直交した方向の粘着力τ2との比率Rが、R=τ1/τ2=0.1〜0.5であることを特徴とする請求項1又は2に記載の異方粘着性シート。
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