JPH0718227A - 異方粘着性成形品 - Google Patents
異方粘着性成形品Info
- Publication number
- JPH0718227A JPH0718227A JP5185626A JP18562693A JPH0718227A JP H0718227 A JPH0718227 A JP H0718227A JP 5185626 A JP5185626 A JP 5185626A JP 18562693 A JP18562693 A JP 18562693A JP H0718227 A JPH0718227 A JP H0718227A
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- Japan
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- pressure
- support
- sensitive adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 剥離方向により粘着力の異なる、再剥離可能
な異方粘着性成形品を提供する。 【構成】 波状構造、すだれ構造等の異方可撓性を有す
る支持体の少なくとも片面に粘着剤層を設けてなる異方
粘着性成形品。
な異方粘着性成形品を提供する。 【構成】 波状構造、すだれ構造等の異方可撓性を有す
る支持体の少なくとも片面に粘着剤層を設けてなる異方
粘着性成形品。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、異方粘着性成形品に関
し、詳しくは、剥離方向により粘着力の異なる、再剥離
可能な異方粘着性成形品に関する。
し、詳しくは、剥離方向により粘着力の異なる、再剥離
可能な異方粘着性成形品に関する。
【０００２】
【従来の技術】粘着シート、粘着テープ等の粘着性成形
品は、永久的な粘着力を要求される永久粘着可能なもの
と再剥離可能なものに大別できる。特に、再剥離可能な
粘着性成形品は、これを再剥離したとき、被着体に対す
る糊残りや汚染がなく、また適度な粘着力を有すること
が要求されている。
品は、永久的な粘着力を要求される永久粘着可能なもの
と再剥離可能なものに大別できる。特に、再剥離可能な
粘着性成形品は、これを再剥離したとき、被着体に対す
る糊残りや汚染がなく、また適度な粘着力を有すること
が要求されている。
【０００３】しかし、再剥離可能な粘着性成形品は、こ
の粘着力が強すぎると、被着体に対する粘着力が良好で
ある反面、その再剥離が困難であるという問題があり、
またこの粘着力が弱すぎると、再剥離が容易である反
面、これが被着体から容易に脱落するという問題があっ
た。このため、被着体に対して良好に粘着し、再剥離す
る際には、容易に剥離することができる粘着性成形品が
求められていた。
の粘着力が強すぎると、被着体に対する粘着力が良好で
ある反面、その再剥離が困難であるという問題があり、
またこの粘着力が弱すぎると、再剥離が容易である反
面、これが被着体から容易に脱落するという問題があっ
た。このため、被着体に対して良好に粘着し、再剥離す
る際には、容易に剥離することができる粘着性成形品が
求められていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記課題
について鋭意検討した結果、本発明に到達した。
について鋭意検討した結果、本発明に到達した。
【０００５】すなわち、本発明の目的は、剥離方向によ
り粘着力の異なる、再剥離可能な異方粘着性成形品を提
供することにある。
り粘着力の異なる、再剥離可能な異方粘着性成形品を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、異方可撓性を有する支持体の少なくとも片面に粘着
剤層を設けてなる異方粘着性成形品に関する。
は、異方可撓性を有する支持体の少なくとも片面に粘着
剤層を設けてなる異方粘着性成形品に関する。
【０００７】以下、本発明の異方粘着性成形品について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【０００８】本発明の成形品において、これを構成する
支持体は、異方可撓性を有するものであれば、その構造
や種類は特に限定されない。本発明において、異方可撓
性とは、支持体の構造や物理特性により支持体の可撓性
が方向性を有し、支持体が高可撓性方向と低可撓性方向
を有することを意味する。このような異方可撓性を有す
る支持体としては、段ボール等の波状構造を有する支持
体、異方向に補強した支持体、棒状の補強材を並列に連
結したようなすだれ構造を有する支持体、成型加工や延
伸加工により異方向に屈曲しやすい性質を付与した金属
またはプラスチックフィルムが例示され、好ましくは波
状構造を有する支持体またはすだれ構造を有する支持体
である。また、本発明の成形品において、これらの支持
体を予め物理的または化学的に処理して、粘着剤層との
親和性を向上することが好ましい。
支持体は、異方可撓性を有するものであれば、その構造
や種類は特に限定されない。本発明において、異方可撓
性とは、支持体の構造や物理特性により支持体の可撓性
が方向性を有し、支持体が高可撓性方向と低可撓性方向
を有することを意味する。このような異方可撓性を有す
る支持体としては、段ボール等の波状構造を有する支持
体、異方向に補強した支持体、棒状の補強材を並列に連
結したようなすだれ構造を有する支持体、成型加工や延
伸加工により異方向に屈曲しやすい性質を付与した金属
またはプラスチックフィルムが例示され、好ましくは波
状構造を有する支持体またはすだれ構造を有する支持体
である。また、本発明の成形品において、これらの支持
体を予め物理的または化学的に処理して、粘着剤層との
親和性を向上することが好ましい。
【０００９】本発明の成形品において、粘着剤層を形成
する粘着剤の種類は特に限定されず、その用途に応じ
て、粘着力、強度等の特性を有する粘着剤を適宜選択す
ることができる。このような粘着剤として具体的には、
天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル系粘着
剤、シリコーン系粘着剤が例示され、これらの粘着剤
は、水系、溶剤系、ホットメルト系等の非硬化型、およ
び熱硬化型、紫外線硬化型、電子線硬化型、湿気硬化
型、嫌気硬化型等の硬化型に分類することができる。ま
た、粘着剤層は、これらの粘着剤単独により形成したも
の、またはこれらの粘着剤を含浸した不織布、織布等の
基材により形成したものが選択される。本発明の成形品
において、粘着剤層は、上記支持体の少なくとも片面に
設けることが必要であり、本発明の成形品は片面粘着型
および両面粘着型とに分けられる。また、本発明の成形
品において、粘着剤層の厚さは特に限定されず、その用
途、粘着力、粘着剤層の強度等により適宜選択すること
ができる。
する粘着剤の種類は特に限定されず、その用途に応じ
て、粘着力、強度等の特性を有する粘着剤を適宜選択す
ることができる。このような粘着剤として具体的には、
天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル系粘着
剤、シリコーン系粘着剤が例示され、これらの粘着剤
は、水系、溶剤系、ホットメルト系等の非硬化型、およ
び熱硬化型、紫外線硬化型、電子線硬化型、湿気硬化
型、嫌気硬化型等の硬化型に分類することができる。ま
た、粘着剤層は、これらの粘着剤単独により形成したも
の、またはこれらの粘着剤を含浸した不織布、織布等の
基材により形成したものが選択される。本発明の成形品
において、粘着剤層は、上記支持体の少なくとも片面に
設けることが必要であり、本発明の成形品は片面粘着型
および両面粘着型とに分けられる。また、本発明の成形
品において、粘着剤層の厚さは特に限定されず、その用
途、粘着力、粘着剤層の強度等により適宜選択すること
ができる。
【００１０】本発明の成形品において、使用前に粘着剤
層の汚染を防止して、その粘着特性の低下を防ぐ目的
で、この粘着剤層の表面に剥離ライナーを設けることが
好ましい。また、上記支持体において、粘着剤層を設け
た面と反対の面に剥離層を設けて、これを剥離ライナー
とすることができる。このような剥離ライナーの種類は
特に限定されず、用いた粘着剤の種類により適宜選択す
る必要がある。このような剥離ライナーとして具体的に
は、シリコーン系剥離剤、フッ素系剥離剤、長鎖脂肪族
系剥離剤等の剥離剤を塗布した上質紙、ポリエチレンラ
ミネート紙、ポリエステルフイルム、ポリプロピレンフ
イルムが例示される。シリコーン系剥離剤の種類を使用
する場合、その種類は特に限定されず、シリコーン系剥
離剤として具体的には、溶剤型、熱硬化型、光硬化型、
湿気硬化型が例示される。
層の汚染を防止して、その粘着特性の低下を防ぐ目的
で、この粘着剤層の表面に剥離ライナーを設けることが
好ましい。また、上記支持体において、粘着剤層を設け
た面と反対の面に剥離層を設けて、これを剥離ライナー
とすることができる。このような剥離ライナーの種類は
特に限定されず、用いた粘着剤の種類により適宜選択す
る必要がある。このような剥離ライナーとして具体的に
は、シリコーン系剥離剤、フッ素系剥離剤、長鎖脂肪族
系剥離剤等の剥離剤を塗布した上質紙、ポリエチレンラ
ミネート紙、ポリエステルフイルム、ポリプロピレンフ
イルムが例示される。シリコーン系剥離剤の種類を使用
する場合、その種類は特に限定されず、シリコーン系剥
離剤として具体的には、溶剤型、熱硬化型、光硬化型、
湿気硬化型が例示される。
【００１１】本発明の成形品の形態は特に限定されず、
その形態として具体的には、平面状テープ、ロール状テ
ープ、単シート、積層シートが例示される。
その形態として具体的には、平面状テープ、ロール状テ
ープ、単シート、積層シートが例示される。
【００１２】本発明の成形品は被着体に良好に粘着し、
粘着後、この支持体の高可撓性方向に剥離した場合には
容易に剥離することができ、また支持体の低可撓性方向
に剥離した場合には剥離が困難であるため、従来の再剥
離用途に好適であり、易剥離性のラベル、装飾用フイル
ム、保持用テープ、接続用テープとして使用することが
できる。また、支持体の低可撓性方向には屈曲性が小さ
いので、補修・補強用テープとして形品として使用する
ことができる。さらに、本発明の成形品を複数用いて、
その低可撓性方向を交差して被着体に粘着させることに
より、難剥離性粘着材として使用することができる。
粘着後、この支持体の高可撓性方向に剥離した場合には
容易に剥離することができ、また支持体の低可撓性方向
に剥離した場合には剥離が困難であるため、従来の再剥
離用途に好適であり、易剥離性のラベル、装飾用フイル
ム、保持用テープ、接続用テープとして使用することが
できる。また、支持体の低可撓性方向には屈曲性が小さ
いので、補修・補強用テープとして形品として使用する
ことができる。さらに、本発明の成形品を複数用いて、
その低可撓性方向を交差して被着体に粘着させることに
より、難剥離性粘着材として使用することができる。
【００１３】
【実施例】本発明の異方粘着性成形品を実施例により詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１４】
【実施例１】ポリエチレンラミネート紙の表面に、シリ
コーン系剥離剤（東レ・ダウコーニング・シリコーン株
式会社製、加熱硬化型剥離剤ＳＲＸ２１１）を塗布し、
これを硬化させて剥離ライナーを作成した。この剥離ラ
イナー上に、アクリル系粘着剤（東洋インキ製造株式会
社製；ＢＰＳ５１２７）を、粘着剤層の厚さが７０μm
となるようにアプリケータを用いて塗布し、これを７０
℃で２分間加熱して粘着剤層を形成した。得られた粘着
剤層に市販段ボールの片面を貼合わせ、粘着剤層を段ボ
ールに転写し、段ボールを支持体とする異方粘着性成形
体を作成した。この異方粘着性成形体を、２８０番耐水
研磨紙で表面を磨いたステンレス板（ＳＵＳ３０４）
に、ゴムローラーにより、２kgfの力で圧着させた。次
いで、これを、室温下で３０分間静置後、引張り試験機
を用いて、０．３m/minの速さで異方粘着性成形品を剥
離する時の粘着力を測定した。剥離方向は、支持体の高
可撓性方向と低可撓性方向（この場合、支持体の高可撓
性方向と低可撓性方向は直交する。）で行った。この測
定結果を表１に示した。
コーン系剥離剤（東レ・ダウコーニング・シリコーン株
式会社製、加熱硬化型剥離剤ＳＲＸ２１１）を塗布し、
これを硬化させて剥離ライナーを作成した。この剥離ラ
イナー上に、アクリル系粘着剤（東洋インキ製造株式会
社製；ＢＰＳ５１２７）を、粘着剤層の厚さが７０μm
となるようにアプリケータを用いて塗布し、これを７０
℃で２分間加熱して粘着剤層を形成した。得られた粘着
剤層に市販段ボールの片面を貼合わせ、粘着剤層を段ボ
ールに転写し、段ボールを支持体とする異方粘着性成形
体を作成した。この異方粘着性成形体を、２８０番耐水
研磨紙で表面を磨いたステンレス板（ＳＵＳ３０４）
に、ゴムローラーにより、２kgfの力で圧着させた。次
いで、これを、室温下で３０分間静置後、引張り試験機
を用いて、０．３m/minの速さで異方粘着性成形品を剥
離する時の粘着力を測定した。剥離方向は、支持体の高
可撓性方向と低可撓性方向（この場合、支持体の高可撓
性方向と低可撓性方向は直交する。）で行った。この測
定結果を表１に示した。
【００１５】
【実施例２】市販段ボールの片面に市販両面テープ（暑
さ０．１mm）を貼付け、段ボールを支持体とする異方粘
着性成形体を作成した。この異方粘着性成形体を、２８
０番耐水研磨紙で表面を磨いたステンレス板（ＳＵＳ３
０４）に、ゴムローラーにより、２kgfの力で圧着させ
た。次いで、これを、室温下で３０分間静置後、引張り
試験機を用いて、０．３m/minの速さで異方粘着性成形
品を剥離する時の粘着力を測定した。剥離方向は、支持
体の高可撓性方向と低可撓性方向で行った。この測定結
果を表１に示した。
さ０．１mm）を貼付け、段ボールを支持体とする異方粘
着性成形体を作成した。この異方粘着性成形体を、２８
０番耐水研磨紙で表面を磨いたステンレス板（ＳＵＳ３
０４）に、ゴムローラーにより、２kgfの力で圧着させ
た。次いで、これを、室温下で３０分間静置後、引張り
試験機を用いて、０．３m/minの速さで異方粘着性成形
品を剥離する時の粘着力を測定した。剥離方向は、支持
体の高可撓性方向と低可撓性方向で行った。この測定結
果を表１に示した。
【００１６】
【実施例３】市販竹製すだれの片面に市販両面テープ
（厚さ０．１mm）を貼付け、竹製すだれを支持体とする
異方粘着性成形体を作成した。この異方粘着性成形体
を、２８０番耐水研磨紙で表面を磨いたステンレス板
（ＳＵＳ３０４）に、ゴムローラーにより、２kgfの力
で圧着させた。次いで、これを、室温下で３０分間静置
後、引張り試験機を用いて、０．３m/minの速さで異方
粘着性成形体を剥離する時の粘着力を測定した。剥離方
向は、支持体の高可撓性方向と低可撓性方向（この場
合、支持体の高可撓性方向と低可撓性方向は直交す
る。）で行った。この測定結果を表１に示した。
（厚さ０．１mm）を貼付け、竹製すだれを支持体とする
異方粘着性成形体を作成した。この異方粘着性成形体
を、２８０番耐水研磨紙で表面を磨いたステンレス板
（ＳＵＳ３０４）に、ゴムローラーにより、２kgfの力
で圧着させた。次いで、これを、室温下で３０分間静置
後、引張り試験機を用いて、０．３m/minの速さで異方
粘着性成形体を剥離する時の粘着力を測定した。剥離方
向は、支持体の高可撓性方向と低可撓性方向（この場
合、支持体の高可撓性方向と低可撓性方向は直交す
る。）で行った。この測定結果を表１に示した。
【００１７】
【比較例１】ポリエチレンラミネート紙の表面に、シリ
コーン系剥離剤（東レ・ダウコーニング・シリコーン株
式会社製、加熱硬化型剥離剤ＳＲＸ２１１）を塗布し、
これを硬化させて剥離ライナーを作成した。この剥離ラ
イナー上に、アクリル系粘着剤（東洋インキ製造株式会
社製；ＢＰＳ５１２７）を、粘着剤層の厚さが７０μm
となるようにアプリケータを用いて塗布し、これを７０
℃で２分間加熱して粘着剤層を形成した。得られた粘着
剤層に上質紙の片面を貼合わせ、粘着剤層を上質紙に転
写し、上質紙を支持体とする粘着性成形体を作成した。
この粘着性成形体を、２８０番耐水研磨紙で表面を磨い
たステンレス板（ＳＵＳ３０４）に、ゴムローラーによ
り、２kgfの力で圧着させた。次いで、これを、室温下
で３０分間静置後、引張り試験機を用いて、０．３m/mi
nの速さで粘着性成形品を剥離する時の粘着力を測定し
た。剥離方向は、支持体の任意の方向とこれと直交する
方向で行った。この測定結果を表１に示した。
コーン系剥離剤（東レ・ダウコーニング・シリコーン株
式会社製、加熱硬化型剥離剤ＳＲＸ２１１）を塗布し、
これを硬化させて剥離ライナーを作成した。この剥離ラ
イナー上に、アクリル系粘着剤（東洋インキ製造株式会
社製；ＢＰＳ５１２７）を、粘着剤層の厚さが７０μm
となるようにアプリケータを用いて塗布し、これを７０
℃で２分間加熱して粘着剤層を形成した。得られた粘着
剤層に上質紙の片面を貼合わせ、粘着剤層を上質紙に転
写し、上質紙を支持体とする粘着性成形体を作成した。
この粘着性成形体を、２８０番耐水研磨紙で表面を磨い
たステンレス板（ＳＵＳ３０４）に、ゴムローラーによ
り、２kgfの力で圧着させた。次いで、これを、室温下
で３０分間静置後、引張り試験機を用いて、０．３m/mi
nの速さで粘着性成形品を剥離する時の粘着力を測定し
た。剥離方向は、支持体の任意の方向とこれと直交する
方向で行った。この測定結果を表１に示した。
【００１８】
【比較例２】異方可撓性を有しない市販ビニールシート
の片面に市販両面テープ（厚さ０．１mm）を貼付け、ビ
ニールシートを支持体とする粘着性成形体を作成した。
この異方粘着性成形体を、２８０番耐水研磨紙で表面を
磨いたステンレス板（ＳＵＳ３０４）に、ゴムローラー
により、２kgfの力で圧着させた。次いで、これを、室
温下で３０分間静置後、引張り試験機を用いて、０．３
m/minの速さで粘着性成形体を剥離する時の粘着力を測
定した。剥離方向は、支持体の任意の方向とこれと直交
する方向で行った。この測定結果を表１に示した。
の片面に市販両面テープ（厚さ０．１mm）を貼付け、ビ
ニールシートを支持体とする粘着性成形体を作成した。
この異方粘着性成形体を、２８０番耐水研磨紙で表面を
磨いたステンレス板（ＳＵＳ３０４）に、ゴムローラー
により、２kgfの力で圧着させた。次いで、これを、室
温下で３０分間静置後、引張り試験機を用いて、０．３
m/minの速さで粘着性成形体を剥離する時の粘着力を測
定した。剥離方向は、支持体の任意の方向とこれと直交
する方向で行った。この測定結果を表１に示した。
【００１９】
【表１】
【００２０】
【発明の効果】本発明の異方粘着性成形品は、再剥離可
能であり、その剥離方向により粘着力が異なるという特
徴を有する。
能であり、その剥離方向により粘着力が異なるという特
徴を有する。
【図１】図１は、実施例１で調製した異方粘着性成形品
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】図２は、実施例３で調製した異方粘着性成形品
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】図３は、本発明の異方粘着性成形品の一実施態
様を示す、異方粘着性成形品の斜視図である。
様を示す、異方粘着性成形品の斜視図である。
【図４】図４は、本発明の異方粘着性成形品の一実施態
様を示す、異方粘着性成形品の斜視図である。
様を示す、異方粘着性成形品の斜視図である。
Ａ 粘着剤層 Ｂ 支持体 Ｃ 剥離ライナー
Claims (3)
- 【請求項１】 異方可撓性を有する支持体の少なくとも
片面に粘着剤層を設けてなる異方粘着性成形品。 - 【請求項２】 支持体が波状構造を有することを特徴と
する、請求項１記載の異方粘着性成形品。 - 【請求項３】 支持体がすだれ構造を有することを特徴
とする、請求項１記載の異方粘着性成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5185626A JPH0718227A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 異方粘着性成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5185626A JPH0718227A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 異方粘着性成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718227A true JPH0718227A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16174082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5185626A Pending JPH0718227A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 異方粘着性成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718227A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5858150A (en) * | 1995-12-18 | 1999-01-12 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Pressure-sensitive adhesive based on partially oriented and partially crystallized elastomer |
| WO2011010085A3 (en) * | 2009-07-23 | 2011-05-26 | Gmc Marketing Limited | A mount for artwork |
| US8959812B2 (en) | 2010-11-23 | 2015-02-24 | Circle Graphics, Inc. | Image display |
| US9738108B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-08-22 | Circle Graphics, Inc. | Image display and kit |
| US9861215B2 (en) | 2010-11-23 | 2018-01-09 | Circle Graphics, Inc. | Image display with leather image substrate |
| JP2018028104A (ja) * | 2017-11-08 | 2018-02-22 | 藤森工業株式会社 | 異方粘着性シート |
| KR20180080708A (ko) | 2014-10-15 | 2018-07-12 | 후지모리 고교 가부시키가이샤 | 이방 점착성 시트 |
| JP2018172613A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | リンテック株式会社 | 粘着シート |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5185626A patent/JPH0718227A/ja active Pending
Cited By (12)
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|---|---|---|---|---|
| US5858150A (en) * | 1995-12-18 | 1999-01-12 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Pressure-sensitive adhesive based on partially oriented and partially crystallized elastomer |
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| US8959812B2 (en) | 2010-11-23 | 2015-02-24 | Circle Graphics, Inc. | Image display |
| US8966796B2 (en) | 2010-11-23 | 2015-03-03 | Circle Graphics, Inc. | Image display |
| US9174483B2 (en) | 2010-11-23 | 2015-11-03 | Circle Graphics, Inc. | Image display |
| US9545162B2 (en) | 2010-11-23 | 2017-01-17 | Circle Graphics, Inc. | Method for manufacturing image display |
| US9861215B2 (en) | 2010-11-23 | 2018-01-09 | Circle Graphics, Inc. | Image display with leather image substrate |
| US10092118B2 (en) | 2010-11-23 | 2018-10-09 | Circle Graphics, Inc. | Method for manufacturing image display |
| US9738108B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-08-22 | Circle Graphics, Inc. | Image display and kit |
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