JPH0517725A - 接着剤転写テープおよびその製造方法 - Google Patents
接着剤転写テープおよびその製造方法Info
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- JPH0517725A JPH0517725A JP17518491A JP17518491A JPH0517725A JP H0517725 A JPH0517725 A JP H0517725A JP 17518491 A JP17518491 A JP 17518491A JP 17518491 A JP17518491 A JP 17518491A JP H0517725 A JPH0517725 A JP H0517725A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 両面で粘着力などの粘着特性が異なる接着剤
転写テープを提供すること。 【構成】 ２枚のセパレーター間に、粘着性能の異なる
２層の粘着剤層が積層されていることを特徴とする接着
剤転写テープ。２枚のセパレーターの片面に、それぞれ
粘着性能の異なる粘着剤層を形成した後、各粘着剤層の
面を重ねて積層することを特徴とする接着剤転写テープ
の製造方法。
転写テープを提供すること。 【構成】 ２枚のセパレーター間に、粘着性能の異なる
２層の粘着剤層が積層されていることを特徴とする接着
剤転写テープ。２枚のセパレーターの片面に、それぞれ
粘着性能の異なる粘着剤層を形成した後、各粘着剤層の
面を重ねて積層することを特徴とする接着剤転写テープ
の製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、両面で粘着力などの粘
着特性が異なる粘着剤層を有する接着剤転写テープとそ
の製造方法に関する。
着特性が異なる粘着剤層を有する接着剤転写テープとそ
の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】両面粘着テープは、支持体（芯材）の両
面に粘着剤を形成したテープ本体と、その粘着性を保護
する１ないし２枚のセパレーター（剥離ライナー）から
なり、通常、ロール状に捲回されている。この両面粘着
テープは、一般に、支持体の種類により分類されている
が（ＪＩＳ Ｚ−１５２８）、支持体のないものは接着
剤転写テープ（ａｄｈｅｓｉｖｅ ｔｒａｎｓｆｅｒ
ｔａｐｅ）またはノンサポートテープと呼ばれている。
面に粘着剤を形成したテープ本体と、その粘着性を保護
する１ないし２枚のセパレーター（剥離ライナー）から
なり、通常、ロール状に捲回されている。この両面粘着
テープは、一般に、支持体の種類により分類されている
が（ＪＩＳ Ｚ−１５２８）、支持体のないものは接着
剤転写テープ（ａｄｈｅｓｉｖｅ ｔｒａｎｓｆｅｒ
ｔａｐｅ）またはノンサポートテープと呼ばれている。
【０００３】両面粘着テープの特徴は、粘着剤がフィル
ム状になっており、両面が粘着性であるため、２種の被
着体間に存在し、接着固定することができる。両面粘着
テープは、直ちに接着できること、あらゆる材質に接着
できること、粘着剤層の厚さが均一であること、溶剤を
含まないこと、被着体を汚染しないこと等の長所を生か
して、例えば、印刷工業における印刷版の固定用、電気
工業、機械工業、自動車工業などにおける金属、プラス
チックのパネル、ネームプレート、部品などの固定用な
ど、広範な分野で接着固定用に使用されている。
ム状になっており、両面が粘着性であるため、２種の被
着体間に存在し、接着固定することができる。両面粘着
テープは、直ちに接着できること、あらゆる材質に接着
できること、粘着剤層の厚さが均一であること、溶剤を
含まないこと、被着体を汚染しないこと等の長所を生か
して、例えば、印刷工業における印刷版の固定用、電気
工業、機械工業、自動車工業などにおける金属、プラス
チックのパネル、ネームプレート、部品などの固定用な
ど、広範な分野で接着固定用に使用されている。
【０００４】ところで、例えば印刷版固定などの用途に
おいては、印刷版などを損傷せずにその固定位置を簡単
に修正できることが要求される。このような作業性を改
善するために、両面の粘着力（接着性）を変えた芯材入
りの両面粘着テープが知られている。この両面粘着テー
プは、紙（不織布を含む）、布、プラスチックフィル
ム、発泡体などの支持体の両面に粘着性能の異なる粘着
剤を塗工することにより製造されている。しかしなが
ら、これらの両面粘着テープは、一般に、粘着剤層の厚
みが大きく、しかも支持体が存在するため、例えば、光
学的用途や薄物の接着固定が要求される分野には使用が
制限される。
おいては、印刷版などを損傷せずにその固定位置を簡単
に修正できることが要求される。このような作業性を改
善するために、両面の粘着力（接着性）を変えた芯材入
りの両面粘着テープが知られている。この両面粘着テー
プは、紙（不織布を含む）、布、プラスチックフィル
ム、発泡体などの支持体の両面に粘着性能の異なる粘着
剤を塗工することにより製造されている。しかしなが
ら、これらの両面粘着テープは、一般に、粘着剤層の厚
みが大きく、しかも支持体が存在するため、例えば、光
学的用途や薄物の接着固定が要求される分野には使用が
制限される。
【０００５】一方、接着剤転写テープは、剥離処理をし
た紙やフィルムでできたセパレーターにフィルム状の粘
着剤を塗工したものであり、これを被着体上に圧着して
からセパレーターを剥して粘着剤層を被着体上に転写す
る。被着体上の粘着剤層を利用して、他の被着体を接着
固定することができる。
た紙やフィルムでできたセパレーターにフィルム状の粘
着剤を塗工したものであり、これを被着体上に圧着して
からセパレーターを剥して粘着剤層を被着体上に転写す
る。被着体上の粘着剤層を利用して、他の被着体を接着
固定することができる。
【０００６】この接着剤転写テープは、支持体がないた
め、透明な薄い粘着剤層を作成することができ、製版用
ネガフィルムの接着固定用など光学的用途におけるフィ
ルムの接合などでは、接合間距離が小さいため、焦点ボ
ケ等の不都合がない。
め、透明な薄い粘着剤層を作成することができ、製版用
ネガフィルムの接着固定用など光学的用途におけるフィ
ルムの接合などでは、接合間距離が小さいため、焦点ボ
ケ等の不都合がない。
【０００７】ところで、作業内容によっては、接着剤転
写テープの両面の粘着力などの粘着性能に差を設けたも
のが要求される場合がある。あるいは、表裏の粘着特性
に要求される品質が相違することがある。しかし、従来
の接着剤転写テープは、一般に、剥離処理をした紙やプ
ラスチックフィルム（ＰＥ、ＰＥＴ、ＰＰ等のフィル
ム）などの２枚のセパレーター間に１種類の粘着剤層が
挿入されている構成を有しており、両面の粘着性能には
差がない。
写テープの両面の粘着力などの粘着性能に差を設けたも
のが要求される場合がある。あるいは、表裏の粘着特性
に要求される品質が相違することがある。しかし、従来
の接着剤転写テープは、一般に、剥離処理をした紙やプ
ラスチックフィルム（ＰＥ、ＰＥＴ、ＰＰ等のフィル
ム）などの２枚のセパレーター間に１種類の粘着剤層が
挿入されている構成を有しており、両面の粘着性能には
差がない。
【０００８】また、このような構成の接着剤転写テープ
においては、両面のセパレーターの剥離力に差を設けな
ければ、片方のセパレーターの剥離時に粘着剤層が割れ
て（糊割れ現象）使用に供することができない。その
上、一定の粘着剤層厚みを有していなければ、やはり糊
割れ現象を生じるため、粘着剤の組成や特性にもよる
が、最低１０〜１５μｍの厚みが必要であり、超薄物の
積層用途などには未だ不充分である。
においては、両面のセパレーターの剥離力に差を設けな
ければ、片方のセパレーターの剥離時に粘着剤層が割れ
て（糊割れ現象）使用に供することができない。その
上、一定の粘着剤層厚みを有していなければ、やはり糊
割れ現象を生じるため、粘着剤の組成や特性にもよる
が、最低１０〜１５μｍの厚みが必要であり、超薄物の
積層用途などには未だ不充分である。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題を解決して、両面で粘着力などの粘着特性が異なる
接着剤転写テープを提供することにある。
問題を解決して、両面で粘着力などの粘着特性が異なる
接着剤転写テープを提供することにある。
【００１０】本発明者は、鋭意研究した結果、２枚のセ
パレーターの片面に、それぞれ粘着性能の異なる粘着剤
層を形成した後、各粘着剤層の面を直接重ねて積層する
ことにより、両面での粘着力などの粘着性能が異なる接
着剤転写テープの得られることを見出した。
パレーターの片面に、それぞれ粘着性能の異なる粘着剤
層を形成した後、各粘着剤層の面を直接重ねて積層する
ことにより、両面での粘着力などの粘着性能が異なる接
着剤転写テープの得られることを見出した。
【００１１】また、この方法によれば、表裏に同じ剥離
力を有する同一のセパレーターを用いることもできる。
さらに、１０μｍ未満の厚みの粘着剤層を形成すること
も可能である。本発明は、これらの知見に基づいて完成
するに至ったものである。
力を有する同一のセパレーターを用いることもできる。
さらに、１０μｍ未満の厚みの粘着剤層を形成すること
も可能である。本発明は、これらの知見に基づいて完成
するに至ったものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、２枚の
セパレーター間に、粘着性能の異なる２層の粘着剤層が
積層されていることを特徴とする接着剤転写テープが提
供される。
セパレーター間に、粘着性能の異なる２層の粘着剤層が
積層されていることを特徴とする接着剤転写テープが提
供される。
【００１３】また、本発明によれば、２枚のセパレータ
ーの片面に、それぞれ粘着性能の異なる粘着剤層を形成
した後、各粘着剤層の面を重ねて積層することを特徴と
する接着剤転写テープの製造方法が提供される。
ーの片面に、それぞれ粘着性能の異なる粘着剤層を形成
した後、各粘着剤層の面を重ねて積層することを特徴と
する接着剤転写テープの製造方法が提供される。
【００１４】以下、本発明について詳細に説明する。従
来の接着剤転写テープは、離型処理されたセパレーター
（剥離ライナー）の離型面に粘着剤を塗工し、乾燥した
後、もう１つのセパレーターの離型面を粘着剤層の上か
らラミネートし、粘着剤層をはさみ込んだ２つのセパレ
ーターを一緒に巻き取る製造方法が一般に採用されてい
る。
来の接着剤転写テープは、離型処理されたセパレーター
（剥離ライナー）の離型面に粘着剤を塗工し、乾燥した
後、もう１つのセパレーターの離型面を粘着剤層の上か
らラミネートし、粘着剤層をはさみ込んだ２つのセパレ
ーターを一緒に巻き取る製造方法が一般に採用されてい
る。
【００１５】これに対して、本発明の接着剤転写テープ
においては、一方のセパレーターの剥離面に粘着剤Ａを
塗工し、乾燥したものと、他方のセパレーターの離型面
に粘着剤Ａとは粘着力などの粘着性能が異なる粘着剤Ｂ
を塗工し、乾燥したものとを粘着剤層の面でラミネート
することにより製造する。
においては、一方のセパレーターの剥離面に粘着剤Ａを
塗工し、乾燥したものと、他方のセパレーターの離型面
に粘着剤Ａとは粘着力などの粘着性能が異なる粘着剤Ｂ
を塗工し、乾燥したものとを粘着剤層の面でラミネート
することにより製造する。
【００１６】一方のセパレーターの剥離面に粘着剤Ａを
塗工し、乾燥した後、ロールに巻き取り、同様に他方の
セパレーターの離型面に粘着剤層を設けたものと、イン
ラインにて巻き取ることができる。また、一方のセパレ
ーターの両面に離型処理を施しておけば、使用時におけ
る巻重体の展開が容易となる。
塗工し、乾燥した後、ロールに巻き取り、同様に他方の
セパレーターの離型面に粘着剤層を設けたものと、イン
ラインにて巻き取ることができる。また、一方のセパレ
ーターの両面に離型処理を施しておけば、使用時におけ
る巻重体の展開が容易となる。
【００１７】両面の２つのセパレーターとして、剥離力
の同じものを使用しても、粘着剤層の両面での粘着力に
差があるため、糊割れ現象を生じることなく容易に剥離
することができる。なお、粘着剤層の強粘着力を有する
面に、剥離力の小さなセパレーターを配置すれば、先
ず、被着体面に粘着力の強い面を接着させることも可能
である。
の同じものを使用しても、粘着剤層の両面での粘着力に
差があるため、糊割れ現象を生じることなく容易に剥離
することができる。なお、粘着剤層の強粘着力を有する
面に、剥離力の小さなセパレーターを配置すれば、先
ず、被着体面に粘着力の強い面を接着させることも可能
である。
【００１８】本発明で使用する粘着剤は、例えば、天然
ゴム系、ブチルゴム系、再生ゴム系、アクリル系、水溶
性アクリル粘着剤、ウレタン系、シリコン系など、両面
粘着テープに用いられている粘着剤が使用でき、特に限
定されない。また、表裏に異なる種類の粘着剤層を用い
てもよく、あるいは同種の粘着剤の場合には、粘着力の
異なる組成で使用する。光学用途などには、特に透明性
の良好な粘着剤組成を使用することが好ましい。
ゴム系、ブチルゴム系、再生ゴム系、アクリル系、水溶
性アクリル粘着剤、ウレタン系、シリコン系など、両面
粘着テープに用いられている粘着剤が使用でき、特に限
定されない。また、表裏に異なる種類の粘着剤層を用い
てもよく、あるいは同種の粘着剤の場合には、粘着力の
異なる組成で使用する。光学用途などには、特に透明性
の良好な粘着剤組成を使用することが好ましい。
【００１９】２層が直接ラミネートされた構成の粘着剤
層は、全厚が３〜２００μｍ程度である。また、表裏両
面での粘着力の差は、０〜３ｋｇ／２５ｍｍ程度であ
る。
層は、全厚が３〜２００μｍ程度である。また、表裏両
面での粘着力の差は、０〜３ｋｇ／２５ｍｍ程度であ
る。
【００２０】本発明の接着剤転写テープにおいては、従
来のように、剥離力に差のある２種類のセパレーターを
用いる必要がなく、１種類のセパレーターを表面と裏面
に使用することができ、また、粘着剤層の厚み制限も大
幅に緩和され、糊厚の極端に薄いテープを製造すること
が可能となる。
来のように、剥離力に差のある２種類のセパレーターを
用いる必要がなく、１種類のセパレーターを表面と裏面
に使用することができ、また、粘着剤層の厚み制限も大
幅に緩和され、糊厚の極端に薄いテープを製造すること
が可能となる。
【００２１】また、両面の粘着力に差があるため、例え
ば、製版用ネガフィルムの固定接着用に使用する場合等
において、軽粘着面を使用すれば、接着固定作業の修正
や貼り返しが容易となり、作業性が改善される。
ば、製版用ネガフィルムの固定接着用に使用する場合等
において、軽粘着面を使用すれば、接着固定作業の修正
や貼り返しが容易となり、作業性が改善される。
【００２２】
【実施例】以下、本発明について、実施例および比較例
を挙げて具体的に説明するが、本発明は、これらの実施
例のみに限定されるものではない。
を挙げて具体的に説明するが、本発明は、これらの実施
例のみに限定されるものではない。
【００２３】［実施例１］厚み２５μｍの剥離処理をし
たＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）フィルムから
なるセパレーターの片面に、強粘着タイプのアクリル系
２液硬化型粘着剤を塗工し、乾燥して厚み１０μｍの粘
着剤層を形成し、ロールに巻き取った。
たＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）フィルムから
なるセパレーターの片面に、強粘着タイプのアクリル系
２液硬化型粘着剤を塗工し、乾燥して厚み１０μｍの粘
着剤層を形成し、ロールに巻き取った。
【００２４】一方、同じセパレーターを用いて、その片
面に、微粘着タイプの微球体組成粘着剤をを塗工し、乾
燥して厚み１０μｍの粘着剤層を形成し、ロールに巻き
取った。
面に、微粘着タイプの微球体組成粘着剤をを塗工し、乾
燥して厚み１０μｍの粘着剤層を形成し、ロールに巻き
取った。
【００２５】両粘着テープを各粘着剤層の面を直接重ね
てインラインでラミネートして、両面の粘着特性が異な
る接着剤転写テープを作成した。両面の粘着力の差は約
０．９ｋｇ／２５ｍｍであった。
てインラインでラミネートして、両面の粘着特性が異な
る接着剤転写テープを作成した。両面の粘着力の差は約
０．９ｋｇ／２５ｍｍであった。
【００２６】得られた接着剤転写テープは、同じセパレ
ーターを使用しているにもかかわらず、弱粘着剤層の面
から容易に剥離して使用することができた。
ーターを使用しているにもかかわらず、弱粘着剤層の面
から容易に剥離して使用することができた。
【００２７】なお、粘着剤層の粘着力は、各粘着剤を同
じ厚みでＰＥＴフィルムに貼りつけて幅２５ｍｍ、長さ
３００ｍｍの粘着テープとし、これを＃２８０番の紙ヤ
スリで研磨されたスチール板に、テープの一端から長さ
１００〜１２０ｍｍ部分を２ｋｇのローラで一往復して
貼りつけ、２３℃、６５％ＲＨの条件で、このテープの
他端をインストロン引張試験機で３００ｍｍ／分の速度
で１８０度角の反対方向に剥離し、その時の剥離抗力を
測定し、粘着力（ｋｇ／２５ｍｍ）とした。
じ厚みでＰＥＴフィルムに貼りつけて幅２５ｍｍ、長さ
３００ｍｍの粘着テープとし、これを＃２８０番の紙ヤ
スリで研磨されたスチール板に、テープの一端から長さ
１００〜１２０ｍｍ部分を２ｋｇのローラで一往復して
貼りつけ、２３℃、６５％ＲＨの条件で、このテープの
他端をインストロン引張試験機で３００ｍｍ／分の速度
で１８０度角の反対方向に剥離し、その時の剥離抗力を
測定し、粘着力（ｋｇ／２５ｍｍ）とした。
【００２８】［実施例２］各粘着剤の厚みを各々３μｍ
とする以外は、実施例１と同様にして両面の粘着力が異
なる接着剤転写テープを得た。
とする以外は、実施例１と同様にして両面の粘着力が異
なる接着剤転写テープを得た。
【００２９】得られた接着剤転写テープの糊厚は合計で
６μｍと非常に薄いものであったが、糊割れなくセパレ
ーターを剥すことができ、製版用ネガフィルムの固定接
着用に使用すると、作業性が良好で、焦点ボケのない製
版を得ることができた。
６μｍと非常に薄いものであったが、糊割れなくセパレ
ーターを剥すことができ、製版用ネガフィルムの固定接
着用に使用すると、作業性が良好で、焦点ボケのない製
版を得ることができた。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、両面で粘着力などの粘
着特性が異なる粘着剤層を有する接着剤転写テープとそ
の製造方法が提供される。本発明の接着剤転写テープ
は、作業性が良好であり、しかも糊厚を薄くすることが
できるため、光学積層用途や超薄物の積層用における接
着固定用の分野に特に好適である。
着特性が異なる粘着剤層を有する接着剤転写テープとそ
の製造方法が提供される。本発明の接着剤転写テープ
は、作業性が良好であり、しかも糊厚を薄くすることが
できるため、光学積層用途や超薄物の積層用における接
着固定用の分野に特に好適である。
Claims (2)
- 【請求項１】 ２枚のセパレーター間に、粘着性能の異
なる２層の粘着剤層が積層されていることを特徴とする
接着剤転写テープ。 - 【請求項２】 ２枚のセパレーターの片面に、それぞれ
粘着性能の異なる粘着剤層を形成した後、各粘着剤層の
面を重ねて積層することを特徴とする接着剤転写テープ
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17518491A JPH0517725A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 接着剤転写テープおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17518491A JPH0517725A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 接着剤転写テープおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517725A true JPH0517725A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15991751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17518491A Pending JPH0517725A (ja) | 1991-07-16 | 1991-07-16 | 接着剤転写テープおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517725A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 1991-07-16 JP JP17518491A patent/JPH0517725A/ja active Pending
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