JP2003238913A - 粘着ラベル原反及び粘着ラベルの製造方法 - Google Patents

粘着ラベル原反及び粘着ラベルの製造方法

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JP2003238913A
JP2003238913A JP2002040243A JP2002040243A JP2003238913A JP 2003238913 A JP2003238913 A JP 2003238913A JP 2002040243 A JP2002040243 A JP 2002040243A JP 2002040243 A JP2002040243 A JP 2002040243A JP 2003238913 A JP2003238913 A JP 2003238913A
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Masao Ogushi
征夫 大串
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離ライナーを使用することなく、使用性の
高い粘着ラベルを製造し得る粘着ラベル用原反、及び、
それを用いた剥離ライナー不要で、且つ、軽剥離力で使
用性の高い粘着ラベルの製造方法を提供する。 【解決手段】 印刷面を透明フィルムで被覆した粘着ラ
ベルの製造に用いる粘着ラベル原反であって、基材上
に、第1の粘着剤層と、第2の粘着剤層とを隣接して有
し、第2の粘着剤層の表面に、一面を剥離処理した透明
フィルムをその非剥離処理面が接するように積層してな
り、隣接する第1の粘着剤層と第2の粘着剤層とが剥離
可能であることを特徴とする。これを用いて粘着ラベル
を製造するにあたっては、基材に印刷を行った後、原反
の透明保護フィルム(B)を剥離し、反転させて印刷面
に貼り合わせた後、巻き取ることで製造時の剥離ライナ
ーを不要とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、従来の粘着ラベ
ルの製造において工程用として用いられ、被着体に貼付
時に廃棄される剥離ライナーを使用しない粘着ラベル用
原反及びそれを用いた粘着ラベルの製造方法に関し、さ
らに詳述すれば、剥離ライナーを使用しないフィルム貼
り粘着ラベルの製造に用いる粘着ラベル用原反、及び、
それを用いた、基材に印刷した後印刷面を透明フィルム
で被覆したフィルム貼り粘着ラベルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の粘着ラベルの中でも、粘着ラベル
の印刷面を透明フィルムで被覆したフィルム貼り粘着ラ
ベルは、印刷面に光沢を与えて外観を改良し、印刷面の
汚れや破損を防止し、インキの乾燥を待つことなく重ね
合わせが出来て生産性が向上するなどと、多くの利点が
あり広く用いられている。このような粘着ラベルは、紙
又はプラスチックフィルムなどの基材に粘着剤層形成
し、それを剥離ライナーで被覆した粘着ラベル原反を用
いて、シール印刷機で基材表面に印刷を施した後、透明
フィルムに粘着剤と剥離ライナーを積層した被覆フィル
ムを、剥離ライナーを剥がしながら粘着剤表面と印刷面
とが接するように貼り合せて製造されている。このよう
に製造された粘着ラベルは、基材に積層された剥離ライ
ナーを剥がしながら箱、袋、瓶などの被着体に貼付して
使用されるが、基材および被覆フィルムの剥離ライナー
はいずれも廃棄される。剥離ライナーは、粘着剤面を保
護し、円滑な搬送を行うために工程上不可欠な材料とし
て用いられているが、まず、製造工程で被覆フィルムの
剥離ライナーを廃棄し、さらに、粘着ラベルにおける剥
離ライナーも被着体に貼り合せた後は不要となるため、
これらの廃棄が問題になっている。
【0003】一方、粘着テープは、粘着剤層を形成した
面を基材フィルムの表面に接触させるように巻き取るこ
とにより、剥離ライナーを用いない形態が一般的であ
る。この態様を利用した、剥離ライナーを用いない粘着
ラベルも提案されており、ここで提案された製造方法
は、紙又はプラスチックフィルム基材に所定の印刷を施
した後に、印刷面に剥離剤を塗布して印刷面側を剥離処
理し、印刷面の反対側の表面に粘着剤層を形成する方法
である。この製造方法によれば、確かに剥離ライナーは
不要になるが、印刷機を用いて、印刷後に剥離処理を行
なうため、装置の制約から簡易な剥離処理方法しか適用
できず、剥離力の制御が困難であるため、巻き戻して展
開する時の剥離力が強すぎて貼付作業に支障をきたした
り、ラベルに伸びやカールなどの歪を生じて貼付したラ
ベルの外観を損なうなどの欠点があった。
【0004】また、剥離ライナーのない粘着ラベルも市
販されているが、これらは、無地の原紙に粘着加工を行
って剥離ライナーを貼り合せたラベル原紙を用いて印刷
を行い、次いで印刷面を剥離処理した後、工程中で剥離
ライナーを除去しながらロール状に巻き取って、剥離ラ
イナーのない粘着ラベルとして製造されるため、被着体
に貼付する時の廃棄問題はなくなるものの、粘着ラベル
の製造時に剥離ライナーを廃棄する問題を生ずる。これ
らの方法は、いずれも印刷との連続工程内で剥離処理を
行なうために、剥離処理条件に制約があり、フィルムや
紙などの基材の特性、或いは、粘着ラベルの使用目的に
応じた剥離力や粘着力を達成し難いのが現状であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決するためになされたもので、印刷面を透
明フィルムで被覆した粘着ラベルに用いる原反であっ
て、剥離ライナーを用いないことによって、従来から問
題になっている剥離ライナーの廃棄に伴なう諸問題を解
決し、省資源、省エネルギーなど環境への負荷が少ない
粘着ラベルを製造し得る粘着ラベル用原反を提供するこ
とを目的とする。また、粘着ラベルには、被着体への貼
付作業を容易にするために軽い剥離が求められており、
工程中の粘着面保護の必要性と合せて、これまで製造工
程における不可欠な材料として用いられている剥離ライ
ナーを用いることなく軽い剥離が可能な粘着ラベル用原
反を提供することにある。さらに、本発明の他の目的
は、このような粘着ラベル用原反を用いた、印刷面を透
明フィルムで被覆した粘着ラベルを、剥離ライナーの廃
棄問題を生じることなく製造し得る粘着ラベルの製造方
法を提供することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明者は、検討の結
果、片表面に粘着剤層を有するベースシートと、予め片
表面が剥離処理された透明フィルムの他方の表面に粘着
剤層を有する透明保護フィルムとを、双方の粘着剤層同
士を剥離可能に貼り合せてなる積層体を用いることで、
上記問題を解決し得ることを見出し、本発明を完成し
た。即ち、本発明の粘着ラベル用原反は、印刷面を透明
フィルムで被覆した粘着ラベルの製造に用いる粘着ラベ
ル原反であって、基材上に、第1の粘着剤層と、第2の
粘着剤層とを隣接して有し、第2の粘着剤層の表面に、
一面を剥離処理した透明フィルムをその非剥離処理面が
接するように積層してなり、隣接する第1の粘着剤層と
第2の粘着剤層とが剥離可能であることを特徴とする。
このような粘着ラベル用原反としては、基材上に第1の
粘着剤層を有するベースシート(A)と、片表面を剥離
処理した透明フィルムの非剥離処理面上に第2の粘着剤
層を有する透明保護フィルム(B)とを、該第1の粘着
剤層と第2の粘着剤層とを接触させ、剥離可能に貼り合
せてなる態様を有するものが、製造の容易性の観点から
好ましい。
【0007】また、本発明の請求項3に係る粘着ラベル
の製造方法は、(1)基材上に、第1の粘着剤層と、第
2の粘着剤層とを隣接して有し、第2の粘着剤層の表面
に、一面を剥離処理した透明フィルムをその非剥離処理
面が接するように積層してなり、隣接する第1の粘着剤
層と第2の粘着剤層とが剥離可能である粘着ラベル用原
反の基材表面に印刷を施す工程と、(2)印刷を施した
粘着ラベル用原反から、第2の粘着層と透明フィルムと
の積層体〔透明保護フィルム(B)〕を、剥離する工程
と、(3)該基材の印刷面に、剥離した第2の粘着層と
透明フィルムとの積層体〔透明保護フィルム(B)〕
を、印刷面に第2の粘着剤層が接触するように貼り合わ
せる工程と、(4)基材上の第1の粘着剤層と、透明フ
ィルムの剥離処理面とが接するように、巻き取る工程
と、を有することを特徴とする。
【0008】本発明の粘着ラベル原反は、透明保護フィ
ルム(B)とベースシート(A)とに剥離可能な構成を
有するため、これを用いて粘着ラベルを製造する際、印
刷面を保護する機能を有する透明保護フィルムを印刷工
程の終了まではベースシートの粘着面に剥離可能に貼り
合わせることで、搬送及び印刷を施すときの基材の粘着
剤層の保護シートとしての機能をも併せ持つことにな
る。ベースシートの表面に印刷を施した後、透明保護フ
ィルムをベースシートから剥離し、剥離した透明保護フ
ィルムを反転してベースシートの印刷面を被覆するよう
に貼り合わせることによって、剥離ライナーを用いるこ
となく透明フィルムで被覆した粘着ラベルを得ることが
できる。また、本発明の製造方法で製造された粘着ラベ
ルは、透明保護フィルムの表面が、軽い剥離が得られる
よう予め剥離処理されてなり、この透明保護フィルムを
印刷面に貼付したベースシート、即ち、印刷面を透明フ
ィルムで被覆された粘着ラベルは、ロール状に巻き取る
ことが出来る。これらによって、ロール状に巻き戻す時
に軽い剥離力で展開でき、且つ、製造工程における剥離
ライナーの廃棄もなく、さらに、最終的な製品としての
粘着ラベルも剥離ライナーを有さない。前記本発明に係
る粘着ラベル用原反を用いれば、この製造方法を容易に
実施することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。従来の工程では不可欠であった剥離ライナーを使
用せずに粘着ラベルを製造し得る、本発明の粘着ラベル
用原反の構成は次の通りであり、その実施態様をもと
に、この発明の粘着ラベル用原反及びそれを用いた粘着
ラベルの製造方法について説明する。
【0010】本発明の粘着ラベル用原反は、基材上に、
第1の粘着剤層と、第2の粘着剤層とを隣接して有し、
第2の粘着剤層の表面に、一面を剥離処理した透明フィ
ルムをその非剥離処理面が接するように積層してなる。
図1は、本発明の粘着ラベル用原反10の構成を示す概
略断面図である。基材12の片面に第1の粘着剤層14
が形成され、該第1の粘着剤層に隣接して第2の粘着剤
層16を有する。第2の粘着剤層の表面には、片面に剥
離剤層18が形成された透明フィルム20が、その非剥
離処理面が接するように積層される。ここで、隣接する
第1の粘着剤層14と第2の粘着剤層16とに用いられ
る粘着剤は互いに剥離可能なものが選択される。このよ
うな粘着ラベル原反10の製造方法には特に制限はな
く、基材12上に第1の粘着剤層14を形成したベース
フィルム(A)と、透明フィルム20上に第2の粘着剤
層16を形成した透明保護フィルム(B)とを貼り合わ
せる方法、基材12上に2種の異なる粘着剤を共押出し
て、第1、第2の粘着剤層14、16を同時に形成し、
その後、予め剥離処理した透明フィルム20を積層する
方法、など、公知の方法により形成することができる。
【0011】なかでも、ベースシート(A)と透明保護
フィルム(B)とを用いる方法が工程の容易性の観点か
ら好ましい。以下に、この方法について詳細に説明す
る。はじめに、軽い剥離を得るための剥離剤を表面に塗
布した透明フィルムを用いて、このフィルムの裏面に粘
着剤を塗布してロール状に巻き取り、剥離ライナーのな
い透明な被覆フィルムを準備する。この透明フィルムの
一面が剥離処理され、他面に粘着剤層を有する被覆フィ
ルムを、以下、透明保護フィルム(B)と称する。次い
で、紙またはフィルム基材の、印刷を行わない面に粘着
剤を塗布して積層体を形成する。このように、基材の一
面に粘着剤層を有する積層体を以下、ベースシート
(A)と称する。このベースシート(A)において粘着
剤層を形成した後、この粘着剤層14面に、準備した透
明保護フィルム(B)の粘着剤層16面を張り合わせて
巻き取ることで、本発明の粘着ラベル原反10を得る。
この粘着ラベル原反10はロール状の形態を有する。
【0012】このようにして得られた本発明の粘着ラベ
ル用原反10を、ロール状でシール印刷機に供給して、
基材12表面に印刷を行う。印刷後に、透明保護フィル
ム(B)をベースシートの(A)の非印刷面から剥離し
て粘着剤層18を反転させ、基材12の印刷面22を被
覆するように貼り合せる。このようにして粘着ラベルの
印刷面22が透明保護フィルム(B)により被覆、保護
される。図2は、印刷を行なった後、印刷面22に透明
保護フィルム(B)を貼着した態様を示す概略断面図で
ある。
【0013】印刷面22を保護する透明保護フィルム
(B)は、必ずしも同一の粘着ラベル用原反ロールのベ
ースシート(A)に貼り合わせる必要はなく、例えば、
1番目の粘着ラベル用原反10から剥離した透明保護フ
ィルム(B)を2番目の粘着ラベル用原反の印刷面22
に貼り合わせ、2番目の粘着ラベル用原反ロールを構成
していた透明保護フィルム(B)を剥がしながら、得ら
れた粘着ラベル24をロール状に巻き取る方法を用いる
ことができる。図2は、本発明の製造方法により得られ
た粘着ラベル24の構成を示す概略断面図であり、図3
は、2番目のロールから透明保護フィルム(B)を剥が
す前の、途中の状態を示す概略断面図である。このよう
に、異なる粘着ラベル用原反ロールの透明保護フィルム
(B)とベースシート(A)とを組合せる場合には、最
初の粘着ラベル用原反ロールを構成するための透明保護
シート(B)を予め準備しておく必要がある。
【0014】図4は、本発明の製造方法に用いる印刷装
置30の一態様を示す概略構成図である。ベースシート
(A)と透明保護フィルム(B)が粘着剤層14、16
同士が接するように貼着されてなる粘着ラベル原反10
がロール32から印刷機36に供給され、原反10のベ
ースシート(A)の基材12表面に印刷22が施され
る。印刷機36から搬出される原反10の印刷面22上
に、ロール38から供給される透明保護フィルム(B)
が、印刷面22と粘着剤層16とが接するように貼着さ
れ、印刷面22が透明保護フィルム(B)により被覆、
保護される。その後、印刷時にベースシート(A)の粘
着剤層14を保護していた粘着ラベル原反10を構成し
ていた透明保護フィルム(B)は剥離され、ロール34
に巻き取られる。かくして得られた粘着ラベル24は、
ベースシート(A)の粘着剤層14と透明保護フィルム
(B)の剥離処理面18とが接するように巻き取られ、
ロール状の粘着ラベル24となる。
【0015】この工程において剥離、除去した透明保護
フィルム(B)をロール34にロール状に巻き取り、こ
のロールを次の粘着ラベルの製造工程において、ロール
38としてセットし、印刷工程の後にベースシート
(A)の印刷面22に貼り合せる透明保護フィルム
(B)として使用する。このように透明保護フィルム
(B)とベースシート(A)をそれぞれ異なるロールで
組合せることによって工程が簡略化され、市販のシール
印刷機を活用することができる。粘着ラベル用原反の裏
面に貼り合せた透明保護フィルム(B)を剥離し、それ
をロール状に巻き取ることなく、直接搬送して、反転
し、印刷面に貼り付ける方法をとることも可能である
が、この場合には、剥離、反転、透明保護フィルムの貼
付を連続的な工程とするため、印刷装置36の下流側
に、反転貼り合せ装置を追加して設ける必要がある。
【0016】まず、本発明の粘着ラベル原反を構成する
透明保護フィルム(B)について説明する。本発明にお
いて、粘着ラベル原反の透明保護フィルム(B)を構成
する透明フィルムは、粘着ラベルの印刷面を保護し、光
沢のある優れた外観を与えるために用いられるものであ
り、ラベル印刷面の視認性を損なわず、外観に優れたも
ののなかから、適宜選択して用いることができるが、具
体的には、例えば、ポリプロピレン、ポリエステル、ト
リアセテート、塩化ビニール、ポリエチレン、ナイロ
ン、ポリスチレン、フッ素系、アクリル系などのプラス
チックフィルム及びセロファンなどの紙系フィルムなど
が挙げられる。これらの中から、透明性、作業性、貼付
けする被着体の使用環境、価格などを考慮して選定す
る。透明フィルムの厚みは、粘着ラベルの材質、用途に
より異なるが、5〜100μmの範囲であることが好ま
しく、一般用途には、10〜50μmが適する。
【0017】透明フィルムには、軽い剥離を得るための
剥離処理を施す。剥離処理に用いる剥離剤は、シリコー
ン系、フッ素系あるいは長鎖アルキル基を有する非シリ
コーン系などの剥離剤の中から、使用する粘着剤との関
連において選定すればよい。例えば、アクリル系粘着
剤、ゴム系粘着剤の場合は、シリコーン系が軽い剥離を
得るために適しており、シリコーン系剥離剤よりも重い
剥離力を必要とする場合には、非シリコーン系剥離剤を
選択すればよい。粘着剤層の形成に、シリコーン系の粘
着剤を使用する場合には、剥離力の観点からは、フッ素
系剥離剤が適する。
【0018】剥離剤の塗布厚みは、目的とする剥離力に
より選択し得るが、通常1μm以下、好ましくは0.0
1〜1.0μmの範囲で、先に詳述したような、巻き取
った粘着ラベルの展開時に、透明フィルムに歪みを生じ
させることのない、軽い剥離が達成できる。剥離処理し
た透明フィルムとして、予め片面が剥離処理された透明
フィルムであって剥離フィルムとして市販されているも
の、例えば、藤森工業(株)製のバイナシートシリーズ
などを使用することもできる。
【0019】本発明における剥離力は、以下の方法に従
って、加促エージング後の剥離力を測定した値を基準と
している。 (剥離力の測定方法)長さ20cmに切断した2枚の粘
着ラベルを、一方の粘着剤面と他方の剥離処理表面とが
接触するように積層して貼り合わせた後、20g/cm
2の荷重をかけて70℃で20時間放置し、その後、室
温まで放冷する。この条件で加熱プレスされ、加促エー
ジングされた試料の剥離力を室温(25℃)で測定す
る。測定は、JIS K6854−2に記載の方法に順
じて、180°剥離試験を行う。試料幅は5cmとし、
剛性被着体に固定して、上記の貼り合わせた面の剥離力
を測定する。
【0020】本発明の製造方法により得られた粘着ラベ
ルをロールから巻き戻して展開する時に、このラベルに
伸び、カールなどの歪を与えない範囲の軽い剥離力とし
ては、該粘着剤層と剥離処理面との間の剥離力を前記条
件で測定したときに、0g/5cmを超え、150g/
5cm以下であることが好ましく、さらに好ましくは0
g/5cmを超え、80g/5cm以下である。ここ
で、剥離力が「0g/5cmを超え」るとは、粘着剤層
と剥離処理面を密着させた場合、応力をかけない状態で
は密着状態を維持し、後述する剥離力の測定試験によっ
ては数値により検出されないほどの軽い剥離力を示す
が、自然に剥離することがない程度の密着性を達成して
いることを意味する。
【0021】透明フィルムの剥離処理してない裏面は、
粘着剤を塗布する前に、粘着剤と透明フィルムの密着性
を高めるため、コロナ放電処理あるいはアンカー剤を塗
布するなど前処理をしておくのが望ましい。密着性が不
足すると、印刷した後、透明保護フィルムを剥がす時
に、透明保護フィルムの粘着剤がベースシートの粘着剤
面に移行して、透明保護フィルムの粘着剤の一部が欠落
するなどの不都合を生じる。
【0022】透明フィルムの裏面に塗布する粘着剤は、
透明フィルムをベースシートの印刷面に接着するために
用いるものであり、素材としては、溶剤型アクリル系、
エマルジョン型アクリル系、溶剤型ゴム系、エマルジョ
ン型ゴム系などが、また、硬化形式としては、紫外線硬
化型、電子線硬化型、ホットメルト型などの、公知の各
種粘着剤が使用できる。
【0023】粘着剤の選定は、基材の種類及びラベルを
被着体へ貼付した後の使用環境、透明性、作業性、環境
への負荷、経済性などを考慮して行う。例えば、紫外線
の影響を受けやすい用途はアクリル系が望ましく、耐水
性が必要な場合は溶剤型を選ぶと良い。粘着剤の厚み
は、必要とする接着強度をもとに、基材表面の平滑性を
考慮して10〜80μm範囲で選ぶが、一般用途には、
15〜40μmの範囲が好適である。
【0024】次に、ベースシート(A)について説明す
る。本発明に用いられる基材は、表面に印刷を行う支持
体として用いられ、上質紙、コー卜紙、アート紙、含浸
紙などの紙系材料、ポリエステル、ナイロン、ポリスチ
レン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アセテート系、
アクリル系などのプラスッチクフィルム、金属箔など、
あるいはこれらの積層フィルムの中から、用途及び使用
環境、印刷適性、機械適性などを考慮して選定する。基
材の厚みは、材質、用途により異なるが、10〜500
μmの範囲であり、一般的な用途においては、紙系は5
0〜300μm、プラスッチクフィルムは15〜150
μmが適する。基材が薄すぎると強度が不足したり貼付
作業がし難くなり、厚すぎると曲面に追従し難くなる問
題が生じる。
【0025】基材は、疎面に起因する印刷の欠落やイン
キの密着不良を生じる恐れのある場合は、コート剤を用
いた平滑処理やアンカー剤あるいはコロナ放電によるイ
ンキ密着性改良などの処理をしておく必要がある。基材
の裏面も同様に、粘着剤の密着性改良のために、アンカ
ー剤あるいはコロナ放電による処理をしておくのが好ま
しい。
【0026】基材の裏面に塗布する粘着剤は、印刷した
ラベルを被着体に固定するために用いるもので、箱、
袋、瓶などの被着体の種類、耐水性、耐光性など使用時
に必要な性能、ラベルの再剥離性又は永久粘着剤の区分
などの、要求性能に基づいて市販の粘着剤の中から選定
することが出来る。
【0027】ベースシート(A)の粘着剤層に用いられ
る粘着剤としては、溶剤型アクリル系、エマルジョン型
アクリル系、溶剤型ゴム系、エマルジョン型ゴム系、シ
リコーン系、フッ素系あるいは、紫外線硬化剤、電子線
硬化型、ホットメルト型などの各種粘着剤が使用出来る
が、一般用途にはアクリル系又はゴム系が、シリコー
ン、フッ素などの難接着材料への貼付や耐熱性を要する
用途にはシリコーン系又はフッ素系が適する。紫外線硬
化型、電子線硬化型など加熱を必要としない粘着剤は、
熱変形し易い材料に好適で、ホットメルト型は、粘着剤
を額縁状などのように部分的に塗布する場合に適する。
粘着剤層の乾燥後の塗布厚みは、必要とする接着強度を
もとに20〜200μmの範囲で選ぶが、一般用途に
は、25〜100μmの範囲で良い。
【0028】本発明において、ベースシート(A)と透
明保護フィルム(B)にそれぞれ塗布する第1及び第2
の粘着剤層用の粘着剤は、粘着剤面同士を剥離可能に貼
り合せるため、その組成が異なる2種の粘着剤を組合せ
て用いる。同じアクリル系粘着剤でも主成分が異なるブ
チルアクリレートと2エチルへキシルアクリレートの組
合せ、アクリル系粘着剤の主成分が同じで共重合成分の
量を変えて凝集力に差を設けた組合せ、主成分と共重合
成分が同一のアクリル系で硬化剤の量を変えて凝集力に
差を設けた組合せ、さらには、アクリル系粘着剤とゴム
系粘着剤あるいはシリコーン系粘着剤などベースポリマ
ーが異種の組合せ、などがその例である。両方の粘着剤
の凝集力に差異を設けるか又はポリマーを異種の組合せ
にすることによって、粘着剤が互いに非相溶性となり、
粘着剤面を剥離可能に貼り合せることが可能になるもの
と考えられる。
【0029】このように選択した粘着剤層同士が接する
ようにベースシート(A)と透明保護フィルム(B)と
が貼着された本発明の粘着ラベル用原反によれば、透明
保護フィルム(B)を、工程中のベースシート(A)の
粘着剤層表面の保護に用いることで、剥離ライナーを必
要としない粘着ラベルを、剥離ライナーの廃棄の問題も
なく、効率よく製造することができる。
【0030】以上のように、この発明によれば、剥離ラ
イナーを用いないため、廃棄に伴う諸問題がないばかり
でなく、省資源、省エネルギーなど環境への負荷が少な
い、粘着ラベル原反が提供される。すなわち、裏面に粘
着剤を塗布した基材と、表面を剥離処理し且つ裏面に粘
着剤を塗布した透明フィルムとを、両方の粘着剤同士を
接触させて剥離可能に貼り合せて構成したので、印刷後
に粘着剤を塗布した透明フィルムを剥がし、これを印刷
面に被覆して貼り合せることが可能になり、剥離ライナ
ーなしにフィルム貼り粘着ラベルが製造できる粘着ラベ
ル原反を提供することが出来る。また、粘着ラベルに
は、被着体への貼付作業を容易にし、巻き戻し時のラベ
ルの歪を防ぐために軽い剥離が求められているが、この
発明によれば、表面を剥離処理した透明フィルムを用い
ているので、印刷面を透明フィルムで被覆して巻き取っ
た粘着ラベルロールは、軽い剥離力で巻き戻すことが出
来る。
【0031】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに制限されるものではない。 (実施例1)表面をシリコーン剥離剤で処理した25μ
m厚の透明な2軸延伸ポリプロピレンフィルム(藤森工
業(株)製バイナシート25OP−GT)の裏面に、2−
エチルへキシルアクリレートが主成分と推定される溶剤
型アクリル粘着剤(綜研化学(株)製、SKダイン12
59)を乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布して
巻き取り、透明保護フィルム(B)とした。次いで、1
50g/m2のコート紙を基材とし、その裏面にブチル
アクリレートが主成分と推定される溶剤型アクリル粘着
剤(東洋インキ製造(株)製、オリバインBPS 56
36)を乾燥後の厚みが50μmとなるように塗布して
ベースシート(A)を形成した後、このベースシート
(A)粘着剤層表面に、前記のように準備した透明保護
フィルム(B)の粘着剤層表面が接するように貼り合せ
て巻き取り、粘着ラベル原反を作成した。
【0032】この粘着ラベル原反の表面に、シール印刷
機を用いて印刷した後、印刷面に異なるロールの透明保
護フィルム(B)を粘着剤層が接するように貼り合せ
て、印刷面を透明フィルムで被覆し、粘着ラベルの原反
を構成していた透明保護フィルム(B)をベースシート
(A)の粘着面から剥離、除去して、巻き取り、表面を
透明フィルムて保護された粘着ラベルロールを作成し
た。この粘着ラベルロールを展開する際の加促エージン
グ後の剥離力をJIS K6854−2に記載の180
°剥離試験に準じて測定したところ、剥離力は20g/
5cmであり、粘着ラベルにカールなどの歪を生ずるこ
となく、容易に貼付作業を行うことが出来た。
【0033】(実施例2)表面をシリコーン系剥離剤で
処理した15μm厚の透明な2軸延伸PETフィルム
(藤森工業(株)製バイナシート15E−BD)を透明フ
ィルムとして用いた他は実施例1と同様にして作成した
透明保護フィルム(B)と、基材として180g/m2
の上質紙を使用し、粘着剤を溶剤型ゴム系粘着剤(東洋
インキ製造(株)製、オリバイン3757−1)に変更
した他は同様にしてベースシート(A)を作成し、それ
らを用いた粘着ラベル用原反を用いた他は実施例1と同
様にして、基材表面を透明フィルムで被覆した粘着ラベ
ルを作成した。このラベルの剥離力を実施例1と同様に
して測定したところ、剥離力は20g/5cmであっ
た。実施例2の粘着ラベルは、巻き戻しに際してカール
などの歪を生じることなく、容易に貼付作業を行うこと
ができた。
【0034】(実施例3)透明保護フィルム(B)の粘
着剤として、2−エチルへキシルアクリレートが主成分
と推定される溶剤型アクリル粘着剤(綜研化学(株)
製、SKダイン1259)を用い、ベースシート(A)
の粘着剤として同じ2−エチルへキシルアクリレートが
主成分と推定されるが、凝集力が溶剤型より高いエマル
ジョン型アクリル粘着剤(綜研化学(株)製、E251
0)を用いた他は、実施例1と同様にして、基材表面を
透明フィルムで被覆した粘着ラベルを作成した。このラ
ベルの剥離力と残留接着力を実施例1と同様にして測定
したところ、剥離力は15g/5cmであった。実施例
3の粘着ラベルは、巻き戻しに際してカールなどの歪を
生ずることなく容易に貼付作業を行うことができた。
【0035】
【発明の効果】本発明の粘着ラベル用原反によれば、剥
離ライナーの廃棄に伴なう諸問題を解決し、省資源、省
エネルギーなど環境への負荷が少ない粘着ラベルを製造
し得る。また、工程中の粘着面保護の必要性と合せて、
製造工程における不可欠な材料として剥離ライナーを用
いずに軽い剥離が可能な粘着ラベル用原反を提供するこ
とができる。さらに、本発明の製造方法によれば、前記
粘着ラベル用原反を用いることで、印刷面を透明フィル
ムで被覆した粘着ラベルを、剥離ライナーの廃棄問題を
生じることなく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粘着ラベル用原反の構成を示す概略
断面図である。
【図2】 本発明の製造方法により得られた粘着ラベル
の構成を示す概略断面図である。
【図3】 印刷後、粘着ラベル原反に異なるロールの透
明保護フィルムを貼着した態様を示す概略断面図であ
る。
【図4】 本発明の製造方法に用いる印刷工程の一態様
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 粘着ラベル用原反 12 ベースシート(A)の基材 14 ベースシート(A)の粘着剤層 16 透明保護フィルム(B)の粘着剤層 18 透明保護フィルム(B)の剥離処理層 20 透明フィルム 24 粘着ラベル 30 印刷装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷面を透明フィルムで被覆した粘着ラ
    ベルの製造に用いる粘着ラベル原反であって、 基材上に、第1の粘着剤層と、第2の粘着剤層とを隣接
    して有し、第2の粘着剤層の表面に、一面を剥離処理し
    た透明フィルムをその非剥離処理面が接するように積層
    してなり、隣接する第1の粘着剤層と第2の粘着剤層と
    が剥離可能であることを特徴とする粘着ラベル用原反。
  2. 【請求項2】 前記粘着ラベル用原反が、基材上に第1
    の粘着剤層を有するベースシート(A)と、片表面を剥
    離処理した透明フィルムの非剥離処理面上に第2の粘着
    剤層を有する透明保護フィルム(B)とを、該第1の粘
    着剤層と第2の粘着剤層とを接触させ、剥離可能に貼り
    合せてなる、ことを特徴とする請求項1に記載の粘着ラ
    ベル用原反。
  3. 【請求項3】 基材上に、第1の粘着剤層と、第2の粘
    着剤層とを隣接して有し、第2の粘着剤層の表面に、一
    面を剥離処理した透明フィルムをその非剥離処理面が接
    するように積層してなり、隣接する第1の粘着剤層と第
    2の粘着剤層とが剥離可能である粘着ラベル用原反の基
    材表面に印刷を施す工程と、 印刷を施した粘着ラベル用原反から、第2の粘着層と透
    明フィルムとの積層体〔透明保護フィルム(B)〕を、
    剥離する工程と、 該基材の印刷面に、剥離した第2の粘着層と透明フィル
    ムとの積層体〔透明保護フィルム(B)〕を、印刷面に
    第2の粘着剤層が接触するように貼り合わせる工程と、 基材上の第1の粘着剤層と、透明フィルムの剥離処理面
    とが接するように、巻き取る工程と、 を有する粘着ラベルの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108049A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Nitta Corp 光学用アクリル系粘着剤組成物および光学用アクリル系粘着シート、並びにこれを用いた光学部材の取り外し方法
US9221231B2 (en) 2011-11-22 2015-12-29 Samsung Display Co., Ltd. Acrylate based adhesive composition for optical use, acrylate based adhesive sheet for optical use, and method for separating optical component using the same
CN113881106A (zh) * 2021-11-17 2022-01-04 广州市欣竹不干胶材料有限公司 一种环保型可降解不干胶纸及其制备方法

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