JP2016060324A - ワイヤハーネスの保護構造 - Google Patents

ワイヤハーネスの保護構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2016060324A
JP2016060324A JP2014188712A JP2014188712A JP2016060324A JP 2016060324 A JP2016060324 A JP 2016060324A JP 2014188712 A JP2014188712 A JP 2014188712A JP 2014188712 A JP2014188712 A JP 2014188712A JP 2016060324 A JP2016060324 A JP 2016060324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power converter
wire harness
harness
protrusions
motor case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014188712A
Other languages
English (en)
Inventor
優亮 坂本
Masaaki Sakamoto
優亮 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014188712A priority Critical patent/JP2016060324A/ja
Publication of JP2016060324A publication Critical patent/JP2016060324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

【課題】本明細書は、車両のフロントコンパートメントに搭載された電力変換器と走行用モータを接続するワイヤハーネスの保護構造を提供する。【解決手段】本明細書が開示する保護構造9では、電力変換器20は、フロントブラケット10によってモータケース30の上に固定されている。フロントブラケット10は、電力変換器20の前部とモータケース30を連結しているとともに、車両前方へ伸びる2個の突起15、16を備えている。ワイヤハーネス(レゾルバハーネス5a)が、2個の突起15、16の間を通過している。2個の突起15、16の高さがいずれもレゾルバハーネス5aの直径よりも大きい。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のフロントコンパートメントに搭載された電力変換器と走行用モータを接続するワイヤハーネスの保護構造に関する。
走行用モータをフロントコンパートメントに搭載する電動車両は多い。以下、「走行用モータ」を単に「モータ」と称する。モータに電力を供給する電力変換器とモータは、パワーケーブルのほか、回転数センサのケーブルなど、いくつかのワイヤハーネスで接続される。一方、フロントコンパートメントに搭載されるデバイスは、車両が前方衝突した際に大きな衝撃を受ける虞がある。電力変換器とモータを接続するワイヤハーネスが衝撃で断線しないように保護する技術が例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の技術は、ワイヤハーネスのコネクタの接続箇所を電力変換器の背面に設けるとともに、電力変換器の後方(コネクタの後方)に剛性の低いエアクリーナを配置する。車両が前方衝突した際、衝突荷重により電力変換器は後退するが、剛性の低いエアクリーナが緩衝材となって電力変換器背面のコネクタが保護される。
国際公開公報WO2013/183500号
モータを搭載するフロントコンパートメントはデバイスが入り組んで配置されており、電力変換器も配置の自由度が少ない。場合によっては、電力変換器とモータを接続するワイヤハーネスを電力変換器の前方に通さねばならない場合がある。本明細書は、電力変換器の前方を通るワイヤハーネスを保護する構造を提供する。
電力変換器は、パワーケーブルを短くするためにモータケースの近くに配置されることが多い。典型的には、電力変換器はモータケースの上に固定される。その場合、電力変換器はブラケット(固定用の金具)を介してモータケースに固定される。本明細書が開示する技術は、そのブラケットを利用してワイヤハーネスの保護を図る。
本明細書が開示する保護構造では、電力変換器の前部とモータケースを連結するブラケットを利用する。そのブラケットに、車両前方へ伸びる2個の突起を設ける。保護対象のワイヤハーネスを、その2個の突起の間に通す。2個の突起は、それらの高さがいずれもワイヤハーネスの直径よりも大きい。なお、2個の突起はいずれも車両前方へ伸びているので、突起の高さとは、車両前後方向における突起長さを意味する。
上記の保護構造によれば、前方から電力変換器へ障害物が衝突してきても、2個の突起がワイヤハーネスを保護する。本明細書が開示する技術は、既存の部品であるブラケットを利用して、電力変換器の前方を通るワイヤハーネスを衝突の衝撃から保護する。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
フロントコンパートメントにおけるデバイス配置を示す斜視図である。 モータケースと電力変換器とワイヤハーネスの位置関係を示す斜視図である。 フロントブラケット付近の部分拡大図である。 図3においてワイヤハーネスを仮想線で描いた図である。 フロントブラケット付近の部分側面図である。 フロントブラケットの変形例を示す斜視図である。
図面を参照して実施例の保護構造を説明する。実施例の保護構造は、走行用にモータ2とエンジン98の双方を備えたハイブリッド車100に適用されている。図1に、ハイブリッド車100のフロントコンパートメント90におけるデバイスの配置を示す。なお、図中の座標系は、F軸が車両前方を示しており、V軸が鉛直上方を示しており、H軸は車幅方向(車両横方向)を示している。座標系の記号の意味は、以降の図でも同じである。
フロントコンパートメント90には、エンジン98のほか、電力変換器20、モータケース30、サブバッテリ95、リレーボックス92、エアコン93、ラジエータ97などが配置されている。フロントコンパートメント90には他にも様々なデバイスが配置されているが、それらの図示は省略する。
モータ2は、モータケース30に収容されている。モータケース30には、また、エンジン98の出力トルクとモータ2の出力トルクを合成/分配する動力分配機構3が収容されている。デファレンシャルギア4もモータケース30に収容されている。エンジン98とモータケース30は、車両の構造強度を支えるサイドメンバ96に懸架されている。図1では1本のサイドメンバ96のみが描かれているが、図1においてエンジン98の左下にも別のサイドメンバが伸びている。エンジン98とモータケース30は、2本のサイドメンバの間に懸架されている。
電力変換器20は、モータケース30の上に固定されている。モータケース30の上面が前下がりに傾斜しているので、モータケース30の上に固定されている電力変換器20も前下がりに設置されている。
電力変換器20は、フロントブラケット10とリアブラケット94を介してモータケース30の上に固定されている。フロントブラケット10は、電力変換器20の前部(前面)とモータケース30を連結している。リアブラケット94は、電力変換器20の後部(後面)とモータケース30を連結している。電力変換器20とモータケース30はワイヤハーネス5で接続されている。ワイヤハーネス5は、電力変換器20の前方で、レゾルバハーネス5aとシフトアクチュエータハーネス5bに分岐している。ワイヤハーネス5については後述する。
電力変換器20は、不図示の高圧バッテリの電力を交流に変換してモータ2に供給する。それゆえ、電力変換器20とモータケース30(モータ2)はいくつかのワイヤハーネスで連結されている。図2に、モータケース30と電力変換器20とワイヤハーネス5の位置関係を示す斜視図を示す。ワイヤハーネス5は、レゾルバハーネス5aとシフトアクチュエータハーネス5bを束ねたものである。レゾルバハーネス5aは、モータ2の回転数を計測するレゾルバの信号を電力変換器20に伝える信号ケーブルである。図2の破線は、ワイヤハーネス5の中を通るレゾルバハーネス5aを示している。シフトアクチュエータハーネス5bは、変速を行うためのアクチュエータを駆動する信号を電力変換器20から変速機に伝える信号ケーブルである。シフトアクチュエータハーネス5bも、ワイヤハーネス5の中を通っているが、その図示は省略している。いずれもワイヤハーネスの一種である。なお、図中の座標系のX軸は、前下がりに傾斜している電力変換器20の長手方向に平行であり、Z軸は、電力変換器20の上面20aの法線方向を向いている。F軸とX軸の成す角度が電力変換器20の傾斜角に相当する。Y軸は車幅方向を示すH軸に平行である。以降の図でもXYZ軸は同じ意味で使われる。
電力変換器20とモータケース30(モータ2)は、ワイヤハーネス5のほか、不図示のパワーケーブルで接続されている。パワーケーブルは、モータ2を駆動する3相交流電力を電力変換器20から供給するためのケーブルである。電力変換器20とモータケース30(モータ2)を連結するハーネスは他にもあるが、ここでは図2のワイヤハーネス5に注目し、パワーケーブルを含む他のワイヤハーネスの説明は省略する。
ワイヤハーネス5の電力変換器側コネクタ21は、電力変換器20の上面20aの後方に接続されている。ワイヤハーネス5は、電力変換器20の上面20aを後方から前方へ伸びており、電力変換器20の前面20bへと湾曲している。ワイヤハーネス5は、電力変換器20の前面20bからフロントブラケット10の前に至る。ワイヤハーネス5は、フロントブラケット10の前で2本に分岐している。分岐したワイヤハーネス5の一方であるレゾルバハーネス5aは、フロントブラケット10の横を通過しており、さらにモータケース30の側面30cに沿って伸びている。レゾルバハーネス5aの先端に設けられたケース側コネクタ33がモータケース30の側面30cに結合している。分岐したワイヤハーネス5の他方であるシフトアクチュエータハーネス5bは、モータケース30の前を通過する。シフトアクチュエータハーネス5bの先端に設けられたケース側コネクタ32がモータケース30の前面30bに結合している。符号30aはモータケース30の上面を示している。先に述べたように、電力変換器20はモータケース30の上面30aに固定されている。
ここで、レゾルバハーネス5aの重要性について述べる。電力変換器20は、不図示の高容量コンデンサを備えている。その高容量コンデンサは、モータに供給する電流を平滑化するために備えられており、数百ボルトの電圧が印加される。電力変換器20は、車両が衝突したときにモータ2を使って高容量コンデンサを放電する。高容量コンデンサを放電する際、モータ2が回転しているとモータ2の起電力が高容量コンデンサに逆流してしまう。電力変換器20は、レゾルバからの信号を使ってモータ2が回転しているか否かを判断する。それゆえ、レゾルバハーネス5aは重要なワイヤハーネスの一つであり、衝突の衝撃で断線しないように保護が必要である。一方、フロントコンパートメント90には様々なデバイスが配置されており、ワイヤハーネスの配索にも様々な制約が課せられる。図1、図2に示すように、重要なワイヤハーネス(レゾルバハーネス5a)であっても電力変換器20の前方を通さざるを得ない場合がある。フロントブラケット10は、電力変換器20の前方を通るレゾルバハーネス5aを衝突の衝撃から保護する構造を有している。なお、シフトアクチュエータハーネス5bは、レゾルバハーネス5aほどには重要でないので、フロントブラケット10の前を通り、さらにモータケース30の前面30bへと配索されている。
図3〜図5を使って、フロントブラケット10の構造と、フロントブラケット10とレゾルバハーネス5aとの関係を説明する。なお、図3は、フロントブラケット周りの斜視図である。図3〜図5が、実施例の保護構造9を良く表している。図4は、図3において、分岐したワイヤハーネス5の一方であるレゾルバハーネス5aを仮想線で描いたものである。図5は、フロントブラケット10の付近の側面図を示す。なお、図3〜図5では、シフトアクチュエータハーネス5bの図示は省略している。
フロントブラケット10は、モータケース30に固定されるベースプレート13と、ベースプレート13から立ち上がっている一対の脚部12a、12bで構成されている。ベースプレート13は、2本のボルト19にてモータケース30の上面30a(図2参照)に固定される。一対の脚部12a、12bを区別なく包括的に示す場合には、脚部12と表現する。脚部12の先端が、防振ブッシュ17を挟んで電力変換器20の前面20bに固定されている。脚部12の先端と防振ブッシュ17は、ボルト18により前面20bに固定されている。ベースプレート13と脚部12は、一枚の金属板から作られている。ベースプレート13と脚部12の一体部品は、プレス加工で作られる。ベースプレート13の前後の縁、及び、脚部12の左右の縁に、強度を高めるためのリブ14が設けられている。リブ14もプレス加工時に同時に形成される。なお、脚部12aのリブには符号14aを付している。
一方の脚部12aには、2個の突起15、16が設けられている。2個の突起15、16は、脚部12aの縁に設けられたリブ14aから車両前方に伸びている。2個の突起15、16も、プレス加工でベースプレート13などと同時に形成される。即ち、2個の突起15、16を含めてフロントブラケット全体が1回のプレス加工で成形される。上記したリブ14や突起15、16は、溶接によって取り付けられてもよい。
2個の突起15、16は、上下方向に並んで設けられている。レゾルバハーネス5aは、2個の突起15、16の間に通される。上側の突起16には、孔16aが設けられている(図4参照)。孔16aにレゾルバハーネス5aを係止するクランプ6が取り付けられている(図3参照)。クランプ6は、孔16aに圧入される差し込み部6aと、差し込み部6aに繋がっており、レゾルバハーネス5aに巻き付ける結束バンド6bで構成されている。差し込み部6aと結束バンド6bは、いずれも樹脂で作られている。図3に示されているように、レゾルバハーネス5aは、クランプ6により上側の突起16に係止され、2個の突起15、16の間に保持される。結束バンド6bに代えて樹脂カバーを使ってレゾルバハーネス5aを係止してもよい。
図5を参照しつつ説明を続ける。先に述べたように、レゾルバハーネス5aは、フロントブラケット10の前を通り、さらに2個の突起15、16の間を通り、モータケース30に接続している。なお、図3に示したクランプ6は、図5では図示を省略している。図5に示すように、突起15、16の高さHは、レゾルバハーネス5aの直径Aよりも大きい。突起15、16の高さHは、リブ14aから突起先端までの長さを意味する。車両前後方向に沿った突起の長さに相当する。また、2個の突起15、16の間の幅Wも、レゾルバハーネス5aの直径Aよりも大きい。それゆえ、レゾルバハーネス5aは、2個の突起15、16の間の空間に完全に収まる。
また、図5に示すように、レゾルバハーネス5aは、下側の突起15の車両前方側の先端よりも車両後方側に位置する。なお、符号VLが示す破線が、下側の突起15の車両前方側の先端を通る鉛直線を示している。レゾルバハーネス5aは、下側の突起15の車両前方側の先端を通る鉛直線VLよりも後方を通る。
2個の突起15、16の利点を説明する。2個の突起15、16は、衝突の際にレゾルバハーネス5aを保護する。具体的には、衝突の際、障害物が電力変換器20の前方からぶつかってきた際、突起15、16がそのデバイスにぶつかり、レゾルバハーネス5aを保護する。電力変換器20は、破断を免れたレゾルバハーネス5aによりモータ2の回転を検知することができる。先に述べたように、電力変換器20は、衝突の際、モータ2の回転停止を確認した後に高容量コンデンサを放電することができる。
また、レゾルバハーネス5aはクランプ6により、上側の突起16に係止される。これにより、車両が走行中に振動しても、レゾルバハーネス5aが2個の突起15、16の間から外れることがない。
電力変換器20は、モータケース30の上に固定されている。図5に示すように、突起15、16を含むフロントブラケット10は、モータケース30の前端よりも後方に位置する。モータケース30は金属の塊であり、衝突荷重に対して比較的に堅牢である。即ち、モータケース30の上方空間は、デバイスやワイヤハーネスの保護に好適な場所である。そのような場所において、さらに、突起15、16は、ワイヤハーネスの保護の強化を図っている。
変型例の保護構造9aを説明する。図6に、変形例のフロントブラケット10aの斜視図を示す。図6は、図4の斜視図に対応しており、レゾルバハーネス5aを仮想線で描いてある。フロントブラケット10aでは、上側の突起116の根元に切欠116bが設けられている。突起116の根元とは、脚部12aのリブ14aと突起116の境界を意味する。切欠116bは、突起116の車幅方向(図中のH軸方向)の剛性を低下させるために設けられている。これは、車両の斜め前方から衝突の際に、突起116を車幅方向に折れ曲がり易くするためである。斜め前方からの障害物の侵入に対しては脚部12aが最も大きな衝突荷重を受ける。斜め前方からの障害物に対して突起116もその障害物に衝突する。その際、突起116が折れ曲がることで、脚部12aに加わる衝突荷重が抑制される。変形例の保護構造9aは、斜め前方からの衝突に対して脚部12aに加わる衝突荷重を抑制し、脚部12aが破壊されて電力変換器20が自由になってしまうことを防止する。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例のワイヤハーネス保護構造は、電力変換器20を固定するフロントブラケット10を利用する。なお、電力変換器20の後部はリアブラケット94でモータケース30の上に固定されている。ワイヤハーネスは、電力変換器20とモータケース30(モータ2)を接続するケーブルであり、パワーケーブルと、信号を伝えるケーブルの総称である。フロントブラケット10は、電力変換器20の前部とモータケース30を連結する。また、フロントブラケット10は、車両前方へ伸びる2個の突起15、16を備えている。ワイヤハーネス(レゾルバハーネス5a)が、2個の突起15、16の間を通過している。2個の突起15、16の高さがHは、いずれも、レゾルバハーネス5aの直径Aよりも大きい。
また、レゾルバハーネス5aは、2個の突起15、16の一方(上側突起16)に係止されている。レゾルバハーネス5aは、下側突起15に係止されていてもよい。レゾルバハーネス5aは、2個の突起15、16の両方に係止されていてもよい。さらにまた、フロントブラケット10は、モータケース30に固定されるベースプレート13と、ベースプレート13から立ち上がり、電力変換器20に連結されている脚部12a、12bを備えている。そして、2個の突起15、16は、脚部12aの縁に設けられたリブ14aから車両前方へ伸びている。
2個の突起15、16が保護すべきワイヤハーネスは、レゾルバハーネス5aに限られない。別の重要な信号を伝えるワイヤハーネスであってもよい。2個の突起15、16は、脚部12aの縁のリブ14aに設けられることが望ましいが、リブ14aに限られない。また、実施例のフロントブラケット10は、電力変換器20の前面20bに連結されているが、フロントブラケット10の固定位置は、前面20bに限られない。フロントブラケット10は、電力変換器20の前部であれば、たとえは電力変換器20の下面に連結されていてもよい。
電力変換器の典型は、直流電力を交流電力に変換するインバータである。電力変換器は、電圧を変更する電圧変換器であってもよい。あるいは、電力変換器は、バッテリの電圧を昇圧する電圧変換器と、昇圧後の直流電力を交流に変換するインバータの組み合わせであってもよい。本明細書における「電動車両」には、走行用にモータを備えるがエンジンは備えない電気自動車のほか、モータとエンジンの双方を備えるハイブリッド車を含む。また、電動車両には、燃料電池車も含まれる。本明細書が開示する技術は、ハイブリッド車のほか、電気自動車、燃料電池車に適用することも好適である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:モータ
3:動力分配機構
5:ワイヤハーネス
5a:レゾルバハーネス(ワイヤハーネス)
5b:シフトアクチュエータハーネス(ワイヤハーネス)
6:クランプ
9、9a:ワイヤハーネス保護構造
10、10a:フロントブラケット
12a、12b:脚部
13:ベースプレート
14、14a:リブ
15、16、116:突起
17:防振ブッシュ
18、19:ボルト
20:電力変換器
30:モータケース
90:フロントコンパートメント
94:リアブラケット
98:エンジン
100:ハイブリッド車
116b:切欠

Claims (3)

  1. 車両のフロントコンパートメントに搭載された電力変換器と走行用モータを接続するワイヤハーネスの保護構造であり、
    前記電力変換器は、ブラケットによってモータケースの上に固定されており、
    前記ブラケットは、前記電力変換器の前部と前記モータケースを連結しているとともに、車両前方へ伸びる2個の突起を備えており、
    前記ワイヤハーネスが、前記2個の突起の間を通過しており、
    前記2個の突起の高さがいずれも前記ワイヤハーネスの直径よりも大きい、
    ことを特徴とするワイヤハーネスの保護構造。
  2. 前記ワイヤハーネスは、前記2個の突起の少なくとも一方に係止されていることを特徴とする請求項1に記載の保護構造。
  3. 前記ブラケットは、前記モータケースに固定されるベースプレートと、前記ベースプレートから立ち上がり、前記電力変換器に連結されている脚部を備えており、
    前記2個の突起は、前記脚部の縁に設けられたリブから車両前方へ伸びていることを特徴とする請求項1または2に記載の保護構造。
JP2014188712A 2014-09-17 2014-09-17 ワイヤハーネスの保護構造 Pending JP2016060324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014188712A JP2016060324A (ja) 2014-09-17 2014-09-17 ワイヤハーネスの保護構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014188712A JP2016060324A (ja) 2014-09-17 2014-09-17 ワイヤハーネスの保護構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016060324A true JP2016060324A (ja) 2016-04-25

Family

ID=55795593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014188712A Pending JP2016060324A (ja) 2014-09-17 2014-09-17 ワイヤハーネスの保護構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016060324A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001810A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 トヨタ自動車株式会社 電力制御ユニットの車載構造
JP2018016215A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 三菱自動車工業株式会社 車体構造
JP2018023217A (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 トヨタ自動車株式会社 電力制御ユニットの車載構造
JP2018043684A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 トヨタ自動車株式会社 パワーコントロールユニットの車載構造
JP2018111420A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 トヨタ自動車株式会社 電力制御ユニットの車載構造
JP2018114899A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 トヨタ自動車株式会社 電力制御装置の車載構造
WO2019131425A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 日本電産株式会社 モータユニット
JP2019111847A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 トヨタ自動車株式会社 電動車両
JP2019166915A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 マツダ株式会社 電動車両の前部ユニット搭載構造
JP2020108218A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社デンソー 車両用電力変換装置
JP2021024428A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 トヨタ自動車株式会社 車両
JP7448094B1 (ja) 2022-11-08 2024-03-12 三菱自動車工業株式会社 固定構造
JP7563405B2 (ja) 2022-03-04 2024-10-08 トヨタ自動車株式会社 電動車

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248313A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Toyota Motor Corp 電気機器の搭載構造
JP2013106423A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Honda Motor Co Ltd 電気自動車用パワーコントロールユニットの電力線保護構造
JP2013103582A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Honda Motor Co Ltd パワーコントロールユニットの車体への取付構造
JP2013233836A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Toyota Motor Corp 電気自動車
WO2013183500A1 (ja) * 2012-06-05 2013-12-12 日産自動車株式会社 電動車両の強電ハーネス接続構造
JP2014114870A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Toyota Motor Corp 電子機器の車載構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006248313A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Toyota Motor Corp 電気機器の搭載構造
JP2013106423A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Honda Motor Co Ltd 電気自動車用パワーコントロールユニットの電力線保護構造
JP2013103582A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Honda Motor Co Ltd パワーコントロールユニットの車体への取付構造
JP2013233836A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Toyota Motor Corp 電気自動車
WO2013183500A1 (ja) * 2012-06-05 2013-12-12 日産自動車株式会社 電動車両の強電ハーネス接続構造
JP2014114870A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Toyota Motor Corp 電子機器の車載構造

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001810A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 トヨタ自動車株式会社 電力制御ユニットの車載構造
JP2018016215A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 三菱自動車工業株式会社 車体構造
JP2018023217A (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 トヨタ自動車株式会社 電力制御ユニットの車載構造
JP2018043684A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 トヨタ自動車株式会社 パワーコントロールユニットの車載構造
JP2018111420A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 トヨタ自動車株式会社 電力制御ユニットの車載構造
JP2018114899A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 トヨタ自動車株式会社 電力制御装置の車載構造
JP2019111847A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 トヨタ自動車株式会社 電動車両
CN111512525A (zh) * 2017-12-28 2020-08-07 日本电产株式会社 马达单元
WO2019131425A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 日本電産株式会社 モータユニット
JP2019166915A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 マツダ株式会社 電動車両の前部ユニット搭載構造
JP7151112B2 (ja) 2018-03-22 2022-10-12 マツダ株式会社 電動車両の前部ユニット搭載構造
JP2020108218A (ja) * 2018-12-26 2020-07-09 株式会社デンソー 車両用電力変換装置
JP2021024428A (ja) * 2019-08-05 2021-02-22 トヨタ自動車株式会社 車両
JP7563405B2 (ja) 2022-03-04 2024-10-08 トヨタ自動車株式会社 電動車
US12115863B2 (en) 2022-03-04 2024-10-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electrified vehicle
JP7448094B1 (ja) 2022-11-08 2024-03-12 三菱自動車工業株式会社 固定構造
WO2024100774A1 (ja) * 2022-11-08 2024-05-16 三菱自動車工業株式会社 固定構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016060324A (ja) ワイヤハーネスの保護構造
JP6222178B2 (ja) 電動車両
JP5757283B2 (ja) 電子機器の車載構造
JP5962683B2 (ja) モータのコネクタ保護構造
JP7438481B2 (ja) 車両前部構造
JP6256368B2 (ja) 電子機器の車載構造
JP6752259B2 (ja) 車両
JP6156329B2 (ja) 電気機器ユニットおよび車両
JP2014015171A (ja) 車載搭載機器の固定構造
US20130119758A1 (en) Mount structure to mount power controller on vehicle body
JP2010285058A (ja) 車体の後部構造
JP2006224877A (ja) 車体フロア構造
JP7087834B2 (ja) 電気機器の車載構造
JP6541171B2 (ja) 車載機器の固定構造
JP6863226B2 (ja) 電力制御装置の車載構造
JP6769257B2 (ja) コネクタ
JP6753156B2 (ja) 電池パックの保護構造
JP6981228B2 (ja) 電力制御ユニットの搭載構造
JP6683757B2 (ja) 車両
JP6413382B2 (ja) 車両の電機機器の保護構造
JP2015039981A (ja) 車両前部構造
JP2021079765A (ja) 電力変換器の車載構造
JP6763208B2 (ja) 車載された電子機器
JP6432485B2 (ja) 電力制御装置の車載構造
JP6693359B2 (ja) 車載機器の搭載構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171226