JP2016041062A - 変性ワキシーカッサバデンプンを有するペットフード - Google Patents

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Abstract

【課題】約5サイクルを超える凍結/解凍安定性を有する、ペットフード用グレービー、ならびに、イヌ科又はネコ科ペットの飼育方法を提供する。【解決手段】肉もしくは肉副産物を含む肉をベースとする材料、及び、水性相を増粘するのに有効な量のアセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含む水性相を含む。また、約2.5質量%未満のヒドロキシルプロピル置換基を有するヒドロキシプロピル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを、前記水性相を増粘するのに有効な量で含む。【選択図】なし

Description

発明の背景
イヌ科動物及びネコ科動物などのペットには、長年にわたって、「ドライ」及び「ウエット」食品が与えられてきた。「ウエット」食品は、一般に、缶のような容器中にパッケージされる。かかる食品はその中の湿分のために外観が「ウエット」である。一般に、2つのタイプのウエット食品が現在調製されている。1つは、当業界で、通常、破砕ローフ(ground loaf)と呼ばれている。これは、一般に、肉などのすべての重要成分を水と接触させ、その後、熱スクリュークッカー/ミキサーなどの一連の装置又は1つの装置において加熱及び混合することにより調製される。このようにして、すべての主要成分、ならびに、着色剤、オイル、ビタミン及びビタミン様材料などの非主要成分を初期の予備処理工程で混合しそしてすべて一緒に処理される。この手順に次いで、本質的に均一なセル内ハニカム型(以下、「破砕ローフ」)塊は製造され、それは筒形容器中に容易にパッケージされる。
第二のウエット食品は、一般に、当業界で、「チャンクアンドグレービー(chunk and gravy)」と呼ばれている。この食品の例は米国特許第4,791,002号明細書(Bakerら)に記載されている。このウエット食品は、通常、肉を破砕し、混合し、乳化し、その後、その肉を、水、オイル及び穀粒ならびに必要ならば他の材料とさらに混合することにより製造される。この混合物を、その後、調理装置にフィードし、そこから取り出し、切断し、冷却し、その後、様々な段階のフィルに送る。通常、2段階フィルにおいて、グレービーはチャンク(塊状物)に添加される。グレービーは通常の様式で、例えば、穀粒、変性デンプン、水、所望ならばビタミン、及び、他の材料を混合タンク内で混合することにより調製され、ここで、それが加熱され、そしてその後、塊状材料を保持している容器にフィードされる。破砕ローフとは対照的に、この食品は調製されたときの破砕肉及び穀粒の物理的に分離された、明確な塊状片を有する。これらの明確な粒状物は最終的な容器内でグレービー型液体中に存在する。「チャンクアンドグレービー」法により製造される製品は長年にわたってペットフードに使用されてきた。
缶入りペットフード、特にグレービーの製造において、高度にヒドロキシプロピル化されたワキシーコーンデンプンは、老化安定性を提供し、そして最終製品に組織構造上の品質を提供するためにしばしば使用される。このデンプンは、高温レトルト処理にも耐えなければならない。しかしながら、ペットフード製造者は、ペットフードグレードにおける高ヒドロキシプロピル化ジスターチホスフェートデンプンは、しばしば、ペットに対して、ある程度の胃非許容性を引き起こし、軟便を生じさせる可能性が高くなる。このため、本発明まで対処されていなかった、別の方法で変性されたデンプンの必要性が存在する。
発明の要旨
1つの態様において、肉もしくは肉副産物を含む肉をベースとする材料、及び、水性相を増粘するのに有効な量のアセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含む水性相を含む、ペットフード組成物である。
別の態様において、本発明は前記組成物を増粘するのに有効な量のアセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含み、約5サイクルを超える凍結/解凍安定性を有する、ペットフード用グレービーに関する。
別の態様において、本発明はイヌ科及びネコ科ペットに組成物を給餌することを含み、該組成物は該組成物を増粘するのに有効な量のアセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含み、約5サイクルを超える凍結/解凍安定性を有する、ペットフード用グレービーを含む、イヌ科及びネコ科ペットの飼育方法に関する。
さらに別の態様において、本発明は、約2.5%未満のヒドロキシプロピル含有分を有するヒドロキシプロピル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを、アセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンの代わりに、又は、それに加えて、増粘剤として使用する、上記の組成物及び方法に関する。
図面の簡単な説明
図1は、本発明のサンプル及び2つの比較サンプルの老化安定性のスコアのグラフを示す。
発明の詳細な説明
チャンクアンドグレービーペットフード製品は、一般に、スチームを用いた調理、水中での調理、オーブン乾燥加熱などの物理的圧力又は熱エネルギーにより押出されそして成形された肉エマルジョンを製造することにより調製される、予備成形肉粒状物を含む。製品の調理された肉はチャンク(塊状物)にダイス状切断され、それは、最終的に、デンプンにより増粘されたグレービー又はソースと混合される。それら2つの成分は容器、通常には缶に充填され、シームされそして無菌化される。本発明は、米国特許第4,791,002号明細書に記載されているチャンクアンドグレービー製品及び調製に関連して下記に説明されるであろうが、下記により詳細に記載されるアセチル置換ワキシーキャッサバジスターチアジペートは他のチャンクアンドグレービーペットフードのグレービーのための増粘剤として有用であろう。例えば、米国特許第4,247,562号(Bernotavicz)(その開示を参照により本明細書中に取り込む)は流体グレービー系を有する湿潤ペットフードを開示しており、ドライドッグフード用トップドレッシングとして、又は、単独でのペットフードとして使用される。
チャンクアンドグレービーペットフード製品は米国特許第4,791,002号明細書中に記載されるとおりに調製でき、その開示を参照により取り込む。米国特許第4,791,002号明細書のチャンクアンドグレービーペットフードは、通常、栄養上バランスが取れており、非常に味がよく、そして視覚的に魅力がある缶入りペットフードであり、該ペットフードは(a)2%を超える脂肪含有分、少なくとも75%の肉由来成分の含有分、及び、弾力性を付与しそして脂肪を結合するのに十分な大豆粉及び血漿を有する肉片を、(b)実質的に可視性脂肪を含まない透明な易流動性グレービー中に含む。
1つの態様において、肉片は2〜16%の脂肪含有分を有し、3〜10%の脱脂大豆粉、2〜12%の乾燥血漿及び少なくとも75%の肉由来成分(15〜40%のレバーを含む)を含み、ここで、レバー、大豆粉及び乾燥血漿の合計質量は肉片の質量の少なくとも30%である。
本方法は、通常、(a)大豆粉、乾燥血漿、レバー及び必要に応じて他の成分を含み、少なくとも6%の合計脂肪含有分及び少なくとも75%の合計肉含有分を達成するスラリーを調製すること、(b)該スラリーを撹拌に供し、微細肉エマルジョンを製造するのに十分に切断すること、(c)エマルジョンのシートを形成すること、(d)該エマルジョンのシートを内部温度が少なくとも170°Fとなるまで加熱すること、(e)該シートを別個の肉片へと切断すること、(f)前記肉片及び易流動性グレービーを缶の中にフィードすること、及び、(g)前記缶を閉止しそしてレトルト処理することを含む。
1つの実施形態において、典型的な方法では、少なくとも75%の肉由来成分の含有分及び2〜16%の脂肪含有分を有する弾力性のある肉片を主要量、及び、高い光沢性を提供する、肉スライスをコーティングする透明な易流動性グレービーを非主要量で含む、缶入りの栄養上バランスのとれたペットフードの調製が可能になり、そしてそのより典型的な態様において、本方法は、(a)3〜10%の大豆粉、2〜12%の乾燥血漿、15〜40%のレバー、及び、更なる処理時に、微細物を最少量としてきれいに切断されたスライスへと高速切断することができる、凝集性で弾力性のある肉部分を調製するのに必要な他の成分を含むスラリーを調製すること、ここで、大豆粉、乾燥血漿及びレバーの合計質量はスラリーの質量の少なくとも30%を占める、(b)55ポンド/立方フィートを超える密度を有する微細エマルジョンを生成するのに十分な撹拌及び切断にスラリーを供すること、(c)連続的に移動しているバンド上でエマルジョンのシートを形成すること、(d)少なくとも170°Fの内部温度にシートを加熱するのに十分な時間にわたって、スチーム加熱手段を通して前記バンド及びその上のエマルジョンのシートを通過させること、ここで、前記スチーム加熱手段はスチームが供給される少なくとも2つのチャンバーを含み、該チャンバーはスチームを前記バンドの下面に向ける、前記バンドの下方に位置する下部チャンバー、及び、前記バンドの上方に位置する上部チャンバーを含み、スチーム源は開放底を除くすべての面でスチームを閉じ込める壁により画定される前記上部チャンバー内の中央に位置され、開放底はスチームと前記シートとの接触を可能とし、シートと、入口及び出口端部壁との間の狭い隙間はスチームがそれを出ていくことを可能にし、それにより、前記シートの厚さが増加するならば、前記シート上のスチームの速度も増加し、それにより、より多くのスチームを前記シートと直接接触させ、そして前記シートに供給される熱を増加させる、(e)複数の肉ストリップを製造するようにして、移動方向に平行な複数のラインに沿ってシートをスリットすること、(f)最少量の微細物及び破損片もしくは破断片を含む薄い肉スライスを生成するために長軸に対して横方向にストリップをスライスすること、(g)缶から易流動的に流れ、そして高い光沢性を提供するように肉スライスをコーティングするグレービーを、レトルト処理及び冷却後に提供するのに十分な量でアセチル置換ワキシーキャッサバジスターチアジペート及び水を含む混合物を加熱することによって、前記グレービーを調製すること、(h)前記肉スライス及びグレービーにより缶を充填すること、及び、(i)缶をレトルト処理することを含む。本発明は、上記方法により製造されたペットフードに限定されず、また、いかなる特定のタイプの肉塊状物又はそれらの調製方法にも限定されない。
栄養上バランスされたペットフードは、適切な成長及び維持のために十分であることが給餌試験により確立されている量のタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン及びミネラルを含むであろう。
本発明の典型的な製品は、National Research Council of the National Academy of Sciencesにより刊行された Nutrient Requirement of Dogs(1985年改訂)に示されるとおりの栄養要件を満たすであろう。
用語「ペットフード」とは、保存のために、高温でスチームを用いて缶中でレトルト処理するなどの無菌化に供された、シールされた、パッケージ化されたペットフードを意味する。このように、この関係での用語「缶入り」は金属缶よりも広く、1種以上のポリマー、ホイル(ラミネートを含む)、又は、他のパッケージ材料(例えば、パウチ)、ならびに、ガラスジャーなどのモールド成形もしくは非モールド成形容器を包含することが当業者に明らかであろう。防腐パッケージング技法は金属缶以外の容器に使用することができる。
ペットフード製品は、通常、肉片中に75%を超え、より典型的には80〜85%の肉含有分を有する。Association of American Feed Control Officials, Incorporated により刊行されている、現在のエサ成分の定義(Definitions of Feed Ingredients)により規定されているとおりの「肉」及び「肉副産物」として規定されている、肉由来成分は用語「肉」に含まれる。規定されているとおり、用語「肉」はウシ、ブタ、ヒツジ及びヤギの肉だけでなく、他の哺乳動物、家禽及び魚の肉も包含する。用語「肉副産物」は、屠殺された動物、家禽などの屠体の非削ぎ落とし部分を包含するように定義される。典型的な肉材料としては、牛及び豚レバー、牛肉、全体の鶏、鶏の部分、牛及び豚の肺、牛及び豚の脾臓、七面鳥及び他の肉ならびに肉副産物が挙げられる。
肉の全体としての組み合わせは製品の質感、一体性及び風味に影響を与える。レバーは、大豆粉及び血漿と一緒に、肉片の少なくとも10質量%の量で使用されるときに、脂肪及びゲル化可能なタンパク質がグレービー中に滲出するのに耐性を与える、凝集性の熱硬化性肉材料を形成する能力のために、質感に関して重要な成分であるものと決定された。しかしながら、この同一の基準で40%を超えるレバーの量は全体的な美味しさを低下する傾向があるため、あまり望ましくない。
肉由来成分は、典型的には、乾燥及び液体成分と混合する前に、肉挽き器で破砕される。この段階で、凍結形態で供給されていることがある肉由来成分は、典型的には、凍結温度付近で微粉砕される。この段階での、例えば、1/8〜1/4インチのプレートでの微粉砕は、乾燥成分との混合及び続いて行う乳化を改良する。
破砕された肉由来成分をミキサーにフィードし、ここで、肉片の他の成分を添加し、そして混合して、スラリーを形成する。肉片の高い肉含有分により、約25質量%以下のみの他の材料の添加が可能となり、該他の材料は、当然に、乾燥結合成分、及び、肉由来成分の湿分含有量が十分でないならば、これらの結合成分を水和するために十分な水を含む。
大豆粉及び乾燥血漿は、レトルト処理の間にグレービー中への脂肪及びゲル化可能なタンパク質の滲出を防止するために、配合物中でレバーとの組み合わせで有効であろう。グレービー中への脂肪及びゲル化可能なタンパク質の滲出を防止するのに有効である他の熱硬化性タンパク質性結合剤、例えば、大豆及び綿実タンパク質分離物及び濃縮物も大豆粉及び血漿に加えて、又は、その代わりに使用することができる。これらの材料は、この所望の結果を提供するために有効な量で配合物中に使用されるであろう。典型的な配合物は3〜10%の大豆粉及び2〜12%の乾燥血漿を、少なくとも15%、より典型的には少なくとも20%のレバーと組み合わせて含むであろう。望ましくは、これらの3種の結合性材料の合計質量は、肉片の質量を基準として、少なくとも25%、典型的には、少なくとも30%、そして最も典型的には35〜50%であろう。所望の特性を有する肉片は、デンプン質材料、多糖ガムバインダー又は不活性フィラーを使用せずに形成でき、そして典型的には、肉片は、完全ではないとして、実質的にこのようなものを含まない。
約8%以下の遊離脂肪、例えば、ホワイトグリース、タロー又はラードは、レトルト処理後のグレービー中に実質的な遊離脂肪を見ることが可能となることなく、栄養又は美味しさの向上のために肉の天然脂肪含有分に加えて添加されうる。National Research Councilは乾燥基準で少なくとも5%の脂肪含有量を推奨している。したがって、本発明の高湿分製品のためは、肉片の総脂肪含有分は、肉片の質量を基準として、少なくとも約2%であるべきであり、典型的には約16%までであろう。より典型的な範囲は、約6〜約12%の脂肪である。遊離脂肪が添加されるならば、それは典型的には、添加前に液化するのに十分に加熱される。
他の成分に加えて、栄養補助剤、着色剤、酸化防止剤などの各種少量成分は添加され、均一なスラリーを提供するのに十分に、例えば、およそ5〜20分間、他の成分と混合されるであろう。スラリーの湿分含有分は、典型的には、55〜65質量%、典型的には、58〜62質量%であり、密度が約66ポンド/立方フィートであろう。
そのスラリーは、均一であり、微粉砕されており、そして、グレービーに有意な脂肪又はゲル化可能なタンパク質を損失することなくレトルト処理で生き延びなければならない輪郭明瞭なスライスされた片を形成しなければならないペットフード以外のペットフードの調製に適切ではあるが、エマルジョンを形成するためにさらに撹拌及び切断に供されなければならない。スラリーは、それゆえ、およそ凍結温度よりもなおも若干低い温度でミキサーから乳化装置にポンプ送りされる。乳化装置の1つの代表的なタイプにおいて、スラリーをスクリューコンベアにより進行させ、そして一連のナイフ及び切断プレートを押し通させる。乳化装置は有意な機械仕事をスラリーに与え、典型的には微細クリーミーエマルジョンとして乳化装置を出てくるときに、例えば、25°Fまで、典型的には約15°Fだけその温度を上げる。エマルジョンは、密度が55ポンド/立方フィートを超え、典型的には60ポンド/立方フィートを超え、さもなければ、見えない片、粗い切断部、破片及び過剰な微細物となることがある。より典型的な密度範囲は約61〜66ポンド/立方フィートの範囲である。
その後、エマルジョンをエマルジョンのシートに加工し、そしてレトルト処理の間に有意な脂肪又はゲル化可能なタンパク質が滲出することを防止するために配合物の十分な熱硬化を確保し、そして微細物及び破片を最少限にしたきれいな切断コーナーを得るようにスライスすることができるように、少なくとも170°Fの内部温度に加熱する。正確な温度は様々であることができ、典型的には、172°F〜約190°Fの範囲にあり、より典型的には、約180°F以上であろう。
肉材料のシートを成形しそして加熱するための正確な手段は重要ではないが、これらの操作は、最終製品が高度に均一な外観及び一体性を有するように行われるべきである。米国特許第4,791,002号明細書は詳細にこの手順を記載している。加熱後に、肉材料の得られたシートをスライスし、すなわち、缶入りミートアンドグレービーペットフード製品のために適切なサイズの片に切断する。典型的なスライス片は、正方形又は矩形の形状のダイス、又は、厚さ約5〜約6ミリメートルの薄いスライスであろう。均一なサイズで、きれいなカットで、微細物が最少である薄いスライスの調製は特に困難であり、本発明の方法は特に良好な結果を提供する。
グレービー成分は肉片とともに缶に入れるために調製される。グレービーは少なくとも増粘量の抑制ワキシーキャッサバデンプンを含むであろう。特定の実施形態において、抑制ワキシーキャッサバデンプンはワキシーキャッサバアセチル置換ジスターチアジペート(「ワキシーキャッサバASDA」)、及び、必要に応じて、植物又は他のガムなど、及び、水であろう。また、糖類(例えば、スクロース、デキストロース、フルクトース)、コーンシロップ、高果糖コーンシロップ、マルトデキストリン、塩、着色剤、風味剤(例えば、肉の風味を有する加水分解された植物性タンパク質)、微量栄養素などを含むことができる。典型的には、約1質量%〜約10質量%の、典型的には、約2質量%〜約7質量%のワキシーキャッサバASDA、約2質量%〜約7質量%の糖類、及び、水の混合物は加熱されて、肉片に塗布されてペットフードを形成することができるグレービーを提供する。
1つの実施形態において、グレービー中に使用される唯一の増粘剤はワキシーキャッサバASDAである。
本発明の方法及び組成物において典型的に有用であるアセチル置換ワキシーキャッサバジスターチアジペートはEP 1314743A2(Jeffcoatら)に詳細に記載されており、その開示を参照により本明細書中に取り込む。低アミロースタピオカデンプンとしても知られているワキシーキャッサバデンプン(地域によって、キャッサバ及びタピオカはモニオク(manioc)、モニオカ(manioca)、ユッカ(yucca)又はマンジオク(mandioc)としても知られている)は、米国特許第7,022,836号、同第6,551,827号及び同第6,982,327号明細書(Visserら)の方法により得ることができ、それらの全体を参照により本明細書中に取り込む。現在、自然界に見出される、低アミロースキャッサバ植物由来の低アミロースタピオカデンプンも本発明に含まれ、それは標準的な育種及び交雑法(すなわち、非−GMO)によって得られ、又は、転座、逆位、形質転換もしくは遺伝子又は染色体工学の他の任意の方法によって得ることができ、その変種も包含し、それにより本発明のデンプンの特性が得られる。さらに、人為的な変異種及び突然変異育種の公知の標準的な方法によって製造することができる上記の一般的な組成の変種から成長した植物から抽出されるデンプンもここに適用可能である。「ワキシーキャッサバ」とは、アミロース含有分が標準的なタピオカデンプンよりも実質的に低い、具体的には、約10質量%未満、より具体的には約5質量%未満、そして最も具体的には約3質量%未満のアミロースであるデンプンを意味する。
未変性ワキシーキャッサバデンプンは混合されたアジピン酸及び無水酢酸試薬を用いて架橋される。このような試薬及び架橋反応は他の未変性デンプンを用いてジスターチアジペートを製造するための当該技術分野でよく知られている。混合されたアジピン酸及び無水酢酸試薬を用いた架橋により調製されたジスターチアジペート及びその製造方法もまた、当該技術分野で知られている。使用する混合酸無水物試薬は、多くの典型的な処理条件下で比較的安定である有機エステル結合を生成する。例えば、米国特許第2,461,139号(Caldwell)を参照されたい。
例えば、ワキシーキャッサバジスターチアジペートはアジピン酸/酢酸混合無水物試薬と水性スラリー中のデンプンを反応させることにより調製することができる。得られたデンプンの結合アセチルは所望の安定性の量のために必要なレベルまで、当業者によって調整することができ、具体的には、ワキシーキャッサバ抑制デンプンの約2.5%結合アセチルまでの範囲である。反応に使用されるアジピン酸/酢酸混合無水物の量は、また、得られるデンプンにおける所望の抑制効果(架橋度)を提供するように、当業者によって調整されうる。典型的には、使用される混合無水物の量は約1%未満である。最大4%の無水酢酸は最大安定性を提供するための安定化(モノ置換)のために使用することができる。これは、典型的には約2.5%結合アセチルを生じさせる。当業者は、使用される無水酢酸の量に基づいて、使用するアセチル化工程の反応効率をルーチンで調節することができるであろう。ワキシーキャッサバ抑制デンプンの結合アセチルは、典型的には0.1質量%から、より典型的には、0.25質量%から、約2.5質量%をわずかに下回る量までの範囲であり、より典型的には、約0.5%〜約2%、さらにより典型的には、約1%〜約2%をわずかに下回る量であろう。
アジピン酸架橋の代わりに、他の食品に許容可能な化学架橋剤を使用することができる。他の化学的架橋剤の例としては、他の直鎖ジカルボン酸無水物、クエン酸、オキシ塩化リン及びトリメタリン酸塩が挙げられる。適切な製品を提供するために必要な架橋剤の量は、デンプンの所望の官能価に依存するであろう。架橋によりこのような官能価を得るための方法は当該技術分野で周知であり、とりわけ、使用される架橋剤のタイプ、架橋剤の濃度、反応条件及び架橋デンプンの必要性に依存するであろう。通常、この量は、デンプンの約0.001〜約10.0質量%の範囲であろう。アジペート架橋の典型的な範囲は、約0.05〜約2質量%、より典型的には、約0.2〜約1.75質量%、さらにより典型的には、約0.5〜約1.5質量%のアジペートを使用するであろう。これらの範囲から、同レベルの抑制を達成するための他の架橋剤の対応する量は、実際の観測される架橋効率に基づいて、過度の実験なしに当業者によって決定されうる。
化学架橋の代わりとして、又は、化学的架橋に加えて、アセチル化及び/又は架橋の前又は後に、ワキシーキャッサバアセチル置換デンプンは物理的に(例えば、熱的に)抑制されうる。有用である熱抑制の方法の例は、米国特許第6,261,376号明細書(Jeffcoatら)に見られ、その開示の全体を参照により本明細書に取り込む。
‘376号特許の熱抑制法は、(a)場合により、粒状デンプンをpH約7.0以上にpH調整すること、(b)デンプンが無水又は実質的に無水となるまでデンプンを脱水すること、及び、(c)デンプン又はフラワーを抑制し、好ましくは、非凝集性とするのに十分な温度及び時間にわたって、脱水済デンプン又はフラワーを熱処理することの工程を含む。本明細書中に使用されるときに、「実質的に無水」とは1質量%未満の湿分を含むことを意味する。
典型的には、粒状デンプンを水中にスラリー化し、必要に応じて、塩基の添加によりpHを中性以上に調整し、デンプンを約2〜15%の湿分まで乾燥させる。次いで、デンプンを無水又は実質的に無水に脱水し、その後、脱水されたデンプンを熱処理することにより、乾燥した粒状デンプンを熱的に抑制する。得られた粒状の熱的に抑制されたデンプンを、本明細書中に記載されるとおりにアセチル化し、場合により、架橋によりさらに抑制する。
脱水は熱脱水又は非加熱脱水であることができる。熱脱水は、従来のオーブンもしくは電子レンジオーブン又は他の任意の加熱デバイス内で、湿分含有分を1%未満、好ましくは0%に低下させるのに十分な時間及び温度でデンプンを加熱することによって行われる。非熱的脱水方法の例としては、例えば、アルコール(例えば、エタノール)などの親水性溶媒を用いて粒状デンプンから水を抽出すること、又は、デンプンを凍結乾燥することが挙げられる。
典型的なpHは少なくとも7であり、最も典型的には、pH8を超え、より典型的には、pH7.5〜10.5であり、そしてさらにより典型的には、8〜9.5である。12を超えるpHでは、ゲル化はより容易に起こり、それゆえ、12未満へのpH調節はより効果的である。
リン酸ナトリウムなどのバッファーは、必要ならば、pHを維持するために使用されうる。pHを上げるための別の方法は、熱抑制工程の間又は前のいずれかに、デンプンが所望のpHに達するまで、粒状又は予備糊化デンプン上に塩基の溶液を噴霧することからなる。デンプンがフード中に使用されないならば、任意の適切な無機もしくは有機塩基は、デンプンのpHを上昇させるために使用することができる。別の方法は注入などからなる。熱抑制法の組織及び粘度における利点はpHが増加するにつれて向上する傾向があるが、より高いpHは熱処理工程の間にデンプンの褐色化を高める傾向にあることに留意すべきである。
アセチル置換の代わりに、ワキシーキャッサバデンプンを、約2.5質量%未満、典型的には約0.1質量%〜約2質量%、そしてより典型的には約0.5質量%〜約1.5質量%のプロピレンオキシドでヒドロキシプロピル化して、ヒドロキシルプロピル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを形成することができる。
1つの実施形態において、唯一の増粘剤としてワキシーキャッサバASDAを用いて製造されるグレービーは、試験が以下に詳細に記載されているように、少なくとも5回の凍結/解凍サイクルにわたって安定性を示すであろう。
肉片及びグレービーは、缶入りのミートアンドグレービーペットフードを提供するように、従来の様式で缶詰めされそしてレトルト処理されることができる。肉片は、典型的には、質量基準で、少なくとも45%を構成し、典型的には、缶入り製品の主要部分を構成し、グレービーは非主要部分を構成する。典型的には、製品は50〜60質量%の肉片を含むであろう。レトルト処理は、例えば缶入り製品を保存するのに有効な条件下で行われ、例えば、スチームレトルト処理、又は、熱を使用することによる他の無菌化により行われるであろう。
別の態様において、本発明は、イヌ科又はネコ科のペットの飼育方法に関する。イヌ科又はネコ科動物の食事は、他の栄養上バランスのとれた食品をも含み、そして、適切な成長及び維持のために十分であることが給餌試験によって確立されている量のタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン及びミネラルを含むであろう。
実施形態
1.肉又は肉副産物を含む肉をベースとする材料、及び、水性相を増粘させるのに有効な量のアセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含む水性相を含む、ペットフードとして有用な組成物。
2.前記アセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンは約2.5質量%未満の結合アセチル化度(degree of bound acetyl)を有する、実施形態1記載の組成物。
3.前記アセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンは約0.01質量%〜約2.5質量%をわずかに下回る結合アセチル化度を有する、実施形態1記載の組成物。
4.前記アセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンは約0.25質量%〜約2.0質量%の結合アセチル化度を有する、実施形態1記載の組成物。
5.前記アセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンは約1質量%〜約2.0質量%をわずかに下回る結合アセチル化度を有する、実施形態1記載の組成物。
6.前記アセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンは約1質量%〜約10質量%の量で水性相中に存在する、実施形態1記載の組成物。
7.前記アセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンは約2質量%〜約7質量%の量で水性相中に存在する、実施形態1記載の組成物。
8.無菌形態の実施形態1記載の組成物を含むペットフード。
9.約5サイクルを超える凍結/解凍安定性を有する、実施形態1記載の組成物。
10.実施形態1記載の組成物をイヌ科又はネコ科ペットに給餌することを含む、イヌ科又はネコ科ペットの飼育方法。
11.肉又は肉副産物を含む肉をベースとする材料、及び、水性相を増粘させるのに有効な量の、約2.5質量%未満のヒドロキシルプロピル置換基を有するヒドロキシプロピル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含む水性相を含む、ペットフードとして有用な組成物。
12.実施形態11記載の組成物をイヌ科又はネコ科ペットに給餌することを含む、イヌ科又はネコ科ペットの飼育方法。
13.組成物を増粘するのに有効な量のヒドロキシプロピル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含み、そして約5サイクルを超える凍結/解凍安定性を有する、ペットフードのためのグレービーとして有用な組成物。
本発明は、ここで、以下の実施例により例示され、該実施例は本発明を限定するものと解釈されるべきである。本明細書及び特許請求の範囲における全ての部及び百分率は、文脈上別の指示がなされない限り質量基準である。

アセチル置換ジスターチアジペートの調製
100グラムのワキシーキャッサバデンプンを150グラムの水中でスラリー化し、そして27℃の温度にする。その後、3%NaOH溶液を用いて、スラリーのpHを8.0に調節する。デンプンの質量を基準として、3.9%(wt/wt)の無水酢酸及び0.9%(wt/wt)の1:9 アジピン:酢酸混合無水物を用いて、試薬を別個のフラスコ中で混合する。その後、この混合物を制御された速度でデンプンスラリーに添加し、その間に、反応が完了するまでpH8.0でpHを一定に維持する。その後、希HCl溶液を用いてpHを6.0に調節し、そしてデンプンを洗浄しそして乾燥した。結合アセチルレベルを約2.5%結合アセチル以下、例えば、2.0%、1.5%、1.0%及び0.50%に達するように、この手順を当業者により調節することができる。
例1
スライスされた牛ディナー配合物及び調製
凍結された肉及び肉副産物のブロック(牛肉、レバー、肺及び脾臓)を一晩戻した。戻した肉を、3/16" 孔グラインドプレートを備えたオーチオ(Autio)グラインダーを通して破砕する。これらの肉を、表Iに示す割合で乾燥成分及び液体成分とともに混合する。混合はパターソン(Patterson)ツインシャフトミキサーで15分間行う。第一のプレートが3.0mmの孔を有し、そして第二のプレートが1.7mmの孔を有するデュアル切断プレートを備えたKarl Schnell乳化装置を通してブレンドを乳化する。得られた微細エマルジョンをHutt DPフォームプレスに移す。フォームプレスは9.3mm厚さ×280mm幅のエマルジョンシートを280 lb./hrの速度で製造する。このシートを、スチームトンネルを通して2分間の滞留時間で通過させる。スチームトンネルに入る原料エマルジョンの温度は59°〜68°Fであり、それはスチームトンネル吐出時に176°F〜181°Fに上がる。調理された硬いシートを25mm間隔で開いたスリッターナイフでスライスする。
新たに形成されたストリップを約5.5mm長さにギロチン切断する。ギロチン切断後のスライスの寸法は24.5mm×10.7〜12.4mm×5.5mmである。これらのスライスをソルビーン(Solbern)フィラーとともに缶中に充填する。表I中に示す配合によりグレービーを調製し、そしてジャケット付きケトル中で加熱する。高温グレービーをスライスに対して、FMCピストンフィラーを介して、52質量%牛肉スライス及び48質量%グレービーで添加する。充填された307×111の缶を蒸留器レトルトにおいてレトルト処理する。この例を2.0%、1.5%、1.0%、0.50%及び0.25%結合アセチルを有する各々のワキシーキャッサバアセチル置換ジスターチアジペートを用いて次々と繰り返すことができる。
例2
ダイス切断された鶏配合物及び調製
表IIに示される配合を用いて、グレービー中に鶏風味ダイスを含む缶入りドッグフードを製造する。肉エマルジョンを例1に示される手順を用いて調製する。8mm×8mmの断面の複数の矩形開口部を有するダイブロックを有するHutt DPフォームプレスを通してエマルジョンを押出する。エマルジョンストリップ形状のシートはこのダイから出てくる。2つの隣接するストリップの間の平均ギャップは5.4mmである。エマルジョンストリップをスチームトンネル中で約1分間調理し、トンネル出口で185°F製品温度となる。調理したストリップを12.5mm長さにギロチン切断する。ギロチン切断後のダイスの寸法は12.5mm長さ×9.0mm幅×8.6mm厚さである。52wt%の量のこれらのダイスを42wt%の量の195°Fのグレービー(表IIに示される組成)とともに、307×111缶に充填する。缶を蒸留器レトルトにおいてレトルト処理する。得られた製品はライトグレービー中に浸漬された褐色鶏ダイスを有する。この例を2.0%、1.5%、1.0%、0.50%及び0.25%結合アセチルを有する各々のアセチル置換ワキシーキャッサバジスターチアジペートを用いて次々と繰り返すことができる。
例3
缶入りミートチャンクアンドグレービーペットフード中の代替のグレービー配合物
代替のグレービー配合物を下記に示すとおりに製造することができる。
調製:
鶏風味剤、塩、着色剤及び栄養素プレブレンドを水中に添加し、そして完全に溶解する。
混合物にデンプンを添加し、そして均一に分散されるまで撹拌する。
上記の最終混合物を170〜180°Fで5〜10分間加熱する(デンプンの性質による)。
保持タンクに移送する。
缶中に充填し(2つのショット充填プロセス)、又は、サービスタンク中でミートチャンクと合わせ、その後、缶中に充填する。
255〜265°Fで45〜90分間、缶をレトルト処理する(要求に応じて)。
室温に冷却する。
例4
シングルパウチペットフード用鶏グレービー
代替のグレービー配合物を下記に示すとおりに製造することができる。
調製:
鶏ブロスを水に添加する。
鶏風味剤、塩、着色剤及び栄養素プレブレンドを水中に添加し、そして完全に溶解する。
混合物にデンプンを添加し、そして均一に分散されるまで撹拌する。
上記の最終混合物を190〜195°Fで10〜15分間加熱する(デンプンの性質による)。
保持タンクに移送する。
パウチに充填する。
例5
下記のとおりに一連のクリームソースを製造しそして試験した。
水及びクリームをビーカー中に質量計量した。浸漬ブレンダーを用いて、乳化剤 (レシチン)を水及びクリーム中に分散した。乾燥した成分を質量計量し、そして手でブレンドした。乾燥した成分を水及びクリーム混合物中でスラリー化した。その後、スラリーをサーモミックス(Thermomix)に注いだ。サンプルを速度1を用いることにより190〜195°Fの温度にし、良好な調理に達するまでその温度を維持した。良好な調理はインプロセス顕微鏡により決定した。室温調理物の粘度は10rpmでT-bar Bアタッチメントを用いてBrookfield DV II+粘度計を用いて測定した。30秒後に粘度を測定した。室温での調理物の顕微鏡写真はセクション4.3.6凍結/解凍安定性試験において見られる顕微鏡のためのサンプルの調製方法に従って得られた。
ソースサンプルを凍結/解凍、冷蔵庫及び低速凍結/解凍安定性に関して評価した。凍結/解凍安定性では、一日サイクル評価を1(最良)〜15(最悪)スケール(セクションの最後でのユニバーサルスケールを参照されたい)を用いて、離水(表面及びプレスしたもの)、ゲル化、粒状性及び全体のスコアについて見ることにより行った。サンプルを2オンスプラスチックジャーに移送し、そして3つ調製した。その後、ジャーを、一貫したサンプル間隔で印を付けたプラスチックトレー上に配置した。一晩貯蔵のために4:00pmに20℃でフリーザーにトレーを入れた。8:00amにフリーザーからトレーを取り出し、そしてサンプルを3:00pmまで周囲温度にてトレー上で解凍させた。サンプルを離水(表面及びプレスしたもの)、ゲル化、粒状性及び全体のスコアについて評価した。所望の回数のF/Tサイクルを完了するまで、又は、すべてのサンプルが破損するまで評価を繰り返した。冷蔵庫安定性では、週での評価を1(最良)〜15(最悪)スケール(セクションの最後でのユニバーサルスケールを参照されたい)を用いて、離水(表面及びプレスしたもの)、ゲル化、粒状性及び全体のスコアについて見ることにより行った。サンプルを2オンスプラスチックジャーに移送し、そして3つ調製した。その後、ジャーを一貫したサンプル間隔で印を付けたプラスチックトレー上に配置した。トレーを冷蔵庫に入れた。週での評価のためにトレーを冷蔵庫から取り出した。サンプルを離水(表面及びプレスしたもの)、ゲル化、粒状性及び全体のスコアについて評価した。所望の回数のF/Tサイクルを完了するまで、又は、すべてのサンプルが破損するまで評価を繰り返した。低速冷凍/解凍安定性では、サイクル評価を、1(最良)〜15(最悪)スケール(セクションの最後でのユニバーサルスケールを参照されたい)を用いて、離水(表面及びプレスしたもの)、ゲル化、粒状性及び全体のスコアについて見ることにより行った。サンプルを2オンスプラスチックジャーに移送し、そして3つ調製した。その後、ジャーをStyrofoamクーラーに入れ、そして20℃でフリーザー中に入れ、そして48時間冷凍させた。クーラーをフリーザーから取り出し、そしてサンプルを周囲温度で48時間、クーラー中で解凍させた。サンプルを離水(表面及びプレスしたもの)、ゲル化、粒状性及び全体のスコアについて評価した。所望の回数のF/Tサイクルを完了するまで、又は、すべてのサンプルが破損するまで評価を繰り返した。評価を15点スケールにより行い、そして表面離水、縁離水、ゲル化及び粒状性に関して評価した。評価を0〜15のスケールで各評価点で提供した。ここで、0は負の属性がない。9以上の等級を有するサンプルは許容可能でないと考えられる。サンプルを評価するために使用されるスケールは下記に見出される。
一連の3つのソースを異なるデンプンから製造した。比較例(5A)を、4.5wt%の無水酢酸及び0.65wt%の無水アジピン酸と反応させたワキシーコーンデンプンを用いて調製した。本発明の例(5B)を、2wt%の無水酢酸及び1.35wt%の無水アジピン酸と反応させたワキシーキャッサバデンプンを用いて調製した。第二の比較例(5C)を、8wt%のプロピレンオキシド及び0.02wt%のオキシ塩化リンと反応させたワキシーコーンデンプンを用いて調製した。サンプルを離水、ゲル化、粒状性及び全体のスコアについて評価した。図1において、9未満(水平線により示す)のスコア(べたの円により示す)は許容可能であると考えられる。水平線よりも上のスコアは許容されえないと考えられる。2つのタイプの評価を完了した; 標準的な凍結解凍評価及び加速老化安定性試験とも呼ばれる低速凍結解凍評価。
この研究において、アセチル化ジスターチアジペートワキシーコーンから製造されるソース(例5A)は冷凍−解凍安定性試験で4サイクルまで、そして加速安定性試験で1サイクルまで許容可能であることが判ることを示した。同様に変性されたアセチルジスターチアジペートワキシーキャッサバ(例5B)から調製されるソースは15を超える冷凍解凍サイクル、そして加速老化安定性試験で5回を超える冷凍解凍サイクルを行うことが判った。アセチル化ジスターチアジペートワキシーキャッサバから調製されたソースは高度ヒドロキシプロピル化ジスターチホスフェートワキシーコーン誘導体(例5C)の性能と同等に機能することも示された。アセチル化ジスターチアジペートワキシーキャッサバから製造されたソースの組織属性は同等の凍結解凍サイクルの後に高度にヒドロキシプロピル化ジスターチホスフェートワキシーコーン誘導体の組織と同様のままであった。
このように、これらの発見は、アセチル化ジスターチアジペートワキシーキャッサバを用いて製造された、ペットフード用グレービーが周囲温度で長期貯蔵安定性を示し、そして高度ヒドロキシプロピル化ジスターチホスフェートワキシーコーン誘導体よりも優れていることを当業者に示す。
上記の記載は本発明をどのように実施するかを当業者に教示する目的であり、そして本記載を読んだときに当業者に明らかになるであろうすべての明らかな変更及び変形を詳述することを意図しない。しかしながら、すべてのこのような明らかな変更及び変形は以下の特許請求の範囲により規定される本発明の範囲に包含されることが意図される。

Claims (3)

  1. 肉又は肉副産物を含む肉をベースとする材料、及び、水性相の約1質量%〜約10質量%の量で水性相中に存在するアセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含む水性相を含み、前記アセチル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンは約2.5質量%未満の結合アセチル化度を有する、ペットフードとして有用な組成物。
  2. 請求項1記載の組成物をイヌ科又はネコ科ペットに給餌することを含む、イヌ科又はネコ科ペットの飼育方法。
  3. 肉又は肉副産物を含む肉をベースとする材料、及び、約2.5質量%未満のヒドロキシルプロピル置換基を有しそして水性相の約1質量%〜約10質量%の量で水性相中に存在するヒドロキシプロピル置換ワキシーキャッサバ抑制デンプンを含む水性相を含む、ペットフードとして有用な組成物。
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