JP2016029718A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高出力化と小型化とを図ることが可能な半導体レーザ装置を提供すること。【解決手段】 z方向前方にレーザ光を出射する半導体レーザチップ2と、z方向を厚さ方向とする板状のベース11を有するステム1と、を備える半導体レーザ装置A1であって、ベース11は、z方向に貫通するチップ用貫通孔112を有しており、半導体レーザチップ2の一部がチップ用貫通孔112に収容されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体レーザ装置に関する。
様々な電子機器に搭載される光源装置として、半導体レーザ装置が広く採用されている。特許文献1は、従来の半導体レーザ装置の一例を開示している。同文献に開示された半導体レーザ装置は、ステム、半導体レーザチップ、複数のリードおよびキャップを備えている。前記ステムは、金属製であり、板状のベースおよびこのベースから出射方向前方に突出するブロックを有する。前記半導体レーザチップは、前記ブロックに搭載されている。前記ブロックが突出する方向は、前記半導体レーザチップからの光が出射される出射方向前方である。前記複数のリードは、前記ステムに固定されており、各々が前記出射方向後方に延びている。前記キャップは、前記ブロックおよび前記半導体レーザチップを覆っており、前記半導体レーザチップからの光を通過させる開口を有する。このような構成により、前記複数のリードを介して電力が投入されると、前記半導体レーザチップからの光が前記出射方向前方に出射される。
しかしながら、前記半導体レーザ装置の高輝度化すなわち高出力化を図ろうとすると、それに応じて前記半導体レーザチップがより大型となる。特に、この大型化においては、前記半導体レーザチップの前記出射方向寸法が拡大することが一般的である。このため、前記半導体レーザチップおよび前記ブロックの前記ベースからの突出寸法が大となり、前記半導体レーザ装置の大型化を招来してしまう。
特開2004−31900号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、高出力化と小型化とを図ることが可能な半導体レーザ装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される半導体レーザ装置は、出射方向前方にレーザ光を出射する半導体レーザチップと、前記出射方向を厚さ方向とする板状のベースを有するステムと、を備える半導体レーザ装置であって、前記ベースは、厚さ方向に貫通するチップ用貫通孔を有しており、前記半導体レーザチップの一部が前記チップ用貫通孔に収容されていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ステムは、前記ベースから前記出射方向に突出するブロックを有しており、前記半導体レーザチップは、前記ブロックに支持されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体レーザチップの前記出射方向前方端は、前記ブロックの前記出射方向前方端よりも前記出射方向後方に位置する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体レーザチップの前記出射方向後方端は、前記チップ用貫通孔の前記出射方向後方端よりも前記出射方向前方に位置する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ベースと前記ブロックとは、一体的に形成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ベースおよび前記ブロックは、FeまたはFe合金からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ベースと前記ブロックとは、別体として形成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ベースは、FeまたはFe合金からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ブロックは、CuまたはCu合金からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ブロックは、前記半導体レーザチップを支持する支持面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記支持面は、前記出射方向に対して平行である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記チップ用貫通孔は、前記出射方向視において矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記チップ用貫通孔の内面と前記支持面とが、面一である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体レーザチップと前記ステムとは、接合材によって接合されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体レーザチップと前記ブロックの前記支持面とが、前記接合材によって接合されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体レーザチップと前記チップ用貫通孔の内面とが、前記接合材によって接合されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体レーザチップは、半導体からなる半導体素子およびこの半導体素子が搭載されたサブマウントからなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記サブマウントは、SiまたはAlNからなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ステムに支持され前記出射方向後方に突出し、且つ前記半導体レーザチップに導通する1以上のリードを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ベースは、前記リードが挿通されたリード用貫通孔を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リード用貫通孔と前記リードとの間には、絶縁充填材が充填されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁充填材は、ガラスからなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リードは、Fe−Ni合金またはFe−Ni−Co合金からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リードには、Auめっきが施されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リードと前記半導体レーザチップとを導通させるワイヤを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ワイヤは、Auからなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ベースに固定され前記半導体レーザチップを覆うとともに、前記半導体レーザチップからの光を通過させる開口を有するキャップを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記キャップは、前記半導体レーザチップを前記出射方向と直角である方向において囲む胴部と、前記胴部の前記出射方向前方に繋がる天部とを有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記キャップは、前記胴部の前記出射方向後方に繋がり、前記ベースに固定された鍔部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記開口は、前記天部に形成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記キャップは、前記開口を塞ぎ、且つ前記半導体レーザチップからの光を透過するカバーを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記カバーは、透明である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記カバーは、前記半導体レーザチップからの光を拡散させつつ透過する。
このような構成によれば、前記半導体レーザチップの一部が前記ステムの前記リード用貫通孔に収容されている。これにより、前記半導体レーザチップの高出力化によって前記出射方向寸法が拡大しても、前記半導体レーザチップが前記ステムの前記ベースから前記出射方向に突出する大きさを縮小することが可能である。したがって、前記半導体レーザ装置の高出力化と小型化とを図ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す斜視図である。 図1の半導体レーザ装置を示す平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図1の半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 図1の半導体レーザ装置の変形例を示す平面図である。 図1の半導体レーザ装置の他の変形例を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す断面図である。 図8の半導体レーザ装置を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す断面図である。 図10の半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 本発明の第4実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す平面図である。 図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。 図12の半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 本発明の第5実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す断面図である。 本発明の第7実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す断面図である。 本発明の第9実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す断面図である。 本発明の第10実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す断面図である。 本発明の第11実施形態に基づく半導体レーザ装置を示す断面図である。 チップ用貫通孔の変形例を示す要部平面図である。 チップ用貫通孔の他の変形例を示す要部平面図である。 チップ用貫通孔の他の変形例を示す要部平面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A1は、ステム1、半導体レーザチップ2、複数のリード3A,3B,3Cおよびワイヤ5を備えている。半導体レーザ装置A1は、様々な電子機器の光源として用いられるが、たとえば携帯型電話機や携帯型ノートパソコンに搭載される小型の光源装置としての用途に適している。図中におけるz方向は、半導体レーザチップ2の出射方向に相当する。x方向およびy方向は、それぞれz方向に対して直角である方向である。なお、図3〜図5においては、理解の便宜上、ワイヤ5を省略している。
図1は、半導体レーザ装置A1を示す斜視図である。図2は、半導体レーザ装置A1を示す平面図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図であり、図5は、要部拡大断面図である。
ステム1は、半導体レーザ装置A1の土台となるものであり、ベース11およびブロック12を有している。本実施形態のステム1は、ベース11およびブロック12が一体的に形成されている。ステム1の材質は特に限定されないが、たとえば、FeまたはFe合金からなる。また、これらのFeまたはFe合金上に、厚さが2〜4μm程度のNiめっき、Cuめっき、Auめっきなどが施されていてもよい。
ベース11は、z方向を厚さ方向とする板状の部位であり、本実施形態においては、z方向視略円形状である。ベース11は、z方向前方を向く主面111を有する。ベース11の寸法の一例を挙げると、直径が5.6mm程度、厚さが0.5mm程度である。
ベース11には、チップ用貫通孔112および2つのリード用貫通孔114が形成されている。チップ用貫通孔112は、ベース11をz方向に貫通している。本実施形態においては、チップ用貫通孔112は、ベース11のz方向視中心と重なっており、z方向視矩形状である。チップ用貫通孔112の平面視における四辺は、x方向およびy方向のいずれかに沿っている。内面113は、チップ用貫通孔112の内面のうち法線方向がy方向である面である。チップ用貫通孔112の大きさの一例を挙げると、z方向視においてx方向寸法が0.6mm程度、y方向寸法が0.65mm程度である。リード用貫通孔114の形状および大きさは特に限定されないが、本実施形態においては、直径が0.95mm程度の円形貫通孔とされている。リード用貫通孔114の直径は、ベース11およびリード3A,3bのサイズや、リード3Aとリード3Bとの間隔などに応じて適宜設定される。
2つのリード用貫通孔114は、リード3Aおよびリード3Bをステム1のベース11に固定するために形成されている。図2に示すように、2つのリード用貫通孔114は、チップ用貫通孔112を挟んでx方向両側に形成されている。各リード用貫通孔114は、ベース11をz方向に貫通している。各リード用貫通孔114の形状は特に限定されないが、本実施形態においては、リード用貫通孔114は、z方向視円形状とされている。
ブロック12は、ベース11の主面111からz方向前方(図中上方)に突出している。ブロック12の形状は特に限定されないが、本実施形態においては、ブロック12は、直方体形状とされている。ブロック12は、支持面121を有している。支持面121は、半導体レーザチップ2が搭載される面であり、本実施形態においては、z方向に対して平行である。また、図5に示すように、ブロック12の支持面121とベース11のチップ用貫通孔112の内面113とは、互いに面一とされている。ブロック12の大きさの一例を挙げると、x方向寸法が1.0mm程度、y方向寸法が1.1mm程度、z方向寸法が0.7mm程度である。
半導体レーザチップ2は、半導体レーザ装置A1における発光要素である。本実施形態においては、半導体レーザチップ2は、半導体素子21およびサブマウンド22からなる。なお、半導体レーザチップ2の構成はこれに限定されず、たとえば、サブマウンド22を有さず半導体素子21のみからなる構成であってもよい。本発明においては、半導体レーザチップ2は、ステム1のたとえば支持面121に搭載される要素を指し、サブマウンド22が採用される場合はサブマウンド22を含むものと定義する。半導体レーザチップ2の寸法の一例を挙げると、z方向寸法が1.1mm程度、x方向寸法が0.4mm程度、y方向寸法が0.17〜0.27mm程度である。より具体的には、サブマウンド22のz方向寸法が1.0mm程度、x方向寸法が0.4mm程度、y方向寸法が0.1〜0.2mm程度である。半導体素子21のz方向寸法が1.0mm程度、x方向寸法が0.22mm程度、y方向寸法が0.07mm程度である。なお、半導体素子21のz方向前方端は、サブマウンド22のz方向前方端よりもz方向前方に突出している。ただし、本実施形態においては、半導体素子21のz方向前方端は、ブロック12のz方向前方端よりもz方向後方に位置している。
半導体素子21は、複数の半導体層が積層された構造を有する。半導体素子21は、z方向に延びた形状とされている。半導体素子21からは、z方向前方に光が出射される。サブマウンド22は、半導体素子21を支持しており、且つステム1のブロック12の支持面121に接合されている。サブマウンド22は、たとえばSiまたはAlNからなる。また、本実施形態においては、サブマウンド22には、半導体素子21とブロック12とを導通させるための配線パターンやスルーホール電極などの導通経路(図示略)が形成されている。
図5に示すように、半導体レーザチップ2は、そのz方向後方側の一部がチップ用貫通孔112に収容されている。さらに、半導体レーザチップ2のz方向前方端は、ステム1のブロック12のz方向前方端よりもz方向後方に位置している。また、半導体レーザチップ2のz方向後方端は、ステム1のベース11のチップ用貫通孔112のz方向後方端よりもz方向前方に位置している。
図5に示すように、半導体レーザチップ2のサブマウンド22は、接合材27によってステム1に接合されている。本実施形態においては、ブロック12の支持面121とチップ用貫通孔112の内面113とが面一とされている。そして、半導体レーザチップ2のサブマウンド22は、接合材27によって支持面121と内面113との双方に接合されている。接合材27は、半導体レーザチップ2を適切に接合しうるものであれば特に限定されないが、たとえば、Ag、In、Au、Snなどを含む金属ペーストまたははんだなどである。なお、本実施形態においては、接合材27としては導電性を有するものが採用される。これにより、半導体素子21に形成されたたとえば裏面電極(図示略)とブロック12とが接合材27を介して導通している。
複数のリード3A,3B,3Cは、半導体レーザ装置A1を電子機器などに固定するために用いられ、かつ半導体レーザチップ2への電力供給経路をなす。複数のリード3A,3B,3Cは、たとえば、Fe−Ni合金からなる直径が0.45mm程度の棒状部材である。また、複数のリード3A,3B,3Cは、Auめっきが施されていてもよい。
リード3Aおよびリード3Bは、2つのリード用貫通孔114に各別に挿通されている。図3に示すように、リード3Aのz方向前方側部分は、リード用貫通孔114からz方向前方に突出している。また、リード3Aのz方向後方側に位置する大部分が、ベース11からz方向後方に突出している。リード3Bのz方向前方側部分は、リード用貫通孔114からz方向前方に若干突出するものの、リード3Aの突出長さよりも小である。また、リード3Bのz方向後方側に位置する大部分が、ベース11からz方向後方に突出している。リード3Aのz方向後方端付近の部位は、半導体レーザ装置A1を電子機器などに搭載する際に用いられる端子部31Aとされている。同様に、リード3Bのz方向後方端付近の部位は、半導体レーザ装置A1を電子機器などに搭載する際に用いられる端子部31Bとされている。
リード3Aの長さは、たとえば7.7mm程度である。リード3Aのうちリード用貫通孔114に収容されている長さが0.5mm程度であり、z方向前方に突出している長さが0.7mm程度であり、z方向後方に突出している長さが6.5mm程度である。
リード3Bの長さは、たとえば7.0〜7.2mm程度である。リード3Bのうちリード用貫通孔114に収容されている長さが0.5mm程度であり、z方向前方に突出している長さが0〜0.2mm程度であり、z方向後方に突出している長さが6.5mm程度である。
リード3Cは、図4に示すように、ベース11のz方向後方を向く面に接合されており、ステム1と導通している。また、図3および図4から理解されるように、本実施形態においては、リード3Cは、x方向およびy方向においてステム1のブロック12と重なっている。リード3Cの長さは、たとえば6.5mm程度である。リード3Cのz方向後方端付近の部位は、半導体レーザ装置A1を電子機器などに搭載する際に用いられる端子部31Cとされている。
本実施形態においては、図2および図3に示すように、リード3Aおよびリード3Bと2つのリード用貫通孔114との間に、絶縁充填材17が充填されている。絶縁充填材17は、リード3Aおよびリード3Bをステム1のベース11に対して固定するとともに、リード3Aおよびリード3Bとステム1とを絶縁する機能を果たす。絶縁充填材17の材質は特に限定されないが、本実施形態においては、絶縁充填材17はガラスからなる。
図1および図2に示すように、リード3Aと半導体レーザチップ2とは、ワイヤ5によって接続されている。より具体的には、半導体レーザチップ2の半導体素子21に形成されたパッド電極(図示略)とリード3Aとがワイヤ5によって接続されている。ワイヤ5は、たとえばAuからなる。半導体レーザチップ2においては、半導体素子21に形成された前記パッド電極にワイヤ5がボンディングされてもよいし、サブマウンド22に形成されたパッドにワイヤ5がボンディングされてもよい。リード3Cは、ステム1および接合材27を介して半導体レーザチップ2のサブマウンド22の前記裏面電極に導通している。このような構成により、半導体レーザ装置A1においては、リード3Aおよびリード3Cによって、半導体レーザチップ2への電力供給経路が形成されている。
半導体レーザチップ2を発光させることのみを目的として半導体レーザ装置A1に電力供給する場合、リード3Bを電力経路として用いない構成が可能である。リード3Bは、半導体レーザ装置A1を電子機器に対して単に機械的に固定するために用いられてもよい。または、半導体レーザチップ2への電力供給経路として用いてもよいし、半導体レーザ装置A1が図示しない受光素子を備える場合、この受光素子とリード3Bとを導通させてもよい。
次に、半導体レーザ装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、半導体レーザチップ2の一部がステム1のリード用貫通孔114に収容されている。これにより、半導体レーザチップ2の高出力化によってz方向寸法が拡大しても、半導体レーザチップ2がステム1のベース11からz方向に突出する大きさを縮小することが可能である。したがって、半導体レーザ装置A1の高出力化と小型化とを図ることができる。
また、リード用貫通孔114がベース11を貫通していることにより、半導体レーザチップ2が発光した際に発生する熱を、ベース11のz方向両側に逃すことが可能である。これにより、半導体レーザチップ2の放熱を促進することが可能であり、半導体レーザチップ2の高出力化に有利である。
図3〜図5に示すように、半導体レーザチップ2のz方向前方端が、ステム1のブロック12のz方向前方端よりもz方向後方に位置している。これにより、半導体レーザ装置A1の製造時、搬送時および使用時において、z方向前方から物体が接近した際にこの物体によって半導体レーザチップ2が損傷することを防止することができる。
また、半導体レーザチップ2のz方向後方端が、チップ用貫通孔112のz方向後方端よりもz方向前方に位置している。これにより、たとえば、半導体レーザ装置A1を電子機器などに実装する際に、この電子機器の回路基板のいずれかの箇所と、半導体レーザチップ2のz方向後方端とが衝突することを回避することができる。
ブロック12の支持面121とチップ用貫通孔112の内面113とが面一であることにより、半導体レーザチップ2をz方向においてより長い領域によって支持することができる。特に半導体レーザチップ2を接合材27によって支持面121と内面113との双方に接合する構成は、半導体レーザチップ2をより確実に固定するのに適している。
図6〜図24は、本発明の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図6および図7は、半導体レーザ装置A1の変形例を示す平面図である。図6に示す変形例においては、チップ用貫通孔112のz方向視形状が、矩形状以外の多角形状とされている。また、図7に示す変形例においては、チップ用貫通孔112のz方向視形状が、半円と矩形とを結合した形状とされている。これらの変形例から理解されるように、チップ用貫通孔112は、半導体レーザチップ2の一部を適切に収容可能な構成であれば、その形状は、特に限定されない。この点は、後述する実施形態においても同様である。
図8および図9は、本発明の第2実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A2は、リード3Aおよびリード3Bを備え、リード3Cを備えない点が、上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においても、リード3Aおよびリード3Bは、2つのリード用貫通孔114に各別に挿通されている。また、リード3Aおよびリード3Bと2つのリード用貫通孔114との隙間には、絶縁充填材17が充填されている。リード3Aおよびリード3Bは、上述した2つのワイヤ5によって半導体レーザチップ2に接続されている。
本実施形態においては、リード3Aおよびリード3Bによって、半導体レーザ装置A2の電子機器への搭載および半導体レーザチップ2への電力供給がなされる。上述した受光素子を備えない場合、2つのリード3Aおよびリード3Bによって半導体レーザ装置A2を機能させることが可能であり、本実施形態によっても、半導体レーザ装置A2の高出力化と小型化とを図ることができる。この点は、後述する実施形態においても同様である。
図10および図11は、本発明の第3実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A3は、ステム1の構成が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、ベース11とブロック12とが互いに別体として形成されている。そして、図11に示すようにベース11とブロック12とが接合材18によって接合されている。ベース11は、たとえば上述したFeまたはFe合金からなる。ブロック12は、FeまたはFe合金からなる構成であってもよいし、これに代えてCuまたはCu合金からなる構成であってもよい。ベース11とブロック12とを接合する接合材18は、金属を含有するペーストやろう付けに用いられる接合合金、あるいは溶接の結果形成される溶着部などが例示される。
本実施形態においても、ブロック12の支持面121とチップ用貫通孔112の内面113とは面一とされている。また、半導体レーザチップ2は、接合材27によって支持面121と内面113との双方に接合されている。このような実施形態によっても、半導体レーザ装置A3の高出力化と小型化とを図ることができる。
図12〜図14は、本発明の第4実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A4は、ステム1の基本構成が半導体レーザ装置A3のステム1に類似するものの、詳細構造が相違する。
本実施形態においても、ベース11とブロック12とは別体として形成されている。図12に示すように、ブロック12は、ベース11のチップ用貫通孔112の一部と重なっている。具体的には、チップ用貫通孔112はz方向視において円形状とされている。そして、ブロック12は、z方向視においてチップ用貫通孔112の一部を円弧として切り取るように配置されている。
図13および図14に示すように、ブロック12の支持面121とチップ用貫通孔112の内面113とは面一とされていない。図14に示すように、本実施形態においては、ブロック12の支持面121がチップ用貫通孔112の内面113よりもy方向においてチップ用貫通孔112の内方にせり出している。また、本実施形態においては、半導体レーザチップ2は、接合材27によってブロック12の支持面121のみに接合されており、チップ用貫通孔112の内面113には接合されていない。このような実施形態によっても、半導体レーザ装置A4の高出力化と小型化とを図ることができる。
図15は、本発明の第5実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A5は、充填材19を備えており、これ以外の構成は上述した半導体レーザ装置A1と共通している。
充填材19は、チップ用貫通孔112と半導体レーザチップ2との隙間に充填されている。このような充填材19としては、絶縁性の樹脂またはガラスなどが適宜採用可能である。本実施形態によっても、半導体レーザ装置A5の高出力化と小型化とを図ることができる。また、充填材19によって半導体レーザチップ2をより確実に保護することが可能である。また、半導体レーザチップ2からの放熱を促進する効果が期待できる。なお、充填材19を有する構成は、上述した半導体レーザ装置A2〜A4にも適宜採用しうる。
図16は、本発明の第6実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A6は、キャップ4を備えており、これ以外の構成は上述した半導体レーザ装置A1と共通している。
キャップ4は、半導体レーザチップ2およびブロック12を覆っており、ステム1のベース11の主面111に固定されている。キャップ4は、胴部41、天部42、鍔部44および透明カバー45を有する。胴部41は、z方向と直角である方向において半導体レーザチップ2およびブロック12を囲んでおり、たとえば円形状とされている。
天部42は、胴部41のz方向前方端に繋がっており、半導体レーザチップ2に対してz方向前方に位置している。本実施形態においては、天部42は円形状である。天部42には、開口43が形成されている。開口43は、半導体レーザチップ2からの光を通過させるためのものである。本実施形態においては、開口43は、円形状とされている。
鍔部44は、胴部41のz方向後方に繋がっており、xy平面に沿って外方に延出している。鍔部44は、たとえば円環形状であり、ベース11の主面111に溶接または接合材等によって固定されている。
透明カバー45は、開口43を塞いでおり、半導体レーザチップ2からの光を透過する。透明カバー45は、半導体レーザチップ2からの光に対して透明な材質からなる。このような透明カバー45が設けられた場合、半導体レーザ装置A6からの光を比較的狭い領域に選択的に出射することができる。本実施形態においては、透明カバー45は、キャップ4の天部42の図中下面に取り付けられている。
このような実施形態によっても、半導体レーザ装置A6の高出力化と小型化とを図ることができる。また、キャップ4によって半導体レーザチップ2をより確実に保護することができる。また、透明カバー45を設けることにより、半導体レーザ装置A6から出射される光を比較的高い指向性の光とすることができる。
図17は、本発明の第7実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A7は、半導体レーザチップ2への電力供給経路が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、リード3Bのz方向前方側部分が、ステム1のベース11の主面111から大きく突出している。そして、1つのワイヤ5が半導体レーザチップ2とリード3Aとに接続されており、さらにもう1つのワイヤ5が半導体レーザチップ2とリード3Bとに接続されている。より具体的には、半導体レーザチップ2の半導体素子21に形成された前記パッド電極とリード3Aとがワイヤ5によって接続されている。一方、半導体レーザチップ2のサブマウンド22に形成されたパッド電極(図示略)とリード3Bとがワイヤ5によって接続されている。本実施形態においては、リード3Cは、半導体レーザチップ2とは導通しておらず、たとえば半導体レーザ装置A7を機械的に固定するために用いられる。
このような実施形態によっても、半導体レーザ装置A7の高出力化と小型化とを図ることができる。本実施形態の電力供給経路の形態が上述した半導体レーザ装置A2〜A6および半導体レーザ装置A8〜A11に適宜適用可能であることはもちろんである。
図18は、本発明の第8実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A8は、上述した半導体レーザ装置A7と同様に、透明カバー45を有している。本実施形態においては、透明カバー45は、キャップ4の天部42の図中上面に取り付けられている。また、透明カバー45のz方向視寸法は、キャップ4の天部42と略同じとされている。
このような実施形態によっても、半導体レーザ装置A8の高出力化と小型化とを図ることができる。また、キャップ4によって半導体レーザチップ2をより確実に保護することができる。また、透明カバー45を設けることにより、半導体レーザ装置A6から出射される光を比較的高い指向性の光とすることができる。
図19は、本発明の第9実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A9においては、キャップ4が、上述した透明カバー45に代えて拡散カバー46を有している。
拡散カバー46は、半導体レーザチップ2からの光を拡散させつつ透過させる材質によって形成されている。また、本実施形態においては、拡散カバー46は、キャップ4の天部42の図中下面に取り付けられている。
このような実施形態によっても、半導体レーザ装置A9の高出力化と小型化とを図ることができる。また、キャップ4によって半導体レーザチップ2をより確実に保護することができる。また、拡散カバー46を設けることにより、半導体レーザ装置A9から出射される光の広がり角度を制御することができる。
図20は、本発明の第10実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A10は、上述した半導体レーザ装置A9と同様に、拡散カバー46を有している。本実施形態においては、拡散カバー46は、キャップ4の天部42の図中上面に取り付けられている。また、拡散カバー46のz方向視寸法は、キャップ4の天部42と略同じとされている。
このような実施形態によっても、半導体レーザ装置A10の高出力化と小型化とを図ることができる。また、キャップ4によって半導体レーザチップ2をより確実に保護することができる。拡散カバー46を設けることにより、半導体レーザ装置A9から出射される光の広がり角度を制御することができる。
図21は、本発明の第11実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A11は、キャップ4の構成が上述した半導体レーザ装置A6,A8〜A10と異なっている。
本実施形態においては、キャップ4の開口43は、透明カバー45や拡散カバー46によって覆われていない。このため、キャップ4の内部空間と外部とが通じる構成となっている。このような実施形態によっても、半導体レーザ装置A10の高出力化と小型化とを図ることができる。また、キャップ4によって半導体レーザチップ2を保護することができる。
図22は、ステム1のチップ用貫通孔112の変形例を示している。図22に示す変形例においては、チップ用貫通孔112は、z方向視円形状とされている。図23に示す変形例においては、チップ用貫通孔112は、z方向視台形状とされている。図24に示す変形例においては、チップ用貫通孔112は、z方向視三角形状とされている。これらの変形例のチップ用貫通孔112は、いずれも半導体レーザチップ2を適切に収容しうる大きさおよび形状とされている。これらの変形例から理解されるように、本発明におけるチップ用貫通孔112は、半導体レーザチップ2を適切に収容可能なものであれば、様々な形状とすることができる。
また、たとえば、図3において半導体レーザチップ2およびチップ用貫通孔112に対してz方向図中下方に、光検出手段を設けた構成としてもよい。この光検出手段は、半導体レーザチップ2からz方向図中下方に進行する光を受光することにより、この光の明るさに応じた電気信号を出力するものである。このような光検出手段としては、たとえばフォトダイオードが挙げられる。
このような構成によれば、前記光検出手段の出力によって、半導体レーザチップ2に供給する電力をいわゆるフィードバック制御することが可能である。また、半導体レーザチップ2から図中上方に進行する光の一部を、フィードバック制御のために用いる必要がない。このため、フィードバック制御を行いつつ、半導体レーザ装置から出射される光をより高輝度とすることができる。このような構成は、上述した半導体レーザ装置A1〜A11のいずれであっても適用できることはもちろんである。
本発明に係る半導体レーザ装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る半導体レーザ装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A11 半導体レーザ装置
1 ステム
11 ベース
111 主面
112 チップ用貫通孔
113 内面
114 リード用貫通孔
12 ブロック
121 支持面
17 絶縁充填材
18 接合材
19 充填材
2 半導体レーザチップ
21 半導体素子
22 サブマウンド
27 接合材
3A リード
3B リード
3C リード
31A 端子部
31B 端子部
31C 端子部
4 キャップ
41 胴部
42 天部
43 開口
44 鍔部
45 透明カバー
46 拡散カバー
5 ワイヤ
z 方向
x 方向
y 方向

Claims (33)

  1. 出射方向前方にレーザ光を出射する半導体レーザチップと、
    前記出射方向を厚さ方向とする板状のベースを有するステムと、
    を備える半導体レーザ装置であって、
    前記ベースは、厚さ方向に貫通するチップ用貫通孔を有しており、
    前記半導体レーザチップの一部が前記チップ用貫通孔に収容されていることを特徴とする、半導体レーザ装置。
  2. 前記ステムは、前記ベースから前記出射方向に突出するブロックを有しており、
    前記半導体レーザチップは、前記ブロックに支持されている、請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 前記半導体レーザチップの前記出射方向前方端は、前記ブロックの前記出射方向前方端よりも前記出射方向後方に位置する、請求項2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記半導体レーザチップの前記出射方向後方端は、前記チップ用貫通孔の前記出射方向後方端よりも前記出射方向前方に位置する、請求項2または3に記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記ベースと前記ブロックとは、一体的に形成されている、請求項2ないし4のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  6. 前記ベースおよび前記ブロックは、FeまたはFe合金からなる、請求項5に記載の半導体レーザ装置。
  7. 前記ベースと前記ブロックとは、別体として形成されている、請求項2ないし4のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  8. 前記ベースは、FeまたはFe合金からなる、請求項7に記載の半導体レーザ装置。
  9. 前記ブロックは、CuまたはCu合金からなる、請求項7または8に記載の半導体レーザ装置。
  10. 前記ブロックは、前記半導体レーザチップを支持する支持面を有する、請求項2ないし9のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  11. 前記支持面は、前記出射方向に対して平行である、請求項10に記載の半導体レーザ装置。
  12. 前記チップ用貫通孔は、前記出射方向視において矩形状である、請求項10または11に記載の半導体レーザ装置。
  13. 前記チップ用貫通孔の内面と前記支持面とが、面一である、請求項12に記載の半導体レーザ装置。
  14. 前記半導体レーザチップと前記ステムとは、接合材によって接合されている、請求項10ないし13のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  15. 前記半導体レーザチップと前記ブロックの前記支持面とが、前記接合材によって接合されている、請求項14に記載の半導体レーザ装置。
  16. 前記半導体レーザチップと前記チップ用貫通孔の内面とが、前記接合材によって接合されている、請求項14または15に記載の半導体レーザ装置。
  17. 前記半導体レーザチップは、半導体からなる半導体素子およびこの半導体素子が搭載されたサブマウントからなる、請求項10ないし16のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  18. 前記サブマウントは、SiまたはAlNからなる、請求項17に記載の半導体レーザ装置。
  19. 前記ステムに支持され前記出射方向後方に突出し、且つ前記半導体レーザチップに導通する1以上のリードを備える、請求項1ないし18のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  20. 前記ベースは、前記リードが挿通されたリード用貫通孔を有する、請求項19に記載の半導体レーザ装置。
  21. 前記リード用貫通孔と前記リードとの間には、絶縁充填材が充填されている、請求項20に記載の半導体レーザ装置。
  22. 前記絶縁充填材は、ガラスからなる、請求項21に記載の半導体レーザ装置。
  23. 前記リードは、Fe−Ni合金またはFe−Ni−Co合金からなる、請求項19ないし22のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  24. 前記リードには、Auめっきが施されている、請求項23に記載の半導体レーザ装置。
  25. 前記リードと前記半導体レーザチップとを導通させるワイヤを備える、請求項19ないし24のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  26. 前記ワイヤは、Auからなる、請求項25に記載の半導体レーザ装置。
  27. 前記ベースに固定され前記半導体レーザチップを覆うとともに、前記半導体レーザチップからの光を通過させる開口を有するキャップを備える、請求項1ないし26のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  28. 前記キャップは、前記半導体レーザチップを前記出射方向と直角である方向において囲む胴部と、前記胴部の前記出射方向前方に繋がる天部とを有している、請求項27に記載の半導体レーザ装置。
  29. 前記キャップは、前記胴部の前記出射方向後方に繋がり、前記ベースに固定された鍔部を有する、請求項28に記載の半導体レーザ装置。
  30. 前記開口は、前記天部に形成されている、請求項28または29に記載の半導体レーザ装置。
  31. 前記キャップは、前記開口を塞ぎ、且つ前記半導体レーザチップからの光を透過するカバーを備える、請求項27ないし30のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  32. 前記カバーは、透明である、請求項31に記載の半導体レーザ装置。
  33. 前記カバーは、前記半導体レーザチップからの光を拡散させつつ透過する、請求項31に記載の半導体レーザ装置。
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