JP2017204604A - 半導体レーザ装置および半導体レーザ装置の実装構造 - Google Patents

半導体レーザ装置および半導体レーザ装置の実装構造 Download PDF

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Abstract

【課題】電子機器への実装あるいは搬送装置による搬送を容易なものとすることが可能な半導体レーザ装置および当該半導体レーザ装置の実装構造を提供する。【解決手段】本発明の半導体レーザ装置A1は、出射方向(z方向)前方にレーザ光を出射する半導体レーザチップ2と、前記出射方向を厚さ方向とする板状のベース11を有するステム1と、前記ベース11に支持され、前記出射方向後方に突出する複数のリード3A,3Bと、を備えており、前記ステム1は、前記半導体レーザチップ2に導通しており、前記複数のリード3A,3Bはともに、前記厚さ方向において、前記ベース11と重なる部分を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザ装置および当該半導体レーザ装置の実装構造に関する。
様々な電子機器に搭載される光源装置として、半導体レーザ装置が広く採用されている。特許文献1は、従来の半導体レーザ装置の一例を開示している。同文献に開示された半導体レーザ装置は、ステム、半導体レーザチップ、および、複数のリードを備えている。前記ステムは、金属製であり、板状のベースおよびこのベースからレーザ光の出射方向前方に突出するブロックを有する。前記半導体レーザチップは、前記ブロックに搭載されている。前記複数のリードは、前記ベースに固定されており、各々が前記出射方向後方に延びている。このような構成により、前記複数のリードを介して電力が投入されると、前記半導体レーザチップからのレーザ光が前記出射方向前方に出射される。
上記特許文献1においては、3本のリードを備えている。そのうちの2本のリードは、前記ステムを出射方向に貫通する貫通孔に挿通されて、前記ステムに固定されている。残りの1本のリードは、前記ベースの前記出射方向後方の面(以下、「後方面」という。)に、銀ロウや溶接により接合されて、固定されている。なお、以下の説明において、前記ベースに接合された1本のリードを、その他の2本のリードと区別するために、接合リードと表現する。
特開2016−29718号公報
上記特許文献1においては、接合リードが前記ベースに銀ロウや溶接などにより接合されているため、前記後方面に、接合痕などの突起が生じてしまう。当該突起や前記接合リードは、半導体レーザ装置を電子機器に実装する時あるいは搬送装置により搬送するときに、障害となり、実装強度の低下あるいは搬送時の安定性の低下を招く要因となっていた。例えば、従来の半導体レーザ装置を前記電子機器の実装基板上に実装する際、前記突起が前記実装基板に当たってしまい、半導体レーザ装置が傾いた状態で実装されてしまう可能性がある。この場合、半導体レーザ装置と実装基板との密着性が低下するため、半導体レーザ装置の実装強度が低下してしまう。よって、実装強度の向上あるいは搬送時の安定性の向上を図るためには、前記突起を考慮するための何らかの工夫が必要となり、電子機器への実装あるいは搬送装置による搬送が煩雑なものとなっていた。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて創作されたものであり、その目的は、電子機器への実装あるいは搬送装置による搬送を容易なものとすることが可能な半導体レーザ装置および当該半導体レーザ装置の実装構造を提供することにある。
本発明の第1の側面によって提供される半導体レーザ装置は、出射方向前方にレーザ光を出射する半導体レーザチップと、前記出射方向を厚さ方向とする板状のベースを有するステムと、前記ベースに支持され、前記出射方向後方に突出する複数のリードと、を備える半導体レーザ装置であって、前記ステムは、前記半導体レーザチップに導通しており、前記複数のリードはすべて、前記厚さ方向において、前記ベースと重なる部分を有することを特徴とする。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ベースは、前記出射方向前方を向く前方面および前記出射方向後方を向く後方面を有しており、前記後方面は、平坦である。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ベースは、前記リードが挿通されたリード用貫通孔を有する。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記リードと前記リード用貫通孔との間にはそれぞれ、絶縁充填材が充填されている。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記絶縁充填材は、ガラスからなる。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記複数のリードのうちの1のリードは、前記半導体レーザチップに導通している。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記1のリードと前記半導体レーザチップとを導通させるワイヤを、さらに備える。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ワイヤの一端は、前記1のリードの前記ベースから前記出射方向前方に突出する部分にボンディングされている。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ステムは、前記ベースから前記出射方向前方に突出するブロックを、さらに有しており、前記半導体レーザチップは、前記ブロックに支持されている。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ベースと前記ブロックとは、一体的に形成されている。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ベースと前記ブロックとは、FeまたはFe合金からなる。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ベースと前記ブロックとは、別体として形成されている。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ベースは、FeまたはFe合金からなり、前記ブロックは、CuまたはCu合金からなる。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ブロックは、前記半導体レーザチップを支持する支持面を有する。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記支持面は、前記出射方向に対して平行である。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ブロックは、前記半導体レーザチップを搬送装置に載置する載置面を有する。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記載置面は、前記支持面に対して平行である。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記半導体レーザチップは、半導体からなる半導体素子および当該半導体素子が搭載されたサブマウントからなる。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記サブマウントは、SiまたはAlNからなる。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記ベースに固定され、前記半導体レーザチップを覆うとともに、前記半導体レーザチップからのレーザ光を通過させるキャップを、さらに備える。
本発明の第2の側面によって提供される半導体レーザ装置は、前記第1の側面によって提供される半導体レーザ装置において、前記後方面に支持される放熱板を、さらに備える。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記放熱板は、前記厚さ方向視において前記リード用貫通孔と重なり、かつ、前記リードが挿通される放熱板貫通孔を有する。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記放熱板は、AlまたはCuからなる。
前記半導体レーザ装置の好ましい実施の形態においては、前記放熱板と前記ベースとは、はんだにより接合されている。
本発明の第3の側面によって提供される半導体レーザ装置の実装構造は、前記第1の側面によって提供される半導体レーザ装置と、前記出射方向前方を向く主面、前記出射方向後方を向く裏面、前記主面から前記裏面に貫通する基板貫通孔、および、前記主面側に形成された主面電極と前記裏面側に形成された裏面電極とを有する配線パターンを有する実装基板と、を備える半導体レーザ装置の実装構造であって、前記複数のリードは、前記基板貫通孔に挿通され、前記裏面電極に導通しており、前記後方面は、前記実装基板の前記主面に接合され、前記主面電極に導通していることを特徴とする。
本発明の第4の側面によって提供される半導体レーザ装置の実装構造は、前記第2の側面によって提供される半導体レーザ装置と、前記出射方向前方を向く主面、前記出射方向後方を向く裏面、前記主面から前記裏面に貫通する基板貫通孔、および、前記主面側に形成された主面電極と前記裏面側に形成された裏面電極とを有する配線パターンを有する実装基板と、を備える半導体レーザ装置の実装構造であって、前記複数のリードは、前記基板貫通孔に挿通され、前記裏面電極に導通しており、前記放熱板の前記出射方向後方の面は、前記実装基板の主面に接合され、前記主面電極に導通していることを特徴とする。
本発明の第5の側面によって提供される半導体レーザ装置の実装構造は、前記第1の側面によって提供される半導体レーザ装置と、内部導体、外部導体、および、前記内部導体と前記外部導体との間に介在する絶縁体を有する同軸ケーブルと、を備える半導体レーザ装置の実装構造であって、前記内部導体が、前記複数のリードのうちの一方のリードの一端に接続されており、前記外部導体が、前記後方面に接合されていることを特徴とする。
本発明の第6の側面によって提供される半導体レーザ装置の実装構造は、前記第2の側面によって提供される半導体レーザ装置と、内部導体、外部導体、および、前記内部導体と前記外部導体との間に介在する絶縁体を有する同軸ケーブルとを備える半導体レーザ装置の実装構造であって、前記内部導体が、前記複数のリードのうちの一方のリードの一端に接続されており、前記外部導体が、前記放熱板の前記出射方向後方の面に接合されていることを特徴とする。
本発明によれば、ベースから突出する複数のリードはすべて、厚さ方向において、前記ベースと重なる部分を有している。したがって、前記ベースの出射方向後方の面に、銀ロウや溶接などでリードを接合していない、つまり、接合リードを有していないため、前記突起が存在しない。これにより、電子機器への実装や搬送装置による搬送時の障害がなくなるため、半導体レーザ装置の、電子機器への実装あるいは搬送装置による搬送を、容易なものとすることが可能である。具体的には、前記突起が存在しないため、前記突起が電子機器の実装基板に当たらないので、実装時における半導体レーザ装置の傾くことなく、実装基板などに密着させることができる。そのため、半導体レーザ装置の実装強度を高くすることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付の図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 第1実施形態に係る半導体レーザ装置の搬送時の態様を示す側面図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。 第1実施形態に係る半導体レーザ装置の実装構造を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体レーザ装置の他の実装構造を示す断面図である。 第2実施形態に係る半導体レーザ装置を示す断面図である。 第2実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示す斜視図である。 第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示す平面図である。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。 図13のXV−XV線に沿う断面図である。 第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 第3実施形態の変形例に係る半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 第4実施形態に係る半導体レーザ装置を示す断面図である。 第5実施形態に係る半導体レーザ装置を示す断面図である。 第6実施形態に係る半導体レーザ装置を示す断面図である。 第7実施形態に係る半導体レーザ装置を示す断面図である。 第8実施形態に係る半導体レーザ装置を示す断面図である。 第9実施形態に係る半導体レーザ装置を示す斜視図である。 図23のXXIV−XXIV線に沿う断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A1は、ステム1、半導体レーザチップ2、複数のリード3A,3Bおよびワイヤ4を備えている。半導体レーザ装置A1は、様々な電子機器の光源として用いられる。特に、携帯型電話機や携帯型ノートパソコンに搭載される小型の光源装置としての用途に適している。図中におけるz方向は、半導体レーザチップ2から出射されるレーザ光の出射方向に相当する。x方向およびy方向はそれぞれ、z方向に対して垂直であり、かつ、互いに垂直な方向としている。なお、図3〜図5においては、理解の便宜上、ワイヤ4を省略している。
図1は、半導体レーザ装置A1を示す斜視図である。図2は、半導体レーザ装置A1を示す平面図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、要部拡大断面図である。
ステム1は、半導体レーザ装置A1の土台となるものであり、ベース11およびブロック12を有している。本実施形態のステム1は、ベース11およびブロック12が一体的に形成されている。ステム1の材質は、金属であれば特に限定されないが、例えば、FeまたはFe合金からなる。また、これらのFeまたはFe合金上に、厚さが2〜4μm程度のNiめっき、Cuめっき、Auめっきなどが施されていてもよい。
ベース11は、z方向を厚さ方向とする板状の部位であり、本実施形態においては、z方向視略円形状である。ベース11は、z方向前方を向く主面111、z方向後方を向く裏面112、および、主面111および裏面112に垂直な側面113を有する。なお、主面111、裏面112がそれぞれ、特許請求の範囲に記載の「前方面」、「後方面」に相当する。本実施形態においては、裏面112は平坦である。ベース11の寸法の一例を挙げると、直径が5.6mm程度、厚さが0.5mm程度である。
ベース11には、2つのリード用貫通孔114が形成されている。各リード用貫通孔114は、ベース11をz方向に貫通し、x方向に並んでいる。各リード用貫通孔114は、リード3Aおよびリード3Bをステム1のベース11に固定するために形成されている。各リード用貫通孔114の形状および大きさは特に限定されないが、本実施形態においては、直径が0.95mm程度の円形貫通孔とされている。なお、リード用貫通孔114の直径は、ベース11およびリード3A,3Bのサイズや、リード3Aとリード3Bとの間隔などに応じて適宜設定される。
ブロック12は、ベース11の主面111からz方向前方(図中上方)に突出している。本実施形態においては、ブロック12は、z方向視略円形状である。なお、ブロック12の形状は特に限定されず、例えば、矩形状であっても多角形状であってもよい。ブロック12は、支持面121および載置面122を有している。
支持面121は、半導体レーザチップ2が搭載される面であり、本実施形態においては、z方向に対して平行であり、かつ、y方向前方を向いている。載置面122は、半導体レーザ装置A1の搬送時において、搬送装置に載置される面である。載置面122は、支持面121に対して平行であり、y方向後方を向いている。
半導体レーザチップ2は、半導体レーザ装置A1における発光要素である。本実施形態においては、半導体レーザチップ2は、半導体素子21およびサブマウント22からなる。なお、半導体レーザチップ2の構成はこれに限定されず、例えば、サブマウント22を有さず半導体素子21のみからなる構成であってもよい。本発明においては、半導体レーザチップ2は、ブロック12の支持面121に搭載される要素を指し、サブマウント22が採用される場合は、サブマウント22を含むものと定義する。
半導体素子21は、複数の半導体層が積層された構造を有する。半導体素子21は、z方向に延びた形状とされている。半導体素子21からは、z方向前方にレーザ光が出射される。本実施形態においては、半導体素子21は、z方向視において、ステム1の中央付近に配置されている。サブマウント22は、半導体素子21を支持しており、かつ、ステム1のブロック12の支持面121に接合されている。サブマウント22は、例えば、SiまたはAlNからなる。また、本実施形態においては、サブマウント22には、半導体素子21とブロック12とを導通させるための配線パターンやスルーホール電極などの導通経路(図示略)が形成されている。
図5に示すように、半導体レーザチップ2のサブマウント22は、接合材27によってステム1のブロック12に接合されている。接合材27は、例えば、Ag、In、Au、Snなどを含む金属ペーストまたははんだなどである。なお、本発明においては、接合材27としては導電性を有するものが採用される。これにより、半導体素子21に形成された例えば裏面電極(図示略)とブロック12とが接合材27を介して、導通している。
リード3Aおよびリード3Bは、ステム1とともに、半導体レーザ装置A1を電子機器などに固定するために用いられる。本実施形態においては、リード3Aおよびステム1が、半導体レーザチップ2への電力供給経路をなす。各リード3A,3Bは、例えば、Fe−Ni合金からなる直径が0.45mm程度の棒状部材である。また、各リード3A,3Bは、Auめっきが施されていてもよい。
リード3A,3Bはそれぞれ、2つのリード用貫通孔114に各別に挿通されている。したがって、リード3A,3Bはともに、z方向において、ステム1のベース11と重なる部分を有する。図3に示すように、リード3Aのz方向前方側部分は、リード用貫通孔114からz方向前方に突出している。また、リード3Aのz方向後方側に位置する大部分が、ベース11からz方向後方に突出している。リード3Bのz方向前方側部分は、リード用貫通孔114からz方向前方に突出している。また、リード3Bのz方向後方側に位置する大部分が、ベース11からz方向後方に突出している。本実施形態においては、リード3Aおよびリード3Bは、リード用貫通孔114からz方向前方側に突出した長さが同じである。なお、異なっていてもよい。
リード3Aのy方向後方の最端部とリード3Bのy方向後方の最端部とを結ぶ線分は、載置面122と平行である。なお、リード3Aのy方向後方の最端部とリード3Bのy方向後方の最端部との位置に応じて、載置面122を設定してもよく、反対に、載置面122に応じて、リード3Aのy方向後方の最端部とリード3Bのy方向後方の最端部とを設定してもよい。
リード3Aのz方向後方端付近の部位は、半導体レーザ装置A1を電子機器などに搭載する際に用いられる端子部31Aとされている。同様に、リード3Bのz方向端付近の部位は、半導体レーザ装置A1を電子機器などに搭載する際に用いられる端子部31Bとされている。
リード3A,3Bの長さはともに、例えば、7.7mm程度である。リード3A,3Bのうちリード用貫通孔114に収容されている長さが0.5mm程度であり、z方向前方に突出している長さが0.7mm程度であり、z方向後方に突出している長さが6.5mm程度である。なお、上記したリード3A,3Bの長さは一例であり、これに限定されない。また、リード3Aとリード3Bとの長さが異なっていてもよい。
本実施形態においては、図2および図3に示すように、リード3Aおよびリード3Bと、2つのリード用貫通孔114との間に、絶縁充填材17が充填されている。絶縁充填材17は、リード3Aおよびリード3Bをステム1のベース11に対して固定するとともに、リード3Aおよびリード3Bとステム1とを絶縁する機能を果たす。絶縁充填材17の材質は絶縁性を有するものであれば、特に限定されないが、本実施形態においては、絶縁充填材17はガラスからなる。
図1および図2に示すように、リード3Aと半導体レーザチップ2とは、ワイヤ4によって接続されている。より具体的には、半導体レーザチップ2の半導体素子21に形成されたパッド電極(図示略)とリード3Aとがワイヤ4によって接続されている。ワイヤ4は、例えば、Auからなる。半導体レーザチップ2においては、半導体素子21に形成された前記パッド電極にワイヤ4がボンディングされていてもよいし、サブマウント22に形成されたパッドにワイヤ4がボンディングされていてもよい。また、上記するようにステム1は、半導体レーザチップ2のサブマウント22の上記導通経路に導通している。このような構成により、半導体レーザ装置A1においては、リード3Aおよびステム1によって、半導体レーザチップ2への電力供給経路が形成されている。
半導体レーザチップ2を発光させることのみを目的として半導体レーザ装置A1に電力供給する場合、リード3Bを電力経路として用いない構成が可能である。すなわち、リード3Bは、半導体レーザ装置A1を電子機器に対して単に固定するために用いられてもよい。または、リード3Aの代わりに、半導体レーザチップ2への電力供給経路として用いてもよい。さらに、半導体レーザ装置A1が図示しない受光素子を備える場合、この受光素子とリード3Bとを導通させてもよい。前記受光素子としては、例えば、フォトダイオードが挙げられる。フォトダイオードは、ステム1のベース11の主面111上に固定され、半導体レーザチップ2から出射されるレーザ光を受光し、その受光レベルに応じた信号を出力するように構成されている。このような構成よれば、前記受光素子の出力によって、半導体レーザチップ2に供給する電力をフィードバック制御することが可能となる。このような態様では、ステム1は、リード3Aから半導体レーザチップ2を介して電流が流れる。また、ステム1は、リード3Bから前記受光素子を介して電流が流れる。したがって、ステム1は、半導体レーザチップ2と前記受光素子のコモンリードとして機能する。
図6および図7は、本実施形態の半導体レーザ装置A1の搬送時の態様を示している。半導体レーザ装置A1は、搬送装置5を用いて、所定の位置から別の位置まで搬送される。搬送装置5は、完成した半導体レーザ装置A1を単に搬送するために用いるものであってもよく、生産ライン上において、複数の作業工程間でワーク(製造途中の半導体レーザ装置A1)を順次搬送するために用いるものであってもよい。例えば、搬送装置5を製造ライン上の搬送に用いる場合、ステム1にリード3A,3Bを取り付けた後、搬送装置5に載置し、リード3A,3Bが取り付けられたステム1が、当該搬送装置5により、半導体レーザチップ2を接合する作業位置およびワイヤ4を接合する作業位置までそれぞれ搬送される。
図6は、搬送時の側面図である。図7は、図6のVII−VII線に沿う断面図である。図6は、複数の半導体レーザ装置A1を搬送している状態を示している。図6および図7に示すように、半導体レーザ装置A1は、図1〜図5に示すy方向前方(支持面121が向く方向)を図中上にして搬送される。
搬送装置5は、第1台座51および第2台座52を有し、これらにより複数の半導体レーザ装置A1を支持している。搬送装置5は、例えば、第1台座51および第2台座52上に配置されたベルト(図示略)により、複数の半導体レーザ装置A1をx方向にスライド搬送する。
第1台座51は、リード3A,3Bのステム1の出射方向後方に突出した一部あるいは全部を支持している。第1台座51は、x方向に長く延びている。図7は、リード3A,3Bの一部を支持している状態を示している。第1台座51は、支持面511およびガイド面512を有している。支持面511は、リード3A,3Bと当接している。ガイド面512は、ベース11の裏面112の一部に対向している。
第2台座52は、ステム1のブロック12を支持している。第2台座52は、x方向に長く延びている。第2台座52は、支持面521およびガイド面522を有している。支持面521は、ステム1のブロック12の載置面122と当接している。ガイド面522は、ベース11の主面111の一部に対向している。
本実施形態においては、図6において、第1台座51の支持面511は、第2台座52の支持面521よりy方向前方に位置している。
本実施形態においては、ステム1のベース11のy方向後方の端縁部が、第1台座51のガイド面512と第2台座52のガイド面522と間に介在し、2つのガイド面512,522により挟持されている。
図8は、本実施形態の半導体レーザ装置A1の実装構造を示しており、図3に相当する断面図である。本実施形態の実装構造においては、半導体レーザ装置A1を電子機器のプリント基板上に実装する場合を例に説明する。
プリント基板6は、例えば電子機器に搭載され、当該電子機器を動作させるための複数の電子部品が実装されるものである。なお、当該プリント基板6が、特許請求の範囲に記載の「実装基板」に相当する。プリント基板6は、主として絶縁性の材料よりなる。プリント基板6は、z方向前方を向く主面61、z方向後方を向く裏面62、および、複数の基板貫通孔63を有する。
複数の基板貫通孔63はそれぞれ、プリント基板6をz方向に貫通しており、主面61に開口する主面開口部631および裏面62に開口する裏面開口部632を有する。各基板貫通孔63の形状および大きさは特に限定されないが、本実施形態においては、円形貫通孔とされている。したがって、主面開口部631および裏面開口部632はともにz方向視において、円形をなす。
また、プリント基板6は、基材、配線パターン64、および、レジストを含んで構成されている。なお、基材は絶縁性の材料よりなり、例えば、ガラスエポキシ樹脂などである。レジストは、はんだなどによる短絡を防止するためのものである。本発明においては、プリント基板6は、半導体レーザ装置A1を実装する要素を指し、基材、配線パターン64、および、レジストをすべて含むものと定義する。
配線パターン64は、電流経路を構成するものである。配線パターン64は、プリント基板6の主面61側から露出する主面電極641および裏面62側から露出する裏面電極642を有する。配線パターン64は、例えば、Cu、Ni、Ti、Auなどの単種類または複数種類の金属からなる。本実施形態においては、Cuである。また、配線パターン64が露出している部分の上には、金めっきが施されている。
本実施形態においては、主面電極641は、主面開口部631付近には形成されておらず、裏面電極642は、裏面開口部632付近に形成されている。
本実施形態においては、図8に示すように、ステム1のベース11の裏面112とプリント基板6の主面61とが当接している。また、主面電極641とステム1(ベース11の主面111)とが当接し、これらが電気的に導通している。そして、ベース11は、その側面113と主面61とがはんだ69により接合され、固定されている。なお、はんだ69に限らず、他の接合材であってもよい。また、はんだ69によりはんだ付けされる部分は、ベース11の外周すべてであっても、外周の一部であってもよい。
また、基板貫通孔63に半導体レーザ装置A1のリード3A,3Bが挿通されている。そして、リード3A,3Bのベース11の裏面112から突出した部分が、はんだ69により裏面電極642に接合されている。したがって、リード3A,3Bと裏面電極642とが電気的に導通している。なお、プリント基板6の裏面62から突出するリード3A,3Bは、必要な長さに応じて(例えば図8に示す点線に沿って)適宜カットすればよい。
以上で示した実装構造により、半導体レーザ装置A1は、プリント基板6上に実装され、配線パターン64と半導体レーザ装置A1とが導通する。プリント基板6は、電源装置(図示略)と接続されており、電源装置からの出力電力が配線パターン64を介して、半導体レーザ装置A1に供給され、半導体レーザ装置A1からレーザ光が出射される。
次に、半導体レーザ装置A1の作用について、説明する。
本実施形態によれば、リード3A,3Bはともにリード用貫通孔114に挿通され、絶縁充填材17により、各リード3A,3Bをステム1のベース11に対して固定するようにした。これにより、リード3A,3Bはともに、z方向において、ベース11と重なる部分を有している。すなわち、半導体レーザ装置A1は、ベース11に接合されたリード(接合リード)を有していない。したがって、ベース11の裏面112に上記する溶接痕などの突起が生じないため、電子機器への実装時に突起がプリント基板6に当たらない。よって、半導体レーザ装置A1の傾きを抑制することが可能となり、実装基板などへの密着性を高めることができるため、プリント基板6への実装強度が向上する。
本実施形態によれば、接合リードを有していない。したがって、搬送装置5に載置するとき、2つのリード3A,3Bおよびステム1のブロック12の載置面122による3点支持が可能である。この3点支持により、重量バランスが取れるため、搬送装置5における搬送時の安定性が高くなる。また、ベース11が、2つのガイド面512,522に挟持されている。これにより、搬送装置5による搬送時において、z方向のずれを抑制することができるため、搬送時の安定性が高くなる。
以上のことから、上記する突起や接合リードを考慮する必要がなく、半導体レーザ装置A1の電子機器への実装および搬送装置による搬送を容易なものとすることができる。
本実施形態によれば、接合リードが不要となるため、接合リードそのものの材料費を削減することができる。さらに、接合リードの実装工程の排除により、製造コストの削減、接合材料(銀ロウや溶接材)の削減、製造工程の削減にも寄与することができる。
本実施形態によれば、半導体レーザチップ2がステム1のブロック12に支持されている。よって、半導体レーザチップ2による発熱は、ブロック12だけでなくベース11にも伝達し、ステム1全体で放熱することができる。
上記第1実施形態の実装構造においては、半導体レーザ装置A1をプリント基板6に実装するとき、ステム1の側面113とプリント基板6の主面61とをはんだ付けにより接合した場合を例に説明したが、ステム1の裏面112とプリント基板6の主面61ともはんだにより接合してもよい。この場合、半導体レーザ装置A1とプリント基板6との密着性がさらに向上し、上記する半導体レーザ装置A1よりも放熱性を高くすることができる。
上記第1実施形態の実装構造においては、半導体レーザ装置A1をプリント基板6に実装した場合を例に説明したが、プリント基板6以外のものに実装してもよい。例えば、半導体レーザ装置A1を同軸ケーブルに直接実装することも可能である。
図9は、半導体レーザ装置A1を同軸ケーブル7に実装した場合の実装構造を示している。図9は、図4と同じ方向から見た断面図である。
同軸ケーブル7は、z方向に直角な断面形状が円形である。同軸ケーブル7は、断面中央部から内部導体71、絶縁体72、外部導体73の順に配置されている。なお、外部導体73の外側を覆う、例えば、ポリエチレンや塩化ビニルなどの保護被覆を有していてもよい。
内部導体71は、例えば、銅線や銀めっき線などの線状導体であり、電気信号(電流信号)の伝送を行う。絶縁体72は、内部導体71と外部導体73とを絶縁するものであり、例えば、ポリエチレンなどで構成されている。なお、絶縁体72の材質は、特に限定されない。外部導体73は、例えば、内部導体71より線径の細い複数の銅線などを網組みした網状の金属シールドである。外部導体73は、内部導体71に流れる電気信号をシールドする役割を果たす。この外部導体73により、外部からの電磁波が遮断され、かつ、内部導体71からの電磁波の漏洩が遮断されるため、ノイズの影響が小さく、電気信号が減衰しにくい。なお、同軸ケーブル7の構成は、周知の同軸ケーブルと同等であるため、その説明を省略する。
本実装構造においては、内部導体71の一端は、リード3Aの端部と繋がっており、これらが導通している。したがって、内部導体71を流れる電気信号は、リード3Aを介して、半導体レーザチップ2に入力される。外部導体73の一端は、ベース11と繋がっており、はんだ79により導通接合されている。ベース11は、ブロック12を介して、半導体レーザチップ2と導通しているため、外部導体73は、内部導体71を流れる電気信号の帰路となる。したがって、内部導体71および外部導体73により半導体レーザ装置A1に電気信号(電力)が入力される。
本実装構造によれば、図9に示すように、半導体レーザ装置A1を同軸ケーブル7に実装している。半導体レーザ装置A1に高周波電力を入力する場合があり、この場合、通常の配線を用いると、高周波電力による外部への電磁波の漏れが発生する。しかし、本実装構造においては、同軸ケーブル7に実装することで、前記電磁波の漏れ(内部導体71からの電気信号の拡散)を抑制することができ、前記高周波電力の伝送効率が向上する。また、同軸ケーブル7は、ある程度の折り曲げが可能であり、フレキシブルな電子機器への実装が可能となる。
図10および図11は、本発明の第2実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A2は、ステム1の構成が上記した実施形態と異なっている。図10は、図4に対応する断面図である。図11は、半導体レーザ装置A2の要部拡大断面図である。
本実施形態においては、ベース11とブロック12とが互いに別体として形成されている。そして、図11に示すようにベース11とブロック12とが導電性の接合材18によって接合されている。ベース11は、例えば、上記したFeまたはFe合金からなる。ブロック12は、FeまたはFe合金からなる構成であってもよいし、これに代えて、CuまたはCu合金からなる構成であってもよい。ベース11とブロック12とを接合する接合材18は金属を含有するペーストやロウ付けに用いられる接合合金、あるいは、溶接の結果形成される溶着部などが例示される。
このような実施形態によっても、上記する半導体レーザ装置A1と同様に、半導体レーザ装置A2の電子機器への実装および搬送装置による搬送を容易なものとすることができる。
図12〜図16は、本発明の第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A3は、ステム1のベース11にチップ用貫通孔115が形成されており、当該チップ用貫通孔115に半導体レーザチップ2の一部が収容されている点で、上記した半導体レーザ装置A1とは異なっている。
図12は、半導体レーザ装置A3を示す斜視図である。図13は、半導体レーザ装置A3を示す平面図である。図14は、図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。図15は、図13のXV−XV線に沿う断面図である。図16は、要部拡大断面図である。
チップ用貫通孔115は、ベース11をz方向に貫通している。本実施形態においては、チップ用貫通孔115は、ベース11のz方向視中心と重なっており、z方向視矩形状である。チップ用貫通孔115の平面視における四辺は、x方向およびy方向のいずれかに沿っている。内面116は、チップ用貫通孔115の内側の面のうち法線方向がy方向の面である。チップ用貫通孔115の大きさの一例を挙げると、z方向視においてx方向寸法が0.6mm程度、y方向寸法が0.65mm程度である。
図16に示すように、半導体レーザチップ2は、そのz方向後方側の一部がチップ用貫通孔115に収容されている。ブロック12の支持面121とチップ用貫通孔115の内面116とが面一とされている。そして、半導体レーザチップ2のサブマウント22は、接合材27によって支持面121と内面116との双方に接合されている。
本実施形態においては、2つのリード用貫通孔114は、チップ用貫通孔115を挟んで、x方向両側に形成されている。
このような実施形態によっても、上記する半導体レーザ装置A1と同様に、半導体レーザ装置A3の電子機器への実装および搬送装置による搬送を容易なものとすることができる。
さらに、本実施形態によれば、半導体レーザチップ2の一部がステム1のチップ用貫通孔115に収容されている。これにより、半導体レーザチップ2の高出力化によってz方向寸法が拡大しても、半導体レーザチップ2がステム1のベース11からz方向に突出する大きさを縮小することが可能である。したがって、半導体レーザ装置A3の高出力化と小型化とを図ることができる。また、ブロック12のz方向寸法を縮小することが可能であり、半導体レーザ装置A3の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、ブロック12の支持面121とチップ用貫通孔115の内面116とが面一であることにより、半導体レーザチップ2をz方向においてより長い領域によって支持することができる。特に半導体レーザチップ2を接合材27によって支持面121と内面116との双方に接合する構成は、半導体レーザチップ2をより確実に固定するのに適している。
上記第3実施形態においては、チップ用貫通孔115をz方向視矩形状とした場合を例に説明したが、これに限定されない。例えば、z方向視円形状、z方向視台形状、あるいは、z方向視三角形状としてもよい。これらの変形例のチップ用貫通孔115は、半導体レーザチップ2を適切に収容しうる大きさおよび形状とされている。これらの変形例から理解されるように、本発明におけるチップ用貫通孔115は、半導体レーザチップ2を適切に収容可能なものであれば、様々な形状とすることができる。
上記第3実施形態においても、上記第2実施形態と同様にベース11とブロック12とを別体で構成してもよい。図17は、ベース11とブロック12とを別体で構成した変形例に係る半導体レーザ装置A3’を示す要部拡大断面図であり、図17は、図16に対応する図である。
当該変形例においても、ブロック12の支持面121とチップ用貫通孔115の内面116とは面一とされている。また、半導体レーザチップ2は、接合材27によって支持面121と内面116との双方向接合されている。このような変形例によっても、上記第3実施形態と同様に、半導体レーザ装置A3’の高出力化と小型化とを図ることができる。
図18は、本発明の第4実施形態に基づき半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A4は、キャップ8を備えており、これ以外の構成は上記した半導体レーザ装置A1と共通している。
キャップ8は、半導体レーザチップ2およびブロック12を覆っており、ステム1のベース11の主面111に固定されている。キャップ8は、胴部81、天部82、鍔部84、および、透明カバー85を有する。
胴部81は、z方向と垂直な方向において、半導体レーザチップ2およびブロック12を囲んであり、例えば、円形状とされている。
天部82は、胴部81のz方向前方端に繋がっており、半導体レーザチップ2に対してz方向前方に位置している。本実施形態においては、天部82は、z方向視円形状である。天部82には開口83が形成されている。開口83は、半導体レーザチップ2からのレーザ光を通過させるためのものである。本実施形態においては、開口83は、z方向視円形状とされている。
鍔部84は、胴部81のz方向後方に繋がっており、xy平面に沿って外方に延出している。鍔部84は、例えば、z方向視円環形状であり、ベース11の主面111に溶接または接合材等によって固定されている。
透明カバー85は、開口83を塞いでおり、半導体レーザチップ2からのレーザ光を透過する。透明カバー85は、半導体レーザチップ2からのレーザ光に対して透明な材質からなる。このような透明カバー85が設けられた場合、半導体レーザ装置A4からのレーザ光を比較的狭い領域に選択的に出射することができる。本実施形態においては、透明カバー85は、キャップ8の天部82の図中下面に取り付けられている。
このような実施形態においても、上記する半導体レーザ装置A1と同様に、半導体レーザ装置A4の電子機器への実装および搬送装置による搬送を容易なものとすることができる。また、本実施形態によれば、キャップ8によって半導体レーザチップ2を保護することができる。さらに、透明カバー85を設けることにより、半導体レーザ装置A4から出射されるレーザ光を比較的高い指向性のレーザ光とすることができる。
図19は、本発明の第5実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A5は、上記した半導体レーザ装置A4と同様に、透明カバー85を有している。本実施形態においては、透明カバー85は、キャップ8の天部82の図中上面に取り付けられている。また、透明カバー85のz方向視寸法は、キャップ8の天部82と略同じとされている。
このような実施形態によっても、上記する半導体レーザ装置A4と同等の効果を奏することができる。
図20は、本発明の第6実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A6においては、キャップ8が、上記した透明カバー85に代えて拡散カバー86を有している。
拡散カバー86は、半導体レーザチップ2からのレーザ光を拡散させつつ透過させる材質によって形成されている。また、本実施形態においては、拡散カバー86は、キャップ8の天部82の図中下面に取り付けられている。
このような実施形態によっても、上記する半導体レーザ装置A1と同様に、半導体レーザ装置A6の電子機器への実装および搬送装置による搬送を容易なものとすることができる。また、キャップ8によって半導体レーザチップ2を保護することができる。さらに、拡散カバー86を設けることにより、半導体レーザ装置A6から出射されるレーザ光の広がり角度を制御することができる。
図21は、本発明の第7実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A7は、上記した半導体レーザ装置A6と同様に、拡散カバー86を有している。本実施形態においては、拡散カバー86は、キャップ8の天部82の図中上面に取り付けられている。また、拡散カバー86のz方向視寸法は、キャップ8の天部82と略同じとされている。
このような実施形態によっても、上記した半導体レーザ装置A6と同等の効果を奏することができる。
図22は、本発明の第8実施形態に基づく半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A8は、キャップ8の構成が上記した半導体レーザ装置A4〜A7とは、異なっている。
本実施形態においては、キャップ8の開口83は、透明カバー85や拡散カバー86によて、覆われていない。このため、キャップ8の内部空間と外部とが通じる構成となっている。
このような実施形態によっても、上記する半導体レーザ装置A1と同様に、半導体レーザ装置A8の電子機器への実装および搬送装置による搬送を容易なものとすることができる。また、キャップ8によって半導体レーザチップ2の保護をすることができる。
第4実施形態ないし第8実施形態においては、上記した半導体レーザ装置A1にキャップ8を備える場合を例に説明したが、上記した半導体レーザ装置A2,A3,A3’に備えることも可能である。この場合であっても、上記第4実施形態ないし第8実施形態と同様の効果を奏することができる。
図23および図24は、本発明の第9実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A9は、放熱板9を備えており、これ以外の構成は上記した半導体レーザ装置A1と共通している。図23は、本発明の半導体レーザ装置A9を示す斜視図である。図24は、図23のXXIV−XXIV線に沿う断面図である。
放熱板9は、z方向を厚さ方向とする板状部材である。本実施形態においては、放熱板9は、矩形状とされている。なお、円形状であってもよい。放熱板9は、導通性があり、かつ、放熱性を有する材質からなる。このような材質を例示すると、アルミニウムあるいはCuなどが挙げられる。本実施形態においては、放熱板9は、Cu上にAuめっきが施されている(図示略)。
放熱板9は、z方向前方を向く主面91およびz方向後方を向く裏面92を有する。主面91および裏面92はともに平坦である。また、放熱板9には、2つの放熱板貫通孔93が形成されている。各放熱板貫通孔93は、主面91から裏面92に繋がっており、放熱板9をz方向に貫通している。各放熱板貫通孔93は、z方向視(厚さ方向視)において、リード用貫通孔114と重なる。なお、放熱板貫通孔93においても、リード用貫通孔114と同様に、リード3A,3Bとの間に、絶縁充填材(例えば、ガラス)が充填されていてもよい。
本実施形態においては、図24に示すように、放熱板9は、その主面91がステム1(ベース11)の裏面112に対向し、はんだ99により接合されている。
上記半導体レーザ装置A9をプリント基板6に実装するときには、放熱板9の裏面92とプリント基板6の主面61とが接合され、裏面92とプリント基板6の主面電極641とが電気的に導通する。なお、リード3A,3Bとプリント基板6の裏面電極642との導通接合は、図8に示す実装構造と同様である。
また、上記半導体レーザ装置A9を同軸ケーブル7に実装するときには、放熱板9の裏面92と同軸ケーブル7の外部導体73とが接合され、裏面92と同軸ケーブル7の外部導体73とが電気的に導通する。なお、リード3Aあるいはリード3Bと同軸ケーブル7の内部導体71との導通接合は、図9に示す実装構造と同様である。
このような実施形態によっても、上記する半導体レーザ装置A1と同様に、半導体レーザ装置A9の電子機器への実装および搬送装置による搬送を容易なものとすることができる。
さらに、本実施形態によれば、放熱板9を設けるようにした。これにより、半導体レーザチップ2の熱が、ステム1(ブロック12およびベース11)を介して、放熱板9に伝達するので、半導体レーザ装置A9の放熱性が向上する。特に、半導体レーザチップの発熱は、LEDチップの発熱に比べて大きいため、放熱板9を用いない場合に比べて有利である。
本実施形態によれば、接合リードを有しておらず、上記する突起が存在しないため、ステム1と放熱板9とを密着させることができる。したがって、半導体レーザチップ2の熱の放熱性がさらに向上する。また、従来の半導体レーザ装置に用いられる放熱板では、接合リードを挿通するための貫通穴が必要となり、その分放熱性が低下していた。しかし、本実施形態によれば、接合リードを挿通するための穴が不要となるため、放熱板の放熱性をさらに向上させるとともに、貫通穴をあける工数を省くことができる。
上記第9実施形態においては、上記する半導体レーザ装置A1に放熱板9を備えた場合を例に説明したが、上記する半導体レーザ装置A2〜A8,A3’に放熱板9を備えてもよい。この場合であっても、第9実施形態と同等の効果を奏することができる。
また、上記第1実施形態で示した搬送時の態様および実装構造(プリント基板6あるいは同軸ケーブル7への実装)は、上記半導体レーザ装置A2〜A9,A3’においても同様に実施することができる。
本発明に係る半導体レーザ装置は、上記した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る半導体レーザ装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A9,A3’ 半導体レーザ装置
1 ステム
11 ベース
111 主面(前方面)
112 裏面(後方面)
113 側面
114 リード用貫通孔
115 チップ用貫通孔
116 内面
12 ブロック
121 支持面
122 載置面
17 絶縁充填材
18 接合材
19 充填材
2 半導体レーザチップ
21 半導体素子
22 サブマウント
27 接合材
3A,3B リード
31A,31B 端子部
4 ワイヤ
5 搬送装置
51 第1台座
511 支持面
512 ガイド面
52 第2台座
521 支持面
522 ガイド面
6 プリント基板
61 主面
62 裏面
63 基板貫通孔
631 主面開口部
632 裏面開口部
64 配線パターン
641 主面電極
642 裏面電極
69 はんだ
7 同軸ケーブル
71 内部導体
72 絶縁体
73 外部導体
79 はんだ
8 キャップ
81 胴部
82 天部
83 開口
84 鍔部
85 透明カバー
86 拡散カバー
9 放熱板
91 主面
92 裏面
93 放熱板貫通孔
99 はんだ

Claims (28)

  1. 出射方向前方にレーザ光を出射する半導体レーザチップと、
    前記出射方向を厚さ方向とする板状のベースを有するステムと、
    前記ベースに支持され、前記出射方向後方に突出する複数のリードと、
    を備える半導体レーザ装置であって、
    前記ステムは、前記半導体レーザチップに導通しており、
    前記複数のリードはすべて、前記厚さ方向において、前記ベースと重なる部分を有する、
    ことを特徴とする半導体レーザ装置。
  2. 前記ベースは、前記出射方向前方を向く前方面および前記出射方向後方を向く後方面を有しており、
    前記後方面は、平坦である、
    請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 前記ベースは、前記リードが挿通されたリード用貫通孔を有する、
    請求項2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記リードと前記リード用貫通孔との間にはそれぞれ、絶縁充填材が充填されている、
    請求項3に記載の半導体レーザ装置。
  5. 前記絶縁充填材は、ガラスからなる、
    請求項4に記載の半導体レーザ装置。
  6. 前記複数のリードのうちの1のリードは、前記半導体レーザチップに導通している、
    請求項4または請求項5に記載の半導体レーザ装置。
  7. 前記1のリードと前記半導体レーザチップとを導通させるワイヤを、さらに備える、
    請求項6に記載の半導体レーザ装置。
  8. 前記ワイヤの一端は、前記1のリードの前記ベースから前記出射方向前方に突出する部分にボンディングされている、
    請求項7に記載の半導体レーザ装置。
  9. 前記ステムは、前記ベースから前記出射方向前方に突出するブロックを、さらに有しており、
    前記半導体レーザチップは、前記ブロックに支持されている、
    請求項4ないし請求項7のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置。
  10. 前記ベースと前記ブロックとは、一体的に形成されている、
    請求項9に記載の半導体レーザ装置。
  11. 前記ベースと前記ブロックとは、FeまたはFe合金からなる、
    請求項10に記載の半導体レーザ装置。
  12. 前記ベースと前記ブロックとは、別体として形成されている、
    請求項9に記載の半導体レーザ装置。
  13. 前記ベースは、FeまたはFe合金からなり、
    前記ブロックは、CuまたはCu合金からなる、
    請求項12に記載の半導体レーザ装置。
  14. 前記ブロックは、前記半導体レーザチップを支持する支持面を有する、
    請求項9ないし請求項13のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置。
  15. 前記支持面は、前記出射方向に対して平行である、
    請求項14に記載の半導体レーザ装置。
  16. 前記ブロックは、前記半導体レーザチップを搬送装置に載置する載置面を有する、
    請求項14または請求項15に記載の半導体レーザ装置。
  17. 前記載置面は、前記支持面に対して平行である、
    請求項16に記載の半導体レーザ装置。
  18. 前記半導体レーザチップは、半導体からなる半導体素子および当該半導体素子が搭載されたサブマウントからなる、
    請求項4ないし請求項17のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置。
  19. 前記サブマウントは、SiまたはAlNからなる、
    請求項18に記載の半導体レーザ装置。
  20. 前記ベースに固定され、前記半導体レーザチップを覆うとともに、前記半導体レーザチップからのレーザ光を通過させるキャップを、さらに備える、
    請求項4ないし請求項19のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置。
  21. 前記後方面に支持される放熱板を、さらに備える、
    請求項4ないし請求項20のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置。
  22. 前記放熱板は、前記厚さ方向視において前記リード用貫通孔と重なり、かつ、前記リードが挿通される放熱板貫通孔を有する、
    請求項21に記載の半導体レーザ装置。
  23. 前記放熱板は、AlまたはCuからなる、
    請求項22に記載の半導体レーザ装置。
  24. 前記放熱板と前記ベースとは、はんだにより接合されている、
    請求項22または請求項23に記載の半導体レーザ装置。
  25. 請求項2ないし請求項20のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置と、
    前記出射方向前方を向く主面、前記出射方向後方を向く裏面、前記主面から前記裏面に貫通する基板貫通孔、および、前記主面側に形成された主面電極と前記裏面側に形成された裏面電極とを有する配線パターンを有する実装基板と、
    を備える半導体レーザ装置の実装構造であって、
    前記複数のリードは、前記基板貫通孔に挿通され、前記裏面電極に導通しており、
    前記後方面は、前記実装基板の前記主面に接合され、前記主面電極に導通している、
    ことを特徴とする半導体レーザ装置の実装構造。
  26. 請求項21ないし請求項24のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置と、
    前記出射方向前方を向く主面、前記出射方向後方を向く裏面、前記主面から前記裏面に貫通する基板貫通孔、および、前記主面側に形成された主面電極と前記裏面側に形成された裏面電極とを有する配線パターンを有する実装基板と、
    を備える半導体レーザ装置の実装構造であって、
    前記複数のリードは、前記基板貫通孔に挿通され、前記裏面電極に導通しており、
    前記放熱板の前記出射方向後方の面は、前記実装基板の主面に接合され、前記主面電極に導通している、
    ことを特徴とする半導体レーザ装置の実装構造。
  27. 請求項2ないし請求項20のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置と、
    内部導体、外部導体、および、前記内部導体と前記外部導体との間に介在する絶縁体を有する同軸ケーブルと、
    を備える半導体レーザ装置の実装構造であって、
    前記内部導体が、前記複数のリードのうちの一方のリードの一端に接続されており、
    前記外部導体が、前記後方面に接合されている、
    ことを特徴とする半導体レーザ装置の実装構造。
  28. 請求項21ないし請求項24のいずれか一項に記載の半導体レーザ装置と、
    内部導体、外部導体、および、前記内部導体と前記外部導体との間に介在する絶縁体を有する同軸ケーブルと
    を備える半導体レーザ装置の実装構造であって、
    前記内部導体が、前記複数のリードのうちの一方のリードの一端に接続されており、
    前記外部導体が、前記放熱板の前記出射方向後方の面に接合されている、
    ことを特徴とする半導体レーザ装置の実装構造。
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