JPWO2020031589A1 - 半導体レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

半導体レーザ装置A1は、半導体レーザ素子2と、厚さ方向において互いに反対側を向く基材第1面311および基材第2面312を有する絶縁材料からなる基材31と、基材31を厚さ方向に貫通する1以上の貫通導電部37,38と、を有するサブマウント基板3と、を備え、半導体レーザ素子2は、基材第1面311上に配置されており、貫通導電部37,38は、半導体レーザ素子2に導通している。このような構成により、半導体レーザ装置A1の低抵抗化を図ることができる。

Description

本開示は、半導体レーザ装置に関する。
特許文献1は、従来の半導体レーザ装置の一例を開示している。同文献に開示された半導体レーザ装置は、ステム、半導体レーザ素子、サブマウント基板、複数のリードおよびキャップを備えている。ステムは、金属製であり、板状の基部およびこの基部から出射方向前方に突出するブロックを有する。半導体レーザ素子は、サブマウント基板を介してブロックに搭載されている。複数のリードは、ステムに固定されたものや、半導体レーザ素子と導通しているものを含む。キャップは、ブロック、サブマウント基板および半導体レーザ素子を覆っており、半導体レーザ素子からの光を通過させる開口を有する。
特開2012−079827号公報
半導体レーザ素子は、ワイヤを介してリードと導通している。ワイヤは、半導体レーザ素子とリードとの導通経路における抵抗値を増大させる一因となりうる。
本開示は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、低抵抗化を図ることが可能な半導体レーザ装置を提供することをその課題とする。
本開示によって提供される半導体レーザ装置は、半導体レーザ素子と、厚さ方向において互いに反対側を向く基材第1面および基材第2面を有する絶縁材料からなる基材と、前記基材を前記厚さ方向に貫通する1以上の貫通導電部と、を有するサブマウント基板と、を備え、前記半導体レーザ素子は、前記基材第1面上に配置されており、前記貫通導電部は、前記半導体レーザ素子に導通している。
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部斜視図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部拡大斜視図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部正面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部拡大断面図である。 本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置の第1変形例を示す断面図である。 本開示の第2実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部正面図である。 図8のIX−IX線に沿う断面図である。 本開示の第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部正面図である。 本開示の第4実施形態に係る半導体レーザ装置を示す要部正面図である。 図11のXII−XII線に沿う断面図である。 本開示の第4実施形態に係る半導体レーザ装置の第1変形例を示す要部正面図である。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。 本開示の第4実施形態に係る半導体レーザ装置の第2変形例を示す要部正面図である。
以下、本開示の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
<第1実施形態>
図1〜図6は、本開示の第1実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。本開示の半導体レーザ装置A1は、ステム1、複数のリード13,14,15、半導体レーザ素子2、サブマウント基板3、複数のワイヤ4、およびキャップ部8を備えている。半導体レーザ装置A1の用途は特に限定されず、たとえば様々な電子機器に搭載される光源装置として用いられる。
図1は、半導体レーザ装置A1を示す要部斜視図である。図2は、半導体レーザ装置A1を示す要部拡大斜視図である。図3は、半導体レーザ装置A1を示す要部正面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、図3のV−V線に沿う断面図である。図6は、半導体レーザ装置A1を示す要部拡大断面図である。これらの図において、図中におけるz方向は、半導体レーザ素子2の出射方向であり、本開示における第1方向に相当する。x方向およびy方向は、それぞれz方向に対して直角である方向である。x方向は、本開示の第2方向に相当する。y方向は、本開示の厚さ方向に相当する。なお、図2においては、理解の便宜上、ワイヤ4を省略している。
ステム1は、半導体レーザ装置A1の土台となるものであり、第1部11および第2部12を有している。本実施形態のステム1は、第1部11および第2部12が一体的に形成されているが、これに限定されない。ステム1の材質は特に限定されないが、たとえば、FeまたはFe合金からなる。また、これらのFeまたはFe合金上に、厚さが2〜4μm程度のNiめっき、Cuめっき、Auめっきなどが施されていてもよい。
第1部11は、z方向を厚さ方向とする板状の部位であり、本実施形態においては、z方向視略円形状である。第1部11の寸法の一例を挙げると、直径が5.6mm程度、厚さが0.5mm程度である。
第1部11には、貫通孔111,112が形成されている。貫通孔111,112は、第1部11をz方向に貫通しており、図示された例においては、x方向に互いに離間して配置されている。貫通孔111,112の形状および大きさは特に限定されないが、本実施形態においては、直径が1.0mm程度の円形貫通孔とされている。貫通孔111,112の直径は、第1部11およびリード13,14のサイズや、リード13,14の間隔などに応じて適宜設定される。
第2部12は、第1部11からz方向出射側(図1における図中上方)に突出している。第2部12の形状は特に限定されない。第2部12は、支持面121を有している。支持面121は、本実施形態においては、z方向に対して平行であり、y方向を向いている。
複数のリード13,14,15は、半導体レーザ装置A1を電子機器などに固定するために用いられ、かつ半導体レーザ素子2への電力供給経路をなす。複数のリード13,14,15は、たとえば、Fe−Ni合金からなる棒状部材である。また、複数のリード13,14,15は、Auめっきが施されていてもよい。
リード13およびリード14は、貫通孔111,112に各別に挿通されている。図1に示すように、リード13のz方向上方側部分は、貫通孔111からz方向上方に突出している。また、リード13のz方向下方側に位置する大部分が、第1部11からz方向下方に突出している。リード13は、第1部131を有する。第1部131は、第1部11に対してz方向上方に位置しており、y方向を厚さ方向とする板状の部位である。
本実施形態においては、リード13,14と貫通孔111,112との間に、絶縁充填材17が充填されている。絶縁充填材17は、リード13,14をステム1の第1部11に対して固定するとともに、リード13,14とステム1とを絶縁する機能を果たす。絶縁充填材17の材質は特に限定されないが、本実施形態においては、絶縁充填材17はガラスからなる。
リード14のz方向上方側部分は、貫通孔112からz方向上方に若干突出するものの、リード13の突出長さよりも小さい。また、リード13のz方向下方側に位置する大部分が、第1部11からz方向下方に突出している。
リード15は、第1部11のz方向下方側に接合されており、第1部11と導通している。また、本実施形態においては、リード15は、z方向から視てステム1の第2部12と重なっている。
半導体レーザ素子2は、半導体レーザ装置A1における発光要素である。本実施形態の半導体レーザ素子2は、半導体層21、第1電極23および第2電極24を有する。
半導体層21は、複数の半導体層が積層された構造を有し、たとえば活性層を含む。半導体層21を構成する半導体は特に限定されず、たとえばGaAs系半導体が用いられる。半導体層21の形状は特に限定されず、本実施形態においては、図2〜図5に示すように、素子第1面211、素子第2面212、素子第3面213、素子第4面214、素子第5面215および素子第6面216を有する。
素子第1面211と素子第2面212とは、y方向において互いに反対側を向いている。素子第3面213および素子第4面214は、z方向において互いに反対側を向いており、図示された例においては、それぞれ素子第1面211および素子第2面212に繋がっている。素子第5面215および素子第6面216は、x方向において互いに反対側を向いており、図示された例においては、それぞれ素子第1面211、素子第2面212、素子第3面213および素子第4面214に繋がっている。半導体層21の大きさは特に限定されず、その一例を挙げると、x方向寸法が200μm〜600μm程度、y方向寸法が50μm〜200μm程度、z方向寸法が500μm〜1000μm程度である。
半導体層21の活性層からの光は、z方向において素子第3面213と素子第4面214との間で複数回反射される。その結果、図示された例においては、素子第3面213からレーザ光Lがz方向に出射される。また、素子第4面214からは、レーザ光Lと比較して微弱な光が出射される場合がある。
第1電極23は、半導体層21の素子第1面211上に形成されている。第1電極23の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。
第2電極24は、半導体層21の素子第2面212上に形成されている。第2電極24の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。
第1電極23および第2電極24の極性は特に限定されない。図示された例においては、第1電極23がアノード電極であり、第2電極24がカソード電極である。
サブマウント基板3は、ステム1と半導体レーザ素子2との間に介在するものである。本実施形態のサブマウント基板3は、基材31、第1導電層33、第2導電層34および貫通導電部37,38を有する。
基材31は、絶縁性材料からなり、たとえばAlN等のセラミックスからなる。基材31の形状は特に限定されず、図示された例においては、基材31は、基材第1面311、基材第2面312、基材第3面313、基材第4面314、基材第5面315および基材第6面316を有する。
基材第1面311と基材第2面312とは、y方向において互いに反対側を向いている。基材第3面313および基材第4面314は、z方向において互いに反対側を向いており、図示された例においては、それぞれ基材第1面311および基材第2面312に繋がっている。基材第5面315および基材第6面316は、x方向において互いに反対側を向いており、図示された例においては、それぞれ基材第1面311、基材第2面312、基材第3面313および基材第4面314に繋がっている。基材31の大きさは特に限定されず、その一例を挙げると、x方向寸法が500μm〜1000μm程度、y方向寸法が100μm〜300μm程度、z方向寸法が500μm〜1500μm程度である。
基材31は、貫通孔317および貫通孔318を有する。貫通孔317および貫通孔318は、基材31をy方向に貫通しており、基材第1面311および基材第2面312に到達している。本実施形態においては、貫通孔317および貫通孔318は、z方向に互いに離間して配置されている。貫通孔317および貫通孔318の形状は特に限定されず、図示された例においては、y方向から視て円形状である。貫通孔317および貫通孔318の大きさは特に限定されず、たとえば直径が0.1mm〜0.3mm程度であり、好ましくは0.15mm〜0.25mmである。
第1導電層33は、基材31の基材第1面311上に形成されている。第1導電層33の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。また、第1導電層33は、Ti/Ptからなる下地層をさらに有していてもよい。
第2導電層34は、基材31の基材第2面312上に形成されている。第2導電層34の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。また、第2導電層34は、Ti/Ptからなる下地層をさらに有していてもよい。第2導電層34は、ステム1の第2部12の支持面121に、導電性接合部(図示略)を介して導通接合されている。
第1導電層33には、半導体レーザ素子2が接合されている。図示された例においては、半導体レーザ素子2の第2電極24と第1導電層33とが、導電性接合部51によって接合されている。導電性接合部51の材質は特に限定されず、たとえばAuSnからなる。また、図2〜図4に示すように、図示された例においては、導電性接合部51は、半導体レーザ素子2に対してz方向において基材第4面314側に延出している。
貫通導電部37,38は、基材31をy方向に貫通しており、導電性材料を含むことにより導電性部材として構成されている。図示された例においては、貫通導電部37は、貫通孔317に充填されており、貫通導電部38は、貫通孔318に充填されている。貫通導電部37,38は、それぞれ第1導電層33および第2導電層34に接しており、第1導電層33および第2導電層34を導通させている。
貫通導電部37,38の具体的構成は特に限定されない。図6は、貫通導電部37を含む部位を示す要部拡大断面図である。貫通導電部37は、主に導電性材料からなる部位であり、たとえばW(タングステン)やCu等の金属からなる。貫通導電部38の材料も同様である。
図3に示すように、貫通導電部37は、図示された例においては、y方向から視て半導体レーザ素子2と重なっている。貫通導電部38は、y方向から視て半導体レーザ素子2から離間しており、半導体レーザ素子2に対してz方向における基材第4面314側に配置されている。また、図示された例においては、貫通導電部37のz方向中心は、半導体レーザ素子2(半導体層21)のz方向中心よりもz方向において基材第3面313側に位置している。
図4に示すように、素子第3面213と基材第3面313とのz方向における距離である第1距離d1は、素子第4面214と基材第4面314とのz方向における距離である第2距離d2よりも小さい。また、図示された例においては、素子第3面213は、y方向から視て基材第3面313よりもz方向において基材第4面314側に位置する。図示された例においては、素子第3面213においてレーザ光Lが出射される箇所は、半導体層21のy方向中心よりも素子第1面211側に位置している。
ワイヤ4は、図1および図3に示すように、半導体レーザ素子2とリード13とに接続されており、これらを互いに導通させている。図示された例においては、ワイヤ4は、半導体レーザ素子2の第1電極23とリード13の第1部131とに接続されている。
ワイヤ4の本数は特に限定されず、図示された例においては、ワイヤ4の本数は、4本である。ワイヤ4は、ボンディング部41を有する。ボンディング部41は、第1電極23にボンディングされた部位である。ワイヤ4の線径は、たとえば25μm〜45μm程度であり、ボンディング部41の直径は、たとえば60μm〜140μm程度である。
図3に示すように、図示された例においては、1本のワイヤ4のボンディング部41と貫通導電部37とが、y方向から視て重なっている。また、4本のワイヤ4のボンディング部41は、千鳥状に配置されている。2つのボンディング部41と他の2つのボンディング部41とは、x方向において貫通導電部37の中心を挟んで両側に離間して配置されている。
キャップ部8は、半導体レーザ素子2、サブマウント基板3およびステム1の第2部12を覆っており、ステム1の第1部11に固定されている。キャップ部8の材質は特に限定されず、たとえば金属からなる。キャップ部8は、開口81を有する。開口81は、半導体レーザ素子2からのレーザ光Lを通過させるためのものである。なお、半導体レーザ装置A1は、キャップ部8を備える構成に限定されず、キャップ部8を備えない構成であってもよい。
次に、半導体レーザ装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、半導体レーザ素子2は、基材31を貫通する貫通導電部37,38と導通している。このため、サブマウント基板3の第2導電層34がステム1の第2部12に導通接合されると、半導体レーザ素子2がステム1の第2部12、第1部11およびリード15と導通する。このため、半導体レーザ素子2をリード15と導通させるためのワイヤを設ける必要がない。これにより、半導体レーザ装置A1の低抵抗化を図ることが可能である。
図3および図4に示すように、貫通導電部37は、y方向から視て半導体レーザ素子2の半導体層21(第2電極24)と重なる。このため、第2電極24から貫通導電部37へと流れる電流経路を短縮することが可能である。これは、半導体レーザ装置A1の低抵抗化に好ましい。
図3に示すように、貫通導電部37は、ワイヤ4のボンディング部41と重なる。このため、半導体レーザ素子2を流れる電流経路を短縮することが可能であり、半導体レーザ装置A1の低抵抗化に好ましい。
図3に示すように、貫通導電部37のz方向中心は、半導体レーザ素子2(半導体層21)のz方向中心よりもz方向において基材第3面313側に位置している。これにより、貫通導電部37は、基材第4面314よりもレーザ光Lが出射される基材第3面313に近い位置に設けられている。たとえば、貫通導電部37がCu等の基材31よりも熱伝導率が高い材質からなる場合、半導体レーザ素子2の発光時の熱をより効率よく放熱することができる。
半導体レーザ素子2には、複数のワイヤ4が接続されている。これにより、半導体レーザ素子2に流れる電流の大電流化を図るとともに、電流の均一化を図ることが可能であり、半導体レーザ装置A1の高出力化を図ることができる。
複数のボンディング部41は、千鳥状の配置とされている。これにより、複数のボンディング部41を設ける領域の面積を縮小することが可能であり、半導体レーザ素子2、ひいては半導体レーザ装置A1の小型化を図ることができる。
図4に示すように、素子第3面213と基材第3面313とのz方向における距離である第1距離d1は、素子第4面214と基材第4面314とのz方向における距離である第2距離d2よりも小さい。これにより、レーザ光Lが出射される素子第3面213の位置を、たとえばステム1の第2部12のz方向上端に対してより正確に位置決めすることができる。
素子第3面213は、y方向から視て基材第3面313よりもz方向において基材第4面314側に位置する。しかし、素子第3面213においてレーザ光Lが出射される箇所は、半導体層21のy方向中心よりも素子第1面211側に位置している。このため、レーザ光Lが、基材31の基材第1面311等によって意図せず遮られてしまうこと等を抑制することができる。
図7〜図15は、本開示の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<第1実施形態 第1変形例>
図7は、半導体レーザ装置A1の第1変形例を示す断面図である。本例の半導体レーザ装置A11は、半導体レーザ素子2とサブマウント基板3とのz方向における位置関係が上述した例と異なる。
本例においては、素子第3面213は、y方向から視て基材第3面313よりもz方向において基材第4面314とは反対側に位置する。また、素子第3面213においてレーザ光Lが出射される箇所は、半導体層21のy方向中心よりも素子第2面212側に位置している。なお、本例においても、素子第3面213と基材第3面313とのz方向における距離である第1距離d1は、素子第4面214と基材第4面314とのz方向における距離である第2距離d2よりも小さい。
本変形例によっても、半導体レーザ装置A11の低抵抗化を図ることができる。また、素子第3面213においてレーザ光Lが出射される箇所は、半導体層21のy方向中心よりも素子第2面212側に位置しているが、素子第3面213は、y方向から視て基材第3面313よりもz方向において基材第4面314とは反対側に位置する。これにより、レーザ光Lが、基材31の基材第1面311等によって意図せず遮られてしまうこと等を抑制することができる。また、本例から理解されるように、半導体レーザ素子2の素子第3面213において、レーザ光Lが出射される位置は、何ら限定されない。
<第2実施形態>
図8および図9は、本開示の第2実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A2は、半導体レーザ素子2とサブマウント基板3との位置関係および寸法関係が、上述した実施形態と異なる。
図8は、半導体レーザ装置A2を示す要部正面図である。図9は、図8のIX−IX線に沿う断面図である。
本実施形態においては、y方向から視て、貫通導電部37および貫通導電部38と半導体レーザ素子2(半導体層21)とが、重なっている。半導体レーザ素子2のz方向寸法は、たとえば800μm〜1000μm程度である。図示された例においては、貫通導電部37および貫通導電部38は、半導体レーザ素子2(半導体層21)のz方向中心を挟んで、互いに反対側に配置されている。
貫通導電部37は、y方向から視てワイヤ4のボンディング部41と重なる。また、貫通導電部38は、y方向からみてワイヤ4のボンディング部41と重なる。なお、貫通導電部37および貫通導電部38の少なくともいずれかは、y方向からみてボンディング部41と重ならない構成であってもよい。
本実施形態においても、素子第3面213と基材第3面313とのz方向における距離である第1距離d1は、素子第4面214と基材第4面314とのz方向における距離である第2距離d2よりも小さい。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A2の低抵抗化を図ることができる。また、貫通導電部37および貫通導電部38の双方が、y方向から視て半導体レーザ素子2(半導体層21)に重なる。これにより、半導体レーザ装置A1の半導体レーザ素子2と比べてz方向寸法が大きい半導体レーザ素子2であっても、より均一に電流を流すことができる。
また、半導体レーザ装置A1におけるサブマウント基板3の第1導電層33が、z方向において半導体レーザ素子2から基材第4面314に延出する構成であることにより、サイズの異なる半導体レーザ素子2を同一のサブマウント基板3に搭載することができる。
<第3実施形態>
図10は、本開示の第3実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A3は、主にサブマウント基板3の構成が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態のサブマウント基板3は、貫通導電部37を有しており、上述した実施形態の貫通導電部38を有していない。貫通導電部37は、y方向から視て半導体レーザ素子2(半導体層21)に重なる。図示された例においては、貫通導電部37のz方向中心は、y方向から視て半導体レーザ素子2(半導体層21)のz方向中心よりもz方向において基材第3面313側に位置している。
また、図示された例においては、貫通導電部37は、y方向から視てワイヤ4のボンディング部41に重なる。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A3の低抵抗化を図ることができる。また、サブマウント基板3が、y方向から視て半導体レーザ素子2と重なる貫通導電部37のみを有することにより、サブマウント基板3の小型化を図ることが可能であり、半導体レーザ装置A3全体の小型化に有利である。
<第4実施形態>
図11および図12は、本開示の第4実施形態に係る半導体レーザ装置を示している。本実施形態の半導体レーザ装置A4は、主に半導体レーザ素子2およびサブマウント基板3の構成が上述した実施形態と異なっている。
図11は、半導体レーザ装置A4を示す要部正面図である。図12は、図11のXII−XII線に沿う断面図である。
本実施形態の半導体レーザ素子2は、半導体層21、第2電極24、第3電極25および導電部26を有する。
本実施形態の半導体層21は、素子第1面211、素子第2面212、素子第3面213、素子第4面214、素子第5面215、素子第6面216および素子第7面217を有する。
素子第1面211と素子第2面212とは、y方向において互いに反対側を向いている。素子第3面213および素子第4面214は、z方向において互いに反対側を向いており、図示された例においては、それぞれ素子第1面211および素子第2面212に繋がっている。素子第5面215および素子第6面216は、x方向において互いに反対側を向いている。素子第7面217は、y方向において素子第2面212と同じ側を向いている。素子第7面217は、y方向において素子第2面212よりも素子第1面211側に位置している。本実施形態においては、半導体層21の活性層は、y方向から視て素子第2面212と重なる位置に設けられている。
第2電極24は、半導体層21の素子第2面212上に形成されている。第2電極24の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。第2電極24は、たとえばアノード電極である。
導電部26は、半導体層21の素子第7面217上に設けられている。導電部26の材質は特に限定されず、たとえば金属からなる。
第3電極25は、導電部26上に形成されている。第3電極25の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。また、第3電極25は、y方向において第2電極24と略同じ位置に設けられている。第3電極25は、たとえばカソード電極である。
サブマウント基板3は、基材31、第1導電層33、第2導電層34、第3導電層35および貫通導電部37を有する。
第1導電層33は、基材31の基材第1面311上に形成されている。第1導電層33の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。また、第1導電層33は、Ti/Ptからなる下地層をさらに有していてもよい。
第2導電層34は、基材31の基材第2面312上に形成されている。第2導電層34の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。また、第2導電層34は、Ti/Ptからなる下地層をさらに有していてもよい。
第3導電層35は、基材31の基材第1面311上に形成されている。第3導電層35の材質は特に限定されず、たとえばAuからなる。また、第3導電層35は、Ti/Ptからなる下地層をさらに有していてもよい。第3導電層35は、第1導電層33と離間している。図示された例においては、35は、x方向において第1導電層33よりも基材第5面315側に配置されている。
貫通導電部37は、基材31を貫通しており、第1導電層33と第2導電層34とを導通させている。
半導体レーザ素子2の第2電極24は、導電性接合部51Aを介してサブマウント基板3の第3導電層35に導通接合されている。半導体レーザ素子2の第3電極25は、導電性接合部51Bを介してサブマウント基板3の第1導電層33に接合されている。導電性接合部51Aおよび導電性接合部51Bの材質は特に限定されず、たとえば上述の導電性接合部51と同様の材質からなる。
第3導電層35は、y方向から視て半導体レーザ素子2からx方向において基材第5面315側に延出している。第3導電層35には、ワイヤ4が接続されている。このワイヤ4は、リード13の第1部131に接続されている。ワイヤ4の本数は特に限定されず、図示された例においては、4本である。4本のワイヤ4のボンディング部41は、たとえば千鳥状に配置されている。ワイヤ4のボンディング部41は、x方向から視て半導体レーザ素子2の半導体層21に重なる。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A4の低抵抗化を図ることができる。また、本実施形態から理解されるように、半導体レーザ素子2は、いわゆるフリップチップ実装タイプの素子であってもよい。
第3導電層35が、半導体レーザ素子2からx方向において基材第5面315側に延出しており、複数のワイヤ4のボンディング部41がz方向から視て半導体レーザ素子2と基材第5面315との間に設けられている。これにより、複数のワイヤ4が半導体レーザ素子2からのレーザ光Lを不当に遮ることを抑制することができる。さらに、本実施形態によれば、素子第4面214から発せられる微弱な光をモニタリングすることにより、半導体レーザ素子2の発光状態を検出する等の構成を実現可能である。
<第4実施形態 第1変形例>
図13および図14は、半導体レーザ装置A4の第1変形例を示している。本変形例の半導体レーザ装置A41は、半導体レーザ素子2の配置が、上述した例と異なっている。
図13は、半導体レーザ装置A41を示す要部正面図である。図14は、図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。
半導体レーザ装置A41においては、図14に示すように、半導体レーザ素子2の第2電極24が、サブマウント基板3の第1導電層33に導電性接合部51Bを介して導通接合されている。また、半導体レーザ素子2の第3電極25が、サブマウント基板3の第3導電層35に導電性接合部51Aを介して導通接合されている。
図13に示すように、本例においては、y方向から視て、レーザ光Lは、半導体層21のうちサブマウント基板3のx方向中心よりもx方向において基材第6面316側に位置する箇所から出射される。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A41の低抵抗化を図ることができる。また、フリップチップ実装される半導体レーザ素子2のx方向における向きは、何ら限定されない。
<第4実施形態 第2変形例>
図15は、半導体レーザ装置A4の第2変形例を示す要部正面図である。本変形例の半導体レーザ装置A42は、主に、ワイヤ4の配置が上述した例と異なる。
本実施形態のサブマウント基板3の第3導電層35は、第1部351および第2部352を有する。
第1部351は、z方向から視て第1導電層33よりもx方向において基材第5面315側に位置しており、x方向から視て第1導電層33と重なる。
第2部352は、x方向から視て第1導電層33よりもz方向において基材第4面314側に位置しており、z方向から視て第1導電層33と重なる。
1本のワイヤ4のボンディング部41は、第3導電層35の第1部351にボンディングされている。他の1本のワイヤ4のボンディング部41は、第3導電層35の第2部352にボンディングされている。2つのボンディング部41は、z方向から視て半導体レーザ素子2(半導体層21)に重なる。
本実施形態によっても、半導体レーザ装置A42の低抵抗化を図ることができる。また、本変形例によれば、サブマウント基板3のx方向寸法を縮小することができる。
本開示に係る半導体レーザ装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本開示に係る半導体レーザ装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
[付記1]
半導体レーザ素子と、
厚さ方向において互いに反対側を向く基材第1面および基材第2面を有する絶縁材料からなる基材と、前記基材を前記厚さ方向に貫通する1以上の貫通導電部と、を有するサブマウント基板と、を備え、
前記半導体レーザ素子は、前記基材第1面上に配置されており、
前記貫通導電部は、前記半導体レーザ素子に導通している、半導体レーザ装置。
[付記2]
前記サブマウント基板は、前記基材第1面上に配置された第1導電層を有する、付記1に記載の半導体レーザ装置。
[付記3]
前記サブマウント基板は、前記基材第2面上に配置された第2導電層を有する、付記2に記載の半導体レーザ装置。
[付記4]
前記第1導電層および前記第2導電層は、前記貫通導電部を介して導通している、付記3に記載の半導体レーザ装置。
[付記5]
1以上の前記貫通導電部は、前記厚さ方向から視て、前記半導体レーザ素子に重なる、付記4に記載の半導体レーザ装置。
[付記6]
前記半導体レーザ素子は、前記厚さ方向において前記基材第1面と同じ側を向く素子第1面、前記厚さ方向において前記基材第2面と同じ側を向く素子第2面、前記厚さ方向と直角である第1方向を向き且つレーザ光が出射される素子第3面、および前記第1方向において前記素子第3面と反対側を向く素子第4面、を有する半導体層を備え、
前記基材は、前記第1方向において前記素子第3面と同じ側を向く基材第3面、および前記第1方向において前記素子第4面と同じ側を向く基材第4面を有する、付記4または5に記載の半導体レーザ装置。
[付記7]
前記厚さ方向から視て前記半導体レーザ素子に重なる前記貫通導電部は、前記第1方向において前記半導体層の中心よりも前記素子第3面側に配置されている、付記6に記載の半導体レーザ装置。
[付記8]
前記第1方向における前記素子第3面と前記基材第3面との距離である第1距離は、前記第1方向における前記素子第4面と前記基材第4面との距離である第2距離よりも小さい、付記6または7に記載の半導体レーザ装置。
[付記9]
前記素子第3面は、前記厚さ方向から視て前記基材第3面よりも前記第1方向において前記基材第4面とは反対側に位置する、付記8に記載の半導体レーザ装置。
[付記10]
前記素子第3面は、前記厚さ方向から視て前記基材第3面よりも前記第1方向において前記基材第4面側に位置する、付記8に記載の半導体レーザ装置。
[付記11]
前記半導体レーザ素子は、前記素子第1面上に配置された第1電極および前記素子第2面上に配置された第2電極を有し、
前記第2電極と前記第1導電層とが、導電性接合部を介して接合されている、付記6ないし10のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
[付記12]
前記第1電極に接続されたワイヤを備える、付記11に記載の半導体レーザ装置。
[付記13]
前記ワイヤは、前記第1電極に接合されたボンディング部を有しており、
前記ボンディング部は、前記厚さ方向から視て前記貫通導電部に重なる、付記12に記載の半導体レーザ装置。
[付記14]
前記半導体レーザ素子は、前記厚さ方向において前記素子第2面と同じ側を向き且つ前記厚さ方向から視て互いに離間した第2電極および第3電極を有し、
前記サブマウント基板は、前記基材第1面上に配置され且つ前記厚さ方向から視て前記第1導電層と離間した第3導電層を有し、
前記第2電極および前記第3電極のいずれか一方と前記第1導電層とが、導電性接合部を介して接合されており、
前記第2電極および前記第3電極のいずれか一方と前記第3導電層とが、導電性接合部を介して接合されている、付記6ないし10のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
[付記15]
前記第3導電層に接続されたワイヤを備える、付記14に記載の半導体レーザ装置。
[付記16]
前記ワイヤは、前記第3導電層に接合されたボンディング部を有しており、
前記ボンディング部は、前記厚さ方向および前記第1方向に対して直角である第2方向から視て、前記半導体レーザ素子に重なる、付記15に記載の半導体レーザ装置。
[付記17]
前記ワイヤは、前記第3導電層に接合されたボンディング部を有しており、
前記ボンディング部は、前記第1方向から視て、前記半導体レーザ素子に重なる、付記15に記載の半導体レーザ装置。

Claims (17)

  1. 半導体レーザ素子と、
    厚さ方向において互いに反対側を向く基材第1面および基材第2面を有する絶縁材料からなる基材と、前記基材を前記厚さ方向に貫通する1以上の貫通導電部と、を有するサブマウント基板と、を備え、
    前記半導体レーザ素子は、前記基材第1面上に配置されており、
    前記貫通導電部は、前記半導体レーザ素子に導通している、半導体レーザ装置。
  2. 前記サブマウント基板は、前記基材第1面上に配置された第1導電層を有する、請求項1に記載の半導体レーザ装置。
  3. 前記サブマウント基板は、前記基材第2面上に配置された第2導電層を有する、請求項2に記載の半導体レーザ装置。
  4. 前記第1導電層および前記第2導電層は、前記貫通導電部を介して導通している、請求項3に記載の半導体レーザ装置。
  5. 1以上の前記貫通導電部は、前記厚さ方向から視て、前記半導体レーザ素子に重なる、請求項4に記載の半導体レーザ装置。
  6. 前記半導体レーザ素子は、前記厚さ方向において前記基材第1面と同じ側を向く素子第1面、前記厚さ方向において前記基材第2面と同じ側を向く素子第2面、前記厚さ方向と直角である第1方向を向き且つレーザ光が出射される素子第3面、および前記第1方向において前記素子第3面と反対側を向く素子第4面、を有する半導体層を備え、
    前記基材は、前記第1方向において前記素子第3面と同じ側を向く基材第3面、および前記第1方向において前記素子第4面と同じ側を向く基材第4面を有する、請求項4または5に記載の半導体レーザ装置。
  7. 前記厚さ方向から視て前記半導体レーザ素子に重なる前記貫通導電部は、前記第1方向において前記半導体層の中心よりも前記素子第3面側に配置されている、請求項6に記載の半導体レーザ装置。
  8. 前記第1方向における前記素子第3面と前記基材第3面との距離である第1距離は、前記第1方向における前記素子第4面と前記基材第4面との距離である第2距離よりも小さい、請求項6または7に記載の半導体レーザ装置。
  9. 前記素子第3面は、前記厚さ方向から視て前記基材第3面よりも前記第1方向において前記基材第4面とは反対側に位置する、請求項8に記載の半導体レーザ装置。
  10. 前記素子第3面は、前記厚さ方向から視て前記基材第3面よりも前記第1方向において前記基材第4面側に位置する、請求項8に記載の半導体レーザ装置。
  11. 前記半導体レーザ素子は、前記素子第1面上に配置された第1電極および前記素子第2面上に配置された第2電極を有し、
    前記第2電極と前記第1導電層とが、導電性接合部を介して接合されている、請求項6ないし10のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  12. 前記第1電極に接続されたワイヤを備える、請求項11に記載の半導体レーザ装置。
  13. 前記ワイヤは、前記第1電極に接合されたボンディング部を有しており、
    前記ボンディング部は、前記厚さ方向から視て前記貫通導電部に重なる、請求項12に記載の半導体レーザ装置。
  14. 前記半導体レーザ素子は、前記厚さ方向において前記素子第2面と同じ側を向き且つ前記厚さ方向から視て互いに離間した第2電極および第3電極を有し、
    前記サブマウント基板は、前記基材第1面上に配置され且つ前記厚さ方向から視て前記第1導電層と離間した第3導電層を有し、
    前記第2電極および前記第3電極のいずれか一方と前記第1導電層とが、導電性接合部を介して接合されており、
    前記第2電極および前記第3電極のいずれか一方と前記第3導電層とが、導電性接合部を介して接合されている、請求項6ないし10のいずれかに記載の半導体レーザ装置。
  15. 前記第3導電層に接続されたワイヤを備える、請求項14に記載の半導体レーザ装置。
  16. 前記ワイヤは、前記第3導電層に接合されたボンディング部を有しており、
    前記ボンディング部は、前記厚さ方向および前記第1方向に対して直角である第2方向から視て、前記半導体レーザ素子に重なる、請求項15に記載の半導体レーザ装置。
  17. 前記ワイヤは、前記第3導電層に接合されたボンディング部を有しており、
    前記ボンディング部は、前記第1方向から視て、前記半導体レーザ素子に重なる、請求項15に記載の半導体レーザ装置。
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