JP5459985B2 - パッケージ及びそれを用いた電子装置、並びに発光装置 - Google Patents

パッケージ及びそれを用いた電子装置、並びに発光装置 Download PDF

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Description

本発明は、パッケージ及びそれを用いた電子装置、並びに発光装置に関するものである。
従来、多層基板に配設されるコンデンサを通電検査する場合、多層基板を静電容量計のステージに載置させるとともに、多層基板に配設される配線に静電容量計のプローブを当てる方法があった。この方法により、多層基板に設けられたコンデンサの静電容量値を測定するものである。
特開平10−150145号公報
しかしながら、多層基板の裏面と外部回路基板とが電気的に接続されているかどうか確認するためには、一般的に目視による導通確認がなされていた。
そこで、従来よりも導通確認の測定信頼性が高く、且つ製造時のハンドリングミス等を抑制した作業性の高い、パッケージ及びそれを用いた電子装置、並びに発光装置が望まれていた。
本実施態様にかかるパッケージは、誘電体からなり、電子素子の実装領域を有する表面および面を有する基体と、前記表面の前記実装領域を取り囲むように設けられた枠体と、前記裏面に設けられた電極と、前記電極と電気的に接続されるとともに、前記基体の内部を通って前記基体の表面まで延出し、且つ、前記枠体の外側に設けられ、前記基体の表面において前記基体の裏面方向に向かって陥没している導体と、前記電極と前記電子素子とを電気的に接続するための接続導体と、を具備したことを特徴とする。
本実施態様にかかる電子装置は、上記構成のパッケージと、前記基体の表面であって、前記枠体に囲繞された領域に載置された電子素子と、を具備していることを特徴とする。
本実施態様にかかる発光装置は、上記構成のパッケージと、前記基体の表面であって、前記枠体に囲繞された領域に載置された発光素子と、を具備していることを特徴とする。
本実施態様にかかるパッケージは、外部回路基板にパッケージを搭載し半田等の導電性接着剤によって固定した状態で、従来周知のプローブ等を用いて導通確認を行うことができるため、従来の目視による導通確認よりも、測定信頼性が向上する。
また、基体の表面に介在する導体は、電極の極性判別の役割を備えることが可能であるため、外部回路基板に搭載する際、電極の極性を誤ることを抑制できる。
本実施態様にかかる電子装置は、上記構成のパッケージを用いることから、プローブ等を用いて容易に導通確認を行うことができるものとなる。 本実施態様にかかる発光装置は、上記構成のパッケージを用いることから、基体内部の導体によって、発光素子からの漏れ光を反射させることにより、光効率の高いものとなる。
以下、本実施形態にかかる電子装置15について、添付図面に基づき詳細に説明する。
本実施形態にかかる発光装置15は、パッケージと、発光素子3とを具備する。
ここで、パッケージは、誘電体からなり、表面1aと裏面1bとを有する基体1と、表面1aに設けられた枠体2と、裏面1bに設けられた電極1cと、電極1cと電気的に接続されるとともに、基体1の内部を通って基体1の表面1aまで延出し、且つ、枠体2の外側に設けられた導体10と、を備える。
この場合、パッケージを外部回路基板20に搭載し、半田等の導電性接着剤21によって両者を固定した状態で、従来周知のプローブ等を用いて導通確認を行うことができる。そのため、従来の目視による導通確認よりも、測定信頼性が向上する。
また、基体1の表面1aに介在する導体10は、電極1cの極性判別の役割を備えることが可能である。そのため、外部回路基板20に搭載する際に、電極1cの極性を誤ることを抑制できる。
<パッケージ>
本実施形態におけるパッケージは、図1に示されているように、誘電体からなり、表面1aと裏面1bとを有する基体1と、表面1aに設けられた枠体2と、裏面1bに設けられた電極1cと、電極1cと電気的に接続されるとともに、基体1の内部を通って基体1の表面1aまで延出し、且つ、枠体2の外側に設けられた導体10と、を具備しているものである。
この構成により、外部回路基板20にパッケージを搭載し半田等の導電性接着剤21によって固定した状態で、従来周知のプローブ等を用いて導通確認を行うことができる。具体的には、外部回路基板20の回路配線部分と基体1の表面1aに露出した導体10部分の2箇所にプローブを接触させて導通確認を行なう。なお、この測定方法は、半田等の導電性接着剤21を目視することによる導通確認よりも、測定信頼性が高い。
また、基体1の表面1aに介在する導体10は、電極1cの極性判別の役割を備えることが可能であるため、外部回路基板20に搭載する際、電極1cの極性を誤ることを抑制できる。具体的には、表面1aに露出した導体10部分の形状を陽極側と陰極側で変えたり、導体10を陽極又は陰極の一方だけに設けたりすることで電極1cの極性判別の役割を備えることができる。
さらに、基体1の裏面1bに設けられた電極1cと枠体2の外側に設けられた導体10とを接続する導体10が基体1の内部を通ることから、外部回路基板20との接合用の半田等の導電性接着剤21が基体1の側面に這い上がるのを防止でき、外部回路基板20への実装面積が大きくなるのを防止することができる。
以下、本実施形態にかかるパッケージについて、構成要素ごとに詳細に説明する。
(基体)
基体1はアルミナ(Al)質焼結体,窒化アルミニウム(AlN)質焼結体、ムライト(3Al・2SiO)質焼結体等のセラミックス、ガラス、樹脂等の誘電体から成り、その形状は平板状である。
基体1は、従来周知の製法を適用することが可能であることから、製造コストが低減できる。
また、基体1の形状は、平面視して矩形状であることが好ましい。この構成により、母基板から基体1を多数個取りする際、母基板に生ずる無駄を極力少なくして、多数個取りすることができる。その結果、基体1を低コストで効率良く製造することができる。
(枠体)
枠体2は、基体1の表面1a上に設けられている。枠体2は、絶縁材料や金属材料からなる。絶縁材料の例は、Al質焼結体,AlN質焼結体、3Al・2SiO質焼結体等のセラミックス、ガラス、樹脂である。金属材料の例は、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金,Fe−Ni合金,アルミニウム(Al),銀(Ag),銅(Cu)等である。枠体2は、アクリル樹脂やエポキシ樹脂等からなる樹脂接着剤や、銀(Ag)−銅(Cu)合金等の金属材料からなるロウ材を介し基体1に接合されている。
(電極)
電極1cは、基体1の裏面1bに設けられてなるものである。電極1cは、接続導体1dに電気的に接続されるとともに、接続導体1dが基体1の表面1aの電子素子3との接続箇所に引き回されて、電子素子3と電気的に接続され、電極1cが電子素子3の外部接続用電極として機能する。
(導体)
導体10は、基体1の表面1aの枠体2の外側に、基体1の裏面1bの電極1cと電気的に接続されて設けられている。また、この導体10は基体1の裏面1bから基体1内部を通って表面1aに延出されている。
このように、導体10が枠体2の外側に設けられていることから、パッケージの内部を封止するために、後述する封止部材4や、枠体2の上面に蓋体6を取着した場合であっても、外部回路基板20に電子装置15を固定した状態で、プローブを用いて電子装置15の導通確認を行うことができる。
その上、電子装置15作製時における摩擦等で基体1中に自由電子が帯電していても、上述した導通確認を行うことにより、導体10を介して自由電子を除去することができる。それゆえ、電子装置15に大電圧を印加した場合であっても、基体1内部の自由電子に起因する絶縁破壊が生じることを抑制できる。
導体10の形状は、図2に示すように、基体1の裏面1b方向に向かって陥没していることが好ましい。
この構成により、陥没している箇所にプローブの先端を当接し易く、プローブを用いた導通確認の作業性を向上させることができる。
なお、このような陥没した形状の導体10は、例えば、導体10となるビアホールに金属ペーストを充填する際に、ビアホールの体積よりも少ない量の金属ペーストを充填し、表面張力によって基体1の表面1aにおいて、凹部10aを形成することができる。
また、基体1の表面1aにおいて、導体10の形状は、JIS B 0601で規定される表面粗さRaが0.2以上であることが好ましい。この構成により、導体10の表面でプローブの先端が滑り難くなり、プローブの先端が所定の位置から滑るのを防止することができ、誤判定が生ずるのを防止することができる。その結果、プローブを用いた導通確認の作業性を向上させることができる。
導体10の表面粗さを測定する際に用いる表面粗さ計として、例えば、東京精密社製の「surfcom 1400A」を用いれば良い。
また、導体10を、複数備えてなることが好ましい。具体的には、基体1の裏面1bに形成される電極1cは陽極と陰極の2つがあるが、陽極と陰極のそれぞれに1つずつ導体10を設けることによって、陽極と陰極のそれぞれについて導通確認を行なうことができる。
導体10は、基体1の表面1aに設けられたパッドをさらに有することが好ましい。この構成により、導体10のプローブとの接触部の面積を大きくして、プローブの接触をより確実なものとすることができる。
また、陽極および陰極に設けられた導体10の両方に電流を流すことによって、電子素子3の動作確認を行なうこともできる。すなわち、基体1が反っている場合は、1箇所の導体10ではプローブの接触が確実ではないことがあるが、陽極と陰極のそれぞれに複数個ずつの導体10を設けることによって、基体1が反っていても、プローブの接触の確実性を高めることができる。その結果、導通確認の結果の信頼性を向上させることができる。
パッド11は、電極1c,接続導体1d,導体10と同様、W,Mo,Mn等のメタライズ法によって形成された金属層を用いることができる。また、その露出表面には、NiやAuから成るメッキ金属層を1〜20μm程度の厚みに被着させたもの、或いは薄膜形成法によって形成された窒化タンタル(TaN)、ニクロム(Ni−Cr合金)、チタン(Ti)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)等の金属薄膜、メッキ法によって形成された銅(Cu)等の金属層から成る。
なお、基体1がセラミックスやガラスから成る場合、電極1c,接続導体1d,導体10は、薄膜形成法によって形成されていてもよく、その場合、電極1c,接続導体1d,導体10はTaN、Ni−Cr合金、Ti、Pd、Pt等から形成されている。
また、基体1が樹脂から成る場合、電極1c,接続導体1d,導体10は、Cu等の金属層から成り、従来周知のメッキ法等によって被着形成されている。
<電子装置>
本実施形態にかかる電子装置15は、上記構成のパッケージと、基体1の表面1aであって、枠体2に囲繞された領域に載置された電子素子3と、枠体2上面に、パッケージの内側を塞ぐように取着された封止部材4と、を具備している。
この構成により、上記構成のパッケージを用いた、プローブ等を用いて導通確認を行うことができる電子装置15となる。
(電子素子) 電子素子3としては、半導体レーザー(LD),フォトダイオード(PD),発光ダイオード(LED),トランジスタ,IC,LSI等の電子素子、または回路基板上にこれら半導体素子やコンデンサ等の受動部品を搭載した電子素子が収納される。
電子素子3は、基体1の表面1aに実装されており、接続導体1dに電気的に接続されている。例えば、図1,図3に示すように電子素子3の電極部と基体1の表面1aの接続導体1dとが電気的に接続されるようにしてフリップチップ実装(すなわち、フェースダウン実装)されていたり、電子素子3が基体1の表面1aに実装されるとともに電子素子3の電極部と基体1の表面1aの接続導体1dとがボンディングワイヤによって接続されたりすることによって実装される。
(封止部材)
基体1の表面1aの枠体2に囲繞された領域に電子素子3が載置された後、枠体2上面に、パッケージの内側を塞ぐように封止部材4が取着される。
封止部材4として、図1,図3に示す電子装置15においては、基体1と枠体2とからなるパッケージの内側に電子素子3を埋め込むように設けたシリコーン樹脂,エポキシ樹脂等の封止樹脂を用いている。
また封止部材4として、例えば、Fe−Ni−Co合金等の金属等から成る蓋体6を用いることもできる。この場合、蓋体6からなる封止部材4を枠体2の上面に半田付け法やシームウエルド法等により取着することにより、電子装置15の内部を気密に封止することができる。電子素子3の気密封止性が必要とされる場合、封止部材4を蓋体6で形成し、蓋体6を半田付け法やシームウエルド法等により取着することが好ましい。
以上のようにして、電子素子3がパッケージ内に封止されるとともに、基体1の裏面1bに形成された電極1cに電気的に接続されて、電子装置15となる。
この電子装置15は、図1(b)に示すように外部回路基板20に搭載され、電子装置15の電極1cが外部電気回路基板20の回路配線に半田や導電性粒子を含む樹脂接着剤等の導電性接着剤21を介して電気的に接続されることによって電子装置15として作動することとなる。
本実施形態にかかる電子装置15は、上記の導体10を具備していることから、外部回路基板20に電子装置15を搭載し半田等の導電性接着剤21によって固定した状態で、従来周知のプローブ等を用いて導通確認を行うことができる。
具体例としては、外部回路基板20の回路配線部分と基体1の表面1aに露出した導体10部分の2箇所にプローブを接触させて導通確認を行なう。なお、この測定方法は、半田等の導電性接着剤21を目視することによる導通確認よりも、測定信頼性が高い。
また、陽極と陰極のそれぞれに1つずつ導体10を設け、陽極および陰極に設けられた導体10の両方に電流を流すことによって、電子素子3の動作確認を行なうこともできる。
<発光装置>
本実施形態にかかる発光装置15は、上記構成のパッケージと、基体1の表面1aであって、枠体2に囲繞された領域に載置された発光素子3と、枠体2上面に、パッケージの内側を塞ぐように取着された封止部材4と、を具備している。
この構成により、上記構成のパッケージを用いた、プローブ等を用いて発光確認を行うことができる発光装置15となる。
(発光素子)
発光素子3としては、半導体材料からなるLEDが収納される。発光素子3は電極1cに供給される駆動電力に応じて第1次光を放射する。
図1(b)に示すように、発光素子3は、基体1にフリップチップ実装されていることが好ましい。
この構成により、発光素子3は、接続導体1dを介して、電極1cに電気的に接続されているとともに、電極1cに熱的結合されるようになり、発光素子3から発生する熱を外部に効率よく熱放散させることができる。その結果、発光素子3に熱が籠もって発光強度が低下するのを防止することが可能となる。
また、発光素子3の電極部と基体1の表面1aの接続導体1dとをボンディングワイヤによって接続させる必要が無く、発光装置15から発光する光にボンディングワイヤによる影が生ずるのを防止することができる。
(封止部材)
封止部材4は、図1に示すように、発光素子3を封止するものである。
好ましくは、封止部材4は透光性材料からなるのがよく、発光素子3を封止し保護するとともに、発光素子3から発光する光を効率良く外部に取り出すことができる。
なお、封止部材4の透光性とは、発光素子3から放射された第1次光の少なくとも一部の波長が透過できることをいう。
本実施形態にかかる発光装置15は、発光素子3および封止部材4の上方に発光部材6が配置されている。
発光部材6は、枠体2の上端に設けられている。発光部材6は、マトリクス材料および蛍光材料を含んでいる。マトリクス材料は、透光性を有している。マトリクス材料の透光性とは、発光素子3から放射された第1次光の少なくとも一部の波長が透過することをいう。マトリクス材料の例は、シリコーン樹脂である。なお、発光部材6を設ける代わりに、封止部材4中に蛍光材料を含有させてもよい。
蛍光材料は、発光素子3から放射された第1次光によって励起される。蛍光材料から放射された光の少なくとも一部はマトリクス材料を透過する。発光部材6は、発光素子3から放射された第1次光に応じて第2次光を放射する。
導体10は、光反射部材を有することが好ましい。
この構成により、発光素子3から導体10に向かって入射した光が光反射部材で反射し、発光装置15の発光効率が低下することを抑制できる。光反射部材としては、CuやAlの粒子等の光反射性に優れる材料が用いられる。
導体10は、基体1内部に設けられた金属層12をさらに含むことが好ましい。この構成により、発光素子3から基体1内部に向かって発生した熱を金属層12と導体10と電極1cとを介して外部に効率よく熱放散させることができる。金属層12は、導体10と同様の材料からなるのがよく、導体10と同一工程で形成することができる。なお、この構成において、金属層12が高い熱伝導率を有する材料からなるのがよく、例えば金属層12にCuを含有させることが好ましい。
また、好ましくは、図3に示すように、金属層12を基体1内部に極力広い面積で設けることが好ましい。具体的には、発光装置15を断面視して、金属層12が枠体2で囲われた領域の直下の部位まで延出する方がよい。この構成により、発光素子3から基体1内部に向かって発生した熱を面積の金属層12で効率良く熱吸収することにより、発光装置15の外部へ熱放散させることができるようになる。
また、金属層12を基体1内部の複数層にわたって設けてもよく、この構成により、発光素子3から基体1内部に向かって発生した熱を複数層の金属層12により確実かつ効率良く発光装置15の外部へ熱放散させることができる。
また、発光装置15において、枠体2は、発光素子3から発光する光を外部に向けて反射させるための反射部材として機能する。
反射部材として機能させるためには、枠体2の内周面が光反射性の高い材料からなるのが好ましく、光の放射強度の高い発光装置15となる。光反射性の高い材料としては、ポーラス状のAl質焼結体や、AlやAgの金属光沢面を用いることができる。
以上のようにして、発光素子3がパッケージ内に封止されるとともに、基体1の裏面1bに形成された電極1cに電気的に接続されて、発光装置15となる。
この発光装置15は、図1(b)に示すように外部回路基板20に搭載され、発光装置15の電極1cが外部電気回路基板20の回路配線に半田や導電性粒子を含む樹脂接着剤等の導電性接着剤21を介して電気的に接続されることによって発光装置15として作動することとなる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何等支障ない。
(a)は本実施形態にかかる電子(発光)装置を示す平面図であり、(b)は(a)に示す電子(発光)装置のX−X’線における断面図である。 本実施形態にかかるパッケージを示す要部拡大断面図である。 本実施形態にかかる電子(発光)装置を示す断面図である。
符号の説明
1:基体
1a:表面
1b:裏面
1c:電極
2:枠体
3:電子素子(発光素子)
4:封止部材
6:蓋体(発光部材)
10:導体
10a:凹部
11:パッド
12:金属層
15:電子装置(発光装置)
20:外部回路基板
21:導電性接着剤

Claims (8)

  1. 誘電体からなり、電子素子の実装領域を有する表面および面を有する基体と、
    前記表面の前記実装領域を取り囲むように設けられた枠体と、
    前記裏面に設けられた電極と、
    前記電極と電気的に接続されるとともに、前記基体の内部を通って前記基体の表面まで延出し、且つ、前記枠体の外側に設けられ、前記基体の表面において前記基体の裏面方向に向かって陥没している導体と、
    前記電極と前記電子素子とを電気的に接続するための接続導体と、
    を具備したパッケージ。
  2. 前記導体を複数備えてなることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
  3. 前記基体の形状は、平面視して矩形状であることを特徴とする請求項1又は請求項に記載のパッケージ。
  4. 前記導体は、前記基体の表面に設けられたパッドをさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のパッケージ。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載のパッケージと、
    前記基体の前実装領域に載置された電子素子と、
    を具備していることを特徴とする電子装置。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載のパッケージと、
    前記基体の表面であって、前記枠体に囲繞された領域に載置された発光素子と、
    を具備していることを特徴とする発光装置。
  7. 前記導体は、光反射部材を有することを特徴とする請求項に記載の発光装置。
  8. 前記導体は、前記基体内部に設けられた金属層をさらに含むことを特徴とする請求項又は請求項に記載の発光装置。
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