JP2007088327A - 半導体発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 放熱特性が高く、実装時の熱的な損傷を抑制することが可能な半導体発光装置を提供する。
【解決手段】 一端部を互いに離間し、且つ対向して並置された第1及び第2の金属基板11、12と、第1の金属基板11の一端部側表面に配置されて電気的接続され、且つ第2の金属基板12の一端部側表面に電気的接続されたLEDチップ21と、LEDチップ21を覆って第1及び第2の金属基板11、12の表面に設けられ、第1及び第2の金属基板11、12の他端部側表面をそれぞれ露出する孔部37を有する樹脂体31とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高い光出力を得ることが可能な半導体発光装置に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)を用いた半導体発光装置は、表示用、書き込み用等に高出力を求められている。高出力のためには、大きな注入電力(電流)が必要となる。発光に寄与しない電力は、主に熱となるために、半導体発光装置は十分に放熱可能な構成を採ることになる。
放熱可能な構成として、金属基板の一部分に半導体発光素子がダイボンディングされ、金属基板の他の部分と半導体発光素子の電極がワイヤボンディングされ、金属基板の両部分が封止樹脂で覆われてなり、封止樹脂は分割されずにあるが、金属基板の両部分はハーフダイシングで分割されて電極端子とされている半導体発光装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
この開示された半導体発光装置では、金属基板は半田付けで実装基板に組み立てられることになり、半導体発光素子で発生する熱を実装基板に排除することが可能な構成であるが、半田付け時に半導体発光装置が受ける熱による損傷については考慮されていない。半田付けの温度は、鉛フリー半田の使用によって、一層高くなる傾向にある。半田付け時の熱は、半導体発光装置全体を、例えば、200℃以上に加熱し、金属基板、封止樹脂、半導体発光素子、及びワイヤ等の熱膨張の差や半田付け温度における封止樹脂の軟化等によるストレスによって、封止樹脂の金属基板からの剥離、ワイヤの切断、また、時間経過後にワイヤ切断の症状が出現する信頼性不良等の問題が発生する。
特開2000−77725号公報(第3、4頁、図1)
本発明は、放熱特性が高く、実装時の熱的な損傷を抑制することが可能な半導体発光装置を提供する。
本発明の一態様の半導体発光装置は、一端部を互いに離間し、且つ対向して並置された第1及び第2の導電基板と、前記第1の導電基板の一端部側表面に配置されて電気的接続され、且つ前記第2の導電基板の一端部側表面に電気的接続された半導体チップと、前記半導体チップを覆って前記第1及び第2の導電基板の表面に設けられ、前記第1及び第2の導電基板の他端部側表面をそれぞれ露出する開口部を有する樹脂成型体とを具備することを特徴とする。
また、本発明の別態様の半導体発光装置は、一端部を互いに離間し、且つ対向して並置され、他端部側にそれぞれ貫通孔を有する第1及び第2の導電基板と、前記第1の導電基板の一端部側表面に配置されて電気的接続され、且つ前記第2の導電基板の一端部側表面に電気的接続された半導体チップと、前記半導体チップを覆って前記第1及び第2の導電基板の表面に設けられ、前記貫通孔及び当該貫通孔の周縁部をそれぞれ露出する開口部を有する樹脂成型体とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、放熱特性が高く、実装時の熱的な損傷を抑制することが可能な半導体発光装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。以下に示す図では、同一の構成要素には同一の符号を付してある。
本発明の実施例1に係る半導体発光装置について、図1乃至図3を参照しながら説明する。図1は半導体発光装置の構造を模式的に示す斜視図である。図1では、隠れている部分を示す破線の一部は省略されている。図2は半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線に沿う断面図である。図3は半導体発光装置を実装した構造を模式的に示す断面図である。
まず、図1に示すように、半導体発光装置1は、第1及び第2の導電基板である第1及び第2の金属基板11、12と、第1の金属基板11に固定された半導体チップであるLEDチップ21と、第1及び第2の金属基板11、12を離間して固定し、上面に開口を有し、概略直方体をなす樹脂成型体である樹脂体31及びLEDチップ21を封止する部分の透明樹脂33とを備えている。
第1及び第2の金属基板11、12は、表面にボンディング部13、14及び露出部15、16となる領域を有し、対向する裏面に実装面17、18となる領域を有している。樹脂体31は、第1及び第2の金属基板11、12の露出部15、16を露出させるようにそれぞれ形成された開口部である孔部37、第1及び第2の金属基板11、12のボンディング部13、14を底にして、ボンディング部13、14からの距離が大きくなるに従って内側面間隔が大きくなるように形成された開口をなすカップ部35、及び第1及び第2の金属基板11、12の実装面17、18を露出させるように形成された裏面を有し、ボンディング部13、14を互いに一定距離だけ離して、対向させた状態で、第1及び第2の金属基板11、12を固定している。
図2に示すように、平面的には、カップ部35が半導体発光装置1のほぼ中央部に配置され、2つの楕円形の孔部37が長辺方向(A−A線方向)のそれぞれの周辺部に、LEDチップ21から所定の距離(後述のレーザ溶接時、LEDチップ21及びその周辺部への熱の影響が許容範囲内である距離)だけ離して、対称的に配置されている。LEDチップ21は、カップ部35のほぼ中央部に配置され、表面に上部電極22、及び、対向する裏面に対極の下部電極23を配設され、下部電極23を第1の金属基板11のボンディング部13にダイボンディングされて、上部電極22を第2の金属基板12のボンディング部14にワイヤボンディングされて固定されている。第1及び第2の金属基板11、12の露出部15、16は、露出部15、16に垂直に開口した孔部37の楕円柱側面に規定された楕円形をなしている。つまり、露出部15、16は、樹脂体31の貫通孔である孔部37の一方の側を閉じる蓋に相当する。
第1及び第2の金属基板11、12は、厚さ0.3mm、銅を主成分とする合金からなるリードフレームを使用している。LEDチップ21をダイボンディングするボンディング部13を有する第1の金属基板11は、LEDチップ21を半導体発光装置1のほぼ中央部に塔載できる程度に、第2の金属基板12より長辺方向が長く形成されている。長辺方向の長さを除くと、第1の金属基板11と第2の金属基板12とは、ほぼ同様な形状をなして、隙間19で分離されて並置されている。
第1及び第2の金属基板11、12の長辺方向両端面は、樹脂体31側面とほぼ同一平面をなして、露出している。第1及び第2の金属基板11、12の短辺方向(水平面上A−A線に垂直な方向)の両端面及び隙間19側の側面は、図1に示すように、樹脂体31と分離しないように、実装面17、18側の周辺部が切り欠かれた階段状の段差20をなしている。すなわち、実装面17、18の面積は、切り欠かれた分だけ、対向する上面の面積より小さくなっている。なお、長辺方向に樹脂体31と分離しないように、段差20と同形状の段差が、第1及び第2の金属基板11、12の長辺方向側面に形成されても差し支えない。また、実装面と上面の面積が、この大小関係を維持していれば、形状は段差20に限定する必要はない。
第1及び第2の金属基板11、12は、銅合金以外の材料、例えば、鉄、ニッケル、アルミニウム、及びこれらの内1種以上を含む合金であっても差し支えない。また、第1及び第2の金属基板11、12の厚さ及び大きさ等は、要求される発光量、実装基板の特性、あるいは、後述の実装方法等に従って選択することが可能である。
LEDチップ21は、発光部(図示略)を上面に近い側に有し、上面には円形に形成した上部電極22を有し、裏面には全面に形成した下部電極23を有している。LEDチップ21の平面的な大きさは、必要な発光量等により異なり、例えば、上面または底面の1辺が0.3mmから1.5mm程度の大きさであって差し支えない。なお、LEDチップ21に限らず、例えば、面発光型等のLD(Laser Diode)チップであっても差し支えない。
LEDチップ21は、第1の金属基板11のボンディング部13に、金スズ半田(図示略)を接着材として固定されている。なお、接着材は、金スズ半田に限らず、エポキシ系樹脂またはその他の樹脂の中に、銀、金、カーボン等の導電性材料をフィラーとして充填した導電性接着材、例えば、銀ペーストであっても差し支えない。
ワイヤ25は、断面が円形の金を使用したが、銅、アルミニウム等であっても差し支えない。また、断面形状は円形に限らず、例えば、薄板状のリボン形状であっても差し支えない。
樹脂体31は、遮光性及び絶縁性を有する、例えば、ポリフタルアミド系の白色の樹脂で、カップ部35の側壁、孔部37の側壁を形成し、隙間19を維持して、第1及び第2の金属基板11、12を一体的に固定している。カップ部35の側壁の表面(側面)は、反射面をなすように滑らかに形成され、この側面の内径は、ボンディング部13、14に接する位置で最小、ボンディング部13、14からの距離が離れるに従って、次第に大きくなる円錐台の側面に相当するように形成されている。すなわち、LEDチップ21からの照射方向に開いたカップ形状をなしている。
孔部37の側壁は、露出部15、16に接し、この側面の内径は、露出部15、16からの距離による変化はなく、楕円柱の側面に相当するように形成されている。なお、ポリフタルアミド系樹脂の他、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂等を選択し、カップ部に金属メッキ等を施して使用したり、あるいは、ポリブチレンテレフタレート系樹脂等を使用することは差し支えない。
なお、隙間19を埋めている樹脂体31は、熱伝導性を向上させるために、絶縁性のフィラー、例えば、Ai2O3、MgO、BN、AlN、SiO2、TiO2等を充填されても差し支えない。また、隙間19の部分に、別の樹脂、例えば、上記絶縁性のフィラーを充填したエポキシ系樹脂等が使用されても差し支えない。
透明樹脂33は、カップ部35の内側またはカップ部35から盛り上がるように充填され、第1及び第2の金属基板11、12のボンディング部13、14、LEDチップ21、及びワイヤ25等を封止している。透明樹脂33は、シリコーン材を使用しているが、他の、例えば、エポキシ系樹脂等であっても差し支えない。
次に、実装形態を説明する。図3に示すように、半導体発光装置1の露出部15、16をレーザ照射面として、孔部37の空間を通してレーザが照射されて、第1及び第2の金属基板11、12は、実装基板(図示略)のベース金属41、42に溶接され、半導体発光モジュール101が作製される。第1及び第2の金属基板11、12の露出部15、16のほぼ中央部の裏面(実装面17、18)側は、例えば、銅等からなるベース金属41、42の上面と共に、溶融して固化した溶接部48を形成している。溶接部48及び隙間19周辺の一部を除いて、第1及び第2の金属基板11、12の実装面17、18は、それぞれ、ベース金属41、42の上面に接触している。ベース金属41、42の隙間19側の端部は、向かい合って、一定の空間が維持されている。従って、第1及び第2の金属基板11、12からの放熱は、溶接部48及び実装面17、18とベース金属41、42の接触面からなされる。
半導体発光モジュール101に電流を流して、発光特性及び放熱特性を評価した。比較のために、半導体発光装置1の実装面を半田を介して、ベース金属41、42に接続した半導体発光モジュール(図示略)を作製した。
比較のための半田付け半導体発光モジュールは、半田付け温度の熱ストレスによるワイヤ25の切断や樹脂体31及び透明樹脂33の剥離、半田のはみ出しによるベース金属41、42間のショート不良等の特性不良が見られ、これらを排除して、通電可能な半導体発光モジュールを選別して測定にかけた。一方、半導体発光モジュール101は、レーザ加熱により、溶接部48及びその上下部が、局所的に、第1及び第2の金属基板11、12及びベース金属41、42の溶融温度まで高温になるものの、LEDチップ21及び周辺の樹脂体31及び透明樹脂33を、半田付けによって上がる温度にまで到達することがないために、熱ストレスによるワイヤ25の切断や樹脂体31及び透明樹脂33の剥離は起こらない。
この結果に見られるように、本実施例の半導体発光装置1は、レーザ溶接による実装を行うことにより、半導体発光モジュール化の熱的な損傷を抑制することが可能となるために、組立まで含めた全体の歩留まりを改善することができる。
更に、本実施例の半導体発光装置1は、樹脂体31で第1及び第2の金属基板11、12を取り囲まれ、更に段差20で食い込むように固定されており、また、実装時の熱的なストレスが少なく、樹脂体31及び透明樹脂33の第1及び第2の金属基板11、12からの剥離が抑制されるので、組立てられた半導体発光モジュール101は、機械的な衝撃及び振動等に対しても強いものとなる。本実施例の半導体発光モジュール101は、例えば、自動車用部品としても使用可能である。
本発明の実施例2に係る半導体発光装置について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は半導体発光装置の構造を模式的に示す斜視図である。図4では、隠れている部分を示す破線の一部は省略されている。図5は半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のB−B線に沿う断面図である。実施例1とは、露出部の形状が長方形であることが異なっている。以下、実施例1と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図4に示すように、半導体発光装置2は、半導体発光装置1と比較して、多くは同じ構成要素を有しているが、樹脂体51は、第1及び第2の金属基板11、12の長方形の露出部55、56を露出させるようにそれぞれ形成されたコ字形の切欠部57を有し、第1及び第2の金属基板11、12を固定している点が異なる。すなわち、樹脂体51は、長方形の露出部55、56に合わせて、側壁形状をコ字形に切り欠いた切欠部57に変更された他は、実施例1の樹脂体31と同様である。
図5に示すように、平面的には、カップ部35が半導体発光装置2のほぼ中央部に配置され、2つの長方形の切欠部57が長辺方向(B−B線方向)のそれぞれの周辺部に対称的に配置されている。第1及び第2の金属基板11、12の露出部55、56は、露出部55、56に垂直に開口すると共に、長辺方向の両端面側にも開口している。
上述した半導体発光装置2は、第1及び第2の金属基板11、12を放熱板として機能させている。第1の金属基板11には、LEDチップ21を塔載したベッドに相当するボンディング部13と、幅の広いリードピンに相当する露出部55とが、連続して配置されている。また、第2の金属基板12には、ワイヤ25でボンディングされるボンディング部14と、幅の広いリードピンに相当する露出部56とが、連続して配置されている。
半導体発光装置2は、半導体発光装置1と同様に、例えば、実装基板(図示略)のベース金属にレーザ加熱により溶接されて、半導体発光モジュール(図示略)が作製される。この半導体発光モジュールに電流を流して、発光特性及び放熱特性を評価した結果、実施例1の半導体発光モジュール101並みの発光特性及び放熱特性を確認できた。
本実施例の半導体発光装置2は、実施例1の半導体発光装置1と同様な効果を有している。その他に、露出部55、56が長手方向の両端部に開放されているため、レーザによる加熱部、すなわち、溶接部を、LEDチップ21からより離れた位置に設定することが可能となる。従って、レーザ照射時、LEDチップ21及びその周辺が受ける熱的な損傷を一層抑制することが可能となる。
本発明の実施例3に係る半導体発光装置について、図6を参照しながら説明する。図6は半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)のC−C線に沿う断面図である。実施例1及び実施例2とは、一方の露出部の形状が楕円形、他方の露出部の形状が長方形であることが異なっている。以下、実施例1及び実施例2と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図6に示すように、半導体発光装置3は、半導体発光装置1及び半導体発光装置2と比較して、多くは同じ構成要素を有しているが、樹脂体61は、第1の金属基板11の長方形の露出部55を露出させるように形成されたコ字形の切欠部57を有し、第2の金属基板12の楕円形の露出部16を露出させるように形成された孔部37を有し、第1及び第2の金属基板11、12を固定している点が異なる。
平面的には、カップ部35が半導体発光装置3のほぼ中央部に配置され、長方形の切欠部57が第1の金属基板11の長辺方向(C−C線方向)の周辺部に、楕円形の孔部37が第2の金属基板12の長辺方向の周辺部に配置され、切欠部57と孔部37はカップ部35に対してほぼ対称な位置にある。第1及び第2の金属基板11、12の露出部55、16は、露出部55、16に垂直に開口し、更に、露出部55は長辺方向の端面側にも開口している。
上述した半導体発光装置3は、第1及び第2の金属基板11、12を放熱板として機能させている。第1の金属基板11には、LEDチップ21を塔載したベッドに相当するボンディング部13と、幅の広いリードピンに相当する露出部55とが、連続して配置されている。また、第2の金属基板12には、ワイヤ25でボンディングされるボンディング部14と、幅の広いリードピンに相当する露出部16とが、連続して配置されている。
半導体発光装置3は、半導体発光装置1と同様に、例えば、実装基板(図示略)のベース金属にレーザ加熱により溶接されて、半導体発光モジュール(図示略)が作製される。この半導体発光モジュールに電流を流して、発光特性及び放熱特性を評価した結果、実施例1の半導体発光モジュール101並みの発光特性及び放熱特性を確認できた。
本実施例の半導体発光装置3は、実施例1の半導体発光装置1と同様な効果を有している。その他に、露出部55が長手方向の端面側に開口されているため、レーザによる加熱部、すなわち、溶接部を、LEDチップ21からより離れた位置に設定することが可能となる。従って、第1の金属基板11にレーザ照射時、LEDチップ21及びその周辺が受ける熱的な損傷を一層抑制することが可能となる。
更に、露出部55、16の形状は異なっているので、LEDチップ21の正負電極を露出部55、16の形状で区別することが可能となる。従来、正負電極を区別するために、半導体発光装置にマーキングを施していたが、半導体発光装置3では、マーキング工程が不要となる。
本発明の実施例4に係る半導体発光装置について、図7を参照しながら説明する。図7は半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)のD−D線に沿う断面図である。実施例1乃至実施例3とは、一方の露出部の形状が長方形、他方の露出部の形状が楕円形の一部であることが異なっている。以下、実施例1乃至実施例3と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図7に示すように、半導体発光装置4は、半導体発光装置1乃至半導体発光装置3と比較して、多くは同じ構成要素を有しているが、樹脂体71は、第1の金属基板11の長方形の露出部55を露出させるように形成されたコ字形の切欠部57を有し、第2の金属基板12の楕円形の一部をなす露出部76を露出させるように形成された切欠部77を有し、第1及び第2の金属基板11、12を固定している点が異なる。
平面的には、カップ部35が半導体発光装置4のほぼ中央部に配置され、長方形の切欠部57が第1の金属基板11の長辺方向(D−D線方向)の周辺部に、長軸を長辺方向に向けた楕円形の切欠部77が第2の金属基板12の長辺方向の周辺部に配置され、切欠部57、77はカップ部35に対してほぼ対称な位置にある。第1及び第2の金属基板11、12の露出部55、76は、露出部55、76に垂直に開口し、更に、露出部55、76は長辺方向の端面側にも開口している。
上述した半導体発光装置4は、第1及び第2の金属基板11、12を放熱板として機能させている。第1の金属基板11には、LEDチップ21を塔載したベッドに相当するボンディング部13と、幅の広いリードピンに相当する露出部55とが、連続して配置されている。また、第2の金属基板12には、ワイヤ25でボンディングされるボンディング部14と、幅の広いリードピンに相当する露出部76とが、連続して配置されている。
半導体発光装置4は、半導体発光装置1と同様に、例えば、実装基板(図示略)のベース金属にレーザ加熱により溶接されて、半導体発光モジュール(図示略)が作製される。この半導体発光モジュールに電流を流して、発光特性及び放熱特性を評価した結果、実施例1の半導体発光モジュール101並みの発光特性及び放熱特性を確認できた。
本実施例の半導体発光装置4は、実施例2の半導体発光装置2及び実施例3の半導体発光装置3の効果と同様な効果を合わせて有している。
本発明の実施例5に係る半導体発光装置について、図8乃至図10を参照しながら説明する。図8は半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図8(a)は平面図、図8(b)は図8(a)のE−E線に沿う断面図である。図9は半導体発光装置を実装した構造を模式的に示す断面図である。図10は半導体発光装置を実装した構造を模式的に示す断面図である。実施例1とは、露出部のほぼ中央部に、嵌合孔を形成してあることが異なっている。以下、実施例1と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明は省略し、異なる構成部分について説明する。
図8に示すように、半導体発光装置5は、表面にボンディング部13、14及び露出部15、16のほぼ中央部に、それぞれ、表裏方向に貫通した実装のための嵌合孔85、86を有し、裏面に実装面17、18となる領域を有する第1及び第2の金属基板11、12を主な構成要素としている。
平面的には、カップ部35が半導体発光装置5のほぼ中央部に配置され、2つの楕円形の孔部37が長辺方向(E−E線方向)のそれぞれの周辺部に対称的に配置されている。従って、それぞれの嵌合孔85、86も、カップ部35を中心にして対称的な位置関係にある。嵌合孔85、86の内面は、第1及び第2の金属基板11、12の露出部15、16に垂直な円柱の側面に当たる形状である。
上述した半導体発光装置5は、第1及び第2の金属基板11、12を放熱板として機能させている。第1の金属基板11には、LEDチップ21を塔載したベッドに相当するボンディング部13と、嵌合孔85が配設された幅の広いリードピンに相当する露出部15とが、連続して配置されている。また、第2の金属基板12には、ワイヤ25でボンディングされるボンディング部14と、嵌合孔86が配設された幅の広いリードピンに相当する露出部16とが、連続して配置されている。
図9に示すように、半導体発光装置5は、例えば、実装基板(図示略)のベース金属43、44に形成された固定突起91、92を使用して、機械的に接続され、そして、半導体発光モジュール102が作製される。嵌合孔85、86に合わせて形成された固定突起91、92は、嵌合孔85、86に、それぞれ、挿入され、突起91、92の軸方向両側からかしめ、すなわち、圧着される。この時、固定突起91、92の先端部は、露出部15、16側から工具等を使用して機械的に押しつぶされ、第1及び第2の金属基板11、12の実装面は、ベース金属43、44に密着するように固定される。ベース金属43、44の隙間19側の端部は、向かい合って、一定の空間が維持されている。従って、第1及び第2の金属基板11、12からの放熱は、突起91、92及び実装面17、18とベース金属43、44の接触面からなされる。
半導体発光モジュール102に電流を流して、発光特性及び放熱特性を評価した。実施例1の半導体発光モジュール101とほとんど差がなく、良好な発光特性及び放熱特性であることが確認された。
本実施例の半導体発光装置5は、実施例1の半導体発光装置1と同様な効果を有している。その他に、半導体発光装置5は、実装時にレーザ溶接のような熱が加えられることがないので、LEDチップ21、周辺の樹脂体31及び透明樹脂33が熱的な損傷を受けることがない。その結果、LEDチップ21と実装のための嵌合孔85、86との間隔は、より接近させて配置することが可能となり、半導体発光装置の一層の小型化が可能となる。
また、本実施例の変形例として、図10に示すように、半導体発光装置5は、例えば、実装基板(図示略)のベース金属45、46に形成された嵌合孔93、94に、固定ピン95、96を通して、機械的に接続され、そして、半導体発光モジュール103が作製される。
実装基板(図示略)のベース金属45、46には、嵌合孔93、94が、それぞれ、半導体発光装置5の嵌合孔85、86に合わせて形成されている。嵌合孔85、86と嵌合孔93、94とが、それぞれ、位置合わせをされて、これらの嵌合孔を貫通する一方の端部に貫通部より径の大きな頭部を有する固定ピン95、96が挿入され、固定ピン95、96の軸方向両側から圧着される。この時、固定ピン95、96の頭部と反対側の先端部は、機械的に押しつぶされ、第1及び第2の金属基板11、12の実装面は、ベース金属45、46に密着するように固定される。ベース金属45、46の隙間19側の端部は、向かい合って、一定の空間が維持されている。従って、第1及び第2の金属基板11、12からの放熱は、固定ピン95、96及び実装面17、18とベース金属45、46の接触面からなされる。
半導体発光モジュール103に電流を流して、発光特性及び放熱特性を評価した。発光特性及び放熱特性は、実施例1の半導体発光モジュール101とほとんど差がなく、良好であることが確認された。本実施例の半導体発光装置5は、固定ピン95、96を使用して機械的に接続された半導体発光モジュール103としても、上記固定突起91、92を有する実施例と同様な効果を有している。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々、変形して実施することができる。
例えば、第1及び第2の金属基板のレーザ溶接部または機械的接続部となる露出部は、LEDチップに対して、相対する位置に配置されている例を示したが、露出部はLEDチップから一定の距離だけ離れて、電気的に分離されていればよく、第1の金属基板の露出部と第2の金属基板の露出部とは、LEDチップに対しては、ほぼ同じ側に並列して配置されていても差し支えない。
また、レーザ溶接により実装する例を示したが、嵌合孔に電流による発熱で溶融可能な溶接棒を挿入して、電流を流して、第1及び第2の金属基板とベース金属とを接続する抵抗加熱溶接により実装を行っても差し支えない。
本発明の実施例1に係る半導体発光装置の構造を模式的に示す斜視図。 本発明の実施例1に係る半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線に沿う断面図。 本発明の実施例1に係る半導体発光装置を実装した構造を模式的に示す断面図。 本発明の実施例2に係る半導体発光装置の構造を模式的に示す斜視図。 本発明の実施例2に係る半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のA−A線に沿う断面図。 本発明の実施例3に係る半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)のC−C線に沿う断面図。 本発明の実施例4に係る半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)のD−D線に沿う断面図。 本発明の実施例5に係る半導体発光装置の構造を模式的に示すもので、図8(a)は平面図、図8(b)は図8(a)のE−E線に沿う断面図。 本発明の実施例5に係る半導体発光装置を実装した構造を模式的に示す断面図。 本発明の実施例5に係る半導体発光装置を実装した構造を模式的に示す断面図。
符号の説明
1、2、3、4、5 半導体発光装置
11 第1の金属基板
12 第2の金属基板
13、14 ボンディング部
15、16、55、56、76 露出部
17、18 実装面
19 隙間
20 段差
21 LEDチップ
22 上部電極
23 下部電極
25 ワイヤ
31、51、61、71 樹脂体
33 透明樹脂
35 カップ部
37 孔部
41、42、43、44、45、46 ベース金属
48 溶接部
57、77 切欠部
85、86、93、94 嵌合孔
91、92 固定突起
95、96 固定ピン
101、102、103 半導体発光モジュール

Claims (5)

  1. 一端部を互いに離間し、且つ対向して並置された第1及び第2の導電基板と、
    前記第1の導電基板の一端部側表面に配置されて電気的接続され、且つ前記第2の導電基板の一端部側表面に電気的接続された半導体チップと、
    前記半導体チップを覆って前記第1及び第2の導電基板の表面に設けられ、前記第1及び第2の導電基板の他端部側表面をそれぞれ露出する開口部を有する樹脂成型体と、
    を具備することを特徴とする半導体発光装置。
  2. 前記樹脂成型体の開口部は、前記第1及び第2の導電基板を実装基板にレーザ溶接する際、レーザ照射に必要な空間であることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光装置。
  3. 一端部を互いに離間し、且つ対向して並置され、他端部側にそれぞれ貫通孔を有する第1及び第2の導電基板と、
    前記第1の導電基板の一端部側表面に配置されて電気的接続され、且つ前記第2の導電基板の一端部側表面に電気的接続された半導体チップと、
    前記半導体チップを覆って前記第1及び第2の導電基板の表面に設けられ、前記貫通孔及び当該貫通孔の周縁部をそれぞれ露出する開口部を有する樹脂成型体と、
    を具備することを特徴とする半導体発光装置。
  4. 前記樹脂成型体の開口部は、前記第1及び第2の導電基板を実装基板にかしめにより固定する際、かしめに必要な空間であることを特徴とする請求項3に記載の半導体発光装置。
  5. 前記樹脂成型体は、少なくとも前記半導体チップを覆う部分が透明樹脂であること特徴とする請求項1または3に記載の半導体発光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101016240B1 (ko) * 2009-12-15 2011-02-25 이영민 Led조명기구의 기밀방법 및 이에 의해 제작되는 led조명기구
KR101128731B1 (ko) * 2010-08-10 2012-03-27 (주)세인전기 인쇄회로기판 및 그 기판을 갖는 엘이디 모듈

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