JP2018113377A - レーザー光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べて、半導体素子に作用する応力の低減、及び給電路での電力損失の低減を図ったレーザー光源装置を提供する。【解決手段】冷却用部材3と、第1支持部材2と、半導体レーザーアレイ1と、半導体レーザーアレイと電気的に接合し、かつ、半導体レーザーアレイの線膨張係数と同等の線膨張係数を有し銅−タングステンと同等もしくはそれ以下の電気抵抗率を有する材料の第2支持部材9と、陽極電極板4と、負極電極板5と、第2支持部材と負極電極板とを電気的に接続し、金と同等もしくはそれ以下の電気抵抗率を有する複数の導電部材8で構成された給電路と、を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の半導体レーザー素子をアレイ状に並べた半導体レーザーアレイを搭載したレーザー光源装置に関する。
レーザー光源装置において、複数の半導体レーザー素子をアレイ状に並べた半導体レーザーアレイに電流を供給したとき、モジュール構成部材である電極と半導体レーザーアレイとを電気的に接続する給電路では、この給電路自身の電気抵抗による発熱損失が発生する。特に、数百Wクラスの高出力半導体レーザーアレイを搭載したレーザー光源装置では、レーザー出力を得るために数百A程度の大電流を半導体レーザーアレイへ印加するため、給電路の発熱損失は大きくなる。
このような給電路における発熱損失は、レーザー光源モジュール単体の電気光変換効率を低下させると共に、半導体レーザーアレイの温度上昇を招き、半導体レーザーアレイのレーザー出力低下及び長期信頼性低下の原因となる。
また、レーザー光源装置における各構成部材間の線膨張係数差により生じるレーザー素子アレイへの応力を抑制するため、給電路は一般的に導電ワイヤ等が用いられる。また、半導体レーザーアレイと冷却部材との接合には、はんだが使用されることが一般的である。よって、導電ワイヤの接続には、はんだ融点以下の低温での接合が可能な拡散接合が一般的に用いられ、特に空気中雰囲気でも酸化しにくいAuワイヤが用いられる。
したがって、レーザー光源装置における給電路構成には、半導体レーザーアレイへ作用する応力が小さく、かつ、電気抵抗が小さい構成が求められる。
特開2014−170801号公報
上記特許文献1では、配線(導電ワイヤ)又は導電性のボンディングリボンを重ねて半導体チップ及び電極端子に接続することで、配線本数を増やし、給電路の電気抵抗による発熱損失を抑制している。しかしながら、半導体チップに直接、配線又はボンディングリボンを重ねて接続することで、半導体チップに対するダメージが大きいという問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、従来に比べて、半導体素子に作用する応力の低減、及び給電路での電力損失の低減を図ったレーザー光源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の一態様におけるレーザー光源装置によれば、冷却用部材と、該冷却用部材に載置し接合した第1支持部材と、該第1支持部材に載置し接合した半導体レーザーアレイと、該半導体レーザーアレイに載置して半導体レーザーアレイと電気的に接合し、かつ、半導体レーザーアレイの線膨張係数と同等の線膨張係数を有し銅−タングステンと同等もしくはそれ以下の電気抵抗率を有する材料の第2支持部材と、上記冷却用部材に電気的絶縁材を介して載置し接合した陽極電極板と、該陽極電極板に電気的絶縁材を介して載置し接合した負極電極板と、上記第2支持部材と上記負極電極板とを電気的に接続し、金と同等もしくはそれ以下の電気抵抗率を有する複数の導電部材で構成された給電路と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様におけるレーザー光源装置によれば、銅−タングステンと同等もしくはそれ以下の電気抵抗率を有する第2支持部材と、金と同等もしくはそれ以下の電気抵抗率を有する複数の導電部材で構成され第2支持部材と負極電極板とを電気的に接続した給電路とを備えた。これにより、例えば数百Aの大電流を流した際に生じる電気抵抗によるロス(発熱)を小さくすることができる。さらに、給電路と半導体レーザーアレイとの間に第2支持部材を配置し、かつ給電路を構成する導電部材の剛性が小さいことから、導電部材を半導体レーザーアレイに直接接続する場合に比べて半導体レーザーアレイに加わる応力を低減でき、また、導電部材を第2支持部材に接続する際に生じる半導体レーザーアレイへの応力をも抑制することができる。
実施の形態1におけるレーザー光源装置の概略構成を示す図である。 図1に示すA部の拡大図である。 図1に示すレーザー光源装置をY軸の正方向より見た平面図である。 実施の形態2におけるレーザー光源装置の概略構成を示す図である。 図4に示すB部の拡大図である。 図4に示すレーザー光源装置をY軸の正方向より見た平面図である。 実施の形態3におけるレーザー光源装置の概略構成を示す図である。 図7に示すC部の拡大図である。 図7に示すレーザー光源装置をY軸の正方向より見た平面図である。 図7に示す負極電極板の3面図であり、(a)は負極電極板の正面図、(b)は底面図、(c)は右側面図を示す。
実施形態であるレーザー光源装置について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。また、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け当業者の理解を容易にするため、既によく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
また、以下の説明及び添付図面の内容は、特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
実施の形態1.
図1から図3には、実施の形態1におけるレーザー光源装置101の概略構成が示されている。レーザー光源装置101は、冷却用部材の一例に相当するヒートシンク3と、ヒートシンク3に実装された、第1支持部材の一例に相当する下サブマウント2と、下サブマウント2に実装された半導体レーザーアレイ1と、半導体レーザーアレイ1に実装された、第2支持部材の一例に相当する上サブマウント9と、ヒートシンク3に電気的絶縁板6bを介して実装した陽極電極板4と、陽極電極板4に電気的絶縁板6aを介して実装した負極電極板5と、一端を上サブマウント9に接合し他端を負極電極板5に接合し給電路を構成する導電部材とを有する。
ここで、半導体レーザーアレイ1は、陽極面側にて、接合材の一例としてのAu−Sn系はんだ(不図示)を介して下サブマウント2に接合されており、陰極面側にて、Au−Sn系はんだ(不図示)を介して上サブマウント9に接合されている。また半導体レーザーアレイ1は、Z軸の+方向へレーザー光を発射する。
以下、上述の各構成部分について順次説明する。
ヒートシンク3は、半導体レーザーアレイ1がレーザー発振時に発生する熱を効率よく放熱するための部材であり、熱伝導性に優れた材料、例えば銅(Cu)などの金属材料で作製している。
またヒートシンク3は、熱伝導シート(図示せず)を介して、冷却水循環装置に接続された冷却ブロック又はペルチェ素子等の冷却源(図示せず)に設置され冷却される。よって、半導体レーザーアレイ1からの発熱は排熱される。あるいはまた、ヒートシンク3内に冷却水路を形成し、冷却水を循環させることによって、ヒートシンク3は直接冷却されてもよい。
このようなヒートシンク3に実装される下サブマウント2は、熱伝導性に優れるとともに、電気絶縁性の優れた材料で作製された基板2cを有する。基板2cは、例えば、窒化アルミニウム(AlN)、あるいはシリコンカーバイド(SiC)などのセラミック材が用いられる。このように熱伝導率の高い材料を下サブマウント2に使用することで、放熱性能を向上させることができる。
このような基板2cには、基板2cに接する方からチタン(Ti)、Cu、ニッケル(Ni)、金(Au)のメッキが積層されており、下サブマウント2は、半導体レーザーアレイ1と接合する上導電メッキ層2a、及びヒートシンク3と接合する下導電メッキ層2bを有する。また、上導電メッキ層2aには、下サブマウント2の基板2cにおける長辺側の端縁部2c1(図2)に沿って半導体レーザーアレイ1の実装領域を設定するため、Auメッキ層に白金(Pt)、Au−Sn系はんだ材を蒸着している。
また、このような下サブマウント2の外形寸法は、図3に示すように本実施形態では、半導体レーザーアレイ1の外形寸法よりも大きい。
また、図2に示すように、下サブマウント2の基板2cの端縁部2c1は、ヒートシンク3における端縁部3aに対してZ軸の−方向に0〜30μm程度凹んで配置される。さらに下導電メッキ層2bとヒートシンク3とが、外部から供給されるはんだシート(図示せず)を使用してはんだ接合され、下サブマウント2はヒートシンク3に実装されている。あるいはまた、下導電メッキ層2bに、上導電メッキ層2aと同一の材料であるAu−Sn系はんだ材を蒸着し、この蒸着されたはんだを使用したはんだ接合により、下サブマウント2をヒートシンク3に実装してもよい。
半導体レーザーアレイ1は、複数の半導体レーザー素子がアレイ状に並べられた半導体レーザーモジュールであり、対向する上面及び下面のそれぞれにAu製の電極を有する。上述のように、上面Au電極が陰極であり、下側Au電極が陽極に相当する。半導体レーザーアレイ1における下面Au電極は、上述のように、下サブマウント2の上導電メッキ層2aに蒸着したはんだ材を用いてはんだ接合することで、下サブマウント2の上導電メッキ層2aと電気的及び機械的に接続している。また、下サブマウント2における上述の実装領域に対して半導体レーザーアレイ1は、下サブマウント2の端縁部2c1に対して、半導体レーザーアレイ1の発光面側である長辺側の端縁部1aが、Z軸の+方向に0〜30μm程度突出した配置となるようにして、下サブマウント2にはんだ接合している。
上述の半導体レーザーアレイ1の上面Au電極に接合される上サブマウント9は、銅−タングステン(CuW)(線膨張係数:6.0〜8.3×10−6/K)に代表されるような、半導体レーザーアレイ1の線膨張係数(5.9×10−6/K)に同等の線膨張係数を有し、かつ銅−タングステンと同等もしくはそれ以下の電気抵抗率(3.6μΩ・cm)を有する材料を用いることが望ましい。
また、上サブマウント9は、全面にNiメッキ及びAuメッキを有する。上述のように、半導体レーザーアレイ1のAu電極に対応して、Au−Sn系はんだ材を蒸着している。この蒸着したはんだ材を用いて、上サブマウント9は、半導体レーザーアレイ1の上面Au電極に対して接合され、上サブマウント9と半導体レーザーアレイ1とは電気的及び機械的に接続している。
このような上サブマウント9は、図2に示すように、半導体レーザーアレイ1の発光面側である長辺側の端縁部1aに対して、上サブマウント9の端縁部9aを、Z軸の−方向に0〜30μm程度凹ませて配置され、半導体レーザーアレイ1に、はんだ接合している。このような配置により、半導体レーザーアレイ1をレーザー発振したとき、図2においてレーザー光の広がり角度θにて示すように、発射されたレーザー光が下サブマウント2及び上サブマウント9に当たり遮光されるのを防ぐことができる。
ヒートシンク3に実装された下サブマウント2の後方、つまりZ軸の−方向には、陽極電極板4が絶縁板6bを介在させてヒートシンク3にネジ止めにて実装されている。絶縁板6bは、電気絶縁性を有する材料から作製し、例えば、ガラス材、ピーク材、セラミック材などが用いられる。また使用するネジは、絶縁性材料のネジ、例えば、樹脂ネジあるいはセラミックネジを使用するか、あるいは、陽極電極板4とネジとの接触部分に絶縁性ブッシュ(図示せず)が挿入される。このようなネジを用いることで、ヒートシンク3と陽極電極板4とは電気的に絶縁されながらヒートシンク3に固定される。
また、固定方法としては、接着材あるいは、はんだ材による実装も可能であるが、部材を容易に着脱でき、着脱を簡略化できる点で、ネジ止めが好ましい。
一方、はんだ材を使用して固定する場合には、下サブマウント2に蒸着されたはんだ材よりも低融点のはんだ材を用いるのが好ましい。即ち、半導体レーザーアレイ1及び上サブマウント9が下サブマウント2に、既に実装されている場合に、半導体レーザーアレイ1の上面及び下面のAu電極との接合面におけるはんだ材が再溶融し、ヒートシンク3上の位置に対して、半導体レーザーアレイ1あるいは下サブマウント2の実装位置がずれるのを防ぐことができる。
また、絶縁板6b及び陽極電極板4の位置は、ヒートシンク3に軽く圧入した位置決めピン15により決定する。この位置決めピン15は、電気的絶縁性の材料で作製し、例えば、樹脂ピンあるいはセラミックピンが使用される。
陽極電極板4上には、絶縁板6aを介在させて負極電極板5がネジ止めされる。尚、このネジ止めは、先にヒートシンク3に実装された陽極電極板4及び絶縁板6bのネジ止めと協同して、1本のネジにて行ってもよい。尚、絶縁板6aは、上述の絶縁板6bと同じ材料で作製されている。
陽極電極板4及び負極電極板5は、電気伝導性の高い材料にて、例えばCuで、製作し、その電気抵抗が非常に小さい構造であり、表面全体には、メッキ処理によりAu層を積層している。また、陽極電極板4及び負極電極板5の厚みは、メッキによるAu層よりも十分に厚く数mm厚である。
また陽極電極板4は、ヒートシンク3に沿って延在する台座部4aと、ヒートシンク3の厚み方向(Y軸方向)において台座部4aより立設する立上り部4bとを有するL字形状を有する。このような陽極電極板4は、下サブマウント2の長辺方向(X軸方向)と平行にて、台座部4aが下サブマウント2に接触することなく一定の隙間を保持して延在し配置されている。
負極電極板5は、陽極電極板4の台座部4aに絶縁板6aを介して載置され、下サブマウント2の上方へ突出する突出部5aを有する。
陽極電極板4の台座部4aと、下サブマウント2の上導電メッキ層2aとの間には、両者を電気的に接続する複数の導電線7が配線されている。尚、導電線7と負極電極板5との間は絶縁板6aにより一定の間隔が設けられており、導電線7が負極電極板5の突出部5aに接触することはない。
導電線7は、例えばAuワイヤ、あるいは線幅の広いAuリボン、あるいは表面にAuメッキしたCuリボンを使用することができる。導電線7は、絶縁板6aの実装前に接合する。
ここで、表面にAuメッキしたCuリボンを用いた場合、AuワイヤもしくはAuリボンを用いる場合に比べてコスト低減を図ることが可能である。
負極電極板5の突出部5aと上サブマウント9との間には、両者を電気的に接続する複数の導電リボン8が重なり合って配線されている。ここで導電リボン8は導電部材の一例に相当する。図1及び図2に示すように、突出部5a及び上サブマウント9と導電リボン8との接続箇所の上に、さらに別の導電リボン8を重ねて接合することで、限られた領域において導電リボン8の本数を増やすことができ、導電部材全体として電気抵抗を小さくすることが可能である。また、導電リボン8には、線幅の広いAuリボンあるいは表面にAuメッキしたCuリボンを使用することができる。
また、実装後において、陽極電極板4の立上り部4bと負極電極板5とは、図1に示すように、Y軸方向の高さが等しくなることが好ましい。このように陽極電極板4と負極電極板5との高さを同じにすることで、レーザー光源装置101の駆動電源からの配線接続作業が容易になるという利点がある。
次に、レーザー光源装置101を組み立てる一連の工程について説明する。
まず、半導体レーザーアレイ1と、上サブマウント9及び下サブマウント2とを接合する。即ち、下サブマウント2の基板2cの端縁部2c1を基準にして、半導体レーザーアレイ1の端縁部1aがZ軸の+方向に0〜30μm程度突出した位置にて、下サブマウント2に半導体レーザーアレイ1を載置する。また、半導体レーザーアレイ1の端縁部1aを基準にして、上サブマウント9の端縁部9aがZ軸の−方向に0〜30μm程度凹んだ位置にて、半導体レーザーアレイ1に上サブマウント9を載置する。この後、下サブマウント2の上導電メッキ層2aに予め形成したAu−Sn系はんだ材と、上サブマウント9の下面(半導体レーザーアレイ1側の面)に予め形成されたAu−Sn系はんだ材とを溶融させる。これにて、半導体レーザーアレイ1と上サブマウント9及び下サブマウント2を接合する。
次に、上述の、半導体レーザーアレイ1及び上サブマウント9を載置し接合した下サブマウント2をヒートシンク3に接合する。即ち、ヒートシンク3にシート状はんだ(図示せず)を載置し、ヒートシンク3の端縁部3aを基準にして、半導体レーザーアレイ1の端縁部1aがZ軸方向において一致する位置にて、上記シート状はんだ上に下サブマウント2の下導電メッキ層2bを載置する。そして、このシート状はんだを溶融させて、ヒートシンク3に下サブマウント2を接合する。
使用するシート状はんだは、上述したように、下サブマウント2に予め形成されたはんだ材よりも融点の低いものである。また、シート状はんだの代わりに、予めヒートシンク3にはんだ材を蒸着したものを用いてもよい。
次に、ヒートシンク3に実装された下サブマウント2の後方(Z軸の−方向)に、陽極電極板4を、ヒートシンク3に設けたネジ穴を用い、本実施形態では電気絶縁ブッシュ(図示せず)を介して、ヒートシンク3に陽極電極板4及び絶縁板6bを一括でネジ止め固定する。
この後、下サブマウント2の上導電メッキ層2aと陽極電極板4とを、導電線7を用いて接続する。接続には、はんだ融点と比較して、低温で接合可能なAuの拡散接合を用いる。
続いて、ヒートシンク3に設けたネジ穴を用い、本実施形態では電気絶縁ブッシュ(図示せず)を介して、ヒートシンク3に負極電極板5及び絶縁板6aを一括でネジ止め固定する。
この後、図1及び図2に示すように、負極電極板5と上サブマウント9との間において、先に接続した導電リボン8の接続箇所の上に、さらに別の導電リボン8を重ねて接合する。導電リボン8と、上サブマウント9及び負極電極板5との接続、並びに、導電リボン8同士の接続には、はんだ融点と比較して、低温で接合可能なAuの拡散接合を用いる。
以上説明したように構成されたレーザー光源装置101におけるレーザー発振動作について説明する。
半導体レーザーアレイ1が、ジャンクション(陽極)ダウンで実装する場合を例に説明する。尚、ジャンクションアップで実装する場合は、給電路が逆方向になるだけで、構成及び効果が変わるものではない。
半導体レーザーアレイ1がジャンクションダウンで実装した場合、電源(図示せず)より供給された電流は、電源→陽極電極板4→導電線7→下サブマウント2の上導電メッキ層2a(上面に積層されためっき層(Ti、Cu、Ni、Au))→半導体レーザーアレイ1→上サブマウント9→導電リボン8→負極電極板5→電源の順に流れ、半導体レーザーアレイ1をレーザー発振させる。
以上説明したように、本実施の形態のレーザー光源装置101によれば、半導体レーザーアレイ1の電極面に対して、電気抵抗の小さい上サブマウント9を実装したことで、半導体レーザーアレイ1に直接、導電リボン8を接合した場合に半導体レーザーアレイ1に加わる応力負荷と比較して、半導体レーザーアレイ1に加わる応力負荷を抑制することができる。
このように、一般的なAuワイヤ等の導電ワイヤと比較して、電流が流れる断面積が大きく電気抵抗値の低い導電リボン8を導電部材に用いること、さらに導電リボン8を重ね合わせて接合し導電リボン8の1本あたりに流れる電流値を減らすことで、導電部材としての電気抵抗を減らすことが可能となる。よって、大電流を流した際に生じる電気抵抗によるロス(発熱)を小さくすることができる。
実施の形態2.
図4から図6には、実施の形態2におけるレーザー光源装置102の概略構成が示されている。レーザー光源装置102では、実施の形態1のレーザー光源装置101と比較して、負極電極板5と上サブマウント9とを電気的に接続する構成が異なっている。具体的には、実施の形態1における上サブマウント9及び導電リボン8の代わりに、実施の形態2では上サブマウント91及び導電ワイヤ10を用いている点で異なる。
ここで、上サブマウント91は、図6に示すように平面視において、X軸方向、つまり半導体レーザー素子のアレイ配列方向において、その外形寸法が半導体レーザーアレイ1の外形寸法よりも大きい。また、負極電極板5は、上サブマウント91のX軸方向における寸法と同等あるいはそれ以上の寸法を有する。
このように上サブマウント91の外形寸法が半導体レーザーアレイ1の外形寸法よりも大きいことで、導電部材を、ここでは導電ワイヤ10を接合可能な領域が広がる。よって、導電部材の本数を増加させ、1本当たりに流れる電流を減らすことによって、大電流印加時の電気抵抗損失を抑制することができる。ここで導電ワイヤ10は、Auワイヤで構成される。
尚、その他の構成は、実施の形態1における構成と同一であり、ここでの説明は省略する。また、レーザー光源装置102を組み立てる一連の工程、及び、レーザー発振動作についても、実施の形態1の場合と同様であるため、ここでの説明は省略する。
このような本実施の形態2のレーザー光源装置102によれば、半導体レーザーアレイ1に直接、導電ワイヤ10を接続するのに比べて、外形寸法の大きい上サブマウント91を介することで、導電ワイヤ10の本数を増やすことができる。よって、導電ワイヤ10の1本あたりに流れる電流を減らすことができ、大電流を流した際に生じる電気抵抗によるロス(発熱)を小さくすることができる。
実施の形態3.
図7から図10には、実施の形態3におけるレーザー光源装置103の概略構成が示されている。レーザー光源装置103は、実施の形態1のレーザー光源装置101と比較して、負極電極板5と上サブマウント9との電気的接続構成が相違する。具体的には、レーザー光源装置101における負極電極板5及び導電リボン8の代わりに、負極電極板51を用いた点で相違する。
尚、その他の構成については、実施の形態1のレーザー光源装置101と同じであり、以下では、特に相違部分である負極電極板51について説明を行う。
負極電極板51は、図7及び図10に示すように、上サブマウント9の上方まで突出した突出部51aを有し、さらに突出部51aから上サブマウント9までY軸方向、つまりヒートシンク3の厚み方向に突設した櫛歯形状部51bを有する。櫛歯形状部51bの先端51cは、上サブマウント9とはんだにて接合される。
また、負極電極板51は、電気伝導性の高い材料にて、例えばCuで製作し、その電気抵抗が非常に小さい構造である。さらに、その表面全体には、メッキ処理によりAu層を積層している。
このようなレーザー光源装置103の組み立てる工程について、実施の形態1の場合と異なる工程のみについて以下に説明する。
即ち、実施の形態1と同様に、絶縁板6aを陽極電極板4に載置した後、上サブマウント9にシートはんだ(不図示)を搭載する。そして負極電極板51をネジ固定した後に、上記シートはんだを溶融させ、負極電極板51における櫛歯形状部51bと上サブマウント9とを接合する。使用するシート状はんだは、下サブマウント2の上面に予め形成したはんだ材、及び、下サブマウント2とヒートシンク3との接合に用いたはんだ材よりも、融点の低いものが望ましい。
次に、レーザー光源装置103におけるレーザー発振動作について簡単に説明する。半導体レーザーアレイ1がジャンクションダウンで実装した場合、電源(図示せず)より供給された電流は、電源→陽極電極板4→導電線7→下サブマウント2の上導電メッキ層2a(上面に積層されためっき層(Ti、Cu、Ni、Au))→半導体レーザーアレイ1→上サブマウント9→負極電極板51→電源の順に流れ、半導体レーザーアレイ1をレーザー発振させる。
以上説明したような、本実施の形態3におけるレーザー光源装置103によれば、半導体レーザーアレイ1の電極面に対して、電気抵抗の小さい上サブマウント9を実装したこと、及び、負極電極板51に櫛歯形状部51bを設けたことにより、負極電極板51を上サブマウント9にはんだ接合する際に半導体レーザーアレイ1に生じる応力を抑制することができる。
また、一般的なAuワイヤ等の導電ワイヤと比較して、櫛歯形状部51bは、電流が流れる断面積が大きい。よってこのような櫛歯形状部51bを有する負極電極板51を上サブマウント9に直接接合することで、大電流を流した際に生じる電気抵抗によるロス(発熱)を小さくすることができる。
1 半導体レーザーアレイ、2 下サブマウント、3 ヒートシンク、
4 陽極電極板、5 負極電極板、8 導電リボン、9 上サブマウント、
51 負極電極板、51b 櫛歯形状部、91 上サブマウント、
101−103 レーザー光源装置。

Claims (7)

  1. 冷却用部材と、
    該冷却用部材に載置し接合した第1支持部材と、
    該第1支持部材に載置し接合した半導体レーザーアレイと、
    該半導体レーザーアレイに載置して半導体レーザーアレイと電気的に接合し、かつ、半導体レーザーアレイの線膨張係数と同等の線膨張係数を有し銅−タングステンと同等もしくはそれ以下の電気抵抗率を有する材料の第2支持部材と、
    上記冷却用部材に電気的絶縁材を介して載置し接合した陽極電極板と、
    該陽極電極板に電気的絶縁材を介して載置し接合した負極電極板と、
    上記第2支持部材と上記負極電極板とを電気的に接続し、金と同等もしくはそれ以下の電気抵抗率を有する複数の導電部材で構成された給電路と、
    を備えたことを特徴とするレーザー光源装置。
  2. 上記給電路を構成する上記導電部材は、表面に金メッキ層を有する銅製であり、複数本を重ねて上記負極電極板に接合している、請求項1に記載のレーザー光源装置。
  3. 上記第2支持部材は、平面視においてその外形寸法が上記半導体レーザーアレイよりも大きい、請求項1又は2に記載のレーザー光源装置。
  4. 上記給電路を構成する上記導電部材は、上記負極電極板の一端を櫛歯形状とした櫛歯形状部である、請求項1に記載のレーザー光源装置。
  5. 上記第1支持部材は、電気絶縁性を有するシリコンカーバイドもしくは窒化アルミニウムの基板を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載のレーザー光源装置。
  6. 上記陽極電極板及び上記負極電極板を上記冷却用部材に位置決めし固定する電気的絶縁材料の位置決めピンをさらに備える、請求項1から5のいずれか1項に記載のレーザー光源装置。
  7. 上記陽極電極板及び上記負極電極板は、上記冷却用部材に対して同じ高さを有する、請求項1から6のいずれか1項に記載のレーザー光源装置。
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